JPH10129252A - 車両用ウインドの仮止め構造 - Google Patents

車両用ウインドの仮止め構造

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JPH10129252A
JPH10129252A JP28354296A JP28354296A JPH10129252A JP H10129252 A JPH10129252 A JP H10129252A JP 28354296 A JP28354296 A JP 28354296A JP 28354296 A JP28354296 A JP 28354296A JP H10129252 A JPH10129252 A JP H10129252A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面テープやダムテープを必要とせず、簡単
なクリップ係着作業(単なるクリップのはめ込み作業)
にて車両用ウインドを車体パネルに仮止めすることがで
きるように構成した車両用ウインドの仮止め構造を提供
する。 【解決手段】 ウインドガラス(クオータウインドガラ
ス3)の端縁3aに係合孔13a,13bを設けると共
に、ガーニッシュ4にウインドガラス3の係合孔13
a,13bに対応する係合突起12を設け、このガーニ
ッシュ4の係合突起12をウインドガラス3の係合孔1
3a,13bに係着させることによりウインドガラス3
とガーニッシュ4とを一体に結合した状態の下で、これ
らを車体パネル(ボディーアウタパネル5)に仮止めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車のクオ
ータウインド等の車両用ウインドを仮止め(仮固定)す
るための構造に関し、さらに詳しくは、ウインドガラス
の端縁にガーニッシュを取付けて成る車両用ウインド
を、車体パネルに形成された窓用開口に対応する位置に
接着固定する際に、前記車両用ウインドを車体パネルに
仮止めするための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は四輪自動車のクオータウインド5
0を示すものであって、このクオータウインド50は、
クオータウインドガラス51の前端部51aにガーニッ
シュ52を組付けて成るウインドアッセンブリである。
そして、このクオータウインド50は、通常、車体側部
Sに形成された窓用開口W(図10参照)に対応する位
置に仮止めされた状態の下で接着剤にて車体パネルに接
着固定されるようになっている。
【0003】従来では、車体側部Sに接着固定する際に
おけるクオータウインド50の仮止めは、次のようにし
て行っているのが実状である。すなわち、ガーニッシュ
52の断面コ字状の本体部52aをクオータウインドガ
ラス51の前端部51aにかぶせるように装着し(図8
参照)、図9に示すようにガーニッシュ52の溝部53
内にクオータウインドガラス51の前端部51aを配置
した状態でこれら両者を互いに一体に組付ける。そし
て、前記溝部53の一方の対向面に貼付された両面テー
プ54をクオータウインドガラス51の前端部51aに
貼付することによってクオータウインドガラス51とガ
ーニッシュ52とを互いに接着固定する。さらに、図1
0及び図12に示すように、クオータウインドガラス5
1の後端部51bの下部箇所に位置決め用ピン55を両
面テープ56にて貼着しておく。これにより、クオータ
ウインドガラス51とガーニッシュ52とから成るクオ
ータウインド(ウインドアッセンブリ)50を構成す
る。
【0004】次に、車体側部Sを構成するボディーアウ
タパネル57とボディーインナパネル58とのフランジ
接合部59a,59bに図11及び図12に示すように
装着されたクオータウインドトリム60a,60bのダ
ムテープ61a,61bの離型紙を剥した後に、クオー
タウインド50をボディーアウタパネル57に取付け
る。この際には、図11及び図12に示すようにガーニ
ッシュ52に一体成形された上下一対の位置決め用ボス
62,63をボディーアウタパネル57の取付穴(円
孔)64,65に差し込むと共に、図12に示すように
前記位置決め用ピン55をボディーアウタパネル57の
取付穴(長孔)66に差し込み、これによりボディーア
ウタパネル57に対するクオータウインド50の位置決
