JP4347074B2 - アクティブフィルタ - Google Patents

アクティブフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP4347074B2
JP4347074B2 JP2004018532A JP2004018532A JP4347074B2 JP 4347074 B2 JP4347074 B2 JP 4347074B2 JP 2004018532 A JP2004018532 A JP 2004018532A JP 2004018532 A JP2004018532 A JP 2004018532A JP 4347074 B2 JP4347074 B2 JP 4347074B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
input terminal
capacitance
capacitors
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004018532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005217514A (ja
Inventor
オー.アダン アルベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004018532A priority Critical patent/JP4347074B2/ja
Priority to TW093136180A priority patent/TWI268045B/zh
Priority to US10/997,670 priority patent/US7132881B2/en
Priority to CN200410082054.3A priority patent/CN1649261B/zh
Publication of JP2005217514A publication Critical patent/JP2005217514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4347074B2 publication Critical patent/JP4347074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/1217Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using a plurality of operational amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/12Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
    • H03H11/126Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using a single operational amplifier
    • H03H11/1278Modifications to reduce detrimental influences of amplifier imperfections, e.g. limited gain-bandwith product, limited input impedance

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

本発明は、半導体集積回路素子内に形成された演算増幅器における帰還部の容量値を小さくすることが可能なアクティブフィルタに関するものである。
アナログ周波数フィルタは、通信、オーディオ、信号処理等に共通の基礎的要素である。アナログアクティブフィルタは、半導体集積回路において、能動素子である演算増幅器と、受動素子である、抵抗、キャパシタ、及びインダクタとによって実現される。
一般に、半導体におけるインダクタの集積化は、大きな容積を占めるので、実施されない。多くの種類のアクティブフィルタのうち、抵抗をスイッチ切替・キャパシタに置き換えられる時間サンプル動作のスイッチトキャパシタフィルタが、アナログ信号処理のアプリケーションに広く用いられている。スイッチトキャパシタフィルタは、フィルタの伝達関数がキャパシタ比率とサンプリング周波数とによって決定されるので、正確な特性を実現でき、このことが有利な点となっている。
連続時間信号処理において、RCアクティブフィルタ、MOSFET-Cフィルタ、及びGm-Cフィルタも、また、使用されている。これらを実現する際、回路またはフィルタ特性は、等価RC積と、抵抗の比率、及びキャパシタの比率に依存して変化する。
典型的なアナログフィルタ伝達関数H(s)は、いわゆる単極H1(s)と2次(Biquad) H2伝達関数との積で表される。ここでは、4次のバタワース応答を実施するローパスフィルタの具体例で考える。カスケードに接続された2個のバイクワッド部(バイクワッドセクション)が図4(b)に示すフィルタを実現するために使用し得る。
なお、図4(a)は、バイクワッド部として実施されたアナログアクティブRCフィルタの構成を示す回路図である。図4(b)の伝達関数H(s)は、1段目及び2段目のバイクワッド部の伝達関数をそれぞれH21(s)及びH22(s)とすると、次式のようになる。
