JP2000101506A - 外部有線インタフェースおよび赤外線インタフェース付き移動通信端末 - Google Patents

外部有線インタフェースおよび赤外線インタフェース付き移動通信端末

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JP2000101506A
JP2000101506A JP10271625A JP27162598A JP2000101506A JP 2000101506 A JP2000101506 A JP 2000101506A JP 10271625 A JP10271625 A JP 10271625A JP 27162598 A JP27162598 A JP 27162598A JP 2000101506 A JP2000101506 A JP 2000101506A
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Hamami Igura
浜美 井倉
Michiaki Okano
道商 岡野
Katsuhiko Kuma
勝彦 熊
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Toshiba Corp
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部有線インタフェースと赤外線インタフェ
ースの両方を備えた移動通信端末において、赤外線イン
タフェースの無駄な電力消費を抑える。 【解決手段】 赤外線インタフェースで外部端末との接
続を探索し、通信リンクを確立する赤外線リンク探索・
確立手段と、赤外線リンク上で呼制御信号と音声又はデ
ータ転送を制御する手段と、外部有線インタフェースで
外部端末との接続を検出する手段と、外部有線インタフ
ェース上で呼制御信号と音声又はデータ転送を制御する
手段と、前記赤外線インタフェースまたは外部有線イン
タフェースからの網側のエアインタフェースの呼制御と
音声又はデータ転送を制御する手段と、網側からの着信
を契機に、前記赤外線リンク探索・確立手段により赤外
線の通信リンクを確立し、前記赤外線インタフェースの
外部端末に着信を通知する着信通知手段とを具備するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部有線インタフ
ェースおよび赤外線インタフェースの複数の外部通信イ
ンタフェースを持つ移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDC(Personal Digital Cellu
lar)方式による携帯電話機やPHS(Personal Handypho
ne System)方式による簡易型携帯電話機が急速に普及し
ていることは周知の通りである。
【0003】ところで、これらのPDCやPHS等の移
動通信端末には図19に示すように、本体20の下部等
に外部インタフェースとして、RS−232C相当の呼
制御制御用シリアル信号線と、通信チヤネル上で音声/
データを転送する通信CH信号線等から成る有線式外部
インタフェースコネクタ21を備え、外部端末からの音
声やデータの通信を可能としている。例えば、外部アン
テナやブースタアンプを内蔵した車載装置22と上記外
部インタフェースコネクタ21を介して移動通信端末を
接続すれば、車載装置22のハンズフリー機能を利用し
た音声通話が可能になっている。
【0004】また、パーソナルコンピュータ23を、上
記外部インタフェースコネクタ21を介して移動通信端
末に接続すれば、パーソナルコンピュータ23によるデ
ータ通信を行うことができる。
【0005】このような移動通信端末を利用したデータ
通信は、いわゆる“モバイルコンピューテング”とし
て、応用分野が拡大しているのであるが、データ通信の
高速化が進んでいることから、現行の有線ケーブルでの
数Kbps程度の通信速度では限界となりつつある。
【0006】上述の事情から、通信速度の向上,ケーブ
ルレス化,ユーザの利便性向上などの観点から、移動通
信端末と外部端末間のインタフェースに赤外線通信を導
入し、無線化する検討が進められている。赤外線通信
は、IrDA(Infrared DataAssosiation:赤外線デー
タ通信協会)による標準化が進められており、移動通信
端末の外部インタフェースにも赤外線が導入される可能
性が高い。
【0007】しかしながら、現状の有線式インタフェー
スおよびその外部端末は幅広く普及しており、ユーザの
利便性を考慮すると、外部インタフェースが赤外線のみ
