JPH10127949A - 遊戯機用搭乗装置、遊戯機用搭乗装置の可動部材の位置決め方法 - Google Patents

遊戯機用搭乗装置、遊戯機用搭乗装置の可動部材の位置決め方法

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JPH10127949A
JPH10127949A JP8294084A JP29408496A JPH10127949A JP H10127949 A JPH10127949 A JP H10127949A JP 8294084 A JP8294084 A JP 8294084A JP 29408496 A JP29408496 A JP 29408496A JP H10127949 A JPH10127949 A JP H10127949A
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JP8294084A
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Yoshihiro Sadakata
吉広 貞方
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SNK Corp
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    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、製造コストが低く、信頼性が高く、
臨場感の高い遊戯機用搭乗装置等を提供する。 【解決手段】 モータ16の回転力は、ギヤ18、20
を介して自在継手24に伝達される。自在継手24は可
動ベース6に連結されている。したがって、可動ベース
6は、固定ベース4に対し、ギヤ20の支軸回りに回動
可能で、かつ、全方向に傾斜動可能に支持される。2本
のボールジョイントリンク10、12が、シート8の座
面8a中央前方(Y1方向と反対方向)に、左右対象に
設けられている。ボールジョイントリンク10、12
は、Y1方向から見て「逆ハの字」になるよう配置され
ている。可動ベース6の中立位置において、座面8a
は、左右にほぼ水平になるよう構成されている。可動ベ
ース6を反時計回り(R1方向)に回転させたとき、搭
乗者から見た座面8aの左側が右側より低くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊戯機用搭乗装
置に関し、特に、搭乗面が傾斜する遊戯機用搭乗装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ゲーム中のプレイヤーの操作やゲーム展
開に連動して座面が傾斜するゲーム機用シート装置が提
案されている(実公平3−16705号、特開平5−3
1253)。これらのシート装置は、シートの座面が、
互いに直交する2つの回動軸回りに独立に回動し得るよ
う構成されており、2つの回動を合成することにより、
座面を任意の方向に傾斜させる。このように、プレイヤ
ーの操作などに対応して座面を傾斜させることで、臨場
感のあるドライブゲームなどを行なわせることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のゲーム機用シート装置には、次のような問題があっ
た。上述のゲーム機用シート装置は、シートの座面が、
互いに直交する2つの回動軸回りに独立に回動し得るよ
う構成されているため、座面を任意の方向に傾斜させる
ためには、少なくとも2つの独立した駆動装置が必要と
なる。
【0004】また、より臨場感の高いドライブゲーム等
を行なわせるためには、プレイヤーのステアリング操作
等に応じて、シートの座面を、鉛直軸回りに回動させて
やる必要がある。このためには、別途、駆動装置が必要
になる。
【0005】このため、装置の大型化、複雑化を招く。
また、駆動装置相互の制御が複雑になる。これは、装置
の製造コストの上昇、信頼性の低下につながる。その一
方、この種のゲームにおいては、感覚的に臨場感を演出
できれば十分であり、厳密な座面の動きを必要とするも
のではない。
【0006】この発明は、このような問題点を解決し、
小型で、製造コストが低く、信頼性が高く、臨場感の高
いゲーム機用シート装置等の遊戯機用搭乗装置等を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊戯機用搭乗
装置は、固定部材、搭乗面を有し、ほぼ鉛直な回動軸回
りに回動可能でかつ傾斜動可能な可動部材、一端が前記
固定部材に対し回動可能に保持されるとともに、他端が
前記可動部材に対し回動可能に保持されたリンク部材、
を備え、前記可動部材の、前記回動軸回りの回動と前記
傾斜動とが、前記リンク部材を介して連動するよう構成
したことを特徴とする。
【0008】請求項2の遊戯機用搭乗装置は、請求項1
の遊戯機用搭乗装置において、前記リンク部材を1つ設
け、前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、前記固定
部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上において当該
回動軸回りに回動可能に、かつ1方向に傾斜動可能に支
持するよう構成したことを特徴とする。
【0009】請求項3の遊戯機用搭乗装置は、請求項1
の遊戯機用搭乗装置において、前記リンク部材を2つ設
け、前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、前記固定
部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上において当該
回動軸回りに回動可能に、かつ全方向に傾斜動可能に支
持するよう構成したことを特徴とする。
【0010】請求項4の遊戯機用搭乗装置は、請求項1
の遊戯機用搭乗装置において、前記リンク部材を3つ設
け、前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、前記固定
部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上において当該
回動軸回りに回動可能に、当該回動軸方向に移動可能
に、かつ全方向に傾斜動可能に支持するよう構成したこ
とを特徴とする。
【0011】請求項5の遊戯機用搭乗装置は、請求項1
の遊戯機用搭乗装置において、前記リンク部材を4つ設
け、前記固定部材に対し前記回動軸を移動可能に構成
し、前記可動部材を、前記回動軸回りに回動可能に構成
し、前記固定部材に対し前記可動部材を、所定部分にお
いて前記回動軸方向に移動不能に、かつ全方向に傾斜動
可能に支持するよう構成したことを特徴とする。
【0012】請求項6の遊戯機用搭乗装置は、請求項3
の遊戯機用搭乗装置において、前記2つのリンク部材の
有効長さをほぼ同一とし、前記可動部材の中立位置にお
いて、前記2つのリンク部材の前記固定部材に対する有
効傾斜角の絶対値が相互にほぼ同一となり、前記可動部
材の回動に伴い、前記2つのリンク部材の前記固定部材
に対する有効傾斜角の絶対値が相互に異なることとなる
よう構成したことを特徴とする。
【0013】請求項7の遊戯機用搭乗装置は、請求項6
の遊戯機用搭乗装置において、前記回動軸を、前記搭乗
面の中央後方に設け、前記2つのリンク部材を、前記搭
乗面の中央前方に左右対称に配置し、前記可動部材の中
立位置において、前記搭乗面が左右にほぼ水平であり、
前記可動部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させた
とき、搭乗者から見た前記搭乗面の左側が右側より低く
なり、前記可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転さ
せたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の右側が左側より
低くなるよう構成したことを特徴とする。
【0014】請求項8の遊戯機用搭乗装置は、請求項6
の遊戯機用搭乗装置において、前記回動軸を、前記搭乗
面の中央後方に設け、前記2つのリンク部材を、前記搭
乗面の中央前方に左右対称に配置し、前記可動部材の中
立位置において、前記搭乗面が左右にほぼ水平であり、
前記可動部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させた
とき、搭乗者から見た前記搭乗面の左側が右側より高く
なり、前記可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転さ
せたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の右側が左側より
高くなるよう構成したことを特徴とする。
【0015】請求項9の遊戯機用搭乗装置は、請求項7
ないし請求項8のいずれかの遊戯機用搭乗装置におい
て、前記2つのリンク部材に加え、さらに2つの前記リ
ンク部材を前記搭乗面の中央後方に左右対称に配置し、
前記4つのリンク部材のうち少なくとも2つの部材の有
効長さが、前記搭乗面の回動に応じて実質的に伸縮し得