Figure 0004347074
上式の各抵抗値をそれぞれRと仮定すると、上式は、次のように簡素化できる。
Figure 0004347074
C2jを各段の基準キャパシタとし、j段の比率kjを次のように定義する。
Figure 0004347074
例えば、4次のローパスバタワース応答に対して、k1=15.36、及びk2=2.636という比率が求まる。
一般に、フィルタの次数が増加するほど、キャパシタ比率は増加する。他の例として、8次のバタワースフィルタに対して、最大キャパシタ比率はkmax=59.1である。他方、キャパシタが占める面積を削減するために、約0.2pF以下となるような非常に小さいキャパシタはその値の制御が困難であるので、大きな比率は望ましくない。たとえば、8次フィルタの場合、搭載可能なキャパシタの最大値が5pF(C1)に制限されていると仮定すると、C2=5pF/59.1(〜0.084pF)と、C2はレイアウトの寄生容量のオーダになってしまうため、キャパシタ値の制御が困難となる。
米国特許4498063(特許文献1)は、スイッチトキャパシタフィルタ(図5参照)に必要な静電容量を減少させる技術を提案している。この米国特許は、抵抗分割を使用して、キャパシタ比率を減少させると述べている。
具体的には、米国特許4498063に述べられている回路(図5参照)は、抵抗分割 (R1とR2により入力電圧を分圧すること)を使用している。この抵抗分割は、入力信号を減衰させるものである。たとえば、抵抗分割が使用されていないとすると、回路の電圧利得は、入力信号をVinとし、出力信号をVoutとし、フィードバックキャパシタ19の静電容量をαCとすると、次式のようになる。ここで、C’4は抵抗分割を使用しない場合のC4である。
Figure 0004347074
抵抗分割を使用することによって、入力信号はファクタKだけ減衰され、次式のようになる。
Figure 0004347074
それゆえ、新キャパシタC4=C’4/Kを用いると、同じ電圧利得が得られる。ただし、この場合、キャパシタC4は、C’4より大きな静電容量となる。
しかしながら、この技術は充分ではない。なぜなら、入力信号の減少がS/N比を低下させるからである。
米国特許4743872(特許文献2)においても、スイッチトキャパシタフィルタが改良され、3個のキャパシタ3a, 3b and 3cからなるT字型構成(図6参照)が使用され、これにより、削減された有効キャパシタンスCQ を得ている。高抵抗値の抵抗8が上記3個のキャパシタの接続点の電位を決定する。
図6に示すように、米国特許4743872に開示された回路も、米国特許4498063と同様に、スイッチトキャパシタフィルタに関するものであり、それゆえ、スイッチ2a、2b、2c、及び2dを使用して動作する。スイッチトキャパシタフィルタゆえに、これらのスイッチは、キャパシタ3a、3b、及び3cをキャパシタとして振舞わせるのではなくて等価抵抗のように振舞わせる。
この技術の主たる欠点は、次のとおりである。すなわち、高抵抗が熱雑音をキャパシタに導入すると共に、キャパシタの切替にはフィルタのカットオフ周波数より遥かに大きなサンプリング周波数を必要とし、これによりスイッチングノイズ及び電力消費を増大させてしまう。
米国特許4498063(発行日:1985年2月5日) 米国特許4743872(発行日:1988年5月10日)
アナログ周波数フィルタは、通信、オーディオ、信号処理等に共通の基礎的要素である。たとえば、高次のアクティブRCフィルタの最新技術を実施するにあたっては、高いキャパシタ比率が問題となる。キャパシタ比率を減少させるために、上記従来技術は、抵抗分割器の使用に頼り(米国特許 4498063)、その結果、入力信号を減衰させ、無線トランシーバに使用された場合、S/N比が劣化するという問題を招く。
また、キャパシタ比率を減少させるために、上記他の従来技術では、高抵抗を介して基準電圧に接続点を接続させた状態で、スイッチトキャパシタ回路網を使用している(米国特許4743872)。その結果、上記高抵抗のゆえに、端子からのノイズをキャパシタに導入することとなると共に、キャパシタの切替(clocking)にはフィルタのカットオフ周波数より遥かに大きなサンプリング周波数が必要となる。これに伴って、スイッチングノイズ及び消費電力が増大してしまうという問題を招く。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、半導体集積回路素子内に形成された演算増幅器における帰還部のキャパシタの容量を減少させることにある。
本発明に係るアクティブフィルタは、上記課題を解決するために、半導体集積回路素子内に形成された演算増幅器を備えたアクティブフィルタであって、上記演算増幅器の出力端子と反転入力端子または非反転入力端子との間に接続される容量素子は、複数の容量素子から構成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、アクティブフィルタは、半導体集積回路素子内に形成されており、演算増幅器を有している。この演算増幅器において、出力端子と反転入力端子との間、または出力端子と非反転入力端子との間に、容量素子が接続されている。