の移動端末では不都合を生じる。例えば、赤外線インタ
フェース付移動通信端末をユーザが新規購入しても、外
部通信端末は手持ちの有線インタフェースのものを使い
たい希望が強いと思われる。
【0008】上記の事情から、今後、赤外線インタフェ
ースを移動通信端末へ導入することが進むと考えられる
が、従来からの外部有線インタフェースも移行期におい
ては持つことが重要と思われる。
【0009】図18に示すように、外部有線インタフェ
ースおよび赤外線インタフェース付き移動通信端末10
は、赤外線送信/受信窓口11を備え、例えば赤外線口
15を備えたパーソナルコンピュータ14のような外部
端末を互いに向き合わせることで、移動通信端末10と
外部端末であるパーソナルコンピュータ14との通信を
115Kbps以上の高速な赤外線通信により行い、ま
た、外部有線インタフェース16を備え、同じく外部有
線インタフェース12を備えた車載装置13のような外
部端末と接続することでシリアル信号による通信を行う
ことが可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、赤外線イ
ンタフェースは、有線インタフェースのように直接接続
されている特定の外部端末に接続するわけではないた
め、待機中にも常に赤外線の射程内に通信可能な相手が
いるかどうかを確認しているのが一般的である。しか
し、小型化、低消費電力化の要求が著しい移動通信端末
においては、常に通信相手を検索、監視する動作は有効
ではない。
【0011】更に、複数の外部インタフェースを持つ場
合、着信呼を外部端末に通知する際に以下の課題を解決
する必要がある。1つは複数の外部インタフェースのど
ちらに着信を通知し着呼応答するか、2つめは各外部イ
ンタフェースに接続された外部端末の属性が不明なた
め、音声着信、データ着信、FAX着信等の着信呼をど
の外部インタフェースに通知するかを、なんらかの方法
により選択せねばならない。
【0012】本発明は、外部有線インタフェースと赤外
線インタフェースの両方を備えた移動通信移動端末にお
いて、赤外線インタフェースの無駄な電力消費を抑える
ことができる外部有線インタフェースおよび赤外線イン
タフェース付き移動通信端末を提供することを目的とす
る。
【0013】また、網側からの着信の際、効率的に外部
端末へ接続することができる外部有線インタフェースお
よび赤外線インタフェース付き移動通信端末を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、音声またはデータの通信を外部
有線インタフェースおよび赤外線インタフェースを介し
て外部端末から制御することができる移動通信端末にお
いて、赤外線インタフェースで外部端末との接続を探索
し、通信リンクを確立する赤外線リンク探索・確立手段
と、赤外線リンク上で呼制御信号と音声又はデータ転送
を制御する手段と、外部有線インタフェースで外部端末
との接続を検出する手段と、外部有線インタフェース上
で呼制御信号と音声又はデータ転送を制御する手段と、
赤外線インタフェースまたは外部有線インタフェースか
らの網側のエアインタフェースの呼制御と音声又はデー
タ転送を制御する手段と、網側からの着信を契機に、赤
外線リンク探索・確立手段により赤外線の通信リンクを
確立し、赤外線インタフェースの外部端末に着信を通知
する着信通知手段とを具備することを特徴とする。
【0015】また、請求項2の発明は、着信通知手段
が、着信通知後に、赤外線インタフェースの通信リンク
が所定時間内に確立できない場合、有線インタフェース
の外部端末に着信を通知することを特徴とする。
【0016】また、請求項3の発明は、着信通知手段
が、網側からの着信を契機に、外部有線インタフェース
および赤外線インタフェースの両方の端末に着信を通知
し、着信通知後において、外部有線インタフェースおよ
び赤外線インタフェースの両方から応答を受信した場
合、先着順に着信制御を行うことを特徴とする。
【0017】また、請求項4の発明は、外部有線インタ
フェースおよび赤外線インタフェースの着信通知優先度
を設定する手段を付加し、網側からの着信の際に、着信
通知手段により優先度が高いインタフェースの外部端末
への着信を優先して通知し、優先度が高いインタフェー
スの外部端末が所定時間内に応答しない場合には次の優
先度のインタフェースの外部端末へ着信を通知すること
を特徴とする。
【0018】また、請求項5の発明は、外部有線インタ
フェースおよび赤外線インタフェースを介した外部端末
の通信属性を設定する手段と、着信の際の呼制御情報の
端末属性を照合する手段とを付加し、着信通知手段によ