めを行なう。この際、位置決め用ボス62,63とボデ
ィーアウタパネル57との間には防水用シール材67
a,67bをそれぞれ介在させると共に、位置決め用ピ
ン55とボディーアウタパネル57との間には防水用シ
ール材67cを介在させる。
【0005】そして、図11及び図12に示すように、
位置決めされたクオータウインド50のクオータウイン
ドガラス51にダムテープ61a,61bを接着させる
と共に、接着用ウレタン68にてクオータウインド50
をボディーアウタパネル57に接着固定する。なお、こ
の場合、接着用ウレタン68が完全に乾燥するには数日
を要するが、この数日間においては既述のダムテープ6
1a,61bによってクオータウインド50をボディー
アウタパネル57に仮止め(仮固定)する。
【0006】従来では、このような一連の作業手順にて
クオータウインド50の仮止めを行っておき、この仮止
め状態の下でボディーアウタパネル57へのクオータウ
インド50の接着固定を行なうようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなダムテープ61a,61bによる従来の仮止め構
造では、次のような種々の問題点がある。すなわち、ガ
ーニッシュ52とクオータウインドガラス51とを互い
に接着する両面テープ54、及び、位置決め用ピン55
をクオータウインドガラス51に貼り付けるための両面
テープ56は高価であり、しかも、貼付作業性も良くな
い。さらに、クオータウインド50をボディーアウタパ
ネル57に仮止めするためのダムテープ61a,61b
も上述と同様に高価であり、貼付作業性も良くない。ま
た、各位置決め用ボス62,63及び位置決め用ピン5
5とボディーアウタパネル57との間に防水用シール材
67a,67b,67cを必要とし、部品点数が多くな
るという問題点もある。その上、位置決め用ピン55を
クオータウインド50にセットする際、両面テープ56
で貼り付けるための位置決め治具が必要となり、その作
業性も良くない。
【0008】本発明は、このような種々の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、両面テープやダ
ムテープを必要とせず、簡単なクリップ係着作業(単な
るクリップの嵌め込み作業)にて車両用ウインドを車体
パネルに仮止めすることができるように構成した車両用
ウインドの仮止め構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、ウインドガラスの端縁にガーニッシ
ュを取付けて成る車両用ウインドを、車体パネルに形成
された窓用開口に対応する位置に接着固定する際に、前
記車両用ウインドを車体パネルに仮止めするための構造
において、前記ウインドガラスの端縁に係合孔を設ける
と共に、前記ガーニッシュに前記ウインドガラスの係合
孔に対応する係合突起を設け、前記ガーニッシュの係合
突起を前記ウインドガラスの係合孔に係着させることに
より前記ウインドガラスとガーニッシュとを一体に結合
した状態の下で、これらを前記車体パネルに仮止めする
ようにしている。
【0010】また、本発明では、前記車両用ウインドの
周縁部の2箇所にそれぞれ取付けられた第1及び第2の
クリップ部材を、前記車体パネルに設けられた第1及び
第2の係合孔にそれぞれ係着させると共に、前記車両用
ウインドの周縁部の1箇所に取付けられた雄型又は雌型
の第3のクリップ部材を、前記車体パネルに取付けられ
た雌型又は雄型の第4のクリップ部材に係着することに
より、前記車両用ウインドを前記車体パネルに仮止めす
るようにしている。
【0011】また、本発明では、前記第1及び第2のク
リップ部材を前記車両用ウインドに取付けるための一対
のクリップ取付部を前記ガーニッシュの上下両箇所に設
けると共に、前記第2のクリップ部材を取付けるための
一方のクリップ取付部に基準孔を設けてこの基準孔と前
記第2のクリップ部材との係合による位置規制作用にて
前記第2のクリップ部材の位置決めを行なうと共に、前
記第1のクリップ部材を他方のクリップ取付部に車体上
下方向に調整可能な状態で配置し、かつ、前記第3のク
リップ部材を前記第4のクリップ部材に対して車体前後
方向に調整可能な状態で係着することにより、前記車体
パネルに対する前記車両用ウインドの位置調整を行なう
ようにしている。
