JPH10126223A - モノリシックmos−sc回路 - Google Patents
モノリシックmos−sc回路Info
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- JPH10126223A JPH10126223A JP9269853A JP26985397A JPH10126223A JP H10126223 A JPH10126223 A JP H10126223A JP 9269853 A JP9269853 A JP 9269853A JP 26985397 A JP26985397 A JP 26985397A JP H10126223 A JPH10126223 A JP H10126223A
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- oscillator
- transistor
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- operational amplifier
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H19/00—Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
- H03H19/004—Switched capacitor networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MOS−SC回路のセットリング時間、相互
コンダクタンス、キャパシタンスの値を適切に設計す
る。 【構成】 設けられている少なくとも1つのオペアンプ
は、その遮断(暗)電流ないし静止電流を決め、そして
永続的ないし永久的に導通状態で動作するトランジスタ
として実現される抵抗器を含んでいる。オンチップクロ
ックオシレータは、クロック信号を発生する。このオシ
レータは、その周波数が、永続的ないし永久的に導通状
態において動作するトランジスタとして実現されるオシ
レータ抵抗とそしてオシレータキャパシタとによって決
められるRCクロックオシレータであるか、又は、その
周波数がオペアンプの遮断(暗)電流ないし静止電流に
よって決められる電流制御クロックオシレータであって
もよい。
コンダクタンス、キャパシタンスの値を適切に設計す
る。 【構成】 設けられている少なくとも1つのオペアンプ
は、その遮断(暗)電流ないし静止電流を決め、そして
永続的ないし永久的に導通状態で動作するトランジスタ
として実現される抵抗器を含んでいる。オンチップクロ
ックオシレータは、クロック信号を発生する。このオシ
レータは、その周波数が、永続的ないし永久的に導通状
態において動作するトランジスタとして実現されるオシ
レータ抵抗とそしてオシレータキャパシタとによって決
められるRCクロックオシレータであるか、又は、その
周波数がオペアンプの遮断(暗)電流ないし静止電流に
よって決められる電流制御クロックオシレータであって
もよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、以下にMOS−S
C回路と略される、エンハンスメントモードの絶縁型ゲ
ート形電界効果トランジスタによってモノリシック的に
集積された、そのため半導体チップ上およびチップ内に
実現された、スイッチキャパシタ回路に関する。
C回路と略される、エンハンスメントモードの絶縁型ゲ
ート形電界効果トランジスタによってモノリシック的に
集積された、そのため半導体チップ上およびチップ内に
実現された、スイッチキャパシタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】そのような、MOS−SC回路の基本部
分は、その遮断(暗)電流ないし静止電流(quies
cent current)が抵抗器によって、または
電流ミラーの一部である定電流源によって決められるオ
ペアンプと、クロック信号を発生するためのオンチップ
クロックオシレータ、またはその周波数がオシレータ抵
抗器およびオシレータキャパシタによって決められるR
Cクロックオシレータと、信号入力および信号出力との
間に接続されたキャパシタと、そしてクロック信号によ
ってクロックされるそれぞれのオペアンプによって、動
作の間にチャージまたはディスチャージされる、それぞ
れのキャパシタを通るトランジスタの形態のスイッチと
である。
分は、その遮断(暗)電流ないし静止電流(quies
cent current)が抵抗器によって、または
電流ミラーの一部である定電流源によって決められるオ
ペアンプと、クロック信号を発生するためのオンチップ
クロックオシレータ、またはその周波数がオシレータ抵
抗器およびオシレータキャパシタによって決められるR
Cクロックオシレータと、信号入力および信号出力との
間に接続されたキャパシタと、そしてクロック信号によ
ってクロックされるそれぞれのオペアンプによって、動
作の間にチャージまたはディスチャージされる、それぞ
れのキャパシタを通るトランジスタの形態のスイッチと
である。
【0003】上に説明された2つの型式のクロックオシ
レータを持つMOS−SC回路の場合においては、それ
らの周波数および/またはそれらの周波数安定度は、そ
れほどクリティカルなものではない。たとえば、そのよ
うなMOS−SC回路はSCアナログ/ディジタルコン
バータ、またはSCディジタル/アナログコンバータま
たは1994年11月18日の米国特許出願第SN 0
8/342,218号で説明されている回路である。
レータを持つMOS−SC回路の場合においては、それ
らの周波数および/またはそれらの周波数安定度は、そ
れほどクリティカルなものではない。たとえば、そのよ
うなMOS−SC回路はSCアナログ/ディジタルコン
バータ、またはSCディジタル/アナログコンバータま
たは1994年11月18日の米国特許出願第SN 0
8/342,218号で説明されている回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特にこの型式のMOS
−SC回路のモノリシック実現においては、すなわちデ
ザインと呼ばれる、個々の半導体層の実際のレイアウト
を描き、そしてそのために必要なマスクを露光し、そし
て拡散するときに、そして実際の技術的な半導体処理段
階を選択するときに、以下のような各問題点が発生す
る。
−SC回路のモノリシック実現においては、すなわちデ
ザインと呼ばれる、個々の半導体層の実際のレイアウト
を描き、そしてそのために必要なマスクを露光し、そし
て拡散するときに、そして実際の技術的な半導体処理段
階を選択するときに、以下のような各問題点が発生す
る。
【0005】a)セットリング時間によって生じるエラ
ーは、たとえば0.1%の量まで充分に小さいため、一
方ではオペアンプのセットリング時間は充分に短くされ
るべきであり、他方では電力要求は必要とされるものよ
り大きく、そしてノイズ感度はノイズ帯域が増加するに
従って増加するため、セットリング時間はそれほど短く
はできない。
ーは、たとえば0.1%の量まで充分に小さいため、一
方ではオペアンプのセットリング時間は充分に短くされ
るべきであり、他方では電力要求は必要とされるものよ
り大きく、そしてノイズ感度はノイズ帯域が増加するに
従って増加するため、セットリング時間はそれほど短く
はできない。
