JP3789150B2 - 動的体感発生装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動的体感発生装置に関する。詳しくは、乗物への搭乗時やスポーツ時などで体感する運動を模擬するシステム等において、動的体感を与える動的体感発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗物等の運動を模擬するシステム等においては、実際に近い動揺を発生させるために、油圧や電気を駆動源とする複雑で且つ大がかりな装置が用いられていた。従って装置は高価とならざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の技術においては、例えば、運動模擬システムにおいて、有効な動的体感を、簡単安価な手段で与えることは困難もしくは不可能であった。
【0004】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、簡単安価な構成で実際と同様な動的体感を与えることができる動的体感発生装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の動的体感発生装置に於いては、ジンバル機構により揺動自在に支承された疑似乗物部に、才差軸を介して1個もしくは複数個の慣性回転輪を回転可能に設け、該慣性回転輪が回動したときの角運動量及び差トルクの反動を前記才差軸を介して前記疑似乗物部に伝え、前記疑似乗物部に実乗物の疑似運動をさせることを特徴とする。
【0006】
また、前記慣性回転輪の個数、回転数及び複数個の慣性回転輪の回転軸の相互角度は、慣性回転輪の発生する回転反動トルク及び才差トルクの合成ベクトルによる体感を最適に与えることができるように任意に設定できることを特徴とする。また、前記慣性回転輪は、内周に複数の磁極を有し、回転磁界を発生する固定子により回転駆動されることを特徴とする。この構成を採ることに依り、簡単安価な構成で実際と同様な動的体感を与えることができる動的体感発生装置が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は本発明の第1の実施の形態を示す図であり、モーターボートシミュレータの動揺装置に応用した例で、図1は鳥瞰図、図2は側面断面図、図3は平面図である。
本実施の形態は、図1〜図3に示すように、基台1に1対の支持台2,2′が所定の間隔で設けられ、該支持台2,2′の上部には軸受3,3′が設けられている。そして該軸受3,3′には略楕円形状のジンバル枠4が、その長手方向の前後に設けられた軸5,5′(該軸の中心をロール軸R−R′が通る。)を介して左右に揺動可能に支持されている。
【0008】
また、前記ジンバル枠4には長手方向の略中央の左右に軸受6,6′が設けられており、該軸受6,6′には船体7が、その左右に設けられた軸8,8′(該軸の中心をピッチ軸P−P′が通る。)を介して前後に揺動可能に支持されている。なお、前記支持台2,2′及びジンバル枠4に設けられた軸受3,3′,6,6′は玉軸受けを用いることが好ましい。
【0009】
船体7には、船底板9の上にステアリング軸10とその一端に取り付けられたステアリングハンドル11と、操縦者用の座席12と、後述する慣性回転輪の才差軸を回動させるサーボモータ13と、角度検出器14等が設けられている。
【0010】
船底板9には図2に示すように4箇所に軸受15,16,17,18が設けられている。そして、一番前の軸受15は、船底板9を斜めに貫通してステアリング軸10が挿通され、該ステアリング軸10の先端には傘歯車19が取り付けられている。また前から2番目の軸受16は、前記ステアリング軸10の傘歯車19に噛み合う傘歯車20と第1のプーリ21とを軸22により回転可能に支持している。なお、前記軸受16、17、18には玉軸受を用いることが好ましい。
【0011】
また、前から3番目の軸受17は、船体7のピッチ軸P−P′より前方に位置しており、該軸受け17には、第1慣性回転輪23と該第1慣性回転輪23を回転輪支持軸34を介して支持したフォーク状の枠24と第2のプーリ25とが才差軸26(該軸の中心を才差軸G1 −G1 ′が通る。)を介して回転可能に支持されている。そして第2のプーリ25と前記第1のプーリ21との間にはベルト27が掛け渡され、ハンドル11の回転に対し、才差軸26が逆の方向に回転するようになっている。なお、ハンドル11とプーリ25の回転比は傘歯車19,20のギア比及びプーリ21,25の直径の比を適宜選択して決めることができる。
【0012】
また、前から4番目の軸受18は、船体7のピッチ軸P−P′より後方に位置しており、該軸受18には、第2慣性回転輪28と、該第2慣性回転輪28を回転輪支持軸34′を介して支持したフォーク状の枠29とが才差軸30(該軸の中心を才差軸G2 −G2 ′が通る。)を介して支持されている。そして、該才差軸30は船底板を貫通して船体内に突出し、先端に平歯車31が取り付けられており、該平歯車31は前記サーボモータ13に取り付けられた平歯車32、及び角度検出器14に取り付けられた平歯車33と噛み合っている。
