JPH10126841A - コードレス電話システム - Google Patents

コードレス電話システム

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JPH10126841A
JPH10126841A JP8287285A JP28728596A JPH10126841A JP H10126841 A JPH10126841 A JP H10126841A JP 8287285 A JP8287285 A JP 8287285A JP 28728596 A JP28728596 A JP 28728596A JP H10126841 A JPH10126841 A JP H10126841A
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智 脇山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードレス電話システムにおいて、災害等に
より複数の基地局の有線回線がダウンしたような場合で
も通信可能なシステムを構築する。 【解決手段】 各基地局に、隣接する基地局同士で無線
通信を行う無線部と、各基地局の有線回線での交信が正
常に機能しているか否かを記録して監視するための状態
監視テーブルとを備え、有線回線での交信ができなくな
った場合、状態監視テーブルを参照して中継情報を付加
して隣接する基地局へ送信する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば事業所用プ
ライベートPDC(personal digital cellular)システ
ム等のコードレス電話システム、さらに詳しくは基地局
と交換機との間に障害が発生した場合の迂回技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明は、移動機(PS)と基地局(B
S)との間が無線回線で接続され、基地局と制御装置
(WLM)とが有線回線で接続され、制御装置が交換機
(PBX)を介して他の制御装置や公衆電話網へ接続さ
れるコードレス電話システムで実施できる発明である
が、以下、事業所用プライベートPDCシステムを用い
て説明する。
【0003】図5は、事業所用プライベートPDCシス
テムのシステム構成の一例を示す図、図6はその通信経
路を説明するための図である。事業所用プライベートP
DCシステムは、図5に示すように各オフィス(事業
所)配下の交換機(PBX)に、制御装置(WLM)と
基地局(BS)を設置することにより、一般の携帯電話
でオフィス内のPBXを通して通信することができる。
【0004】図6において、移動機1は無線区間を通し
て基地局2と通信を行う。基地局2から公衆回線(PSTN
or ISDN) までは有線回線を通して通信が行われる。1
台の基地局2に同時に4台の移動機1で通信できる。本
システムがオフィス内に設置された場合、何時でも携帯
電話を使用して通信することが可能となる。またオフィ
ス内に在圏している移動機1は、事業所用プライベート
システムを使用しているため、オフィス内での通信は無
料で行えるようになる。またこのシステムは、直接ISDN
回線に接続することも可能なため、トランク回線を使っ
て他の事業所用交換機と直接通信することや、公衆シス
テムとして運用することも可能である。
【0005】すなわち本システムは、自動車電話PDC
システムのPS(市販の携帯電話)または小ゾーン方式
のBSおよびWLMと、市販のPBXを使用して構築で
きるシステムであり、本システムに登録されているPS
は、事業所に在圏したときに内線番号が使用可能とな
り、通常のPBX固定電話機と同じように通信できるよ
うになる。またPSが事業所のゾーン外となった場合、
自動的に通常の携帯電話として使える。そしてPS−B
S間の通信は、全て無線区間を通して行い、BS−WL
M間はISDN回線を用いて行う。事業所内の通信管理
は、WLMまたはPBXで行われ、公衆網との通信は直
通番号を使用して行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような事業所用
プライベートPDCシステムに代表されるコードレス電
話システムでは、基地局と交換機との間に障害が発生し
た場合に通信不可能になるという問題点がある。例えば