【0006】b)製造されるオペアンプの実際のセット
リング時間は、その遮断(暗)電流ないし静止電流を規
定する抵抗の実際的に実現された値によって、または定
電流源の電流の実際に実現された値によって決められ、
このための各場合における製造許容差は、20%の範囲
にある。
リング時間は、その遮断(暗)電流ないし静止電流を規
定する抵抗の実際的に実現された値によって、または定
電流源の電流の実際に実現された値によって決められ、
このための各場合における製造許容差は、20%の範囲
にある。
【0007】c)個々のトランジスタの実際の相互コン
ダクタンスは基本的に、個々の半導体領域のドーピング
の許容差に、製造された、または沈着された二酸化シリ
コン、すなわちゲート領域の外側に存在している、換言
すると、フィールドオキサイドと呼ばれる、の厚さの許
容差に、ゲートスレッショールド電圧の許容差に、そし
てチャンネル長さの許容差に依存しており、これらのた
めの製造許容差は50%の範囲に存在する。
ダクタンスは基本的に、個々の半導体領域のドーピング
の許容差に、製造された、または沈着された二酸化シリ
コン、すなわちゲート領域の外側に存在している、換言
すると、フィールドオキサイドと呼ばれる、の厚さの許
容差に、ゲートスレッショールド電圧の許容差に、そし
てチャンネル長さの許容差に依存しており、これらのた
めの製造許容差は50%の範囲に存在する。
【0008】d)キャパシタの容量の許容差の実際的な
値は、普通20%までの量である。
値は、普通20%までの量である。
【0009】e)スイッチを実現するトランジスタの導
通状態における抵抗値、すなわちそれらのそれぞれのオ
ン抵抗と呼ばれる、は一方において、これと組み合わせ
られるキャパシタによって形成される時定数が充分に小
さくなるよう、充分に小さくなければならず、そして他
方においてはクロックフィードスルーおよびより大きな
漏れは必要以上の影響を生じさせるため、それほど小さ
くされる必要はない。
通状態における抵抗値、すなわちそれらのそれぞれのオ
ン抵抗と呼ばれる、は一方において、これと組み合わせ
られるキャパシタによって形成される時定数が充分に小
さくなるよう、充分に小さくなければならず、そして他
方においてはクロックフィードスルーおよびより大きな
漏れは必要以上の影響を生じさせるため、それほど小さ
くされる必要はない。
【0010】f)個々のスイッチキャパシタ素子の時定
数は、それぞれのオペアンプのセットリング時間ととも
に、そしてさらに、動作温度および動作電圧も実際の値
とともに、全体的なセットリング時間を決める。この場
合において、それぞれのスイッチキャパシタオペアンプ
ユニットは、クロックオシレータによって発生されたパ
ルスにより、決められる時間間隔内に安定する必要があ
る。この場合において、前に説明された全ての許容差
は、影響を与えるか、または配慮されなければならず、
これらは上に説明されたところによれば、50%の範囲
内にある必要がある。この場合において、オンチップR
Cクロックオシレータの周波数の許容差は20%から3
0%の範囲に存在する。
数は、それぞれのオペアンプのセットリング時間ととも
に、そしてさらに、動作温度および動作電圧も実際の値
とともに、全体的なセットリング時間を決める。この場
合において、それぞれのスイッチキャパシタオペアンプ
ユニットは、クロックオシレータによって発生されたパ
ルスにより、決められる時間間隔内に安定する必要があ
る。この場合において、前に説明された全ての許容差
は、影響を与えるか、または配慮されなければならず、
これらは上に説明されたところによれば、50%の範囲
内にある必要がある。この場合において、オンチップR
Cクロックオシレータの周波数の許容差は20%から3
0%の範囲に存在する。
【0011】g)SC回路の上に説明された許容差、お
よび最後に説明されたクロックオシレータの許容差が、
一般的には互いに相関しておらず、そして加えられるも
のであるため、考慮するべきより大きな許容範囲は、上
に説明されたデザインに関しては最悪ポイントから得ら
れる結果となる。この状況は、クロック信号の周期とオ
ペアンプのセットリング時間の必要とされる標準的な値
との間の差異によって説明され、この差異は、この場
合、マージンMとして考慮され、そして最悪の場合80
%の範囲に存在する。SC回路の上に説明された許容
差、およびクロックオシレータの許容差が互いに相関し
ているとしても、30%の最善のマージンが達成され
る。
よび最後に説明されたクロックオシレータの許容差が、
一般的には互いに相関しておらず、そして加えられるも
のであるため、考慮するべきより大きな許容範囲は、上
に説明されたデザインに関しては最悪ポイントから得ら
れる結果となる。この状況は、クロック信号の周期とオ
ペアンプのセットリング時間の必要とされる標準的な値
との間の差異によって説明され、この差異は、この場
合、マージンMとして考慮され、そして最悪の場合80
%の範囲に存在する。SC回路の上に説明された許容
差、およびクロックオシレータの許容差が互いに相関し
ているとしても、30%の最善のマージンが達成され
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1項
記載の構成要件により解決される。
記載の構成要件により解決される。
【0013】即ち、本発明は、設計における許容差範囲
または考慮されるべきマージンを著しく節減させること
により、これらの課題を解決するものである。
または考慮されるべきマージンを著しく節減させること
により、これらの課題を解決するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】この目的のために、エンハンスメ
ントモードの絶縁型ゲート電界効果トランジスタによる
モノリシックに集積されたスイッチキャパシタ回路にお
いて、本発明は、少なくとも1つのオペアンプを有し、
これはその遮断(暗)電流ないし静止電流を決め、そし
て永続的ないし永久的な導通状態において動作するトラ
ンジスタとして実現される抵抗器を含み、クロック信号
を発生させるためのオンチップクロックオシレータを有
し、これはその周波数が、永続的ないし永久的な導通状
態において動作するトランジスタとして実現されるオシ
レータ抵抗器およびオシレータキャパシタによって決め
られるRCクロックオシレータであるか、またはその周
波数がオペアンプの静止電流によって決められる電流制
御クロックオシレータのいずれかであり、少なくとも1
つのキャパシタを持ち、そしてトランジスタの形態の少
なくとも1つのスイッチを持ち、クロック信号によって
クロックされるオペアンプによって動作している間に、
これを通してキャパシタがチャージまたはディスチャー
ジされる。
ントモードの絶縁型ゲート電界効果トランジスタによる
モノリシックに集積されたスイッチキャパシタ回路にお
いて、本発明は、少なくとも1つのオペアンプを有し、
これはその遮断(暗)電流ないし静止電流を決め、そし
て永続的ないし永久的な導通状態において動作するトラ
ンジスタとして実現される抵抗器を含み、クロック信号
を発生させるためのオンチップクロックオシレータを有
し、これはその周波数が、永続的ないし永久的な導通状
態において動作するトランジスタとして実現されるオシ
レータ抵抗器およびオシレータキャパシタによって決め
られるRCクロックオシレータであるか、またはその周
波数がオペアンプの静止電流によって決められる電流制
御クロックオシレータのいずれかであり、少なくとも1