【0013】
前記第1,第2の慣性回転輪23,28は二相電気モータの機能を有し、図4の断面図に示すような構造を有している。同図において24(又は29)は才差軸26(又は30)に設けられたフォーク状の枠であり、該枠には回転輪支持軸34(該軸34は回転しない。)がナット35,35′により締付固定されている。そして、該軸34には回転磁界印加用コイル36を有する固定子37が固定され、その両側に1対の玉軸受38,38′を介して回転板39,39′が支持され、該回転板39,39′により複数の磁界を有するリング磁石40と磁性材料よりなる外側リング41が挟持されている。なお、コイル36への入力電源は図示なきフレキシブルワイヤによって回転輪外部から供給されるようになっている。
【0014】
図5は本発明の実施の形態における制御系を示す図である。同図において、50はインスツルメントパネルであり、該インスツルメントパネル50には、エンジンキー51、ジンバル角度設定レバー52、制御レバー53が設けられている。そして、エンジンキー51はON,0FF,STARTの各接点を有し、そのSTART接点がリレー54の駆動コイルに接続されている。また、慣性回転輪角度設定レバー52は図示なき角度設定回路を有し、その慣性回転輪角度設定信号(0°〜90°)を送出する信号線がリレー54のa1 接点に接続され、慣性回転輪角度90°設定信号を送出する信号線がリレー54のa2 接点に接続されている。
【0015】
また該リレー54の接片はサーボ増幅器55に接続している。このサーボ増幅器55は運転席からの慣性回転輪角度設定信号によってサーボモータ13を駆動し、才差軸30をG−G′線回りに0〜90°の範囲で回転するようになっていて、平歯車31と噛み合う平歯車33によって駆動される角度検出器14からのフィードバック信号によって任意の角度に設定できるようになっている。また、制御レバー53は、第1,第2慣性回転輪23,28の固定子コイル36に供給する電流を制御する制御電源部56に接続し、第1,第2慣性回転輪23,28の始動・停止及び正転・逆転を制御することができるようになっている。
【0016】
このように構成された本発明の実施の形態の作用を次に説明する。
▲1▼先ず、ハンドル11を中立の位置にする。これにより第1慣性回転輪23の慣性回転輪支持軸34はP−P′軸と平行になる。
▲2▼次に、慣性回転輪角度設定レバー52を0に合わせる。これにより第2の慣性回転輪28の慣性回転輪支持軸34′もP−P′軸と平行になる。
【0017】
▲3▼次に、エンジンキー51を右に回してOFFからONにする。これにより本装置の搭載機器に必要な電源が供給される。また、才差軸30を駆動して第2慣性回転輪28の慣性回転輪支持軸34′の向きを上から見て時計回りに回転させ、R−R′軸に平行にする。この動作は慣性回転輪角度設定レバー52が0°に合わせられていても、エンジンキー51がON位置では、リレー54の接片が電気的に接点a2 側になり、慣性回転輪角度90°の設定信号がサーボモータ13へ伝達される。
【0018】
▲4▼次に、エンジンキー51を“START”の位置に回す。次いで制御レバー53をF(前進)位置に操作する。これにより、第2慣性回転輪28を後ろから見て時計回りに回転させるように回転磁界発生用制御電源56からコイル36に入力電源が供給される。この第2慣性回転輪28の回転の反動トルクによって船体7は、後ろから見て反時計回りに回転し、実船のスクリュープロペラ始動時(プロペラが時計回りのとき)と同様な体感を操縦者に与える。
【0019】
▲5▼次に、第2慣性回転輪28の回転始動後、約3秒後にリレー54の接片は自動的に接点a1 側に切り換わる。同時に(イ)第2慣性回転輪28の回転輪支持軸34は、上方から見て反時計回りに、P−P′軸と平行な位置に約20°/秒の速度で自動的に戻される。(ロ)第1慣性回転輪23へは船体右側から見て時計回りの回転が与えられるように、回転磁界発生用制御電源56から入力電源が供給され、回転始動される。
【0020】
以上の▲1▼〜▲5▼のシーケンスは、シミュレータの制御回路のブログラムによって実行される。これにより第1慣性回転輪23の回転反動トルクと、第2慣性回転輪28の回転輪支持軸34のP−P′軸方向への戻り時に発生する才差トルク(船体後方より見て反時計回りのトルク)と、回転増速による反動トルクとによって船体7をP−P′軸回りに、実船増速時と同様なノーズアップ動揺を生ぜしめることができる。
後進の場合は、第1、第2慣性回転輪23、28のシーケンス上の回転方向を全て逆にすることにより、ノーズダウンの動揺を生ぜしめることができる。
【0021】
第1,第2慣性回転輪23,28の正又は逆の回転の増速は、制御レバー53の倒す角度を大きくすることによって、制御電源56からコイル36への出力電圧を上昇させて夫々の慣性回転輪23,28に与えるようになっている。この慣性回転輪23,28の増速時の反動は操縦者に増速時の動揺を体感させることになる。