従来は、演算増幅器において、出力端子と反転入力端子との間、または出力端子と非反転入力端子との間には、唯一個の容量素子が設けられ、キャパシタ比率を減少させる等のゆえに、この容量素子の静電容量を小さくすることが必要とされていた。
静電容量を小さくすることには限界がある。たとえば、従来は、抵抗分割器を使用して入力信号を減衰させていた。しかし、この場合、S/N比が劣化してしまうという問題を招く。あるいは、高抵抗を介して基準電圧に接続点を接続させた状態で、スイッチトキャパシタ回路網を使用することも提案されている。しかし、この場合も、スイッチングノイズ及び消費電力が増大するという問題を招く。
そこで、上記の発明によれば、出力端子と反転入力端子との間、または出力端子と非反転入力端子との間に、複数の容量素子が接続されている。複数の容量素子を接続することによって、合成容量を小さくすることが可能となる。このように、標準処理を使用して実現され、特別な技術又は集積回路プロセスの修正を必要とすることなく、しかも、S/N比が劣化や、スイッチングノイズ及び消費電力が増大を招くことなく、演算増幅器における帰還部の容量値を確実に小さくすることが可能となる。また、上記キャパシタ比率を小さくすることも可能となる。
上記複数の容量素子は、T字型に接続されていることが好ましい。これにより、合成容量を確実に小さくできる。
上記複数の容量素子は、第1〜第3キャパシタであり、第1及び第2キャパシタは前記出力端子と前記反転入力端子または前記非反転入力端子との間に直列に接続されると共に、上記第3キャパシタは上記第1及び第2キャパシタの接続点とグランドとの間に接続されることによって、上記T字型の接続を実現することが好ましい。
上記第3キャパシタと並列にスイッチ手段が接続されていることが好ましい。この場合、スイッチ手段を閉状態にすることによって、T字型に接続されたキャパシタの接続点(フローティング点)は、スイッチ手段を介してグランドに接続されることになり、接続点に蓄積された電荷を除去(放電)することが可能となる。これにより、常に、迅速且つ正確なフィルタ処理が可能となる。
上記第1及び第2キャパシタは、前記出力端子と前記反転入力端子との間に直列に接続され、入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された第1及び第2抵抗と、上記第1及び第2抵抗の接続点と前記反転入力端子との間に設けられた第3抵抗と、上記第1及び第3抵抗の接続点とグランドとの間に設けられた第4キャパシタとを備えるように構成することによって高精度なバイクワッドローパスフィルタを実現できる。
この場合、第3キャパシタの容量を大きく設定して第1〜第3キャパシタの合成容量を確実に小さくできるので、キャパシタ比率(=第4キャパシタの容量/第1〜第3キャパシタの合成容量)の拡大を確実に抑制できる。
前記第1及び第2キャパシタは、前記演算増幅器の出力端子と反転入力端子との間に直列に接続され、入力端子と前記反転入力端子との間に接続された第1抵抗と、前記出力端子と前記反転入力端子との間に接続された第2抵抗とを備えるように構成することによって、高精度の積分回路を実現できる。
上記T字型に接続されている第1〜第3キャパシタにおいて、第1及び第2キャパシタは容量値が等しく、前記第3キャパシタは前記第1キャパシタの容量値を所定倍したものであることが好ましい。これにより、アクティブフィルタの設計が容易に且つ正確に且つ短時間で行える。
上記バイクワッドローパスフィルタと、少なくとも1個の上記積分回路とをカスケードに接続することによって、高精度なn次(n:2以上の整数)のローパスフィルタを実現できる。
本発明に係るアクティブフィルタは、以上のように、演算増幅器の出力端子と反転入力端子または非反転入力端子との間に複数の容量素子が接続された構成を有している。
それゆえ、演算増幅器における帰還部の容量値を小さくすることができるという効果を奏する。
上記第1及び第2キャパシタは、前記出力端子と前記反転入力端子との間に直列に接続され、入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された第1及び第2抵抗と、上記第1及び第2抵抗の接続点と前記反転入力端子との間に設けられた第3抵抗と、上記第1及び第3抵抗の接続点とグランドとの間に設けられた第4キャパシタとを備えるように構成することによってバイクワッドローパスフィルタを実現できる。
この場合、第3キャパシタの容量を大きく設定して第1〜第3キャパシタの合成容量を確実に小さくできる。それゆえ、キャパシタ比率(=第4キャパシタの容量/第1〜第3キャパシタの合成容量)の拡大を確実に抑制できるという効果を併せて奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図3に基づいて説明すると以下のとおりである。
本発明のアクティブフィルタの主概念は、積分回路に適用された図1に示されている。この積分回路は、図1に示すように、演算増幅器1、抵抗2、及び複数のキャパシタ3〜5からなり、アナログ入力信号Vinが入力される入力端子と、出力信号Voが出力される出力端子とを備えている。
上記の積分回路において、アナログ入力信号Vinが入力される入力端子と、演算増幅器1の反転入力端子との間に上記抵抗2(抵抗値:R)が設けられている。演算増幅器1の反転入力端子と出力端子との間にはT字型に接続された上記複数のキャパシタ3〜5が設けられている。