つのキャパシタを持ち、そしてトランジスタの形態の少
なくとも1つのスイッチを持ち、クロック信号によって
クロックされるオペアンプによって動作している間に、
これを通してキャパシタがチャージまたはディスチャー
ジされる。
【0015】本発明の望ましい実施例においては、永続
的ないし永久的に導通状態にあるトランジスタは、適切
にバイアスされたCMOS伝達ゲートによって実現され
る。
的ないし永久的に導通状態にあるトランジスタは、適切
にバイアスされたCMOS伝達ゲートによって実現され
る。
【0016】このため、上に説明された課題を解決する
ために、本発明によれば、オペアンプの遮断(暗)電流
ないし静止電流を決める抵抗器および周波数共同決定オ
シレータ抵抗器の両方はそれぞれ、永続的ないし永久的
に導通状態となって動作するMOSトランジスタのオン
抵抗として実現される。
ために、本発明によれば、オペアンプの遮断(暗)電流
ないし静止電流を決める抵抗器および周波数共同決定オ
シレータ抵抗器の両方はそれぞれ、永続的ないし永久的
に導通状態となって動作するMOSトランジスタのオン
抵抗として実現される。
【0017】本発明の1つの利点は、SC回路の速度が
クロック信号の周期に追従するため、許容差範囲または
マージンが10%に向かうことができることである。
クロック信号の周期に追従するため、許容差範囲または
マージンが10%に向かうことができることである。
【0018】結果的に、さらに別の利点は、オペアンプ
のより狭い帯域を考慮すると、アリエーシングによって
生ずるノイズスペクトルがクロック信号の周波数よりも
上の周波数範囲においてはより少なく広がっているよう
に見えることである。さらに、目に前に説明された電力
要求は、節減され、そして前に説明されたクロックフィ
ードスルーは、最も大きな可能性をもって回避される。
のより狭い帯域を考慮すると、アリエーシングによって
生ずるノイズスペクトルがクロック信号の周波数よりも
上の周波数範囲においてはより少なく広がっているよう
に見えることである。さらに、目に前に説明された電力
要求は、節減され、そして前に説明されたクロックフィ
ードスルーは、最も大きな可能性をもって回避される。
【0019】
【実施例】本発明およびそのさらなる特徴は、図面を参
照しながらさらに詳細に説明される。図面の中において
は、同等な、または共通的に対応する部分は同じ参照記
号が付与されている。
照しながらさらに詳細に説明される。図面の中において
は、同等な、または共通的に対応する部分は同じ参照記
号が付与されている。
【0020】図1aは、その上にSC回路が構築され
る、基本的な広範なSC回路として理解されることがで
きる簡単なSC回路の回路図を示している。入力Eは、
一方において第1切り替えスイッチ1の第1スイッチン
グパス1Cを通して、第1キャパシタK1の第1端子に
接続され、そして他方において、第2スイッチングパス
1Oを通して基準電圧Vref、これはたとえば回路の
ゼロポイントの電位、に接続されることができる。
る、基本的な広範なSC回路として理解されることがで
きる簡単なSC回路の回路図を示している。入力Eは、
一方において第1切り替えスイッチ1の第1スイッチン
グパス1Cを通して、第1キャパシタK1の第1端子に
接続され、そして他方において、第2スイッチングパス
1Oを通して基準電圧Vref、これはたとえば回路の
ゼロポイントの電位、に接続されることができる。
【0021】第1キャパシタK1の第2端子は、一方に
おいて、第2切り替えスイッチ2の第1スイッチングパ
ス2Oを通してオペアンプ3の反転入力に接続されるこ
とができ、そして他方においては、第2スイッチングパ
ス2Cを通して基準電位Vrefに接続されることがで
きる。オペアンプ3の非反転入力は基準電位Vrefに
接続される。オペアンプ3の出力Aは、第2キャパシタ
K2を通してその反転入力に接続され、そしてその結果
として第1キャパシタK1の第2端子にも接続される。
おいて、第2切り替えスイッチ2の第1スイッチングパ
ス2Oを通してオペアンプ3の反転入力に接続されるこ
とができ、そして他方においては、第2スイッチングパ
ス2Cを通して基準電位Vrefに接続されることがで
きる。オペアンプ3の非反転入力は基準電位Vrefに
接続される。オペアンプ3の出力Aは、第2キャパシタ
K2を通してその反転入力に接続され、そしてその結果
として第1キャパシタK1の第2端子にも接続される。
【0022】図1aに示されている2つの切り替えスイ
ッチ1、2のスイッチ位置においては、第1キャパシタ
K1は入力Eに現れる信号によってチャージされる。も
し、この2つの切り換えスイッチ1、2がそれらの他の
スイッチ位置に動くならば、このチャージは中断される
かまたは終了し、そして第1キャパシタK1に蓄積され
ていたチャージは第2キャパシタK2に向かう。
ッチ1、2のスイッチ位置においては、第1キャパシタ
K1は入力Eに現れる信号によってチャージされる。も
し、この2つの切り換えスイッチ1、2がそれらの他の
スイッチ位置に動くならば、このチャージは中断される
かまたは終了し、そして第1キャパシタK1に蓄積され
ていたチャージは第2キャパシタK2に向かう。
【0023】CMOS伝達ゲートは、SC回路の切り替
えスイッチの導通および非導通を望ましく実現させる例
として働くことができ、知られているとおり、CMOS
伝達ゲートは、集積されたCMOS回路の、すなわちコ
ンプレメンタリエンハンスメントモード絶縁型ゲート電
界効果トランジスタを持つ集積回路の、部分回路であ
る。しかし、一様な導通形式の電界効果トランジスタも
またスイッチングパスを実現するために用いることがで
きる。
えスイッチの導通および非導通を望ましく実現させる例
として働くことができ、知られているとおり、CMOS
伝達ゲートは、集積されたCMOS回路の、すなわちコ
ンプレメンタリエンハンスメントモード絶縁型ゲート電
界効果トランジスタを持つ集積回路の、部分回路であ
る。しかし、一様な導通形式の電界効果トランジスタも
またスイッチングパスを実現するために用いることがで
きる。
【0024】図1bおよび図1cは、CMOS伝達ゲー
トによって、開かれた、そして閉じられたスイッチング
パスSOおよびSCそれぞれの実現方法を示している。
これはPチャンネルトランジスタTpおよびNチャンネ
ルトランジスタTnの制御電流パスによって形成された
並列回路を含んでいる。
トによって、開かれた、そして閉じられたスイッチング
パスSOおよびSCそれぞれの実現方法を示している。
これはPチャンネルトランジスタTpおよびNチャンネ
ルトランジスタTnの制御電流パスによって形成された
並列回路を含んでいる。
【0025】図1bに示すように、両方のトランジスタ
はスイッチオフとなっており、そしてその結果両方の電
流パスは非導通状態となるために、知られている通り電
圧VDDがPチャンネルトランジスタTpのゲートに現
れており、そして同時に、電圧VSSがNチャンネルト
ランジスタTnのゲートに存在している。電圧V
DDは、PチャンネルトランジスタTpのゲートスレッ
ショールド電圧よりも著しく負であり、そして電圧V
SSはNチャンネルトランジスタTnのゲートスレッシ
ョールド電圧よりも著しく正である。
はスイッチオフとなっており、そしてその結果両方の電
流パスは非導通状態となるために、知られている通り電
圧VDDがPチャンネルトランジスタTpのゲートに現
れており、そして同時に、電圧VSSがNチャンネルト
