JP2014175967A - Ponシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、故障以外の予備系OSUへの切替時において、コントローラ、光スイッチ、予備系OSU間でのメッセージシーケンスを確立することで、不慮の経路切替などによるデータ通信への影響を抑えることを目的とする。
【解決手段】本発明は、OLTが備えたコントローラは、光スイッチとのリンクを確立するとともに、光スイッチの切り替えを指示し予備系OSUと光経路切替部とのメッセージシーケンスを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光スイッチを用いたPONシステムに関する。
ブロードバンドの普及が進むにつれてアクセスネットワーク通信の果たす役割は大きくなっており、このため、アクセスネットワークが安定的にサービスを供給することが求められている。図14は、現在のアクセスネットワークの代表的な構成であるPassive Optical Network(PON)11の構成を示すものである。
PON11は、Optical Line Terminal(OLT、局側終端装置)17と光カプラ16と光ファイバとOptical Network Unit(ONU、加入者終端装置)18とで構成される。OLT17は、複数のOptical Subscriber Unit(OSU)14を収容するとともに、それらのOSU14を制御する制御盤(コントローラ)19を具備する。
また、各OSU14は複数(例えば32台)のONU18を接続する。このようにPON11では、OSU14およびOSU14−光カプラ16間のファイバ(幹線ファイバ)を複数のONU18で共有するため、低コストにサービスを提供できる。しかし、OSU14や幹線ファイバは多数のユーザを収容するため、これらの箇所の障害などによりサービス断が起きてしまうと、影響が多数のユーザへ及んでしまう。したがって、安定的にサービスを供給するために、装置故障やファイバ断に備えて装置や経路を冗長化することは重要である。
PON11を構成する装置およびファイバの一部または全部を冗長化することをPONプロテクションといい、冗長箇所や冗長方法に応じて様々な方式がある。例えば、正常系装置N台に対して予備系装置を1台備えるというように、正常系と予備系の対応がN:1の方式をN:1プロテクションと呼び、非特許文献1においてその方式が提案されている。
図15にN:1プロテクションの構成を示す。OSU1台あたり最大でA台のONU18を収容可能とすると、本方式では、N台の正常系OSU14および1台の予備系OSU15が収容された1台のOLT17と、A×N台以下のONU18と、1台の光スイッチ24が用いられる。
ここで光スイッチ24は、ポート比がN:N+1であり、N側(出力側)の任意のポートと(N+1)側(入力側)の任意のポート間の経路を接続する(切り替える)ものである。なお、経路の接続は光スイッチ制御部20の指示に従って行う。光スイッチ24のN側のポートには、それぞれPON回線を通してONU18が接続される。また、光スイッチ24の(N+1)側のポートには、それぞれN台の正常系OSU14及び1台の予備系OSU15が1対1で接続される。例えば、光スイッチ24の(N+1)側のポート1にはOSU1が接続され、ポートNにはOSUNが接続され、ポートN+1には予備系OSU15が接続される。
光スイッチ24の(N+1)側のポートに接続される、これらのOSU14の内、N台は正常系で、1台は予備系である。正常時、N台の正常系OSU14は、光スイッチ24およびN本のPON回線を介してそれぞれ自配下のONU18と通信を行う。一方、予備系OSU15は、正常時、光スイッチ24を介してどのPON回線とも経路を確立していないため、どのONU18ともデータ伝送を行わない。
N台の正常系OSU14のうち1台が故障した場合、まず、コントローラ19が正常系OSU14の故障を検出する。次に、故障OSU配下のONU18の接続先を予備系OSU15へ切り替えるために、コントローラ19は光スイッチ制御部20(不図示)へ経路切替の指示を出す。経路切替指示を受けた光スイッチ制御部20は、該当経路の切替を行い、その結果、故障OSU配下のONU18の接続先が予備系OSU15へと切り替わり、通信断を回避することができる。
また、図15とは異なる構成のN:1プロテクションを図16に示す。図16の構成では、N台の正常系OSU14および1台の予備系OSU15が収容された1台のOLT17と、1台のN×1光スイッチ24と、N個のB:2光カプラ16(1≦B≦A。但し、コストを考慮しない場合、技術的には、B>Aも可能。)と、A×N台以下のONU18とが用いられる。
N台の正常系OSU14は、N個のB:2光カプラ16の2側における片方のポートに1本のPON回線でそれぞれ接続され、1台の予備系OSU15はN×1光スイッチ24の1側(入力側)に1本の光ファイバで接続される。
N個のB:2光カプラ16の2側におけるもう片方のポートは、N×1光スイッチ24のN側(出力側)にそれぞれ1本の光ファイバ(予備ファイバとする)で接続され、B:2光カプラ16のB側は、最大B本の光ファイバを介して最大B台のONU18に繋がる。なお、N×1光スイッチ24のN側には、予備ファイバとの接続を想定したN個のポートとは別に、光ファイバに接続されない開放ポート(NCポート27とする)を1個備えるとする。
初期構築時、予備系OSU15からの出力光が、N×1光スイッチ24および予備ファイバを経てB:2光カプラ16より下位部分で、正常系OSU14からの出力光と衝突しないように、予備系OSU15は発光停止状態になっているとする、あるいはN×1光スイッチ24の1側はNCポート27と経路を確立しているとする。
このような系において、正常時、正常系OSU14は光スイッチ24を介さずにそれぞれ配下のONU18と通信を行い、正常系OSU14が故障した際には、N×1光スイッチ24の1側と、故障OSU配下のONU18に繋がる予備ファイバとが経路を確立するように、N×1光スイッチ24の経路切替を行い、予備系OSU15を発光開始させることによって、故障OSU配下のONU18の通信断を回避できる。
このように、光スイッチ24を用い、OSU14を冗長化したPONプロテクションでは、OSU故障が生じても、光スイッチ24の経路切替を通して予備系OSU15とONU18との経路を確立することによって、ONU18の通信を維持し、サービス断を回避できる。
K. Tanaka and Y. Horiuchi, "1:N OLT Redundant Protection Architecture in Ethernet(登録商標) PON System," OFC/NFOEC, pp.1−6 , 2008. IEEE 802.3ah CSMA/CD Access Method and Physical Layer SpecificationsAmendment: Media Access Control Parameters, Physical Layers, and Management Parameters for Subscriber Access Networks.