演算増幅器1の抵抗2及びキャパシタ3〜5は、積分回路の周波数応答(伝達関数とも呼ばれ、Vo/Vinで定義される)を決定できるように、たとえば、以下のように接続されている。
より具体的には、演算増幅器1の反転入力端子と出力端子との間に、キャパシタ3(静電容量:C)とキャパシタ4(静電容量:C)とが直列に接続されている。キャパシタ3とキャパシタ4との接続点と、グランドとの間に、キャパシタ5(静電容量:αC)が設けられている。
上記積分回路の帰還部(反転入力端子と出力端子との間)の有効静電容量Ceffは、Ceff=C/(2+α)と表すことができる。つまり、帰還部の有効静電容量(合成容量)は、αという大きな値を使用して、小さな等価静電容量を実現し得ることを意味している。
ここで、上記有効静電容量Ceffは、次のようにして求められる。
すなわち、図1において、トランジスタMがオフ状態にあるとすると、入力端子から抵抗2へ流れる電流は、キャパシタ3に流れる電流と同じであり、この電流は、キャパシタ4及び5へ分流する。
Figure 0004347074
演算増幅器の帰還部(出力端子と反転入力端子との間)のキャパシタC(=Ceff)を備えた積分器の伝達関数は、次式のようになる。
Figure 0004347074
上記式より、Ceff=C/(2+α)が導出できる。
上記キャパシタ5と並列にMOS電界効果型トランジスタ6が更に設けられている。MOSトランジスタ6は、積分回路が通常に動作しているときにはオフ(開状態)している。このMOS電界効果型トランジスタ6をオンさせると、T字型に接続されたキャパシタ3〜5の接続点(フローティング点)Vxは、MOS電界効果型トランジスタ6を介してグランドに接続される。このように、MOS電界効果型トランジスタ6を所定のタイミングでオンすることによって、フローティング点に蓄積された電荷を確実に除去することが可能となる。
上記所定のタイミングとして、例えば、積分回路が通常動作モードに設定される前に、短いリセットパルス(φ)がMOS電界効果型トランジスタ6のゲートに印加され、接続点Vxをグランドレベルにリセットすることを挙げ得る。
ここで、上記積分回路を構成の主要部とするアクティブフィルタ(バイクワッドローパスフィルタ)を図2を参照しながら説明する。図2は、半導体集積回路において実現されるキャパシタ素子の比率(キャパシタ比率=(入力部の静電容量としてとり得る値の中で最大のもの)÷(帰還部の静電容量としてとり得る値の中で最小のもの))を低減することが可能な構成例を示している。
図2の構成によれば、バイクワッドローパスフィルタにおいて、図1の積分回路の構成と同様に、演算増幅器11の帰還部に、3個のキャパシタ13〜15(キャパシタ13及び14の静電容量はCであり、キャパシタ15の静電容量はαC)がT字型接続されて実施されている。
キャパシタ13〜15(フィードバックキャパシタ)は、T字型接続の(キャパシタ13〜15の接続点)Vxは、MOS電界効果型トランジスタ16を介してグランドに接続されている。MOS電界効果型トランジスタ16は、所定のタイミングでオンし、フローティング点に蓄積された(最後の)電荷を除去することが可能である。アクティブフィルタの通常動作の間、MOS電界効果型トランジスタ6はオフ状態にある。
図2のアクティブフィルタは、唯一の演算増幅器11、抵抗18(抵抗値:R1)、抵抗19(抵抗値:R2)、抵抗12(抵抗値:R3)、及び複数のキャパシタ13〜15を備え、次式で示す2次伝達関数を有する。
Figure 0004347074
上記2次伝達関数式において、s=jwは複素周波数であり、Kはゲイン、woはカットオフ周波数、Qは回路のクオリティファクタを表す。
上記演算増幅器11は、2入力端子(反転入力端子と非反転入力端子)と1出力端子を有している。抵抗18・19は、アクティブフィルタのゲインKを設定する。抵抗18と抵抗12とは、入力端子Vinと演算増幅器11の反転入力端子との間に直列に接続されている。上記抵抗19は、上記出力端子と、抵抗18と抵抗12の接続点との間に接続されている。
上記キャパシタ17(静電容量:C1)は、抵抗18と抵抗12の接続点とグランドとの間に接続されている。演算増幅器11の各抵抗及びキャパシタ13〜15は、アクティブフィルタの周波数応答を決定できるように、たとえば、下記に説明するようにT字型接続されている。
具体的には、演算増幅器11の反転入力端子と出力端子との間に、キャパシタ13(静電容量:C)とキャパシタ14(静電容量:C)とが直列に接続されている。キャパシタ13とキャパシタ14との接続点(Vx)と、グランドとの間に、キャパシタ15(静電容量:αC)が設けられている。
帰還部(演算増幅器11の反転入力端子と出力端子との間)の有効静電容量Ceffは、Ceff=C/(2+α)と表すことができ、帰還部の有効静電容量(合成容量)を、αという大きな値を使用して、小さな等価静電容量で実現し得る。
MOS電界効果型トランジスタ16は、上記キャパシタネットワークのキャパシタ15と並列に接続されている。このMOS電界効果型トランジスタ16のドレインは上記接続点に接続され、ソースは上記グランドに接続され、ゲートにはパルス電圧が印加される。