ランジスタTnのゲートに存在している。電圧V
DDは、PチャンネルトランジスタTpのゲートスレッ
ショールド電圧よりも著しく負であり、そして電圧V
SSはNチャンネルトランジスタTnのゲートスレッシ
ョールド電圧よりも著しく正である。
【0026】図1cによれば、2つのトランジスタの両
方の電流パスが導通状態となるために、電圧VSSがP
チャンネルトランジスタTpのゲートに現れており、そ
して同時に電圧VDDがNチャンネルトランジスタTn
のゲートに現れている。電圧VDDは、Pチャンネルト
ランジスタTpのゲートスレッショールド電圧よりも著
しくより正であり、そして電圧VSSは、Pチャンネル
トランジスタTnのゲートスレッショールド電圧よりも
著しくより負である。その結果、2つのスイッチオンの
コンプリメンタリトランジスタは、通常10kΩの程度
の大きさの値を持つことができる抵抗RONを実現す
る。
方の電流パスが導通状態となるために、電圧VSSがP
チャンネルトランジスタTpのゲートに現れており、そ
して同時に電圧VDDがNチャンネルトランジスタTn
のゲートに現れている。電圧VDDは、Pチャンネルト
ランジスタTpのゲートスレッショールド電圧よりも著
しくより正であり、そして電圧VSSは、Pチャンネル
トランジスタTnのゲートスレッショールド電圧よりも
著しくより負である。その結果、2つのスイッチオンの
コンプリメンタリトランジスタは、通常10kΩの程度
の大きさの値を持つことができる抵抗RONを実現す
る。
【0027】図2は、RCオシレータの基本的な回路図
を描いている。オシレータ抵抗器WOを通して、オシレ
ータ切り替えスイッチSOは、オシレータキャパシタK
Oを電圧VDDおよびVSSとの間で戻し、また前進切
り替えを行う。自由走行方法において、これを行うため
に、オシレータ抵抗器WOと、オシレータキャパシタK
Oとの間の接続ポイントは、シュミットトリガ4の入力
に接続され、この出力はオシレータ切り替えスイッチS
Oの制御入力に接続される。こうして方形波信号がこの
出力に生じ、この方形波信号の周波数は基本的に抵抗器
WOとキャパシタKOとによって形成されるRC素子の
時定数によって決められる。知られているとおり、これ
は抵抗器WOの値RとキャパシタKOの値Cとの積に等
しい。
を描いている。オシレータ抵抗器WOを通して、オシレ
ータ切り替えスイッチSOは、オシレータキャパシタK
Oを電圧VDDおよびVSSとの間で戻し、また前進切
り替えを行う。自由走行方法において、これを行うため
に、オシレータ抵抗器WOと、オシレータキャパシタK
Oとの間の接続ポイントは、シュミットトリガ4の入力
に接続され、この出力はオシレータ切り替えスイッチS
Oの制御入力に接続される。こうして方形波信号がこの
出力に生じ、この方形波信号の周波数は基本的に抵抗器
WOとキャパシタKOとによって形成されるRC素子の
時定数によって決められる。知られているとおり、これ
は抵抗器WOの値RとキャパシタKOの値Cとの積に等
しい。
【0028】図3は、本発明の1つの特色によるRCク
ロックオシレータの、図2の回路に大きく相当する回路
図を示している。図2との違いは、抵抗器WOが図1c
による永続的ないし永久的にスイッチオンのCMOS伝
達ゲートによって実現されていることであり、その結果
として抵抗器WOの値Rに関してR=RONが成り立っ
ている。
ロックオシレータの、図2の回路に大きく相当する回路
図を示している。図2との違いは、抵抗器WOが図1c
による永続的ないし永久的にスイッチオンのCMOS伝
達ゲートによって実現されていることであり、その結果
として抵抗器WOの値Rに関してR=RONが成り立っ
ている。
【0029】図4は、CMOS技術を用いて実現した通
常の電流制御クロックオシレータの基本的な回路図を示
している。この場合には、図2および図3による抵抗器
WOはCMOS電流ミラーによって置換されている。後
者は、Pチャンネル抵抗器P1およびNチャンネルトラ
ンジスタN1、ならびにさらに別のPチャンネルトラン
ジスタP2およびさらに別のNチャンネルトランジスタ
N2によって形成される直列回路を含んでいる。
常の電流制御クロックオシレータの基本的な回路図を示
している。この場合には、図2および図3による抵抗器
WOはCMOS電流ミラーによって置換されている。後
者は、Pチャンネル抵抗器P1およびNチャンネルトラ
ンジスタN1、ならびにさらに別のPチャンネルトラン
ジスタP2およびさらに別のNチャンネルトランジスタ
N2によって形成される直列回路を含んでいる。
【0030】この直列回路において、Pチャンネルトラ
ンジスタP1の、そしてNチャンネルトランジスタN1
の制御電流パスは、PチャンネルトランジスタP1のド
レインが電圧VDDに接続され、そしてNチャンネルト
ランジスタN1のソースが電圧VSSに接続されるよう
な方法で直列に接続されている。
ンジスタP1の、そしてNチャンネルトランジスタN1
の制御電流パスは、PチャンネルトランジスタP1のド
レインが電圧VDDに接続され、そしてNチャンネルト
ランジスタN1のソースが電圧VSSに接続されるよう
な方法で直列に接続されている。
【0031】同様に、PチャンネルトランジスタP2の
ドレインは、電圧VDDに接続され、そしてNチャンネ
ルトランジスタN2のソースは、同様に、電圧VSSに
接続される。2つのNチャンネルトランジスタN1、N
2のゲートは、互いに接続され、そしてさらに直列回路
の2つのトランジスタの間の接合ポイントに、すなわち
NチャンネルトランジスタN1のドレインとPチャンネ
ルトランジスタP1のソースに、接続される。2つのP
チャンネルトランジスタP1、P2のそれぞれのゲート
もまたこの接合ポイントに接続される。
ドレインは、電圧VDDに接続され、そしてNチャンネ
ルトランジスタN2のソースは、同様に、電圧VSSに
接続される。2つのNチャンネルトランジスタN1、N
2のゲートは、互いに接続され、そしてさらに直列回路
の2つのトランジスタの間の接合ポイントに、すなわち
NチャンネルトランジスタN1のドレインとPチャンネ
ルトランジスタP1のソースに、接続される。2つのP
チャンネルトランジスタP1、P2のそれぞれのゲート
もまたこの接合ポイントに接続される。
【0032】さらに別のPチャンネルトランジスタP2
のソースは、切り替えスイッチSOの第1入力に接続さ
れ、そしてさらに別のNチャンネルトランジスタN2の
ドレインは切り替えスイッチSOの第2入力に接続され
る。後者の出力は、図3に示されるように、シュミット
トリガ4の入力に、そしてキャパシタKOに接続され
る。
のソースは、切り替えスイッチSOの第1入力に接続さ
れ、そしてさらに別のNチャンネルトランジスタN2の
ドレインは切り替えスイッチSOの第2入力に接続され
る。後者の出力は、図3に示されるように、シュミット
トリガ4の入力に、そしてキャパシタKOに接続され
る。
【0033】電圧VDDとPチャンネルトランジスタP
1のゲートとの間に存在するのは、バイアス電圧Vbで
あり、これはこのトランジスタの中を流れる遮断(暗)
電流ないし静止電流IOを共同決定する。この遮断
(暗)電流ないし静止電流IOは、こうして、バイアス
電圧Vbによってユーザーによりセットされることがで
きる。
1のゲートとの間に存在するのは、バイアス電圧Vbで
あり、これはこのトランジスタの中を流れる遮断(暗)
電流ないし静止電流IOを共同決定する。この遮断