り呼制御情報中の通信属性の一致する外部端末へ着信を
通知することを特徴とする。
【0019】また、請求項6の発明は、外部有線インタ
フェースおよび赤外線インタフェースを介した外部端末
個別のサブアドレスを設定する手段と、着信の際の呼制
御情報のサブアドレスを照合する手段とを付加し、着信
通知手段によりサブアドレスの一致する外部端末へ着信
を通知することを特徴とする。
【0020】また、請求項7の発明は、外部有線インタ
フェースまたは赤外線インタフェースのどちらか一方の
外部端末で通信中において、他方のインタフェースの外
部端末に通信中呼を切替える手段を備えることを特徴と
する。
【0021】本発明の外部有線インタフェースおよび赤
外線インタフェース付き移動通信端末では、常に通信手
順を動作させずに、網側からの着信を契機に、赤外線の
通信手順を開始するため、低消費電力で動作させること
ができる。また、あらかじめ設定した接続するインタフ
ェース情報や、着信メッセージに含まれる情報から、接
続する外部インタフェースを特定し、効率的に外部端末
へ接続することができる。赤外線インタフェースヘの接
続が該当しない場合は、赤外線の通信手順を開始しない
ため、低消費電力で動作することができる。
【0022】また、外部有線インタフェースと通信中に
赤外線に切替えたい場合も、切替えたい時に赤外線リン
クを起動するため、低消費電力で動作させることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による外部有線イン
タフェースおよび赤外線インタフェース付き移動通信端
末の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明による移動通信端末の概略
構成を示す図である。本発明を適用した移動通信端末1
00は、マイクロコンピュータ(CPU)30を中核と
して、CPU30の制御バス上にシステム全体の制御を
行うプログラムが格納された読み出し専用メモリ(RO
M)及び読み書き可能メモリ(RAM)31、CPU3
0からの発着制御や音声符号の多重/分離・速度・信号
変換を行うベースバンド部32と、所定のエアインタフ
ェースにより網(基地局)と無線信号を送受信する無線
部33と、LCD41,ダイヤルキー42を持つマンマ
シンインタフェース34、送話・受話のマイク・スピー
カとのアナログ音声信号のA/D変換を行う音声コーデ
ック35、赤外線インタフェース付の外部端末Aと赤外
線信号を送受信する赤外線コントローラ36、及び有線
インタフェース付の外部端末Bと信号を送受信する外部
I/Fコントローラ40から構成される。
【0025】以上の構成において、初めに、有線インタ
フェース付の外部端末Bと本発明の移動通信端末100
間の外部有線インタフェース通信手順について説明す
る。
【0026】有線インタフェース付の外部端末Bと移動
通信端末100間では、接続の有無を示す端子により接
続が検出される。又、外部端末Bの電源オン/オフを示
す端子により電源オンが確認できる。電源オフの場合
は、移動通信端末100からの外部端末電源オン要求端
子を制御して、外部端末Bの電源をオンにできる。
【0027】本実施形態では、外部端末Bが電源オンで
接続されているものとして説明する。
【0028】図2に示すように、移動通信端末100
は、エアインタフェースの制御チヤネルを介して基地局
(網)からの呼設定メッセージを受信すると、呼出メッ
セージを基地局に送信して呼制御信号を送受信する。
【0029】同時に、外部端末Bへ外部有線インタフェ
ースを介して、着信表示ONのシリアル信号を送信す
る。
【0030】外部端末Bが応答(オフフック)すると、
フックスイッチ(開始)のシリアル信号が外部端末Bか
ら送信される。移動通信端末100はそのシリアル信号
を受信すると、基地局に応答メッセージを送信する。基
地局から応答確認メッセージを受信すると、外部端末B
へ外部有線インタフェースを介して、着信表示OFFお
よび通信中表示ONのシリアル信号を送信することによ
り通信中に移行する。
【0031】次に、赤外線インタフェース付の外部端末
Aと移動通信端末100間の赤外線通信手順について説
明する。初めに、図3により一般的な赤外線通信手順を
説明し、次に図4により本発明における赤外線通信手順
を説明する。なお、赤外線通信の手順の詳細はIrDA
等の標準規格に準じるが、ここではその概略について述
べる。
【0032】赤外線通信では、一般に同じ波長帯を用い
る場合、同時に送受信できないため、どちらか一方が1
次局、他方が2次局となり、全て1次局からのポーリン