図7に示すように、この種のコードレス電話システム
は、基地局と制御装置との間が有線回線(2B+D ケーブ
ル) で接続されているため、この回線が切断された場
合、基地局(BS4)に在圏している移動機は回線が回
復するまで通信できなくなる。また有線回線(2B+D)や制
御装置は必要に応じてメンテナンスが行われるが、この
メンテナンス時にも一般的に通信ができなくなる。
【0007】このような問題を解決する先行技術の1つ
に、例えば特開平6−178345号が存在する。この
先行技術は、コードレス電話システムの通信路に障害が
発生した場合、他の基地局を介して通信を可能にするた
めに、電子交換機と所定のコードレスシステム基地局と
の間の通信路が確保できない場合、このコードレスシス
テム基地局は、コードレスシステム移動局より受信した
情報を、他のコードレスシステム基地局へ再送し、再送
されたコードレスシステム基地局の有する通信路を介し
て電子交換機に迂回接続する構成としている。然しなが
ら上述のような先行技術では、例えば制御装置に故障が
発生し、複数の基地局の通信路に障害が発生したような
場合に通信が行えなくなるという問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、複数の基地局の通信路に障害が発生
したような場合でも、複数の基地局を中継させることで
通信が確保できるコードレス電話システムを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
システムは、移動機と基地局とが無線回線で接続され、
基地局と制御装置とが(若しくは更に交換機とが)有線
回線で接続されてシステムが形成されるコードレス電話
システムにおいて、各基地局に、隣接する基地局同士で
無線通信を行う無線部と、各基地局の有線回線での交信
が正常に機能しているか否かを記録して監視するための
状態監視テーブルと、当該基地局が前記有線回線での交
信ができなくなった場合、その旨を前記無線部を介して
前記隣接する基地局へこの情報を通報し、これを受信し
た隣接する基地局はこの情報を自局の前記状態監視テー
ブルへ記録すると共に隣接する他の基地局へこの情報を
中継し、これを繰り返して同一システムの他の全ての基
地局にこの情報が通報されて前記各基地局の状態監視テ
ーブルに記録される手段と、前記交信ができなくなった
基地局が前記移動機からの発信信号を受信した場合、当
該基地局は前記状態監視テーブルを参照して前記交信が
行える基地局を判断し、当該基地局へこの発信信号を中
継する情報を付加して前記無線部を介しこの発信信号を
前記隣接する基地局へ送信する手段と、隣接する基地局
から前記無線部を介して前記発信信号を受信した場合、
前記付加情報で自局が中継局であるか交信局であるかを
判断し、自局が中継局であれば隣接する基地局へこの発
信信号を中継し、自局が交信局であればこの発信信号を
前記有線回線を介して前記制御装置へ接続する手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】また前記交換機に、前記状態監視テーブル
に記録される情報が正常に機能している基地局から送信
されて同じ情報が記録される監視テーブルと、外部から
このシステムの移動機に着信信号があり、当該移動機が
在圏する基地局へ有線回線を介してこの着信信号を直接
送れない場合、前記監視テーブルを参照してこの着信信
号を送信する基地局を決定してこの着信信号を当該基地
局へ送信する手段と、前記基地局に、この着信信号を受
信した場合、前記状態監視テーブルを参照して前記移動
機が在圏する基地局へこの着信信号を中継する情報を付
加して前記無線部を介しこの着信信号を前記隣接する基
地局へ送信する手段と、隣接する基地局から前記無線部
を介して前記着信信号を受信した場合、前記付加情報で
自局が中継局であるか交信局であるかを判断し、自局が
中継局であれば隣接する基地局へこの着信信号を中継
し、自局が交信局であればこの着信信号を当該移動機へ
接続する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、前記状態監視テーブルを参照して
も前記発信信号または前記着信信号を送信する基地局を
決定できない場合、前記付加情報にはその旨および中継
する基地局数を限定するしきい値を設定して前記無線部