光スイッチ24を用い、OSU14を冗長化した構成のPONプロテクションでは、光スイッチ24の制御はOSU14が故障等の際における切替時に限らない。運用開始の際には光スイッチ24の起動を伴うし、光スイッチ24が故障した際には新しい光スイッチ24へ交換する必要がある。このような光スイッチ24の起動や交換等のイベントの際に、不慮の経路切替や経路接続によるデータ通信への悪影響を生じさせることなく、また、将来のOSU14の故障時等における切替に備えて、最適な接続状態を光スイッチ24が維持するために、光スイッチ24を適切に制御する必要がある。
前記課題を解決するために、本発明は、故障以外の予備系OSUへの切替時において、コントローラ、光スイッチ、予備系OSU間でのメッセージシーケンスを確立することで、不慮の経路切替などによるデータ通信への影響を抑えることを目的とする。
本発明は、OLTの備えるコントローラが、光スイッチとのリンクを確立するとともに、光スイッチの切り替えを指示し予備系OSUと光スイッチとのメッセージシーケンスを実行する。
具体的には、本発明に係るPONシステムは、
N台(Nは自然数)の正常系OSUと、
1台の予備系OSUと、
複数の加入者終端装置(ONU)と、
前記正常系OSUと前記ONUとを接続するとともに前記予備系OSUと前記ONUとを接続し、前記ONUと接続されている前記正常系OSUと前記予備系OSUとを切り替える1台の光経路切替部と、
前記正常系OSU、前記予備系OSU及び前記光経路切替部を制御するコントローラと、
を備えるPONシステムであって、
前記光経路切替部は、起動完了後、前記コントローラとの間のリンクを確立するためのリンク確立要求メッセージを前記コントローラとのリンクが確立されるまで繰り返し前記コントローラへ送信し、前記コントローラからのリンク確立を許可する旨のリンク確立許可メッセージを受信するとともにリンクを確立し、リンクが確立された前記コントローラからの経路切替指示の受付を開始する。
具体的には、本発明に係るPONシステムは、
N台(Nは自然数)の正常系OSUと、
1台の予備系OSUと、
複数の加入者終端装置(ONU)と、
前記正常系OSUと前記ONUとを接続するとともに前記予備系OSUと前記ONUとを接続し、前記ONUと接続されている前記正常系OSUと前記予備系OSUとを切り替える1台の光経路切替部と、
前記正常系OSU、前記予備系OSU及び前記光経路切替部を制御するコントローラと、
を備えるPONシステムであって、
前記コントローラは、起動完了後、前記光経路切替部との間のリンクを確立するためのリンク確立要求メッセージを、前記光経路切替部とのリンクが確立されるまで繰り返し送信し、
前記光経路切替部は、前記リンク確立要求メッセージを受信すると、前記コントローラとのリンクを確立し、前記コントローラとのリンクの確立が完了した旨のリンク確立完了メッセージを前記コントローラへ送信するとともに、前記コントローラからの経路切替指示の受付を開始し、
前記コントローラは、前記リンク確立完了メッセージを受信すると、前記光経路切替部とのリンクを確立し、前記経路切替指示を送信を開始する。
具体的には、本発明に係るPONシステムは、
N台(Nは自然数)の正常系OSUと、
1台の予備系OSUと、
複数の加入者終端装置(ONU)と、
前記正常系OSUと前記ONUとを接続するとともに前記予備系OSUと前記ONUとを接続し、前記ONUと接続されている前記正常系OSUと前記予備系OSUとを切り替える1台の光経路切替部と、
前記正常系OSU、前記予備系OSU及び前記光経路切替部を制御するコントローラと、
を備えるPONシステムであって、
前記コントローラは、起動完了後、前記予備系OSUが運用中であるかどうかを問い合わせるためのデータ通信有無問合せメッセージを、前記予備系OSUからの回答を受信するまで前記予備系OSUへ繰り返し送信し、
前記予備系OSUは、前記データ通信有無問合せメッセージを受信すると、運用中であればデータ通信有メッセージを、非運用中であればデータ通信無メッセージを、前記コントローラへ送信する。
本発明のPONシステムでは、前記コントローラが、
前記光経路切替部とのリンク確立の完了及び前記予備系OSUの前記データ通信有メッセージ又は前記データ通信無メッセージの受信を共に完了した時点で、受信した前記データ通信有メッセージ又は前記データ通信無メッセージに応じて前記予備系OSUと前記ONUとの通信経路を指示する経路切替指示を前記光経路切替部へ送信し、
前記光経路切替部は、
前記経路切替指示に従って前記予備系OSUと前記ONUとの経路を切り替え、経路の切替が完了すると接続完了通知を前記コントローラへ送信し、
前記コントローラは、
前記接続完了通知の受信をもって、前記光経路切替部との設定シーケンスを完了してもよい。
本発明のPONシステムでは、前記コントローラが、
前記光経路切替部とのリンク確立の完了後、前記光経路切替部と前記コントローラとの間で前記光経路切替部の運用状態が正常であることを確認する旨のKeep−alive確認メッセージを前記光経路切替部に送信し、
前記光経路切替部からの前記光経路切替部の運用状態が正常であることを回答する旨のKeep−alive回答メッセージの未受信を検出した場合、前記光経路切替部とのリンクを断するとともに、前記光経路切替部とのリンクを再確立するために、リンク確立要求メッセージの送信を開始するか又は前記光経路切替部からの前記リンク確立要求メッセージを待ってもよい。
本発明のPONシステムでは、前記コントローラが、
前記光経路切替部とのリンク確立の完了後に前記光経路切替部とのリンクが断した場合、前記光経路切替部とリンクの再確立を行い、前記データ通信有メッセージ又は前記データ通信無メッセージを受信していれば、前記光経路切替部とのリンクの再確立が完了した時点で、前記データ通信有無問合せメッセージの送信をすることなく前記経路切替指示を前記光経路切替部へ送信してもよい。
本発明のPONシステムでは、前記コントローラが、
前記データ通信無メッセージを受信した場合には、前記予備系OSUと前記ONU間のリンクを断する経路へ切り替える旨の指示を前記経路切替指示として送信し、
前記データ通信有メッセージを受信した場合には、前記予備系OSUと任意の前記ONUとの間のリンクが確立する経路を、切り替える旨の指示を前記経路切替指示として送信し、
前記光経路切替部は、前記経路切替指示を受信すると、経路切替可能な場合はその指示に応じて経路を切り替え、経路の切り替えが完了したら接続完了通知を前記コントローラへ送信してもよい。
本発明のPONシステムでは、前記コントローラが、
前記データ通信無メッセージを受信した場合、前記光経路切替部とのリンクを確立後かつ前記経路切替指示の送信前に、現在の経路接続の位置を問合せる旨の経路接続位置問合せを前記光経路切替部に送信し、
前記光経路切替部は、前記コントローラからの前記経路接続位置問合せに対して、前記予備系OSUと接続されているポートを回答し、
前記コントローラは、前記経路接続位置問合せに対する回答が前記ONUとリンクしないポートである場合は、前記経路切替指示の送信を省略してもよい。
本発明のPONシステムでは、前記コントローラが、