るよう構成したことを特徴とする。
【0016】請求項10の遊戯機用搭乗装置は、請求項
1の遊戯機用搭乗装置において、ほぼ同一有効長さの前
記リンク部材を、前記回動軸に対しほぼ回転対称位置に
4つ設け、前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、前
記固定部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上におい
て前記回動軸回りに回動可能に、当該回動軸方向に移動
可能に、かつ全方向に傾斜動可能に支持するとともに、
前記4つのリンク部材のうち2つのリンク部材を、前記
回動軸の前方に左右対称に配置し、他の2つのリンク部
材を、前記回動軸の後方に左右対称に配置し、前記可動
部材の中立位置において、前記4つのリンク部材の前記
固定部材に対する有効傾斜角の絶対値が相互にほぼ同一
となり、前記可動部材の回動に伴い、前記回動軸の前方
に配置された前記2つのリンク部材の前記固定部材に対
する有効傾斜角の絶対値が相互に異なるとともに、前記
回動軸の中央後方に配置された前記2つのリンク部材の
前記固定部材に対する有効傾斜角の絶対値が相互に異な
ることとなるよう構成したことを特徴とする。
【0017】請求項11の遊戯機用搭乗装置は、請求項
10の遊戯機用搭乗装置において、前記可動部材の中立
位置において、前記搭乗面がほぼ水平であり、前記可動
部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させたとき、搭
乗者から見た前記搭乗面の左側が右側より低くなり、前
記可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転させたと
き、搭乗者から見た前記搭乗面の右側が左側より低くな
るよう構成したことを特徴とする。
【0018】請求項12の遊戯機用搭乗装置は、請求項
10の遊戯機用搭乗装置において、前記可動部材の中立
位置において、前記搭乗面がほぼ水平であり、前記可動
部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させたとき、搭
乗者から見た前記搭乗面の左側が右側より高くなり、前
記可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転させたと
き、搭乗者から見た前記搭乗面の右側が左側より高くな
るよう構成したことを特徴とする。
【0019】請求項13の遊戯機用搭乗装置は、請求項
1ないし請求項12のいずれかの遊戯機用搭乗装置にお
いて、前記可動部材を前記回動軸まわりに回動させる
か、または、前記可動部材を傾斜動させる駆動手段を、
さらに設けたことを特徴とする。
【0020】請求項14の遊戯機用搭乗装置は、請求項
1ないし請求項12のいずれかの遊戯機用搭乗装置にお
いて、前記搭乗者の姿勢の変化により、前記可動部材を
前記回動軸まわりに回動させるか、または、前記可動部
材を傾斜動させるよう構成したことを特徴とする。
【0021】請求項15の遊戯機用搭乗装置の可動部材
の位置決め方法は、ほぼ鉛直な回動軸回りに回動可能で
かつ傾斜動可能な搭乗面を有する可動部材を、リンク部
材を用いて固定部材に対し位置決めする方法であって、
前記リンク部材の一端を前記固定部材に対し回動可能に
保持するとともに、他端を前記可動部材に対し回動可能
に保持し、前記固定部材と前記可動部材とを、次に示す
自由度F F=6N+1−(S+Σ(i=1,N)[fi]) ただし、 N :リンク部材の総数 S :特殊機構に起因する追加自由度 fi:リンク部材Liの自由度 で結合したことを特徴とする。
【0022】
【発明の効果】請求項1の遊戯機用搭乗装置および請求
項15の遊戯機用搭乗装置の可動部材の位置決め方法
は、一端が固定部材に対し回動可能に保持されるととも
に、他端が可動部材に対し回動可能に保持されたリンク
部材を備え、可動部材の、回動軸回りの回動と傾斜動と
が、リンク部材を介して連動するよう構成したことを特
徴とする。
【0023】したがって、可動部材の回動軸回りの回動
と傾斜動とを一つの駆動手段で駆動することが可能とな
る。このため、装置の小型化を図ることができる。ま
た、駆動手段の制御を単純化することができるため、装
置の製造コストの低減、信頼性の向上を図ることができ
る。また、ほぼ鉛直な回動軸回りの回動と傾斜動とを同
時に実現できるため、臨場感の高い装置を実現すること
ができる。すなわち、小型で、製造コストが低く、信頼
性が高く、臨場感の高い遊戯機用搭乗装置を実現するこ
とができる。
【0024】請求項2の遊戯機用搭乗装置は、リンク部
材を1つ設け、可動部材を回動軸回りに回動可能に、か
つ1方向に傾斜動可能に支持するよう構成したことを特
徴とする。したがって、可動部材の傾斜動が1方向でよ
い場合には、より簡単な構造で、ほぼ鉛直な軸回りに回
動可能かつ傾斜動可能な遊戯機用搭乗装置を実現するこ
とができる。
【0025】請求項3の遊戯機用搭乗装置は、リンク部
材を2つ設け、可動部材を、回動軸回りに回動可能に、
かつ全方向に傾斜動可能に支持するよう構成したことを
特徴とする。したがって、簡単な構造で、ほぼ鉛直な軸
回りに回動可能かつ全方向に傾斜動可能な遊戯機用搭乗
装置を実現することができる。
【0026】請求項4の遊戯機用搭乗装置は、リンク部
材を3つ設け、可動部材を、回動軸回りに回動可能に、
当該回動軸方向に移動可能に、かつ全方向に傾斜動可能
に支持するよう構成したことを特徴とする。したがっ
て、リンク部材を3つ設けることにより、搭乗者の体重
等を各リンク部材にほぼ均等に分散させることが可能と
なる。このため、各リンク部材にかかる負荷を比較的小
さくすることができる。すなわち、装置の寿命を延すこ
とができる。また、リンク部材として、比較的安価な素
材を用いることができる。
【0027】請求項5の遊戯機用搭乗装置は、リンク部
材を4つ設け、可動部材を、回動軸回りに回動可能に、
所定部分において回動軸方向に移動不能に、かつ全方向
に傾斜動可能に支持するよう構成したことを特徴とす
る。したがって、リンク部材を4つ設けることにより、
各リンク部材にかかる負荷をさらに小さくすることがで
きる。すなわち、装置の寿命をさらに延すことができ
る。また、リンク部材として、いっそう安価な素材を用
いることができる。
【0028】請求項6の遊戯機用搭乗装置は、2つのリ
ンク部材の有効長さをほぼ同一とし、中立位置におい
て、2つのリンク部材の有効傾斜角の絶対値が相互にほ
ぼ同一となり、可動部材の回動に伴い、2つのリンク部
材の有効傾斜角の絶対値が相互に異なることとなるよう
構成したことを特徴とする。
【0029】したがって、有効長さがほぼ同一である2
つのリンク部材を、中立位置において有効傾斜角の絶対
値が相互にほぼ同一となるように配置するという単純な
構成により、可動部材の回動軸回りの回動と傾斜動とを
連動させることができる。このため、回動と傾斜動との
関係を、比較的容易に把握することができる。すなわ
ち、回動と傾斜動とが所望の関係を持つよう、各部材の
寸法を設定することが容易になる。
【0030】請求項7の遊戯機用搭乗装置は、可動部材
の中立位置において、搭乗面が左右にほぼ水平であり、
可動部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させたと
き、搭乗者から見た搭乗面の左側が右側より低くなり、
可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転させたとき、
搭乗者から見た搭乗面の右側が左側より低くなるよう構
成したことを特徴とする。
【0031】また、請求項8の遊戯機用搭乗装置は、可
動部材の中立位置において、搭乗面が左右にほぼ水平で
あり、可動部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させ
たとき、搭乗者から見た搭乗面の左側が右側より高くな
り、可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転させたと
き、搭乗者から見た搭乗面の右側が左側より高くなるよ
う構成したことを特徴とする。
【0032】したがって、自動車競争ゲーム等におい
て、ステアリング操作等に起因する搭乗者の体のねじれ
と傾きとの関係を種々再現することができる。このた
め、自動車競争ゲーム機等に用いる臨場感の高いシート
装置等を提供することができる。
【0033】請求項9の遊戯機用搭乗装置は、さらに2
つのリンク部材を搭乗面の中央後方に左右対称に配置
し、4つのリンク部材のうち少なくとも2つの部材の有
効長さが、搭乗面の回動に応じて実質的に伸縮し得るよ
う構成したことを特徴とする。
【0034】したがって、回動軸を搭乗面の中央後方に
設けつつ、4つのリンク部材を用いて、各リンク部材に
かかる負荷を小さくすることができる。すなわち、回動
軸を搭乗面の中央後方に設けつつ、装置の寿命を延すこ
とができる。また、リンク部材として、安価な素材を用
いることができる。
【0035】請求項10の遊戯機用搭乗装置は、ほぼ同
一有効長さのリンク部材を、回動軸に対しほぼ回転対称
位置に4つ設け、中立位置において、4つのリンク部材