上記ローパスアクティブフィルタの伝達関数は次式で表される。
Figure 0004347074
上記ゲインKは、上記抵抗19(R2)及び抵抗18(R1)の比によって決定される(K=R2/R1)。
上記のローパスアクティブフィルタは、上記T字型接続のキャパシタネットワークのキャパシタ15に並列に接続されたMOS電界効果型トランジスタ16を有しており、そのドレインは上記接続点Vxに接続され、ソースはグランドに接続され、ゲートにはパルス電圧が印加されるようになっている。上記MOS電界効果型トランジスタ16は、ローパスアクティブフィルタが非動作のときにオンし、上記ローパスアクティブフィルタが通常動作モード時にオフする。
ここで図2のローパスアクティブフィルタにおいて、抵抗12を短絡(R3=0)し、且つ、キャパシタ17を取り除くと(C1=0)、次式の伝達関数を持った、一般の1次リーキィ積分回路を構成する事ができる。
Figure 0004347074
従って、任意のn次のローパスアクティブフィルタは、上記の1次リーキィ積分回路(1次伝達関数部)と、図2に示すローパスアクティブフィルタ(2次伝達関数部)を複数個とをカスケード接続にすることによって実現できる。
ここで、アクティブRCフィルタの基本的な基礎的要素、つまりキャパシタ分割技術を使用した図2のバイクワッド回路の伝達関数を再度示す。
Figure 0004347074
図1に示す積分回路の場合と同様に、図2に示すアクティブフィルタにおいて、フィルタの通常動作の間中、MOS電界効果型トランジスタ16はオフし、アクティブフィルタが通常動作モードに設定される前に、短いリセットパルス(φ)をMOS電界効果型トランジスタ16のゲートに印加し、上記接続点Vxをグランドレベルにリセットするようにしている。
上記説明においては、本発明の回路技術がアクティブローパスフィルタや積分回路に適用された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。回路技術に精通する者にとっては、次のことは自明であり、言うまでもない。すなわち、上記技術は、MOSFET-C、Gm-C、スイッチトキャパシタ等の他のタイプのフィルタにも使用し得るものであり、上記技術が周波数フィルタに限定されず、例えば増幅器、ゲイン可変増幅器、サンプル・ホールド回路等にも適用できる。
回路技術記載の目的のために、本発明のアクティブフィルタを無線トランシーバのチャンネル選択フィルタにおいて使用される8次ローパスバタワースフィルタに適用した場合について、図3を参照しながら、以下に説明する。
この8次ローパスバタワースフィルタは、−3dBカットオフ周波数fcが7MHzであり、図4に示す基本的なバイクワッド部が用いられている。図3の構成においては、4個のバイクワッド部がカスケードに接続されている。
説明の便宜上、4つのバイクワッド部は全て同じ抵抗値を有しているとする。つまり、図3中の抵抗R11〜R14、R21〜R24、R31〜R34の抵抗値をそれぞれRとする。また、図3中、キャパシタC11〜C14をCで表し、C21〜C24をCで表し、このC21は1段目の帰還部の有効静電容量(合成容量)とする。
表1は、R=10kΩのときの各バイクワッド部の決定された静電容量値をまとめたものである。なお、表1中、1段目〜4段目は、図3のバイクワッド部の1段目〜4段目をそれぞれ表している。
Figure 0004347074
表1の結果が示すように、1段目のバイクワッド部は、59.1のキャパシタ比率k(=C/C=59.1)を有しており、キャパシタC21の最小静電容量は0.296pFである。
制御可能(製造可能)とするため、及び寄生容量の影響を減少させるために、最小静電容量Cuとしては0.5pFが選択される。一方、フィルタ設計における2次的考察によれば、演算増幅器によって駆動される最大静電容量は10pFよりも小さくなければならない。
それゆえ、C1=17.5pFである1段目のバイクワッド部は、抵抗値(R)を変更することによって設計変更しなければならない。そこで、R=20kΩを使用することによって、1段目のバイクワッド部のみが変化し、表2中の各値となる。
Figure 0004347074
1段目のバイクワッド部のキャパシタC21は0.148pFであり、これは上記の最小静電容量Cu=0.5pFよりも小さい。1段目のバイクワッド部は、図2に示すような構成を使用している。8次ローパスバタワースフィルタの最終的な回路構成を図3に示す。
1段目の帰還部のキャパシタC2=0.148 pFは、実際には、C=Cu=0.5pF(C:キャパシタ13・14の静電容量値)、及びα=1.38として実施される。なお、αの値は、Ceff=C2=C/(2+α)において、Ceff=0.148、及びC=0.5pFを代入することによって、α=1.38が得られる。
初期設計において1段目のバイクワッド部のトータルキャパシタンスは、17.796pF(=C1+C2=17.5.pF+0.296pF)であったのに対して、図2の構成の帰還部(キャパシタ分割回路、すなわちT字型接続されたキャパシタ)を使用する本発明に係る新設計においては、トータルキャパシタンスは、8.898pF(=C1+C2=8.75pF+0.148pF)である。
