JPH10191422A - Phs緊急発信呼接続制御方式 - Google Patents

Phs緊急発信呼接続制御方式

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JPH10191422A
JPH10191422A JP8358693A JP35869396A JPH10191422A JP H10191422 A JPH10191422 A JP H10191422A JP 8358693 A JP8358693 A JP 8358693A JP 35869396 A JP35869396 A JP 35869396A JP H10191422 A JPH10191422 A JP H10191422A
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phs
emergency
control unit
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Yoshihiro Suzuki
祐弘 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CSが最大呼接続状態中で、CSの通話チャン
ネルに空きが無く、発呼不可状態からでも、警察、消防
などの緊急特番呼に限り、通話を可能とする、PHS緊
急発信呼接続制御方式の提供。 【解決手段】セルステーションが最大呼接続状態中に、
新たにPHS加入者から警察、消防などの予め定められ
た緊急用特番呼に通話要求があった時、前記セルステー
ションの全通話チャンネルがビジー状態であっても、通
話中のチャンネルを一時切断し、緊急用特番呼の呼処理
を最優先するために強制的に通話チャンネルに割込み、
緊急特番呼の通話接続を行い、緊急特番呼が一定の通話
時間を超えて通話継続される場合、割り込みチャンネル
を移し変えて通話継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナ
ルハンディホンシステム)緊急発信呼接続方式に関し、
特に、通話中の呼に対する割り込みのPHS緊急発信呼
接続制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の緊急電話呼接続制御方式において
は、緊急電話呼(「緊急発信呼」ともいう)を優先させ
る場合は、事前に発呼者と着呼者について、緊急電話呼
接続制御サービスを電話会社に申請し、電話局の加入者
データに、この緊急電話呼接続制御サービスを登録して
おく必要であった。
【0003】なお、緊急電話呼接続制御方式の従来方式
として、例えば特開昭63−51758号公報には、被
呼斜が通話中でも事前に発呼者と被呼者間で合意がある
加入者については、強制的に通話に割り込み、発呼者と
被呼者間の通話を可能とすることにより、通話不可によ
る発呼者側での重大事態発生等に即応できるようにした
方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の方式は下記記載の問題点を有している。
【0005】(1)第1の問題点は、従来の緊急電話呼
接続制御サービスでは、セルステーション(「CS」と
いう)のチャンネルが全てビジーの際には、警察、消防
などの緊急特番も必要な時に即通話が可能でない、とい
うことである。
【0006】その理由は、緊急通話を優先させる場合に
は、予め電話会社に加入者双方にいて、このサービスの
登録申請(加入者データ)を行う必要がある、ためであ
る。
【0007】(2)第2の問題点は、従来の緊急電話呼
接続制御方式では、緊急通話が終了するまで、割り込ま
れた加入者は通話できない、ということである。
【0008】その理由は、通話割り込みするチャンネル
を移し替える機能を具備していないためである。
【0009】(3)第3の問題点は、現在のPHS方式
においては、CSの通話チャンネルが最大呼接続状態中
に、新たなるPHS加入者から、警察、消防等の緊急発
信呼の接続要求があった場合には、CSの通話チャンネ
ルに空きができるまで、通話ができない、ということで
ある。
【0010】その理由は、CSの保有する通話チャンネ
ルの数が制限されている、ためである。
【0011】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、PHSにおい
て、CSが最大呼接続状態中で、CSの通話チャンネル
に空きが無く、発呼不可状態からでも、警察、消防など
の緊急特番呼に限り、通話を可能とする、PHS緊急発
信呼接続制御方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のPHS緊急発信呼接続制御方式は、セルス
テーション(CS)が最大呼接続状態中に、新たにPH
S加入者から警察、消防などの予め定められた緊急用特
番呼に通話要求があった時、前記セルステーションの全
通話チャンネルがビジー状態であっても、通話中のチャ
ンネルを一時切断し、緊急用特番呼の呼処理を最優先す
るために強制的に通話チャンネルに割込み、緊急特番呼
の通話接続を行い、緊急特番呼が一定の通話時間を超え
て通話継続される場合、割り込みチャンネルを移し変え
て通話継続する、ことを特徴としたものである。
【0013】[発明の概要]本発明の概要を以下に説明
する。本発明においては、PHSのCSが最大呼接続状
態時に、新たにPHS加入者から警察、消防等の緊急特
番呼へ呼接続要求があった時、CSの通話チャンネルが
ビジー状態でも緊急特番呼の通話を優先させるため、通
話中の通話チャンネルを強制的に切断し、他の加入者が
使用していたCSの通話チャンネルに割込み後、呼を接
続する手段(図2のCS200、PHSサーバー40
0)を有する。
【0014】CSが最大呼接続状態中で、空き通話チャ
ンネルが無い場合で、警察、消防等の緊急発信呼接続要
求をPHS加入者から行った場合、通話中のCS通話チ
ャンネルを一時切断し本呼接続要求を行うために、PH
Sサーバーが通話中のチャンネルに通話割り込み指示を
出す。これを受け、CSは新たに通話チャンネルを準備
する。
【0015】これにより、CSに空き通話チャンネルが
できるまで待たなくても、通話可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態を説明するた
めのブロック図である。図1を参照すると、PHS加入
者101、102、103はセルステーション(以下
「CS」という)200、PHSサーバー400、公衆
網700、電子交換機800を経由し、それぞれ加入者
901、902、903と通話中で、この段階でCS2
00は最大呼接続状態となる。
【0018】ここで、新たにPHS加入者104がCS
200に向けて、緊急特番加入者900に対して発呼要
求をする。この時、CS200は、既に、空き通話チャ
ンネルが無いことを認識すると共に、PHSサーバー4
00に、新たにPHS加入者104が発呼してきた旨を
報告する。
【0019】PHSサーバー400は、PHS加入者1
04は自分の電話会社の契約加入者(以下「正規加入
者」という)であるかホームロケーションレジスタ(H
omeLocation Register;「HLR」という)600
に照合させ、HLR600は正規加入者であるか否かを
PHSサーバー400に報告する。
【0020】正規加入者の場合は、PHS加入者104
がダイヤルした発信番号をPHSサーバー400が解析
する。その結果、PHS加入者104が、予めPHSサ
ーバー400に登録されている緊急特番加入者リスト以
外のものに発呼を要求した場合には、接続不可を知られ
るトーンを、PHSサーバー400経由で、CS20
0、PHS加入者104に送出し、呼は接続しない。
【0021】PHS加入者104が緊急特番加入者90
0に発呼呼接続要求を行った場合には、PHSサーバー
400は、PHS加入者101、102、103の中で
一番通話時間の長い加入者を選び出し、CS200は、
当該加入者の使用通話チャンネルを強制的に一時切断
し、PHS加入者104の緊急発信呼接続要求の通話を
最優先させるため、通話割り込み指示を出す。
【0022】ここでは、PHS加入者101が、その通
話時間が一番長いものと想定して以下に動作の説明をす
る。
【0023】PHSサーバー400は、アナウンスメン
ト500の緊急発信通話割り込みアナウンスをCS20
0を経由し、PHS加入者101に送出する。
【0024】また、同時に、PHSサーバー400は、
アナウンスメント500の緊急発信通話割り込みアナウ
ンスを、公衆網700、電子交換機800を経由し、加
入者901にも送出する。
【0025】この動作により、PHS加入者101及び
加入者901は、緊急発信呼による通話割り込みで、一
時的に通話が切断される、ということを認識する。
【0026】PHSサーバー400は、アナウンス送出
後、CS200に対して、PHS加入者101の通話を
一時切断する指示をする。
【0027】CS200は、PHSサーバー400から
この指示を受け、PHS加入者101の通話を切断す
る。
【0028】PHSサーバー400は、公衆網700を
経由し、電子交換機800にPHS加入者101の通話
切断信号を送出する。この切断信号を受け、電子交換機
800は、加入者901の通話を切断する。
【0029】この一連の動作により、PHS加入者10
1と加入者901の通話が切断される。
【0030】次に、PHSサーバー400は、CS20
0に対して、PHS加入者101の使用していた通話チ
ャンネルを、PHS加入者104に割当てるように、指
示する。
【0031】また、これと同時に、PHSサーバー40
0は、公衆網700を経由し、電子交換機800に対し
て、緊急特番加入者900の緊急発信呼接続要求を行
う。