の有効傾斜角の絶対値が相互にほぼ同一となり、可動部
材の回動に伴い、回動軸の前方に配置された2つのリン
ク部材の有効傾斜角の絶対値が相互に異なるとともに、
回動軸の中央後方に配置された2つのリンク部材の有効
傾斜角の絶対値が相互に異なることとなるよう構成した
ことを特徴とする。
【0036】したがって、有効長さがほぼ同一である4
つのリンク部材を、中立位置において有効傾斜角の絶対
値が相互にほぼ同一となるように配置するという単純な
構成により、可動部材の回動軸回りの回動と傾斜動とを
連動させることができる。このため、回動と傾斜動との
関係を、比較的容易に把握することができる。すなわ
ち、4つのリンク部材を用いて、各リンク部材にかかる
負荷を小さくしつつ、回動と傾斜動とが所望の関係を持
つよう、各部材の寸法を設定することが容易になる。
【0037】請求項11の遊戯機用搭乗装置は、可動部
材の中立位置において、搭乗面がほぼ水平であり、可動
部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させたとき、搭
乗者から見た搭乗面の左側が右側より低くなり、可動部
材を搭乗者から見て時計回りに回転させたとき、搭乗者
から見た搭乗面の右側が左側より低くなるよう構成した
ことを特徴とする。
【0038】また、請求項12の遊戯機用搭乗装置は、
可動部材の中立位置において、搭乗面がほぼ水平であ
り、可動部材を搭乗者から見て反時計回りに回転させた
とき、搭乗者から見た搭乗面の左側が右側より高くな
り、可動部材を搭乗者から見て時計回りに回転させたと
き、搭乗者から見た搭乗面の右側が左側より高くなるよ
う構成したことを特徴とする。
【0039】したがって、自動車競争ゲーム等におい
て、ステアリング操作等に起因する搭乗者の体のねじれ
と傾きとの関係を種々再現することができる。このた
め、自動車競争ゲーム機等に用いる臨場感の高いシート
装置等を提供することができる。
【0040】請求項13の遊戯機用搭乗装置は、可動部
材を回動軸まわりに回動させるか、または、可動部材を
傾斜動させる駆動手段を、さらに設けたことを特徴とす
る。したがって、回動軸まわりの回動と傾斜動とを連動
させた動きを、一つの駆動手段を用いて搭乗者に与える
ことができる。このため、ゲームの進行、搭乗者の操作
に対応した体感を、駆動手段を用いて搭乗者に与えるこ
とができる。すなわち、臨場感の高い遊戯機用搭乗装置
を実現することができる。
【0041】請求項14の遊戯機用搭乗装置は、搭乗者
の姿勢の変化により、可動部材を回動軸まわりに回動さ
せるか、または、可動部材を傾斜動させるよう構成した
ことを特徴とする。したがって、搭乗者の姿勢の変化に
伴い、回動軸まわりの回動と傾斜動とを連動させた動き
を、駆動手段を用いることなく搭乗者に与えることがで
きる。このため、簡易な装置で複雑な動きを搭乗者に体
感させることができる。
【0042】また、搭乗者の姿勢の変化に対応してゲー
ムが進行するよう構成することもできる。この場合に
は、搭乗者の姿勢の変化に伴い、ゲームが進行するとと
もに、回動軸まわりの回動と傾斜動とを連動させた動き
を搭乗者に与えることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の一実施形態に
よる遊戯機用搭乗装置であるドライブゲーム用のシート
装置2の全体構成を示す。シート装置2は、固定部材で
ある固定ベース4、固定ベース4の上方に配置された可
動ベース6、可動ベース6に固定的に設けられたシート
8を備えている。シート8は、搭乗面である座面8aを
備えている。可動ベース6およびシート8が、可動部材
に対応する。後述するように、可動ベース6は、シート
8とともに、ほぼ鉛直な回動軸回りに回動可能でかつ傾
斜動可能に構成されている。
【0044】固定ベース4と可動ベース6との間には、
2本のリンク部材であるボールジョイントリンク10、
12が設けられている。ボールジョイントリンク10
は、一端10aが固定ベース4に対し回動可能に保持さ
れるとともに、他端10bが可動ベース6に対し回動可
能に保持されたリンク部材である。ボールジョイントリ
ンク12も同様の構成である。後述するように、ボール
ジョイントリンク10、12を介して、可動ベース6の
回動と傾斜動とが連動するよう構成されている。
【0045】固定ベース4には、モータケース14が固
定的に設けられている。モータケース14には、モータ
16が内蔵されている。モータ16の回転力は、モータ
ケース14に軸支されたギヤ18、20を介して自在継
手24に伝達される。モータ16およびギヤ18、20
が駆動手段22に対応する。
【0046】自在継手24の一端24aはギヤ20に固
定され、他端24bは可動ベース6に固定されている。
したがって、可動ベース6は、ギヤ20の支軸20a
(図2参照、軸方向は鉛直方向)回りに回動可能で、か
つ、全方向に傾斜動可能に支持されることになる。ギヤ
20の支軸20aが上述の回動軸に対応する。ギヤ20
の支軸20aは、座面8aの中央後方に設けられてい
る。
【0047】ボールジョイントリンク10、12は、座
面8aの中央前方に左右対称に配置されている。2本の
ボールジョイントリンク10、12の有効長さ(リンク
として機能する長さ)は同一になるよう設定されてい
る。また、可動ベース6の中立位置(図1の状態)にお
いて、2本のボールジョイントリンク10、12の固定
ベース4に対する有効傾斜角(リンクとしての傾斜角)
の絶対値α1、α2が相互にほぼ同一となるよう設定さ
れている。ボールジョイントリンク10、12は、可動
ベース6の中立位置において、Y1方向から見て「逆ハ
の字」になるよう配置されている。
【0048】なお、この実施形態においては、可動ベー
ス6の中立位置において、ボールジョイントリンク10
の一端10aおよび他端10bが、ギヤ20の支軸20
aを中心とする同一円筒面上にくるよう配置されてい
る。ボールジョイントリンク12も同様である。
【0049】可動ベース6の中立位置(図1の状態)に
おいて、座面8aは、左右にほぼ水平になるよう構成さ
れている。可動ベース6の、支軸20a回りの回動に伴
い、2本のボールジョイントリンク10、12の固定ベ
ース4に対する有効傾斜角の絶対値α1、α2が相互に
異なることとなる。このため、後述するように、可動ベ
ース6を、搭乗者(図示せず)から見て反時計回り(R
1方向)に回転させたとき、搭乗者から見た座面8aの
左側が右側より低くなり、逆に、可動ベース6を搭乗者
から見て時計回り(R2方向)に回転させたとき、搭乗
者から見た座面8aの右側が左側より低くなる。
【0050】一般に、機構が一定の動きをするために
は、機構の自由度が1でなければならない。立体機構の
場合、次式 Σ(i=1,M)[fi]−{Σ(i=1,K)[6−Fi]+6}+S=1 ただし、 fi:節Liの持つ自由度 M :節(固定部材を含む)の総数 Fi:対偶Piの持つ自由度 K :対偶の総数 S :特殊機構(節相互の位置関係および寸法関係が特殊な機構)に起因す る追加自由度 ・・・(1) を満足することが必要となる。
【0051】なお、この明細書においては、 Σ(i=1,L)[Bi] =B1+B2+・・・+BL と定義する。
【0052】節として、固定ベース4、可動ベース6の
ほか、ボールジョイントリンクをN本用いるとすると、
節の総数Mは M=N+2 となる。
【0053】固定ベース4と可動ベース6とを、N本の
ボールジョイントリンクおよび一つの対偶で結合すると
すると、対偶の総数Kは K=2N+1 となる。
【0054】ここで、可動ベース6の自由度fN+1およ
び、固定ベース4の自由度fN+2は、次式 fN+1=6 fN+2=6 で表わされる。
【0055】また、ボールジョイントリンクと、可動ベ
ース6または固定ベース4とのなす対偶の自由度F
iは、次式 Fi=3 ただし、 i=1,2,・・・,2N で表わされる。
【0056】したがって、前述の固定ベース4と可動ベ
ース6とを結合する対偶の持つべき自由度F2N+1を単に
Fで表わすと、式(1)は、 F=6N+1−(S+Σ(i=1,N)[fi]) ただし、 N :ボールジョイントリンクの総数 S :特殊機構に起因する追加自由度 fi:ボールジョイントリンクLiの自由度 ・・・(2) となる。
【0057】図1に示すシート装置2においては、固定
ベース4と可動ベース6とは、自在継手24により結合
されている。したがって、固定ベース4と可動ベース6
とを結合する対偶の持つ自由度Fは、 F=3 である。また、ボールジョイントリンクの総数Nは、 N=2 であり、ボールジョイントリンクLiの自由度fiは、 fi=5 ただし、 i=1,2 である。また、図1の例では、特殊機構に起因する追加
自由度Sは、 S=0 である。
【0058】これらの値は、式(2)を満足しているこ
とがわかる。したがって、図1に示す機構の自由度は1
であり、例えば、可動ベース6をギヤ20の支軸20a
の回りに所定角度回動させると、回動角度に応じて可動
ベース6が傾斜する。すなわち、可動ベース6の回動角
度と傾斜状態とは1対1に対応する。
【0059】なお、ボールジョイントリンクLiの自由
度fiを5としたのは、ボールジョイントリンクLiが自
軸まわりに回転しても機構に影響を与えないことから、
