JP2002051145A - ゲートウェイ装置およびその呼転送方法 - Google Patents
ゲートウェイ装置およびその呼転送方法Info
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- JP2002051145A JP2002051145A JP2000242763A JP2000242763A JP2002051145A JP 2002051145 A JP2002051145 A JP 2002051145A JP 2000242763 A JP2000242763 A JP 2000242763A JP 2000242763 A JP2000242763 A JP 2000242763A JP 2002051145 A JP2002051145 A JP 2002051145A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報がパケット化されて伝送されるデータ通
信回線を介した公専公接続を実現する。 【解決手段】 第1のゲートウェイ装置20は、公衆網の
地域網Aからの公衆回線60を収容し、公衆回線60からの
呼をデータ通信回線10を介して第2のゲートウェイ装置
30に転送し、第2のゲートウェイ装置30は、地域網Bか
らの公衆回線62を収容し、データ通信回線10を介して受
けた呼を公衆回線62を介して地域網Bに転送することに
より、地域網Aと地域網Bとがデータ通信回線10を介し
て公専公接続され、発呼端末Xと着呼端末Yとが呼接続
される。データ通信回線10に障害または輻輳などが生じ
た場合、発呼側の第1のゲートウェイ装置20は、迂回回
線としての公衆回線70から公衆網の中継系を介して着呼
端末Yが収容された地域網Bに回線接続し、その公衆回
線70と公衆回線60とを回線接続することにより、地域網
Aの発呼端末Xと地域網Bの着呼端末Yとが呼接続され
る。
信回線を介した公専公接続を実現する。 【解決手段】 第1のゲートウェイ装置20は、公衆網の
地域網Aからの公衆回線60を収容し、公衆回線60からの
呼をデータ通信回線10を介して第2のゲートウェイ装置
30に転送し、第2のゲートウェイ装置30は、地域網Bか
らの公衆回線62を収容し、データ通信回線10を介して受
けた呼を公衆回線62を介して地域網Bに転送することに
より、地域網Aと地域網Bとがデータ通信回線10を介し
て公専公接続され、発呼端末Xと着呼端末Yとが呼接続
される。データ通信回線10に障害または輻輳などが生じ
た場合、発呼側の第1のゲートウェイ装置20は、迂回回
線としての公衆回線70から公衆網の中継系を介して着呼
端末Yが収容された地域網Bに回線接続し、その公衆回
線70と公衆回線60とを回線接続することにより、地域網
Aの発呼端末Xと地域網Bの着呼端末Yとが呼接続され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートウェイ装置
およびその呼転送方法に係り、特に、たとえば、公衆網
に収容された加入者端末同士を公専公接続により呼接続
する際に用いて好適なゲートウェイ装置およびその呼転
送方法に関するものである。
およびその呼転送方法に係り、特に、たとえば、公衆網
に収容された加入者端末同士を公専公接続により呼接続
する際に用いて好適なゲートウェイ装置およびその呼転
送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信事業の自由化および公衆
網のオープン化にともない、たとえば専用線を含む私設
網を公衆網に接続して、自在な網の運用あるいは各種の
通信サービスの提供が可能となってきた。特に、所定の
2地点間に布設された専用線の両端にて公衆網とそれぞ
れ接続する公専公接続により、専用線を用いた低料金の
通信料にて公衆網に収容された加入者端末同士を呼接続
するサービスを提供することができるようになってき
た。
網のオープン化にともない、たとえば専用線を含む私設
網を公衆網に接続して、自在な網の運用あるいは各種の
通信サービスの提供が可能となってきた。特に、所定の
2地点間に布設された専用線の両端にて公衆網とそれぞ
れ接続する公専公接続により、専用線を用いた低料金の
通信料にて公衆網に収容された加入者端末同士を呼接続
するサービスを提供することができるようになってき
た。
【0003】従来、上記のような公専公接続を提供する
専用線サービス網としては、たとえば、図3に示すよう
に、専用線50の両端に構内交換機(PBX) 52,54 などの回
線交換機を配置したものが知られている。このサービス
網は、基本的には、所定の2地点間に布設された専用線
50と、その一方側に接続されて公衆網の地域網Aからの
公衆回線60を収容する第1の構内交換機52と、専用線50
の他方側に接続されて公衆網の地域網Bからの公衆回線
62を収容する第2の構内交換機54とを含む。この場合、
専用線50の障害あるいは輻輳した場合に備えて第3の構
内交換機56を介在する迂回路を有していた。つまり、第
1の構内交換機52と第3の構内交換機56との間に第2の
専用線64を布設して、第2の構内交換機54と第3の構内
交換機56との間に第3の専用線66を布設して、これら第
2および第3の専用線64,66 から第3の構内交換機56を
介して第1の構内交換機52と第2の構内交換機54との間
の迂回路を形成していた。
専用線サービス網としては、たとえば、図3に示すよう
に、専用線50の両端に構内交換機(PBX) 52,54 などの回
線交換機を配置したものが知られている。このサービス
網は、基本的には、所定の2地点間に布設された専用線
50と、その一方側に接続されて公衆網の地域網Aからの
公衆回線60を収容する第1の構内交換機52と、専用線50
の他方側に接続されて公衆網の地域網Bからの公衆回線
62を収容する第2の構内交換機54とを含む。この場合、
専用線50の障害あるいは輻輳した場合に備えて第3の構
内交換機56を介在する迂回路を有していた。つまり、第
1の構内交換機52と第3の構内交換機56との間に第2の
専用線64を布設して、第2の構内交換機54と第3の構内
交換機56との間に第3の専用線66を布設して、これら第
2および第3の専用線64,66 から第3の構内交換機56を
介して第1の構内交換機52と第2の構内交換機54との間
の迂回路を形成していた。
【0004】それぞれの回線交換機は、たとえば、第1
の構内交換機52は、地域網Aからの公衆回線60を収容す
る局線トランク(COT) 522 と、第1の専用線50を収容す
る第1の専用線トランク(PVT) 524 と、第2の専用線64
を収容する第2の専用線トランク(PVT) 526 と、それぞ
れのトランク間522 〜526 を交換接続する時分割スイッ
チ(TSW) 528 と、それぞれのトランク522 〜526 から制
御バス532 を介して供給される呼接続情報に基づいて時
分割スイッチ528 を制御する交換制御部(CC) 530とを有
していた。同様に、第2の構内交換機54は、地域網Bか
らの公衆回線62を収容する局線トランク(COT) 542 と、
第1の専用線50を収容する第1の専用線トランク(PVT)
544 と、第3の専用線66を収容する第2の専用線トラン
ク(PVT)546 と、それぞれのトランク間542 〜546 を交
換接続する時分割スイッチ(TSW)548 と、それぞれのト
ランク542 〜546 から制御バス552 を介して供給される
呼接続情報に基づいて時分割スイッチ548 を制御する交
換制御部(CC) 550とを有していた。第3の構内交換機56
は、第2の専用線64を収容する第1の専用線トランク(P
VT) 562 と、第3の専用線66を収容する第2の専用線ト
ランク(PVT) 564 と、これらトランク間562,564 の回線
を交換接続する時分割スイッチ(TSW) 566 と、トランク
562,564 から制御バス570 を介して供給される呼接続情
報に基づいて時分割スイッチ566 を制御する交換制御部
(CC) 568とを有していた。
の構内交換機52は、地域網Aからの公衆回線60を収容す
る局線トランク(COT) 522 と、第1の専用線50を収容す
る第1の専用線トランク(PVT) 524 と、第2の専用線64
を収容する第2の専用線トランク(PVT) 526 と、それぞ
れのトランク間522 〜526 を交換接続する時分割スイッ
チ(TSW) 528 と、それぞれのトランク522 〜526 から制
御バス532 を介して供給される呼接続情報に基づいて時
分割スイッチ528 を制御する交換制御部(CC) 530とを有
していた。同様に、第2の構内交換機54は、地域網Bか
らの公衆回線62を収容する局線トランク(COT) 542 と、
第1の専用線50を収容する第1の専用線トランク(PVT)
544 と、第3の専用線66を収容する第2の専用線トラン
ク(PVT)546 と、それぞれのトランク間542 〜546 を交
換接続する時分割スイッチ(TSW)548 と、それぞれのト
ランク542 〜546 から制御バス552 を介して供給される
呼接続情報に基づいて時分割スイッチ548 を制御する交
換制御部(CC) 550とを有していた。第3の構内交換機56
は、第2の専用線64を収容する第1の専用線トランク(P
VT) 562 と、第3の専用線66を収容する第2の専用線ト
ランク(PVT) 564 と、これらトランク間562,564 の回線
を交換接続する時分割スイッチ(TSW) 566 と、トランク
562,564 から制御バス570 を介して供給される呼接続情
報に基づいて時分割スイッチ566 を制御する交換制御部
(CC) 568とを有していた。
【0005】以上のような構成において、たとえば地域
網Aの加入者端末Xから上記サービス網を介して地域網
Bの加入者端末Yに発呼する場合には、加入者端末X
は、まず、サービス網の公衆網との契約番号をダイヤル
する。これにより、地域網Aは、サービス網との契約番
号に基づいて加入者端末Xを公衆回線60を介して第1の
構内交換機52に回線接続する。次いで、第1の構内交換
機52が番号情報を受信する手段を提供する。それに続い
て、加入者端末Xは、加入者端末Yが収容された地域網
の番号(たとえば「03」)をダイヤルして、続いて加入
者端末Yの加入者番号(「XXXX−XXXX」)をダイヤルす
る。この際、地域網Aから第1の構内交換機52には、地
域網の番号を含む加入者端末Yの加入者番号が呼接続情
報として転送される。
網Aの加入者端末Xから上記サービス網を介して地域網
Bの加入者端末Yに発呼する場合には、加入者端末X
は、まず、サービス網の公衆網との契約番号をダイヤル
する。これにより、地域網Aは、サービス網との契約番
号に基づいて加入者端末Xを公衆回線60を介して第1の
構内交換機52に回線接続する。次いで、第1の構内交換
機52が番号情報を受信する手段を提供する。それに続い
て、加入者端末Xは、加入者端末Yが収容された地域網
の番号(たとえば「03」)をダイヤルして、続いて加入
者端末Yの加入者番号(「XXXX−XXXX」)をダイヤルす
る。この際、地域網Aから第1の構内交換機52には、地
域網の番号を含む加入者端末Yの加入者番号が呼接続情
報として転送される。
【0006】次に、加入者端末Xが公衆回線60を介して
回線接続された第1の構内交換機52では、公衆回線60を
介して供給される呼接続情報を局線トランク522 にて受
けると、その呼接続情報は制御バス532 を介して交換制
御部530 に供給される。これにより、交換制御部530
は、時分割スイッチ528 を制御して局線トランク522 と
第1の専用線トランク524 を接続して、加入者端末Xが
回線接続された公衆回線60を専用線50に回線接続する。
この際、交換制御部530 は、第1の専用線トランク524
から専用線50を介して呼接続情報を第2の構内交換機54
に転送する。
回線接続された第1の構内交換機52では、公衆回線60を
介して供給される呼接続情報を局線トランク522 にて受
けると、その呼接続情報は制御バス532 を介して交換制
御部530 に供給される。これにより、交換制御部530
は、時分割スイッチ528 を制御して局線トランク522 と
第1の専用線トランク524 を接続して、加入者端末Xが