【0032】PHSサーバー400からの指示及び要求
を受け、PHSサーバー400と電子交換機800は、
公衆網700を介し接続され、PHS加入者104と緊
急特番加入者900の通話が行われる。
【0033】そして、この緊急特番との通話が、予め、
PHSサーバー400に登録された時間が経過した後
に、なおも継続する場合には、PHSサーバー400
は、PHS加入者102、103のどちらか通話時間の
長い加入者を選び出し、仮にPHS加入者102の方が
通話時間が長い場合には、前述した動作と同様にして、
通話割込み時、緊急発信割込みアナウンスを、PHS加
入者102、加入者902に送出し、PHS加入者10
2、加入者902の通話を一時切断し、このPHS加入
者102の通話チャンネルを、PHS加入者104に割
り当て、PHS加入者104の通話接続を続ける。
【0034】PHS加入者104の通話が終了するま
で、この緊急特番呼の接続ローテーションは繰り返され
る。
【0035】一度割込まれたPHS加入者は、次の割込
み要求時のローテーション順位が下げられ、仮にPHS
加入者101、102が、PHS加入者103よりも長
く通話していても、既に一度通話割込みされているた
め、新たに通話割込要求を受けた場合は、PHS加入者
103に強制的に割込まれる。
【0036】このように、PHS加入者101、10
2、103のローテーションが一巡した場合は、PHS
加入者101、102、103が同一エリアで、CS2
00が担当している時には、次の割込み要求時からは、
通話時間に関係無く、PHS加入者101、102、1
03の順で割込みローテーションが行われる。
【0037】このローテーションパターンは、PHSサ
ーバー400が制御する。
【0038】緊急通話割込みが解除した段階で、一時通
話切断されていたPHS加入者の接続を復旧する。
【0039】PHS加入者101の復旧において、CS
200は、PHS加入者101が現在自分の担当するエ
リアにいるか否かを調査し、同一エリアにいる場合に
は、再度割込み前の通話チャンネルに戻し、CS20
0、PHSサーバー400、公衆網700、電子交換機
800を経由し、加入者901と通話を行う。
【0040】このとき、新たにCS200は、PHSサ
ーバー400を経由し、HLR600に、PHS加入者
101の位置情報を報告し、HLR600は、新たにP
HS加入者101の位置情報を認識する。
【0041】そしてPHS加入者101がCS200の
エリア外にでた場合は、ハンドオーバー処理に入り、P
HS加入者101の存在する位置で最も電波の良好なC
SがPHS加入者101の担当となり、割込み前の呼処
理状態に戻す。
【0042】仮に、この新たなCSをCS300とした
場合、CS300は、PHSサーバー400に、PHS
加入者101の呼処理を担当したことを報告し、PHS
サーバー400は、HLR600に、新たなるPHS加
入者101の位置を知らせ、この通知を受けて、HLR
600は、PHS加入者101の位置情報を書き換え
る。
【0043】その後、PHS加入者101はCS30
0、PHSサーバー400、公衆網700、電子交換機
800を経由し加入者901と通話を行う。
【0044】現在のPHSにおいては、CSの通話チャ
ンネル数が少ないため、PHS加入者数があるエリア毎
に集中すると、輻輳状態が続きなかなか通話できないと
いう問題が発生する。
【0045】しかし、上記した本発明の実施の形態にお
いては、緊急発信呼接続制御方式により、CSが最大呼
接続状態中でも、緊急発信呼は優先して通話を可能にす
ることにより、緊急時に敏速に対応でき、PHSの付加
価値が上がる。
【0046】次に、本発明の実施の形態の動作について
図2を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の実施
の形態の動作を説明するための図である。
【0047】図2を参照すると、PHS加入者101、
PHS加入者102、PHS加入者103は、現在CS
200とPHSサーバー400間を各々通話チャンネル
206、207、208で接続され、PHSサーバー4
00内の入出力部401、公衆網700、電子交換機8
00を経由し、加入者901、902、903と通話中
である。この時点で、CS200は最大呼接続状態であ
り、空き通話チャンネルが存在しない。
【0048】この状態で、新たにPHS加入者104か
らCS200に向けて緊急特番加入者900に対する発
呼要求を出す。この要求は、CS200のアンテナ部2
01、受信部203(図3参照)を経由し、制御部20
4に報告されるが、この発呼要求とあわせ、制御部20
4は、通話チャンネル206、207、208が既に使
用中で空き通話チャンネルが無いことを、PHSサーバ
ー400に報告する。
【0049】これは、CS200の入出力部205、制
御チャンネル209を経由し、PHSサーバー400の
入出力部401からその制御部403に報告される。
【0050】これを受けて、制御部403は、PHS加
入者104が正規加入者であるか否かを確認するため、
入出力部401、制御チャンネル209を経由し、CS
200に対して、PHS加入者104の加入者番号問い
合わせ信号を出す。
【0051】この信号は、CS200の入出力部205
を経由し、制御部204に送られる。制御部204は、
この信号を受信した後、発信部202(図3参照)、ア
ンテナ部201を経由し、PHS加入者104に、加入
者番号問い合わせ信号を送信する。
【0052】PHS加入者104は、この信号を受信
後、直ちに、自分の加入者番号をCS200に向けて発
信する。
【0053】さらにCS200は、アンテナ部201、
受信部を経由し、制御部204にそのPHS加入者10
4の加入者番号を送る。制御部204は、この加入者番
号を入出力部205、制御チャンネル209を経て、P
HSサーバー400の入出力部401を経由し、制御部
403に送出する。
【0054】PHSサーバー400の制御部403は、
加入者番号を受信後、HLR600に予め登録されてい
る正規加入者番号リストと照合するため、HLR600
に対して照会要求を送出する。
【0055】照会結果は、HLR600から、PHSサ
ーバー400の制御部403に報告される。このとき、
HLR600の加入者番号リストに存在すれば、正規加
入者と判断される。
【0056】正規加入者について、PHSサーバー40
0の制御部403は、PHS加入者104から送られて
きた発呼呼接続要求番号と記憶部402に予め登録され
ている緊急特番リストとを照合する。
【0057】PHS加入者104からの発信呼接続要求
が、緊急特番リスト以外の呼接続要求である場合、制御
部403は、トーン発生部404(図3参照)に対し
て、ビジートーンを入出力部401に送出するよう指示
する。これを受け、入出力部401は、制御チャンネル
209経由で、ビジートーンを、CS200の入出力部
205、制御部204に送出し、更に、発信部202、
アンテナ部201を経由しPHS加入者104にビジー
トーンを聞かせる。これによりPHS加入者104は、
発信できないことを知る。
【0058】PHS加入者104からの発信呼接続要求
が緊急特番リストにある番号である場合、PHSサーバ
ー400の制御部403は、PHS加入者104の発呼
要求は緊急発信呼であるとともに、この発信呼の呼接続
要求を最優先させることを認識し、PHS加入者10
1、102、103が使用中の通話チャンネルの1つ
を、PHS加入者104の緊急発信呼に割り当てるため
以下の処理を行う。
【0059】制御部403は、PHS加入者101、1
02、103の累計通話時間が格納されている記憶部4
02内で、上記PHS加入者中で一番通話時間の長い加
入者を検索する。
【0060】ここで、PHS加入者101が一番通話時
間が長いものと仮定して、以降の動作を説明する。
【0061】PHSサーバー400の制御部403は、
アナウンスメント500から、緊急発信通話割り込みア
ナウンスを、入出力部401、通話チャンネル206経
由で入出力部205に送出する。
【0062】同時に、PHSサーバー400の制御部4
03は、入出力部401、制御チャンネル209、CS
20の入出力部205を経由し、CS200の制御部2
04に、PHS加入者101に対して、アナウンスメン
ト500からの緊急発信通話割り込みアナウンスを送出
するよう指示する。
【0063】これにより、CS200の制御部204
は、発信部202、アンテナ部201を経由し、アナウ
ンスメント500からの緊急発信通話割り込みアナウン
スをPHS加入者101に送信する。
【0064】このアナウンスを、PHS加入者101が
聞くことにより、緊急発信呼のために一時的に通話が強
制切断されることを認識する。
【0065】一方、加入者901にPHS加入者101
側で緊急発信加入者による通話割り込みが発生し、通話
を一時強制切断することを知らせるため、PHSサーバ
ー400の制御部403は、入出力部401、公衆網7
00を経由し、電子交換機800にアナウンスメント5
00からの緊急発信通話割り込みアナウンスを送出し、
電子交換機800は加入者901に対して通話割り込み
アナウンスを送出する。これにより、加入者901は緊
急発信呼の通話割り込みにより通話が一時切断されるこ
とを認識する。
【0066】次に、通話切断動作を行う。制御部403
は、制御部204に対して、入出力部401、制御チャ
ンネル209、入出力部205を経由し、PHS加入者
101が使用している通話チャンネル206を強制切断
するために、切断信号を送出する。
【0067】この切断信号をCS200の制御部204
が受信した時、制御部204は、入出力部205に通話
チャンネル206の通話切断指示を出す。
【0068】PHSサーバー400の制御部403は、