該自軸まわりの回転を無視することとしたためである。
【0060】図2に、シート装置2の主要部分の分解斜
視図を示す。
【0061】図3は、図2のシート装置2を用いたドラ
イブゲーム装置(図示せず)のハードウェア構成の一例
を示すブロック図である。ゲームのプログラム等がRO
M26に記憶されている。ゲームのプログラム等は、メ
インメモリ28にロードされ、CPU30により実行さ
れる。CRT32は、ゲーム上の路面等の画像を表示す
る。スピーカ34は効果音等を発生する。
【0062】CPU30は、I/Oインタフェース3
6、モータ駆動回路38を介して、モータ16を駆動す
る。ステアリング40、アクセルペダル44、ブレーキ
ペダル48の動きは、それぞれに設けられたセンサ4
2、46、50、およびI/Oインタフェース36を介
して、CPU30に取込まれる。
【0063】図4、図5に、上述のドライブゲーム装置
における処理の流れの一例を示す。図6〜図9は、シー
ト装置2の動きを説明するための図面である。図3、図
6〜図9を参照しつつ、ドライブゲーム装置における処
理を説明する。
【0064】図4に示すように、ドライブゲーム装置の
スイッチ(図示せず)がONになると(ステップS
2)、CPU30は、ゲームプログラム上の機体(自
車)の速度を測定する(ステップS4)。
【0065】測定した速度が、所定の速度以上であるか
否かを判断し(ステップS6)、所定の速度未満であれ
ば、ステップS4に制御を戻す。所定の速度以上であれ
ば、ステアリング40の柁角を、センサ42、I/Oイ
ンタフェース36を介して取込む(ステップS8)。
【0066】ステアリング40が切られているか否かを
判断し(ステップS10)、ステアリング40が切られ
ていなければ、ステップS4に制御を戻す。ステアリン
グ40が切られていれば、右に切られているか否かを判
断する(ステップS12)。
【0067】ステアリング40が右に切られていたら、
つぎに、ステアリング40の切られた向きと、ゲームプ
ログラム上の機体の向きとが同じか否かを判断する(ス
テップS14)。ステアリング40の切られた向きと、
ゲームプログラム上の機体の向きとが同じ場合には、C
PU30は、I/Oインタフェース36、モータ駆動回
路38を介して、モータ16を駆動する。この場合、図
5に示すように、可動ベース6は、シート8ともども、
搭乗者(ゲームプレイヤー)から見て反時計回りに回動
する。(ステップS16)。
【0068】図6に、可動ベース6を反時計回り(R1
方向)に回動させた場合における、シート装置2の状態
を示す。可動ベース6が、支軸20a(図2参照)の回
りに、反時計回りに回動すると、ボールジョイントリン
ク10の固定ベース4に対する有効傾斜角の絶対値α1
が、ボールジョイントリンク12の固定ベース4に対す
る有効傾斜角の絶対値α2よりも小さくなる。
【0069】このため、図7に簡略化して示すように、
搭乗者から見た可動ベース6の前端6aの左側6b(紙
面に向って右側)が、右側6c(紙面に向って左側)よ
り低くなる。したがって、図6に示すように、可動ベー
ス6に対し固定的に設けられたシート8も、搭乗者から
見て、座面8aの左側が右側より低くなるように傾斜す
る。なお、シート8は、自在継手24の十字軸の中心で
ある定点24c(図2参照)を中心に3次元的に回動す
ることになる。
【0070】つぎに、CPU30は、図5に示すよう
に、アクセルペダル44の踏込み量を、センサ46、I
/Oインタフェース36を介して取込み(ステップS1
8)、踏込み量が所定値以上であるか否かを判断する
(ステップS20)。
【0071】踏込み量が所定値未満の場合は、CPU3
0は、I/Oインタフェース36、モータ駆動回路38
を介して、モータ16を、逆方向に駆動する。これによ
り、可動ベース6は、シート8ともども、搭乗者から見
て時計回り(R2方向)に回動し、図1の中立状態に復
帰する(ステップS26)。この後、CPU30は、制
御をステップS4に戻し、同様の処理を繰り返す。
【0072】一方、ステップS20において、アクセル
ペダル44の踏込み量が所定値以上である場合には、さ
らに、ブレーキペダル48の踏込み量を、センサ50、
I/Oインタフェース36を介して取込み(ステップS
22)、踏込み量が所定値以上であるか否かを判断する
(ステップS24)。
【0073】ブレーキペダル48の踏込み量が所定値以
上の場合、CPU30は、アクセルペダル44の踏込み
量が所定値未満の場合同様、制御をステップS26に移
す。すなわち、シート8は、図1の中立状態に復帰す
る。
【0074】一方、ステップS24において、ブレーキ
ペダル48の踏込み量が所定値未満の場合には、CPU
30は、制御をステップS18に戻す。つまり、アクセ
ルペダル44の踏込み量が所定値以上で、かつ、ブレー
キペダル48の踏込み量が所定値未満の場合にかぎり、
図6の傾動状態が維持されることになる。
【0075】前述のステップS14において、ステアリ
ング40の切られた向きと、ゲームプログラム上の機体
の向きとが異なる場合には、CPU30は、I/Oイン
タフェース36、モータ駆動回路38を介して、モータ
16を、前述の場合と逆向きに駆動する。すなわち、図
5に示すように、可動ベース6は、シート8ともども、
搭乗者から見て時計回りに回動する。(ステップS3
0)。
【0076】図8に、可動ベース6を時計回り(R2方
向)に回動させた場合における、シート装置2の状態を
示す。図9に、図8の状態のシート装置2をY1から見
た図を簡略化して示す。図8、図9に示すように、可動
ベース6を時計回り(R2方向)に回動させた場合のシ
ート装置2の状態は、可動ベース6を反時計回り(R1
方向)に回動させた場合(図6、図7参照)のそれと、
鏡面対称の関係となる。
【0077】すなわち、可動ベース6が、支軸20aの
回りに、時計回りに回動すると、シート8は、自在継手
24の十字軸の中心である定点24c(図2参照)を中
心に3次元的に回動し、搭乗者から見て、座面8aの右
側が左側より低くなるように傾斜する。
【0078】図5に示すステップS32〜ステップS3
8は、前述のステップS18〜ステップS24と同様で
ある。
【0079】前述のステップS12(図4参照)におい
て、ステアリング40が左に切られていると判断した場
合は、CPU30は、制御をステップS28に移し、以
下、ステアリング40が右に切られている場合(前述)
と同じような処理を行なう(ステップS28〜S3
8)。
【0080】このように、ステアリング40等の操作に
応じて、シート8を回動させつつ傾斜させることによ
り、たとえば、ステアリング40の操作時における、搭
乗者の体のねじれと機体(車体)のローリングとの関係
を、ゲームプレーヤーに体感させることができる。
【0081】なお、上述の実施形態においては、図1に
示すように、可動ベース6の中立位置において、ボール
ジョイントリンク10、12を、Y1方向から見て「逆
ハの字」になるよう配置したが、ボールジョイントリン
ク10、12を、Y1方向から見て「ハの字」になるよ
う配置することもできる。
【0082】図10、図11は、ボールジョイントリン
ク10、12を「ハの字」に配置した場合におけるシー
ト装置52を、図1のY1から見た図を簡略化して示し
たものである。図10は、可動ベース6を、中立位置
(図1の状態)から、支軸20a(図2参照)回りに、
反時計回り(R1方向)に回動させた状態を示す図であ
る。
【0083】可動ベース6の前部6aが、中立位置にお
いて、左右にほぼ水平になるよう構成されているのは、
前述の場合(図7参照)と同様である。しかし、図7の
場合と異なり、可動ベース6を反時計回りに回動させる
と、図10に示すように、可動ベース6の前端6aの左
側6b(紙面に向って右側)が、右側6c(紙面に向っ
て左側)より高くなる。したがって、可動ベース6に対
し固定的に設けられたシート8(図1参照)も、搭乗者
から見て、座面8aの左側が右側より高くなるように傾
斜する。
【0084】図11は、可動ベース6を、中立位置(図
1の状態)から、支軸20a(図2参照)回りに、時計
回り(R2方向)に回動させた状態を示す図である。図
11の状態においても、可動ベース6の傾斜方向が、前
述の場合(図9参照)と逆になっていることが分かる。
【0085】すなわち、ボールジョイントリンク10、
12を「ハの字」に配置することにより、シート8の回
動方向と傾斜方向との関係を、前述の場合(ボールジョ
イントリンク10、12を「逆ハの字」に配置した場
合)の逆にすることができる。このように構成すること
で、前述の場合とは違った体感を、搭乗者に与えること
ができる。
【0086】つぎに、図12に、この発明の他の実施形
態による遊戯機用搭乗装置であるドライブゲーム用のシ
ート装置102の全体構成を示す。シート装置102
は、図1に示すシート装置に、さらに2本のボールジョ
イントリンク110、112を付加した構成となってい
る。
【0087】ボールジョイントリンク110は、一端1
10aが固定ベース4に対し回動可能に保持されるとと
もに、他端110bが可動ベース6に対し回動可能に保
持されたリンク部材である。ボールジョイントリンク1
12も同様の構成である。
【0088】ボールジョイントリンク110、112