回線接続された公衆回線60を専用線50に回線接続する。
この際、交換制御部530 は、第1の専用線トランク524
から専用線50を介して呼接続情報を第2の構内交換機54
に転送する。
【0007】これにより、第2の構内交換機54では、専
用線50を介して供給された呼接続情報を第1の専用線ト
ランク544 にて受けると、その呼接続情報は制御バス55
2 を介して交換制御部550 に供給される。呼接続情報を
受けた交換制御部550 は、時分割スイッチ548 を制御し
て第1の専用線トランク544 と局線トランク542 を接続
して加入者端末Xが回線接続された専用線50と公衆回線
62とを回線接続し、呼接続情報を公衆回線62を介して地
域網Bに転送する。
用線50を介して供給された呼接続情報を第1の専用線ト
ランク544 にて受けると、その呼接続情報は制御バス55
2 を介して交換制御部550 に供給される。呼接続情報を
受けた交換制御部550 は、時分割スイッチ548 を制御し
て第1の専用線トランク544 と局線トランク542 を接続
して加入者端末Xが回線接続された専用線50と公衆回線
62とを回線接続し、呼接続情報を公衆回線62を介して地
域網Bに転送する。
【0008】これにより、地域網Bでは、呼接続情報に
基づいて加入者端末Yを呼び出し、加入者端末Yが応答
すると、加入者端末Yと第2の構内交換機54の公衆回線
62を介して回線接続する。この結果、加入者端末Xと加
入者端末Yとが地域網Aの公衆回線60と、サービス網の
専用線50と、地域網Bの公衆回線62とを介して呼接続さ
れる。
基づいて加入者端末Yを呼び出し、加入者端末Yが応答
すると、加入者端末Yと第2の構内交換機54の公衆回線
62を介して回線接続する。この結果、加入者端末Xと加
入者端末Yとが地域網Aの公衆回線60と、サービス網の
専用線50と、地域網Bの公衆回線62とを介して呼接続さ
れる。
【0009】一方、加入者端末Xから公衆回線60を介し
て第1の構内交換機52に回線接続があった際に、専用線
50が障害あるいは輻輳などにより回線接続できない状態
にある場合には、第1の構内交換機52の交換制御部530
では、専用線50のそのような状態を検出すると、加入者
端末Xからの呼を受けた局線トランク522 と、迂回路と
なる第2の専用線64を収容する第2の専用線トランク52
6 とを時分割スイッチ528 を制御して接続して、加入者
端末Xからの公衆回線60と第2の専用線64とを回線接続
する。この際、加入者端末Yへの呼接続情報は、第2の
専用線64を介して第3の構内交換機56に転送される。
て第1の構内交換機52に回線接続があった際に、専用線
50が障害あるいは輻輳などにより回線接続できない状態
にある場合には、第1の構内交換機52の交換制御部530
では、専用線50のそのような状態を検出すると、加入者
端末Xからの呼を受けた局線トランク522 と、迂回路と
なる第2の専用線64を収容する第2の専用線トランク52
6 とを時分割スイッチ528 を制御して接続して、加入者
端末Xからの公衆回線60と第2の専用線64とを回線接続
する。この際、加入者端末Yへの呼接続情報は、第2の
専用線64を介して第3の構内交換機56に転送される。
【0010】次に、第3の構内交換機56では、第2の専
用線64からの呼接続情報を第1の専用線トランク562 に
て受けると、その呼接続情報が制御バス570 を介して交
換制御部568 に供給される。これにより、交換制御部56
8 は、時分割スイッチ566 を制御して第1の専用線トラ
ンク562 と第2の専用線トランク564 を接続して、第2
の専用線64を第3の専用線66に回線接続し、第3の専用
線66を介して呼接続情報を第2の構内交換機54に転送す
る。
用線64からの呼接続情報を第1の専用線トランク562 に
て受けると、その呼接続情報が制御バス570 を介して交
換制御部568 に供給される。これにより、交換制御部56
8 は、時分割スイッチ566 を制御して第1の専用線トラ
ンク562 と第2の専用線トランク564 を接続して、第2
の専用線64を第3の専用線66に回線接続し、第3の専用
線66を介して呼接続情報を第2の構内交換機54に転送す
る。
【0011】次いで、第2の構内交換機54では、上記と
同様に第3の専用線66を介して受けた呼接続情報を交換
制御部550 にて検出すると、第2の専用線トランク546
と局線トランク542 とを時分割スイッチ548 を介して接
続して、その呼接続情報を公衆回線62を介して地域網B
に転送する。これにより、地域網Bでは、上記と同様に
加入者端末Yを公衆回線62を介して第2の構内交換機54
に回線接続する。この結果、加入者端末Xと加入者端末
Yは、公衆回線60と、第2および第3の専用線64,66 を
介した迂回路と、公衆回線62との回線接続により呼接続
される。
同様に第3の専用線66を介して受けた呼接続情報を交換
制御部550 にて検出すると、第2の専用線トランク546
と局線トランク542 とを時分割スイッチ548 を介して接
続して、その呼接続情報を公衆回線62を介して地域網B
に転送する。これにより、地域網Bでは、上記と同様に
加入者端末Yを公衆回線62を介して第2の構内交換機54
に回線接続する。この結果、加入者端末Xと加入者端末
Yは、公衆回線60と、第2および第3の専用線64,66 を
介した迂回路と、公衆回線62との回線接続により呼接続
される。
【0012】以下同様に、地域網Aの加入者端末Xから
サービス網を介して地域網Bの加入者端末Yに発呼され
ると、専用線50が使用可能な状態にあれば、第1の構内
交換機52にて地域網Aからの公衆回線60と専用線50とを
回線接続し、第2の構内交換機54にて専用線50と地域網
Bからの公衆回線62とを回線接続して、加入者端末Xと
加入者端末Yとを公専公接続により呼接続する。その
際、専用線50が障害あるいは輻輳などにより使用できな
い状態であれば、第1の構内交換機52にて地域網Aから
の公衆回線60と第2の専用線64とを回線接続し、第3の
構内交換機56にて第2の専用線64と第3の専用線66とを
回線接続し、さらに第2の構内交換機54にて第3の専用
線66と地域網Bの公衆回線62とを回線接続して、加入者
端末Xと加入者端末Yとを呼接続する。ちなみに、地域
網Bの加入者端末Yから地域網Aの加入者端末Xに発呼
があった場合には、上記と反対の経路により公専公接続
されて、それぞれの加入者端末が呼接続される。
サービス網を介して地域網Bの加入者端末Yに発呼され
ると、専用線50が使用可能な状態にあれば、第1の構内
交換機52にて地域網Aからの公衆回線60と専用線50とを
回線接続し、第2の構内交換機54にて専用線50と地域網
Bからの公衆回線62とを回線接続して、加入者端末Xと
加入者端末Yとを公専公接続により呼接続する。その
際、専用線50が障害あるいは輻輳などにより使用できな
い状態であれば、第1の構内交換機52にて地域網Aから
の公衆回線60と第2の専用線64とを回線接続し、第3の
構内交換機56にて第2の専用線64と第3の専用線66とを
回線接続し、さらに第2の構内交換機54にて第3の専用
線66と地域網Bの公衆回線62とを回線接続して、加入者
端末Xと加入者端末Yとを呼接続する。ちなみに、地域
網Bの加入者端末Yから地域網Aの加入者端末Xに発呼
があった場合には、上記と反対の経路により公専公接続
されて、それぞれの加入者端末が呼接続される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、構内交換機などの回線交換機と専用
線を用いた回線交換による公専公接続であるので、回線
数が多くなると、設備規模が大きくなってコスト高にな
るという問題があった。特に、新たに専用線を布設する
場合、あるいは他の事業者の専用線を借りるなど設備を
拡張する場合には多くの資金が必要となって、網の運用
に支障をきたす場合などがあるという問題があった。
た従来の技術では、構内交換機などの回線交換機と専用
線を用いた回線交換による公専公接続であるので、回線
数が多くなると、設備規模が大きくなってコスト高にな
るという問題があった。特に、新たに専用線を布設する
場合、あるいは他の事業者の専用線を借りるなど設備を
拡張する場合には多くの資金が必要となって、網の運用
に支障をきたす場合などがあるという問題があった。
【0014】そこで、インターネットあるいは既存の広
域LANなどのデータ通信回線を利用して、公専公接続
することが考えられる。この場合、公衆回線からの呼を
パケット化してデータ通信回線を介して転送するので、
所望の地域にその公衆網からの公衆回線を収容して、そ
の呼をパケット化して転送するゲートウェイ装置を設
け、そのゲートウェイ装置と最寄りのデータ通信回線と
を接続するとよい。実質的に、所望の2地点間のゲート
ウェイ装置の設備のみにて公専公接続のサービス網を開
設することが可能となる。しかしながら、データ通信回
線とゲートウェイ装置を用いた公専公接続の場合には、
データ通信回線に障害が生じた場合あるいはその輻輳な
どにより通信が困難となった場合には、公衆回線からの
リアルタイムの呼を転送する迂回路を形成することがで
きにくいため、公専公接続をすることができなくなる場
合があった。
域LANなどのデータ通信回線を利用して、公専公接続
することが考えられる。この場合、公衆回線からの呼を
パケット化してデータ通信回線を介して転送するので、
所望の地域にその公衆網からの公衆回線を収容して、そ
の呼をパケット化して転送するゲートウェイ装置を設
け、そのゲートウェイ装置と最寄りのデータ通信回線と
を接続するとよい。実質的に、所望の2地点間のゲート
ウェイ装置の設備のみにて公専公接続のサービス網を開
設することが可能となる。しかしながら、データ通信回
線とゲートウェイ装置を用いた公専公接続の場合には、
データ通信回線に障害が生じた場合あるいはその輻輳な
どにより通信が困難となった場合には、公衆回線からの
リアルタイムの呼を転送する迂回路を形成することがで
きにくいため、公専公接続をすることができなくなる場
合があった。
【0015】本発明は、このような従来技術の欠点を解
消し、小規模な設備により公専公接続のサービス網を開
設することができ、かつ公衆網の加入者端末同士を確実
に呼接続することができるゲートウェイ装置およびその
呼転送方法を提供することを目的とする。
消し、小規模な設備により公専公接続のサービス網を開
設することができ、かつ公衆網の加入者端末同士を確実
に呼接続することができるゲートウェイ装置およびその
呼転送方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題を解決するために、情報がパケット化されて伝送さ
れるデータ通信回線の両端に、中継網で接続された第1
および第2の通信網からのそれぞれ第1および第2の通
信回線をそれぞれ収容する第1および第2のゲートウェ
イ装置を設け、第1および第2のゲートウェイ装置を介
して第1および第2の通信網に収容された加入者端末同
士を呼接続するゲートウェイ装置における呼転送方法
は、少なくとも第1のゲートウェイ装置に、さらにそれ
ぞれ第1の通信網に接続可能な通信回線を迂回回線とし
て収容しておき、第1の通信網の加入者端末から第1の
ゲートウェイ装置に第2の通信網の加入者端末に対する
呼接続要求があった場合にデータ通信回線が使用可能な
際には、第1のゲートウェイ装置からデータ通信回線を
介して第2のゲートウェイ装置に呼接続要求を転送し、
第2のゲートウェイ装置から第2の通信回線を介して第
2の通信網の加入者端末に呼接続し、第1の通信網の加
入者端末から第1のゲートウェイ装置に第2の通信網の
加入者端末に対する呼接続要求があった場合にデータ通
信回線が使用に適さない際には、第1のゲートウェイ装
置にて第1の通信網の加入者端末からの呼接続情報を中
継網を介して中継する呼接続情報に変換して、変換した
呼接続情報を迂回回線を介して第1の通信網に転送し
て、中継網により中継し、第2の通信網の加入者端末に
呼接続することを特徴とする。
課題を解決するために、情報がパケット化されて伝送さ
れるデータ通信回線の両端に、中継網で接続された第1
および第2の通信網からのそれぞれ第1および第2の通