前記経路接続位置問合せに対する回答が、任意の前記正常系OSU(OSUx)配下の任意の前記ONU(ONUx)とのリンクを確立するポートであり、かつ前記OSUx配下の前記ONUとの間でデータ通信中の状態である旨の前記データ通信有メッセージを受信した場合には、前記経路切替指示の送信を省略してもよい。
本発明のPONシステムでは、予備系OSUが、
前記ONUxとの間でデータ通信を行っている運用中の状態において、それら全てのONUとのリンクが同時に断した場合は、前記データ通信有無問合せメッセージを受信しなくても、自律的に、前記データ通信無メッセージを前記コントローラへ送信してもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、OLTのコントローラの指示に従って動作する光スイッチを用いるとともに、コントローラと光スイッチ制御部と予備系OSUとの間でのメッセージシーケンスを規定することによって、光スイッチの初期起動やコントローラの再起動等のOSUに故障以外のイベントが生じても、光スイッチの適切な経路接続状態を維持できるので、データ通信に影響を与えることなく、その後のOSUが故障の際の経路切替に備えることができる。
本発明の実施形態に係る光スイッチの構成例を示す図である。 実施形態1に係る光スイッチが先行起動し、リンク確立要求を光スイッチが送信する場合の初期設定シーケンスを説明する図である。 実施形態1に係る光スイッチが先行起動し、リンク確立要求をコントローラが送信する場合の初期設定シーケンスを説明する図である。 実施形態2に係るコントローラが先行起動する場合の初期設定シーケンスを説明する図である。 実施形態3に係る光スイッチが故障しリンク維持不能となった場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態4に係る光スイッチが故障しリンク維持可能である場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態5に係るコントローラが故障し、その後再起動する場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態6に係る光スイッチが故障しリンク維持不能であり経路維持不能である場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態7に係る予備系OSUの運用時にコントローラが故障し、その後再起動する場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態8に係る予備系OSUの運用時に自己保持型光スイッチが故障し再起動する場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態9に係る予備系OSUの運用時にコントローラと光スイッチ間のケーブルが断線し、その後再設定する場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態10に係る予備系OSUの運用時に自己保持型光スイッチが故障し再接続する場合の再設定シーケンスを説明する図である。 実施形態11に係る予備系OSUの運用時に非自己保持型光スイッチが故障し再接続する場合の再設定シーケンスを説明する図である。 アクセスネットワークの構成例を示す図である。 正常系OSUと予備系OSUとの対応を示すN:1プロテクションを説明する図である。 N×1光スイッチを用いたN:1プロテクションを説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態に係るPONシステム11は、ONU18と、光経路切替部として機能する光スイッチ24と、OLT17とを備える。OLT17はコントローラ19を有する。コントローラ19は、正常系OSU14、予備系OSU15及び光スイッチ24を制御する。
光スイッチ24は、正常系OSU14とONU18とを接続するとともに予備系OSU15とONU18とを接続し、ONU18と接続されている正常系OSU14と予備系OSU15とを切り替える。光スイッチ24は、図15に示すN×(N+1)光スイッチであって図16に示すN×1光スイッチであってもよい。
(実施形態1)
図1に、実施形態に係る光スイッチ24の構成の一例を示す。光スイッチ24は、光スイッチ制御部20と光経路23を備える。さらに、光スイッチ制御部20は切替処理部22とリンク処理部21と故障検出部28とで構成される。光経路23は、光スイッチ24のタイプに応じた数のポートを入力側と出力側にそれぞれ備える。
光スイッチ制御部20における切替処理部22は、コントローラ19からの経路切替指示を受信した場合、その指示の通りに光経路23の経路切替を行うとともに、経路切替が完了したら、その旨の接続完了通知をコントローラ19へ送信する。
リンク処理部21は、コントローラ19とのリンクを確立するための、リンク確立要求メッセージを受信した場合、自身のリンクを確立させるとともに、リンク確立完了メッセージをコントローラ19へ送信する。ここで、リンク確立要求メッセージについて、リンク処理部21からコントローラ19へ送信してもよい。
故障検出部28は、コントローラ19とのリンクが確立した状態において、コントローラ19からのKeep−alive確認メッセージを受信するとともに、その回答であるKeep−alive回答メッセージをコントローラ19へ送信する。さらに、光スイッチ24自身の故障を検出した場合にコントローラ19へ故障アラームを送信できる機能も備える。光経路23は、入力側ポートおよび出力側ポートに光ファイバを接続し、切替処理部22によって、任意の入力側ポートと出力側ポートの接続を変更可能である。
以上のような構成の光スイッチ24を、OSU14を冗長化したPONプロテクションシステムに適用する。そして、そのシステムにおいて、光スイッチ制御部20およびOLT17のコントローラ19が共に電源OFFの状態から、それらが順次起動する(通常起動とする)場合を考える。このような通常起動では、光スイッチ制御部20の方が先に起動する場合と、コントローラ19の方が先に起動する場合とがあるが、本実施形態では前者の場合を想定する。本実施形態における、光スイッチ起動シーケンス(初期設定シーケンス)を、図2に示す。
光スイッチ制御部20は、電源投入による起動完了後、コントローラ19とのリンクを確立するためのリンク確立要求メッセージを、コントローラ19へ送信する(S101)。このメッセージの送信は、コントローラ19からの反応があるまで、定期的に繰り返し送信される。
コントローラ19は、電源投入による起動後、予備系OSU15がONU18との間でデータ通信中であるかどうかを確認するための、データ通信有無問合せメッセージを、予備系OSU15へ送信する(S102)。
ここで、コントローラ19がデータ通信有無問合せメッセージを送信したときに、予備系OSU15が起動していない等の理由によりデータ通信有無問合せメッセージを受信できない場合に備えて、コントローラ19は、予備系OSU15からの反応があるまで、定期的にデータ通信問合せメッセージを送信してもよい。