【0012】また、本発明では、前記車両用ウインドに
係着される前記第1及び第2のクリップ部材に前記車体
パネルに吸着する防水用の吸盤形状部を設けると共に、
前記車体パネルに係着される第4のクリップ部材に前記
ウインドガラスに吸着する吸盤形状部を設け、かつ、前
記雌型のクリップ部材には前記ウインドガラスと車体パ
ネルとの間の間隔を決定する長さの柱状部を形成すると
共に、前記雄型クリップ部材には前記ウインドガラスの
表裏両面にそれぞれ係着する爪状部を形成するようにし
ている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1〜図7を参照して説明する。
【0014】図1は本発明に係る仮止め構造を備えた四
輪自動車1を示すものであって、この四輪自動車1のク
オータウインド2に本発明に係る仮止め構造が適用され
ている。
【0015】上述のクオータウインド2は、図2〜図4
に示すようにクオータウインドガラス3の前端縁3aに
合成樹脂製のガーニッシュ4を一体に組付けた組合体
(アッセンブリ)から成る部材であって、車体側面の後
部箇所において車体パネル(ボディーアウタパネル)5
に形成された窓用開口6を覆うように配置されて固着さ
れる自動車部品である。
【0016】本例においては、図3及び図4に明示する
ように、前記ガーニッシュ4の片面(裏面)にはクリッ
プ取付部7a,7bが一体成形されている。これらのク
リップ取付部7a,7bは、箱形状の突設部から成り、
上側端部に開放口8a,8bを有すると共にこれらの開
放口8a,8bにそれぞれ連通する切込み溝9a,9b
を有している。そして、図6に示すように、下側のクリ
ップ取付部7bの開放口8bには位置決めのための基準
孔となる円形孔8cが連設されると共に、上側のクリッ
プ取付部7aの開放口8aには上下方向に沿って長手状
に延びる長孔8dが連設されている。さらに、ガーニッ
シュ4の後端側には一対の対向片10a,10bを有す
る二股形状部11が一体成形されており、一方の対向片
10aの対向面にはその上下両箇所に図4に示すような
係合突起12がそれぞれ一体成形されている。一方、ク
オータウインドガラス3の前端縁3aの上下両箇所に
は、前記係合突起12に対応する一対の係合孔13a,
13bが形成されている。
【0017】かくして、ガーニッシュ4の二股形状部1
1の対向片10a,10b間にクオータウインドガラス
3の前端縁3aを挿入して前記係合孔13a,13bに
前記係合突起12をそれぞれクリック係合させることに
より、ガーニッシュ4とクオータウインドガラス3とを
互いに一体に結合した状態(図4参照)にし得るように
構成されている。そして、クオータウインドガラス3に
組付けられたガーニッシュ4のクリップ取付部7a,7
bには、図2及び図4に示すように、第1及び第2のク
リップ部材14,15が組付けられるようになってい
る。
【0018】さらに詳しく述べると、上述の第1及び第
2のクリップ部材14,15は、耐候性を有する合成樹
脂材から成る一体成形品であって、図4に明示するよう
に、クリップ頭部16と、このクリップ頭部16に連設
された弾性係合用脚状部17と、前記クリップ頭部16
と弾性係合用脚状部17との間に形成された首部18及
び防水用の吸盤形状部19とから構成されている。かく
して、前記クリップ取付部7a,7bの開放口8a,8
bの側から第1及び第2のクリップ部材14,15の首
部18がクリップ取付部7aの長孔8d及びクリップ取
付部7bの円形孔8cに挿入されて各々のクリップ頭部
16がクリップ取付部7a,7bの切込み溝9a,9b
内に収容され、クリップ頭部16と吸盤形状部19との
間にクリップ取付部7a,7bの一部分が介在されると
共に、第1及び第2のクリップ部材14,15の弾性係
合用脚状部17がガーニッシュ4の裏面側に突出配置さ
れた状態でガーニッシュ4に一体に取付けられるように
なっている。
【0019】また、クオータウインドガラス3の後端縁
3bの下部には、図2及び図5(a),(b)に示すよ
うにクリップ挿通孔20が設けられており、このクリッ
プ挿通孔20に第3のクリップ部材21が挿通されるよ
うになっている。すなわち、上述の第3のクリップ部材
21は、耐候性の合成樹脂材から成る一体成形部品の雄
型クリップ部材であって、図5(a),(b)に明示す
るように、クリップ頭部22と、このクリップ頭部22
