JPH07327269A - 事業所用ディジタルコードレスシステム - Google Patents

事業所用ディジタルコードレスシステム

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JPH07327269A
JPH07327269A JP6118172A JP11817294A JPH07327269A JP H07327269 A JPH07327269 A JP H07327269A JP 6118172 A JP6118172 A JP 6118172A JP 11817294 A JP11817294 A JP 11817294A JP H07327269 A JPH07327269 A JP H07327269A
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JP
Japan
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mobile station
call
main device
base station
direct
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Pending
Application number
JP6118172A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Oishi
博文 尾石
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主装置から子機間直接通話の要求を出すこと
により、移動局が自動的に子機間直接通話にて相手移動
局に発信することができ、呼が接続されて通話可能とす
る。 【構成】 主装置1と基地局21〜23は、1つの制御
チャネルと2つの通信チャネルを持ったディジタル伝送
路で有線により接続されており、基地局21〜23と移
動局31〜39は無線により接続されている。主装置−
基地局間の通信チャネルが輻輳した場合でも、相手移動
局の使用状況により通話が可能であるなら、主装置1の
交換処理を制御する手段により、通信を行なおうとする
双方の移動局に子機間直接通話による接続を要求し、そ
れを受信した移動局は自動的に子機間直接通話にて接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事業所用ディジタルコ
ードレスシステムに関し、より詳細には、主装置と基地
局と移動局からなり、基地局−移動局の無線インタフェ
ースとしてRCR(電波システム開発センタ)標準「R
CR STD−28」に準拠したインタフェースを、主
装置−基地局の有線インターフェースとして制御用チャ
ネル(Dチャネル)と複数の通信用チャネル(Bチャネ
ル)とからなるディジタルインタフェースを用いた事業
所用ディジタルコードレスシステムにおいて、主装置−
基地局間の通信用チャネルが輻輳した場合における呼の
接続処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の事業所用ディジタルコー
ドレスシステムの構成図で、図中、101は主装置、1
21〜123は基地局、131〜139は移動局であ
る。主として交換制御を行なう主装置101と、主とし
て中継処理を行なう複数の基地局121〜123とが有
線により接続され、該基地局121〜123と端末であ
る移動局131〜139が無線により接続される。前記
システムにおいて、呼は、例えば発信する移動局131
から該移動局が登録された基地局121を経由して主装
置101に接続され、該主装置101で交換接続処理が
行なわれ、相手移動局132が登録された基地局122
を経由して、該基地局122から相手移動局132へと
接続され、通話が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
事業所用ディジタルコードレスシステムでは、基地局に
登録される移動局の台数は、主装置と基局地とを接続す
る有線の通信チャネル数に比べてはるかに多い。したが
って、呼が特定の基地局に集中すると、主装置と基地局
間の通信チャネルが輻輳し、発信する移動局も着信する
移動局も使用していないにも関わらず、呼接続ができな
くなるという欠点があった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、呼が特定の基地局に集中し、主装置と基地局
間の通信チャネルが輻輳状態に陥った場合でも、相手移
動局が通信していないならば、移動局−相手移動局間を
子機間直接通話により呼接続を行なうことにより、通話
を可能とした事業所用ディジタルコードレスシステムを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)主装置と複数の基地局とが有線に
より接続され、該基地局と複数の移動局が無線により接
続される事業所用ディジタルコードレスシステムにおい
て、主装置−基地局間の通信チャネルが輻輳状態であ
り、移動局からの発呼に対して新たな通信チャネルを割
り当てることができなかった場合に、移動局に子機間直
接通話を要求する主装置と、該子機間直接通話の要求を
受信して、自動的に子機間直接通話にて相手移動局と呼
接続を行ない、通話を可能とする機能を有すること、更
には、(2)主装置−基地局間の通信チャネルが輻輳状
態にあり、移動局からの発呼を拒否する際に、発呼した
移動局に相手移動局の移動局(PS)呼出番号を通知
