JP2002118443A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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JP2002118443A
JP2002118443A JP2000308256A JP2000308256A JP2002118443A JP 2002118443 A JP2002118443 A JP 2002118443A JP 2000308256 A JP2000308256 A JP 2000308256A JP 2000308256 A JP2000308256 A JP 2000308256A JP 2002118443 A JP2002118443 A JP 2002118443A
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Takeshi Ikeda
毅 池田
Hiroshi Miyagi
弘 宮城
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NSC Co Ltd
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Nigata Semitsu Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
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    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/1213Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using transistor amplifiers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カットオフ周波数を低くする場合でも回路面
積が小さく、かつ、製造バラツキの小さいハイパスフィ
ルタを提供する。 【解決手段】 信号の入力端INと出力端OUTとの間
に接続されたコンデンサ1と、電源VDDとグランドと
の間に接続されたMOS構造の定電流回路2,3とを備
え、コンデンサ1の出力側ノードと定電流回路2,3の
中間ノードとを接続してフィルタを構成することによ
り、大きな容量値のコンデンサや大きな抵抗値の抵抗を
用いることによって回路面積を大きくすることなく、定
電流回路2,3に流す電流値を調整することによってフ
ィルタのカットオフ周波数を低くすることができるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルタ回路に関
し、特に、高域周波数の信号のみを通過させるハイパス
フィルタ回路をICチップ内で構成する場合に用いて好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来よく知られているフィルタは、周波
数の選択性能によって、ローパスフィルタ(LPF)、
ハイパスフィルタ(HPF)等に分類されている。ロー
パスフィルタは、低周波からある目的の周波数までの信
号を通過させ、それ以上の周波数の信号を遮断するフィ
ルタである。一方、ハイパスフィルタは、目的の周波数
よりも高い周波数の信号を通過させ、これより低い周波
数の信号を遮断するフィルタである。
【0003】図6に、最も簡単なCR回路による従来の
ハイパスフィルタの構成を示す。図6に示すように、従
来のハイパスフィルタは、信号の入力端INと出力端O
UTとの間に接続されたコンデンサ101と、当該コン
デンサ101の出力側から出力端OUTに対して並列に
接続された抵抗102とから構成される。
【0004】このように構成されたハイパスフィルタの
通過帯域と減衰帯域との境界を表すカットオフ周波数f
は、コンデンサ101の容量値Cと、抵抗102の抵
抗値Rとから次の式(1)のように求められる。 f=1/(2πCR)……(1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のハイパスフ
ィルタにおいて、カットオフ周波数fを低くしたい場
合(通過帯域を広くとりたい場合)には、容量値Cまた
は抵抗値Rを大きくする必要がある。しかしながら、容
量値Cの大きなコンデンサや抵抗値Rの大きな抵抗(特
に、数100KΩ以上の抵抗の場合)は、IC化すると
きに非常に大きな面積をとる。そのため、ハイパスフィ
ルタを含んだ回路をIC化する場合には、そのIC自体
の回路面積が大きくなってしまうという問題があった。
【0006】すなわち、集積回路で実現可能なコンデン
サ101の容量値Cは数100[pF]程度、抵抗102
の抵抗値Rは数100KΩ程度が上限であり、この値を
超えるコンデンサ101または抵抗102を集積回路に
内蔵することは困難であった。したがって、カットオフ
周波数fの低いハイパスフィルタを構成する場合に
は、容量値Cの大きなコンデンサ101や抵抗値Rの大
きな抵抗102はICの外部回路として実現していた。
【0007】また、一般的に抵抗の製造バラツキは非常
に大きく、所望の抵抗値Rに対して±30%〜±100
%程度のバラツキがあるのが通常である。そのため、こ
のような抵抗を用いて構成されるハイパスフィルタのカ
ットオフ周波数fにもバラツキが生じ、フィルタの伝
達周波数特性が安定しないという問題もあった。また、