を介し前記隣接する基地局へ送信する手段を備えたこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明のコードレス電話シス
テムの基地局の構成を説明するための概略ブロック図で
あり、従来の基地局の構成に、網掛け部分が新たに付加
された構成となっている。図1の構成において、正常な
通信が可能な場合には、移動機1(図6に示す)から受
信される制御信号は、無線部5を通してlapDコントロー
ラ6へ送出され、S-Contを通って有線回線を使用して制
御装置3に送出されるが、基地局2と制御装置3との間
の有線回線が切断した場合や制御装置3に障害が発生し
たような場合には、無線部5から送出される信号が基地
局制御ソフト7にて2P-RAM(8)に書き込まれてから、
制御ソフト9で処理され、無線部10を通して隣接する
他の基地局へ送信される。すなわち図1に示す基地局
は、既存の基地局に制御ソフト9および2P-RAM(8)を
介して接続される無線部10を新たに設けることによ
り、隣接する基地局間での信号の中継を可能とし、また
lapDコントローラ6が回線断と判断した場合、その通信
制御を無線部10を介して行う構成としている。
【0013】図2は本実施形態の動作を説明するための
シーケンスであり、図2を用いて動作を説明する。基地
局は移動機1からの発信信号(SETUP) を受信した場合、
制御装置3との回線が切断されているか否かを判断す
る。そして回線が切断されていない場合、通常の発信処
理を行うが、回線が切断されていると判断される場合、
基地局は状態監視テーブル(図示せず)を参照して、交
換機と交信が行える基地局へこの信号を中継する。
【0014】次に上述の状態監視テーブルについて説明
する。ここで言う状態監視テーブルとは、各基地局にそ
れぞれ備えられ、システムを形成している各基地局の有
線回線での交信が正常に機能しているか否かを記録して
監視するためのテーブルである。例えば或る基地局が回
線切断等により制御装置と交信できなくなった場合、そ
の旨の情報が無線部10を介して隣接する基地局へ通報
される。そしてこれを受信した隣接する基地局は、この
情報を自局の状態監視テーブルへ記録すると共に、自局
と隣接する基地局へこの情報を中継し、これが繰り返さ
れて同一システムの全ての基地局にこの情報が通報され
て各基地局の状態監視テーブルに記録される。
【0015】従って回線切断等により交換機との交信が
できなくなった基地局が移動機からの発信信号を受信し
た場合、当該基地局は状態監視テーブルを参照して交信
が行える基地局を判断し、後述するように当該基地局へ
この発信信号を中継する情報を付加して、無線部10か
らこの発信信号を自局と隣接する基地局へ送信する。ま
た隣接する基地局からこの発信信号を受信した場合、当
該基地局は上述の付加情報から自局が中継局であるか交
信局であるかを判断し、自局が中継局であれば隣接する
基地局へこの発信信号を中継し、自局が交信局であれば
この発信信号を制御装置へ接続する動作を行う。
【0016】図2に示すシーケンスでは、BS#1は状
態監視テーブルに基づいてBS#2に発信信号を送り、
BS#2がWLMにこの発信信号を送出し、例えば交換
機(図示せず)を介してBS#3に在圏しているPS#
2(着信側ユーザ)に対し、着信(ページング)処理を
開始する。また、BS#1からBS#2の間の発信信号
の送信は、発信信号を中継する情報を付加して行われ
る。
【0017】図3は、発信信号を中継する付加情報のフ
ォーマットの一例を示す図である。回線切断等の障害が
発生した基地局は、レイヤ3メッセージ(RCR標準規
格)をメッセージフォーマットのレイヤ3メッセージ部
に入力する。中継されるメッセージは、発アドレスと着
アドレスを用いてノード間の信号中継が行われる。着ア
ドレスが不明の場合には、着アドレスの欄にブロードキ
ャストメッセージを記入する。この場合、中継する基地
数を制限するしきい値を記入する(中継MAXホップ
数)。そして中継されている信号が中継MAXホップ数
(しきい値)を超えた場合、中継されている信号は削除
される。中継MAXホップ数のしきい値を定義したこと
によって、信号が無駄に中継(ループ)される可能性を
防止している。
【0018】図4は、本実施形態の実際の一運用例を説
明するための図である。図4において、移動機(PS)
と基地局(BS)は全て正常に機能しているものとし、