し、相手移動局に発呼した移動局のPS−IDを通知す
る機能を有すること、更には、(3)主装置に、本ディ
ジタル事業所用コードレスシステムに登録された移動局
の使用状況とPS呼出番号とPS−IDとを記憶する記
憶装置を有することを特徴としたものである。
【0006】
【作用】前述のように構成された事業所用ディジタルコ
ードレスシステムでは、主装置−基地局間の通信チャネ
ルが輻輳した場合でも、相手移動局の使用状況により通
話が可能であるなら、主装置の交換処理を制御する手段
により、通信を行なおうとする双方の移動局に子機間直
接通話による接続を要求し、それを受信した移動局は自
動的に子機間直接通話にて接続する。そして、前記子機
間直接通話にて接続処理をおこなう際の誤接続を防止す
る観点から、主装置から移動局に子機間直接通話による
接続を要求する場合には、発信した移動局に相手移動局
のPS呼出番号を、相手移動局に発信した移動局のPS
−IDを通知するのが好ましい。さらに、上記移動局の
使用状況とPS呼出番号とPS−IDは主装置にて記憶
しておくことにより、主装置の交換処理を制御する手段
が迅速に子機間直接通話による接続を移動局に要求でき
るので好ましい。
【0007】
【実施例】次に、実施例について図面を参照して説明す
る。なお、RCR(Research&Development Center for
Radio Systems;(財)電波システム開発センタ)標準
「RCR STD−28」において規定されている子機
間直接通話のプロトコルについては説明を簡略化する。
図1は、本発明による事業所用ディジタルコードレスシ
ステムの一実施例を説明するための構成図で、図中、1
は交換制御装置である主装置、21〜23は有線と無線
を交換し中継する基地局、31〜39は携帯電話端末で
ある移動局である。
【0008】主装置1と基地局21〜23は、1つの制
御チャネルと2つの通信チャネルを持ったディジタル伝
送路で有線により接続されており、基地局21〜23と
移動局31〜39は「RCR STD−28」に準拠し
た無線により接続されている。
【0009】図2は、図1における主装置の構成図で、
図中、41は通信制御部、42はPS使用状況管理テー
ブル、43はPS呼出番号管理テーブル、44はPS−
ID管理テーブル、45〜47は有線I/F(インター
フェース)である。通信制御部41は交換処理を制御す
る。PS使用状況管理テーブル42は移動局(PS:P
ersonal Station)の使用状況を記憶する。PS呼出番
号管理テーブル43は移動局の呼出番号を記憶する。P
S−ID管理テーブル44は移動局の呼出符号を記憶す
る。有線インタフェース45〜47は各基地局へのイン
タフェースである。
【0010】図3は、図1における基地局の構成図で、
図中、51は通信制御部、52は通信チャネル管理テー
ブル、53は有線I/F(インターフェース)、54は
無線I/F(インターフェース)である。通信制御部5
1は有線プロトコルと無線プロトコルの変換を行なう。
通信チャネル管理テーブル52は有線インタフェースの
通信チャネルの使用状況を記憶する。有線インタフェー
ス53は主装置とのインタフェースである。無線インタ
フェース54は移動局とのインタフェースである。
【0011】図4は、図1における移動局の構成図で、
図中、61は通信制御部、62は無線I/F(インター
フェース)である。通信制御部61は、基地局との無線
プロトコルと子機間直接通話の無線プロトコル処理とを
合わせ持っている。無線インタフェース62は、基地局
および移動局とのインタフェースである。
【0012】図5は、本発明の実施例における各装置間
のデータの流れと処理を図示したものである。図6は、
本発明の実施例におけるPS呼出番号を含むリンクチャ
ネル割当拒否メッセージのコーディング例であり、制御
用物理スロットSCCHのIフィールドのフォーマット
を示している。図7は、本発明の実施例におけるPS−
IDを含むPS着信要求メッセージのコーディング例で
あり、制御用物理スロットSCCHのIフィールドのフ
ォーマットを示している。なお、図中、3オクテット目
のビット8のフラグとはPS発信許可フラグのことであ
る。
【0013】次に、本発明の実施例を示す図1〜図7を
参照しながら、移動局31のユーザが移動局32のユー
ザへ発信した場合の動作について説明する。なお、発信
側と着信側を区別するため発信ユーザの移動局を発移動
局、該発移動局が登録されている基地局を発基地局、着
信されるユーザの移動局を着移動局が登録されている基
地局を着基地局と呼ぶ。
【0014】発移動局31のユーザが着移動局32のユ
ーザに発信すると(71)、発移動局31は発基地局2
1に対してリンクチャネル割当を要求する(72)。該
リンクチャネル割当要求を受信した発基地局21は、通
信チャネル管理テーブル52を参照して主装置−基地局
間の通信チャネルの使用状況を調べ(73)、空き通信
チャネルがなければ制御チャネルを通じて主装置1にP
S発信要求をする(74)。
【0015】該PS発信要求を受けた主装置1は、PS
使用状況管理テーブル42を参照して着移動局32の使
用状況を調べ(75)、該移動局が待ち受け状態(オン
フック状態)であったならば、子機間直接通話が可能と
判断し、発基地局21に対し、PS呼出番号管理テーブ
ル43から読み出した着移動局32のPS呼出番号を含
むPS発信応答を発基地局21に対して通知する(7
6)とともに、着基地局22に対して、PS−ID管理
テーブル44より読み出した発移動局31のPS−ID
を含むPS着信要求を通知し(77)、子機間直接通話