(暗)電流ないし静止電流IOは、こうして、バイアス
電圧Vbによってユーザーによりセットされることがで
きる。
【0034】電流ミラーの公知特性を考慮すると、この
遮断(暗)電流ないし静止電流IOは、また、図4に描
かれているように切り替えスイッチSOが描かれている
位置にあって、そしてその結果キャパシタKOをチャー
ジするならば、さらに別のPチャンネルトランジスタP
2内をも流れることになる。
遮断(暗)電流ないし静止電流IOは、また、図4に描
かれているように切り替えスイッチSOが描かれている
位置にあって、そしてその結果キャパシタKOをチャー
ジするならば、さらに別のPチャンネルトランジスタP
2内をも流れることになる。
【0035】シュミットトリガ4が、切り替えスイッチ
SOをその別のスイッチ位置に切り替えるとき、キャパ
シタKOは、遮断(暗)電流ないし静止電流IOによっ
て再びチャージされる。この遮断(暗)電流ないし静止
電流はまた、NチャンネルトランジスタN1の中をも流
れ、そして電流ミラー特性がこれを要求するために、こ
の遮断(暗)電流ないし静止電流IOは、今や、さらに
別のNチャンネルトランジスタN2を通して流れる。
SOをその別のスイッチ位置に切り替えるとき、キャパ
シタKOは、遮断(暗)電流ないし静止電流IOによっ
て再びチャージされる。この遮断(暗)電流ないし静止
電流はまた、NチャンネルトランジスタN1の中をも流
れ、そして電流ミラー特性がこれを要求するために、こ
の遮断(暗)電流ないし静止電流IOは、今や、さらに
別のNチャンネルトランジスタN2を通して流れる。
【0036】図5は、オペアンプの基本的素子として、
Pトランジスタを用いて実現される、簡単な作動アンプ
の基本的な回路図を示している。作動アンプは、2つの
増幅トランジスタV1、V2を含んでおり、それらのド
レインは、互いに接続されており、そして定電流トラン
ジスタV3の制御遮断(暗)電流ないし静止電流パスを
通して、電圧VDDに結合される。トランジスタV3の
ゲートと電圧VDDとの間に存在するのは、バイアス電
圧Vb1であり、これはこのトランジスタの中を流れる
遮断(暗)電流ないし静止電流Ibを共同決定する。結
果としてこの場合にもまた、遮断(暗)電流ないし静止
電流Ibはバイアス電圧Vb1によってユーザーにより
セットされることができる。
Pトランジスタを用いて実現される、簡単な作動アンプ
の基本的な回路図を示している。作動アンプは、2つの
増幅トランジスタV1、V2を含んでおり、それらのド
レインは、互いに接続されており、そして定電流トラン
ジスタV3の制御遮断(暗)電流ないし静止電流パスを
通して、電圧VDDに結合される。トランジスタV3の
ゲートと電圧VDDとの間に存在するのは、バイアス電
圧Vb1であり、これはこのトランジスタの中を流れる
遮断(暗)電流ないし静止電流Ibを共同決定する。結
果としてこの場合にもまた、遮断(暗)電流ないし静止
電流Ibはバイアス電圧Vb1によってユーザーにより
セットされることができる。
【0037】遮断(暗)電流ないし静止電流I1および
I2それぞれは、アンプトランジスタV1の中を、そし
てアンプトランジスタV2の中を流れ、この場合作動ア
ンプの特性により、それら2つの電流の和は、一定であ
り、そして遮断(暗)電流ないし静止電流Ibに等し
い。
I2それぞれは、アンプトランジスタV1の中を、そし
てアンプトランジスタV2の中を流れ、この場合作動ア
ンプの特性により、それら2つの電流の和は、一定であ
り、そして遮断(暗)電流ないし静止電流Ibに等し
い。
【0038】I1+I2=Ib=一定 遮断(暗)電流ないし静止電流Ibは、アンプトランジ
スタV1、V2のそれぞれのゲートに現れる可変信号V
i1、Vi2の間の差の関数として2つのアンプトラン
ジスタV1、V2の間で分割され、結果として変化する
電流I1、I2がそれらの中を流れる。それらの電流I
1、I2はさらに、そのオペアンプの別の段に、または
集積された回路の他の段に提供される。
スタV1、V2のそれぞれのゲートに現れる可変信号V
i1、Vi2の間の差の関数として2つのアンプトラン
ジスタV1、V2の間で分割され、結果として変化する
電流I1、I2がそれらの中を流れる。それらの電流I
1、I2はさらに、そのオペアンプの別の段に、または
集積された回路の他の段に提供される。
【0039】そのような作動アンプの相互コンダクタン
スgmに関して、以下が成立する。
スgmに関して、以下が成立する。
【0040】
【数1】
【0041】ここにおいて、βpは作製、生産上要求さ
れた定数である。
れた定数である。
【0042】作動アンプ基本素子を基にしたオペアンプ
を実現する種々の可能な方法が説明されたとはいえ、オ
ペアンプの相互コンダクタンスは常に、作動アンプ基本
素子の相互コンダクタンスの関数である。このため、オ
ペアンプの帯域幅、または極周波数fpは、fpに関し
てfp=gm/(2πc)が成立するため、遮断(暗)
電流ないし静止電流Ibの関数であり、ここでアンプ出
力の容量性負荷がcによって表されている。
を実現する種々の可能な方法が説明されたとはいえ、オ
ペアンプの相互コンダクタンスは常に、作動アンプ基本
素子の相互コンダクタンスの関数である。このため、オ
ペアンプの帯域幅、または極周波数fpは、fpに関し
てfp=gm/(2πc)が成立するため、遮断(暗)
電流ないし静止電流Ibの関数であり、ここでアンプ出
力の容量性負荷がcによって表されている。
【0043】2段アンプの場合においては、cは既知の
ミラーキャパシタンスである。全ての場合において、容
量性負荷cはSC回路において、そしてクロックオシレ
ータにおいて用いられる他のキャパシタと同じ型式のも
のであるべきである。
ミラーキャパシタンスである。全ての場合において、容
量性負荷cはSC回路において、そしてクロックオシレ
ータにおいて用いられる他のキャパシタと同じ型式のも
のであるべきである。
【0044】図6は、MOSまたはCMOSオペアンプ
の異なる簡単な遮断(暗)電流ないし静止電流セッティ
ング回路の回路図を示している。図6aは、Pチャンネ
ルトランジスタPを示しており、その制御電流パスは電
圧VDDと電圧VSSとの間の抵抗器W、この抵抗器は
抵抗Rを有している、と直列に接続されている。
の異なる簡単な遮断(暗)電流ないし静止電流セッティ
ング回路の回路図を示している。図6aは、Pチャンネ
ルトランジスタPを示しており、その制御電流パスは電
圧VDDと電圧VSSとの間の抵抗器W、この抵抗器は
抵抗Rを有している、と直列に接続されている。
【0045】トランジスタPのゲートは、その抵抗器W
との接合ポイントに接続されており、そしてこのゲート
に加えられるのは、抵抗器WとトランジスタPとによっ
て形成される直列回路を流れる遮断(暗)電流ないし静
止電流Ibを共同決定するバイアス電圧Vb1である。
共同決定は、遮断(暗)電流ないし静止電流Ibはま
た、トランジスタPのチャンネルの寸法に、すなわち商
w/l(wは前記チャンネルの幅、そしてlはその長
さ)にも依存するからである。遮断(暗)電流ないし静
止電流Ibに関して以下が成立する。
との接合ポイントに接続されており、そしてこのゲート
に加えられるのは、抵抗器WとトランジスタPとによっ
て形成される直列回路を流れる遮断(暗)電流ないし静
止電流Ibを共同決定するバイアス電圧Vb1である。
共同決定は、遮断(暗)電流ないし静止電流Ibはま
た、トランジスタPのチャンネルの寸法に、すなわち商
w/l(wは前記チャンネルの幅、そしてlはその長