また、データ通信有無問合せメッセージを送信する代わりに、予備系OSU15とその配下のONU18とのリンクが確立済みであるかどうかを確認するためのメッセージを送信してもよい。なぜなら、予備系OSU15と配下のONU18との間における、データ通信の有無とリンク確立の有無はほぼ同義であり、つまり、予備系OSU15が配下のONU18との間でデータ通信中であれば、必ず予備系OSU15−ONU18間のリンクは確立されているし、逆にデータ通信中でなければ、リンクは確立されていないと見なせるためである。本実施形態では、データ通信の有無を問合せるメッセージを採用することにする。
予備系OSU15は、コントローラ19からのデータ通信有無問合せメッセージを受信すると、自身がONU18とデータ通信中であればデータ通信有の旨のメッセージを、データ通信中でなければデータ通信無の旨のメッセージを、コントローラ19へ送信する(S105)。
コントローラ19は、光スイッチ制御部20からのリンク確立要求メッセージを受信した場合は(S101)、光スイッチ制御部20とのリンクを確立するためのリンク確立許可メッセージを、光スイッチ制御部20へ送信するとともに、自身のリンクを確立する(S103)。光スイッチ制御部20は、リンク確立許可メッセージを受信すると、自身のリンクを確立し、リンク確立完了通知をコントローラ19へ送信する(S104)。
コントローラ19は、光スイッチ制御部20からのリンク確立完了通知を受信かつ、予備系OSU15からのデータ通信無メッセージを受信した場合、光スイッチ24における、入力側の予備系OSU15を接続するポートと出力側のNCポート27との経路を接続するように、光スイッチ制御部20へ、NCポート27に接続する経路切替指示を出す(S106)。
なお、出力側ポートについては、入力側の予備系OSU15を接続するポートを経路接続した際にONU18との物理経路を確立しない限り、NCポート27以外の出力側ポートと経路接続させるよう、経路切替指示を出してもよい。また、このような経路切替指示を出す前に、コントローラ19が光スイッチ制御部20に対して現在の経路接続の位置を問合せ、光スイッチ制御部20からの回答を踏まえた上で、経路切替の必要がある場合のみ、接続する経路切替指示を出すことにしてもよい。本実施形態では、経路接続の位置を問い合わせる場合のシーケンスの記述は省略し、以降の実施形態においても、経路接続の位置問合せは行わないものとする。
光スイッチ制御部20は、コントローラ19からNCポート27に接続する旨の経路切替指示(または、正常系OSU14とONU18との通信に影響を与えない、その他の出力側ポートへ接続する経路切替指示)を受信すると、その内容に従って、経路切替の必要がある場合(経路切替指示とは別のポートに接続している場合)のみ、経路の切替を行う。
経路の切替が完了したら(またはすでに指定のポートに接続済みであれば)、接続完了通知をコントローラ19へ送信する。コントローラ19は、光スイッチ制御部20からの接続完了通知の受信をもって、光スイッチ24との設定を完了する。
以上のような初期設定シーケンスにより、光スイッチ制御部20およびコントローラ19が共に電源OFFの状態から、光スイッチ制御部20、コントローラ19の順に起動した場合において、光スイッチ24はコントローラ19とのリンクを確立し、正常系OSU14の故障時におけるOSUを切替(正常系OSU14から予備系OSU15への切替)に備えることができる。
コントローラ19の起動および光スイッチ24の起動が完全に完了した後(定常状態)は、コントローラ19は、光スイッチ24が正常であるかを確かめるための、Keep−alive確認メッセージを光スイッチ制御部20へ送信する(S108)。光スイッチ制御部20は、Keep−alive確認メッセージに応じてKeep−alive回答メッセージをコントローラ19に送信し、互いにやり取りし続ける(S109)。Keep−alive確認メッセージやり取りの目的は、光スイッチ24において、コントローラ19とのリンク維持が不能になるような障害の有無を検出することである。
コントローラ19とのリンク維持は可能であるものの、何らかの障害が光スイッチ24に生じた場合は、光スイッチ24自身が障害を検出し、故障アラームをコントローラ19へ送信することによって、コントローラ19が光スイッチ24の故障を認識することが望ましい。
なお、Keep−alive確認メッセージとKeep−alive回答メッセージとのやり取りは、コントローラ19−光スイッチ24間のリンク確立の完了後すぐに開始しても良いが、本実施形態では、コントローラ19−光スイッチ24間の設定完了後の定常状態において開始するものとする。
このようなKeep−alive確認メッセージとKeep−alive回答メッセージとのやり取りと光スイッチ24に備わる故障アラーム送信機能によって、常に光スイッチ24を正常な状態に保つことができ、将来のOSU14の切替に備えることができる。なお、図2では、光スイッチ制御部20―コントローラ19間のリンク確立において、光スイッチ制御部20がリンク確立要求メッセージをコントローラ19へ送信するとしたが、コントローラ19がリンク確立要求メッセージを光スイッチ制御部20へ送信する仕様でもよい。この場合の初期設定シーケンスを図3に示す。
光スイッチ制御部20は起動後、コントローラ19からのリンク確立要求メッセージを待ち続ける(S201)。一方、コントローラ19は起動後、光スイッチ制御部20に対してリンク確立要求メッセージを送信するとともに、予備系OSU15に対してデータ通信有無問合せメッセージを送信する(S102)。光スイッチ制御部20はリンク確立要求メッセージを受信すると、リンクを確立し、リンク確立完了通知をコントローラ19へ送信する(S104)。
コントローラ19はリンク確立完了通知を受信すると、自身のリンクを確立し、その結果、光スイッチ制御部20―コントローラ19間のリンクが確立する。以降の動作は図2と同様のため、説明を省略する。このように、光スイッチ制御部20―コントローラ19間のリンク確立の動作においては、図2あるいは図3のパターンが考えられるが、以降の実施形態におけるリンク確立動作部分は、図3のパターン(コントローラ19がリンク確立要求メッセージを送信する場合)を採用した場合のみを考える。
(実施形態2)
通常起動において、コントローラ19の方が光スイッチ制御部20よりも先に起動した場合の、初期設定シーケンスを図4に示す。光スイッチ制御部20に先駆けてまずコントローラ19が起動すると、実施形態1と同様に、光スイッチ制御部20に対してはリンク確立要求メッセージを送信し続けるとともに(S201)、予備系OSU15に対してはデータ通信問合せ有無メッセージを送信する(S102)。その後、光スイッチ制御部20が起動すると、光スイッチ制御部20はコントローラ19からのリンク確立要求メッセージを受信するので、自身のリンクを確立してからリンク確立完了通知をコントローラ19へ送信する(S104)。以降の動作手順は実施形態1と同様のため、説明を省略する。
(実施形態3)
本実施形態では、初期設定シーケンス後の定常状態(コントローラ19と光スイッチ制御部20とがKeep−alive確認メッセージ(S108)及びKeep−alive回答メッセージ(S109)とをやり取りしている状態)において、光スイッチ制御部20が自身の故障によりKeep−alive回答メッセージをコントローラ19へ返せなくなった場合を考える。ここで予備系OSU15は、非運用中であるとする。図5に、本実施形態における、光スイッチ制御部20−コントローラ19間の設定シーケンス(再設定シーケンス)を示す。