グに2次局がレスポンスする形態で制御信号や音声/デ
ータ情報を交互に送受信する。
【0033】外部端末Aと移動通信端末100本体との
制御信号は、赤外線コントローラ36の受光素子での赤
外線受信信号37、及び発光素子での赤外線送信信号3
8とから構成され、図3のタイムチヤートのように送受
信される。
【0034】1)赤外線リンク探索・確立 1次局である移動通信端末100が接続要求信号を所定
時間繰り返し送信し、2次局の外部端末Aがこれを受信
すると、接続確認を送信し、赤外線通信のリンク確立を
する。
【0035】2)赤外線リンク監視 赤外線リンクが確立すると、以後、双方に制御信号も通
信情報も無いアイドル期間は、1次局から2次局に所定
周期で、問合せを送出し、確認信号を受信することで、
双方が赤外線リンクが正常であることを監視する。
【0036】3)着信制御信号 移動通信端末100は、エアインタフェースの制御チヤ
ネルを介して、基地局からの呼設定メッセージを受信す
ると、呼出メッセージを基地局に送信する。同時に外部
端末Aに着信があったことを通知する。外部端末Aから
オフフックを通知されると、移動通信端末は基地局と呼
制御信号を送受信し通信中に移行する。
【0037】次に、図4、図5を用いて本発明の赤外線
通信手順の第1の実施形態について説明する。
【0038】図4には、外部端末Aと移動通信端末10
0本体間の制御信号タイムチャートを示し、図5には、
赤外線インタフェース及び外部有線インタフェースの両
方をもつ移動通信端末100の着信時の外部端末からの
移動通信端末を介してのエアインタフェース制御チヤネ
ル上の発信手順シーケンス,外部端末A−移動通信端末
100間の赤外線通信手順,外部端末B一移動通信端末
100間のシリアル信号通信手順のシーケンスを示す。
【0039】1)着信時に赤外線リンク探索・確立 移動通信端末100は、エアインタフェースの制御チヤ
ネルを介して基地局からの呼設定メッセージを受信する
と、呼出メッセージを基地局に送信して呼制御信号を送
受信する。同時に、1次局である移動通信端末100が
接続要求信号を所定時間繰り返し送信し、2次局の外部
端末Aからの接続確認を受信して、赤外線通信のリンク
確立をする。
【0040】2)着信制御信号 リンクが確立すると、外部端末Aに着信があったことを
通知する。外部端末Aからのオフフックを受信すると、
移動通信端末100は基地局と呼制御信号を送受信し通
信中に移行する。
【0041】なお、図4,図5では赤外線インタフェー
スのみに着信通知する例を示したが、以降に説明するよ
うに外部有線インタフェースの両方に通知してもよい。
【0042】次に、外部端末A,Bとの通信手順の第2
の実施形態について図6および図7を用いて説明する。
【0043】図6および図7に示すように、移動通信端
末100は、エアインタフェースの制御チヤネルを介し
て基地局からの呼設定メッセージを受信すると、呼出メ
ッセージを基地局に送信して呼制御信号を送受信する。
同時に1次局である移動通信端末100が接続要求信号
を外部端末Aに所定時間繰り返し送信する。2次局の外
部端末Aからの接続確認を受信することなく所定時間が
経過した場合、赤外線通信のリンク確立をあきらめ、外
部有線インタフェースに着信表示ONのシリアル信号で
着信を通知する(図6)。
【0044】また、2次局の外部端末Aからの接続確認
を受信し、リンクが確立すると、外部端末Aに着信があ
ったことを通知するが、外部端末Aからのオフフックを
受信することなく所定時間が経過した場合、外部端末A
との接続をあきらめ、赤外線リンクを切断し、外部有線
インタフェースに着信表示ONのシリアル信号で着信を
通知する(図7)。
【0045】次に、外部端末A,Bとの通信手順の第3
の実施形態について図8および図9を用いて説明する。
【0046】図8および図9に示すように、基地局
(網)から呼設定を受信すると、移動通信端末100
は、外部端末Aに図5の説明のように赤外線リンクを確
立し、呼設定を通知し、同時に外部端末Bに着信表示O
Nのシリアル信号を送信して着信を通知する。
【0047】図8では、外部端末Bが先にオフフック
し、移動通信端末100はフックスイッチ(開始)のシ
リアル信号を受信すると、基地局に応答メッセージを送
信する。基地局から応答確認メッセージを受信すると、
外部端末Bへ外部有線インタフェースを介して、着信表
示OFFおよび通信中表示ONのシリアル信号を送信す
ることにより通信中に移行する。同時に、外部端末Aに
切断要求を送り、赤外線リンクを切断し、電力の消費を
削減する。
【0048】図9では、外部端末Aが先にオフフック