を行なうように指示する。該PS発信応答を受けた発基
地局21は、図5に示されるフォーマットのPS発信許
可フラグを許可である1にセットし、PS呼出番号に手
順76にて通知されたPS呼出番号をセットしたリンク
チャネル割当拒否メッセージを発移動局31へ送信する
(78)。
【0016】また、該PS着信要求を受けた着基地局2
2は、図6に示されるフォーマットのPS−IDに、手
順77にて通知されたPS−IDをセットしたPS着信
要求をLCCHスーパーフレームの一部としてSCCH
制御用物理スロットを用いて着移動局32に送信する
(79)。該PS着信要求を受信した着移動局32は、
子機間直接通話動作による着信動作を開始する(8
0)。
【0017】また、該リンクチャネル割当拒否を受信し
た発移動局31は、図6に示されるところのPS発信許
可フラグが許可であるか1であるか調べ(81)、許可
されていれば、子機間直接通話動作による発信を開始す
る(82)。これ以後は、RCR標準「RCR STD
−28」に規定されているので簡単に述べるが、発移動
局31は、通知された該PS呼出番号により着移動局3
2へ呼出メッセージを送信し(83)、該呼出メッセー
ジを受信した着移動局32は、該呼出メッセージの発識
別符号が偵知された該PS−IDと一致するか調べ(8
4)、一致すればリンガ鳴動により着ユーザに着信を知
らせ(85)、着ユーザがオフフックしたならば(8
6)、発移動局31へ応答メッセージを送信し(8
7)、通信中状態となる(88)。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:主装置から子機間直接
通話の要求を出すことにより、移動局が自動的に子機間
直接通話にて相手移動局に発信することができ、従来、
切断されていた主装置−基地局間の通信チャネルに空き
チャネルがない場合でも、呼が接続され通話可能とな
る。 (2)請求項2に対応する効果:主装置から発信した移
動局に相手移動局のPS呼出番号を、また、相手移動局
に発信した移動局PS−IDを子機間直接通話を要求す
る際に通知することにより、発信ユーザは相手移動局の
PS呼出番号を知る必要がない。また、相手移動局はP
S−IDにより着呼応答する移動局を特定できるように
なり、誤接続を防止できる。 (3)請求項3に対応する効果:主装置に、移動局の使
用状況とPS呼出番号とPD−IDとを記憶することに
より、子機間直接通話の可否および子機間直接通話に必
要な情報を移動局に問い合わせることなく処理すること
が可能となり、迅速に子機間通話による呼接続を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による事業所用ディジタルコードレスシ
ステムの一実施例を説明するための構成図である。
【図2】図1の主装置の構成図である。
【図3】図1の基地局の構成図である。
【図4】図1の移動局の構成図である。
【図5】本発明の実施例における処理フロー図である。
【図6】図5の手順78におけるリンクチャネル割当拒
否のフォーマットである。
【図7】図5の手順79におけるPS着信要求のフォー
マットである。
【図8】従来の事業所用ディジタルコードレスシステム
の構成図である。
【符号の説明】
1…主装置、21〜23…基地局、31〜39…移動
局、41…主装置の通信制御部、42…PS使用状況管
理テーブル、43…PS呼出番号管理テーブル、44…
PS−ID管理テーブル、45〜47…主装置の有線イ
ンタフェース、51…基地局の通信制御部、52…通信
チャネル管理テーブル、53…基地局の有線インタフェ
ース、54…移動局の無線インタフェース、61…移動
局の通信制御部、62…移動局の無線インタフェース。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置と複数の基地局とが有線により接
    続され、該基地局と複数の移動局が無線により接続され
    る事業所用ディジタルコードレスシステムにおいて、主
    装置−基地局間の通信チャネルが輻輳状態であり、移動
    局からの発呼に対して新たな通信チャネルを割り当てる
    ことができなかった場合に、移動局に子機間直接通話を
    要求する主装置と、該子機間直接通話の要求を受信し
    て、自動的に子機間直接通話にて相手移動局と呼接続を
    行ない、通話を可能とする機能を有することを特徴とす
    る事業所用ディジタルコードレスシステム。
  2. 【請求項2】 主装置−基地局間の通信チャネルが輻輳
    状態にあり、移動局からの発呼を拒否する際に、発呼し
    た移動局に相手移動局の移動局(PS)呼出番号を通知
    し、相手移動局に発呼した移動局のPS−IDを通知す
    る機能を有することを特徴とする請求項1記載の事業所
    用ディジタルコードレスシステム。
  3. 【請求項3】 主装置に、本ディジタル事業所用コード
    レスシステムに登録された移動局の使用状況とPS呼出
    番号とPS−IDとを記憶する記憶装置を有することを
    特徴とする請求項1記載の事業所用ディジタルコードレ
    スシステム。
JP6118172A 1994-05-31 1994-05-31 事業所用ディジタルコードレスシステム Pending JPH07327269A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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