は、座面8aの中央後方に左右対称に配置されている。
2本のボールジョイントリンク110、112の長さは
同一になるよう設定されている。また、可動ベース6の
中立位置(図12の状態)において、2本のボールジョ
イントリンク110、112の固定ベース4に対する有
効傾斜角の絶対値(図示せず)が相互にほぼ同一となる
よう設定されている。ボールジョイントリンク110
は、可動ベース6の中立位置において、X1方向から見
て、他端110b(上端)が一端110a(下端)よ
り、Y1方向(後方)よりになるよう配置されている。
ボールジョイントリンク112も同様である。
【0089】なお、この実施形態においては、可動ベー
ス6の中立位置において、ボールジョイントリンク11
0の一端110aおよび他端110bが、ギヤ20の支
軸20a(図13参照)を中心とする同一円筒面上にく
るよう配置されている。ボールジョイントリンク112
も同様である。
【0090】図13に、シート装置102の主要部分の
分解斜視図を示す。この実施形態においては、図13に
示すように、ボールジョイントリンク110の他端11
0bを支持する受け金具114と可動ベース6との間
に、ゴムブシュ116を介装している。このように構成
し、ゴムブシュ116の弾性を利用することで、ボール
ジョイントリンク110の有効長さを、回動ベース6の
回動に応じて実質的に変化させることができる。ボール
ジョイントリンク112についても、同様である。その
他の構成は、図1に示すシート装置2と同様である。
【0091】図1に示すシート装置2同様、図12に示
すシート装置102においても、固定ベース4と可動ベ
ース6とは、自在継手24により結合されているから、
固定ベース4と可動ベース6とを結合する対偶の持つ自
由度Fは、 F=3 であり、特殊機構に起因する追加自由度Sも、 S=0 である。
【0092】一方、ボールジョイントリンクの総数N
は、 N=4 であり、ボールジョイントリンクLiの自由度fiは、 fi=5(i=1,2) fi=6(i=3,4) である。
【0093】これらの値は、前述の式(2)を満足して
いることがわかる。したがって、図12に示すシート装
置102を構成する機構の自由度も1であり、図1に示
すシート装置2同様、可動ベース6の回動角度と傾斜状
態とは1対1に対応する。
【0094】なお、ボールジョイントリンクLiの自由
度fi(i=3,4)を6としたのは、ボールジョイン
トリンク110および112については、有効長さを可
変としたため、自由度をそれぞれ「1」だけ追加したた
めである。
【0095】図14に、可動ベース6を反時計回り(R
1方向)に回動させた場合における、シート装置102
の状態を示す。このときの可動ベース6の傾斜状態は、
図6に示す可動ベース6の傾斜状態と同じである。シー
ト装置102は、シート装置2に、ボールジョイントリ
ンク110および112を追加した構造ではあるが、上
述のように、これらの有効長さを伸縮自在としたため、
可動ベース6の動きに関しては、ボールジョイントリン
ク110および112の影響を受けないからである。
【0096】図15に、図14に示す状態における、ボ
ールジョイントリンク10、12、110、112と、
搭乗者から見た可動ベース6の左端6d、右端6eとの
位置関係を、X1から見た図を、簡略化して示す。
【0097】図16に、可動ベース6を時計回り(R2
方向)に回動させた場合における、シート装置102の
状態を示す。このときの可動ベース6の傾斜状態も、図
8に示す可動ベース6の傾斜状態と同じである。図17
は、図16に示す状態における、ボールジョイントリン
ク10、12、110、112と、搭乗者から見た可動
ベース6の左端6d、右端6eとの位置関係を、X1か
ら見た図を、簡略化して示したものである。
【0098】このように、ボールジョイントリンク11
0および112を追加することで、搭乗者の体重等を、
分散して受けることができ、装置の寿命を延すことがで
きる。また、比較的安価な材料を用いて装置を構成する
ことができる。
【0099】なお、この実施形態においては、ボールジ
ョイントリンク110の有効長さを可変とするために、
ボールジョイントリンク110の他端110bを支持す
る受け金具114と可動ベース6との間に、ゴムブシュ
116を介装するよう構成したが、ボールジョイントリ
ンク110の一端110aを支持する受け金具と固定ベ
ース4との間に、ゴムブシュを介装するよう構成しても
よい。また、他端110bを支持する受け金具114と
可動ベース6との間、および一端110aを支持する受
け金具と固定ベース4との間、の両方にゴムブシュを介
装するよう構成することもできる。ボールジョイントリ
ンク112についても、同様である。
【0100】さらに、ゴムブシュ116を介装する替り
に、ボールジョイントリンク110、112の一部を、
コイルバネ、エアシリンダ等により構成することで、有
効長さを可変とすることができる。また、単に、ボール
ジョイントリンク110、112と、可動ベース6、固
定ベース4との結合部に、ガタを持たせるだけでもよ
い。なお、有効長さを可変とするボールジョイントリン
クは、ボールジョイントリンク110、112に限定さ
れるものではない。
【0101】なお、前述(図10、図11)のように、
ボールジョイントリンク10、12を「ハの字」に配置
することにより、シート8の回動方向と傾斜方向との関
係を、逆にすることができる。この場合、ボールジョイ
ントリンク110は、可動ベース6の中立位置におい
て、X1方向から見て、他端110b(上端)が一端1
10a(下端)より、Y1方向と逆の方向(前方)より
になるよう配置する。ボールジョイントリンク112も
同様である。
【0102】つぎに、図18に、この発明のさらに他の
実施形態による遊戯機用搭乗装置であるドライブゲーム
用のシート装置202の構成を示す。図18Aは、可動
ベース6の中立位置において、シート装置202を模式
化して表わした平面図であり、図18Bは、図18Aに
おける矢視X1を表わす図面である。また、図19は、
図18Aにおける矢視Y1を表わす図面である。ただ
し、図19Aは、可動ベース6が中立位置にある場合を
表わし、図19Bは、可動ベース6を回動軸212回り
に反時計回りに回動させた状態を表わす。なお、図1
8、図19においては、説明の便宜のため、シート、駆
動手段等の記載を省略している。
【0103】図18Aに示すように、シート装置202
においては、同一有効長さの4本のボールジョイントリ
ンク204、206、208、210が、回動軸212
に対しほぼ回転対称位置に設けられている。回動軸21
2の位置は、固定ベース4に対し固定されている。
【0104】可動ベース6は、回動軸212上において
前記回動軸212回りに回動可能に支持されている。た
だし、可動ベース6は、回動軸212方向に移動可能
に、かつ全方向に傾斜動可能となるよう構成されてい
る。
【0105】したがって、たとえば、回動軸212上に
おいて、可動ベース6と自在継手(図示せず)とを接続
するとともに、固定ベース4に対し、該自在継手を回動
軸212方向に移動可能に支持すればよい。可動ベース
6を、回動軸212回りに回動させるには、図1に示す
ような駆動手段22を用いればよい。
【0106】ボールジョイントリンク204、206
は、回動軸212の前方(Y1方向と逆の方向)に左右
対称に配置されている。ボールジョイントリンク20
8、210は、回動軸212の後方(Y1方向)に左右
対称に配置されている。
【0107】可動ベース6の中立位置において、4本の
ボールジョイントリンク204〜210の固定ベース4
に対する有効傾斜角の絶対値が相互にほぼ同一となるよ
う構成されている。また、この実施形態においては、可
動ベース6の中立位置において、ボールジョイントリン
ク204の一端204aおよび他端204bが、回動軸
212を中心とする同一円筒面上にくるよう配置されて
いる。他のボールジョイントリンク206、208、2
10も同様である。
【0108】また、可動ベース6の回動に伴い、回動軸
212の前方に配置された2本のボールジョイントリン
ク204、206の固定ベース4に対する有効傾斜角の
絶対値が相互に異なるとともに、回動軸212の中央後
方に配置された2本のボールジョイントリンク208、
210の固定ベース4に対する有効傾斜角の絶対値が相
互に異なることとなるよう構成されている。
【0109】図12に示すシート装置102同様、図1
8に示すシート装置202においても、ボールジョイン
トリンクの総数Nは、 N=4 である。
【0110】一方、ボールジョイントリンクLiの自由
度fiは、すべて fi=5(i=1〜4) である。
【0111】可動ベース6と自在継手とを接続する(自
由度3)とともに、固定ベース4に対し、該自在継手を
回動軸212方向に移動可能に支持(自由度1)してい
るから、結局、固定ベース4と可動ベース6とを結合す
る対偶の持つ自由度Fは、 F=3+1 =4 となる。
【0112】また、特殊機構に起因する追加自由度S
は、 S=1 となる。これらの値は、前述の式(2)を満足している
ことがわかる。
【0113】なお、特殊機構に起因する追加自由度S