し、移動通信端末100は外部端末Aからのオフフック
を受信すると、基地局と呼制御信号を送受信し通信中に
移行する。同時に、外部端末Bに着信表示OFFを通知
し、呼設定の呼は処理されたことを知らせる。
【0049】次に、外部端末A,Bとの通信手順の第4
の実施形態について図10を用いて説明する。
【0050】この第4の実施形態では、着信の際、まず
どちらのインタフェースに接続するかの優先度と、それ
が所定時間内に応答しない場合、次のインタフェースに
接続するかをあらかじめ移動通信端末に設定しておき、
その優先度の設定に従って着信時にインタフェースの接
続を行う。
【0051】例えば赤外線インタフェースの方を優先度
を高く設定したものとすると、まず、赤外線インタフェ
ースに接続し、所定時間内に赤外線リンクが確立しない
または外部端末Aが応答しない場合は、図6および図7
のシーケンスと同様に動作し、外部有線インタフェース
に着信を通知する。
【0052】また、外部有線インタフェースの方を優先
度を高く設定したものとすると、まず外部有線インタフ
ェースに接続し、外部端末Bが所定時間内に応答しない
場合は、図10に示すように赤外線リンクを確立し、呼
設定を通知し、同時に外部端末Bに着信通知をオフし
て、赤外線インタフェースに着信を通知する。
【0053】この場合、赤外線インタフェースに接続
し、所定時間内に赤外線リンクが確立しないまたは外部
端末Aが応答しない場合は、他のインタフェースに接続
することなく、赤外線リンクを切断する。
【0054】次に、外部端末A,Bとの通信手順の第5
の実施形態について図11〜図16を用いて説明する。
【0055】図11は網側からの呼設定メッセージの構
成例を示すものであり、図12および図13、図14は
呼設定メッセージ中の情報要素と接続するインタフェー
スの対応例を示す図であり、図15および図16は着信
時の呼設定の情報により外部端末への接続を制御するシ
ーケンスである。
【0056】図11に示す呼設定メッセージは、ディジ
タル方式自動車電話システムの標準規格であるRCR
STD−27Fで規定されている呼設定メッセージの例
を示すものである。この呼設定メッセージは、音声/非
制限ディジタル/音声+データといった情報伝達能力を
含む伝達能力、呼の発信元の番号情報の発番号、発信側
のサブアドレス識別情報の発サブアドレス、呼の通信相
手の番号情報の着番号、着信側のサブアドレス識別情報
の着サブアドレス、図13に示すよな電話/G2/3フ
ァクシミリ/G4フアクシミリのためのドキュメントア
プリケーションプロトコルといった高位レイヤ特性識別
を含む相手ユーザの整合性をチェックする情報の高位レ
イヤ整合性、ユーザ間をトランスペアレントに情報転送
するユーザ・ユーザ情報などから構成される。
【0057】このような呼設定メッセージに対して、本
実施形態では図12〜図14に示すような外部端末の通
信属性を移動通信端末100内に設定する。図12は、
呼設定の伝達能力情報要素の情報転送能力の内容によ
り、接続するインタフェースを割り当てた例を示すもの
であり、情報転送能力が音声の場合には外部端末には接
続せず、非制限ディジタルの場合には赤外線インタフェ
ースを介し外部端末Aに接続処理し、「音声+データ」
の場合には外部有線インタフェースを介し外部端末Bに
接続処理する設定をあらかじめ移動通信端末100に設
定した例である。
【0058】このような設定に対し、移動通信端末10
0は、着信があると、呼設定の情報伝達能力の内容を判
断し、図15に示すように、非制限ディジタルであった
ならば、赤外線インタフェースのみに着信を伝える。
【0059】図13は、高位レイヤ整合性の高位レイヤ
特性識別の内容により、接続するインタフェースを割り
当てた例を示すものであり、高位レイヤ特性識別が電話
の場合には外部端末には接続せず、G2/3ファクシミ
リの場合には赤外線インタフェースを介し外部端末Aに
接続処理し、G4のためのドキュメントアプリケーショ
ンプロトコルの場合には外部有線インタフェースを介し
外部端末Bに接続処理する設定をあらかじめ移動通信端
末100に設定した例である。
【0060】このような設定に対し、移動通信端末10
0は、着信があると、呼設定の高位レイヤ特性識別の内
容を判断し、図15に示すように、G2/3ファクシミ
リであったならば、赤外線インタフェースのみに着信を
伝える。
【0061】図14は、着サブアドレスのサブアドレス
情報の内容により、接続するインタフェースを割り当て
た例を示すものであり、サブアドレス情報が「111」
の場合には赤外線インタフェースを介し外部端末Aに接
続処理し、「222」の場合には外部有線インタフェー