さ)にも依存するからである。遮断(暗)電流ないし静
止電流Ibに関して以下が成立する。
【0046】Ib〜(VDD−VSS−Vb1)/R 図6bによる回路においては、図6aの抵抗器Wが定電
流源Qによって置換されている。図6cにおいては、N
チャンネルトランジスタNの制御電流パスが電圧VSS
端における抵抗器Wと直列に接続されている。トランジ
スタNのゲートは、抵抗器Wとのその接合ポイントに接
続されており、このゲートに加えられるのはバイアス電
圧Vb2であり、これはトランジスタP、抵抗器Wおよ
びトランジスタNによって形成される直列回路に流れる
遮断(暗)電流ないし静止電流Ibを付加的に共同決定
する。ここで、遮断(暗)電流ないし静止電流Ibに関
して以下が成立する。
流源Qによって置換されている。図6cにおいては、N
チャンネルトランジスタNの制御電流パスが電圧VSS
端における抵抗器Wと直列に接続されている。トランジ
スタNのゲートは、抵抗器Wとのその接合ポイントに接
続されており、このゲートに加えられるのはバイアス電
圧Vb2であり、これはトランジスタP、抵抗器Wおよ
びトランジスタNによって形成される直列回路に流れる
遮断(暗)電流ないし静止電流Ibを付加的に共同決定
する。ここで、遮断(暗)電流ないし静止電流Ibに関
して以下が成立する。
【0047】 Ib〜(VDD−VSS−Vb1−Vb2)/R 図6dにおいては、図6cの抵抗器Wがダイオードとし
て接続されているPチャンネルトランジスタDPによっ
て置換されており、ここでは前記Pチャンネルトランジ
スタDPの制御電流パスが、Pチャンネルトランジスタ
PとNチャンネルトランジスタNとで形成される直列回
路内に挿入されている。この場合には、トランジスタD
Pのゲートは、NチャンネルトランジスタNとのその接
合ポイント、すなわちトランジスタNのゲートにも、接
続されている。
て接続されているPチャンネルトランジスタDPによっ
て置換されており、ここでは前記Pチャンネルトランジ
スタDPの制御電流パスが、Pチャンネルトランジスタ
PとNチャンネルトランジスタNとで形成される直列回
路内に挿入されている。この場合には、トランジスタD
Pのゲートは、NチャンネルトランジスタNとのその接
合ポイント、すなわちトランジスタNのゲートにも、接
続されている。
【0048】図6eにおいては、図6cの抵抗器Wがダ
イオードとして接続されていNチャンネルトランジスタ
DNによって置換されており、ここでは前記Nチャンネ
ルトランジスタDNの制御電流パスがPチャンネルトラ
ンジスタPとNチャンネルトランジスタNとによって形
成される直列回路内に挿入されている。この場合には、
トランジスタDNのゲートは、Pチャンネルトランジス
タPとのその接合ポイントに、すなわちトランジスタP
のゲート接続にも接続されている。
イオードとして接続されていNチャンネルトランジスタ
DNによって置換されており、ここでは前記Nチャンネ
ルトランジスタDNの制御電流パスがPチャンネルトラ
ンジスタPとNチャンネルトランジスタNとによって形
成される直列回路内に挿入されている。この場合には、
トランジスタDNのゲートは、Pチャンネルトランジス
タPとのその接合ポイントに、すなわちトランジスタP
のゲート接続にも接続されている。
【0049】ダイオードとして接続されているそれぞれ
のトランジスタDPまたはDNは、普通、小さなw/l
比を有しており、これは小さなパワーロスを持つ遮断
(暗)電流ないし静止電流セッティング回路を得るため
に行われる。
のトランジスタDPまたはDNは、普通、小さなw/l
比を有しており、これは小さなパワーロスを持つ遮断
(暗)電流ないし静止電流セッティング回路を得るため
に行われる。
【0050】図6fは極めて小さなパワーロスを持つ遮
断(暗)電流ないし静止電流セッティング回路を示して
いる。2つの並列回路パスが形成されている。遮断
(暗)電流ないし静止電流Ibは、それらの各々の中を
流れる。図6fにおいて左手にある第1回路パスは、電
圧VDDから開始して見ていくと、Pチャンネルトラン
ジスタP、NチャンネルトランジスタNおよび抵抗器W
によって形成される直列回路を含んでいる。図6fの右
手の第2回路パスは、電圧VDDから開始して見ていく
と、さらに別のPチャンネルトランジスタP’およびさ
らに別のNチャンネルトランジスタN’によって形成さ
れる直列回路を含んでいる。
断(暗)電流ないし静止電流セッティング回路を示して
いる。2つの並列回路パスが形成されている。遮断
(暗)電流ないし静止電流Ibは、それらの各々の中を
流れる。図6fにおいて左手にある第1回路パスは、電
圧VDDから開始して見ていくと、Pチャンネルトラン
ジスタP、NチャンネルトランジスタNおよび抵抗器W
によって形成される直列回路を含んでいる。図6fの右
手の第2回路パスは、電圧VDDから開始して見ていく
と、さらに別のPチャンネルトランジスタP’およびさ
らに別のNチャンネルトランジスタN’によって形成さ
れる直列回路を含んでいる。
【0051】さらに別のPチャンネルトランジスタP’
のゲートは、PチャンネルトランジスタPのゲートに接
続されている。さらに別のNチャンネルトランジスタ
N’のゲートは、NチャンネルトランジスタNのゲート
に接続されており、そして2つのさらに別のトランジス
タの間の接合ポイントに接続されている。図6eに存在
していたような、NチャンネルトランジスタNのゲート
とそのドレインとの間の接続は存在していない。
のゲートは、PチャンネルトランジスタPのゲートに接
続されている。さらに別のNチャンネルトランジスタ
N’のゲートは、NチャンネルトランジスタNのゲート
に接続されており、そして2つのさらに別のトランジス
タの間の接合ポイントに接続されている。図6eに存在
していたような、NチャンネルトランジスタNのゲート
とそのドレインとの間の接続は存在していない。
【0052】Nチャンネルトランジスタは、トランジス
タP、P’、N’のそれぞれのw/lと比べて増大され
たw/l比を有しており、このことはトランジスタP、
P’、N’の場合には表現1xによって、そしてトラン
ジスタNの場合には、表現4xによって現されており、
ここで4xは、前記トランジスタNのw/l比がトラン
ジスタP、P’、N’のそれよりも4倍大きいことを表
現することとを意図している。
タP、P’、N’のそれぞれのw/lと比べて増大され
たw/l比を有しており、このことはトランジスタP、
P’、N’の場合には表現1xによって、そしてトラン
ジスタNの場合には、表現4xによって現されており、
ここで4xは、前記トランジスタNのw/l比がトラン
ジスタP、P’、N’のそれよりも4倍大きいことを表
現することとを意図している。
【0053】トランジスタP、P’によって形成される
電流ミラーは、第1回路パスにおける遮断(暗)電流な
いし静止電流Ibが第2回路パスにおける遮断(暗)電
流ないし静止電流Ibに等しいことを確実とする。トラ
ンジスタN’のゲート−ソース電圧VgsNは、こうし
て、トランジスタNのゲート−ソース電圧VgsNより
も小さい。その結果、遮断(暗)電流ないし静止電流I
bに関して、以下が成立する。
電流ミラーは、第1回路パスにおける遮断(暗)電流な
いし静止電流Ibが第2回路パスにおける遮断(暗)電
流ないし静止電流Ibに等しいことを確実とする。トラ
ンジスタN’のゲート−ソース電圧VgsNは、こうし
て、トランジスタNのゲート−ソース電圧VgsNより