エリアに比例する静電容量の合計は、(8.75pF+2x0.5pF+1.38x0.5pF)=10.44pFとなり、これは、表1の初期設計の容量(=17.796pF)の0.586倍(=10.44pF/17.796pF)ゆえ、静電容量エリア(キャパシタの占める面積)がほぼ41%も削減できる。
上記説明は、キャパシタエリアが50%未満削減可能な場合についてのものである。ここで、キャパシタエリアが50%を超えて削減可能な場合について説明する。
以上は、図3の1段目のバイクワッド部において各抵抗がR=20kΩの場合に表2のような結果が得られことを説明しているが、たとえば、各抵抗をR=30kΩにすると、表3の結果が得られ、キャパシタエリアを50%を超えて削減することが可能となる。
Figure 0004347074
図3に示す1段目のバイクワッド部における帰還部のキャパシタC2=0.099pFは、実際には、C=Cu=0.5pF(C:キャパシタ13・14の静電容量値)、及びα=3.05として実施される。なお、αの値は、Ceff=C2=C/(2+α)において、Ceff=0.099、及びC=0.5pFを代入することによって、α=3.05が得られる。
このように、キャパシタC2=0.099pFを、C=0.5pF、及びα=3.05のT字型接続を使用して実現すると、バイクワッド部の合計容量(トータルキャパシタンス)は、(5.83pF + 0.099pF)=5.929pFで表され、エリアに比例する静電容量の合計は、(5.83pF + 2x0.5pF + 3.05x0.5pF)= 8.355pFとなり、これは、表1の初期設計の容量(=17.796pF)の0.469倍となり、約53%キャパシタエリアを削減できる。
本発明によれば、以上のように、半導体集積回路(IC)チップの中に、演算増幅器(オペアンプ)を用いたアクティブフィルタを形成する場合の、フィルタ特性を決定するコンデンサー(キャパシタ、容量素子)を、通常の技術レベルでは実現不可能な、微小な容量値を得、キャパシタエリアを大幅に削減することが可能となる。
例えば、アナログRCフィルタを形成する場合、入力部と帰還部(出力部から入力部への)とで2つのコンデンサーが必要であり、フィルタ特性はこの2つの容量値の比率で決まる。つまり、フィルタ特性を上げる為にはこの比率を上げる必要があり、そのためには一方(帰還部)の容量値をできるだけ小さくすれば良いわけであるが、実際問題として加工時のバラツキ等を考慮すると、容量素子のサイズを小さくすればするほど、比率のバラツキはとてつもなく大きくなってしまい、特性自体が不安定で使い物にならなくなる。
そこで、本発明においては、この様なICのフィルタ回路部に用いられる、微小な容量値を実現するために、複数のコンデンサーを合成するようにして従来よりも容量値が小さくて、かつ安定した値が得られるようにしている。本発明の構成によって、ICチップの中に、通常よりも小さくかつ安定した容量素子を形成できるようになり、その結果、優れた特性の(言い換えれば容量比の大きな、2つのコンデンサーによる)フィルタを実現できる。
本実施の形態では、3つのコンデンサーをT字型に結線することで、上記目的を達成しているが、たとえば、シリーズ接続等の他の接続によっても同様の効果を奏することができる場合がある。
このようなキャパシタの合成は、図1に示すような、単にキャパシタを演算増幅器の帰還部に用いるだけの回路にも適用できる。図1の場合、小さくて安定した容量値を得ることが可能となる。勿論、一般的なRCフィルタだけでなく、近年多用されているスイッチトキャパシタフィルタ等にも適用できる。
以上から明らかなように、本願発明によれば、半導体集積回路内のアナログの連続時間アクティブフィルタの実現によって、次のような効果を奏する。すなわち、半導体集積回路のフィルタエリアを50%以上までも削減することが可能となる。標準処理を使用して実現され、特別な技術又は集積回路プロセスの修正を必要とすることなく、しかも、S/N比が劣化や、スイッチングノイズ及び消費電力が増大を招来することを回避できる。演算増幅器における帰還部の容量値を小さくすることが可能となる。アクティブフィルタのキャパシタ比率を小さくすることも可能となる。アクティブフィルタの動作周波数を高くすることが可能である。加えて、キャパシタが削減されるので、同一の動作周波数に対して、演算増幅器の直流バイアス電流を低減できる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的手段に含まれる。
本発明は、標準処理を使用して実現され、特別な技術又は集積回路プロセスの修正を必要とすることなく、しかも、S/N比が劣化や、スイッチングノイズ及び消費電力が増大を招くことなく、演算増幅器における帰還部の容量値を小さくすることが可能であり、演算増幅器を用いた連続型あるいはスイッチトキャパシタ型のアクティブフィルタ等のフィルタ技術に適用できる。
本発明のアクティブフィルタを適用した積分回路の構成を示す回路図である。 本発明のアクティブフィルタの構成例を示す回路図である。 本発明のアクティブフィルタの他の構成例を示す回路図である。 本発明と従来技術の双方を説明するものであり、(a)はバイクワッド構成のアナログアクティブRCフィルタの構成を示す回路図であり、(b)は(a)の構成を2段カスケードに接続して4次のローパスフィルタを実現したものの回路図である。 従来技術を示すものであり、抵抗分割によりキャパシタを減少させる構成を示す回路図である。 キャパシタを減少させる従来の他の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 演算増幅器