このような抵抗値Rの製造バラツキにより、ハイパスフ
ィルタの温度特性も不安定になってしまうという問題も
あった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、カットオフ周波数を低くする場
合でも回路面積が小さく、かつ、製造バラツキの小さい
IC化に適したハイパスフィルタを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルタ回路
は、信号の入力端と出力端との間に接続されたコンデン
サと、電源とグランドとの間に接続されたMOS構造の
定電流回路とを備え、上記コンデンサの出力側ノードに
上記定電流回路を接続して構成したことを特徴とする。
【0010】本発明の他の態様では、信号の入力端と出
力端との間に接続されたコンデンサと、電源とグランド
との間に直列に接続された2段のMOS構造の定電流回
路とを備え、上記コンデンサの出力側ノードと上記2段
の定電流回路の中間ノードとを接続して構成したことを
特徴とする。
【0011】本発明のその他の態様では、信号の入力端
と出力端との間に接続されたコンデンサと、上記信号の
出力端と電源との間に接続されたMOS構造から成る第
1の定電流回路と、上記第1の定電流回路とグランドと
の間に接続されたMOS構造から成る第2の定電流回路
とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明のその他の態様では、上記第1の定
電流回路は、上記電源に対してカレントミラー構造にて
接続された第1および第2のpMOSトランジスタを備
え、上記第1のpMOSトランジスタのドレインを上記
信号の出力端に接続して構成したことを特徴とする。
【0013】本発明のその他の態様では、上記第2の定
電流回路は、自身のドレインが上記第2のpMOSトラ
ンジスタのドレインに接続されるとともに、自身のゲー
トが第2のnMOSトランジスタのドレインに接続され
た第1のnMOSトランジスタと、上記第1のnMOS
トランジスタのソースとグランドとの間に接続される第
1の抵抗と、自身のゲートが上記第1のnMOSトラン
ジスタのソースに接続され、自身のソースおよびドレイ
ンがそれぞれグランドおよび第2の抵抗に接続された上
記第2のnMOSトランジスタと、上記第2のnMOS
トランジスタのドレインと電源との間に接続される上記
第2の抵抗とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明のその他の態様では、上記コンデン
サの出力ノードがゲートに接続されるとともに、ソース
およびドレインがそれぞれグランドおよび上記信号の出
力端に接続された第3のnMOSトランジスタを備えた
ことを特徴とする。
【0015】本発明は上記技術手段より成るので、大き
な容量値のコンデンサや大きな抵抗値の抵抗を用いるこ
となく、MOS回路により構成した定電流回路の等価抵
抗値を大きくすることによってフィルタのカットオフ周
波数を低くすることが可能となる。定電流回路の等価抵
抗値は、例えば、MOS回路を構成するMOSトランジ
スタのゲート面積を調整することによって可変とするこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるハイパ
スフィルタの原理構成を示す図である。図1に示すよう
に、本実施形態のハイパスフィルタは、信号の入力端I
Nと出力端OUTとの間に接続されたコンデンサ1と、
電源VDDとグランドとの間に直列に接続された2段の
定電流回路2,3とを備え、コンデンサ1の出力側ノー
ドと定電流回路2,3の中間ノードとを接続して構成さ
れる。
【0017】この図1に示す本実施形態のフィルタ回路
において、フィルタ入力電圧をVi、フィルタ出力電圧
をVo、電源VDDから定電流回路2,3に流れる電流
をI、コンデンサ1の容量値をC、定電流回路2,3の
等価抵抗値をR’とすると、出力端OUTに出力される
フィルタ出力電圧Voと、フィルタ入力電圧Viとの比を
とると、 Vo/Vi=1/(1+1/jωCR’) =jωCR’/(1+jωCR’)……(2) となり、ハイパスフィルタとしての時定数はCR’とな
る。
【0018】したがって、本実施形態によるハイパスフ
ィルタのカットオフ周波数fは、コンデンサ1の容量
値Cと、定電流回路2,3の等価抵抗値R’とから次の
式(3)のように求められる。 f=1/(2πCR’)……(3) ここで、定電流回路2,3の等価抵抗値R’は、定電流
回路2,3に流れる電流Iの大きさによって変動する可
変値である。
【0019】この式(3)から分かるように、ハイパスフ
ィルタのカットオフ周波数fは、コンデンサ1の容量
値Cまたは定電流回路2,3に流す電流Iの大きさを変
えることにより、任意に設定することが可能である。そ
の際、定電流回路2,3をMOS回路によって構成する
ことにより、回路面積を大きくすることなく等価抵抗値
R’を大きくし、ハイパスフィルタのカットオフ周波数
を低くできるようにしている。
【0020】図2は、上記図1に示したハイパスフィル
タを具体的に実現するMOS回路の例を示す図である。
なお、図2において、図1に示した符号と同一の符号を
付したものは同一の機能を有するものである。
【0021】図2に示すように、本実施形態のハイパス
フィルタでは、信号の入力端INと出力端OUTとの間
にコンデンサ1が接続されている。このコンデンサ1の
出力ノードは、出力端OUTの他にnMOSトランジス