も小さい。その結果、遮断(暗)電流ないし静止電流I
bに関して、以下が成立する。
【0054】Ib=(VgsN’−VgsN)/R 図7aから図7cは、図6a、図6cおよび図6fに比
べられる遮断(暗)電流ないし静止電流セッティング回
路を描いておりこれら回路においては本発明によれば、
それぞれの抵抗器Wは図1cによる永続的ないし永久的
にスイッチオンのCMOS伝達ゲートによって置換され
ている。
べられる遮断(暗)電流ないし静止電流セッティング回
路を描いておりこれら回路においては本発明によれば、
それぞれの抵抗器Wは図1cによる永続的ないし永久的
にスイッチオンのCMOS伝達ゲートによって置換され
ている。
【0055】本発明によって成し遂げられる利点を説明
するために、図8から図11のそれぞれの2つの部分図
a)およびb)は、マージンの数値をバーグラフで表し
ており、上に規定されたマージンの考え方は章g)を参
照すべきである。部分図a)は、それぞれMOS−SC
回路の必要なセットリング時間に関連しており、そして
それぞれの部分図b)は、ブロック信号の周期に関連し
ている。
するために、図8から図11のそれぞれの2つの部分図
a)およびb)は、マージンの数値をバーグラフで表し
ており、上に規定されたマージンの考え方は章g)を参
照すべきである。部分図a)は、それぞれMOS−SC
回路の必要なセットリング時間に関連しており、そして
それぞれの部分図b)は、ブロック信号の周期に関連し
ている。
【0056】この場合においては、空白の長方形は、そ
れぞれの平均許容差範囲を表しており、ハッチされた長
方形は互いに相関する部分許容差範囲を表現しており、
そして狭い塗りつぶされた長方形は標準値を表してい
る。
れぞれの平均許容差範囲を表しており、ハッチされた長
方形は互いに相関する部分許容差範囲を表現しており、
そして狭い塗りつぶされた長方形は標準値を表してい
る。
【0057】図8aおよび図8bは、既に上で説明され
たように、集積されたMOSオペアンプの必要とされる
セットリング時間の平均許容差範囲(±50%)を、そ
してそれぞれクロックパルスジェネレータとして働く水
晶オシレータの許容差範囲を示している。この場合にお
ける結果的なマージンMQは、約55%の量である。
たように、集積されたMOSオペアンプの必要とされる
セットリング時間の平均許容差範囲(±50%)を、そ
してそれぞれクロックパルスジェネレータとして働く水
晶オシレータの許容差範囲を示している。この場合にお
ける結果的なマージンMQは、約55%の量である。
【0058】図9aおよび図9bは、集積されたMOS
オペアンプ(許容差範囲は再び±50%)と、それぞれ
クロックパルスジェネレータとして働く通常のオンチッ
プRCオシレータ、それらの許容差範囲には何の相関も
ない、とに与えられる条件を示している。図9aは、図
8aに等しく、そして図9bは±30%となるオンチッ
プRCオシレータの平均許容差範囲を示している。この
場合におけるマージンMRCは、約80%の量である。
オペアンプ(許容差範囲は再び±50%)と、それぞれ
クロックパルスジェネレータとして働く通常のオンチッ
プRCオシレータ、それらの許容差範囲には何の相関も
ない、とに与えられる条件を示している。図9aは、図
8aに等しく、そして図9bは±30%となるオンチッ
プRCオシレータの平均許容差範囲を示している。この
場合におけるマージンMRCは、約80%の量である。
【0059】図10aおよび図10bは、これら許容差
範囲間に標準的な相関が存在するときに、クロックパル
スジェネレータとしての通常のオンチップRCオシレー
タに与えられる条件を示している。図10aは、±25
%の部分的な許容差範囲を持つ、再び±50%の集積さ
れたMOSオペアンプの必要とされるセットリング時間
の平均許容差範囲を示している。
範囲間に標準的な相関が存在するときに、クロックパル
スジェネレータとしての通常のオンチップRCオシレー
タに与えられる条件を示している。図10aは、±25
%の部分的な許容差範囲を持つ、再び±50%の集積さ
れたMOSオペアンプの必要とされるセットリング時間
の平均許容差範囲を示している。
【0060】このため、図10bにおいては、オンチッ
プRCオシレータの許容差範囲の左手エッジは、図10
aの標準的な値にシフトすることができる。この許容差
範囲が±25%の類似の相関した部分的許容差範囲を有
しているため、この場合におけるマージンMRCKは、
単に±30%の量であるが、しかしこれもまだ大きすぎ
る。
プRCオシレータの許容差範囲の左手エッジは、図10
aの標準的な値にシフトすることができる。この許容差
範囲が±25%の類似の相関した部分的許容差範囲を有
しているため、この場合におけるマージンMRCKは、
単に±30%の量であるが、しかしこれもまだ大きすぎ
る。
【0061】本発明によれば、図11aおよび図11b
によって、オペアンプ(図11a)の、およびオンチッ
プRCオシレータ(図11b)のセットリング時間のそ
れぞれの部分的許容範囲を各場合において±40%に増
加させることが可能であり、この結果として、マージン
MErfは、ここで単に±10%となる。その結果、M
OS−SC回路の設計は著しく改善された境界条件を基
に行うことが可能となる。
によって、オペアンプ(図11a)の、およびオンチッ
プRCオシレータ(図11b)のセットリング時間のそ
れぞれの部分的許容範囲を各場合において±40%に増
加させることが可能であり、この結果として、マージン
MErfは、ここで単に±10%となる。その結果、M
OS−SC回路の設計は著しく改善された境界条件を基
に行うことが可能となる。
【0062】オンチップRCオシレータを用いたときの
条件が図8から図11を参照しながら説明されたとはい
え、相当する考慮はまた本発明によって電流制御オシレ
ータにも適用できる。
条件が図8から図11を参照しながら説明されたとはい
え、相当する考慮はまた本発明によって電流制御オシレ
ータにも適用できる。
【0063】パワーロスの許容差を考慮しないままには
できない場合においては、MOS−SC回路のレイアウ
トの設計においてトリマブルな、そしてそのため調節可
能な遮断(暗)電流ないし静止電流を提供することか可
能である。この場合においては、全体的な遮断(暗)電
流ないし静止電流は、遮断(暗)電流ないし静止電流を
決める抵抗が増加するときに増加する。このことは、た
とえばさらに多くのCMOS伝達ゲートを直列に接続す
ることにより、あるいはたとえば遮断(暗)電流ないし
静止電流のための電流ミラーのそれぞれの電流比を増加
させることにより、実現することが可能である。
できない場合においては、MOS−SC回路のレイアウ
トの設計においてトリマブルな、そしてそのため調節可
能な遮断(暗)電流ないし静止電流を提供することか可
能である。この場合においては、全体的な遮断(暗)電
流ないし静止電流は、遮断(暗)電流ないし静止電流を
決める抵抗が増加するときに増加する。このことは、た
とえばさらに多くのCMOS伝達ゲートを直列に接続す
ることにより、あるいはたとえば遮断(暗)電流ないし
静止電流のための電流ミラーのそれぞれの電流比を増加
させることにより、実現することが可能である。
【0064】個々のMOS−SC回路に必要なセッティ
ング値は、前記回路の試験の間の製造の工程において決
めることができ、そしてたとえばEEPROMまたは類
似のメモリ内に蓄積される。
ング値は、前記回路の試験の間の製造の工程において決