定常状態において、光スイッチ制御部20に、コントローラ19との間のリンク維持が不能な障害を生じると、リンク断するとともに、Keep−alive回答メッセージをコントローラ19へ送信できなくなる。コントローラ19は光スイッチ制御部20からのKeep−alive回答メッセージの未受信を検出するので、光スイッチ制御部20とのリンクを断する。
コントローラ19は、光スイッチ制御部20とのリンク断後、リンクを再び確立するために、リンク確立要求メッセージを光スイッチ制御部20へ繰り返し送信し続ける(S201)。ここで、コントローラ19は初期設定シーケンスの際に、予備系OSU15へデータ通信有無問合せメッセージの送信を行っており、その結果、予備系OSU15が非運用中であることを認識しているため、再設定時に予備系OSU15に対して改めてデータ通信有無問合せメッセージを送信しなくてもよい。
仮に、初期設定後から本故障の発生までの間に、OSU14に故障が生じ、OSU14の切替を実施済みだったとしても、一般的にOSU14の切替はコントローラ19の主導の下で実施されるため、初期設定以降に何らかのイベント(OSU14の故障を含む)がシステムに生じても、コントローラ19は予備系OSU15の運用状況を把握していると考えられる。したがって前述のように、コントローラ19は、改めてデータ通信有無問合せを予備系OSU15に対して行う必要はないため、図5では、光スイッチ故障検出後における、コントローラ19−予備系OSU15間のデータ通信有無問合せメッセージのやり取りを省略している。
もちろん、コントローラ19が把握しているであろう予備系OSU15の運用状況を念のために再確認する目的で、再設定時において接続する経路切替指示を光スイッチ制御部20へ送信する前に、予備系OSU15へデータ通信問合せを行ってもよい。(本実施形態ではこのような予備系OSU15運用状況の再確認は行わないこととする。)
コントローラ19から送信されるリンク確立要求メッセージに対して、リンク維持不能な故障を生じた光スイッチ制御部20は、そのメッセージを受信してリンク確立することはできない。光スイッチ制御部20からの反応がないために、コントローラがリンク確立要求メッセージを送信し続ける(S201)。その間に、故障した光スイッチ24を正常なものに交換して起動すると、光スイッチ制御部20はコントローラ19からのリンク確立要求メッセージを受信し、リンクを確立できるようになる。
光スイッチ制御部20はコントローラ19とのリンクを確立後、リンク確立完了通知をコントローラ19へ送信する(S104)。コントローラ19は光スイッチ制御部20からのリンク確立完了通知を受信すると、自身のリンクを確立し、光スイッチ制御部20へNCポート27へ接続する経路切替指示を送信する(S106)。新しい光スイッチ24は、その指示の通りに経路を切り替え、完了後に接続完了通知をコントローラ19へ送信する(S107)。コントローラ19が接続完了通知を受信すると、再設定シーケンスは完了となる。
図16のように正常系OSU14が光スイッチ24を介さずにONU18と通信可能な方式に、本実施形態を適用する場合、光スイッチ24の故障及び交換は主信号に影響を与えないので、サービス断なしに再設定シーケンスを行える。しかし、図15のように、正常系OSU14が光スイッチ24を介してONU18と通信する方式に、本再設定シーケンスを適用する場合は、少なくとも光スイッチ24交換の際にサービス断を伴ってしまう。
(実施形態4)
実施形態3では、光スイッチ24において、リンク維持(Keep−alive確認メッセージとKeep−alive回答メッセージとのやり取り)不能な故障が生じることを想定したが、本実施形態では、リンク維持(Keep−alive確認メッセージとKeep−alive回答メッセージとのやり取り)は可能なものの、何らかの障害が光スイッチ24に生じた場合の、再設定シーケンスを考える。ここで、予備系OSU15は非運用中であるとする。図6に、本実施形態における再設定シーケンスを示す。
コントローラ19とのリンク維持は可能であるものの何らかの故障が光スイッチ24に生じると、光スイッチ24はコントローラ19とのリンクを維持したまま、故障アラームをコントローラ19へ送信する(S250)。コントローラ19は故障アラームを受信すると、光スイッチ24の故障を認識するが、光スイッチ24とのリンクはそのまま維持した上で、引き続き、Keep−alive確認メッセージ(S108)とKeep−alive回答メッセージ(S109)とのやり取りを開始する。
故障した光スイッチ24は、リンク維持は可能であるので、コントローラ19からのKeep−alive確認メッセージに対して、通常通りにKeep−alive回答メッセージを回答する(S109)。その後、故障した光スイッチ24を物理的にシステムから取り外して交換する際に、当然、コントローラ19は光スイッチ制御部20からのKeep−alive回答メッセージの未受信を検出するので、光スイッチ制御部20とのリンクを断して、リンク確立要求メッセージの送信を開始する(S201)。交換した新しい光スイッチ24が起動完了すると、リンク確立要求メッセージの受信およびコントローラ19とのリンク確立が可能になるので、以降は実施形態3と同様の再設定シーケンスを行うことになる。
(実施形態5)
実施形態3及び実施形態4では、定常状態において光スイッチ24が故障する場合を考えたが、本実施形態では、定常状態においてコントローラ19が故障する場合を考える。故障タイプとして、実施形態3及び実施形態4と同様に、Keep−alive確認メッセージの送信(リンク維持)が可能な故障とそうでない故障とに分けられることとして、本実施形態では後者の故障の場合を想定する。
本実施形態における再設定シーケンスを、図7に示す。なお、予備系OSU15は非運用中であるとする。定常状態において、コントローラ19がリンク維持不能な故障を生じると、光スイッチ制御部20とのリンクを断するとともに、Keep−alive確認メッセージを光スイッチ制御部20へ送信できなくなる。
光スイッチ制御部20はKeep−alive断を検出し、コントローラ19とのリンクを断し、コントローラ19からのリンク確立要求メッセージを待ち続ける(S201)。その間に、故障したコントローラ19を正常なものに交換して起動すると、初期設定時と同様にコントローラ19は、光スイッチ制御部20に対してはリンク確立要求メッセージを送信するとともに(S201)、予備系OSU15に対してはデータ通信問合せ有無メッセージを送信する(S102)。以降の動作手順は実施形態1と同様のため、説明を省略する。
なお、一般的にコントローラ19の故障及び交換は主信号に影響を与えないので、本実施形態を図15、図16のどちらのタイプのPONシステムに適用しても、サービス断なしに再設定シーケンスを完了できる。