一点鎖線で示す(例1)は基地局BS#1の回線が遮断
されている場合を前提とした処理を示し、二点鎖線で示
す(例2)は制御装置WLM#2が障害により運用を停
止している場合を前提とした処理を示す。 (例1)BS#1に在圏しているPS#1は、PS#2
に発信する場合、BS#1の回線断を認識し、無線部
(図1の10に示す)を使用してPS#1の呼設定メッ
セージをBS#2に無線で送信する。BS#2の回線は
切断されてないため呼設定メッセージはWLM#1に送
出される。WLM#1は呼設定メッセージを受信してこ
れをPS#2が在圏しているBS#3に送信する。PS
#2は受信したメッセージの応答を行い、PS#1は普
通どうりに呼処理シーケンスの交信を行う。
【0019】(例2)WLM#2が障害中であり、従来
ならばWLM#2の配下のBSゾーン、すなわちBS#
4,BS#5,BS#nがサービスを行えなくなるが、
本実施形態では、例えばBS#3に在圏しているPS#
3が、以下の通信ルートによりWLM#2の配下に在圏
しているPS#4と通信できるようになる。すなわちP
S#3はBS#3に対して呼設定メッセージを送出し、
BS#3は状態監視テーブルによりBS#4,BS#5
とBS#nの使用不可を認識し、以下の処理を行う。す
なわちこの場合、送り先の基地局番号が判らないので、
BS#3は図3の着アドレスにブロードキャストメッセ
ージを記入してBS#4に呼設定メッセージを送信す
る。この呼設定メッセージを受信したBS#4は、PS
#4が自局に在圏していないことを確認し、BS#5に
この呼設定メッセージを中継する。そして、この呼設定
メッセージを受信したBS#5は、PS#4が在圏して
いることを確認し、PS#5に対してこの呼設定メッセ
ージを接続する。そしてPS#5からPS#3へ呼設定
メッセージの応答が行われ、通常の通信動作に入る。
【0020】上述の実施形態では、システム内での発着
信について説明したが、システム外からシステム内の移
動機へ着信がある場合にも同様に実施できる。すなわ
ち、交換機(PBX)に上述の各基地局に設けられた状
態監視テーブルに記録される情報と同じ情報を記録する
監視テーブルを持たせておく。これは正常に機能してい
る何れかの基地局が逐次交換機の監視テーブルへ情報を
送信する構成とすることにより行える。そしてシステム
外からこのシステムの移動機に着信信号があり、有線回
線遮断等により当該移動機が在圏する基地局へ直接有線
回線を介してこの着信信号を送信できない場合、交換機
は監視テーブルを参照し、この着信信号を送信する基地
局を決定してこの着信信号を送信する。そして、有線回
線でこの着信信号を受信した基地局は自局の状態監視テ
ーブルを参照し、当該移動機が在圏する基地局へ、この
着信信号を中継する情報を付加して、この着信信号を無
線部10で隣接する基地局へ無線で送信する。そして隣
接する基地局が無線部10を介してこの着信信号を受信
した場合、付加情報から自局が中継局であるか交信局で
あるかを判断し、自局が中継局であれば隣接する基地局
へこの着信信号を中継し、自局が交信局であればこの着
信信号を当該移動機へ接続する。なお、この場合にも交
信が行える基地局を特定できない場合には、その旨の情
報(ブロードキャストメッセージ)と、中継MAXホッ
プ数(しきい値)を設定して送信する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコードレス
電話システムは、基地局と制御装置との間の有線回線が
切断されたような場合や制御装置や回線のメンテナンス
を行っている時であっても通信が行えるようになる。特
に複数の制御装置が使用されるシステムにおいて、1つ
の制御装置がダウンしたような場合や、災害時に複数の
基地局の回線が切断されたような場合でも通信が可能と
なる。なお無線区間の通信は、現在の携帯電話網と同じ
プロトコルを使用しているため、携帯電話網を通して通
信することも可能であり、災害による障害時でも普通ど
うりに運用できる、信頼性の高いシステムが得られる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話システムの基地局構成
の一実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】本実施形態の動作を説明するための動作シーケ
ンスを示す図である。