めることができ、そしてたとえばEEPROMまたは類
似のメモリ内に蓄積される。
【0065】この遮断(暗)電流ないし静止電流トリミ
ングは、マージンMErfを大幅に増加させるわけでは
ない。その指数的依存を考慮するとスイッチのセットリ
ング時間誤差における増加はそれほど大きくないため、
25%のトリミングマージンは普通許容可能な供給電流
許容差を達成するのに充分である。その結果、本発明の
場合においては、セットリング時間誤差は供給電圧、温
度および処理パラメータ変化にわずかしか依存しない。
ングは、マージンMErfを大幅に増加させるわけでは
ない。その指数的依存を考慮するとスイッチのセットリ
ング時間誤差における増加はそれほど大きくないため、
25%のトリミングマージンは普通許容可能な供給電流
許容差を達成するのに充分である。その結果、本発明の
場合においては、セットリング時間誤差は供給電圧、温
度および処理パラメータ変化にわずかしか依存しない。
【0066】本発明を以下要約的に説明する。
【0067】本発明によれば、MOS−SC回路のセッ
トリング時間、相互コンダクタンス、キャパシタンスの
値を適切に設計するものである。。
トリング時間、相互コンダクタンス、キャパシタンスの
値を適切に設計するものである。。
【0068】以て、エンハンスメントモードの絶縁型ゲ
ート電界効果トランジスタによってモノリシック的に集
積されたスイッチキャパシタ回路の設計において考慮さ
れるべき許容差範囲またはマージンにおける著しい減少
を考えると、少なくとも1つのオペアンプを備えること
が必要となる。このオペアンプは、その遮断(暗)電流
ないし静止電流を決め、そして永続的ないし永久的に導
通状態で動作するトランジスタとして実現される抵抗器
を含んでいる。オンチップクロックオシレータは、クロ
ック信号を発生する。このオシレータは、その周波数
が、永続的ないし永久的に導通状態において動作するト
ランジスタとして実現されるオシレータ抵抗とそしてオ
シレータキャパシタとによって決められるRCクロック
オシレータであるか、又は、その周波数がオペアンプの
遮断(暗)電流ないし静止電流によって決められる電流
制御クロックオシレータであってもよい。少なくとも1
つのキャパシタは、オペアンプによる動作の間に、クロ
ック信号によってクロックされるトランジスタの形態の
少なくとも1つのスイッチを通してチャージまたはディ
スチャージされる。
ート電界効果トランジスタによってモノリシック的に集
積されたスイッチキャパシタ回路の設計において考慮さ
れるべき許容差範囲またはマージンにおける著しい減少
を考えると、少なくとも1つのオペアンプを備えること
が必要となる。このオペアンプは、その遮断(暗)電流
ないし静止電流を決め、そして永続的ないし永久的に導
通状態で動作するトランジスタとして実現される抵抗器
を含んでいる。オンチップクロックオシレータは、クロ
ック信号を発生する。このオシレータは、その周波数
が、永続的ないし永久的に導通状態において動作するト
ランジスタとして実現されるオシレータ抵抗とそしてオ
シレータキャパシタとによって決められるRCクロック
オシレータであるか、又は、その周波数がオペアンプの
遮断(暗)電流ないし静止電流によって決められる電流
制御クロックオシレータであってもよい。少なくとも1
つのキャパシタは、オペアンプによる動作の間に、クロ
ック信号によってクロックされるトランジスタの形態の
少なくとも1つのスイッチを通してチャージまたはディ
スチャージされる。
【0069】
【発明の効果】MOS−SC回路のセットリング時間、
相互コンダクタンス、キャパシタンスの値を適切に設計
できる。
相互コンダクタンス、キャパシタンスの値を適切に設計
できる。
【図1】CMOS伝達ゲートによって導通および非導通
スイッチングパスを実現する簡単なSC回路の回路図。
スイッチングパスを実現する簡単なSC回路の回路図。
【図2】RCオシレータの基本的な回路図。
【図3】本発明によるRCクロックオシレータの回路
図。
図。
【図4】CMOS技術を用いて実現した電流制御クロッ
クオシレータの基本的な回路図。
クオシレータの基本的な回路図。
【図5】Pチャンネルトランジスタを用いて実現した簡
単な作動増幅器の基本的な回路図。
単な作動増幅器の基本的な回路図。
【図6】MOCまたはCMOSオペアンプの異なる簡単
な遮断(暗)電流ないし静止電流セッティング回路の回
路図。
な遮断(暗)電流ないし静止電流セッティング回路の回
路図。
【図7】MOSまたはCMOSオペアンプの異なる新規
な遮断(暗)電流ないし静止電流セッティング回路の回
路図。
な遮断(暗)電流ないし静止電流セッティング回路の回
路図。
【図8】1つのマージンの与え方を示す図。
【図9】他のマージンの与え方を示す図。
【図10】他のマージンの与え方を示す図。
【図11】他のマージンの与え方を示す図。
1,2 切り替えスイッチ 3 オペアンプ 4 シュミットトリガ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594204055 エンヴェック メス− ウント レーゲル テヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシ ュレンクテル ハフツング ウント コン パニー ドイツ連邦共和国 カッセル ミラームシ ュトラーセ 87 (71)出願人 595158245 ヴェガ グリースハーバー コマンディト ゲゼルシャフト ドイツ連邦共和国 ヴォルフアッハ ハウ プトシュトラーセ 1−7 (71)出願人 595158256 カヴリコ コーポレイション アメリカ合衆国 カリフォルニア ムーア パーク ロスアンジェルス アヴェニュー 14501 (72)発明者 ペトルス ハー セーシンク オランダ国 ベスト グレンスヘーヴェル 9
Claims (2)
- 【請求項1】 エンハンスメントモードの絶縁ゲート電
界効果トランジスタによってモノリシック的に集積され
たスイッチキャパシタ回路において、 少なくとも1つのオペアンプ、このオペアンプは、その
遮断(暗)電流ないし静止電流を決める、そして永続的
ないし永続的ないし永久的に導通状態において動作する
トランジスタとして実現されている抵抗器を含んでい
る、とクロック信号を発生するための1つのオンチップ
クロックオシレータ、このオシレータは、その周波数が
永続的ないし永久的に導通状態において動作するトラン
ジスタとして実現されるオシレータ抵抗器と、そしてオ
シレータキャパシタとによって決められるRCオシレー
タであるか、又は、その周波数がオペアンプの遮断
(暗)電流ないし静止電流によって決められる電流制御
クロックオシレータのいずれであってもよい、と、 少なくとも1つのキャパシタと、そしてクロック信号に
よってクロックされるオペアンプによる動作の間に、こ
れを通してキャパシタがチャージされ、またはディスチ
ャージされるトランジスタの形態の少なくとも1つのス
イッチと、を持つことを特徴とするモノリシックMOS
−SC回路。 - 【請求項2】 永続的ないし永久的に導通しているトラ
ンジスタが、適切にバイアスされているCMOS伝達ゲ
ートによって実現されていることを特徴とする、請求項
1項記載のエンハンスメントモードの絶縁型ゲート電界
効果トランジスタによってモノリシック的に集積された
スイッチキャパシタ回路。
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