JPH063864B2 - スイツチトキヤパシタ回路 - Google Patents

スイツチトキヤパシタ回路

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JPH063864B2
JPH063864B2 JP60216491A JP21649185A JPH063864B2 JP H063864 B2 JPH063864 B2 JP H063864B2 JP 60216491 A JP60216491 A JP 60216491A JP 21649185 A JP21649185 A JP 21649185A JP H063864 B2 JPH063864 B2 JP H063864B2
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    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
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    • HELECTRICITY
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H19/00Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
    • H03H19/004Switched capacitor networks

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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はスイッチトキャパシタ回路に係り、特にモノリ
シックICにおいて小面積で大きな容量比を実現できる
スイッチトキャパシタ回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
スイッチトキャパシタ回路は、精密なフィルタやA/D
変換器,D/A変換器等をモノリシックICで実現でき
ることから、近年広く使われるようになってきた。スイ
ッチトキャパシタ回路を特にフィルタへ応用する場合に
は、周波数特性を決めるために回路の時定数を予め定め
られた値に設定しておくことが必要である。
スイッチトキャパシタ回路はキャパシタの充放電をスイ
ッチで制御し、その出力をスイッチトキャパシタ積分器
等の次段回路へ転送するという基本構成を有する。この
場合、スイッチトキャパシタ回路とスイッチトキャパシ
タ積分器とで構成されるフィルタの時定数は、スイッチ
トキャパシタ回路におけるキャパシタと積分器における
キャパシタの容量値の比(以下、容量比という)と、ス
イッチの開閉周期との積で決まる。従って、スイッチの
開閉周期に比べてフィルタの遮断周波数の逆数(1/f
c)が大きい場合や、フィルタのQ値が大きい場合に
は、この容量比が非常に大きくなることがある。
一方、製造上の制約により、モノリシックICにおいて
チップ上のキャパシタを用いて実現できる容量比の精度
はキャパシタの値が小さいほど悪く、ある容量比に対し
て所定の精度を維持しようとすると、使用できるキャパ
シタの容量値の最小値(以下、この最小値のキャパシタ
を単位キャパシタという)が製造技術等に応じて決まっ
てしまう。従って、ある容量比を実現したい場合は、最
も容量値の小さいキャパシタを単位キャパシタとし、そ
のキャパシタと比を構成するキャパシタをその単位キャ
パシタの容量値を容量比倍した値とすることになる。こ
のような事情のため、従来は容量比の大きいスイッチト
キャパシタ回路を実現しようとすると、キャパシタの容
量値の総和(以下、総容量値という)が過大となってI
Cチップ上の占有面積が増大し、経済的に、また製造上
も好ましくない結果をもたらしていた。
この問題を解決するため、文献:昭和56年度電子通信
学会情報・システム部門全国大会講演予稿集S1−5
「SCFにおける等価変換の一手法」に記載されている
ように、3個のキャパシタを梯子型に接続することによ
って等価的に容量比を増大する手法が提案されている。
すなわち、第8図に示すようにスイッチ2a,2dをオ
ン、スイッチ2c,2bをオフとして梯子型キャパシタ
回路網における3個のキャパシタ3a〜3c(容量値を
Ca〜Ccとする)に充電を行なった後、スイッチ2
a,2dをオフ、スイッチ2b,2c,2eをオンとし
てキャパシタ3a,3cの両端を短絡し、キャパシタ3
bの電荷のみを次段回路(例えばスイッチトキャパシタ
積分器)へ転送するのである。このようにすると、容量
比はスイッチトキャパシタ回路におけるキャパシタが1
個のみの場合の容量比のCa/(Ca+Cb+Cc)倍
となり、同じ容量比を得るのに必要な総容量値は大幅に
減少する。
ところで、スイッチ2a〜2eは第9図に示す如くMO
S FETで構成するのが一般的であるが、MOS F
ETはゲートG,ドレインD,ソースS,バックゲート
B(基板)の各電極間に寄生容量Cgd,Cgs,Cdb,C