また、コントローラ19の故障タイプがリンク維持可能な故障の場合は、光スイッチ制御部20とのリンクを維持したままオペレータへ自身の故障を通知し、交換を促すことが望ましい。このときの再設定シーケンスについては、本実施形態とほぼ同様のため、記述を省略する。
(実施形態6)
実施形態1〜実施形態5では、予備系OSU15が非運用中の場合における再設定シーケンスを考えた。本実施形態では、正常系OSUx14の故障が発生後、予備系OSU15へ切り替わり、予備系OSU15が正常系OSUx14配下のONUx18との間でデータ通信中の場合において、光スイッチ24が故障し、光スイッチ24の交換を経て起動する際の再設定シーケンスを考える。ここで、予備系OSU15が光スイッチを介して運用中の場合、光スイッチ24が自身の故障際に、経路を維持可能であるかどうかが、ONUx18のサービス断に関わってくる。
一般的に光スイッチ24は、障害時の経路維持機能の点において、自己保持型光スイッチと非自己保持型光スイッチの2種類のタイプに分けられる。
自己保持型とは、経路の維持及び制御に関わる障害が光スイッチ24に生じても、障害発生時の経路を維持し続けることができるタイプである。例えば予備系OSU15が、自己保持型光スイッチを介してONU18とデータ通信を行っているときにそのような光スイッチ24に故障が生じても、予備系OSU15−ONU18間の通信は断しない。ただし、経路切替はできなくなる。一方、非自己保持型とは、そのような障害が光スイッチ24に生じてしまうと、障害発生時の経路を維持することができないタイプであり、予備系OSU15運用時にそのような光スイッチ24に故障が生じると、予備系OSU15−ONU18間の通信は断する。
このように、光スイッチ24のタイプがどちらであるかによって、予備系OSU15運用時の光スイッチ24の故障の影響が異なってくる。
本実施形態では、光スイッチ24に非自己保持型光スイッチを用いることとし、故障のタイプとしては、リンク維持(Keep−alive回答メッセージの送信)および経路維持が共に不能な場合とする。本実施形態における再設定シーケンスを、図8に示す。ここで、光スイッチ24が故障直前の定常状態において、コントローラ19は、予備系OSU15が運用中であることを認識済みであるとする。
定常状態において光スイッチ24に障害が発生すると、コントローラ19とのリンクを断するとともに、コントローラ19からのKeep−alive確認メッセージに対する回答を送信できなくなる。コントローラ19は、Keep−alive回答メッセージの断を検出することによって、光スイッチ制御部20とのリンクを断する。
一方、光スイッチ24を介してONU18との間でデータ通信中の予備系OSU15は、光スイッチ24の故障により、ONUx18との経路が断絶するため、データ通信中だった全てのONUx18とのリンクが断する。このとき予備系OSU15は、ONUx18とのデータ通信がなくなったことをコントローラ19へ知らせるために、自律的に、データ通信無メッセージを送信することが望ましい(S105)。
そうすることによって、予備系OSU15の運用中状態を認識済みであったコントローラ19は、予備系OSU15からのデータ通信無メッセージの受信により、サービス断が発生し始めたことを認識できるとともに、光スイッチ24のタイプが非自己保持型であることを認識することもできる。
コントローラ19は光スイッチ制御部20とのリンク断後、実施形態3と同様に、リンク確立要求メッセージを送信することから再設定シーケンスを開始する(S201)。ただし、実施形態3では予備系OSU15は非運用中であったため、経路切替指示の内容がNCポート27への接続であったが、本実施形態では予備系OSU15はONUx18との間でデータ通信中であるため、データ通信中であったONUx18に接続するxポートへ接続する経路切替指示を出すことになる(S111)。再設定シーケンスにおけるその他の動作は実施形態3と同様のため、説明を省略する。
再設定シーケンス完了後、予備系OSU15はONUx18とのデータ通信を復旧できる。予備系OSU15は、ONUx18とのデータ通信が復旧したことをコントローラ19へ知らせるために、全てのONUx18とのリンクを確立したとき、データ通信有メッセージを自律的にコントローラ19へ送信することが望ましい(S110)。
一般的に、故障した正常系OSU14の交換は速やかに行われ、交換完了後は、予備系OSU15から交換した正常系OSU14への切り戻しを行うため、予備系OSU15が運用中である時間は短い。そのため、正常系OSU14が故障(交換前)かつ予備系OSU15が運用中の状態において、光スイッチ制御部20も故障するような、本実施形態の状況が生じることは稀であると考えられる。
(実施形態7)
実施形態6では、予備系OSU15運用時において、光スイッチ制御部20を交換して起動する場合を考えたが、本実施形態では、予備系OSU15運用時においてコントローラ19に障害が発生し、交換して起動する場合を考える。故障のタイプとしては、実施形態5と同様とする。本実施形態における再設定シーケンスを図9に示す。
本実施形態における再設定シーケンスは、実施形態5における図7と同様であるが、コントローラ19が起動かつ光スイッチ制御部20とのリンクを確立した際に、光スイッチ制御部20へ送信する、ポートに接続する旨の経路切替指示についてのみ、指示内容が異なる。つまり、コントローラ19は起動後、予備系OSU15へデータ通信有無問合せメッセージを送信し(S102)、そのメッセージに対して予備系OSU15は、ONUx18との間でデータ通信中である旨のデータ通信有メッセージをコントローラ19へ回答するので(S110)、それを受けてコントローラ19は、光スイッチ制御部20へ、ポートxに接続させる経路切替指示を送信する(S111)。その他のメッセージ及び手順については図7と同様のため、説明を省略する。
(実施形態8)
実施形態6では、予備系OSU15運用時において、リンク維持および経路維持が共に不能な光スイッチ24において故障を生じる場合を考えた。本実施形態では、光スイッチ24に自己保持型光スイッチを用い、予備系OSU15運用時において、経路維持は可能であるもののリンク維持は不能な光スイッチ24において故障を生じる場合を考える。図10に、本実施形態における再設定シーケンスを示す。
図10において、コントローラ19−光スイッチ制御部20間の動作は、実施形態6における図8と全く同様である。本実施形態では、光スイッチ24に故障を生じても経路維持が可能であるため、サービス断することなくサービスが継続され、故障した光スイッチ24を交換する際にサービス断となる。
以上、実施形態6と本実施形態を比較して分かるように、光スイッチ24のタイプが自己保持型と非自己保持型のどちらであっても、基本的にコントローラ19と光スイッチ制御部20間の再設定シーケンス(もちろん、初期設定シーケンスも同様)の動作内容に違いは生じない。予備系OSU15運用時における光スイッチ24が故障の場合に限り、光スイッチ24のタイプによって、サービス断を生じる(非自己保持型の場合)かサービス継続が可能(自己保持型の場合)であるかの違いを生じるだけである。
(実施形態9)