に連設されかつ前記クオータウインドガラス3のクリッ
プ挿通孔20に隙間なく挿通配置される首部23と、こ
の首部23に連設されかつ先端に係合球部24を有する
脚状部25とから構成されている。かくして、首部23
がクリップ挿通孔20に挿通配置されて脚状部25がク
オータウインドガラス3の裏面側に突出配置された状態
でこのクオータウインドガラス3に装着されるようにな
っている。
【0020】一方、車体パネルの外面を構成するボディ
ーアウタパネル5には、窓用開口6の前端側の周縁部分
に上下一対のクリップ係合孔27a,27bが形成され
ると共に、クオータウインドトリム26が取付けられる
後部側のフランジ接合部40の近傍箇所にクリップ取付
孔27cが形成されている(図5(a)参照)。そし
て、前記クリップ取付孔27cには雄型の第3のクリッ
プ部材21に係合する雌型の第4のクリップ部材28が
嵌着されるようになっている。なお、第4のクリップ部
材28は後述の如くウインドガラス接着領域の外側に配
置されることから防水性を必要とするため、第4のクリ
ップ部材28の底部28a(図5(a),(b)参照)
に穴等をあけることができず、従ってこの第4のクリッ
プ部材28の成形構造はアンダーカット型構造となされ
ている。また、この第4のクリップ部材28は、図5
(a),(b)及び図6に示すように、第3のクリップ
部材21の係合球部24が係合される被係合部29が車
体前後方向(水平方向)に沿って延びるように形成さ
れ、従って第3及び第4のクリップ部材21,28が互
いに係合した状態のまま第3のクリップ部材21が第4
のクリップ部材28に対して車体前後方向に調整移動し
得るように構成されている。さらに、前記第4のクリッ
プ部材28には、図5(a),(b)に示す如くクオー
タウインドガラス3とボディーアウタパネル5との間の
間隔を確保するための柱状部30と、ボディーアウタパ
ネル5に吸着する吸盤形状部31とが設けられている。
【0021】次に、クオータウインド2をボディーアウ
タパネル5に仮止めして接着固定する際の具体的な作業
手順の一例について述べると、以下の通りである。
【0022】まず、ガーニッシュ4のクリップ取付部7
a,7bに第1及び第2のクリップ部材14,15を図
2及び図4に示す如く取付け、しかる後にこのガーニッ
シュ4の二股形状部11の対向片10a,10b間にク
オータウインドガラス3の前端縁3aを挿入して二股形
状部11の上下一対の係合突起12をクオータウインド
ガラス3の係合孔13a,13bにそれぞれクリック係
合させることにより、クオータウインドガラス3とガー
ニッシュ4とを互いに組合せ、クオータウインドガラス
3、ガーニッシュ4、及び第1及び第2のクリップ部材
14,15を組み合わせて成るクオータウインド2(ウ
インドアッセンブリ)を作製する。
【0023】一方、ボディーアウタパネル5のクリップ
取付孔27cに第4のクリップ部材28を装着し、この
第4のクリップ部材28の吸盤形状部31をボディーア
ウタパネル5に吸着させた状態で組付ける。
【0024】次に、クオータウインド2の第1及び第2
のクリップ部材14,15をボディーアウタパネル5の
クリップ係合孔27a,27bに嵌め込んで係着すると
共に、クオータウインドガラス3のクリップ挿通孔20
を通して雄型の第3のクリップ部材21をボディーアウ
タパネル5側の雌型の第4のクリップ部材28に嵌め込
んで係着する。なお、この際、前記第3のクリップ部材
21の首部23は前記クリップ挿通孔20内に隙間なく
密着状態で挿通配置せしめられる。これにより、窓用開
口6を覆う位置にクオータウインド2を位置決めして配
置すると共に、図5に示す如く前記第4のクリップ部材
28の柱状部30にクオータウインドガラス3を当接さ
せた状態にすることにより、クオータウインドガラス3
とボディーアウタパネル5との間の間隔を所定間隔に設
定してこれらの間の所定の隙間を確保する。
【0025】この状態の下で、クオータウインド2のク
オータウインドガラス3の周縁部又はボディーアウタパ
ネル5の窓用開口6の周縁部に沿って予め塗布しておい
た接着用ウレタン34をクオータウインドガラス3とボ
ディーアウタパネル5との間に介在させて接着せしめ
る。なお、上述の接着用ウレタン34の塗布箇所は、図
4及び図5(a)に示すように第1〜第4のクリップ部