上記動作と同時に、電子交換機800に対して、加入者
901とPHS加入者101間の通話を一時切断するた
め、切断信号を入出力部401、公衆網700を経由し
送出する。
【0069】この切断信号を受けて、電子交換機800
は、加入者901の通話を切断する。この一連の動作に
より、PHS加入者101と加入者901の通話が切断
される。
【0070】通話切断後、CS200の制御部204
は、PHSサーバー400の制御部403に対して、入
出力部205、制御チャンネル209、入出力部401
を経由し、通話切断完了信号を送出する。
【0071】この信号をPHSサーバー400の制御部
403が受信すると、制御部403は、CS200の制
御部204に対して、入出力部401、制御チャンネル
209、入出力部205を経由し、緊急発信呼接続要求
信号を送出する。
【0072】そしてPHSサーバー400の制御部40
3は、記憶部402に、緊急通話割り込み終了時、PH
S加入者101と加入者901との通話を復旧させるた
めのデータとして、割り込み前の使用通話チャンネル番
号(通話チャンネル206)、通話復旧加入者電話番号
(PHS加入者101、加入者901)、通話割り込み
開始時刻、通話割り込み終了時刻、通話累積時間、を記
憶する。
【0073】また、PHSサーバー400の制御部40
3は、HLR600に対して、PHS加入者101の通
話切断前の位置登録を行い、CS200が制御担当して
いたことを記憶させる。
【0074】次に、上記切断により、空きとなったチャ
ンネルを使用し、PHS加入者104と緊急特番加入者
900の通話接続動作を行う。
【0075】CS200の制御部204は、緊急発信呼
接続要求信号を、発信部202、アンテナ部201を経
由し、送信する。
【0076】この信号を、PHS加入者104が受信す
ると、以下述べる緊急特番加入者900の応答待ち状態
になる。
【0077】一方、同時にPHSサーバー400は、制
御部403、入出力部401、公衆網700を経由し、
電子交換機800に対して、PHS加入者104からの
緊急特番加入者900宛に、緊急発信呼接続要求信号を
出す。
【0078】これを受けて電子交換機800は、緊急特
番加入者900を呼び出し、緊急特番加入者900が応
答時、公衆網700を介して通話を行う。これにより、
PHS加入者104と緊急特番加入者900の通話が開
始される。
【0079】この通話時間が長い場合には、一旦、PH
S加入者101と加入者901の通話を復旧し、緊急発
信呼接続用には、別のチャンネルを割り当てて、通話を
継続する動作(ローテーション)を行う。
【0080】予めPHSサーバー400の記憶部402
に登録されている、通話割り込み時間が経過した後もな
お、PHS加入者104と緊急特番加入者900の通話
が継する続時には、PHSサーバー400の制御部40
3は、記憶部402に予め記憶されたPHS加入者10
1、加入者901の通話復旧用データを読み出す。
【0081】PHSサーバー400の制御部403は、
データ読み出し後、入出力部401、制御チャンネル2
09を経由し、CS200の制御部204に対し、通話
復旧信号を送出する。これを受けて、CS200の制御
部204は、発信部202、アンテナ部201を経由
し、PHS加入者101に対して呼び出し信号を送出す
る。
【0082】PHS加入者101が、この呼び出し信号
を受信した後、PHS加入者101は、CS200に向
けて、復旧応答信号を送出する。
【0083】このあと、CS200のアンテナ部20
1、受信部203を経由し、制御部204が、この復旧
応答信号を受信すると、制御部204は入出力部205
に通話チャンネル206をPHS加入者101に割り当
てるよう指示する。
【0084】また、PHS加入者101からCS200
に向けて復旧応答信号を返信したことを、制御部204
は、入出力部205、制御チャンネル209、入出力部
401を経由して、PHSサーバー400の制御部40
3に報告する。更に、PHS加入者101が、CS20
0により制御されていることを、PHSサーバー400
の制御部403は、HLR600に知らせる。
【0085】これを受け、HLR600は、PHS加入
者101の位置登録を再度行う。
【0086】この動作と同時に、PHSサーバー400
の制御部403は、入出力部401、公衆網700を経
由し、電子交換機800に、加入者901とPHS加入
者101の通話復旧信号を出す。これを受けて電子交換
機800、は加入者901を呼び出す。
【0087】加入者901が応答すると、PHSサーバ
ー400は、公衆網700を経由し電子交換機800と
接続され、更に、PHSサーバー400とCS200は
通話チャンネル206で接続される。
【0088】以上により、加入者101と加入者901
の通話が復旧される。
【0089】一方、緊急発信呼接続継続のための別チャ
ンネル割り当てを行う。上述の動作の通り、PHS10
1の通話が一旦割り込みされ、更に一定時間後復旧した
が、このローテーションでのチャンネル割り当てでは、
それ以外の2チャンネル、通話チャンネル207、20
8の中から行われる。
【0090】この選択は、上述した通話チャンネル割り
当てと同様に、通話時間により、行われるが、一度割り
込まれたPHS加入者は、次の割り込み要求時のローテ
ーション順位が下げられる。
【0091】仮にPHS加入者101がPHS加入者1
02または103より長く通話していても、一度通話割
り込みされているため、新たに通話割り込み要求を受け
た場合は、PHS加入者102または103に強制的に
割り込まれる。
【0092】なお、PHS加入者101、102、10
3の通話割り込みローテーションが一巡した場合には、
次の通話割り込み要求時からは、通話に関係無く、PH
S加入者101、102、103の順で、割り込みロー
テーションが行われる。通話割り込みローテーション
で、選択された通話チャンネルの切断処理、及び緊急発
信呼の通話接続は、いずれも上記した動作と同様であ
る。
【0093】緊急発信呼の通話が継続する限り、一定の
時間毎に、ローテーションは継続される。PHS加入者
104と緊急特番加入者900の通話が終了すると、緊
急発信呼接続は切断され、通話チャンネルを一時切断さ
れているPHS加入者(101、102、103のいず
れかであるが、ここでは103を例に説明)と、加入者
(901、902、903のいずれかであるが、ここで
は903を例に説明)の呼復旧動作を説明する。
【0094】PHS加入者104が終話すると、PHS
加入者104は、CS200に向けて通話終了信号を送
信する。
【0095】CS200は、この通話終了信号を、アン
テナ部201、受信部203を経由し、制御部204に
送出する。制御部204は、この信号を受信すると、入
出力部205、制御チャンネル209を経由し、PHS
サーバー400の入出力部401、制御部403に送信
する。
【0096】この通話終了信号をPHSサーバー400
の制御部403が受信すると、制御チャンネル209、
入出力部205を経由し、通話チャンネル208を開放
(解放)するため、通話チャンネル開放信号を、制御部
204に向けて送出する。
【0097】この通話チャンネル開放信号を受けて、制
御部204は、入出力部205に対して、通話チャンネ
ル208で加入者903を呼び出す。そして、加入者9
03が応答すると、PHSサーバー400は、公衆網7
00を経由して電子交換機800と接続され、PHSサ
ーバー400とCS200間は通話チャンネル208で
接続される。この動作により、PHS加入者103と加
入者903の呼が復旧される。
【0098】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
【0099】図3は、本発明の一実施例を説明するため
の図である。図3を参照すると、PHS加入者101、
PHS加入者102、PHS加入者103は、現在CS
200とPHSサーバー400間を各々通話チャンネル
206、207、208で接続され、PHSサーバー4
00内部の入出力部401、公衆網700、電子交換機
800を経由し、加入者901、902、903と通話
中である。この時点で、CS200は最大呼接続状態で
あり、空き通話チャンネルがない。
【0100】この状態で、新たにPHS加入者104か
らCS200に向けて緊急特番加入者900に対する発
呼要求を出す。この発呼要求は、CS200のアンテナ
部201、受信部203を経由し、制御部204に報告
されるが、この発呼要求とあわせ制御部204は、通話
チャンネル206、207、208が既に使用中で空き
通話チャンネルが無い旨を、PHSサーバー400に報
告する。これは、CS200の入出力部205、制御チ
ャンネル209を経由し、PHSサーバー400の入出
力部401から制御部403に報告される。
【0101】この報告を受けて、制御部403は、PH
S加入者104が正規加入者であるか否かの確認をする
ため、入出力部401、制御チャンネル209を経由
し、CS200に対して、PHS加入者104の加入者
番号問い合わせ信号を出す。
【0102】このPHS加入者104の加入者番号問い
合わせ信号は、CS200の入出力部205を経由し、
制御部204に送られる。
【0103】CS200の制御部204は、この加入者
番号問い合わせ信号を受信後、発信部202、アンテナ
部201を経由し、PHS加入者104に、加入者番号
問い合わせ信号を送信する。
【0104】PHS加入者104は、この加入者番号問
い合わせ信号を受信後、直ちに自分の加入者番号をCS
200に向けて発信する。さらに、CS200は、アン
テナ部201、受信部203を経由し、制御部204
に、そのPHS加入者104の加入者番号を送る。
【0105】CS20の制御部204は、この加入者番