sbを持ち、これらがスイッチトキャパシタ回路に種々の
悪影響を与えるという問題がある。第1に、これらの寄
生容量は前記容量比の誤差要因となる。第2に、ゲート
Gに印加されるクロック信号が寄生容量Cgs,Cgdを通
してスイッチトキャパシタ回路内に漏れ込み、それがス
イッチトキャパシタ積分器のような次段回路においてス
イッチトキャパシタ回路と同じ周波数でサンプリングさ
れた場合、折返しにより元々存在しない直流分が発生
し、種々の不都合を生ずる。第3に、電源に重畳してい
る雑音(スイッチトキャパシタ回路の場合、スイッチを
制御するためのクロック信号発生回路が同一チップ上に
構成される関係上、電源からの雑音は非常に高い周波数
成分が含まれている)がバックゲートBから寄生容量C
db,Csbを通してスイッチトキャパシタ回路内に漏れ込
み、この雑音が信号帯域外の成分であっても、スイッチ
トキャパシタ回路内でサンプリングされると折返し効果
により信号帯域内の雑音成分に変換されてしまい、S/
Nを損ねる結果となる。
〔発明の目的〕
本発明は上記した従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、総容量値を大きくすることなく大きな容量比が得ら
れ、しかもMOS FET等により構成されるスイッチ
の寄生容量の影響が少ないスイッチトキャパシタ回路を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明はこの目的を達成するため、入力端子と固定電位
点間に直列に接続され、互いに逆相で開閉制御される第
1,第2のスイッチと、出力端子と固定電位点間に接続
され、互いに逆相で開閉制御される第3,第4のスイッ
チと、前記第1,第2のスイッチの接続点と前記第3,
第4のスイッチの接続点との間に接続された少なくとも
2個の直列キャパシタおよびこれらキャパシタの接続点
と固定電位点との間に接続された少なくとも1個の並列
キャパシタとを有する梯子型キャパシタ回路網と、この
キャパシタ回路網における各キャパシタの共通接続点と
固定電位点との間に接続された高抵抗素子とを備えたこ
とを特徴とする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、梯子型キャパシタ回路網で入力信号を
分圧した信号をスイッチトキャパシタ積分器等の次段回
路へ転送できるため、スイッチトキャパシタ回路内のキ
ャパシタが1つの場合に比べて総容量値を小さく抑えな
がら、容量比を等価的に大きくすることができる。
また、本発明に係るスイッチトキャパシタ回路において
は、梯子型キャパシタ回路網をT−π変換して考えるこ
とができ、それにより第1〜第4のスイッチの寄生容量
はスイッチトキャパシタ回路の動作上、実質的に無視す
ることが可能となる。従って、寄生容量の影響による容
量比の誤差や、寄生容量を通してのクロック信号あるい
は電源に重畳している雑音の混入といった問題が解決さ
れる。
さらに、本発明によれば梯子型キャパシタ回路網におけ
るキャパシタの共通接続点が高抵抗素子を通して固定電
位点に接続されていることにより、該梯子型キャパシタ
回路網がT−π変換可能な形態をなしているにもかかわ
らず、キャパシタの絶縁破壊のおそれはない。また、こ
の高抵抗素子は固定電位点から見てキャパシタと共に低
域通過フィルタを構成するので、固定電位点に広帯域に
わたる雑音が含まれているような場合でも、その雑音が
スイッチトキャパシタ回路に及ぼす影響は最小限に抑え
られるという利点を併せ持つ。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明に係るスイッチトキャパシタ回路をスイ
ッチトキャパシタフィルタに適用した実施例を示すもの
である。第1図において、破線で囲んだ部分が本発明に
基づくスイッチトキャパシタ回路であり、入力端子1と
固定電位点(例えば接地点)との間に直列に接続された
第1,第2のスイッチ2a,2bと、出力端子4と固定
電位点(例えば接地点)との間に接続された第3,第4
のスイッチトキャパシタ2c,2dと、第1,第2のス
イッチ2a,2bの接続点と第3,第4のスイッチ2
c,2dの接続点との間に接続された直列キャパシタ3
a,3bと、直列キャパシタ3a,3bの接続点と固定
電位点(例えば接地点)との間に接続された並列キャパ
シタ3cとを主体として構成されている。キャパシタ3
a〜3bは、図のように梯子型(T型)キャパシタ回路
網を構成している。
ここで、第8図に示した従来回路で並列キャパシタ3c
に並列に接続されていたスイッチ2eは、第1図では除
去されている。そして、キャパシタ3a〜3cの共通接
続点は高抵抗素子5を介して固定電位点(例えば正の電
源)6に接続されている。
スイッチトキャパシタ回路の出力端子4に得られる出力
は、演算増幅器7と積分用キャパシタ8とで構成される
スイッチトキャパシタ積分器を介してフィルタとしての
出力端子9に導かれる。
次に、このスイッチトキャパシタフィルタの動作を説明
する。スイッチ2a〜2dはそれぞれのブロック内に付