材14,15,21,28よりも内側の周縁箇所であ
る。この接着に際しては、接着用ウレタン34が完全に
乾燥するまでに数日を要するが、この数日間におけるク
オータウインド2の仮止めは前記第1〜第4のクリップ
部材14,15,21,28による3箇所における係止
作用にて行われることとなる。このような作業手順に
て、ボディーアウタパネル5へのクオータウインド2の
固定がなされる。
【0026】以上の如き仮止め構造を採用した場合に
は、従来用いていた高価な両面テープやダムテープを必
要とせず、クオータウインド2の位置決めを簡単なクリ
ップ係着作業にて容易にかつ確実に行なうことができ
る。すなわち、ガーニッシュ4の下側のクリップ取付部
7bに設けられるクリップ係合孔は円形孔8cであり、
この円形孔8cと第2のクリップ部材15との係合はガ
タツキなく行われてこの係合作用にてクオータウインド
2の前端下部の位置決めがなされる。従って、前記円形
孔8cはクオータウインド2の位置決めのための基準孔
としての機能を果たすこととなる。また、ガーニッシュ
4の上側のクリップ取付部7aに設けられるクリップ係
合孔は車体上下方向に延びる長孔8dであって第1のク
リップ部材14に上下方向の位置調整が可能であり、第
3のクリップ部材21と第4のクリップ部材28と間の
係合位置は車体前後方向に調整可能であるため、前記円
形孔(基準孔)8c及び第2のクリップ部材15とによ
って位置決めされた状態に応じた仮止めを行なうことが
容易に可能である。
【0027】また、第1,第2及び第4のクリップ部材
14,15及び28は接着用ウレタン34の外側に配設
されることからこれらのクリップ部材14,15及び2
8とボディーアウタパネル5との間の防水性を確保しな
ければならないが、本例では、これらのクリップ部材1
4,15及び28にボディーアウタパネル5に密着する
吸盤形状部19,31をそれぞれ設けるようにしている
ので、防水性を確保することができる。従って、本例に
よれば、従来用いていたような防水用シール材が不要と
なる。
【0028】以上、本発明の実施例につき述べたが、本
発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、既述の実施例では雌型の第4のクリップ部
材28をボディーアウタパネル5に取付けると共に雄型
の第3のクリップ部材21をクオータウインドガラス3
の側から前記雌型の第4のクリップ部材28に係着する
ようにしているが、これとは逆に、雄型の第3のクリッ
プ部材21をボディーアウタパネル5に取付けると共に
雌型の第4のクリップ部材28をクオータウインドガラ
ス3の側から前記雌型の第4のクリップ部材28に係着
するようにしてもよい。
【0029】また、クオータウインドガラス3の表面側
のみにクリップ頭部22を有する図5(a),(b)に
示すような第3のクリップ部材21に代えて、図7に示
す如くクオータウインドガラス3の裏面に係着する爪状
部35を一体形成して成る第3のクリップ部材21を用
い、クリップ頭部22及び爪状部35をクオータウイン
ドガラス3の表裏両面に挾着するように構成してもよ
い。この場合には、クリップ部材21をクオータウイン
ドガラス3にガタツキなくより強固に装着することがで
きる。
【0030】また、本発明はクオータウインド2以外の
他種の車両用ウインドの仮止め構造にも適用可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の本発明
は、ウインドガラスの端縁に係合孔を設けると共に、ガ
ーニッシュにウインドガラスの係合孔に対応する係合突
起を設け、ガーニッシュの係合突起をウインドガラスの
係合孔に係着させることによりウインドガラスとガーニ
ッシュとを一体に結合した状態の下で、これらを前記車
体パネルに仮止めするようにしたものであるから、ウイ
ンドガラスとガーニッシュとの組付けは前記係合孔への
前記係合突起の簡単かつ迅速な嵌め込み作業のみにて容
易に行なうことができ、ひいては車体パネルへのウイン
ドガラスの仮止め・固定作業を能率的に行なうことが可
能となる。また、ウインドガラスとガーニッシュとの結
合のためには両面テープ等の高価な別部材を用いる必要
がなくなり、部品点数並びに組付工数の削減を図り得る
と共に、コストダウンを図ることができる。
【0032】また、請求項2に記載の本発明は、車両用