【0022】
また、図5の回転輪角度設定レバー52を回して第2慣性回転輪28の回転支持軸34′の方向をP−P′軸に対して、任意の角度に設定することにより、船体7をR−R′軸及びP−P′軸の回りに縦波や横波による船体の動揺を任意に与えることができる。
【0023】
次に、ハンドル11を、上方から見て時計まわりに回すと、第1慣性回転輪23には反時計まわりのトルクTが加わり、第1慣性回転輪23の回転支持軸34は図6に示すように、R−R′軸のR′側から見て34″のように時計まわりに回転し、船体7をR−R′軸まわりにR′側から見て時計方向に回転させ、実船の右旋回操舵時の船体の傾きと同様な運動を与える。また、ハンドル11を、上方から見て反時計まわりに回すと、船体7を前記とは逆にR−R′軸まわりにR′側から見て反時計まわりに回転させることができ、実船の左旋回時と同様な傾きを発生させることができる。
【0024】
この時、船体7の傾きの速さは次のようになる。図6において、
慣性回転輪の角運動量ベクトル:H
慣性回転輪の回転軸に関する慣性能率:I
慣性回転輪の回転角速度:ω
才差運動角速度:Ω
Figure 0003789150
【0025】
実際例として、慣性回転輪の外径:30cm,慣性回転輪の重量:15kg,慣性回転輪の回転速度:3000rpmとして、例えば入力トルクT=10kgcmを加えると、(1),(2)式よりΩは7°/秒となる。
【0026】
なお、上述の第1の実施の形態においては、船体7は、操縦者が搭乗した時に、ロール軸R−R′及びピッチ軸P−P′に関して、バランスするように重量配分して製作されるが、安全上、船体7の動きの範囲限定を、支持台2(又は2′)と軸5(又は5′)との間、およびジンバル枠4と軸8(又は8′)との間にそれぞれ機械的ストッパを設けることによって達成できることは勿論である。
【0027】
また、本第1の実施の形態と、景況映像発生装置および音響発生装置と組み合わせることにより、モーターボートシミュレータを、より実船的なものとして構成することができる。また、慣性回転輪に複数の光反射板を設けて光を反射させ、本装置周囲面上に映し出される反射走行光群を用いて、視覚による動的感覚を与えることも可能である。さらに、慣性回転輪上に複数枚の送風用羽根を設け、該羽根によって慣性回転輪の回転と同時に空気流を生ぜしめ、その空気流によって動的感覚を与えることも可能である。
【0028】
図7乃至図9は本発明の第2の実施の形態を示す図であり、二輪自動車シミュレータの動揺装置に応用した例で、図7は鳥瞰図、図8は側面図、図9は平面図である。
本実施の形態は、図7に示すように、基台60に1対の支持台61,61′が所定の間隔で設けられ、該支持台61,61′の上部には軸受62,62′が設けられている。そして該軸受62,62′には矩形枠状のジンバル枠63が、その長手方向の前後に設けられた軸64,64′(該軸の中心をロール軸R−R′が通る。)を介して左右に揺動可能に支持されている。
【0029】
また、前記ジンバル枠63には長手方向の中間部の左右に軸受65,65′が設けられており、該軸受65,65′には二輪自動車の車体66が、その左右に設けられた軸67,67′(該軸の中心をピッチ軸P−P′が通る。)を介して前後に揺動可能に支持されている。そして、該車体66には、前部にステアリング軸68が回動自在に設けられ、該ステアリング軸68の上端には加減速用操作グリップ69を有するハンドル70が、下端にはプーリ71がそれぞれ取り付けられている。なお、前記加減速用操作グリップ69には図示なき可変抵抗器が取付けられ、この可変抵抗器を介して慣性回転輪77の二相モーターに加速用昇圧電力、又は減速用逆起電力を与えるようになっている。
【0030】
また、車体66の中央部には、スラスト軸受72及びラジアル玉軸受73によって垂直な才差軸74(該軸の中心を才差軸G−G′が通る。)が、車体66のピッチ軸P−P′と交差して設けられている。該才差軸74は下方に垂下し、その下端にフォーク状の枠75が設けられ、該枠には回転輪支持軸76を介して慣性回転輪77が設けられている。また、該才差軸74の中間にはプーリ78が設けられ、該プーリ78と前記ステアリング軸のプーリ71との間にベルト79が掛け渡されている。
【0031】
このように構成された第2の実施の形態の作用について図7により説明する。図7において、慣性回転輪77に電源を供給し、車体66の右側から見て時計まわり(矢印A方向)に回転始動すると、回転反動トルクによって、車体66はP−P′軸まわりに回動してノーズアップの状態となり、実車走行開始時の運動と同様な運動を生ぜしめることができる。また、慣性回転輪77に減速用逆起電力を与えて、回転減速を行うと、回転反動トルクによって車体66はノーズダウンの運動を生じ実車の減速時と同じ動揺を与えることができる。
【0032】