上述の実施形態では、光スイッチ24やコントローラ19の本体を交換することが必要となる光スイッチ24が故障の場合やコントローラ19が故障の場合の再設定シーケンスを考えた。しかし実際には、そのような本体交換が不要な障害が生じることもある。そこで、本体交換が不要な障害が生じた場合の再設定シーケンスを考える。
本実施形態では、そのような障害の例として、コントローラ19−光スイッチ24間の通信ケーブルが断線し、再接続することを考える。なお、この通信ケーブルは、コントローラ19−光スイッチ24間でリンク確立やKeep−alive等のメッセージをやり取りするために接続されるものである。上記障害が起きる状況としては、本通信ケーブルが外付けでコントローラ19−光スイッチ24間に接続されており、運用者の人為ミスで本ケーブルを外してしまったりするような場合が考えられる。
ここで、光スイッチ24は、自己保持型または非自己保持型のどちらのタイプであっても、光スイッチ24本体の障害発生や電源断なしにコントローラ19とのリンクを断した際は、その時(リンク断直前)の経路を維持するものとする。
本実施形態における再設定シーケンスを、図11に示す。ここで予備系OSU15は運用中の状態であるとする。定常状態においてコントローラ19−光スイッチ24間の通信ケーブルが断線すると、コントローラ19から送信されるKeep−alive確認メッセージは、もはや光スイッチ制御部20に到達しないので、光スイッチ制御部20は、Keep−alive確認メッセージの断を検出して、コントローラ19とのリンクを断する。
光スイッチ制御部20は、コントローラ19からのKeep−alive確認メッセージを受信しないので、それに対する回答をコントローラ19へ送信しない。そのため、コントローラ19の方もKeep−alive回答メッセージの断を検出して、光スイッチ制御部20とのリンクを断し、リンク確立要求メッセージを送信し始める(S201)。
このリンク確立要求メッセージは、断線した通信ケーブルが復旧(再接続)されるまでは光スイッチ制御部20へ到達しない。したがって、コントローラ19とのリンクを断した光スイッチ制御部20は、断線した通信ケーブルの復旧までの間、リンク確立要求メッセージの受信を待ち続けることになる。
断線した通信ケーブルが復旧すると、光スイッチ制御部20はリンク確立要求メッセージを受信できるようになるので、以降は図10と同様の動作を行って再設定シーケンスが完了する。ただし、図10では故障した光スイッチ24を交換する際に、必然的にサービス断を伴ってしまったが、本実施形態では、光スイッチ24本体の故障ではなく、通信ケーブル断によるリンク断のため、光スイッチ24の経路は、通信ケーブル断前の状態から維持されており、したがって運用中の予備系OSU15はサービス断を伴わない。
ところで、本実施形態において予備系OSU15が非運用中であるとしても、コントローラ19から光スイッチ制御部20への経路切替指示の内容が異なる点以外は図11と同様のシーケンスとなる。なお、予備系OSU15が非運用中の場合はNCポート27への接続する経路切替指示となる。
(実施形態10)
本実施形態でも実施形態9と同様に、光スイッチ24交換やコントローラ19交換の不要な障害が起きた場合の再設定シーケンスを考える。本実施形態では障害のタイプとして、光スイッチ24の電源ケーブルが断線する場合を考える。
本障害では、光スイッチ24の電源断を伴うので、光スイッチ24が自己保持型であれば経路を維持し、光スイッチ24が非自己保持型であれば経路を維持できないとする。
本実施形態では、光スイッチ24のタイプは自己保持型であるとする。図12に、本実施形態における再設定シーケンスを示す。ここで予備系OSU15は、運用中であるとする。定常状態において、光スイッチ24の電源ケーブルが断線すると、光スイッチ24は電源断によりシステム停止となる。すなわち、当然リンク断となる。そのため、コントローラ19は、Keep−alive回答メッセージの断を検出するので、光スイッチ制御部20とのリンクを断して、リンク確立要求メッセージを送信し始める(S201)。
その後、光スイッチ24の電源ケーブルが再接続され、光スイッチ24が起動完了すると、光スイッチ制御部20はリンク確立要求メッセージを受信できるようになるので、以降は図11と同様の動作を行って再設定シーケンスが完了する。本実施形態では、「自己保持型光スイッチの使用」および「光スイッチ24本体の交換が不要な障害」を想定しているため、予備系OSU15は運用中であっても、サービス断を生じない。
本実施形態において予備系OSU15が非運用中であるとしても、コントローラ19から光スイッチ制御部20への経路切替指示の内容が異なる点以外は、図12と同様のシーケンスとなる。なお、予備系OSU15が非運用中の場合はNCポート27へ接続する経路切替指示となる。
(実施形態11)
本実施形態では、実施形態10と同様の条件において、光スイッチ24のタイプのみ実施形態10とは異なり非自己保持型である場合の、再設定シーケンスを考える。図13に、本実施形態における再設定シーケンスを示す。光スイッチ24の電源ケーブルが断線すると、コントローラ19−光スイッチ制御部20間の動作は図12と同様であるが、光スイッチ24の経路が維持できないために、運用中の予備系OSU15は、配下のONU18との間のリンク断を経て、サービス断となる。このとき、図8のように、予備系OSU15は、データ通信無通知を自律的にコントローラ19へ送っても良い(S105)。
なお、光スイッチ24の電源ケーブル再接続後における、コントローラ19から光スイッチ制御部20への経路切替指示(xポートへ接続する経路切替指示)に対して(S111)、光スイッチは、図12では経路を維持しており経路切替の必要がないので、接続済み通知を回答すればよかったが、本実施形態では経路を維持できないので、このときに経路切替を行って、接続完了通知をコントローラ19へ送信することになる(S107)。
以上、実施形態9,10,11のように、光スイッチ24交換を伴わない障害発生の場合、予備系OSU15が運用中であったとしても、サービス断なしに障害を復旧できるケースがあることが分かる。ただし、光スイッチ24が非自己保持型光スイッチである場合に光スイッチ24の電源断を伴う場合は、経路維持ができないために、予備系OSU15が運用中の場合は、再設定完了までの間はサービス断となる。
本発明の情報通信産業に適用することができる。
10:光伝送路
11:PON
12:L2SW
14:OSU
15:予備系OSU
16:光カプラ
17:OLT
18:ONU
19:コントローラ
20:光スイッチ制御部
21:リンク処理部
22:切替処理部
23:光経路
24:光スイッチ
27:NCポート
28:故障検出部

Claims (10)

  1. N台(Nは自然数)の正常系OSUと、
    1台の予備系OSUと、
    複数の加入者終端装置(ONU)と、
    前記正常系OSUと前記ONUとを接続するとともに前記予備系OSUと前記ONUとを接続し、前記ONUと接続されている前記正常系OSUと前記予備系OSUとを切り替える1台の光経路切替部と、
    前記正常系OSU、前記予備系OSU及び前記光経路切替部を制御するコントローラと、
    を備えるPONシステムであって、