ウインドの周縁部の2箇所にそれぞれ取付けられた第1
及び第2のクリップ部材を、車体パネルに設けられた第
1及び第2の係合孔にそれぞれ係着させると共に、車両
用ウインドの周縁部の1箇所に取付けられた雄型又は雌
型の第3のクリップ部材を、車体パネルに取付けられた
雌型又は雄型の第4のクリップ部材に係着することによ
り、車両用ウインドを前記車体パネルに仮止めするよう
にしたものであるから、第1及び第2のクリップ部材と
係合孔との係合作用並びに第3のクリップ部材と第4の
クリップ部材との雌雄係合作用にて車両用ウインドの位
置決めが容易になされると共に、3点支持による確実な
仮止めがなされることとなる。そのため、第1〜第4の
クリップ部材は位置決め用兼仮止め用の部材としての機
能を果たすこととなり、従来用いていたような位置決め
用ボスや位置決め用ピン、両面テープ及びダムテープを
使用せずに済み、従って部品点数並びに組付工数の削減
を図り得ると共に、大幅なコストダウンを図ることがで
きる。さらに、車体パネルへの車両用ウインドの取付作
業は、第1及び第2のクリップ部材を車体パネルの係合
孔に嵌め込み、第3のクリップ部材を第4のクリップ部
材に嵌め込むだけの極めて簡単な操作にて行なうことが
できるので、その作業性の向上を図ることができる。
【0033】また、請求項3に記載の本発明は、前記第
1及び第2のクリップ部材を前記車両用ウインドに取付
けるための一対のクリップ取付部を前記ガーニッシュの
上下両箇所に設けると共に、前記第2のクリップ部材を
取付けるための一方のクリップ取付部に基準孔を設けて
この基準孔と前記第2のクリップ部材との係合による位
置規制作用にて前記第2のクリップ部材の位置決めを行
なうと共に、前記第1のクリップ部材を他方のクリップ
取付部に車体上下方向に調整可能な状態で配置し、か
つ、前記第3のクリップ部材を前記第4のクリップ部材
に対して車体前後方向に調整可能な状態で係着すること
により、前記車体パネルに対する前記車両用ウインドの
位置調整を行なうようにしたものであるから、前記第1
のクリップ部材と前記基準孔との係合作用にて車両用ウ
インドの1点箇所を基準位置に正確に位置決めした状態
に応じて他の2点箇所の位置決め及び仮止めを行なうこ
とができる。
【0034】また、請求項4に記載の本発明は、車両用
ウインドに係着される第1及び第2のクリップ部材に車
体パネルに吸着する防水用の吸盤形状部を設けると共
に、車体パネルに係着される第4のクリップ部材にウイ
ンドガラスに吸着する吸盤形状部を設け、かつ、雌型の
クリップ部材にはウインドガラスと車体パネルとの間の
間隔を決定する長さの柱状部を形成すると共に、雄型ク
リップ部材にはウインドガラスの表裏両面にそれぞれ係
着する爪状部を形成するようにしたものであるから、吸
盤形状部を設けることにより車両用ウインドの取付部に
おける防水性を確保することができて防水用シール材を
省略することができると共に、前記柱状部を設けたこと
により車両用ウインドと車体パネルとの間の間隔を所定
間隔に設定でき、その上、前記爪状部を設けたことによ
りウインドガラスへの雄型クリップの取付けを確実にか
つ堅固に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ウインドの仮止め構造を具
備する四輪自動車の側面図である。
【図2】車体パネル(ボディーアウタパネル)へのクオ
ータウインドの仮止め構造を示す分解斜視図である。
【図3】クオータウインドガラスとガーニッシュとから
成るクオータウインドの分解斜視図である。
【図4】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図5】(a)は図2におけるB−B線拡大断面図、
(b)は図5(a)におけるC−C線断面図である。
【図6】第1及び第2のクリップ部材が取付けられるク
リップ取付部と第3のクリップ部材とをそれぞれ示す側
面図である。
【図7】第3のクリップ部材の変形例を示すものであっ
て、この第3のクリップ部材をクオータウインドガラス
に装着した状態を示す断面図である。
【図8】従来のクオータウインドを構成するガーニッシ
ュとクオータウインドガラスとを示す分解斜視図であ
る。
【図9】図8におけるD−D線拡大断面図である。
【図10】従来におけるクオータウインドの仮止め構造