スを介し外部端末Bに接続処理し、上記以外か、無しの
場合には外部端末には接続しない設定をあらかじめ移動
通信端末100に設定した例である。
【0062】このような設定に対し、移動通信端末10
0は、着信があると、移動通信端末100は、呼設定の
着サブアドレスの内容を判断し、図16に示すように、
サブアドレス情報が「222」であったならば、外部有
線インタフェースのみに着信を伝える。
【0063】従って、あらかじめ、移動通信端末100
内に図12,図13,図14のように、呼設定の情報要
素の内容により、接続するインタフェースを通信属性と
して設定しておくことにより、着信時に余計なメッセー
ジのやり取りを無くし、効率的に呼接続ができるように
なる。なおここでは、伝達能力、高位レイヤ整合性、着
サブアドレスで説明したが、発番号やユーザ・ユーザな
ど他の情報要素でも対応付けが可能である。
【0064】また、赤外線インタフェース上で複数の外
部端末と接続が可能な場合の外部端末の指定にも有効で
ある。
【0065】次に、外部端末A,Bとの通信手順の第6
の実施形態について図17を用いて説明する。
【0066】図17に示すように、移動通信端末100
は、外部有線インタフェースを介し外部端末Bで通信中
に、切替操作を行うと、外部端末Bに切替オフ要求のシ
リアル信号を送り、他のインタフェースに切り替えるこ
とを通知する。同時に赤外線インタフェースを介し外部
端末Aに接続要求信号送信する。赤外線リンクが確立す
ると、外部端末Aと通信中になる。
【0067】また、外部端末Aと通信中に、外部端末B
に切替オン要求のシリアル信号を送り、外部有線インタ
フェースに切り替えることを通知する。同時に赤外線リ
ンクを切断し、外部端末Bと通信する。
【0068】なお、上記各実施形態では、外部端末Bが
電源オンで接続されているものとして説明したが、外部
端末Bは通常オフで着信の際、移動通信端末からの外部
端末電源オン要求端子を制御して、外部端末の電源をオ
ンにする構成であってもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IrDA標準規格等の赤外線通信の外部インタフェース
および外部有線インタフェースの両方を持つ移動通信端
末において、着信を契機に赤外線リンクを確立するよう
にしたため、赤外線インタフェースの無駄な電力消費を
抑え、消費電力を下げることができる。
【0070】また、あらかじめ着信の際に接続するイン
タフェースの優先順位を持たせたり、呼設定の情報要素
の内容と接続するインタフェースを対応づけ、情報要素
内容に一致するインタフェースのみに着信処理をするこ
とより、効率的な呼接続が可能になるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外部有線インタフェースおよび赤
外線インタフェース付き移動通信端末の実施形態を示す
構成図。
【図2】一般的な外部有線インタフェースの通信シーケ
ンスを示す図。
【図3】一般的な赤外線付き移動通信端末の赤外線通信
手順を示す図。
【図4】本発明の移動通信端末の赤外線通信手順を示す
図。
【図5】外部端末と移動通信端末の通信シーケンスの第
1の実施形態を示す図。
【図6】外部端末と移動通信端末の通信シーケンスの第
2の実施形態を示す図。
【図7】外部端末と移動通信端末の通信シーケンスの第
2の実施形態を示す図。
【図8】外部端末と移動通信端末の通信シーケンスの第
3の実施形態を示す図。
【図9】外部端末と移動通信端末の通信シーケンスの第
3の実施形態を示す図。
【図10】外部端末と移動通信端末の通信シーケンスの
第4の実施形態を示す図。
【図11】本発明の第5の実施形態における呼設定メッ
セージ構成内容を示す図。
【図12】本発明の第5の実施形態における伝達能力と
接続するインタフェースの対応例を示す図。
【図13】本発明の第5の実施形態における高位レイヤ
整合性と接続するインタフェースの対応例を示す図。
【図14】本発明の第5の実施形態における着サブアド
レスと接続するインタフェースの対応例を示す図。
【図15】本発明の第5の実施形態における伝達能力ま
たは高位レイヤ整合性で接続するインタフェースを判定
した場合の通信シーケンスを示す図。
【図16】本発明の第5の実施形態における着サブアド
レスで接続するインタフェースを判定した場合の通信シ
ーケンスを示す図。
【図17】移動通信端末の通信シーケンスの第6の実施
形態を示す図。
【図18】外部有線インタフェースおよび赤外線インタ
フェース付き移動通信端末を用いるシステムの例を示す
図。
【図19】外部有線インタフェース付き移動通信外部端