2 抵抗
3 キャパシタ
4 キャパシタ
5 キャパシタ
6 MOS電界効果型トランジスタ
11 演算増幅器
12 抵抗
13 キャパシタ
14 キャパシタ
15 キャパシタ
16 MOS電界効果型トランジスタ

Claims (5)

  1. 半導体集積回路素子内に形成された演算増幅器を備えたアクティブフィルタであって、
    上記演算増幅器の出力端子と反転入力端子または非反転入力端子との間に接続される容量素子は、複数の容量素子から構成されており、
    前記複数の容量素子はT字型に接続されており、
    前記複数の容量素子は第1〜第3キャパシタであり、第1及び第2キャパシタは前記出力端子と前記反転入力端子または前記非反転入力端子との間に直列に接続されると共に、上記第3キャパシタは上記第1及び第2キャパシタの接続点とグランドとの間に接続されており、
    前記第3キャパシタと並列にスイッチ手段が接続されていることを特徴とするアクティブフィルタ。
  2. 前記第1及び第2キャパシタは、前記出力端子と前記反転入力端子との間に直列に接続され、
    入力端子と前記出力端子との間に直列に接続された第1及び第2抵抗と、
    上記第1及び第2抵抗の接続点と前記反転入力端子との間に設けられた第3抵抗と、
    上記第1及び第3抵抗の接続点とグランドとの間に設けられた第4キャパシタとを備えていることを特徴とする請求項に記載のアクティブフィルタ。
  3. 前記第1及び第2キャパシタは、前記出力端子と前記反転入力端子との間に直列に接続され、
    入力端子と前記反転入力端子との間に接続された第1抵抗と、
    前記出力端子と前記反転入力端子との間に接続された第2抵抗とを備えていることを特徴とする請求項に記載のアクティブフィルタ。
  4. 前記第1及び第2キャパシタは容量値が等しく、前記第3キャパシタは前記第1キャパシタの容量値を所定倍したものであることを特徴とする請求項又はに記載のアクティブフィルタ。
  5. 請求項に記載のアクティブフィルタと、請求項に記載のアクティブフィルタを少なくとも1個とをカスケードに接続したことを特徴とするアクティブフィルタ。

JP2004018532A 2004-01-27 2004-01-27 アクティブフィルタ Expired - Fee Related JP4347074B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004018532A JP4347074B2 (ja) 2004-01-27 2004-01-27 アクティブフィルタ
TW093136180A TWI268045B (en) 2004-01-27 2004-11-24 Active filter
US10/997,670 US7132881B2 (en) 2004-01-27 2004-11-24 Active filter
CN200410082054.3A CN1649261B (zh) 2004-01-27 2004-12-06 有源滤波器和无线电收发机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004018532A JP4347074B2 (ja) 2004-01-27 2004-01-27 アクティブフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005217514A JP2005217514A (ja) 2005-08-11
JP4347074B2 true JP4347074B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=34792544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004018532A Expired - Fee Related JP4347074B2 (ja) 2004-01-27 2004-01-27 アクティブフィルタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7132881B2 (ja)
JP (1) JP4347074B2 (ja)
CN (1) CN1649261B (ja)
TW (1) TWI268045B (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3720333B2 (ja) * 2003-04-02 2005-11-24 シャープ株式会社 スイッチトキャパシタ・フィルタおよびディジタル無線受信機
US8195096B2 (en) * 2006-07-13 2012-06-05 Mediatek Inc. Apparatus and method for enhancing DC offset correction speed of a radio device
GB2453099A (en) * 2007-07-19 2009-04-01 Univ Sussex Sensor system with tunable narrow band filter.