を示す分解斜視図である。
【図11】図10におけるE−E線拡大断面図である。
【図12】図10におけるF−F線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 四輪自動車 2 クオータウインド(車両用ウインド) 3 クオータウインドガラス 3a 前端縁 3b 後端縁 4 ガーニッシュ 5 車体パネル(ボディーアウタパネル) 6 窓用開口 7a,7b クリップ取付部 8c 円形孔(基準孔) 8d 長孔 11 二股形状部 12 係合突起 13a,13b 係合孔 14 第1のクリップ部材 15 第2のクリップ部材 19 吸盤形状部 20 クリップ挿通孔 21 第3のクリップ部材(雄型クリップ) 28 第4のクリップ部材(雌型クリップ) 30 柱状部 31 吸盤形状部 35 爪状部
フロントページの続き (72)発明者 青嶌 雄司 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラスの端縁にガーニッシュを
    取付けて成る車両用ウインドを、車体パネルに形成され
    た窓用開口に対応する位置に接着固定する際に、前記車
    両用ウインドを車体パネルに仮止めするための構造にお
    いて、前記ウインドガラスの端縁に係合孔を設けると共
    に、前記ガーニッシュに前記ウインドガラスの係合孔に
    対応する係合突起を設け、前記ガーニッシュの係合突起
    を前記ウインドガラスの係合孔に係着させることにより
    前記ウインドガラスとガーニッシュとを一体に結合した
    状態の下で、これらを前記車体パネルに仮止めするよう
    にしたことを特徴とする車両用ウインドの仮止め構造。
  2. 【請求項2】 前記車両用ウインドの周縁部の2箇所に
    それぞれ取付けられた第1及び第2のクリップ部材を、
    前記車体パネルに設けられた第1及び第2の係合孔にそ
    れぞれ係着させると共に、前記車両用ウインドの周縁部
    の1箇所に取付けられた雄型又は雌型の第3のクリップ
    部材を、前記車体パネルに取付けられた雌型又は雄型の
    第4のクリップ部材に係着することにより、前記車両用
    ウインドを前記車体パネルに仮止めするようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の車両用ウインドの仮止め
    構造。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のクリップ部材を前記
    車両用ウインドに取付けるための一対のクリップ取付部
    を前記ガーニッシュの上下両箇所に設けると共に、前記
    第2のクリップ部材を取付けるための一方のクリップ取
    付部に基準孔を設けてこの基準孔と前記第2のクリップ
    部材との係合による位置規制作用にて前記第2のクリッ
    プ部材の位置決めを行なうと共に、前記第1のクリップ
    部材を他方のクリップ取付部に車体上下方向に調整可能
    な状態で配置し、かつ、前記第3のクリップ部材を前記
    第4のクリップ部材に対して車体前後方向に調整可能な
    状態で係着することにより、前記車体パネルに対する前
    記車両用ウインドの位置調整を行なうようにしたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ウインドの仮
    止め構造。
  4. 【請求項4】 前記車両用ウインドに係着される前記第
    1及び第2のクリップ部材に前記車体パネルに吸着する
    防水用の吸盤形状部を設けると共に、前記車体パネルに
    係着される第4のクリップ部材に前記ウインドガラスに
    吸着する吸盤形状部を設け、かつ、前記雌型のクリップ
    部材には前記ウインドガラスと車体パネルとの間の間隔
    を決定する長さの柱状部を形成すると共に、前記雄型ク
    リップ部材には前記ウインドガラスの表裏両面にそれぞ
    れ係着する爪状部を形成するようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用ウインド
    の仮止め構造。
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