末の例を示す図。
【符号の説明】
100 移動通信端末 30 CPU 32 ベースバンド部 33 無線部 36 赤外線コントローラ 40 外部I/Fコントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声またはデータの通信を外部有線イン
    タフェースおよび赤外線インタフェースを介して外部端
    末から制御することができる移動通信端末において、 前記赤外線インタフェースで外部端末との接続を探索
    し、通信リンクを確立する赤外線リンク探索・確立手段
    と、 赤外線リンク上で呼制御信号と音声又はデータ転送を制
    御する手段と、 前記外部有線インタフェースで外部端末との接続を検出
    する手段と、 前記外部有線インタフェース上で呼制御信号と音声又は
    データ転送を制御する手段と、 前記赤外線インタフェースまたは前記外部有線インタフ
    ェースからの網側のエアインタフェースの呼制御と音声
    又はデータ転送を制御する手段と、 前記網側からの着信を契機に、前記赤外線リンク探索・
    確立手段により赤外線の通信リンクを確立し、前記赤外
    線インタフェースの外部端末に着信を通知する着信通知
    手段とを具備することを特徴とする外部有線インタフェ
    ースおよび赤外線インタフェース付き移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記着信通知手段は、着信通知後に、前
    記赤外線インタフェースの通信リンクが所定時間内に確
    立できない場合、前記有線インタフェースの外部端末に
    着信を通知することを特徴とする請求項1記載の外部有
    線インタフェースおよび赤外線インタフェース付き移動
    通信端末。
  3. 【請求項3】 前記着信通知手段は、前記網側からの着
    信を契機に、前記外部有線インタフェースおよび前記赤
    外線インタフェースの両方の端末に着信を通知し、着信
    通知後において、前記外部有線インタフェースおよび前
    記赤外線インタフェースの両方から応答を受信した場
    合、先着順に着信制御を行うことを特徴とする請求項1
    記載の外部有線インタフェースおよび赤外線インタフェ
    ース付き移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記外部有線インタフェースおよび前記
    赤外線インタフェースの着信通知優先度を設定する手段
    を付加し、前記網側からの着信の際に、前記着信通知手
    段は優先度が高いインタフェースの外部端末への着信を
    優先して通知し、当該優先度が高いインタフェースの外
    部端末が所定時間内に応答しない場合には次の優先度の
    インタフェースの外部端末へ着信を通知することを特徴
    とする請求項1記載の外部有線インタフェースおよび赤
    外線インタフェース付き移動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記外部有線インタフェースおよび前記
    赤外線インタフェースを介した外部端末の通信属性を設
    定する手段と、着信の際の呼制御情報の端末属性を照合
    する手段とを付加し、前記着信通知手段は呼制御情報中
    の通信属性の一致する外部端末へ着信を通知することを
    特徴とする請求項1記載の外部有線インタフェースおよ
    び赤外線インタフェース付き移動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記外部有線インタフェースおよび前記
    赤外線インタフェースを介した外部端末個別のサブアド
    レスを設定する手段と、着信の際の呼制御情報のサブア
    ドレスを照合する手段とを付加し、前記着信通知手段は
    サブアドレスの一致する外部端末へ着信を通知すること
    を特徴とする請求項1記載の外部有線インタフェースお
    よび赤外線インタフェース付き移動通信端末。
  7. 【請求項7】 前記外部有線インタフェースまたは前記
    赤外線インタフェースのどちらか一方の外部端末で通信
    中において、他方のインタフェースの外部端末に通信中
    呼を切替える手段を備えることを特徴とする請求項1記
    載の外部有線インタフェースおよび赤外線インタフェー
    ス付き移動通信端末。
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