が、 S=1 となるのは、この機構の有する対称性によるものであ
る。すなわち、この機構は、他の実施形態における機構
と異なり、対称性が必須要件となっている。したがっ
て、たとえば、ボールジョイントリンク204〜210
に対して、回動軸212を任意の位置に設定することは
許されない。
【0114】この実施形態においては、可動ベース6の
中立位置において、図19Aに示すように、可動ベース
6がほぼ水平であり、可動ベース6を搭乗者から見て反
時計回りに回転させたとき、図19Bに示すように、搭
乗者から見た可動ベース6の左端6dが右端6eより低
くなるよう構成されている。また、可動ベース6を搭乗
者から見て時計回りに回転させたとき、搭乗者から見た
可動ベース6の右端6eが左端6dより低くなる(図示
せず)。
【0115】なお、前述の場合同様、可動ベース6の回
動方向と傾斜方向との関係を、逆にすることができる。
図20は、可動ベース6の回動方向と傾斜方向との関係
を、シート装置202におけるそれと逆にした場合のシ
ート装置252の構成を示す図面である。
【0116】図20Aは、可動ベース6の中立位置にお
いて、シート装置252を模式化して表わした平面図で
あり、図20Bは、図20Aにおける矢視X1を表わす
図面である。また、図21は、図20Aにおける矢視Y
1を表わす図面である。ただし、図21Aは、可動ベー
ス6が中立位置にある場合を表わし、図21Bは、可動
ベース6を回動軸212回りに反時計回りに回動させた
状態を表わす。
【0117】可動ベース6を搭乗者から見て反時計回り
に回転させたとき、図21Bに示すように、搭乗者から
見た可動ベース6の左端6dが右端6eより高くなるよ
う構成されている。また、可動ベース6を搭乗者から見
て時計回りに回転させたとき、搭乗者から見た可動ベー
ス6の右端6eが左端6dより高くなる(図示せず)。
【0118】つぎに、図22に、この発明のさらに他の
実施形態による遊戯機用搭乗装置であるドライブゲーム
用のシート装置302の構成を示す。図22Aは、可動
ベース6の中立位置において、シート装置302を模式
化して表わした斜視図であり、図22Bは、図22Aに
おける矢視Y1を表わす図面である。なお、上述の場合
同様、図22においては、説明の便宜のため、シート、
駆動手段等の記載を省略している。
【0119】図22Aに示すように、シート装置302
は、固定ベース4に立設された支持筒304に回動可能
に保持されたL字部材306を備えている。L字部材3
06の鉛直部306aは、回動軸308回りに、反時計
回り(R1方向)および時計回り(R2方向)に回動し
得る。L字部材306の水平部306bには、可動ベー
ス6が、水平部306bの長手軸310回りに、R3方
向およびR4方向に回動可能に保持されている。したが
って、可動ベース6は、固定ベース4に対し、回動軸3
08上において当該回動軸308回り(R1およびR2
方向)に回動可能に、かつ1方向(R3およびR4方
向)にのみ傾斜動可能に支持されていることになる。
【0120】固定ベース4と可動ベース6との間には、
1本のボールジョイントリンク312が設けられてい
る。なお、この実施形態においては、可動ベース6の中
立位置において、ボールジョイントリンク312の一端
312aおよび他端312bが、回動軸308を中心と
する同一円筒面上にくるよう配置されている。
【0121】図22に示すシート装置302において、
ボールジョイントリンクの総数Nは、 N=1 である。
【0122】ボールジョイントリンクLiの自由度f
iは、 fi=5(i=1) である。
【0123】一方、可動ベース6は、固定ベース4に対
し、回動軸308上において当該回動軸308回りに回
動可能に(自由度1)、かつ1方向にのみ傾斜動可能に
(自由度1)支持されているから、結局、固定ベース4
と可動ベース6とを結合する対偶の持つ自由度Fは、 F=1+1 =2 となる。
【0124】また、特殊機構に起因する追加自由度S
は、S=0となる。これらの値は、前述の式(2)を満
足していることがわかる。
【0125】図22Bは、可動ベース6を搭乗者から見
て反時計回り(R1方向)に回動させた場合の、図22
Aにおける矢視Y1を表わす図面である。この場合、搭
乗者から見た可動ベース6の左端6dが右端6eより低
くなるよう構成されている。また、可動ベース6を搭乗
者から見て時計回りに回転させたとき、搭乗者から見た
可動ベース6の右端6eが左端6dより低くなる(図示
せず)。
【0126】なお、可動ベース6の回動方向と傾斜方向
との関係を、シート装置302におけるそれと逆にした
場合のシート装置352の構成を、図23Aに示す。こ
の場合、可動ベース6を搭乗者から見て反時計回り(R
1方向)に回動させたとき、図23Bに示すように、搭
乗者から見た可動ベース6の左端6dが右端6eより高
くなる。
【0127】つぎに、図24に、この発明のさらに他の
実施形態による遊戯機用搭乗装置であるドライブゲーム
用のシート装置402の構成を示す。図24Aは、可動
ベース6の中立位置において、シート装置402を模式
化して表わした平面図であり、図24Bは、図24Aに
おける矢視X1を表わす図面である。
【0128】また、図25は、図24Aにおける矢視Y
1を表わす図面である。ただし、図25Aは、可動ベー
ス6が中立位置にある場合を表わし、図25Bは、可動
ベース6を回動軸412回りに反時計回り(R1方向)
に回動させた状態を表わす。なお、図24、図25にお
いては、説明の便宜のため、シート、駆動手段等の記載
を省略している。
【0129】図24Aに示すように、シート装置402
においては、同一有効長さの2本のボールジョイントリ
ンク404、406が、可動ベース6の中央前方に左右
対称に配置されている。さらに、1本のボールジョイン
トリンク408が、可動ベース6の中央やや後方に、可
動ベース6の中立位置において、ほぼ鉛直になるように
設けられている。
【0130】回動軸412は、ボールジョイントリンク
408の後方に設けられている。回動軸412の位置
は、固定ベース4に対し固定されている。また、可動ベ
ース6は、回動軸412上において該回動軸412回り
に回動可能に支持されている。ただし、可動ベース6
は、回動軸412の軸方向に移動可能に、かつ全方向に
傾斜動可能となるよう構成されている。
【0131】したがって、前述のシート装置202(図
18参照)の場合同様、たとえば、回動軸412上にお
いて、可動ベース6と自在継手(図示せず)とを接続す
るとともに、固定ベース4に対し、該自在継手を回動軸
412の軸方向に移動可能に支持すればよい。また、可
動ベース6を、回動軸412回りに回動させるには、図
1に示すような駆動手段22を用いればよい。
【0132】この実施形態においては、可動ベース6の
中立位置において、ボールジョイントリンク404の一
端404aおよび他端404bが、回動軸412を中心
とする同一円筒面上にくるよう配置されている。ボール
ジョイントリンク406も同様である。
【0133】図18に示すシート装置202同様、図2
4に示すシート装置402においても、固定ベース4と
可動ベース6とを結合する対偶の持つ自由度Fは、 F=3+1 =4 である。
【0134】一方、ボールジョイントリンクの総数N
は、 N=3 である。
【0135】ボールジョイントリンクLiの自由度f
iは、すべて fi=5(i=1〜3) である。
【0136】また、特殊機構に起因する追加自由度S
は、 S=0 である。これらの値は、前述の式(2)を満足している
ことがわかる。
【0137】この実施形態においては、可動ベース6の
中立位置において、図25Aに示すように、可動ベース
6がほぼ水平であり、可動ベース6を搭乗者から見て反
時計回り(R1方向)に回転させたとき、図25Bに示
すように、搭乗者から見た可動ベース6の左端6dが右
端6eより低くなるよう構成されている。また、可動ベ
ース6を搭乗者から見て時計回り(R2方向)に回転さ
せたとき、搭乗者から見た可動ベース6の右端6eが左
端6dより低くなる(図示せず)。
【0138】なお、この実施形態においては、図25A
に示すように、ボールジョイントリンク404、406
を、Y1方向から見て「逆ハの字」に配置するよう構成
したが、ボールジョイントリンク404、406を、Y
1方向から見て「ハの字」に配置する(図示せず)こと
により、上述の各実施形態同様、可動ベース6の回動方
向と傾斜方向との関係を、シート装置402におけるそ
れと逆にすることができる。
【0139】つぎに、図26に、この発明のさらに他の
実施形態による遊戯機用搭乗装置であるドライブゲーム
用のシート装置502の構成を示す。図26は、可動ベ
ース6の中立位置において、シート装置502を模式化
して表わした斜視図である。なお、図26においては、
説明の便宜のため、シート、駆動手段等の記載を省略し
ている。
【0140】図26に示すように、シート装置502に
おいては、同一有効長さの4本のボールジョイントリン
ク504、506、508、510が、固定ベース4と
可動ベース6との間に設けられている。可動ベース6の
中立位置における、固定ベース4、可動ベース6、およ
びボールジョイントリンク504〜510の位置関係
は、シート装置202(図18参照)におけるそれと同