された記号φ,で示されるクロック信号により開閉制
御される。すなわち、クロック信号φ,は第2図に示
される如くTなる周期を持つ互いに逆相の信号であり、
且つノンオーバーラップ期間T′を有する。クロック信
号φが“H”,クロック信号が“L”の場合、スイッ
チ2a,2dが閉じ、スイッチ2b,2cが開くので、
入力信号電圧Vinがキャパシタ3a,3c(それぞれの
容量値をCa,Ccとする)によって分圧され、この分
圧された電圧によってキャパシタ3b(容量値Cbとす
る)が充電される。次に、クロック信号が“H”,ク
ロック信号φが“L”となって、スイッチ2b,2cが
閉じ、スイッチ2a,2dが開くと、キャパシタ3aの
電荷が放電され、同時にキャパシタ3bに充電されてい
た電荷が演算増幅器7の働きにより積分用キャパシタ8
へ転送される。
ところで、第1図中に示したスイッチトキャパシタ回路
における梯子型キャパシタ回路網は、第8図の従来回路
と異なりキャパシタ3cにスイッチ2eが接続されてい
ないため、T−π変換によって第3図に示すキャパシタ
P,3Q,3Rからなるπ型キャパシタ回路網に等価変
換できる。このとき、キャパシタ3P,3Q,3Rの値を
それぞれCP,CQ,CRとすれば、次式の関係が成立
つ。
すなわち、このキャパシタ回路網において入力端子1か
らの信号Vinに基づく電荷の転送に寄与するキャパシタ
の容量値は、等価的にCQとなる。従って、第1図のス
イッチトキャパシタフィルタの伝達関数H(z)は、 となる。但し、Z=ejwtであり、ωは入力信号Vinの
角周波数、またCoは積分用キャパシタの容量値であ
る。ここでCQは(2)式から明らかなように、実際に使用
されているキャパシタの容量値Ca,Cb,Ccのどれ
よりも小さな値となるから、容量比CQ/Co(フィル
タ係数)も大きな値にすることができる。これによりモ
ノリシックIC化した場合、占有チップ面積が少なくて
済み、製造上および経済的にも有利となる。
さらに、第3図から明らかな如く、新たに生じた寄生容
量3P,3Rは、スイッチ2a,2cが低インピーダンス
点あるいは仮想接地点に接続されている限り、電荷転送
動作において無視することができ、従ってこれらの寄生
容量が容量比CQ/Coに与える誤差も無視できる。何
故なら、第1図においてスイッチトキャパシタ回路を第
3図に置換えて考えると、スイッチ2a,2dが閉じ、
スイッチ2b,2cが開いている第1の状態において
は、キャパシタ3Rは充電されることすらなく、キャパ
シタ3P,3Qのみが入力信号Vinの電圧まで充電される
が、スイッチ2a,2dが開き、スイッチ2b,2cが
閉じている状態においては、先に充電されたキャパシタ
Pが放電され、積分用キャパシタ8へ転送される電荷
は、第1の状態においてキャパシタ3Qに充電されてい
た電荷のみとなるからである。
第8図に示した従来回路では、スイッチ2eの存在のた
め、このようなT−π変換ができず、スイッチ2eの寄
生容量の影響が残るという問題があったが、本発明に基
づく第1図の構成によればスイッチ2a〜2dの寄生容
量の影響がなくなるので、S/Nの劣化等を伴なわず
に、容量比を大きくすることができるのである。
一方、キャパシタ3cに接続されていたスイッチ(第8
図の2e)を除去すると、キャパシタ3a〜3cの共通
接続点の電位が浮いてしまい、該共通接続点の電極配置
や、キャパシタを構成する誘電体等の問題でキャパシタ
3a〜3cが絶縁破壊を起こす可能性が生ずる。この問
題を解決するため、本発明では第1図に示したようにキ
ャパシタ3a〜3cの共通接続点と固定電位点6との間
に高抵抗素子5を接続して、この共通接続点の直流電位
を固定している。ここで、高抵抗素子5の抵抗値は次の
ように決定すればよい。すなわち、キャパシタ3a〜3
cの共通接続点は他の部分と接続されていないので、電
荷保存則によりその電荷は不変である。従って、第1図
から第3図への等価変換ができたことを考えると、キャ
パシタ2a〜2cの共通接続点の持つ容量と高抵抗素子
5との時定数がスイッチ2a〜2dの開閉周期Tよりも
十分に長くなるように高抵抗素子5の値を定めれば、こ
の高抵抗素子5による動作上の悪影響はない。
第4図は第1図を具体化した一例であり。高抵抗素子5
としてpn接合ダイオード10を使用している。この場
合、固定電位点6は正の電源であり、ダイオード10は
図のようにキャパシタ3a〜3cの共通接続点にアノー
ド側を接続し、固定電位点6にカソード側を接続してい
る。この構成によると、なんらかの理由でキャパシタ3
a〜3cの共通接続点に正の電荷が蓄積して、その電位
が固定電位点6の電位以上になったとすると、ダイオー
ド10が順バイアスとなってそれ以上の電荷の蓄積を妨
げる結果、キャパシタ3a〜3cを絶縁破壊から保護す
る。電荷の出入りがほとんど無い場合は、ダイオード1
0はほとんど零バイアスになるから、非常に高い抵抗を
示し、スイッチトキャパシタの動作に悪影響を与えな
い。即ち、この高抵抗状態での抵抗値は容易に1012Ω
程度以上にすることができるから、モノリシックIC化