号を、入出力部205、制御チャンネル209を経て、
PHSサーバー400の入出力部401を経由し、制御
部403に送出する。
【0106】PHSサーバー400の制御部403は加
入者番号を受信後、HLR600に予め登録された正規
加入者番号リストと照合するため、HLR600に照会
要求する。
【0107】照会結果は、HLR600から制御部40
3に報告される。このとき、HLR600の加入者番号
リストに存在すれば正規加入者と判断される。
【0108】正規加入者について、PHSサーバー40
0の制御部403は、PHS加入者104から送られて
きた発呼呼接続要求番号と、記憶部402に予め登録さ
れている緊急特番リストと、を照合する。
【0109】PHS加入者104からの発信呼接続要求
が緊急特番リスト以外の呼接続要求時の場合には、PH
Sサーバー400の制御部403は、トーン発生部40
4に対してビジートーンを入出力部401に送出するよ
う指示する。
【0110】これを受けて入出力部401は、制御チャ
ンネル209経由で、ビジートーンをCS200の入出
力部205、制御部204に送出し、更に発信部20
2、アンテナ部201を経由しPHS加入者104にビ
ジートーンを聞かせる。これによりPHS加入者104
は、発信できないことを知る。
【0111】緊急特番リストにある番号の場合には、制
御部403は、PHS加入者104の発呼要求は緊急発
信呼であるとともに、この発信呼の呼接続要求を最優先
させることを認識し、PHS加入者101、102、1
03が使用中の通話チャンネルの1つを、PHS加入者
104の緊急発信呼に割り当てるため以下の処理を行
う。
【0112】PHSサーバー400の制御部403は、
PHS加入者101、102、103の累計通話時間が
格納されている記憶部402内で、上記PHS加入者で
一番通話時間の長い加入者を検索する。
【0113】PHS加入者101が一番通話時間が長い
場合と仮定し、以降の動作について説明する。
【0114】PHSサーバー400の制御部403は、
アナウンスメント500から、緊急発信通話割り込みア
ナウンスを入出力部401、通話チャンネル206経由
で入出力部205に送出する。
【0115】同時に、PHSサーバー400の制御部4
03は、入出力部401、制御チャンネル209、CS
200の入出力部205を経由し、制御部204に、P
HS加入者101に対してアナウンスメント500から
の緊急発信通話割り込みアナウンスを送出するよう指示
する。
【0116】これにより、CS200の制御部204
は、発信部202、アンテナ部201を経由し、アナウ
ンスメント500からの緊急発信通話割り込みアナウン
スをPHS加入者101に送信する。
【0117】このアナウンスをPHS加入者101が聞
くことにより、緊急発信呼のために一時的に通話が強制
切断されることを認識する。
【0118】一方、加入者901に対して、PHS加入
者101側で緊急発信加入者による通話割り込みが発生
し、通話を一時強制切断することを知らせるため、PH
Sサーバー400の制御部403は、入出力部401、
公衆網700を経由し、電子交換機800に対して、ア
ナウンスメント500からの緊急発信通話割り込みアナ
ウンスを送出し、電子交換機800は、加入者901に
対して、通話割り込みアナウンスを送出する。これによ
り、加入者901は、緊急発信呼の通話割り込みにより
通話が一時切断されることを認識する。
【0119】次に通話切断動作を行う。
【0120】PHSサーバー400の制御部403は、
CS200の制御部204に対して、入出力部401、
制御チャンネル209、入出力部205を経由し、PH
S加入者101が使用している通話チャンネル206を
強制切断するために、切断信号を送出する。この切断信
号を、制御部204が受信した時、制御部204は、入
出力部205に、通話チャンネル206の通話切断指示
を出す。
【0121】PHSサーバー400の制御部403は、
上記動作と同時に、電子交換機800に対して、加入者
901とPHS加入者101間の通話を一時切断するた
め、切断信号を入出力部401、公衆網700を経由し
て送出する。
【0122】この切断信号を受け、電子交換機800
は、加入者901の通話を切断する。この動作により、
PHS加入者101と加入者901の通話が切断され
る。
【0123】通話切断後、CS200の制御部204
は、PHSサーバー400の制御部403に対して、入
出力部205、制御チャンネル209、入出力部401
を経由し、通話切断完了信号を送出する。
【0124】この信号を、PHSサーバー400の制御
部403が受信すると、制御部403は、CS200の
制御部204に対して、入出力部401、制御チャンネ
ル209、入出力部205を経由し、緊急発信呼接続要
求信号を送出する。
【0125】そしてPHSサーバー400の制御部40
3は、その記憶部402に、緊急通話割り込みが終了し
た時に、PHS加入者101と加入者901の通話を復
旧させるためのデータとして、割り込み前の使用通話チ
ャンネル番号(通話チャンネル206)、通話復旧加入
者電話番号(PHS加入者101、加入者901)、通
話割り込み開始時刻、通話割り込み終了時刻、通話累積
時間、を記憶する。
【0126】また、PHSサーバー400の制御部40
3は、HLR600に対して、PHS加入者101の通
話切断前の位置登録を行い、CS200が制御を担当し
ていたことを記憶させる。
【0127】次に、上記切断により、空きとなったチャ
ンネルを使用し、PHS加入者104と緊急特番加入者
900の通話接続動作を行う。
【0128】CS200の制御部204は、緊急発信呼
接続要求信号を発信部202、アンテナ部201の経由
し送信する。この緊急発信呼接続要求信号をPHS加入
者104が受信すると、以下に説明する緊急特番加入者
900の応答待ち状態になる。
【0129】一方、PHSサーバー400は、制御部4
03、入出力部401、公衆網700を経由し電子交換
機800に対して、PHS加入者104からの、緊急特
番加入者900に対し緊急発信呼接続要求信号を出す。
【0130】これを受けて電子交換機800は、緊急特
番加入者900を呼び出し、緊急特番加入者900が応
答した時、公衆網700を介して通話を行う。これによ
り、PHS加入者104と緊急特番加入者900の通話
が開始される。
【0131】この通話時間が長い場合には、一旦PHS
101と加入者901の通話を復旧し、緊急発信呼接続
用には別のチャンネルを割り当て通話を継続する動作
(ローテーション)を行う。
【0132】そして、予めPHSサーバー400の記憶
部402に登録されている通話割り込み時間が経過して
もなお、PHS加入者104と緊急特番加入者900の
通話が継続する時には、PHSサーバー400の制御部
403は、記憶部402に記憶された、PHS加入者1
01、加入者901の通話復旧用データを読み出す。
【0133】PHSサーバー400の制御部403は、
データ読み出し後、入出力部401、制御チャンネル2
09を経由し、CS200の制御部204に対して、通
話復旧信号を送出する。これを受けて、制御部204は
発信部202、アンテナ部201を経由し、PHS加入
者101に対して呼び出し信号を送出する。
【0134】PHS加入者101が、この呼び出し信号
を受信後、PHS加入者101は、CS200に向けて
復旧応答信号を送出する。このあと、アンテナ部20
1、受信部203を経由し、制御部204が、復旧応答
信号を受信すると、制御部204は、入出力部205に
通話チャンネル206をPHS加入者101に割り当て
るよう指示する。
【0135】また、PHS加入者101からCS200
に向けて復旧応答信号を返信したことを、制御部204
は入出力部205、制御チャンネル209、入出力部4
01を経由し、PHSサーバー400の制御部403に
報告する。
【0136】更に、PHS加入者101がCS200に
より制御されていることを、PHSサーバー400の制
御部403は、HLR600に知らせる。これを受け
て、HLR600は、PHS加入者101の位置登録を
再度行う。
【0137】また、この動作と同時に、PHSサーバー
400の制御部403は、入出力部401、公衆網70
0を経由して、電子交換機800に加入者901とPH
S加入者101の通話復旧信号を出す。この通話復旧信
号を受けて電子交換機800は、加入者901を呼び出
す。
【0138】加入者901が応答すると、PHSサーバ
ー400は、公衆網700を経由し電子交換機800と
接続され、更に、PHSサーバー400とCS200と
は通話チャンネル206で接続される。
【0139】以上により加入者101と加入者901の
通話が復旧される。
【0140】次にPHS加入者101が、CS200の
制御エリア外に移動し、ハンドオーバーによる、加入者
901との通話復旧処理を説明する。
【0141】PHSサーバー400の制御部403は、
記憶部402に予め記憶されたPHS加入者101、加
入者901の通話復旧用データを読み出す。データ読み
出し後、入出力部401、制御チャンネル209を経由
し、制御部204に対して、通話復旧信号を送出する。
通話復旧信号を受け、CS200の制御部204は、発
信部202、アンテナ部201を経由し、PHS加入者
101に対して、呼び出し信号を送出する。
【0142】この時、PHS加入者101は、既にCS
200の制御担当エリア外に移動し、CS200から送
られた、呼び出し信号を受信できない状態にある。
【0143】CS200の制御部204は、呼び出し信
号を送信した後に、PHS加入者101がCS200に
返す、復旧応答信号が、予め定めたある所定時間内に返
信されない場合には、自分の制御担当エリア外に移動し
たことを認識する。
【0144】CS200は、この報告を直ちに、制御部