信回線をそれぞれ収容する第1および第2のゲートウェ
イ装置を設け、第1および第2のゲートウェイ装置を介
して第1および第2の通信網に収容された加入者端末同
士を呼接続するゲートウェイ装置における呼転送方法
は、少なくとも第1のゲートウェイ装置に、さらにそれ
ぞれ第1の通信網に接続可能な通信回線を迂回回線とし
て収容しておき、第1の通信網の加入者端末から第1の
ゲートウェイ装置に第2の通信網の加入者端末に対する
呼接続要求があった場合にデータ通信回線が使用可能な
際には、第1のゲートウェイ装置からデータ通信回線を
介して第2のゲートウェイ装置に呼接続要求を転送し、
第2のゲートウェイ装置から第2の通信回線を介して第
2の通信網の加入者端末に呼接続し、第1の通信網の加
入者端末から第1のゲートウェイ装置に第2の通信網の
加入者端末に対する呼接続要求があった場合にデータ通
信回線が使用に適さない際には、第1のゲートウェイ装
置にて第1の通信網の加入者端末からの呼接続情報を中
継網を介して中継する呼接続情報に変換して、変換した
呼接続情報を迂回回線を介して第1の通信網に転送し
て、中継網により中継し、第2の通信網の加入者端末に
呼接続することを特徴とする。
【0017】この場合、第1および第2の通信網は、そ
れぞれ公衆網の異なる地域網であり、第1のゲートウェ
イ装置は、第1の通信網の公衆回線を迂回回線として収
容して、データ通信回線が使用に適さない際に第1の通
信網の加入者端末からの呼接続情報を公衆網の中継網の
番号体系に応じた呼接続情報に変換し、変換した呼接続
続報を迂回回線を介して転送するとよい。
れぞれ公衆網の異なる地域網であり、第1のゲートウェ
イ装置は、第1の通信網の公衆回線を迂回回線として収
容して、データ通信回線が使用に適さない際に第1の通
信網の加入者端末からの呼接続情報を公衆網の中継網の
番号体系に応じた呼接続情報に変換し、変換した呼接続
続報を迂回回線を介して転送するとよい。
【0018】また、第1のゲートウェイ装置に収容され
た通信回線は、第1の通信網の通信事業者と異なる通信
事業者に接続可能な通信回線であり、第1のゲートウェ
イ装置は、データ通信回線が使用に適さない際に第1の
通信網の加入者端末からの呼接続情報を異なる通信事業
者の番号体系に応じた呼接続情報に変換して、変換した
呼接続情報を迂回回線を介して転送すると有利である。
た通信回線は、第1の通信網の通信事業者と異なる通信
事業者に接続可能な通信回線であり、第1のゲートウェ
イ装置は、データ通信回線が使用に適さない際に第1の
通信網の加入者端末からの呼接続情報を異なる通信事業
者の番号体系に応じた呼接続情報に変換して、変換した
呼接続情報を迂回回線を介して転送すると有利である。
【0019】一方、これら呼転送方法が適用される本発
明によるゲートウェイ装置は、第1の通信網からの通信
回線を収容して、通信回線の回線制御を司る他網回線制
御手段と、迂回回線が接続されて、迂回回線の回線制御
を司る迂回回線制御手段と、データ通信回線を収容し
て、データ通信回線の回線制御を司るデータ通信回線制
御手段と、他網回線制御手段、迂回回線制御手段および
データ通信回線制御手段のそれぞれの回線を交換接続す
るスイッチング手段と、他網回線制御手段、迂回回線制
御手段およびデータ通信回線制御手段からの呼接続情報
に基づいてスイッチング手段を制御する交換制御手段
と、交換制御手段を介して他網回線制御手段から呼接続
情報を受けて、呼接続情報を迂回回線制御手段を介して
第1の通信網に発信可能な呼接続情報に変換する迂回交
換制御手段とを含むことを特徴とする。
明によるゲートウェイ装置は、第1の通信網からの通信
回線を収容して、通信回線の回線制御を司る他網回線制
御手段と、迂回回線が接続されて、迂回回線の回線制御
を司る迂回回線制御手段と、データ通信回線を収容し
て、データ通信回線の回線制御を司るデータ通信回線制
御手段と、他網回線制御手段、迂回回線制御手段および
データ通信回線制御手段のそれぞれの回線を交換接続す
るスイッチング手段と、他網回線制御手段、迂回回線制
御手段およびデータ通信回線制御手段からの呼接続情報
に基づいてスイッチング手段を制御する交換制御手段
と、交換制御手段を介して他網回線制御手段から呼接続
情報を受けて、呼接続情報を迂回回線制御手段を介して
第1の通信網に発信可能な呼接続情報に変換する迂回交
換制御手段とを含むことを特徴とする。
【0020】この場合、迂回交換制御手段は、この装置
内部に設けられて交換制御手段と直接的に呼接続情報を
やりとりするとよい。
内部に設けられて交換制御手段と直接的に呼接続情報を
やりとりするとよい。
【0021】また、迂回交換制御手段は、この装置外部
に設けられて、交換制御手段と所定の通信手段を介して
呼接続情報のやりとりをする接続情報通知手段と、その
呼接続情報を迂回回線を介して転送可能な呼接続情報に
変換する情報変換手段とを含むと有利である。
に設けられて、交換制御手段と所定の通信手段を介して
呼接続情報のやりとりをする接続情報通知手段と、その
呼接続情報を迂回回線を介して転送可能な呼接続情報に
変換する情報変換手段とを含むと有利である。
【0022】これらの場合、交換制御手段は、データ通
信回線が使用可能な際に他網回線制御手段からの呼接続
要求をデータ通信回線を介して第2のゲートウェイ装置
に転送する接続要求転送機能と、データ通信回線が使用
に適さない際に他網回線制御手段からの呼接続情報を迂
回交換制御手段に送って、その変換した呼接続情報を迂
回回線制御手段を介して発信する呼発信機能とを有する
とよい。
信回線が使用可能な際に他網回線制御手段からの呼接続
要求をデータ通信回線を介して第2のゲートウェイ装置
に転送する接続要求転送機能と、データ通信回線が使用
に適さない際に他網回線制御手段からの呼接続情報を迂
回交換制御手段に送って、その変換した呼接続情報を迂
回回線制御手段を介して発信する呼発信機能とを有する
とよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、添付した図面を参照して本
発明によるゲートウェイ装置およびその呼転送方法の実
施例を詳細に説明する。図1には、本発明によるゲート
ウェイ装置およびその呼転送方法が適用された公専公接
続サービス網の一実施例が示されている。本実施例によ
るサービス網は、公衆網の一方の地域網Aに収容された
加入者端末Xと他方の地域網Bに収容された加入者端末
Yとをデータ通信回線10を介して呼接続する通信サービ
ス網であり、データ通信回線10として、たとえばインタ
ーネットあるいは広域LAN (local area network)などの
主にコンピュータ通信に用いられる通信網を適用した通
信サービス網である。
発明によるゲートウェイ装置およびその呼転送方法の実
施例を詳細に説明する。図1には、本発明によるゲート
ウェイ装置およびその呼転送方法が適用された公専公接
続サービス網の一実施例が示されている。本実施例によ
るサービス網は、公衆網の一方の地域網Aに収容された
加入者端末Xと他方の地域網Bに収容された加入者端末
Yとをデータ通信回線10を介して呼接続する通信サービ
ス網であり、データ通信回線10として、たとえばインタ
ーネットあるいは広域LAN (local area network)などの
主にコンピュータ通信に用いられる通信網を適用した通
信サービス網である。
【0024】特に、本実施例では、公衆網の公衆回線6
0,62 からの呼をデータ通信回線10にて転送可能に接続
するゲートウェイ装置20,30 に、その地域網A,B を介し
て公衆網の中継網Cに接続可能な公衆回線70,72 をそれ
ぞれ迂回回線として収容して、その迂回制御の際の呼制
御をする迂回制御回路212,312 をそれぞれ設けた点が主
な特徴点である。
0,62 からの呼をデータ通信回線10にて転送可能に接続
するゲートウェイ装置20,30 に、その地域網A,B を介し
て公衆網の中継網Cに接続可能な公衆回線70,72 をそれ
ぞれ迂回回線として収容して、その迂回制御の際の呼制
御をする迂回制御回路212,312 をそれぞれ設けた点が主
な特徴点である。
【0025】詳細には、本実施例における公専公接続サ
ービス網は、同図に示すように、公衆網の一方の地域網
Aに接続する第1のゲートウェイ装置(GW) 20 と、公衆
網の他方の地域網Bに接続する第2のゲートウェイ装置
(GW) 30 とを含み、第1のゲートウェイ装置20がデータ
通信回線10の一方側に接続され、第2のゲートウェイ装
置30がデータ通信回線10の他方側に接続されて、地域網
Aと地域網Bとをデータ通信回線10を介して公専公接続
するように構築されている。
ービス網は、同図に示すように、公衆網の一方の地域網
Aに接続する第1のゲートウェイ装置(GW) 20 と、公衆
網の他方の地域網Bに接続する第2のゲートウェイ装置
(GW) 30 とを含み、第1のゲートウェイ装置20がデータ
通信回線10の一方側に接続され、第2のゲートウェイ装
置30がデータ通信回線10の他方側に接続されて、地域網
Aと地域網Bとをデータ通信回線10を介して公専公接続
するように構築されている。
【0026】第1のゲートウェイ装置20は、基本的に
は、地域網Aからの伝送情報をパケット化してデータ通
信回線10に転送し、またデータ通信回線10からのパケッ
トを回線交換可能な情報、たとえば8ビットの時分割情
報に変換して転送するデータ変換装置である。本実施例
における第1のゲートウェイ装置20は、図示するよう
に、公衆回線インタフェース制御回路(LINE) 202と、L
AN回線インタフェース制御回路(LANC) 204と、迂回回
線インタフェース制御回路(RLINE) 206 と、時分割スイ
ッチ(TSW) 208 と、交換制御回路(CC) 210と、迂回制御
回路(RT) 212とを含む。
は、地域網Aからの伝送情報をパケット化してデータ通
信回線10に転送し、またデータ通信回線10からのパケッ
トを回線交換可能な情報、たとえば8ビットの時分割情
報に変換して転送するデータ変換装置である。本実施例
における第1のゲートウェイ装置20は、図示するよう
に、公衆回線インタフェース制御回路(LINE) 202と、L
AN回線インタフェース制御回路(LANC) 204と、迂回回
線インタフェース制御回路(RLINE) 206 と、時分割スイ
ッチ(TSW) 208 と、交換制御回路(CC) 210と、迂回制御
回路(RT) 212とを含む。
【0027】以下、説明の都合上、第1のゲートウェイ
装置20を発呼側装置とした場合についての各部の機能を
説明すると、公衆回線インタフェース制御回路(LINE) 2
02は、地域網Aからの公衆回線60を収容してその回線制
御を司る回線制御回路であり、本実施例では、たとえば
地域網Aの加入者系交換機80から受けた発呼端末からの
呼接続情報を制御バス214 を介して交換制御回路210 に
供給する呼接続情報検出部である。呼接続後の音声など
の伝送情報は、時分割スイッチ208 に供給される。
装置20を発呼側装置とした場合についての各部の機能を
説明すると、公衆回線インタフェース制御回路(LINE) 2
02は、地域網Aからの公衆回線60を収容してその回線制
御を司る回線制御回路であり、本実施例では、たとえば
地域網Aの加入者系交換機80から受けた発呼端末からの
呼接続情報を制御バス214 を介して交換制御回路210 に
供給する呼接続情報検出部である。呼接続後の音声など
の伝送情報は、時分割スイッチ208 に供給される。
【0028】LANインタフェース制御回路(LANC) 204
は、データ通信回線10に接続されたデータバスを収容し
て、そのバスへのデータ入出力制御を司るデータ制御回
路であり、本実施例では、交換制御回路210 から制御バ
ス214 を介して受けた呼接続情報に基づいてヘッダを形
成して時分割スイッチ208 からの伝送情報に基づいてパ
ケットを組み立てるパケット生成回路である。LANイ
ンタフェース制御回路204 は、有利には、音声情報をパ
ケット化する際に、その情報を圧縮する回路を含むとよ
い。
は、データ通信回線10に接続されたデータバスを収容し
て、そのバスへのデータ入出力制御を司るデータ制御回
路であり、本実施例では、交換制御回路210 から制御バ
ス214 を介して受けた呼接続情報に基づいてヘッダを形