    前記光経路切替部は、起動完了後、前記コントローラとの間のリンクを確立するためのリンク確立要求メッセージを前記コントローラとのリンクが確立されるまで繰り返し前記コントローラへ送信し、前記コントローラからのリンク確立を許可する旨のリンク確立許可メッセージを受信するとともにリンクを確立し、リンクが確立された前記コントローラからの経路切替指示の受付を開始する、
    ことを特徴とするPONシステム。
  2. N台(Nは自然数)の正常系OSUと、
    1台の予備系OSUと、
    複数の加入者終端装置(ONU)と、
    前記正常系OSUと前記ONUとを接続するとともに前記予備系OSUと前記ONUとを接続し、前記ONUと接続されている前記正常系OSUと前記予備系OSUとを切り替える1台の光経路切替部と、
    前記正常系OSU、前記予備系OSU及び前記光経路切替部を制御するコントローラと、
    を備えるPONシステムであって、
    前記コントローラは、起動完了後、前記光経路切替部との間のリンクを確立するためのリンク確立要求メッセージを、前記光経路切替部とのリンクが確立されるまで繰り返し送信し、
    前記光経路切替部は、前記リンク確立要求メッセージを受信すると、前記コントローラとのリンクを確立し、前記コントローラとのリンクの確立が完了した旨のリンク確立完了メッセージを前記コントローラへ送信するとともに、前記コントローラからの経路切替指示の受付を開始し、
    前記コントローラは、前記リンク確立完了メッセージを受信すると、前記光経路切替部とのリンクを確立し、前記経路切替指示を送信を開始する、
    ことを特徴とするPONシステム。
  3. N台(Nは自然数)の正常系OSUと、
    1台の予備系OSUと、
    複数の加入者終端装置(ONU)と、
    前記正常系OSUと前記ONUとを接続するとともに前記予備系OSUと前記ONUとを接続し、前記ONUと接続されている前記正常系OSUと前記予備系OSUとを切り替える1台の光経路切替部と、
    前記正常系OSU、前記予備系OSU及び前記光経路切替部を制御するコントローラと、
    を備えるPONシステムであって、
    前記コントローラは、起動完了後、前記予備系OSUが運用中であるかどうかを問い合わせるためのデータ通信有無問合せメッセージを、前記予備系OSUからの回答を受信するまで前記予備系OSUへ繰り返し送信し、
    前記予備系OSUは、前記データ通信有無問合せメッセージを受信すると、運用中であればデータ通信有メッセージを、非運用中であればデータ通信無メッセージを、前記コントローラへ送信する、
    ことを特徴とするPONシステム。
  4. 前記コントローラは、前記光経路切替部とのリンク確立の完了及び前記予備系OSUの前記データ通信有メッセージ又は前記データ通信無メッセージの受信を共に完了した時点で、受信した前記データ通信有メッセージ又は前記データ通信無メッセージに応じて前記予備系OSUと前記ONUとの通信経路を指示する経路切替指示を前記光経路切替部へ送信し、
    前記光経路切替部は、前記経路切替指示に従って前記予備系OSUと前記ONUとの経路を切り替え、経路の切替が完了すると接続完了通知を前記コントローラへ送信し、
    前記コントローラは、前記接続完了通知の受信をもって、前記光経路切替部との設定シーケンスを完了する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のPONシステム。
  5. 前記コントローラは、前記光経路切替部とのリンク確立の完了後、前記光経路切替部と前記コントローラとの間で前記光経路切替部の運用状態が正常であることを確認する旨のKeep−alive確認メッセージを前記光経路切替部に送信し、
    前記光経路切替部からの前記光経路切替部の運用状態が正常であることを回答する旨のKeep−alive回答メッセージの未受信を検出した場合、前記光経路切替部とのリンクを断するとともに、前記光経路切替部とのリンクを再確立するために、リンク確立要求メッセージの送信を開始するか又は前記光経路切替部からの前記リンク確立要求メッセージを待つ、
    ことを特徴とする請求項4に記載のPONシステム。
  6. 前記コントローラは、前記光経路切替部とのリンク確立の完了後に前記光経路切替部とのリンクが断した場合、前記光経路切替部とリンクの再確立を行い、前記データ通信有メッセージ又は前記データ通信無メッセージを受信していれば、前記光経路切替部とのリンクの再確立が完了した時点で、前記データ通信有無問合せメッセージの送信をすることなく前記経路切替指示を前記光経路切替部へ送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のPONシステム。
  7. 前記コントローラは、前記データ通信無メッセージを受信した場合には、前記予備系OSUと前記ONU間のリンクを断する経路へ切り替える旨の指示を前記経路切替指示として送信し、
    前記データ通信有メッセージを受信した場合には、前記予備系OSUと任意の前記ONUとの間のリンクが確立する経路を、切り替える旨の指示を前記経路切替指示として送信し、
    前記光経路切替部は、前記経路切替指示を受信すると、経路切替可能な場合はその指示に応じて経路を切り替え、経路の切り替えが完了したら接続完了通知を前記コントローラへ送信する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のPONシステム。
  8. 前記コントローラは、前記データ通信無メッセージを受信した場合、前記光経路切替部とのリンクを確立後かつ前記経路切替指示の送信前に、現在の経路接続の位置を問合せる旨の経路接続位置問合せを前記光経路切替部に送信し、
    前記光経路切替部は、前記コントローラからの前記経路接続位置問合せに対して、前記予備系OSUと接続されているポートを回答し、
    前記コントローラは、前記経路接続位置問合せに対する回答が前記ONUとリンクしないポートである場合は、前記経路切替指示の送信を省略する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のPONシステム。
  9. 前記コントローラは、前記経路接続位置問合せに対する回答が、任意の前記正常系OSU(OSUx)配下の任意の前記ONU(ONUx)とのリンクを確立するポートであり、かつ前記OSUx配下の前記ONUとの間でデータ通信中の状態である旨の前記データ通信有メッセージを受信した場合には、前記経路切替指示の送信を省略する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のPONシステム。
  10. 前記予備系OSUは、前記ONUxとの間でデータ通信を行っている運用中の状態において、それら全てのONUとのリンクが同時に断した場合は、前記データ通信有無問合せメッセージを受信しなくても、自律的に、前記データ通信無メッセージを前記コントローラへ送信する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のPONシステム。
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