また、ハンドル70を上方から見て、反時計まわりに回すと、プーリ71からベルト79及びプーリ78を介して才差軸74が上方から見て反時計方向に回転される。才差軸74が反時計方向に回転されると、図6に示すように、慣性回転輪77は車体後方から見て時計まわりの才差運動を生ずる。また、搭乗者が車体後側から見て身体を左に倒すと、慣性回転輪77には図10に示すように反時計まわりのトルクTが加わり上方から見て、慣性回転輪77の角運動量ベクトルHは合成ベクトルH′へ向かって移動し、反時計まわりの才差運動を生じ、その結果ハンドル70を反時計まわりに回転させて実車における現象と同じ動揺を生ぜしめることがでいる。もし、身体を右へ倒すと、動揺は逆向きに生ずる。
【0033】
なお、車体66は、搭乗者が搭乗した時に、ロール軸R−R′及びピッチ軸P−P′に関して、バランスするように重量配分して製作されるが、安全上、車体77の動きの範囲限定を軸64(又は64′)と支持台61(又は61′)との間に、それぞれ機械的バネストッパを設けることによって達成できることは勿論である。
【0034】
また、慣性回転輪の回転速度とハンドル回りの大きさと速度、あるいは身体のR−R′軸まわりの倒す大きさと速度によって慣性回転輪77の才差運動の速度が変わるのは第1の実施の形態の場合と同様である。
【0035】
なお、本実施の形態の動揺装置と、景況映像発生装置および音響発生装置と組み合わせることにより、二輪自動車シミュレータを、より実車的な物として構成することができる。また、慣性回転輪上に複数の光反射板を設け、該光反射板によって、光を反射せしめ、動揺装置周囲面上映し出される反射走行光群を用いて、視覚による動的感覚を与えることも可能である。
【0036】
さらに、慣性回転輪77上に送風用の複数の羽根を設け、該羽根によって、慣性回転輪77の回転と同時に空気流を生ぜしめて体感させ、動的感覚を与えることも可能である。なお本発明は、上述の実施の形態に限るものではなく、慣性回転輪の反動トルク及び才差運動トルクを利用して運動感覚を与える装置に広く応用できるものである。
【0037】
【発明の効果】
本発明に依れば、1個または複数個の慣性回転輪を用い、その回転反動トルク及び才差運動トルクを利用することにより、動的体感を与えることができる装置を簡単・安価に構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す鳥瞰図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す側面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における慣性回転輪を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における制御系を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における慣性回転輪の作用を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す鳥瞰図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の作用説明図である。
【符号の説明】
1,60…基台
2,2′,61,61′…支持台
3,3′,6,6′,15〜18,38,38′,62,62′,65,65′…軸受
4,63…ジンバル枠
5,5′,8,8′,22,64,64′,67,67′…軸
7…船体
9…船底板
10,68…ステアリング軸
11…ステアリングハンドル
12…座席
13…サーボモータ
14…角度検出器
19,20…傘歯車
21,25,71,78…プーリ
23…第1慣性回転輪
24,29,75…フォーク状の枠
26,30,74…才差軸
27,79…ベルト
28…第2慣性回転輪
31,32,33…平歯車
34,76…回転輪支持軸
35,35′…ナット
36…コイル
37…固定子
39,39′…回転板
40…リング磁石
41…外側リング
50…インスツルメントパネル
51…エンジンキー
52…回転輪角度設定レバー
53…制御レバー
54…リレー
55…サーボ増幅器
56…制御電源部
66…車体
69…加減速用操作グリップ
70…ハンドル

Claims (3)

  1. ジンバル機構により揺動自在に支承された疑似乗物部に、才差軸を介して1個もしくは複数個の慣性回転輪を回転可能に設け、該慣性回転輪が回動したときの角運動量及び差トルクの反動を前記才差軸を介して前記疑似乗物部に伝え、前記疑似乗物部に実乗物の疑似運動をさせることを特徴とする動的体感発生装置。
  2. 前記慣性回転輪の個数、回転数及び複数個の慣性回転輪の回転軸の相互角度は、慣性回転輪の発生する回転反動トルク及び才差トルクの合成ベクトルによる体感を最適に与えることができるように任意に設定できることを特徴とする請求項1記載の動的体感発生装置。
  3. 前記慣性回転輪は、内周に複数の磁極を有し、回転磁界を発生する固定子により回転駆動されることを特徴とする請求項1又は2記載の動的体感発生装置。
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