様である。
【0141】ただし、シート装置202の場合と異な
り、シート装置502においては、可動ベース6は、固
定ベース4に立設された支持筒512に回動可能に保持
された球体514により、鉛直方向の移動が阻止されて
いるにすぎない。したがって、可動ベース6は、水平方
向に移動可能であり、かつ全方向に傾斜動可能となって
いる。
【0142】また、シート装置502においては、可動
ベース6は、駆動手段(図示せず)により、ほぼ鉛直な
回動軸(図示せず)回りに回動させられるが、該回動軸
の位置は、固定ベース4に対して固定されていない。
【0143】図26に示すシート装置502において、
ボールジョイントリンクの総数Nは、 N=4 である。
【0144】また、ボールジョイントリンクLiの自由
度fiは、すべて fi=5(i=1〜4) である。
【0145】一方、可動ベース6は、固定ベース4に立
設された支持筒512に回動可能に保持された球体51
4により、鉛直方向の移動が阻止されているにすぎない
から、固定ベース4と可動ベース6とを結合する対偶の
持つ自由度Fは、 F=6−1 =5 となる。
【0146】また、特殊機構に起因する追加自由度S
は、 S=0 である。これらの値は、前述の式(2)を満足している
ことがわかる。
【0147】この実施形態においては、可動ベース6の
中立位置において、図26に示すように、可動ベース6
がほぼ水平である。また、可動ベース6を搭乗者から見
て反時計回り(R1方向)に回転させたとき、搭乗者か
ら見た可動ベース6の左端6dが右端6eより低くな
り、可動ベース6を搭乗者から見て時計回り(R2方
向)に回転させたとき、搭乗者から見た可動ベース6の
右端6eが左端6dより低くなるよう構成されている
(図示せず)。
【0148】なお、可動ベース6の回動方向と傾斜方向
との関係を、図26のシート装置502におけるそれと
逆にするには、ボールジョイントリンク504〜510
の位置関係を、シート装置252(図20参照)のよう
にすればよい。
【0149】なお、上述の各実施形態においては、可動
ベース6が、鉛直な回動軸回りに回動可能となるよう構
成したが、該回動軸は、鉛直方向に対し多少傾斜してい
てもよい。
【0150】また、上述の各実施形態においては、可動
ベース6の中立位置において座面8aがほぼ水平になる
よう構成したが、可動ベース6の中立位置において座面
8aがほぼ水平にならないよう構成することもできる。
【0151】また、上述の各実施形態においては、可動
ベース6の回動軸まわりの回動にしたがって、座面8a
が搭乗者から見て主として左右に傾動するよう構成した
が、可動ベース6の回動軸まわりの回動にしたがって、
座面8aが搭乗者から見て主として前後に傾動するよう
構成することもできる。また、可動ベース6の回動軸ま
わりの回動にしたがって、座面8aが搭乗者から見て主
として斜め方向に傾動するよう構成することもできる。
【0152】また、上述の各実施形態においては、ボー
ルジョイントリンクを1〜4本用いる場合を例に説明し
たが、ボールジョイントリンクを5本以上用いてシート
装置を構成することもできる。たとえば、ボールジョイ
ントリンクを5本用い、そのうち3本のボールジョイン
トリンクを軸方向に伸縮自在とするとともに、固定ベー
ス4と可動ベース6との結合を、図1のような自由度3
の対偶とすることができる。
【0153】また、上述の各実施形態においては、リン
ク部材としてボールジョイントリンクを用いたが、たと
えば鋼板、型鋼材等により構成したリンク部材を用いる
こともできる。この場合、リンク部材と固定部材または
可動部材とを、ピン等を用いて1方向にのみ回動可能に
軸支するとともに該軸支部にガタをもたせることで、ガ
タの範囲内でボールジョイントと同様の機能を持たせる
ことができる。このため、さらに、安価にシート装置を
実現することが可能となる。
【0154】また、上述の各実施形態においては、ドラ
イブゲーム用のシート装置を例にこの発明を説明した
が、この発明は、ドライブゲーム以外のゲーム用のシー
ト装置、例えば、オートバイ、戦闘機、モーターボー
ト、水上バイク等を模したゲームのシート装置等にも適
用することができる。
【0155】また、シート装置のみならず、サーフィ
ン、スノーボード、スキー等を模したゲームにおける、
踏面を支持する装置にも適用することができる。さら
に、搭乗者がぶら下がった状態で行なうゲームにおけ
る、ぶら下がり装置等にも適用することができる。
【0156】なお、上述の各実施形態においては、駆動
手段が可動部材を回動軸回りに回動させ、該回動に伴っ
て可動部材が傾斜動を行なう場合について説明したが、
この発明は、これとは逆に、駆動手段が可動部材を傾斜
動させ、該傾斜動に伴って可動部材が回動軸回りに回動
する場合にも適用することができる。
【0157】また、上述の各実施形態においては、駆動
手段を用いて可動部材を回動軸回りに回動させ、また
は、駆動手段を用いて可動部材を傾斜動させる場合につ
いて説明したが、駆動手段を用いることなく、搭乗者自
身の姿勢の変化により、可動部材を回動軸回りに回動さ
せ、または、可動部材を傾斜動させるよう構成すること
ができる。このように構成することで、例えば、搭乗者
が回動軸の回りに体を回動させれば、搭乗者の体が自動
的に所定方向に傾き、逆に、搭乗者が体を傾ければ、搭
乗者の体は自動的に回動軸の回りに回動するような遊戯
機を実現することができる。さらに、搭乗者の姿勢の変
化を感知するセンサを設け、搭乗者自身の姿勢の変化を
ゲームに反映させるような遊戯機を構成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による遊戯機用搭乗装置
であるドライブゲーム用のシート装置2の全体構成を示
す図である。
【図2】シート装置2の主要部分の分解斜視図を示す図
である。
【図3】シート装置2を用いたドライブゲーム装置のハ
ードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図4】シート装置2を用いたドライブゲーム装置にお
ける処理の流れの一例を示すフローチャートの一部であ
る。
【図5】シート装置2を用いたドライブゲーム装置にお
ける処理の流れの一例を示すフローチャートの一部であ
る。
【図6】可動ベース6を反時計回り(R1方向)に回動
させた場合における、シート装置2の状態を示す図であ
る。
【図7】図6における矢視Y1を模式的に表わした図で
ある。
【図8】可動ベース6を時計回り(R2方向)に回動さ
せた場合における、シート装置2の状態を示す図であ
る。
【図9】図8における矢視Y1を模式的に表わした図で
ある。
【図10】ボールジョイントリンク10、12を「ハの
字」に配置した場合におけるシート装置52を、図1の
Y1から見た図を簡略化して示した図である。
【図11】ボールジョイントリンク10、12を「ハの
字」に配置した場合におけるシート装置52を、図1の
Y1から見た図を簡略化して示した図である。
【図12】この発明の他の実施形態による遊戯機用搭乗
装置であるドライブゲーム用のシート装置102の全体
構成を示す図である。
【図13】シート装置102の主要部分の分解斜視図で
ある。
【図14】可動ベース6を反時計回り(R1方向)に回
動させた場合における、シート装置102の状態を示す
図である。
【図15】図14における矢視X1を模式的に表わした
図である。
【図16】可動ベース6を時計回り(R2方向)に回動
させた場合における、シート装置102の状態を示す図
である。
【図17】図16における矢視X1を模式的に表わした
図である。
【図18】この発明のさらに他の実施形態による遊戯機
用搭乗装置であるドライブゲーム用のシート装置202
の構成を示す図である。
【図19】図18Aにおける矢視Y1を表わす図であ
る。
【図20】可動ベース6の回動方向と傾斜方向との関係
を、シート装置202におけるそれと逆にした場合のシ
ート装置252の構成を示す図である。
【図21】図20Aにおける矢視Y1を表わす図であ
る。
【図22】この発明のさらに他の実施形態による遊戯機
用搭乗装置であるドライブゲーム用のシート装置302
の構成を示す図である。
【図23】可動ベース6の回動方向と傾斜方向との関係
を、シート装置302におけるそれと逆にした場合のシ
ート装置352の構成を示す図である。
【図24】この発明のさらに他の実施形態による遊戯機
用搭乗装置であるドライブゲーム用のシート装置402
の構成を示す図である。
【図25】図24Aにおける矢視Y1を表わす図であ
る。
【図26】この発明のさらに他の実施形態による遊戯機
用搭乗装置であるドライブゲーム用のシート装置502
の構成を示す図である。
【符号の説明】
4・・・・・・固定ベース 6・・・・・・可動ベース 8・・・・・・シート 8a・・・・・座面 10・・・・・ボールジョイントリンク 12・・・・・ボールジョイントリンク 16・・・・・モータ 18・・・・・ギヤ 20・・・・・ギヤ 24・・・・・自在継手

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材、 搭乗面を有し、ほぼ鉛直な回動軸回りに回動可能でかつ
    傾斜動可能な可動部材、 一端が前記固定部材に対し回動可能に保持されるととも