204、入出力部205、制御チャンネル209、入出
力部401を経由し、PHSサーバー400の制御部4
03に知らせる。
【0145】これを受けて、PHSサーバー400は、
PHS加入者101が現在どこに移動したのか位置を把
握するため、PHSサーバー400が制御する全てのC
S(ここでは、CS200、CS300)に対して、以
下の動作で、PHS加入者101に一斉呼び出し信号を
送信する。
【0146】PHSサーバー400の制御部403は、
入出力部401に一斉呼び出し信号を送出する。これを
受けて、入出力部401は、この一斉呼び出し信号を、
全CSに向け、制御チャンネル209、309、入出力
部205、305を経由し、制御部204、304に送
出する。
【0147】これを受け、CS200、CS300の発
信部202、302は、アンテナ部201、301経由
し、PHS加入者101に向けて送信する。
【0148】PHS加入者101は、CS300から送
られた一斉呼び出し信号を受信すると、CS300に向
けて、復旧応答信号を送出する。この復旧応答信号をC
S300の制御部304が受信すると、制御部304
は、入出力部305、制御チャンネル309、PHSサ
ーバー400の入出力部401を経由して、制御部40
3に、PHS加入者101がCS300の制御エリア内
にいることを報告する。
【0149】この報告を受けて、PHSサーバー400
の制御部403は、HLR600に対して、PHS加入
者101はCS300が制御していることを知らせる。
これを受けて、HLR600は、PHS加入者101の
位置登録を行う。
【0150】この動作と同時に、PHSサーバー400
の制御403は、記憶402に退避した、PHS加入者
101と加入者901の通話復旧用データを読み出し、
CS200の通話チャンネル206を使用したデータを
削除する。
【0151】次に、CS300の制御部304は、空き
通話チャンネルを検索し(ここでは仮に、通話チャンネ
ル306が空きチャンネルであると仮定する)、通話チ
ャンネル306をPHS加入者101に割り当てるよう
指示する。
【0152】また、PHSサーバー400の制御部40
3は、入出力部401、公衆網700を経由し、電子交
換機800に加入者901とPHS加入者101の通話
復旧信号を出す。この通話復旧信号を受けて、電子交換
機800は、加入者901を呼び出す。
【0153】加入者901が応答すると、PHSサーバ
ー400は、公衆網700を経由し電子交換機800と
接続され、更に、PHSサーバー400とCS300は
通話チャンネル306で接続される。
【0154】以上により加入者101と加入者901の
通話が再度復旧される。
【0155】一方、緊急発信呼接続継続のための別チャ
ンネル割り当てを行う。上述の動作の通りPHS101
の通話が、一旦割り込みされ、更に一定時間後、復旧し
たが、このローテーションでのチャンネル割り当てで
は、それ以外の2チャンネル、通話チャンネル207、
208の中から行われる。この選択は、上述の通話チャ
ンネル割り当てと同様に、通話時間により行われるが、
一度割り込まれたPHS加入者は、次の割り込み要求時
のローテーション順位が下げられる。
【0156】仮にPHS加入者101がPHS加入者1
02または103より長く通話していても、一度通話割
り込みされているため、新たに通話割り込み要求を受け
た場合は、PHS加入者102または103に、強制的
に割り込まれる。
【0157】なお、PHS加入者101、102、10
3の通話割り込みローテーションが一巡した場合には、
次の通話割り込み要求時からは、通話に関係無く、PH
S加入者101、102、103の順で割り込みローテ
ーションが行われる。
【0158】通話割り込みローテーションで、選択され
た通話チャンネルの切断処理、及び緊急発信呼の通話接
続も、上述の動作と同様である。
【0159】緊急発信呼の通話が継続する限り、一定の
時間毎に、ローテーションは継続される。
【0160】そして、PHS加入者104と緊急特番加
入者900の通話が終了すると、緊急発信呼接続は切断
され、通話チャンネルを一時切断されているPHS加入
者(101、102、103のいずれか、ここでは10
3を例に説明)と加入者901の動作について説明す
る。
【0161】PHS加入者104が終話すると、PHS
加入者104はCS200に向けて通話終了信号を送信
する。CS200は、この信号を、アンテナ部201、
受信部203を経由し、制御部204に送出する。CS
200の制御部204は、この信号を受信すると、入出
力部205、制御チャンネル209を経由し、PHSサ
ーバー400の入出力部401、制御部403に送信す
る。
【0162】この信号をPHSサーバー400の制御部
403が受信すると、制御チャンネル209、入出力部
205を経由し、通話チャンネル208を開放するた
め、通話チャンネル開放信号を制御部204に向け送出
する。
【0163】これを受けてCS200の制御部204
は、入出力部205に対して、通話チャンネル208を
開放する。
【0164】緊急特番加入者900が終話した場合に
は、電子交換機800は、公衆網700を経由し、PH
Sサーバー400に向けて通話切断信号を送出する。
【0165】この通話切断信号を、PHSサーバー40
0の入出力部401を経由し、制御部403が受信する
と、制御部403は、呼切断完了信号を、入出力40
1、公衆網700を経由し、電子交換機800に送出す
る。
【0166】これによって、PHS加入者104と緊急
特番加入者900による通話割り込み処理は終了する。
【0167】次に、PHS加入者103と加入者903
の通話復旧動作について説明する。PHSサーバー40
0の制御部403は、記憶部402のPHS加入者10
3、加入者903の通話復旧用データを読み出す。デー
タ読み出し後、入出力部401、制御チャンネル209
を経由し、CS200の制御部204に対して、PHS
加入者103に通話復旧信号を送出する。この通話復旧
信号を受け、CS200の制御部204は、発信部20
2、アンテナ部201を経由し、PHS加入者103に
対して、呼び出し信号を送出する。PHS加入者103
が、この呼び出し信号を受信した後、応答すると、PH
S加入者103は、CS200に向けて応答信号を送出
する。
【0168】このあと、CS200のアンテナ部20
1、受信部203を経由し、制御部204が、この応答
信号を受信すると、制御部204は、入出力部205に
対して、通話チャンネル208をPHS加入者103に
割り当てるよう指示する。
【0169】また、PHS加入者103からCS200
に向けて、応答信号を返信したことを、制御部204
は、入出力部205、制御チャンネル209、入出力部
401を経由して、PHSサーバー400の制御部40
3に報告する。
【0170】これにより、PHS加入者103はCS2
00が制御担当をしていることを、PHSサーバー40
0の制御部403が、HLR600に知らせる。これを
受けて、HLR600は、PHS加入者103の位置登
録を再度行う。この動作と、同時に、PHSサーバー4
00の制御部403は、入出力部401、公衆網700
を経由し、電子交換機800に、加入者903とPHS
加入者103の通話復旧信号を送出する。
【0171】これを受けて、電子交換機800は、加入
者903を呼び出す。加入者903が応答すると、PH
Sサーバー400は、公衆網700を経由し、電子交換
機800と接続され、PHSサーバー400とCS20
0間は通話チャンネル208で接続される。この動作に
より、PHS加入者103と加入者903の呼が復旧さ
れる。
【0172】次に、本発明の実施例の動作について図
2、及び図4を参照して詳細に説明する。図4は、本発
明の一実施例の動作を説明するための流れ図である。
【0173】図2を参照して、PHS加入者101、1
02、103は、現在、CS200と、PHSサーバー
400の間を、通話チャンネル206、207、208
と接続され、PHSサーバー400内部の入出力部40
1、公衆網700、電子交換機800を経由し、加入者
901、902、903と通話中である。
【0174】CS200は、現段階で最大呼接続状態で
空き通話チャンネルがない。
【0175】この状態で、新たにPHS加入者104か
らCS200に向けて緊急特番加入者900に対する発
呼要求を出す(ステップS1)。
【0176】この要求は、CS200内部のアンテナ部
201、受信部203を経由し、制御部204に報告さ
れ、この発呼要求とあわせ、CS200の制御部204
は、通話チャンネル206、207、208が既に使用
中であり、空き通話チャンネルが無い旨を、PHSサー
バー400に報告する。
【0177】CS200は、入出力部205、制御チャ
ンネル209を経由し、PHSサーバー400の入出力
部401から制御部403に報告する。
【0178】これを受けてPHSサーバー400の制御
部403は、PHS加入者104が正規加入者であるか
否かの確認をするため、入出力部401、制御チャンネ
ル209を経由し、CS200に対して、PHS加入者
104の加入者番号問い合わせ信号を出す(ステップS
2)。
【0179】この信号は、入出力部205を経由し、制
御部204に送られる。CS200の制御部204は、
この信号を受信後、発信部202、アンテナ部201を
経由し、PHS加入者104に対して加入者番号問い合
わせ信号を送信する。
【0180】PHS加入者104は、この信号を受信
後、直ちに自分の加入者番号をCS200に向けて発信
する。さらに、CS200は、アンテナ部201、受信
部203を経由し、CS200の制御部204に、PH
S加入者104の加入者番号を送る。
【0181】CS200の制御部204は、入出力部2