成して時分割スイッチ208 からの伝送情報に基づいてパ
ケットを組み立てるパケット生成回路である。LANイ
ンタフェース制御回路204 は、有利には、音声情報をパ
ケット化する際に、その情報を圧縮する回路を含むとよ
い。
【0029】迂回回線インタフェース制御回路(RLINE)
206 は、地域網Aからの公衆回線70を収容してその回線
制御を司る回線制御回路であり、本実施例では、迂回制
御回路212 から交換制御回路210 を介して供給される公
衆網に転送する呼接続情報を制御バス214 から受けて公
衆回線70を介して公衆網に呼設定する呼設定回路であ
る。
206 は、地域網Aからの公衆回線70を収容してその回線
制御を司る回線制御回路であり、本実施例では、迂回制
御回路212 から交換制御回路210 を介して供給される公
衆網に転送する呼接続情報を制御バス214 から受けて公
衆回線70を介して公衆網に呼設定する呼設定回路であ
る。
【0030】時分割スイッチ(TSW) 208 は、交換制御回
路210 の制御の下に公衆回線インタフェース制御回路20
2 をLANインタフェース制御回路204 または迂回回線
インタフェース制御回路206 に接続して、公衆回線60と
データ通信回線10または公衆回線60と迂回回線としての
公衆回線70とを回線接続する回線切替スイッチである。
路210 の制御の下に公衆回線インタフェース制御回路20
2 をLANインタフェース制御回路204 または迂回回線
インタフェース制御回路206 に接続して、公衆回線60と
データ通信回線10または公衆回線60と迂回回線としての
公衆回線70とを回線接続する回線切替スイッチである。
【0031】交換制御回路(CC) 210は、公衆回線インタ
フェース制御回路202 からの呼接続情報に基づいて時分
割スイッチ208 を制御する主制御回路であり、本実施例
では、データ通信回線10の障害または輻輳状態をLAN
インタフェース制御回路204を介して監視する監視機能
を含む。より具体的には、交換制御回路210 は、LAN
インタフェース制御回路204 を制御して定期的に試験パ
ケットを生成して第2のゲートウェイ装置30との間にて
やりとりし、そのパケットの遅延時間あるいは廃棄率を
検出して、遅延が所定の時間以上の場合あるいは廃棄率
が高い場合に輻輳または障害とみなし、地域網Aからの
発呼要求があった際に、その呼を迂回回線に転送する制
御を行なう。
フェース制御回路202 からの呼接続情報に基づいて時分
割スイッチ208 を制御する主制御回路であり、本実施例
では、データ通信回線10の障害または輻輳状態をLAN
インタフェース制御回路204を介して監視する監視機能
を含む。より具体的には、交換制御回路210 は、LAN
インタフェース制御回路204 を制御して定期的に試験パ
ケットを生成して第2のゲートウェイ装置30との間にて
やりとりし、そのパケットの遅延時間あるいは廃棄率を
検出して、遅延が所定の時間以上の場合あるいは廃棄率
が高い場合に輻輳または障害とみなし、地域網Aからの
発呼要求があった際に、その呼を迂回回線に転送する制
御を行なう。
【0032】迂回制御回路(RT) 212は、交換制御回路21
0 にて迂回制御する際に公衆回線インタフェース制御回
路202 からの呼接続情報を公衆網の番号体系に応じた呼
接続情報に変換して迂回回線インタフェース制御回路20
6 に供給する番号変換回路であり、たとえば公衆網の中
継系交換機90で取り扱う際の所定の番号「00XX」を地域網
Aから受けた呼接続情報に付加できる番号付加回路であ
る。
0 にて迂回制御する際に公衆回線インタフェース制御回
路202 からの呼接続情報を公衆網の番号体系に応じた呼
接続情報に変換して迂回回線インタフェース制御回路20
6 に供給する番号変換回路であり、たとえば公衆網の中
継系交換機90で取り扱う際の所定の番号「00XX」を地域網
Aから受けた呼接続情報に付加できる番号付加回路であ
る。
【0033】一方、第2のゲートウェイ装置30は、地域
網Bからの伝送情報をパケット化してデータ通信回線10
に転送し、データ通信回線10からのパケットを回線交換
可能な情報に変換して地域網Bに転送するデータ変換装
置であり、第1のゲートウェイ装置20と同様に、公衆回
線インタフェース制御回路(LINE) 302と、LAN回線イ
ンタフェース制御回路(LANC) 304と、迂回回線インタフ
ェース制御回路(RLINE) 306 と、時分割スイッチ(TSW)
308 と、交換制御回路(CC) 310と、迂回制御回路(RT) 3
12とを含む。
網Bからの伝送情報をパケット化してデータ通信回線10
に転送し、データ通信回線10からのパケットを回線交換
可能な情報に変換して地域網Bに転送するデータ変換装
置であり、第1のゲートウェイ装置20と同様に、公衆回
線インタフェース制御回路(LINE) 302と、LAN回線イ
ンタフェース制御回路(LANC) 304と、迂回回線インタフ
ェース制御回路(RLINE) 306 と、時分割スイッチ(TSW)
308 と、交換制御回路(CC) 310と、迂回制御回路(RT) 3
12とを含む。
【0034】第2のゲートウェイ装置30の各部について
は、発呼側装置としては第1のゲートウェイ装置20と同
様の機能構成でよいので、以下、主に着呼側装置として
の機能を説明する。公衆回線インタフェース制御回路(L
INE) 302は、地域網Bからの公衆回線62を収容してその
回線制御を司る回線制御回路であり、本実施例では、制
御バス314 を介して交換制御回路310 から受けた呼接続
情報に基づいて、たとえば地域網Bの加入者系交換機82
との間に呼設定する呼設定回路である。呼設定後の伝送
情報は、時分割スイッチ308 を介して送受信される。
は、発呼側装置としては第1のゲートウェイ装置20と同
様の機能構成でよいので、以下、主に着呼側装置として
の機能を説明する。公衆回線インタフェース制御回路(L
INE) 302は、地域網Bからの公衆回線62を収容してその
回線制御を司る回線制御回路であり、本実施例では、制
御バス314 を介して交換制御回路310 から受けた呼接続
情報に基づいて、たとえば地域網Bの加入者系交換機82
との間に呼設定する呼設定回路である。呼設定後の伝送
情報は、時分割スイッチ308 を介して送受信される。
【0035】LANインタフェース制御回路(LANC) 304
は、データ通信回線10に接続されたデータバスを収容し
て、そのバスへのデータ入出力制御を司るデータ制御回
路であり、本実施例では、交換制御回路310 から制御バ
ス314 を介して受けた呼接続情報に基づいてパケットの
組立て、および分解をするパケット生成回路である。L
ANインタフェース制御回路304 は、第1のゲートウェ
イ装置20のLANインタフェース制御回路204 と同様に
音声圧縮復元回路を含む。
は、データ通信回線10に接続されたデータバスを収容し
て、そのバスへのデータ入出力制御を司るデータ制御回
路であり、本実施例では、交換制御回路310 から制御バ
ス314 を介して受けた呼接続情報に基づいてパケットの
組立て、および分解をするパケット生成回路である。L
ANインタフェース制御回路304 は、第1のゲートウェ
イ装置20のLANインタフェース制御回路204 と同様に
音声圧縮復元回路を含む。
【0036】迂回回線インタフェース制御回路(RLINE)
306 は、地域網Bからの公衆回線72を収容してその回線
制御を司る回線制御回路であり、本実施例では、地域網
Bからの発呼の際にデータ通信回線10が不通となってい
る場合に、時分割スイッチ308 を介して公衆回線インタ
フェース制御回路302 に接続されてその呼を公衆網を介
して呼設定する呼設定回路である。
306 は、地域網Bからの公衆回線72を収容してその回線
制御を司る回線制御回路であり、本実施例では、地域網
Bからの発呼の際にデータ通信回線10が不通となってい
る場合に、時分割スイッチ308 を介して公衆回線インタ
フェース制御回路302 に接続されてその呼を公衆網を介
して呼設定する呼設定回路である。
【0037】時分割スイッチ(TSW) 308 は、交換制御回
路310 の制御の下にLANインタフェース制御回路304
を公衆回線インタフェース制御回路302 に接続して、公
衆回線62とデータ通信回線10を回線接続する回線切替ス
イッチであり、発呼側となった際は公衆回線62とデータ
通信回線10または公衆回線62と迂回回線としての公衆回
線72とを回線接続するスイッチング回路である。
路310 の制御の下にLANインタフェース制御回路304
を公衆回線インタフェース制御回路302 に接続して、公
衆回線62とデータ通信回線10を回線接続する回線切替ス
イッチであり、発呼側となった際は公衆回線62とデータ
通信回線10または公衆回線62と迂回回線としての公衆回
線72とを回線接続するスイッチング回路である。
【0038】交換制御回路(CC) 310は、LANインタフ
ェース制御回路304 からの呼制御情報に基づいて時分割
スイッチ308 を制御する主制御回路であり、特に本実施
例では、LANインタフェース制御回路304 を介して第
1のゲートウェイ装置20から受けた試験パケットに基づ
いてデータ通信回線10の障害または輻輳状態を監視する
監視機能を含む。その監視結果を含む試験パケットは、
定期的にLANインタフェース制御回路304 からデータ
通信回線10を介して第1のゲートウェイ装置20に送信さ
れる。
ェース制御回路304 からの呼制御情報に基づいて時分割
スイッチ308 を制御する主制御回路であり、特に本実施
例では、LANインタフェース制御回路304 を介して第
1のゲートウェイ装置20から受けた試験パケットに基づ
いてデータ通信回線10の障害または輻輳状態を監視する
監視機能を含む。その監視結果を含む試験パケットは、
定期的にLANインタフェース制御回路304 からデータ
通信回線10を介して第1のゲートウェイ装置20に送信さ
れる。
【0039】迂回制御回路(RT) 312は、発呼側となった
際に交換制御回路310 にて迂回制御する場合に公衆回線
インタフェース制御回路302 からの呼接続情報を公衆網
の中継系の番号に変換して迂回回線インタフェース制御
回路306 に供給する番号変換回路であり、たとえば公衆
網の中継交換機92で取り扱う際の所望の番号「00XX」を加
入者番号に付加できる番号付加回路である。
際に交換制御回路310 にて迂回制御する場合に公衆回線
インタフェース制御回路302 からの呼接続情報を公衆網
の中継系の番号に変換して迂回回線インタフェース制御
回路306 に供給する番号変換回路であり、たとえば公衆
網の中継交換機92で取り扱う際の所望の番号「00XX」を加
入者番号に付加できる番号付加回路である。
【0040】ちなみに、公衆網は、それぞれの地域網A,
B に、たとえば市内交換機などの加入者系交換機80,82
がそれぞれ設置され、その高位階梯に中継網Cに中継す
る市外交換機としての中継系交換機90,92 がそれぞれ設
置されている。加入者系交換機80,82 は、その地域の加
入者端末を加入者線路を介して収容しており、各ゲート
ウェイ装置20,30 に接続された公衆回線60,62,70,72
は、それぞれ複数回線を収容する加入者線路である。加
入者線路はアナログおよびディジタルのいずれであって
もよい。また、加入者端末は、電話機、ファクシミリ装
置、その他の通信端末のいずれであってもよい。
B に、たとえば市内交換機などの加入者系交換機80,82
がそれぞれ設置され、その高位階梯に中継網Cに中継す
る市外交換機としての中継系交換機90,92 がそれぞれ設
置されている。加入者系交換機80,82 は、その地域の加
入者端末を加入者線路を介して収容しており、各ゲート
ウェイ装置20,30 に接続された公衆回線60,62,70,72
は、それぞれ複数回線を収容する加入者線路である。加
入者線路はアナログおよびディジタルのいずれであって
もよい。また、加入者端末は、電話機、ファクシミリ装
置、その他の通信端末のいずれであってもよい。
【0041】次に、本実施例による呼転送方法を上記公
専公接続サービス網の動作とともに説明する。たとえ
ば、一方の地域網Aの加入者端末Xから上記サービス網