タ13のゲートにも接続されている。このnMOSトラ
ンジスタ13のソースはグランドに接続され、ドレイン
は出力端OUTに接続されている。
【0022】また、電源VDDに対して2つのpMOS
トランジスタ11,12がカレントミラー構造にて接続
され、図1の定電流回路2を構成している。すなわち、
各pMOSトランジスタ11,12のソースがそれぞれ
電源VDDに接続されるとともに、ゲート同士が互いに
接続されている。そして、その共通ゲートとpMOSト
ランジスタ12のドレインとが接続され、カレントミラ
ーを構成している。さらに、各pMOSトランジスタ1
1,12のバックゲートはそれぞれ自身のソースに接続
されている。
【0023】上記カレントミラーを構成する一方のpM
OSトランジスタ11のドレインは、出力端OUTおよ
びnMOSトランジスタ13のドレインに接続されてい
る。また、他方のpMOSトランジスタ12のドレイン
は、nMOSトランジスタ14のドレインに接続されて
いる。このnMOSトランジスタ14は、nMOSトラ
ンジスタ15および抵抗16,17と共に定電流回路3
を構成する。
【0024】すなわち、nMOSトランジスタ14のソ
ースは、抵抗17を介してグランドに接続されるととも
に、nMOSトランジスタ15のゲートに接続されてい
る。また、nMOSトランジスタ15のソースはグラン
ドに接続され、ドレインは抵抗16を介して電源VDD
に接続されるとともに、nMOSトランジスタ14のゲ
ートに接続されている。なお、定電流回路3を構成する
抵抗16,17は、抵抗値が10KΩ程度の小さな抵抗
である。
【0025】このように構成したハイパスフィルタにお
いて、カレントミラーを構成する一方のpMOSトラン
ジスタ11に流れる電流をI、他方のpMOSトラン
ジスタ12に流れる電流をI、一方のpMOSトラン
ジスタ11のゲート長をL、ゲート幅をW、他方の
pMOSトランジスタ12のゲート長をL、ゲート幅
をWとする。この場合のカットオフ周波数fは、p
MOSトランジスタ11,12がカレントミラーの関係
にあることから、コンデンサ1の容量値Cと一方のpM
OSトランジスタ11に流す電流Iの大きさとから決
定される。
【0026】このとき、各pMOSトランジスタ11,
12のゲート長L,Lを互いに等しくすると(L
=L)、一方のpMOSトランジスタ11に流れる電
流I は、次の式(4)のように求められる。 I=(W/W)I……(4) つまり、一方のpMOSトランジスタ11に流れる電流
の大きさは、各pMOSトランジスタ11,12の
ゲート幅W,Wの比で決まる。
【0027】したがって、各pMOSトランジスタ1
1,12のゲート幅W,Wを調整して小さな電流I
を流すようにし、これによって定電流回路2,3の等
価抵抗値R’を大きくとることにより、ハイパスフィル
タのカットオフ周波数fを低くすることができる。こ
のとき、大きな等価抵抗値R’を実現する定電流回路
2,3をMOS回路により構成しているので、抵抗値の
大きな抵抗や容量値の大きなコンデンサを用いる場合に
比べて回路面積は大きくならず、IC化に適したカット
オフ周波数fの低いハイパスフィルタを提供すること
ができる。
【0028】しかも、カットオフ周波数fの値が各p
MOSトランジスタ11,12のゲート面積に応じて決
まるので、一般的なCR回路によりハイパスフィルタを
構成していた従来と比べて製造バラツキを小さく抑える
ことができる。また、ハイパスフィルタの温度特性も安
定にすることができる。
【0029】図3は、本実施形態によるハイパスフィル
タの伝達周波数特性を示す図である。図3の例では、電
源VDDと温度Taの値として、(VDD,Ta)=
(4.5V,90℃)、(5V,25℃)、(5.5
V,−30℃)の3パターンA〜Cについて測定した結
果を示している。この例から分かるように、電源VDD
と温度Taの値を大きくずらしても、カットオフ周波数
のバラツキはごくわずかであり、この例では±20
%程度のバラツキに抑制できている。
【0030】図4は、本実施形態によるハイパスフィル
タの位相特性を示す図である。この図4の例でも、電源
VDDと温度Taの値として、(VDD,Ta)=
(4.5V,90℃)、(5V,25℃)、(5.5
V,−30℃)の3パターンA〜Cについて測定した結
果を示している。なお、ここではフィルタ入力電圧Vi
の値が1.5V、周波数が1MHzの場合の位相特性を
示している。この例から分かるように、電源VDDと温
度Taの値が大きく異なっても、位相のバラツキを十分
に小さく抑制できている。
【0031】さらに、本実施形態のハイパスフィルタに
よれば、フィルタ出力電圧Voを、出力端OUTの次段
に接続されるオペアンプのバイアス電圧としてそのまま
利用することができるというメリットも有する。すなわ
ち、ハイパスフィルタの出力端OUTには、nMOSト
ランジスタ13の作用によってDC電圧がかかっている
ので、当該ハイパスフィルタの後段にオペアンプを接続
する場合に、そのDC電圧をオペアンプのバイアス電圧
としてそのまま利用することが可能である。
【0032】図5は、2次ハイパスフィルタの構成を示
す図である。図5に示すように、従来のコンデンサ10
1と抵抗102とからハイパスフィルタを構成し、その
後段にオペアンプ105を接続する場合において、オペ
アンプ105をリニアな増幅器として動作させるために
は、動作点をゼロの位置からずらすためのバイアス回路
104を設けることが必要である。また、ハイパスフィ
ルタの出力段とオペアンプ105との間にもう1つのコ