05、制御チャンネル209を経て、PHSサーバー4
00の入出力部401を経由し、制御部403に加入者
番号を送出する。
【0182】PHSサーバー400の制御部403は、
この加入者番号を受信後、HLR600に予め登録され
た正規加入者番号リストと照合するため、HLR600
に照会要求を行う。照会結果は、HLR600から制御
部403に報告される。このときHLR600の加入者
番号リストに存在すれば正規加入者と判断される(ステ
ップS3)。
【0183】次に、PHS加入者104がHLR600
との照会結果、正規加入者でないと判定されると、制御
部204はPHS加入者104の発信呼接続要求処理を
中止する(ステップS3、S5)。
【0184】正規加入者については、PHSサーバー4
00の制御部403は、PHS加入者104から送られ
てきた発信呼接続要求番号と記憶部402に予め登録さ
れている、緊急特番リストと照合する(ステップS4、
S6)。
【0185】PHS加入者104からの発信呼接続要求
が緊急特番リスト以外の接続要求の場合は、PHSサー
バー400の制御部403は、トーン発生部404に対
して、ビジートーンを入出力部401に送出するよう指
示する(ステップS8)。
【0186】これを受けて、入出力部401は、制御チ
ャンネル209経由で、ビジートーンをCS200の入
出力部205、制御部204に送出し、更に発信部20
2、アンテナ部201を経由しPHS加入者104にビ
ジートーンを聞かせる(ステップS8)。
【0187】これによりPHS加入者104は発信でき
ないことを知る。
【0188】緊急特番リストに存在する番号の場合は、
制御部403はPHS加入者104の発呼要求は緊急発
信呼であるとともに、本発信呼の接続要求を最優先させ
ることを認識し、制御部403は、PHS加入者10
1、102、103が使用中の通話チャンネルの1つ
を、PHS加入者104の緊急発信呼に割り当てるため
以下の処理を行う。
【0189】制御部403はPHS加入者101、10
2、103の累計通話時間が格納される記憶部402内
で、上記PHS加入者で一番通話時間の長い加入者を検
索する(ステップS7、S9)。ここで、PHS加入者
101が一番通話時間が長いものと仮定し、以降の動作
を説明する。
【0190】PHSサーバー400の制御部403は、
アナウンスメント500から、緊急発信通話割り込みア
ナウンスを入出力部401、通話チャンネル206経由
で入出力部205に送出する(ステップS10)。
【0191】PHSサーバー400の制御部403は、
入出力部401、制御チャンネル209、入出力部20
5を経由し、CS200の制御部204に、PHS加入
者101に対してアナウンスメント500からの割り込
みアナウンスを送出するよう指示する(ステップS1
0)。これにより、制御部204は発信部202、アン
テナ部201を経由し、アナウンスメント500からの
割り込みアナウンスをPHS加入者101に送信する
(ステップS10)。
【0192】このアナウンスをPHS加入者101が聞
くことにより、緊急発信呼のために一時的に呼が切断さ
れることを認識する。
【0193】一方、PHS加入者101側で緊急発信加
入者による通話割り込みが発生し、呼を一時強制切断す
ることを知らせるため、PHSサーバー400の制御部
403は、入出力部401、公衆網700を経由し、電
子交換機800にアナウンスメント500からの通話割
り込みアナウンスを送出し、電子交換機800は加入者
901に対して通話割り込みアナウンスを送出する。こ
れにより、加入者901は緊急発信呼の通話割り込みに
より通話が切断されることを認識する(ステップS1
0)。
【0194】次に通話割り込みの動作説明を行う。
【0195】PHSサーバー400の制御部403は、
CS200の制御部204に対して、入出力部401、
制御チャンネル209、入出力部205を経由し、PH
S加入者101が使用している通話チャンネル206を
強制切断するために切断信号を送出する。この信号をC
S200の制御部204が受信した時、制御部204
は、入出力部205に通話チャンネル206の切断指示
を出す(ステップS11)。
【0196】PHSサーバー400の制御部403は、
上記動作と同時に、電子交換機800に対して、加入者
901とPHS加入者101間の通話を一時切断するた
め、切断信号を、入出力部401、公衆網700を経由
し送出する。
【0197】この切断番号を受け、電子交換機800
は、加入者901の通話を切断する。この動作により、
PHS加入者101と加入者901の通話が切断される
(ステップS11)。これによって、PHS加入者10
4の通話割り込みのためのチャンネルが確保される。
【0198】通話切断後、CS200の制御部204
は、PHSサーバー400の制御部403に対して、入
出力部205、制御チャンネル209、入出力部401
を経由し、通話切断完了信号を送出する。
【0199】この信号をPHSサーバー400の制御部
403が受信すると、制御部403は、CS200の制
御部204に対して、入出力部401、制御チャンネル
209、入出力部205を経由し、緊急発信呼接続要求
信号を送出する(ステップS12)。
【0200】そして、PHSサーバー400の制御部4
03は、記憶部402に、通話割り込みが終了した時
の、PHS加入者101と加入者901の通話復旧用の
退避データとして、割り込み前の使用通話チャンネル番
号(通話チャンネル206)、通話復旧加入者電話番号
(PHS加入者101、加入者901)、通話割り込み
開始時刻、通話割り込み終了時刻、通話累積時間、を記
憶する。
【0201】また、PHSサーバー400の制御部40
3は、HLR600に対して、PHS加入者101の通
話切断前の位置登録を行い、CS200が制御担当して
いたことを記憶させる(ステップS13)。
【0202】次に、上記通話切断により、空きとなった
通話チャンネル206を、CS200の制御部204
は、PHS加入者104の通話チャンネルとして割りあ
たえる。制御部204は、PHSサーバー400からの
緊急発信呼接続要求を発信部202、アンテナ部201
を経由しPHS加入者104に送信する。
【0203】この信号をPHS加入者104が受信する
と、以下に述べる緊急特番加入者900の応答待ち状態
になる。一方、同時に、PHSサーバー400は、制御
部403、入出力部401、公衆網700を経由し電子
交換網800に対して、PHS加入者104からの、緊
急特番加入者900に対する緊急発信呼接続要求信号を
出す。
【0204】これを受けて電子交換機800は、緊急特
番加入者900を呼び出し、緊急特番加入者900が応
答時、公衆網700を介して通話接続を行う。これによ
り、PHS加入者104と緊急特番加入者900の通話
が開始される(ステップS14)。
【0205】次の動作として、予めPHSサーバー40
0の記憶部402に登録されている、通話割り込み時間
を経過してもなお、PHS加入者104と緊急特番加入
者900の通話が継続している時には、一旦、PHS加
入者101と加入者901の通話を復旧させる。
【0206】このため、PHSサーバー400の制御部
403は、記憶部402のPHS加入者101、加入者
901の通話復旧用データを読み出す(ステップS1
6)。
【0207】データ読み出し後、入出力部401、制御
チャンネル209を経由し、CS200の制御部204
に対し、PHS加入者101に、通話復旧信号を送出す
る。これを受け、制御部204は、発信部202、アン
テナ部201を経由し、PHS加入者101に対して、
この通話復旧信号を送出する(ステップS17)。
【0208】PHS加入者101が、通話復旧信号を受
信後、PHS加入者101は、CS200に向けて復旧
応答信号を送出する。
【0209】このあと、アンテナ部201、受信部20
3を経由し、制御部204が、この信号を受信すると、
制御部204は、入出力部205に通話チャンネル20
6をPHS加入者101に割り当てるよう指示する。
【0210】また、PHS加入者101からCS200
に向けて、応答信号を返信したことを、制御部204
は、入出力部205、制御チャンネル209、入出力部
401を経由し、PHSサーバー400の制御部403
に報告する。更に、PHS加入者101はCS200が
制御担当をしていることを、制御部403は、HLR6
00に知らせる。これを受け、HLR600は、PHS
加入者101の位置登録を再度行う。
【0211】この動作と同時に、PHSサーバー400
の制御部403は、入出力部401、公衆網700を経
由し、電子交換機800に加入者901とPHS加入者
101の通話復旧信号を出す。これを受けて電子交換機
800は、加入者901を呼びだす。加入者901が応
答すると、PHSサーバー400は、公衆網700を経
由し電子交換機800と接続され、PHSサーバー40
0とCS200間は通話チャンネル206で接続され
る。
【0212】これでPHS加入者101と加入者901
の通話が復旧される(ステップS17)。
【0213】一方、緊急発信呼接続要求を継続するた
め、PHSサーバー400の制御部403は、前述した
通話割り込みと同様、次の通話割り込みローテーション
を以下の通り行う。
【0214】PHSサーバー400の制御部403が、
記憶部402にセーブされている累計通話時間を検索し
て、PHS加入者102とPHS加入者103とでは、
どちらが通話時間が長いのか検索する。検索後、仮にP
HS加入者102が通話時間が長いと仮定する(ステッ
プS18、S7、S9)。
【0215】PHSサーバー400制御部403は、前
述と同様に、アナウンスメント500に、緊急発信通話
割り込みアナウンスを入出力部401、通話チャンネル
207経由で入出力部205に送出する。
