JPH02254019A - 自動車ドアの防水構造 - Google Patents

自動車ドアの防水構造

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JPH02254019A
JPH02254019A JP1074976A JP7497689A JPH02254019A JP H02254019 A JPH02254019 A JP H02254019A JP 1074976 A JP1074976 A JP 1074976A JP 7497689 A JP7497689 A JP 7497689A JP H02254019 A JPH02254019 A JP H02254019A
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JP
Japan
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door
frame
door frame
water
door trim
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JP1074976A
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JP3067025B2 (ja
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Keizo Nishitani
西谷 啓三
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のドアフレーム内にワイヤハーネス等
を組み付けるための作業窓に対して、シーリング用の防
水シートを施して成る防水構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の自動車ドアの防水構造を示すものであ
る。
即ち、ドアフレーム12内に装着された図示しない電動
ウィンドー用アクチュエータやカーテシランプ等に対し
、ワイヤハーネス13を接続する作業は、インナーボデ
ィ14の作業窓15a、15b、15c、15dを利用
して行われるが、該作業窓15a、15b、15c、1
5dから室内に湿気等が浸入しないように一枚の防水シ
ート16をブチルゴム等から成る接着材17によりイン
ナーボディ表面14に貼り付けている。そして、該防水
シート16を介してドアフレーム12にドアトリム18
をねし止め等により取り付ける。
上記従来の防水シート16の貼り付けは、自動車製造ラ
インにおいて流れ作業で行われるが、接着材エフの塗布
並びに防水シート16の貼り付けに多くの手間を要する
ものである。さらに、ドアトリム18の取付作業に際し
て、防水シート16の上からねじ等を無理やり螺挿しな
ければならないので、作業性が悪く、また、ドアフレー
ム12内のワイヤハーネスI3等のメンテナンスに際し
ては、防水シート16を剥がして新しいシートを貼り直
さなければならない等の多くの問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した問題点に鑑み、自動車製造ライン(
流れ作業)における防水シートの貼り付は作業の負担を
軽減させると共に、ドアトリムの取付時に邪魔にならず
、さらには、メンテナンスに際して、防水シートを−々
剥がす必要のない自動車ドアの防水構造を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、ドアフレームに
接合するドアトリムに対し、該ドアフレームのインナー
ボディ側の作業窓に対向する部位に弾性シール部材より
成る枠部を設けて成る構造、並びに、ドアフレームに接
合するドアトリムに対し、該ドアフレームのインナーボ
ディ側の作業窓に対向する部位に防水シートを設けると
共に該防水シートに弾性シール部材より成る枠部を設け
て成る構造を採用するものである。そして、前記防水シ
ートと枠部とを一体に形成して成る構造も可能である。
〔作  用〕
ドアトリムに対し、ドアフレームの作業窓に対向する部
位に弾性シール部材の枠部、あるいは、防水シート並び
に弾性シール部材の枠部を設けたから、自動車製造ライ
ン(流れ作業)において、ドアフレームに対してドアト
リムを接合することによって作業窓が同時にシーリング
される。従って、防水シートの貼り付は作業が不要であ
る。さらに、ドアフレームの接合に際して、ねじ等が防
水シートに干渉することがないから、作業がやりやすい
。また、メンテナンスに際して、ドアトリムを外すこと
により作業窓が露出するから、防水シートを剥がす手間
がいらない。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る自動車ドアの防水構造を示すも
のである。
即ち、本実施例は、ドアフレーム1のインナーボディ2
に対してドアトリム3のインナーパネル4を向かい合わ
せて組み付ける自動車ドアにおいて、ドアトリム3のイ
ンナーパネル4に対し、ドアフレームlのインナーボデ
ィ2の作業窓5a。
5b、5cに対向する部位に、夫々軟質ゴム製の枠部6
a、6b、6cを有する防水シート?a。
7b、7cを貼設して成るものである。
該防水シート7a、7b、7cは、第2図に第1図のA
−A断面における分解斜視図を示すように、塩化ビニル
シート8の表面の周縁に軟質ゴム製の枠部6aを接着し
て設けると共に、該塩化ビニルシート8の裏面の周縁に
接着材9を塗布して成るものであり、防水シート7aは
該接着材9によってドアトリム3にしっかりと固定され
る。
そして、第3図に取付状態を示すように、ドアフレーム
Iのインナーボディ2にドアトリム3をねじ等(図示せ
ず)で接合することによって、軟質ゴム製の枠部6aは
、ドアフレーム1の作業窓5aの周縁に密着して良好な
シール性を発揮する。
さらに、該軟質ゴム製の枠部6aは、ドアトリム3の組
み付は寸法誤差を吸収する効果をも有するものである。
尚、ドアトリム3は一般にウレタン材で形成されている
が、軟質ゴム製の枠部6aを接着するドアトリム面10
が平坦且つ滑らかでシーリング良い場合には、あえて塩
化ビニルシー]・8を用いなくてもよい。
また、本実施例において、塩化ビニルシート8と枠部6
aとは別体のものであるが、該塩化ビニルシート8と枠
部6aとを一体に形成して成ることも可能である。また
、第1図において、フラットワイヤハーネス11をドア
トリム側3に設けているが、従来のように束状のワイヤ
ハーネスをドアフレーム側1に設けても全く支障ないも
のである。
〔発明の効果〕
以上の如くに、本発明によれば、ドアフレームにドアト
リムを接合することによって、ドアフレームの作業窓が
シーリングされるから、自動車製造ラインの流れ作業に
おける負担の軽減並びに効率化を図ることができる。さ
らに、ドアトリムの取付時に防水シートが邪魔にならな
いから作業性が良く、また、メンテナンスに際して防水
シートを一々剥がす必要がないから経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図のA−A断面における分解斜視図、 第3図は組付状態を示す断面図、 第4図は従来例を示す分解斜視図である。 1・・・ドアフレーム、2・・・インナーボディ、3・
・・ドアトリム、5a、5b、5cm作業窓、5a。 6b 、 5 c ・・−軟質ゴム製の枠部、7a、7
b、7C・・・防水シート、8・・・塩化ビニルシート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドアフレームに接合するドアトリムに対し、該ド
    アフレームのインナーボディ側の作業窓に対向する部位
    に弾性シール部材より成る枠部を設けて成ることを特徴
    とする自動車ドアの防水構造。
  2. (2)ドアフレームに接合するドアトリムに対し、該ド
    アフレームのインナーボディ側の作業窓に対向する部位
    に防水シートを設けると共に該防水シートに弾性シール
    部材より成る枠部を設けて成ることを特徴とする自動車
    ドアの防水構造。
  3. (3)前記防水シートと枠部とを一体に形成して成る請
    求項(2)記載の自動車ドアの防水構造。
JP1074976A 1989-03-29 1989-03-29 自動車ドアの防水構造 Expired - Lifetime JP3067025B2 (ja)

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