を介して他方の地域網Bの加入者端末Yに発呼する場合
には、加入者端末Xは、まず、サービス網の公衆網との
契約番号をダイヤルする。これにより、地域網Aは、サ
ービス網との契約番号に基づいて加入者端末Xを公衆回
線60を介して第1のゲートウェイ装置20に回線接続す
る。次いで第1のゲートウェイ装置20が番号情報を受信
する手段を実行する。それに続いて、加入者端末Xは、
加入者端末Yが収容された地域網の番号(たとえば市外
局番「03」および市内局番「XXXX」)をダイヤルして、
続いて加入者端末Yの地域での加入者番号(「XXXX」)
をダイヤルする。この際、地域網Aから第1のゲートウ
ェイ装置20には、地域網の番号を含む加入者端末Yの加
入者番号が呼接続情報として転送される。
専公接続サービス網の動作とともに説明する。たとえ
ば、一方の地域網Aの加入者端末Xから上記サービス網
を介して他方の地域網Bの加入者端末Yに発呼する場合
には、加入者端末Xは、まず、サービス網の公衆網との
契約番号をダイヤルする。これにより、地域網Aは、サ
ービス網との契約番号に基づいて加入者端末Xを公衆回
線60を介して第1のゲートウェイ装置20に回線接続す
る。次いで第1のゲートウェイ装置20が番号情報を受信
する手段を実行する。それに続いて、加入者端末Xは、
加入者端末Yが収容された地域網の番号(たとえば市外
局番「03」および市内局番「XXXX」)をダイヤルして、
続いて加入者端末Yの地域での加入者番号(「XXXX」)
をダイヤルする。この際、地域網Aから第1のゲートウ
ェイ装置20には、地域網の番号を含む加入者端末Yの加
入者番号が呼接続情報として転送される。
【0042】次に、第1のゲートウェイ装置20は、公衆
回線60からの呼接続情報を公衆回線インタフェース制御
回路202 にて受けると、これを制御バス214 を介して交
換制御回路210 に供給する。呼接続情報を受けた交換制
御回路210 は、データ通信回線10の状態を検出して、障
害あるいは輻輳がなければ、時分割スイッチ208 を制御
して公衆回線インタフェース制御回路202 とLANイン
タフェース制御回路204 を接続して、その際、呼接続情
報を制御バス214 を介してLANインタフェース制御回
路204 に転送する。これにより、LANインタフェース
制御回路204 は、呼接続情報を含む呼接続要求を示すパ
ケットを生成して、これをデータ通信回線10を介して第
2のゲートウェイ装置30に転送する。
回線60からの呼接続情報を公衆回線インタフェース制御
回路202 にて受けると、これを制御バス214 を介して交
換制御回路210 に供給する。呼接続情報を受けた交換制
御回路210 は、データ通信回線10の状態を検出して、障
害あるいは輻輳がなければ、時分割スイッチ208 を制御
して公衆回線インタフェース制御回路202 とLANイン
タフェース制御回路204 を接続して、その際、呼接続情
報を制御バス214 を介してLANインタフェース制御回
路204 に転送する。これにより、LANインタフェース
制御回路204 は、呼接続情報を含む呼接続要求を示すパ
ケットを生成して、これをデータ通信回線10を介して第
2のゲートウェイ装置30に転送する。
【0043】次に、呼接続要求を受けた第2のゲートウ
ェイ装置30では、LANインタフェース制御回路304 に
てそのパケットから呼接続情報を抽出して、これを制御
バス314 を介して交換制御回路310 に供給する。これに
より、交換制御回路310 は、時分割スイッチ308 を制御
してLANインタフェース制御回路304 と公衆回線イン
タフェース制御回路302 とを接続して、呼制御情報を公
衆回線インタフェース制御回路302 に供給する。
ェイ装置30では、LANインタフェース制御回路304 に
てそのパケットから呼接続情報を抽出して、これを制御
バス314 を介して交換制御回路310 に供給する。これに
より、交換制御回路310 は、時分割スイッチ308 を制御
してLANインタフェース制御回路304 と公衆回線イン
タフェース制御回路302 とを接続して、呼制御情報を公
衆回線インタフェース制御回路302 に供給する。
【0044】呼接続情報を受けた公衆回線インタフェー
ス制御回路302 は、その呼接続情報を公衆回線62を介し
て地域網Bの加入者系交換機82に送り、加入者端末Yと
呼設定する発呼動作を実行する。これにより、加入者系
交換機82は、加入者端末Yに呼出信号を送出して、これ
に加入者端末Yが応答すると、加入者端末Yと公衆回線
62とを回線接続する。この結果、地域網Bに収容されて
いる加入者端末Yと地域網Aに収容されている加入者端
末Xとが呼接続される。
ス制御回路302 は、その呼接続情報を公衆回線62を介し
て地域網Bの加入者系交換機82に送り、加入者端末Yと
呼設定する発呼動作を実行する。これにより、加入者系
交換機82は、加入者端末Yに呼出信号を送出して、これ
に加入者端末Yが応答すると、加入者端末Yと公衆回線
62とを回線接続する。この結果、地域網Bに収容されて
いる加入者端末Yと地域網Aに収容されている加入者端
末Xとが呼接続される。
【0045】通信状態では、応答した加入者端末Yのた
とえば、音声情報は、公衆回線62を介して第2のゲート
ウェイ装置30の公衆回線インタフェース制御回路302 か
ら時分割スイッチ308 を介してLANインタフェース制
御回路304 に供給される。LANインタフェース制御回
路304 は、その音声情報を圧縮してパケット化し、これ
をデータ通信回線10を介して第1のゲートウェイ装置20
に供給する。第1のゲートウェイ装置20では、パケット
を分解して元の音声情報に復元し、その音声情報が時分
割スイッチ208 から公衆回線インタフェース制御回路20
2 を介して公衆回線60に送信されて、加入者系交換機80
を介して加入者端末Xに送られる。加入者端末Xからの
音声情報は、上記と反対の経路により加入者端末Yに送
られる。以降、通信が終了するまで、上記の経路が維持
されて地域網Aの加入者端末Xと地域網Bの加入者端末
Yとの通信が実行される。
とえば、音声情報は、公衆回線62を介して第2のゲート
ウェイ装置30の公衆回線インタフェース制御回路302 か
ら時分割スイッチ308 を介してLANインタフェース制
御回路304 に供給される。LANインタフェース制御回
路304 は、その音声情報を圧縮してパケット化し、これ
をデータ通信回線10を介して第1のゲートウェイ装置20
に供給する。第1のゲートウェイ装置20では、パケット
を分解して元の音声情報に復元し、その音声情報が時分
割スイッチ208 から公衆回線インタフェース制御回路20
2 を介して公衆回線60に送信されて、加入者系交換機80
を介して加入者端末Xに送られる。加入者端末Xからの
音声情報は、上記と反対の経路により加入者端末Yに送
られる。以降、通信が終了するまで、上記の経路が維持
されて地域網Aの加入者端末Xと地域網Bの加入者端末
Yとの通信が実行される。
【0046】一方、加入者端末Xから第1のゲートウェ
イ装置20に発呼要求がされた際にデータ通信回線10が障
害または輻輳状態となっている場合には、その状態を検
出した交換制御回路210 は、公衆回線インタフェース制
御回路202 を介して受けた呼接続情報を迂回制御回路21
2 に供給する。これにより、迂回制御回路212 では、相
手先番号、たとえば「03-XXXX-XXXX」に公衆網の中継網C
にて中継する際の番号に変換(たとえば「00XX」を付加)
して、これを制御バス214 を介して迂回回線インタフェ
ース制御回路206 に呼接続情報として送る。
イ装置20に発呼要求がされた際にデータ通信回線10が障
害または輻輳状態となっている場合には、その状態を検
出した交換制御回路210 は、公衆回線インタフェース制
御回路202 を介して受けた呼接続情報を迂回制御回路21
2 に供給する。これにより、迂回制御回路212 では、相
手先番号、たとえば「03-XXXX-XXXX」に公衆網の中継網C
にて中継する際の番号に変換(たとえば「00XX」を付加)
して、これを制御バス214 を介して迂回回線インタフェ
ース制御回路206 に呼接続情報として送る。
【0047】これにより、迂回回線インタフェース制御
回路206 は、迂回制御回路212 からの呼接続情報を公衆
回線70を介して地域網Aの加入者系交換機80に送り、呼
設定をする。以下、公衆網の制御により、加入者系交換
機80から中継系交換機90に接続されて、中継網Cを介し
て他方の地域網Bの中継系交換機92に、さらにその加入
者系交換機82から加入者端末Yに回線接続される。この
結果、地域網Bに収容されている加入者端末Yが応答す
ると、地域網Aに収容されている加入者端末Xと地域網
Bに収容されている加入者端末Yが通信状態となり回線
接続が確立される。
回路206 は、迂回制御回路212 からの呼接続情報を公衆
回線70を介して地域網Aの加入者系交換機80に送り、呼
設定をする。以下、公衆網の制御により、加入者系交換
機80から中継系交換機90に接続されて、中継網Cを介し
て他方の地域網Bの中継系交換機92に、さらにその加入
者系交換機82から加入者端末Yに回線接続される。この
結果、地域網Bに収容されている加入者端末Yが応答す
ると、地域網Aに収容されている加入者端末Xと地域網
Bに収容されている加入者端末Yが通信状態となり回線
接続が確立される。
【0048】さらに、第1のゲートウェイ装置20の交換
制御回路210 により、データ通信回路10からのLANイ
ンタフェース制御回路204 ヘの経路が継続的に使用不可
状態に設定されていて、第1のゲートウェイ装置20に地
域網Aの加入者端末Xから継続的に接続要求があつて
も、第1のゲートウェイ装置20が上記動作を繰り返すこ
とにより公衆網の加入者端末同士の回線接続が継続され
る。
制御回路210 により、データ通信回路10からのLANイ
ンタフェース制御回路204 ヘの経路が継続的に使用不可
状態に設定されていて、第1のゲートウェイ装置20に地
域網Aの加入者端末Xから継続的に接続要求があつて
も、第1のゲートウェイ装置20が上記動作を繰り返すこ
とにより公衆網の加入者端末同士の回線接続が継続され
る。
【0049】また、地域網Bに収容されている加入者端
末Yから同様の公専公接続の要求が第2のゲートウェイ
装置30にあった場合は、第2のゲートウェイ装置30が第
1のゲートウェイ装置20と同様の動作を実行すること
で、地域網Aに収容されている加入者端末Xと地域網B
に収容されている加入者端末Yが呼接続されて、通信状
態となり回線接続が確立される。
末Yから同様の公専公接続の要求が第2のゲートウェイ
装置30にあった場合は、第2のゲートウェイ装置30が第
1のゲートウェイ装置20と同様の動作を実行すること
で、地域網Aに収容されている加入者端末Xと地域網B
に収容されている加入者端末Yが呼接続されて、通信状
態となり回線接続が確立される。
【0050】以上のように本実施例によれば、公衆網の
一方の地域網Aの公衆回線60を収容する第1のゲートウ
ェイ装置20をデータ通信回線10の一方側に接続し、公衆
網の他方の地域網Bの公衆回線62を収容する第2のゲー
トウェイ装置30をデータ通信回線10の他方側に接続し
て、さらに第1のゲートウェイ装置20に公衆網に接続す
る公衆回線70を迂回回線として収容し、同様に、第2の
ゲートウェイ装置30に公衆網に接続する公衆回線72を迂
回回線として収容したので、データ通信回線10が使用可
能な際は地域網A,B からの呼をデータ通信回線を介して
呼接続し、データ通信回線10に障害または輻輳がある場
合は公衆網(中継系の網も含まれる)を利用した迂回回
線を介して呼接続することができる。特に、ゲートウェ
イ装置20,30の交換制御回路210,310 にてデータ通信回
線10のパケットの遅延時間およびその廃棄率などを検出
して、公衆回線60,62 からの呼をデータ通信回線10また
は迂回回線70,72 のいずれかに切り替えるようにしたの
で、データ通信回線10としてインターネットあるいは広
域LANなどの通信回線であっても、公衆網の加入者端
末同士を適切かつ確実に呼接続することができる。した
がって、ゲートウェイ装置20,30 を所望の地域に配置し
て、最寄りのデータ通信回線10に接続する安価な小規模
な設備により、適切かつ確実な公専公接続のサービスを
有効に実現することができる。
一方の地域網Aの公衆回線60を収容する第1のゲートウ
ェイ装置20をデータ通信回線10の一方側に接続し、公衆
網の他方の地域網Bの公衆回線62を収容する第2のゲー
トウェイ装置30をデータ通信回線10の他方側に接続し
て、さらに第1のゲートウェイ装置20に公衆網に接続す
る公衆回線70を迂回回線として収容し、同様に、第2の
ゲートウェイ装置30に公衆網に接続する公衆回線72を迂
回回線として収容したので、データ通信回線10が使用可
能な際は地域網A,B からの呼をデータ通信回線を介して
呼接続し、データ通信回線10に障害または輻輳がある場
合は公衆網(中継系の網も含まれる)を利用した迂回回
線を介して呼接続することができる。特に、ゲートウェ
イ装置20,30の交換制御回路210,310 にてデータ通信回
線10のパケットの遅延時間およびその廃棄率などを検出
して、公衆回線60,62 からの呼をデータ通信回線10また
は迂回回線70,72 のいずれかに切り替えるようにしたの
で、データ通信回線10としてインターネットあるいは広
域LANなどの通信回線であっても、公衆網の加入者端
末同士を適切かつ確実に呼接続することができる。した
がって、ゲートウェイ装置20,30 を所望の地域に配置し
て、最寄りのデータ通信回線10に接続する安価な小規模
な設備により、適切かつ確実な公専公接続のサービスを
有効に実現することができる。
【0051】次に、図2には本発明によるゲートウェイ
装置の他の実施例が示されている。この図において上記
実施例と異なる点は、迂回制御の際に公衆回線60から受
けた呼接続情報を公衆網(中継系の網も含む)に応じた
番号に変換する迂回制御部100 を主装置22の外部に独立
して設け、たとえば、迂回回線の迂回経路として公衆網
に限らず、他の通信事業者の複数の中継系のうちのいず
れかを選択するようにした点が主な特徴点である。な
お、図2において、上記実施例のたとえば第1のゲート
ウェイ装置20と同様の部分には同符号を付してその詳細
は省略する。
装置の他の実施例が示されている。この図において上記
実施例と異なる点は、迂回制御の際に公衆回線60から受
けた呼接続情報を公衆網(中継系の網も含む)に応じた
番号に変換する迂回制御部100 を主装置22の外部に独立
して設け、たとえば、迂回回線の迂回経路として公衆網
に限らず、他の通信事業者の複数の中継系のうちのいず
れかを選択するようにした点が主な特徴点である。な
お、図2において、上記実施例のたとえば第1のゲート
ウェイ装置20と同様の部分には同符号を付してその詳細
は省略する。
【0052】すなわち、本実施例によるゲートウェイ装
置400 は、第1のゲートウェイ装置20のうち図1に示し
た迂回制御回路212 を除く構成と同様の主装置22と、迂
回制御の際に起動される迂回制御部100 とを含み、これ
らが通信制御線102 を介して相互に通信可能に接続され
ている。
置400 は、第1のゲートウェイ装置20のうち図1に示し
た迂回制御回路212 を除く構成と同様の主装置22と、迂
回制御の際に起動される迂回制御部100 とを含み、これ
らが通信制御線102 を介して相互に通信可能に接続され
ている。
【0053】主装置22は、上記実施例と同様に、公衆回
線60を収容する公衆回線インタフェース制御回路(LINE)
202と、データ通信回線10を収容するLANインタフェ
ース制御回路(LANC) 204と、迂回回線としての公衆回線
70を収容する迂回回線インタフェース制御回路(RLINE)
206 と、それぞれの回線を切り替える時分割スイッチ(T
SW) 208 と、主制御装置としての交換制御回路(CC) 210
とを含み、さらに、交換制御回路210 を通信制御線102
を介して迂回制御部100 に接続する通信制御回路(GCOM)
250とを含む。通信制御回路250 は、交換制御回路210
と迂回制御部100 との間の迂回情報、特に呼接続情報を
やりとりする通信回路である。
線60を収容する公衆回線インタフェース制御回路(LINE)
202と、データ通信回線10を収容するLANインタフェ
ース制御回路(LANC) 204と、迂回回線としての公衆回線
70を収容する迂回回線インタフェース制御回路(RLINE)
206 と、それぞれの回線を切り替える時分割スイッチ(T
SW) 208 と、主制御装置としての交換制御回路(CC) 210
とを含み、さらに、交換制御回路210 を通信制御線102
を介して迂回制御部100 に接続する通信制御回路(GCOM)
250とを含む。通信制御回路250 は、交換制御回路210
と迂回制御部100 との間の迂回情報、特に呼接続情報を
やりとりする通信回路である。
【0054】迂回制御部100 は、交換制御回路210 から
通信制御線102 を介して受けた呼接続情報を最適な迂回
経路の呼接続情報に変換して迂回制御する制御部であ
り、本実施例では、通信制御回路(ECOM) 112と、呼接続
情報変換回路(RNT) 114 と、迂回経路選択回路(RST) 11
6 とを含む。
通信制御線102 を介して受けた呼接続情報を最適な迂回
経路の呼接続情報に変換して迂回制御する制御部であ
り、本実施例では、通信制御回路(ECOM) 112と、呼接続
情報変換回路(RNT) 114 と、迂回経路選択回路(RST) 11
6 とを含む。
【0055】通信制御回路(ECOM) 112は、主装置22側の
通信制御回路250 との間の通信を制御する通信回路であ
り、主装置22側の通信制御回路250 から通信制御線102
を介して受信した呼接続情報を呼接続情報変換回路114
に送り、呼接続情報変換回路114 からの変換した呼接続
情報を主装置22側に送信する送受信回路である。
通信制御回路250 との間の通信を制御する通信回路であ
り、主装置22側の通信制御回路250 から通信制御線102
を介して受信した呼接続情報を呼接続情報変換回路114
に送り、呼接続情報変換回路114 からの変換した呼接続
情報を主装置22側に送信する送受信回路である。
【0056】呼接続情報変換回路(RNT) 114 は、通信制
御回路112 からの呼接続情報を迂回経路選択回路116 に
て選択した最適な迂回経路に応じた呼接続情報に変換す
る変換回路であり、本実施例では、地域番号および相手
端末の加入者番号を含む呼接続情報に公衆網あるいは他
の通信事業者の回線に接続する契約番号、たとえば「00X
X」を付加できる番号付加回路である。呼接続情報変換回
路(RNT) 114 は、通信制御回路112 を介して呼接続情報
を受けた際には、地域番号を含む選択指示を表わす選択
通知信号を迂回経路選択回路116 に供給する。
御回路112 からの呼接続情報を迂回経路選択回路116 に
て選択した最適な迂回経路に応じた呼接続情報に変換す
る変換回路であり、本実施例では、地域番号および相手
端末の加入者番号を含む呼接続情報に公衆網あるいは他
の通信事業者の回線に接続する契約番号、たとえば「00X
X」を付加できる番号付加回路である。呼接続情報変換回
路(RNT) 114 は、通信制御回路112 を介して呼接続情報
を受けた際には、地域番号を含む選択指示を表わす選択
通知信号を迂回経路選択回路116 に供給する。
【0057】迂回経路選択回路(RST) 116 は、呼接続情
報変換回路114 から選択通知信号を受けた際にその迂回
に最適な通信事業者を選択する選択回路であり、本実施
例では、最適料金選択、いわゆるLCR (least cost rout
ing)データにより最適な迂回経路を選択する回路を含
む。その選択結果は呼接続情報変換回路114 に供給され
る。また、本実施例の迂回経路選択回路116 は、保守管
理センタ402 に接続され、迂回指示があった際にその指
示および選択結果を通知する。保守管理センタ402 は、
迂回指示の発生程度およびその際の迂回経路別の選択程
度に基づいてサービス網の効率的な運用を管理する管理
センタであり、有利には、たとえば迂回指示が頻繁に発
生する場合には、データ通信回線10の保守および試験を
実施して、その障害および輻輳を防止する網管理センタ
である。
報変換回路114 から選択通知信号を受けた際にその迂回
に最適な通信事業者を選択する選択回路であり、本実施
例では、最適料金選択、いわゆるLCR (least cost rout
ing)データにより最適な迂回経路を選択する回路を含
む。その選択結果は呼接続情報変換回路114 に供給され
る。また、本実施例の迂回経路選択回路116 は、保守管
理センタ402 に接続され、迂回指示があった際にその指
示および選択結果を通知する。保守管理センタ402 は、
迂回指示の発生程度およびその際の迂回経路別の選択程
度に基づいてサービス網の効率的な運用を管理する管理
センタであり、有利には、たとえば迂回指示が頻繁に発
生する場合には、データ通信回線10の保守および試験を
実施して、その障害および輻輳を防止する網管理センタ
である。
【0058】次に、本実施例によるゲートウェイ装置40
0 の動作をその呼転送方法とともに説明すると、まず、
上記実施例と同様に、公衆網の一方の地域網に収容され
た加入者端末が発呼して、その呼接続情報が公衆回線60
を介して公衆回線インタフェース制御回路202 に供給さ
れると、その呼接続情報は制御バス214 を介して交換制
御回路210 に供給される。
0 の動作をその呼転送方法とともに説明すると、まず、
上記実施例と同様に、公衆網の一方の地域網に収容され
た加入者端末が発呼して、その呼接続情報が公衆回線60
を介して公衆回線インタフェース制御回路202 に供給さ
れると、その呼接続情報は制御バス214 を介して交換制
御回路210 に供給される。
【0059】呼接続情報を受けた交換制御回路210 は、
上記実施例と同様に、データ通信回線10の状態を検出し
て障害あるいは輻輳がなければ、時分割スイッチ208 を
制御して公衆回線インタフェース制御回路202 とLAN
インタフェース制御回路204を接続して、呼接続情報を
制御バス214 を介してLANインタフェース制御回路20
4 に転送する。これにより、LANインタフェース制御
回路204 は、上記実施例と同様に、呼接続情報を含む呼
接続要求を示すパケットを生成して、これをデータ通信
回線10を介して他方のゲートウェイ装置に転送する。こ
の結果、上記実施例と同様に、他方のゲートウェイ装置
にて公衆網の他方の地域網に収容された加入者端末にそ
の地域網からの公衆回線を介して回線接続して、一方の
地域網に収容されている加入者端末と他方の地域網に収
容されている加入者端末がデータ通信回線10を介して呼
接続される。
上記実施例と同様に、データ通信回線10の状態を検出し
て障害あるいは輻輳がなければ、時分割スイッチ208 を
制御して公衆回線インタフェース制御回路202 とLAN
インタフェース制御回路204を接続して、呼接続情報を
制御バス214 を介してLANインタフェース制御回路20
4 に転送する。これにより、LANインタフェース制御
回路204 は、上記実施例と同様に、呼接続情報を含む呼
接続要求を示すパケットを生成して、これをデータ通信
回線10を介して他方のゲートウェイ装置に転送する。こ
の結果、上記実施例と同様に、他方のゲートウェイ装置
にて公衆網の他方の地域網に収容された加入者端末にそ
の地域網からの公衆回線を介して回線接続して、一方の
地域網に収容されている加入者端末と他方の地域網に収
容されている加入者端末がデータ通信回線10を介して呼
接続される。
【0060】一方、発呼端末からゲートウェイ装置400
に発呼要求がされた際に、交換制御回路210 にてデータ
通信回線10の障害または輻輳状態を検出している場合に
は、その状態を検出した交換制御回路210 は、公衆回線
インタフェース制御回路202を介して受けた呼接続情報
を通信制御回路250 を介して迂回制御部100 に供給す
る。次に、迂回制御部100 では、呼接続情報を通信制御
回路112 を介して呼接続情報変換回路114 にて受ける
と、迂回経路選択回路116 にその相手先端末の地域番号
を含む選択通知信号を供給する。これにより、迂回経路
選択回路116 では、相手地域への迂回に最適な、たとえ
ば最も低い料金となる通信事業者を選択して、その結果
を呼接続情報変換回路114 に供給する。次いで、その選
択結果を受けた呼接続情報変換回路114 では、相手先番
号、たとえば「03-XXXX-XXXX」に、選択した通信事業者の
番号に変換(たとえば「00XX」を付加)して、これを通信
制御回路112 を介して主装置22側に供給する。
に発呼要求がされた際に、交換制御回路210 にてデータ
通信回線10の障害または輻輳状態を検出している場合に
は、その状態を検出した交換制御回路210 は、公衆回線
インタフェース制御回路202を介して受けた呼接続情報
を通信制御回路250 を介して迂回制御部100 に供給す
る。次に、迂回制御部100 では、呼接続情報を通信制御
回路112 を介して呼接続情報変換回路114 にて受ける
と、迂回経路選択回路116 にその相手先端末の地域番号
を含む選択通知信号を供給する。これにより、迂回経路
選択回路116 では、相手地域への迂回に最適な、たとえ
ば最も低い料金となる通信事業者を選択して、その結果
を呼接続情報変換回路114 に供給する。次いで、その選
択結果を受けた呼接続情報変換回路114 では、相手先番
号、たとえば「03-XXXX-XXXX」に、選択した通信事業者の
番号に変換(たとえば「00XX」を付加)して、これを通信
制御回路112 を介して主装置22側に供給する。
【0061】次に、主装置22側では、通信制御回路250
を介して受けた呼接続情報を交換制御回路210 から制御
バス214 を介して迂回回線インタフェース制御回路206
に供給する。これにより、迂回回線インタフェース制御
回路206 では、迂回制御部212 からの呼接続情報を公衆
回線70を介して加入者系交換機に送り、呼設定をする。
以下、公衆網の制御および選択した通信事業者の中継交
換機の回線制御により、その中継交換機から他方の地域
網の中継交換機に接続されて、さらに公衆網の他方の地
域網の加入者系交換機に接続されて、その地域網の相手
端末に回線接続される。これにより、相手端末が応答す
ると、公衆網の他方の地域網、選択した通信事業者の中
継網、さらに発呼側の地域網から公衆回線70を介してゲ
ートウェイ装置に回線接続される。この結果、主装置22
では、迂回回線インタフェース制御回路206 と公衆回線
インタフェース制御回路202 を時分割スイッチ208 を介
して接続した迂回回線としての公衆回線70と、発呼端末
が収容された地域網からの公衆回線60とを回線接続し
て、その地域網の発呼端末と他方の地域網に収容されて
いる着呼端末とが呼接続される。
を介して受けた呼接続情報を交換制御回路210 から制御
バス214 を介して迂回回線インタフェース制御回路206
に供給する。これにより、迂回回線インタフェース制御
回路206 では、迂回制御部212 からの呼接続情報を公衆
回線70を介して加入者系交換機に送り、呼設定をする。
以下、公衆網の制御および選択した通信事業者の中継交
換機の回線制御により、その中継交換機から他方の地域
網の中継交換機に接続されて、さらに公衆網の他方の地
域網の加入者系交換機に接続されて、その地域網の相手
端末に回線接続される。これにより、相手端末が応答す
ると、公衆網の他方の地域網、選択した通信事業者の中
継網、さらに発呼側の地域網から公衆回線70を介してゲ
ートウェイ装置に回線接続される。この結果、主装置22
では、迂回回線インタフェース制御回路206 と公衆回線
インタフェース制御回路202 を時分割スイッチ208 を介
して接続した迂回回線としての公衆回線70と、発呼端末
が収容された地域網からの公衆回線60とを回線接続し
て、その地域網の発呼端末と他方の地域網に収容されて
いる着呼端末とが呼接続される。
【0062】さらに、主装置の交換制御回路210 によ
り、データ通信回線10からのLANインタフェース制御
回路204 ヘの経路が継続的に使用不可状態に設定されて
いて、主装置22に発呼端末から継続的に接続要求があっ
ても、主装置22が上記動作を繰り返すことにより公衆網
の加入者端末同士の回線接続が継続される。
り、データ通信回線10からのLANインタフェース制御
回路204 ヘの経路が継続的に使用不可状態に設定されて
いて、主装置22に発呼端末から継続的に接続要求があっ
ても、主装置22が上記動作を繰り返すことにより公衆網
の加入者端末同士の回線接続が継続される。
【0063】以上のように本実施例のゲートウェイ装置
400 およびその呼転送方法によれば、データ通信回線10
が使用可能な状態であれば、LANインタフェース制御
回路204 からデータ通信回線10を介して他方のゲートウ
ェイ装置に呼接続情報を転送して他方の地域網の加入者
端末と呼接続し、データ通信回線10が障害または輻輳状
態となり使用できないときは、迂回回線インタフェース
制御回路206 から迂回回線を介して加入者端末と呼接続
することができる。その際、迂回制御部100 に迂回経路
選択回路116 を有するので、その迂回に最も適切な通信
事業者を選択することができる。また、その迂回指示が
発生した際に、保守管理センタ402 にその都度、迂回指
示とその際選択した迂回経路を通知することにより、効
率的な網管理を実現することができる。たとえば、保守
管理センタ402 では、ゲートウェイ装置毎の迂回の発生
頻度を知ることができるので、複数のゲートウェイ装置
を管理する場合に、いずれのゲートウェイ装置間のデー
タ通信回線10に障害または輻輳が発生しやすいかを知る
ことができ、たとえば、迂回が発生したゲートウェイ装
置から最寄りの迂回発生の少ないゲートウェイ装置に迂
回回線を介して接続して、そのゲートウェイ装置からデ
ータ通信回線を介して目的の地域網のゲートウェイ装置
に呼を転送するなど、複数のゲートウェイ装置を利用し
た自在なサービス網の管理を実現することができる。
400 およびその呼転送方法によれば、データ通信回線10
が使用可能な状態であれば、LANインタフェース制御
回路204 からデータ通信回線10を介して他方のゲートウ
ェイ装置に呼接続情報を転送して他方の地域網の加入者
端末と呼接続し、データ通信回線10が障害または輻輳状
態となり使用できないときは、迂回回線インタフェース
制御回路206 から迂回回線を介して加入者端末と呼接続
することができる。その際、迂回制御部100 に迂回経路
選択回路116 を有するので、その迂回に最も適切な通信
事業者を選択することができる。また、その迂回指示が
発生した際に、保守管理センタ402 にその都度、迂回指
示とその際選択した迂回経路を通知することにより、効
率的な網管理を実現することができる。たとえば、保守
管理センタ402 では、ゲートウェイ装置毎の迂回の発生
頻度を知ることができるので、複数のゲートウェイ装置
を管理する場合に、いずれのゲートウェイ装置間のデー
タ通信回線10に障害または輻輳が発生しやすいかを知る
ことができ、たとえば、迂回が発生したゲートウェイ装
置から最寄りの迂回発生の少ないゲートウェイ装置に迂
回回線を介して接続して、そのゲートウェイ装置からデ
ータ通信回線を介して目的の地域網のゲートウェイ装置
に呼を転送するなど、複数のゲートウェイ装置を利用し
た自在なサービス網の管理を実現することができる。
【0064】なお、上記各実施例では、それぞれのゲー
トウェイ装置に1個のLANインタフェース制御回路20
4 を設けた例を説明したが、本発明においては、複数の
LANインタフェース制御回路を有するゲートウェイ装
置に適用してもよい。たとえば、それぞれ異なる複数の
広域LANがある地域に存在する場合は、それぞれのL
ANに接続するLANインタフェース制御回路を設け、
それぞれの障害検出をして、いずれのデータ通信回線も
使用できない場合に、迂回回線への迂回制御を実行する
とよい。
トウェイ装置に1個のLANインタフェース制御回路20
4 を設けた例を説明したが、本発明においては、複数の
LANインタフェース制御回路を有するゲートウェイ装
置に適用してもよい。たとえば、それぞれ異なる複数の
広域LANがある地域に存在する場合は、それぞれのL
ANに接続するLANインタフェース制御回路を設け、
それぞれの障害検出をして、いずれのデータ通信回線も
使用できない場合に、迂回回線への迂回制御を実行する
とよい。
【0065】また、上記各実施例では、地域網からの公
衆回線を収容する公衆回線インタフェース制御回路と迂
回回線としての公衆回線を収容する迂回回線インタフェ
ース制御回路をそれぞれ別の回路として説明したが、こ
れらは、複数の公衆回線を収容する回線インタフェース
制御回路として一体の回路に収容して、それぞれの回線
毎に制御するようにしてもよい。もちろん、この場合、
少なくとも1つの回線を迂回回線として確保しておくと
よい。
衆回線を収容する公衆回線インタフェース制御回路と迂
回回線としての公衆回線を収容する迂回回線インタフェ
ース制御回路をそれぞれ別の回路として説明したが、こ
れらは、複数の公衆回線を収容する回線インタフェース
制御回路として一体の回路に収容して、それぞれの回線
毎に制御するようにしてもよい。もちろん、この場合、
少なくとも1つの回線を迂回回線として確保しておくと
よい。
【0066】さらに、上記各実施例では、ゲートウェイ
装置の公衆回線インタフェース制御回路および迂回回線
インタフェース制御回路を公衆網からの公衆回線を収容
する回線インタフェース制御回路として説明したが、こ
れらの回線インタフェース制御回路は、構内交換機ある
いはボタン電話装置の内線インタフェース制御回路に接
続する回線インタフェース制御回路としてもよい。
装置の公衆回線インタフェース制御回路および迂回回線
インタフェース制御回路を公衆網からの公衆回線を収容
する回線インタフェース制御回路として説明したが、こ
れらの回線インタフェース制御回路は、構内交換機ある
いはボタン電話装置の内線インタフェース制御回路に接
続する回線インタフェース制御回路としてもよい。
【0067】
【発明の効果】このように本発明のゲートウェイ装置お
よびその呼転送方法によれば、他の通信網からの通信回
線とデータ通信回線を収容するゲートウェイ装置に、さ
らに他の通信網の中継系に接続可能な通信回線を迂回回
線として収容しておき、一方の他の通信網の発呼端末か
らゲートウェイ装置に他方の他の通信網の相手端末に呼
接続要求があった場合にデータ通信回線が使用可能な際
には、一方のゲートウェイ装置からデータ通信回線を介
して相手端末の他の通信網の通信回線を収容する他方の
ゲートウェイ装置に呼接続要求を転送し、他方のゲート
ウェイ装置から他方の他の通信網の通信回線を介して相
手端末に呼接続し、また、発呼端末から一方のゲートウ
ェイ装置に他方の他の通信網の相手端末に呼接続要求が
あった場合にデータ通信回線が不通となっている際に
は、一方のゲートウェイ装置にて発呼端末からの呼をそ
の呼接続情報を他の通信網の中継回線により中継する呼
接続情報に変換して、その変換した呼接続情報を迂回回
線を介して他の通信網の中継系に転送して、他方の他の
通信網の相手端末に呼接続するので、データ通信回線に
障害または輻輳が発生している場合にも有効に公専公接
続をすることができる。したがって、データ通信回線を
利用した安価な設備にて適切かつ確実に公専公接続を実
現するサービス網を構築することができる。
よびその呼転送方法によれば、他の通信網からの通信回
線とデータ通信回線を収容するゲートウェイ装置に、さ
らに他の通信網の中継系に接続可能な通信回線を迂回回
線として収容しておき、一方の他の通信網の発呼端末か
らゲートウェイ装置に他方の他の通信網の相手端末に呼
接続要求があった場合にデータ通信回線が使用可能な際
には、一方のゲートウェイ装置からデータ通信回線を介
して相手端末の他の通信網の通信回線を収容する他方の
ゲートウェイ装置に呼接続要求を転送し、他方のゲート
ウェイ装置から他方の他の通信網の通信回線を介して相
手端末に呼接続し、また、発呼端末から一方のゲートウ
ェイ装置に他方の他の通信網の相手端末に呼接続要求が
あった場合にデータ通信回線が不通となっている際に
は、一方のゲートウェイ装置にて発呼端末からの呼をそ
の呼接続情報を他の通信網の中継回線により中継する呼
接続情報に変換して、その変換した呼接続情報を迂回回