したスイッチトキャパシタ回路の実際の容量値が10
-12F程度であることを考慮すると、時定数は10°sec
程度となり、現在多く使用されているクロック信号周波
数104〜106Hzに対して十分無視できる程度の時定数
となる。
また、このように高抵抗素子5(ダイオード10)を設
けると、該高抵抗素子5とキャパシタ3a〜3cとが固
定電位点6を入力端とし、キャパシタ3a〜3cの共通
接続点を出力端とする上記時定数を有した低域通過フィ
ルタを構成する。このため、仮に固定電位点6に広い周
波数帯域にわたる雑音が混入してしたとしても、従来の
如き折返し効果は発生せず、この低域通過フィルタ作用
によって該雑音のうち非常に低い周波数成分のみが影響
を与えるに止まるという利点を有する。
なお、第1図,第4図では高抵抗素子5(ダイオード1
0)が1個の場合を示したが、第5図に示すようにキャ
パシタ3a〜3cの共通接続点を複数の高抵抗素子5
a,5bを介して、極性または大きさの相異なる固定電
位点6a,6bに接続しても同様の効果が得られる。
第5図は本発明のさらに別の実施例を示すもので、梯子
型キャパシタ回路網を3個の直列キャパシタ3a,3
b,3dと、2個の並列キャパシタ3c,3eとで構成
し、さらにキャパシタ3a,3b,3cの共通接続点お
よびキャパシタ3b,3d,3eの共通接続点をそれぞ
れ高抵抗素子5m,5nを介して固定電位点6m,6n
に接続している。
第6図のスイッチトキャパシタ回路における梯子型キャ
パシタ回路網のうちのキャパシタ3a〜3cについて、
前述と同様にT−π変換を施すと、第7図(a)に示す
等価回路となる。第7図(a)においてキャパシタ
P,3Q,3Rはキャパシタ3a〜3cがT−π変換さ
れたものである。さらに、第7図(a)におけるキャパ
シタ3Q,キャパシタ3Rと3eとを並列にしたもの、お
よびキャパシタ3dに対して再びT−π変換を行なう
と、第6図(b)に示す等価回路が得られる。この第6
図(b)の回路は第3図と同じ形であるから、同様に寄
生容量の影響を受け難い回路となっている。
以下、同様にして梯子型キャパシタ回路網をより多段に
して行くことにより、順次大きな容量比が実現されるこ
とは、以上の説明から明らかである。
なお、本発明はその他要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することが可能であり、例えばスイッチ2c,
2dの開閉のための制御クロック信号をそれぞれφ,φ
に変更した反転積分器によるスイッチトキャパシタフィ
ルタも同様に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るスイッチトキャパシタ
回路の回路図、第2図はスイッチトキャパシタ回路にお
けるスイッチの制御クロック信号の一例を示すタイムチ
ャート、第3図は第1図におけるスイッチトキャパシタ
回路中の梯子型キャパシタ回路網をT−π変換した等価
回路を示す図、第4図は第1図をより具体化した回路
図、第5図は本発明の他の実施例の要部のみを示す回路
図、第6図は本発明のさらに別の実施例の要部のみを示
す回路図、第7図(a)(b)は第6図の実施例の動作
を説明するための等価回路図、第8図は従来のスイッチ
トキャパシタ回路の一例を示す回路図、第9図はスイッ
チトキャパシタにおけるスイッチとして使用されるMO
S FETの寄生容量を説明するための図である。 1…入力端子、2a〜2d…スイッチ、3a〜3c…キ
ャパシタ、4…出力端子、5,5a,5b,5m,5n
…高抵抗素子、6,6a,6b,6m,6n…固定電位
点、7…演算増幅器、8…積分用キャパシタ、9…フィ
ルタ出力端子、10…pn接合ダイオード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子と固定電位点間に直列に接続さ
    れ、互いに逆相で開閉制御される第1,第2のスイッチ
    と、出力端子と固定電位点間に接続され、互いに逆相で
    開閉制御される第3,第4のスイッチと、前記第1,第
    2のスイッチの接続点と前記第3,第4のスイッチの接
    続点との間に接続された少なくとも2個の直列キャパシ
    タおよびこれらキャパシタの接続点と固定電位点との間
    に接続された少なくとも1個の並列キャパシタとを有す
    る梯子型キャパシタ回路網と、このキャパシタ回路網に
    おける各キャパシタの共通接続点と固定電位点との間に
    接続された高抵抗素子とを備えたことを特徴とするスイ
    ッチトキャパシタ回路。
  2. 【請求項2】前記高抵抗素子はpn接合ダイオードであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスイッ
    チトキャパシタ回路。
JP60216491A 1985-09-30 1985-09-30 スイツチトキヤパシタ回路 Expired - Lifetime JPH063864B2 (ja)

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