【0216】またPHSサーバー400の制御部403
は、入出力部401、制御チャンネル209、入出力部
205を経由し、制御部204にPHS加入者102に
アナウンスメント500からの割り込みアナウンス送出
指示を行う。これにより、制御部204は通話チャンネ
ル207、入出力部205を経由し、アナウンスメント
500から送出中の通話割り込みアナウンスを、発信部
202、アンテナ部201に送出する。
【0217】これにより、アンテナ部201は、PHS
加入者102に向けて、このアナウンスを送出する。こ
のアナウンスを、PHS加入者102が聞くことによ
り、緊急発信呼のために一時的に通話が切断されること
を認識する(ステップS10)。
【0218】次の動作として、加入者902にPHS加
入者102側で緊急発信加入者による通話割り込みが発
生し、通話を一時的に切断することを知らせるため、制
御部403は、入出力部401、公衆網700を経由
し、電子交換機800にアナウンスメント500からの
通話割り込みアナウンスを送出する。電子交換機800
は加入者902に対して、通話割り込みアナウンスを送
出する。これにより、加入者902は、緊急発信呼の通
話割り込みによって通話が一時切断されることを認識す
る(ステップS10)。
【0219】次に通話割り込みの動作説明を行う。PH
Sサーバー400の制御部403は、CS200の制御
部204に対して、入出力部401、制御チャンネル2
09、入出力部205を経由し、PHS加入者102が
使用している通話チャンネル207を強制切断するた
め、切断信号を送出する。
【0220】この切断信号をCS200の制御部204
が受信した時、制御部204は、入出力部205に対
し、通話チャンネル207に通話切断の指示を出す。
【0221】PHSサーバー400の制御部403は、
上記動作と同様に、電子交換機800に対して、加入者
902とPHS加入者102間の通話を一時切断するた
め、切断信号を入出力部401、公衆網700を経由し
送出する。
【0222】この切断信号を受け、電子交換機800は
加入者902の通話を切断する(ステップS11)。
【0223】上記動作により、PHS加入者102と加
入者902の通話が切断され、緊急発信加入者104の
通話割り込みチャンネルが確保される。
【0224】通話割り込みは、PHS加入者101から
PHS加入者102へローテーションされ、通話チャン
ネルは206から207へと変更される。
【0225】次の動作として、前述した動作と同様に、
通話割り込み終了時の、PHS加入者102と加入者9
02の通話復旧時のデータセーブとして、PHSサーバ
ー400の制御部403は、記憶部402に、割り込み
前の使用通話チャンネル番号(通話チャンネル20
7)、通話復旧加入者電話番号(PHS加入者102、
加入者902)、通話割り込み開始時刻、通話割り込み
終了時刻、通話累積時間、を記憶させる。
【0226】また、PHSサーバー400の制御部40
3は、HLR600に対して、PHS加入者102の通
話切断前の位置登録を行い、CS200が制御担当して
いたことを記憶させる(ステップS13)。
【0227】この動作と同時に、PHSサーバー400
は、制御部403、入出力部401、公衆網700を経
由し、電子交換機800に対して、PHS加入者104
の緊急発信呼接続要求信号を再度送出する。
【0228】これを受け、電子交換機800は、再度緊
急特番加入者900と呼を接続する。この動作により、
PHS加入者102への割り込みローテーションが完了
し、緊急発信呼の通話が継続される(ステップS1
4)。
【0229】次の動作として、PHS加入者104と緊
急特番加入者900の通話が、割り込み時間経過後も通
話継続中で(ステップS15)、PHS加入者102と
加入者902の通話割り込みを一旦終了させ、新たに通
話割り込みローテーションする際の動作説明をする。
【0230】まず、PHS加入者102と加入者902
の通話を復旧させるため、PHSサーバー400の制御
部403は、記憶部402のPHS加入者102、加入
者902の通話復旧用データを読み出す(ステップS1
6)。
【0231】データ読み出し後、入出力部401、制御
チャンネル209を経由し、制御部204に対しPHS
加入者102に通話復旧信号を送出する。これを受け、
制御部204は発信部202、アンテナ部201を経由
し、PHS加入者102に対してこの信号を送出する
(ステップS17)。
【0232】PHS加入者102がこの信号を受信した
後、PHS加入者102は、CS200に向けて復旧応
答信号を送出する。このあと、アンテナ部201、受信
部203を経由し、CS200の制御部204がこの信
号を受信すると、制御部204は、入出力部205に通
話チャンネル207をPHS加入者102に割り当てる
よう指示する。
【0233】また、PHS加入者102からCS200
に向けて、復旧応答信号を返信したことを、制御部20
4は、入出力部205、制御チャンネル209、入出力
部401を経由しPHSサーバー400の制御部403
に報告する。更に、PHS加入者102はCS200が
制御担当をしていることを、PHSサーバー400の制
御部403はHLR600に知らせる。これを受け、H
LR600はPHS加入者102の位置登録を再度行
う。
【0234】この動作と同時に、PHSサーバー400
の制御部403は、入出力部401、公衆網700を経
由し、電子交換機800に加入者902とPHS加入者
102の通話復旧信号を出す。
【0235】これを受け電子交換機800は加入者90
2を呼び出す。加入者902が応答すると、PHSサー
バー400は、公衆網700を経由し、電子交換機80
0と接続され、PHSサーバー400とCS200間は
通話チャンネル207で接続される。
【0236】これでPHS加入者102と加入者902
の呼が復旧される(ステップS17)。
【0237】次の動作として、PHSサーバー400の
制御部403は記憶部402にセーブされている累計通
話時間を検索し、通話時間が一番長い加入者に通話割り
込みを行わせるために、記憶部402から累積通話時間
データを検索するが、PHS加入者101、PHS加入
者102は既に一度通話割り込みを実施しているため、
通話割り込み未実施のPHS加入者103が強制的に割
り込み対象とされる(ステップS18、S19)。
【0238】PHSサーバー400の制御部403は、
前述したと同様、アナウンスメント500に緊急発信通
話割り込みアナウンスを入出力部401、通話チャンネ
ル208経由で入出力部205に送出する(ステップS
10)。
【0239】またPHSサーバー400の制御部403
は、入出力部401、制御チャンネル209、入出力部
205を経由し、制御部204はPHS加入者103に
アナウンス500からの割り込みアナウンス送出指示を
行う。これにより、CS200の制御部204は、通話
チャンネル208、入出力部205を経由し、アナウン
スメント500からの通話割り込みアナウンスを、発信
部202、アンテナ部201に送出する(ステップS1
0)。
【0240】これにより、アンテナ部201はPHS加
入者103に向けて本アナウンスを送出する(ステップ
S10)。このアナウンスをPHS加入者103が聞く
ことにより、緊急発信呼のために一時的に通話が切断さ
れることを認識する。
【0241】次の動作として、加入者903に、PHS
加入者103側で緊急発信加入者による通話割り込みが
発生し、通話一時強制切断するを知らせるため、PHS
サーバー400の制御部403は、入出力部401、公
衆網700を経由し、電子交換機800にアナウンスメ
ント500からの通話割り込みアナウンスを送出し、電
子交換機800は加入者903に対して通話割り込みア
ナウンスを送出する(ステップS10)。
【0242】これにより、加入者903は緊急発信呼の
通話割り込みによる呼が切断されることを認識する。
【0243】次に通話割り込みの動作説明を行う。
【0244】PHSサーバー400の制御部403は、
CS200の制御部204に対して、入出力部401、
制御チャンネル209、入出力部205を経由し、PH
S加入者103が使用している通話チャンネル208に
強制切断信号を送出する(ステップS11)。
【0245】この強制切断信信号を、CS200の制御
部204が受信した時、制御部204は、入出力部20
5に通話チャンネル208に対する通話切断指示を出す
(ステップS11)。
【0246】これによりPHS加入者103と加入者9
03の通話が切断される。上記動作により、PHS加入
者104の通話割り込みチャンネルが確保され、通話割
り込みはPHS加入者102からPHS加入者103へ
ローテーションされ、通話チャンネルは207から20
8へ変更される。
【0247】次の動作として、前述した動作同様に割り
込み終了時の、PHS加入者103と加入者903の通
話復旧時のデータセーブとして、PHSサーバー400
の制御部403は、記憶部402に割り込み前の、使用
通話チャンネル番号(通話チャンネル208)、通話復
旧加入者電話番号(PHS加入者103、加入者90
3)、通話割り込み開始時刻、通話割り込み終了時刻、
通話累積時間、を記憶させる。
【0248】また、PHSサーバー400の制御部40
3は、HLR600に対して、PHS加入者103の通
話切断前の位置登録を行い、CS200が制御担当して
いたことを記憶させる(ステップS13)。
【0249】この動作と同時に、PHSサーバー400
は、制御部403、入出力部401、公衆網700を経
由して電子交換機800に対して、PHS加入者104
の緊急発信呼接続要求信号を再度送出する(ステップS
12)。
【0250】この緊急発信呼接続要求信号を受けて、電
子交換機800は再度緊急特番加入者900と呼を接続