ンデンサ103を設ける必要もある。しかしこれでは、
ハイパスフィルタとオペアンプ105との間に余分なコ
ンデンサ103が追加される形となり、フィルタ特性を
損ねてしまう。
【0033】これに対して、本実施形態のハイパスフィ
ルタによれば、nMOSトランジスタ13がバイアス回
路を兼ねることになるので、バイアス回路を別途設ける
必要がなく、また余分なコンデンサを別途設ける必要も
ない。すなわち、出力端OUTに出力されるフィルタ出
力電圧Voをオペアンプのバイアス電圧としてそのまま
利用することができる。なお、より大きなバイアス電圧
を必要とする場合は、pMOSトランジスタ11および
nMOSトランジスタ13を数段縦積みにして設ければ
良い。
【0034】なお、上記説明した実施形態は、本発明を
実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎ
ず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈さ
れてはならないものである。すなわち、本発明はその精
神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々
な形で実施することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、M
OS構造の定電流回路を用いてハイパスフィルタを構成
することができ、大きな容量値のコンデンサや大きな抵
抗値の抵抗を用いることなく、定電流回路に流す電流値
を調整することによってフィルタのカットオフ周波数を
低くすることができる。したがって、回路面積を大きく
することなく、IC化に適したカットオフ周波数の低い
フィルタ回路を提供することができる。しかも、カット
オフ周波数の値がMOSトランジスタのゲート面積等に
応じて決まるので、製造バラツキを小さく抑えることが
でき、フィルタの温度特性も安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるハイパスフィルタの原理構成
を示す図である。
【図2】図1に示したハイパスフィルタを具体的に実現
するMOS回路の例を示す図である。
【図3】本実施形態によるハイパスフィルタの伝達周波
数特性を示す図である。
【図4】本実施形態によるハイパスフィルタの位相特性
を示す図である。
【図5】従来の2次ハイパスフィルタの構成を示す図で
ある。
【図6】最も簡単なCR回路による従来のハイパスフィ
ルタの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2,3 定電流回路 11,12 pMOSトランジスタ 13 nMOSトランジスタ 14,15 nMOSトランジスタ 16,17 抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の入力端と出力端との間に接続され
    たコンデンサと、 電源とグランドとの間に接続されたMOS構造の定電流
    回路とを備え、 上記コンデンサの出力側ノードに上記定電流回路を接続
    して構成したことを特徴とするフィルタ回路。
  2. 【請求項2】 信号の入力端と出力端との間に接続され
    たコンデンサと、 電源とグランドとの間に直列に接続された2段のMOS
    構造の定電流回路とを備え、 上記コンデンサの出力側ノードと上記2段の定電流回路
    の中間ノードとを接続して構成したことを特徴とするフ
    ィルタ回路。
  3. 【請求項3】 信号の入力端と出力端との間に接続され
    たコンデンサと、 上記信号の出力端と電源との間に接続されたMOS構造
    から成る第1の定電流回路と、 上記第1の定電流回路とグランドとの間に接続されたM
    OS構造から成る第2の定電流回路とを備えたことを特
    徴とするフィルタ回路。
  4. 【請求項4】 上記第1の定電流回路は、上記電源に対
    してカレントミラー構造にて接続された第1および第2
    のpMOSトランジスタを備え、上記第1のpMOSト
    ランジスタのドレインを上記信号の出力端に接続して構
    成したことを特徴とする請求項3に記載のフィルタ回
    路。
  5. 【請求項5】 上記第2の定電流回路は、自身のドレイ
    ンが上記第2のpMOSトランジスタのドレインに接続
    されるとともに、自身のゲートが第2のnMOSトラン
    ジスタのドレインに接続された第1のnMOSトランジ
    スタと、 上記第1のnMOSトランジスタのソースとグランドと
    の間に接続される第1の抵抗と、 自身のゲートが上記第1のnMOSトランジスタのソー
    スに接続され、自身のソースおよびドレインがそれぞれ
    グランドおよび第2の抵抗に接続された上記第2のnM
    OSトランジスタと、 上記第2のnMOSトランジスタのドレインと電源との
    間に接続される上記第2の抵抗とを備えたことを特徴と
    する請求項4に記載のフィルタ回路。
  6. 【請求項6】 上記コンデンサの出力ノードがゲートに
    接続されるとともに、ソースおよびドレインがそれぞれ
    グランドおよび上記信号の出力端に接続された第3のn
    MOSトランジスタを備えたことを特徴とする請求項1
    〜5の何れか1項に記載のフィルタ回路。
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