線を介して他の通信網の中継系に転送して、他方の他の
通信網の相手端末に呼接続するので、データ通信回線に
障害または輻輳が発生している場合にも有効に公専公接
続をすることができる。したがって、データ通信回線を
利用した安価な設備にて適切かつ確実に公専公接続を実
現するサービス網を構築することができる。
【図1】本発明によるゲートウェイ装置およびその呼転
送方法が適用される公専公接続サービス網の一実施例を
示すブロック図である。
送方法が適用される公専公接続サービス網の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明によるゲートウェイ装置の他の実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】従来の公専公接続の専用線サービス網を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
20,30 ゲートウェイ装置(GW) 202,302 公衆回線インタフェース制御回路(LINE) 204,304 LANインタフェース制御回路(LANC) 206,306 迂回回線インタフェース制御回路(RLINE) 208,308 時分割スイッチ(TSW) 210,310 交換制御回路(CC) 212,312 迂回制御回路(RT)
Claims (7)
- 【請求項1】 情報がパケット化されて伝送されるデー
タ通信回線の両端に、中継網で接続された第1および第
2の通信網からのそれぞれ第1および第2の通信回線を
それぞれ収容する第1および第2のゲートウェイ装置を
設け、第1および第2のゲートウェイ装置を介して第1
および第2の通信網に収容された加入者端末同士を呼接
続するゲートウェイ装置における呼転送方法において、
該方法は、 少なくとも第1のゲートウェイ装置に、さらにそれぞれ
第1の通信網に接続可能な通信回線を迂回回線として収
容しておき、 第1の通信網の加入者端末から第1のゲートウェイ装置
に第2の通信網の加入者端末に対する呼接続要求があっ
た場合に前記データ通信回線が使用可能な際には、第1
のゲートウェイ装置から前記データ通信回線を介して第
2のゲートウェイ装置に呼接続要求を転送し、第2のゲ
ートウェイ装置から第2の通信回線を介して第2の通信
網の加入者端末に呼接続し、 第1の通信網の加入者端末から第1のゲートウェイ装置
に第2の通信網の加入者端末に対する呼接続要求があっ
た場合に前記データ通信回線が使用に適さない際には、
第1のゲートウェイ装置にて第1の通信網の加入者端末
からの呼接続情報を前記中継網を介して中継する呼接続
情報に変換して、該変換した呼接続情報を前記迂回回線
を介して第1の通信網に転送して、前記中継網により中
継し、第2の通信網の加入者端末に呼接続することを特
徴とするゲートウェイ装置における呼転送方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の呼転送方法において、
第1および第2の通信網は、それぞれ公衆網の異なる地
域網であり、第1のゲートウェイ装置は、第1の通信網
の公衆回線を前記迂回回線として収容して、前記データ
通信回線が使用に適さない際に第1の通信網の加入者端
末からの呼接続情報を前記公衆網の中継網の番号体系に
応じた呼接続情報に変換し、該変換した呼接続情報を前
記迂回回線を介して転送することを特徴とするゲートウ
ェイ装置おける呼転送方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の呼転送方法において、
第1のゲートウェイ装置に収容された通信回線は、第1
の通信網の通信事業者と異なる通信事業者に接続可能な
通信回線であり、第1のゲートウェイ装置は、前記デー
タ通信回線が使用に適さない際に第1の通信網の加入者
端末からの呼接続情報を前記異なる通信事業者の番号体
系に応じた呼接続情報に変換して、該変換した呼接続情
報を前記迂回回線を介して転送することを特徴とするゲ
ートウェイ装置における呼転送方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の呼
転送方法が適用されるゲートウェイ装置において、該装
置は、 第1の通信網からの通信回線を収容して、該通信回線の
回線制御を司る他網回線制御手段と、 前記迂回回線が接続されて、該迂回回線の回線制御を司
る迂回回線制御手段と、 前記データ通信回線を収容して、該データ通信回線の回
線制御を司るデータ通信回線制御手段と、 前記他網回線制御手段、迂回回線制御手段およびデータ
通信回線制御手段のそれぞれの回線を交換接続するスイ
ッチング手段と、 前記他網回線制御手段、迂回回線制御手段およびデータ
通信回線制御手段からの呼接続情報に基づいて前記スイ
ッチング手段を制御する交換制御手段と、 該交換制御手段を介して前記他網回線制御手段から呼接
続情報を受けて、該呼接続情報を前記迂回回線制御手段
を介して第1の通信網に発信可能な呼接続情報に変換す
る迂回交換制御手段とを含むことを特徴とするゲートウ
ェイ装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のゲートウェイ装置にお
いて、前記迂回交換制御手段は、該装置内部に設けられ
て前記交換制御手段と直接的に呼接続情報をやりとりす
ることを特徴とするゲートウェイ装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載のゲートウェイ装置にお
いて、前記迂回交換制御手段は、該装置外部に設けられ
て、前記交換制御手段と所定の通信手段を介して呼接続
情報のやりとりをする接続情報通知手段と、その呼接続
情報を前記迂回回線を介して転送可能な呼接続情報に変
換する情報変換手段とを含むことを特徴とするゲートウ
ェイ装置。 - 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかに記載のゲ
ートウェイ装置において、前記交換制御手段は、前記デ
ータ通信回線が使用可能な際に前記他網回線制御手段か
らの呼接続要求を前記データ通信回線を介して第2のゲ
ートウェイ装置に転送する接続要求転送機能と、前記デ
ータ通信回線が使用に適さない際に前記他網回線制御手
段からの呼接続情報を前記迂回交換制御手段に送って、
その変換した呼接続情報を前記迂回回線制御手段を介し
て発信する呼発信機能とを有することを特徴とするゲー
トウェイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242763A JP2002051145A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | ゲートウェイ装置およびその呼転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242763A JP2002051145A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | ゲートウェイ装置およびその呼転送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002051145A true JP2002051145A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18733731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000242763A Pending JP2002051145A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | ゲートウェイ装置およびその呼転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002051145A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003103259A1 (ja) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | ソフトバンク株式会社 | 端末接続装置、接続制御装置及び多機能電話端末 |
JP2006140681A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 構内交換システムおよびその課金方法 |
JP2007089026A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Nomura Research Institute Ltd | 通信システムおよび通信方法 |
JP2009218903A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Nec Corp | 通話システム、分散制御装置、音声パケット中継装置及びその制御方法、音声パケット中継方法及びプログラム |
JP2010246163A (ja) * | 2010-07-16 | 2010-10-28 | Nomura Research Institute Ltd | 通信システムおよび通信方法 |
-
2000
- 2000-08-04 JP JP2000242763A patent/JP2002051145A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003103259A1 (ja) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | ソフトバンク株式会社 | 端末接続装置、接続制御装置及び多機能電話端末 |
AU2003242001B2 (en) * | 2002-05-31 | 2008-10-16 | Softbank Corp. | Terminal connection device, connection control device, and multi-function telephone terminal |
US7457278B2 (en) | 2002-05-31 | 2008-11-25 | Softbank Corp. | Terminal connection device, connection control device, and multi-function telephone terminal |
KR100929757B1 (ko) | 2002-05-31 | 2009-12-03 | 소프트뱅크 가부시키가이샤 | 단말기 접속 장치, 접속 제어 장치 및 다기능 전화 단말기 |
CN1656785B (zh) * | 2002-05-31 | 2010-08-25 | 索福帮股份有限公司 | 终端连接装置及连接控制装置 |
JP2006140681A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Hitachi Communication Technologies Ltd | 構内交換システムおよびその課金方法 |
JP2007089026A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Nomura Research Institute Ltd | 通信システムおよび通信方法 |
JP4657866B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-03-23 | 株式会社野村総合研究所 | 通信システムおよび通信方法 |
JP2009218903A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Nec Corp | 通話システム、分散制御装置、音声パケット中継装置及びその制御方法、音声パケット中継方法及びプログラム |
JP2010246163A (ja) * | 2010-07-16 | 2010-10-28 | Nomura Research Institute Ltd | 通信システムおよび通信方法 |
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