する。これにより、PHS加入者103への通話割り込
みローテーションが完了し、緊急発信呼の通話が継続さ
れる(ステップS14)。
【0251】以上の動作で、1回目の通話割り込みロー
テーションが一巡したことになる(ステップS18)。
【0252】通話割り込みローテーションが一巡した場
合には、次の通話割り込み要求時からは、通話時間に関
係無く、PHS加入者101→102→103の順で通
話割り込みローテーションが行われる。
【0253】次に、PHS加入者104と緊急特番加入
者900の通話が終了時の動作を説明する。
【0254】PHS加入者104が終話すると、PHS
加入者104は、CS200に向けて通話終了信号を送
信する(ステップS15、S20)。CS200は、こ
の信号をアンテナ部201、受信部203を経由し、制
御部204に送出する。
【0255】CS200の制御部204は、この信号を
受信すると、入出力部205、制御チャンネル209を
経由し、PHSサーバー400の入出力部401、制御
部403に送信する。この信号を、PHSサーバー40
0の制御部403が受信すると、制御チャンネル20
9、入出力部205を経由し、通話チャンネル208を
開放するため、通話チャンネル開放信号を制御部204
に向け送出する(ステップS20)。
【0256】この通話チャンネル開放信号を受け、CS
200の制御部204は、入出力部205に対して、通
話チャンネル208を開放する。緊急特番加入者900
が終話した場合には、電子交換機800は公衆網700
を経由し、PHSサーバー400に向けて通話切断信号
を送出する(ステップS21)。
【0257】この通話切断信号をPHSサーバー400
の入出力部401を経由し、制御部403が受信する
と、制御部403は通話切断完了信号を入出力部40
1、公衆網700を経由し、電子交換機800に送出す
る。
【0258】これによって、PHS加入者104と緊急
特番加入者900による通話割り込み処理は終了(通話
切断)し、通話割り込みローテーションも終了する(ス
テップS21)。
【0259】PHS加入者103と加入者903の通話
復旧動作を説明する。
【0260】PHSサーバー400の制御部403は、
記憶部402のPHS加入者103、加入者903の通
話復旧用データを読み出す(ステップS22)。
【0261】データ読み出し後、入出力部401、制御
チャンネル209を経由し、制御部204に対し、PH
S加入者103に通話復旧信号を送出する。これを受け
てCS200の制御部204は、発信部202、アンテ
ナ部201を経由し、PHS加入者103に対して呼び
出し信号を送出する。
【0262】PHS加入者103が、この信号を受信
後、応答するPHS加入者103は、CS200に向け
て復旧応答信号を送出する。
【0263】これを受けて、アンテナ部201、受信部
203を経由し、制御部204が、この復旧応答信号を
受信すると、制御部204は、入出力部205に通話チ
ャンネル208をPHS加入者103に割り当てるよう
指示する。
【0264】また、PHS加入者103からCS200
に向けて、復旧応答信号を返信したことを制御部204
は入出力部205、制御チャンネル209、入出力部4
01を経由しPHSサーバー400の制御部に報告す
る。これにより、PHS加入者103はCS200が制
御担当していることを、制御部403はHLR600に
知らせる。これを受け、HLR600はPHS加入者1
03の位置登録を再度行う。
【0265】この動作と同時に、PHSサーバー400
の制御部403は、入出力部401、公衆網700を経
由し、電子交換機800に加入者903とPHS加入者
103の通話復旧信号を出す。これを受け電子交換機8
00は加入者903を呼び出す。
【0266】加入者903が応答すると、PHSサーバ
ー400は公衆網700を経由し電子交換機800と接
続され、PHSサーバー400とCS200間は通話チ
ャンネル208で接続される。上記動作により、PHS
加入者103と加入者903の通話が復旧される(ステ
ップS23)。
【0267】次に、上記した本発明の実施例について、
変形例を説明する。
【0268】前記実施例の動作の説明で述べた通り、通
話割り込みローテーションは、割り込まれるPHS加入
者の通話時間(一番通話時間の長い加入者)を基準にし
ていたが(図4のステップS9)、ローテーションの第
1、第2の変形例として、通話割り込みローテーション
を通話チャンネルの若番または老番から順次ローテーシ
ョンし、これを繰り返し順次ローテーションする方法で
ある。
【0269】また、同じく本ローテーションの第3の変
形例としては、通話割り込みをランダムにし、規則性を
持たずに割り込む方法である。
【0270】第4、第5の変形例としては、通話割り込
みローテーションを通話チャンネルの若番、から順次割
り込みを行い、一巡すると、次は老番から順次ローテー
ションする方法と、これとは逆に老番から順次割り込み
を行い、一巡すると、次は若番から順次ローテーション
する方法である。
【0271】第6の変形例としては、通話割り込みをロ
ーテーションを行わず、割り込み通話チャンネルを固定
する方法である。
【0272】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0273】本発明の第1の効果は、警察、消防等の緊
急発信呼接続要求があった場合、CS通話チャンネルが
輻輳中であっても最優先で緊急特番に対する通話を可能
とする、ということである。
【0274】その理由は、本発明においては、使用中の
CS通話チャンネルに一時的に通話を割り込んで通話を
行う機能を有するためである。
【0275】本発明の第2の効果は、緊急発信呼の通話
割り込みサービスを予め登録しなくても、使用中におけ
るCS通話チャンネルに通話割り込みが可能である、と
いうことである。
【0276】これにより、本発明によれば、緊急発信呼
接続要求時にはサービス保有者でなくとも、いつでも誰
もが緊急時の通話が可能となり、緊急時に敏速に対応で
きる効果がある。
【0277】その理由は、本発明においては、警察、消
防等の緊急発信呼接続要求があった場合に、強制的に、
使用中のCS通話チャンネルに、通話割り込むを行うた
めの機能手段を備えたことによる。
【0278】本発明の第3の効果は、通話を割り込まれ
る加入者が固定されないため、緊急通話が終了するまで
通話ができなくなるといった問題を解消する、というこ
とである。
【0279】その理由は、本発明においては、予め決め
られた時間毎に、順々に通話割り込み加入者をローテー
ションし、通話割り込み加入者を固定しないためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を説明する図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明する図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の構成を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101、102、103、104 PHS加入者 200、300 セルステーション(CS) 201、301 アンテナ部 202、302 発信部 203、303 受信部 204、304 制御部 205、305 入出力部 206、207、208、306、307、308 通
話チャンネル 209、309 制御チャンネル 400 PHSサーバー 401 入出力部 402 記憶部 403 制御部 404 トーン発生部 500 アナウンスメント 600 ホームロケーションレジスタ(HLR) 700 公衆網 800 電子交換機 900 緊急特番加入者 901、902、903 加入者

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーソナルハンディホンシステム(「PH
    S」という)において、 セルステーションが最大呼接続状態中に、新たにPHS
    加入者から、警察、消防などの予め定められた緊急用特
    番呼に通話要求があった時、前記セルステーションの全
    通話チャンネルがビジー状態であっても、通話中のチャ
    ンネルを一時切断し、前記緊急用特番呼の呼処理を最優
    先するために、強制的に通話チャンネルに割込み、前記
    緊急特番呼の通話接続を行い、 前記緊急特番呼が一定の通話時間を超えてもなお通話継
    続される場合、割込みチャンネルを移し変えて通話継続
    する、ことを特徴とする、PHS緊急発信呼接続制御方
    式。
  2. 【請求項2】前記緊急特番呼の通話接続確保のために強
    制的に通話チャンネルに割込む際に、前記通話中のチャ
    ンネルのうち通話時間の最も長いPHS加入者の使用通
    話チャンネルに強制的に割込み、 一度割り込まれたPHS加入者は割り込み要求時のロー
    テーションが下げられ、 前記緊急特番呼が一定の通話時間を超えてもなお通話継
    続される場合に、割込みチャンネルを移し変える際、通
    話時間が次に長い加入者の使用通話チャンネルに強制的
    に割込みを行い、更にローテーションが一巡した後に
    は、次の割り込み要求時に、前回の順番で割り込みのロ
    ーテーションが行われる、ことを特徴とする、請求項1
    記載のPHS緊急発信呼接続制御方式。
  3. 【請求項3】緊急特番呼の通話接続のための割り込みが
    解除した段階で、一時通話切断されていたPHS加入者
    の通話接続を復旧することを特徴とする、請求項1記載
    のPHS緊急発信呼接続制御方式。
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