【図3】発信信号を中継する付加情報のフォーマットの
一例を示す図である。
【図4】本実施形態の実際の一運用例を説明するための
図である。
【図5】事業所用プライベートPDCシステムのシステ
ム構成の一例を示す図である。
【図6】事業所用プライベートPDCシステムの通信経
路を説明するための図である。
【図7】従来のシステムでの問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 移動機(PS) 2 基地局(BS) 3 制御装置(WLM) 4 交換機(PBX) 5 無線部 6 lapDコントローラ 7 基地局制御ソフト 8 2ポートRAM 9 制御ソフト 10 無線部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動機と基地局とが無線回線で接続さ
    れ、基地局と制御装置とが(若しくは更に交換機とが)
    有線回線で接続されてシステムが形成されるコードレス
    電話システムにおいて、 各基地局に、 隣接する基地局同士で無線通信を行う無線部と、 各基地局の有線回線での交信が正常に機能しているか否
    かを記録して監視するための状態監視テーブルと、 当該基地局が前記有線回線での交信ができなくなった場
    合、その旨を前記無線部を介して前記隣接する基地局へ
    この情報を通報し、これを受信した隣接する基地局はこ
    の情報を自局の前記状態監視テーブルへ記録すると共に
    隣接する他の基地局へこの情報を中継し、これを繰り返
    して同一システムの他の全ての基地局にこの情報が通報
    されて前記各基地局の状態監視テーブルに記録される手
    段と、 前記交信ができなくなった基地局が前記移動機からの発
    信信号を受信した場合、当該基地局は前記状態監視テー
    ブルを参照して前記交信が行える基地局を判断し、当該
    基地局へこの発信信号を中継する情報を付加して前記無
    線部を介しこの発信信号を前記隣接する基地局へ送信す
    る手段と、 隣接する基地局から前記無線部を介して前記発信信号を
    受信した場合、前記付加情報で自局が中継局であるか交
    信局であるかを判断し、自局が中継局であれば隣接する
    基地局へこの発信信号を中継し、自局が交信局であれば
    この発信信号を前記有線回線を介して前記制御装置へ接
    続する手段とを備えたことを特徴とするコードレス電話
    システム。
  2. 【請求項2】 前記交換機に、 前記状態監視テーブルに記録される情報が正常に機能し
    ている基地局から送信されて同じ情報が記録される監視
    テーブルと、 外部からこのシステムの移動機に着信信号があり、当該
    移動機が在圏する基地局へ有線回線を介してこの着信信
    号を直接送れない場合、前記監視テーブルを参照してこ
    の着信信号を送信する基地局を決定してこの着信信号を
    当該基地局へ送信する手段と、 前記基地局に、 この着信信号を受信した場合、前記状態監視テーブルを
    参照して前記移動機が在圏する基地局へこの着信信号を
    中継する情報を付加して前記無線部を介しこの着信信号
    を前記隣接する基地局へ送信する手段と、 隣接する基地局から前記無線部を介して前記着信信号を
    受信した場合、前記付加情報で自局が中継局であるか交
    信局であるかを判断し、自局が中継局であれば隣接する
    基地局へこの着信信号を中継し、自局が交信局であれば
    この着信信号を当該移動機へ接続する手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項第1項記載のコードレス電話シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記状態監視テーブルを参照しても前記
    発信信号または前記着信信号を送信する基地局を決定で
    きない場合、前記付加情報にはその旨および中継する基
    地局数を限定するしきい値を設定して前記無線部を介し
    前記隣接する基地局へ送信する手段を備えたことを特徴
    とする請求項第1項または第2項記載のコードレス電話
    システム。
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