    に、他端が前記可動部材に対し回動可能に保持されたリ
    ンク部材、 を備え、 前記可動部材の、前記回動軸回りの回動と前記傾斜動と
    が、前記リンク部材を介して連動するよう構成したこと
    を特徴とする遊戯機用搭乗装置。
  2. 【請求項2】請求項1の遊戯機用搭乗装置において、 前記リンク部材を1つ設け、 前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、 前記固定部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上にお
    いて当該回動軸回りに回動可能に、かつ1方向に傾斜動
    可能に支持するよう構成したことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項1の遊戯機用搭乗装置において、 前記リンク部材を2つ設け、 前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、 前記固定部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上にお
    いて当該回動軸回りに回動可能に、かつ全方向に傾斜動
    可能に支持するよう構成したことを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1の遊戯機用搭乗装置において、 前記リンク部材を3つ設け、 前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、 前記固定部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上にお
    いて当該回動軸回りに回動可能に、当該回動軸方向に移
    動可能に、かつ全方向に傾斜動可能に支持するよう構成
    したことを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項1の遊戯機用搭乗装置において、 前記リンク部材を4つ設け、 前記固定部材に対し前記回動軸を移動可能に構成し、 前記可動部材を、前記回動軸回りに回動可能に構成し、 前記固定部材に対し前記可動部材を、所定部分において
    前記回動軸方向に移動不能に、かつ全方向に傾斜動可能
    に支持するよう構成したことを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項3の遊戯機用搭乗装置において、 前記2つのリンク部材の有効長さをほぼ同一とし、 前記可動部材の中立位置において、前記2つのリンク部
    材の前記固定部材に対する有効傾斜角の絶対値が相互に
    ほぼ同一となり、前記可動部材の回動に伴い、前記2つ
    のリンク部材の前記固定部材に対する有効傾斜角の絶対
    値が相互に異なることとなるよう構成したことを特徴と
    するもの。
  7. 【請求項7】請求項6の遊戯機用搭乗装置において、 前記回動軸を、前記搭乗面の中央後方に設け、 前記2つのリンク部材を、前記搭乗面の中央前方に左右
    対称に配置し、 前記可動部材の中立位置において、前記搭乗面が左右に
    ほぼ水平であり、前記可動部材を搭乗者から見て反時計
    回りに回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の左
    側が右側より低くなり、前記可動部材を搭乗者から見て
    時計回りに回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面
    の右側が左側より低くなるよう構成したことを特徴とす
    るもの。
  8. 【請求項8】請求項6の遊戯機用搭乗装置において、 前記回動軸を、前記搭乗面の中央後方に設け、 前記2つのリンク部材を、前記搭乗面の中央前方に左右
    対称に配置し、 前記可動部材の中立位置において、前記搭乗面が左右に
    ほぼ水平であり、前記可動部材を搭乗者から見て反時計
    回りに回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の左
    側が右側より高くなり、前記可動部材を搭乗者から見て
    時計回りに回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面
    の右側が左側より高くなるよう構成したことを特徴とす
    るもの。
  9. 【請求項9】請求項7ないし請求項8のいずれかの遊戯
    機用搭乗装置において、 前記2つのリンク部材に加え、さらに2つの前記リンク
    部材を前記搭乗面の中央後方に左右対称に配置し、 前記4つのリンク部材のうち少なくとも2つの部材の有
    効長さが、前記搭乗面の回動に応じて実質的に伸縮し得
    るよう構成したことを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項1の遊戯機用搭乗装置において、 ほぼ同一有効長さの前記リンク部材を、前記回動軸に対
    しほぼ回転対称位置に4つ設け、 前記固定部材に対し前記回動軸を固定し、 前記固定部材に対し前記可動部材を、前記回動軸上にお
    いて前記回動軸回りに回動可能に、当該回動軸方向に移
    動可能に、かつ全方向に傾斜動可能に支持するととも
    に、 前記4つのリンク部材のうち2つのリンク部材を、前記
    回動軸の前方に左右対称に配置し、他の2つのリンク部
    材を、前記回動軸の後方に左右対称に配置し、前記可動
    部材の中立位置において、前記4つのリンク部材の前記
    固定部材に対する有効傾斜角の絶対値が相互にほぼ同一
    となり、前記可動部材の回動に伴い、前記回動軸の前方
    に配置された前記2つのリンク部材の前記固定部材に対
    する有効傾斜角の絶対値が相互に異なるとともに、前記
    回動軸の中央後方に配置された前記2つのリンク部材の
    前記固定部材に対する有効傾斜角の絶対値が相互に異な
    ることとなるよう構成したことを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】請求項10の遊戯機用搭乗装置におい
    て、 前記可動部材の中立位置において、前記搭乗面がほぼ水
    平であり、前記可動部材を搭乗者から見て反時計回りに
    回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の左側が右
    側より低くなり、前記可動部材を搭乗者から見て時計回
    りに回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の右側
    が左側より低くなるよう構成したことを特徴とするも
    の。
  12. 【請求項12】請求項10の遊戯機用搭乗装置におい
    て、 前記可動部材の中立位置において、前記搭乗面がほぼ水
    平であり、前記可動部材を搭乗者から見て反時計回りに
    回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の左側が右
    側より高くなり、前記可動部材を搭乗者から見て時計回
    りに回転させたとき、搭乗者から見た前記搭乗面の右側
    が左側より高くなるよう構成したことを特徴とするも
    の。
  13. 【請求項13】請求項1ないし請求項12のいずれかの
    遊戯機用搭乗装置において、 前記可動部材を前記回動軸まわりに回動させるか、また
    は、前記可動部材を傾斜動させる駆動手段を、さらに設
    けたことを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】請求項1ないし請求項12のいずれかの
    遊戯機用搭乗装置において、 前記搭乗者の姿勢の変化により、前記可動部材を前記回
    動軸まわりに回動させるか、または、前記可動部材を傾
    斜動させるよう構成したことを特徴とするもの。
  15. 【請求項15】ほぼ鉛直な回動軸回りに回動可能でかつ
    傾斜動可能な搭乗面を有する可動部材を、リンク部材を
    用いて固定部材に対し位置決めする方法であって、 前記リンク部材の一端を前記固定部材に対し回動可能に
    保持するとともに、他端を前記可動部材に対し回動可能
    に保持し、 前記固定部材と前記可動部材とを、次に示す自由度F F=6N+1−(S+Σ(i=1,N)[fi]) ただし、 N :リンク部材の総数 S :特殊機構に起因する追加自由度 fi:リンク部材Liの自由度 で結合したことを特徴とする遊戯機用搭乗装置の可動部
    材の位置決め方法。
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JP2006204946A (ja) * 2006-03-27 2006-08-10 Matsushita Electric Works Ltd バランス訓練装置
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