CN102067457B (zh) * 2008-04-28 2013-06-05 松下电器产业株式会社 积分器、谐振器以及过采样a/d转换器
US8120417B2 (en) * 2009-07-20 2012-02-21 Texas Instruments Incorporated Transfer-function control in an active filter
US20120170773A1 (en) * 2010-01-13 2012-07-05 Yoshikazu Makabe Amplifier with high-frequency noise removing function, microphone module, and sensor module
US7975392B1 (en) * 2010-03-10 2011-07-12 National Oilwell Varco, L.P. Downhole tool
US8970292B2 (en) * 2012-02-01 2015-03-03 Texas Instruments Incorporated Universal filter implementing second-order transfer function
TWI514799B (zh) * 2013-08-09 2015-12-21 Accton Technology Corp 纜線等效電路以及測試系統
EP3266128B1 (en) 2015-03-04 2021-11-10 Commscope Technologies LLC Intermodulation byproduct cancellation in one or more nodes of a distributed antenna system
CN104639095B (zh) * 2015-03-19 2017-10-24 山东大学 一种变参数无漂移有源低通滤波器电路
WO2017015800A1 (zh) * 2015-07-24 2017-02-02 华为技术有限公司 有源电阻电容滤波器、接收机、发射机和基站
US9426854B1 (en) * 2015-11-30 2016-08-23 General Electric Company Electronic driver for controlling an illumination device
US10153751B2 (en) * 2017-01-23 2018-12-11 Samsung Display Co., Ltd. Second order switched capacitor filter
EP3425782A1 (en) * 2017-07-06 2019-01-09 ABB Schweiz AG A ups system operating in the economical mode
JP7118867B2 (ja) 2018-11-22 2022-08-16 ルネサスエレクトロニクス株式会社 Ad変換装置及びそれを備えたミリ波レーダシステム
US11444587B2 (en) * 2020-12-17 2022-09-13 Texas Instruments Incorporated Multiple feedback filter

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4315227A (en) * 1979-12-05 1982-02-09 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Generalized switched-capacitor active filter
JPS58125909A (ja) 1982-01-21 1983-07-27 Nec Corp スイツチドキヤパシタフイルタ
US4754226A (en) * 1983-11-02 1988-06-28 Stanford University Switched capacitor function generator
JPH063864B2 (ja) 1985-09-30 1994-01-12 株式会社東芝 スイツチトキヤパシタ回路
US4984292A (en) * 1988-09-28 1991-01-08 Correpro (Canada) Inc. Bandpass amplifier and receiver using bandpass amplifier
US5999042A (en) * 1998-03-30 1999-12-07 Plasmon Lms, Inc. Switchable response active filter
US6344773B1 (en) * 2000-10-20 2002-02-05 Linear Technology Corporation Flexible monolithic continuous-time analog low-pass filter with minimal circuitry
US6816004B2 (en) * 2002-09-30 2004-11-09 Texas Instruments Incorporated Minimizing noise in data channels implemented using frequency division multiplexing

Also Published As

Publication number Publication date
US20050162219A1 (en) 2005-07-28
TWI268045B (en) 2006-12-01
CN1649261A (zh) 2005-08-03
US7132881B2 (en) 2006-11-07
TW200525882A (en) 2005-08-01
CN1649261B (zh) 2011-06-15
JP2005217514A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4347074B2 (ja) アクティブフィルタ
US4894620A (en) Switched-capacitor circuit with large time constant
EP0851578B1 (en) Filter circuit
JP5591734B2 (ja) バンドパスフィルタ及びバンドパスフィルタのキャリブレーション方法
JP5240193B2 (ja) 電圧電流変換器およびこれを用いたフィルタ回路
US7119608B2 (en) Forward-amplifying filter circuit
WO2006117943A1 (ja) 無線用フィルタ回路およびノイズ低減方法
EP1811662B1 (en) A lowpass biquad VGA filter
Sokmen et al. A novel design of low-voltage VDIBA and filter application
CN109450402A (zh) 十四阶开关电容带通滤波器
Kumngern New electronically tunable voltage-mode lowpass, highpass, bandpass filter using simple OTAs
US6809580B2 (en) Switched capacitor filter circuit and method of fabricating the same
JP4273456B2 (ja) 低雑音能動rc信号処理回路
Lee et al. A 3 V linear input range tunable CMOS transconductor and its application to a 3.3 V 1.1 MHz Chebyshev low-pass Gm-C filter for ADSL
JP2002118443A (ja) フィルタ回路
JPS6276810A (ja) スイツチトキヤパシタ回路
Cheung et al. A 3.3-V 240-MS/s CMOS bandpass/spl Sigma//spl Delta/modulator using a fast-settling double-sampling SC filter
Hammadi et al. A 1.82–4.44 GHz reconfigurable bandpass filter based on tunable active inductor
US7196573B1 (en) Systems and methods for creating complex poles
Herencsar et al. Voltage-mode CFTA-C third-order elliptic low-pass filter design and optimization using signal flow graph approach
Nauta et al. A 110MHz CMOS Transconductance-C Low-Pass Filter
JP2001339275A (ja) フィルタ回路とこれを用いた検波回路
Bhanja et al. A new systematic synthesis procedure of configurable higher order analog filter
Chen Versatile current-mode universal biquadratic filter using plus-type dual-output ICCIIs
JP2006157376A (ja) 差動増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090325

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees