JPH10125913A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

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JPH10125913A
JPH10125913A JP8280863A JP28086396A JPH10125913A JP H10125913 A JPH10125913 A JP H10125913A JP 8280863 A JP8280863 A JP 8280863A JP 28086396 A JP28086396 A JP 28086396A JP H10125913 A JPH10125913 A JP H10125913A
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semiconductor device
offset
transistor
insulating film
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JP8280863A
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Shigeki Teramoto
茂樹 寺本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
    • H01L29/66227Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices
    • H01L29/66409Unipolar field-effect transistors
    • H01L29/66477Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET
    • H01L29/66568Lateral single gate silicon transistors
    • H01L29/66659Lateral single gate silicon transistors with asymmetry in the channel direction, e.g. lateral high-voltage MISFETs with drain offset region, extended drain MISFETs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐圧トランジスタの駆動能力および耐圧低
下を防止し、同時に、他のトランジスタのゲート電極の
帯電を防止して信頼性を高める。 【解決手段】 少なくとも一方の不純物領域が、チャネ
ル形成領域3a側から順に、低濃度なオフセット不純物
領域A、高濃度な不純物領域9b、低濃度なオフセット
不純物領域Bを隣接させて構成され、オフセット不純物
領域A,B上を覆い高濃度な不純物領域9b上で開口す
るオフセット領域保護用の絶縁膜10a,10bを、チ
ャネル形成領域3aを挟んだ他の不純物領域7a上に接
する絶縁層(例えば、側壁スペーサ層8)に対し、その
離間方向に分離したかたちで有する。これにより、オフ
セット不純物領域A,Bが保護されて当該高耐圧トラン
ジスタ1のIdsについて初期値低下や動作時劣化が防止
され、また、不純物領域7bについて、その部分的なシ
リサイド化等が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば不揮発性メ
モリ等、高耐圧トランジスタを含む半導体装置及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば不揮発性半導体メモリや高耐圧
仕様のマイクロプロセッサ等、高電圧を扱う半導体装置
において、高電圧をオペレーションするためのトランジ
スタは、比較的に低い電圧で駆動する通常のトランジス
タと構造が若干異なっている。
【0003】図8には、この高耐圧トランジスタの一例
を、通常のトランジスタと比較して示す。同図(a)
は、通常のトランジスタ例として、LDD(Lightly Dop
ed Drain) 構造のnチャネルMOSFET(Metal-Oxide
-Semiconductor Field-EffectTransistor) の概略断面
図である。また、同図(b)は、高耐圧nチャンネルM
OSFETの概略断面図である。図8において、符号1
00はシリコンウェーハ等の半導体基板、101はpウ
ェル、102はフィールド酸化膜、103はゲート絶縁
膜、104はゲート電極、105a,105bはn型不
純物が比較的に低濃度に導入されたLDD領域、106
はサイドウォール、107a,107bはそれぞれn型
不純物が比較的に高濃度に導入されたソース領域,ドレ
イン領域である。
【0004】図8(b)に示す高耐圧nチャネルMOS
FETは、同図(a)に示す通常のMOSFETと比較
すると、高電圧印加側(nチャネル型では、ドレイン)
の不純物領域105b,107bの構造が若干異なって
いる。すなわち、通常のMOSFETでは、ゲート電極
104とドレイン領域107bとのオフセット量は自己
整合的にサイドウォール106の幅に決められているの
に対し、高耐圧MOSFETでは、両者間にサイドウォ
ール106幅より大きなオフセットAをもたせてある。
加えて、高耐圧MOSFETでは、ドレイン領域107
bとフィールド酸化膜102との間でも、通常のMOS
FETにはないオフセットBをもたせてある。このよう
なオフセット構造のFETでは、高電圧が印加されるド
レイン領域107bについて、ゲート電極104あるい
はフィールド酸化膜102との間で電界集中が緩和さ
れ、この結果、通常のMOSFETに比べると、耐圧
(ソース・ドレイン間耐圧、ゲート・ドレイン間耐圧)
が高く、また素子間の絶縁分離特性もよい。
【0005】図9(a)〜(d)は、上記構成の高耐圧
MOSFETの製造過程の一部を抜き出して示す概略断
面図である。図9(a)より前の工程については、特に
図示しないが、まずpウェル101が形成された半導体
基板(p型の半導体基板でも可)を用意し、常法に従っ
てフィールド酸化膜102を形成した後、ゲート絶縁膜
103とゲート電極104となる膜を成膜し加工する。
その後、加工後のゲート電極104とフィールド酸化膜
102をマスクとしたイオン注入によって、LDD領域
105a,105bを自己整合的に形成する。図9
(a)には、このイオン注入後の状態を示す。
【0006】次いで、例えば酸化シリコン膜または窒化
シリコン膜等の膜106aを全面に成膜し(図9
(b))、ゲート電極材料や半導体基板と選択比がとれ
る条件で、この形成膜全面に対しRIE(Reactive Ion
Etching)等の異方性エッチングを施し、形成膜をエッチ
バック(etch back) する。これにより、ゲート電極10
4の側壁にサイドウォール106が形成される(図9
(c))。
【0007】図8(a)に示した通常のMOSFETで
は、その後、サイドウォール106およびフィールド酸
化膜102をマスクとしたイオン注入によってソース領
域107aとドレイン領域107bを自己整合的に形成
するのであるが、当該高耐圧MOSFETでは、先に記
述したオフセット構造を実現するために、図9(d)に
示すように、犠牲層(例えばレジストパターン108)
を、ドレイン側のLDD領域上から周囲のゲート電極1
04上やフィールド酸化膜102上途中にかけて形成す
る。このレジストパターン108によって、図9(d)
に示すように、図8(b)のオフセットA,Bとなる部
分が被覆され、その間が部分的に開口される。したがっ
て、このレジストパターン108をマスクとしてイオン
注入を行なうと、図8(b)に示すように、ドレイン側
では、このレジストパターン108の開口位置にドレイ
ン領域107bが形成される。他方、ソース側では、通
常のMOSFETと同様に、サイドウォール106およ
びフィールド酸化膜102に対し自己整合的にソース領
域107aが形成される。この後は、特に図示しない
が、所定の配線層等の形成によって電極取出しが行なわ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の高耐圧MO
SFETの製造方法では、図9(b)から同図(c)に
かけて、サイドウォール106を形成するためのエッチ
バックの際、通常、オーバーエッチング(over etching)
が施される。すなわち、サイドウォール膜材106aの
膜厚やエッチングのされ方がウェーハ面内で均一とは限
らないことから、ウェーハ面内どの箇所においてもソー
ス領域107aやドレイン領域107bとなる部分に当
該膜材106aが残らないようにするために、ジャスト
エッチ(just etch) の時間から更に所定割合だけ長い時
間(または、膜厚で規定してもよい)だけ余分にエッチ
ングされる。したがって、このRIE等におけるオーバ
エッチング時に、LDD領域105a,105bの露出
表面がイオン化粒子等で叩かれることになる。
【0009】このとき、当該膜材106aとシリコン基
板(厳密には、LDD領域105a,105b)との選
択比が余り大きくない場合も少なくない。たとえば、酸
化シリコン膜とシリコンとの選択比は通常3〜5程度で
あり、この場合、オーバエッチングによって表出するL
DD領域105a,105bの表面が削れることは免れ
得ない。図8(a)の通常のMOSFETでは、この削
れた表面全体に、その後に高濃度な不純物領域107
a,107bが形成されることから、この表面削れが特
性上問題となることは少ない。これに対し、同図(b)
の高耐圧MOSFETでは、図中、符号Cで示す電流経
路途中のオフセット領域表面が削れることから、この部
分が高抵抗化してしまい、ソース・ドレイン間電流Ids
がとれなくなるといった問題があった。
【0010】加えて、このオフセット領域表面Cを含む
LDD領域の表出部分は、オーバーエッチング時にプラ
ズマに曝されるため、その後に層間膜を形成したときに
層間膜とLDD領域との界面に界面準位が残ってしま
い、トランジスタ動作を繰り返すうちに、界面準位に電
子が次第に捕獲され、この結果、図10に示すようにI
dsが低下し、ひいては駆動能力が劣化するといった問題
もあった。この2番目の問題は、特にトランジスタサイ
ズを縮小化しゲート長やオフセットA,Bを短く設定し
た場合に顕著になってくることから、今後、高耐圧トラ
ンジスタを有する半導体装置の更なる微細化を進めてい
く上で、今以上に重要な解決課題となるものと予想され
る。
【0011】一方、この微細化過程で高速性能を確保す
るためには、スケーリング則にのっとって不純物領域の
深さ方向にも微細化(極浅化)を同時に進めなければな
らならず、このときの不純物領域の低抵抗化技術の一つ
にSALICIDE(Self-Aligned Silicide) と称さ
れ、不純物領域をゲート電極とともに自己整合的にシリ
サイド化する技術がある。このシリサイドの形成のため
には、特定な高融点金属等の膜を全面に成膜し、熱処理
を施してシリコン或いはポリシリコン(ゲート電極材)
と反応させ、その後、未反応な絶縁膜上の金属膜を酸等
で除去することが、通常行なわれる。
【0012】SALICIDE技術をそのまま高耐圧ト
ランジスタに適用した場合、上記のように熱処理が必要
なことから、図10(d)におけるレジストパターン1
08を予め除去した後に、シリサイドの一括形成を行な
う。このため、シリサイドの一括形成後は、図11に示
すように、シリサイド109がゲート電極104上と不
純物領域105a,105b,107a,107bの露
出表面上全域に形成され、図8(b)のオフセット領域
Cにもサリサイド109が形成されてしまうため、オフ
セットを設けた意味が失われ、電界緩和を行うことが出
来ずに耐圧が低下してしまう。すなわち、高速デバイス
に高耐圧トランジスタを搭載しようとした場合に、SA
LICIDE(又は、シリサイド)技術をそのまま適用
できず、この結果、高耐圧トランジスタが必要なデバイ
スは高速化ができないといった問題があった。
【0013】以上は、高耐圧トランジスタ自体につい
て、従来製法における諸問題を指摘した。つぎに指摘し
なければならないのは、従来製法が高耐圧用以外のトラ
ンジスタ特性に与える影響である。たとえば、不揮発性
メモリは、メモリアレイとその周辺回路とから構成され
ており、周辺回路に高耐圧トランジスタを備えている。
不揮発性メモリでは、周辺回路の高耐圧トランジスタを
上述してきた方法で形成し、しかもプロセスが複雑化す
るのを防止する観点ではメモリアレイ内のメモリランジ
スタも同時形成することが望ましい。そうした場合、図
9(b)から同図(c)にかけて行なうエッチバック
は、ウェーハ全面に対して施されることから、メモリト
ランジスタについてもサイドウォールが形成される。こ
のサイドウォールは、不揮発性のメモリトランジスタで
は必ずしも必要としない場合も多い。なぜなら、不揮発
性メモリでは、一般に、CHE(Chanel HotElectron)
によって電荷を注入したり、ゲート電極と高濃度不純物
領域とのオーバーラップ部分で電荷を引き抜くことが多
いため、むしろLDD構造としない方がよい場合も多い
からである。
【0014】トランジスタ特性に関していえば、サイド
ウォールが形成されること自体が特性劣化に直接結びつ
くものではない。ところが、絶縁膜上に形成され、この
時点で他の導電層に接続されていないゲート電極が、サ
イドウォール形成時のエッチバック時にプラズマに曝さ
れると、ゲート電極がチャージアップし、メモリートラ
ンジスタのゲート酸化膜が劣化してしまうおそれが強い
という問題がある。チャージアップする点では、周辺回
路の高耐圧トランジスタも同様である。しかし、数が圧
倒的に多く縮小化要請の強いメモリトランジスタにおい
ては、このサイズ縮小や低電圧化にともなってゲート絶
縁膜が薄くなっており、このためゲート電極のチャージ
アップによってメモリトランジスタのゲート酸化膜は劣
化し易い傾向にある。また、周辺回路のトランジスタは
単なるスイッチング用であるのに対し、メモリトランジ
スタは蓄積電荷量に応じて情報の“0”または“1”を
記憶させるものである。したがって、不揮発性メモリト
ランジスタのゲート絶縁膜については、その劣化が蓄積
電荷のリークといった致命的な特性劣化に直結しやす
く、この意味で劣化防止を図る要請が強い。
【0015】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、高耐圧トランジスタの駆動能力および耐圧の低下を
防止し、加えて他のトランジスタ特性についてゲート電
極の帯電も防止して信頼性を高めた半導体装置及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の半導
体装置では、サイドウォール形成時等にオフセット領域
を保護するオフセット領域保護用の絶縁膜を具備させる
こととした。すなわち、本半導体装置は、半導体基板内
の表面側でチャネル形成領域を挟んで互いに離間する2
つの不純物領域を具備し、少なくとも一方の前記不純物
領域が、前記チャネル形成領域側から順に、低濃度なオ
フセット不純物領域、高濃度な不純物領域、低濃度なオ
フセット不純物領域を隣接させて構成してある高耐圧ト
ランジスタを有する半導体装置であって、前記オフセッ
ト不純物領域上を覆い前記高濃度な不純物領域上で開口
するオフセット領域保護用の絶縁膜を、前記2つの不純
物領域の他方上に接する絶縁層(例えば、側壁スペーサ
層)に対し、その離間方向に分離したかたちで有するこ
とを特徴とする。これにより、オフセット不純物領域が
保護され、当該高耐圧トランジスタのIdsの初期値低下
や動作時劣化が防止される。
【0017】たとえば、オフセット不純物領域が絶縁膜
で覆われ、この領域上にシリサイドが形成されないこと
から、当該高耐圧トランジスタの不純物領域について、
その部分的なシリサイド化が可能となる。すなわち、こ
のような場合の本半導体装置では、少なくとも前記オフ
セット領域保護用の絶縁膜によって開口された前記高濃
度な不純物領域上に、導電層を更に有することを他の特
徴とする。
【0018】さらに、メモリトランジスタのゲート電極
を覆う最下層の絶縁膜を、前記オフセット領域保護用の
絶縁膜と同一な階層の膜で構成させることによって、例
えばメモリトランジスタのゲート電極のチャージアッ
プ、ひいてはゲート絶縁膜の劣化防止等を図ることが可
能となる。
【0019】本発明に係わる半導体装置の製造方法で
は、半導体基板内の表面側に、チャネル形成領域を挟ん
で互いに離間する2つの低濃度な不純物領域を形成した
後、全面に絶縁膜を成膜し、成膜した絶縁膜を加工し
て、当該絶縁膜を前記低濃度な各不純物領域上にそれぞ
れ部分的に残存させる半導体装置の製造方法であって、
前記絶縁膜を全面に成膜した後に、前記2つの低濃度な
不純物領域の離間方向に沿って見るとその一方の低濃度
な不純物領域の中央部分上方で開口し、前記基板に垂直
な方向から見ると少なくとも前記チャネル形成領域上ま
で延びる犠牲層を形成し、当該犠牲層をマスクとして前
記加工を選択的に行なった後、当該加工による基板の露
出面に高濃度な不純物領域を形成することを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる半導体装置
およびその製造方法を、図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0021】第1実施形態 図1は、本実施形態に係わる半導体装置の要部を示す概
略断面図である。図中、符号1は高耐圧トランジスタ、
2はシリコンウェーハ等の半導体基板、3はpウェル、
3aはチャネル形成領域、4はフィールド酸化膜、5は
ゲート絶縁膜、6はゲート電極、7a,7bはn型不純
物が比較的に低濃度に導入されたLDD領域、8はサイ
ドウォール、9a,9bはそれぞれn型不純物が比較的
に高濃度に導入されたソース領域,ドレイン領域であ
る。
【0022】本実施形態の高耐圧トランジスタ1では、
図1に示すように、ソース側(図の左側)とドレイン側
(図の右側)の不純物領域が非対称に構成されている。
すなわち、ソース側は、通常のLDD構造と同様に、そ
のLDD領域7aがゲート電極6とフィールド酸化膜4
とに対し自己整合的に形成されている。また、ソース領
域9aは、ゲート電極6の側壁に形成された側壁スペー
サ層(サイドウォール8)とフィールド酸化膜4とに対
し自己整合的に形成されている。
【0023】一方、ドレイン側では、そのLDD領域7
bがゲート電極6とフィールド酸化膜4とに対し自己整
合的に形成されていることはソース側と同じであるが、
そのゲート電極6とフィールド酸化膜4との距離がソー
ス側より大きく設定されており、その分、LDD領域7
bも長く形成されている。
【0024】また、ソース側のようなサイドウォールは
形成されておらず、その代わりに、ゲート電極6の上面
途中からフィールド酸化膜4上の途中にかけて、オフセ
ット領域保護用の絶縁膜10a,10bが形成されてい
る。オフセット領域保護用の絶縁膜10a,10bによ
って、ゲート電極6とフィールド酸化膜4との対向間隔
途中で下地のLDD領域7bが開口しており、この開口
面にドレイン領域9bが形成されている。このオフセッ
ト領域保護用の絶縁膜10a,10bは、完全に分離さ
れるか、図に垂直な手前又は奥側で連続して一体に形成
されている。なお、この図では、ソース領域9aおよび
ドレイン領域9bは、それぞれのLDD領域7a,7b
より浅く形成されている。これは空乏層が延びることを
抑えた方が高耐圧化に有利なためであるが、これに限ら
ず、一般のLDD構造と同様に高濃度領域を低濃度領域
より深く形成してもよい。
【0025】オフセット領域保護用の絶縁膜10a,1
0bに被覆されていないゲート電極6部分、およびソー
ス領域9a,ドレイン領域9b上は、所定金属のシリサ
イド等からなる導電層11が形成されている。
【0026】この図示例の高耐圧トランジスタ1におい
て、ソース側は、ゲート電極6とソース領域9aとのオ
フセット量は自己整合的にサイドウォール8の幅に決め
られているのに対し、ドレイン側は、ゲート電極6とド
レイン領域9bとの間にサイドウォール8の幅より大き
なオフセットAをもたせてある。加えて、ドレイン領域
9bとフィールド酸化膜4との間でも、オフセットBを
もたせてある。そして、この両オフセットA,B部分の
表面が、それぞれオフセット領域保護用の絶縁膜10
a,10bによって保護されている。このようなオフセ
ット構造のFETでは、高電圧が印加されるドレイン領
域9bについて、ゲート電極6あるいはフィールド酸化
膜4との間で電界集中が緩和され、この結果、耐圧(ソ
ース・ドレイン間耐圧、ゲート・ドレイン間耐圧)が高
めてある。
【0027】なお、本発明では、図1とは逆にソース側
について、表面を絶縁膜で保護されたオフセット構造と
してもよいし、例えばドレインとソースが入れ替わるス
イッチとして用いるトランジスタ等においては、ソース
およびドレイン双方について、表面を絶縁膜で保護され
たオフセット構造を採用しても構わない。
【0028】つぎに、図1の高耐圧トランジスタを例
に、本発明の半導体装置の製造方法を、図面を参照しな
がら説明する。ここで、図2〜6は、それぞれ図1に示
す高耐圧トランジスタの各製造過程を示す概略断面図で
ある。図2では、まずシリコンウェーハ等の半導体基板
2を用意し、その表面に例えばイオン注入法でp型不純
物を導入すること等によってpウェル3を形成した後、
例えばLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法を用
いてフィールド酸化膜4を選択的に形成する。フィール
ド酸化膜4を形成するには、特に図示しないが、まずパ
ッド用酸化膜,窒化シリコン膜などの酸化阻止膜を、こ
の順に積層し、これらをドライエッチングにより所定パ
ターンに加工した後、LOCOS酸化を行なう。これに
より、素子間分離が達成される。
【0029】つぎに、必要に応じてチャネルストッパ用
のイオン注入を行い、そのアニール後に、上記酸化阻止
膜を除去し、この上に熱酸化法等を用いてゲート酸化膜
5を成膜する。これにより、図2に示すように、フィー
ルド酸化膜4によって囲まれた活性領域上が、ゲート酸
化膜5で被膜される。
【0030】次いで、例えばCVD(Chemical Vapor D
eposition)法を用いて、全面にポリシリコン膜を堆積し
た後、このポリシリコン膜にP(リン)等をドープして
導電化する。そしてフォトリソグラフィ技術及びエッチ
ング技術を用いて、図3に示すように、ポリシリコン膜
およびゲート酸化膜5を所定の形状にパターニングし、
ゲート電極6を形成する。ゲート電極6の材質は、特に
限定はないが、本実施形態では後でサリサイド化するこ
とから、これを考慮してポリシリコン膜を選択した。な
お、ゲート酸化膜5を残しておいて、次のイオン注入の
スルー膜として用いてもよい。
【0031】このゲート電極6およびフィールド酸化膜
4をマスクに、イオン注入法により活性領域表面にLD
D領域7a,7bを形成する。具体的には、例えばAs
イオン等を注入した後、注入イオンを電気的に活性化す
るための熱処理を行う。これにより、pウェル3表面
に、チャネル形成領域3aを挟んで相対する2つのLD
D領域7aと7bとが、ゲート電極6に対して自己整合
的に形成される。
【0032】その後、図4に示すように、例えば酸化シ
リコン膜または窒化シリコン膜等からなる膜8aを全面
に成膜する。そして、図5に示すように、成膜した膜8
a上に犠牲層としてのレジストパターン12を形成す
る。これによって、レジストパターン12には、LDD
領域7a,7bの離間方向に沿ってみると図1に示し先
に説明したように、それぞれゲート電極6からのオフセ
ットAとなる部分と、フィールド酸化膜4からのオフセ
ットBとなる部分とに挟まれたLDD領域部分の上方
に、開口部12aが形成される。また、レジストパター
ン12は、LDD領域7a,7bの離間方向に沿ってみ
ると、ゲート酸化膜6およびフィールド酸化膜4上方の
途中まで延在している。
【0033】このレジストパターン12をマスクとし
て、例えばRIE(Reactive Ion Etching)法により異方
性エッチングを施す。これにより、図6に示すように、
ドレイン側にオフセット領域保護用の絶縁膜10a,1
0bが形成され、同時にソース側にはゲート電極6の側
壁スペーサ層として、サイドウォール8が形成される。
続いて、ゲート電極6,フィールド酸化膜4のほか、こ
のサイドウォール8およびオフセット領域保護用の絶縁
膜10a,10bをマクスとして、イオン注入法によ
り、LDD領域7a,7b内にソース領域9aおよびド
レイン領域9bを形成する。具体的には、例えばAsイ
オンまたはPイオン等を比較的に高濃度に注入した後、
注入イオンを電気的に活性化するための熱処理を行う。
【0034】そして、図1に示すように、表面に露出し
たゲート電極6および不純物領域9a,9b上に、高融
点金属シリサイド等からなる導電層11を自己整合的に
形成する。いわゆるサリサイドの形成である。具体的に
は、所定の高融点金属からなる金属層を例えばスパッタ
法等によって全面に皮膜し、熱処理により露出表面部分
のみシリサイド化した後、酸化膜上にあってシリサイド
化していない金属層を酸で除去する方法、あるいは、C
VD法で露出表面部分のみに金属層を選択的に形成し熱
処理でシリサイド化する方法などにより、この導電層1
1が形成される。なお、今までの説明では、ゲート電極
6をポリシリコン膜から構成させるとしたが、ゲート電
極6が他の材料、例えばアリュミニュウム(Al)等の
場合では、ゲート電極6上には抵抗抗化のための導電層
11は形成されない。
【0035】その後は、特に図示しないが、層間絶縁層
成膜,コンタクトホール形成,金属配線層形成,オーバ
ーコート膜成膜,パッド窓開け等を経て、当該半導体装
置を完成させることができる。
【0036】本発明の半導体装置は、以上説明してきた
ように、LDD領域7bのオフセットA,Bとなる部分
の表面上に、LDD領域形成直後にオフセット保護用の
絶縁膜10a,10bが形成され、最後まで被膜されて
いる。このため、このオフセット保護用の絶縁膜10
a,10bおよびサイドウォール8形成時の異方性エッ
チング等の際、LDD領域7bのオフセットA,Bとな
る部分が、イオン化粒子等でたたかれることはない。し
たがって、従来から問題であったこのオフセット領域の
表面が削れて高抵抗化し、Ids がとれなくなるといった
事態を構造上回避できる。また、オフセット領域がプラ
ズマに曝されるまえに、絶縁層10a,10bで被膜さ
れるため、絶縁膜10a,10bと半導体基板(厳密に
は、pウェル3)との界面に界面準位が残ることもな
く、従来から問題であったトランジスタ動作を繰り返す
うちに、この界面準位に電子が捕獲されて駆動能力が低
下してしまうという問題も、構造上回避できる。
【0037】また、不純物領域のシリサイド、またはサ
リサイド技術をそのまま導入した場合でも、オフセット
領域にはシリサイド等の導電層11が形成されず、この
ため、従来懸念されていたような、オフセット領域で電
界緩和を行うことが出来ずに耐圧が低下してしまうとこ
とは起こらない。
【0038】第2実施形態 本実施形態は、上記した第1実施形態における高耐圧ト
ランジスタを、不揮発性メモリの周辺回路に用いた場合
である。図7には、この不揮発性メモリの要部を示す概
略断面図である。この不揮発性メモリは、メモリトラン
ジスタを行列状に多数配列させたメモリアレイと、周辺
回路とから構成されている。周辺回路は、第1実施形態
で説明した高耐圧トランジスタ1を備えている。
【0039】本実施形態では、メモリアレイを構成する
メモリトランジスタについて、そのゲート電極を覆う最
下層の絶縁膜10cが、先に説明した周辺回路側で高耐
圧トランジスタ1のオフセット領域保護用の絶縁膜10
a,10bと同じ階層の膜で構成されている。具体的
に、第1実施形態の製造過程において説明すると、図3
でゲート電極6およびLDD領域7a,7bを形成し、
つぎに図4で膜8aを成膜するまえには、図7のメモリ
トランジスタの各ゲート電極と不純物領域の形成が既に
終了している。したがって、図4における膜8aの成膜
時に、このメモリトランジスタの各ゲート電極と不純物
領域上も同じ膜8aで覆われる。そして、図5のレジス
トパターン12が、図7のメモリアレイのほぼ全域にも
形成され、これを異方性エッチングすることによって、
図7において、周辺回路側のサイドウォール8やオフセ
ット保護用の絶縁膜10a,10bと同時に、メモリア
レイ側を覆う絶縁膜10cが形成される。その後は、第
1実施形態と同様に、周辺回路側の高濃度領域9a,9
bを形成した後、各電極の取り出す配線層等を形成す
る。
【0040】本実施形態の半導体装置によれば、周辺回
路側では、サイドウォール8やオフセット保護用の絶縁
膜10a,10bの加工時に、ゲート電極6がプラズマ
に曝されるものの、メモリアレイ側のメモリトランジス
タのゲート電極は絶縁膜10cで保護されてプラズマに
曝されることがない。このため、メモリトランジスタの
ゲート電極が帯電し、その下の薄いゲート酸化膜が劣化
することもないので、信頼性の高いメモリデバイスを実
現することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係わ
る半導体装置及びその製造方法によれば、高耐圧トラン
ジスタのLDD構造におけるオフセット領域の表面削れ
によるソース・ドレイン間電流の初期値低下、及び当該
領域と絶縁膜と界面における電子トラップによるソース
・ドレイン間電流のトランジスタ動作中の劣化を有効に
防止することができる。また、シリサイド等の導電層
を、耐圧を低下させることなく不純物領域上に形成する
ことが容易である。すなわち、シリサイド又はサリサイ
ドプロセスとの適合性が高い高耐圧トランジスタを実現
できる。さらに、高耐圧トランジスタ以外の例えばメモ
リトランジスタ等のゲート絶縁膜劣化防止が図り易い。
【0042】以上より、本発明によって、高耐圧トラン
ジスタの駆動能力低下を防止し、高速化のため不純物領
域の低抵抗化が図り易く、加えて他のトランジスタ特性
についてゲート電極の帯電も防止して信頼性を高めた半
導体装置及びその製造方法を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる半導体装置の要
部(高耐圧トランジスタ部分)を示す概略断面図であ
る。
【図2】図1の高耐圧トランジスタの製造過程におい
て、特にゲート絶縁膜の成膜後を示す概略断面図であ
る。
【図3】図2に続き、LDD領域の形成後を示す概略断
面図である。
【図4】図3に続く、成膜後を示す概略断面図である。
【図5】図4に続く、レジストパターン形成後を示す概
略断面図である。
【図6】図5に続く、ソース領域およびドレイン領域の
形成後を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係わる不揮発性メモリ
の要部を示す概略断面図である。
【図8】従来の半導体装置について、高耐圧トランジス
タ(同図(b))の一例を、通常のトランジスタ(同図
(a))と比較して示す概略断面図である。
【図9】(a)〜(d)は、図8(b)の高耐圧MOS
FETの製造過程の一部を抜き出して示す概略断面図で
ある。
【図10】図8(b)の高耐圧MOSFETの動作中の
ソース・ドレイン間電流の劣化を示すグラフである。
【図11】図8(b)の高耐圧MOSFETにサリサイ
ド技術を適用した場合の概略断面図である。
【符号の説明】
1…高耐圧トランジスタ、2…半導体基板、3…pウェ
ル、4…フィールド酸化膜、5…ゲート絶縁膜、6…ゲ
ート電極、7a,7b…LDD領域(低濃度な不純物領
域)、8…サイドウォール(側壁スペーサ層)、8a…
膜、9a…ソース領域(高濃度な不純物領域)、9b…
ドレイン領域(高濃度な不純物領域)、10a,10b
…オフセット領域保護用の絶縁膜、10c…他のトラン
ジスタ保護用の絶縁膜、11…シリサイド等の導電層、
12…レジストパターン(犠牲層)、12a…開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/788 29/792

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板内の表面側でチャネル形成領
    域を挟んで互いに離間する2つの不純物領域を具備し、 少なくとも一方の前記不純物領域が、前記チャネル形成
    領域側から順に、低濃度なオフセット不純物領域、高濃
    度な不純物領域、低濃度なオフセット不純物領域を隣接
    させて構成してある高耐圧トランジスタを有する半導体
    装置であって、 前記オフセット不純物領域上を覆い前記高濃度な不純物
    領域上で開口するオフセット領域保護用の絶縁膜を、前
    記2つの不純物領域の他方上に接する絶縁層から、その
    離間方向に分離したかたちで有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層は、前記チャネル形成領域上
    にゲート絶縁膜を介して配置されたゲート電極の側壁ス
    ペーサ層である請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記オフセット領域保護用の絶縁膜によ
    って開口された少なくとも前記高濃度な不純物領域上
    に、導電層を更に有する請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記高耐圧トランジスタの他に、メモリ
    トランジスタを多数有し、 前記メモリトランジスタのゲート電極を覆う最下層の絶
    縁膜が、前記オフセット領域保護用の絶縁膜と同一な階
    層の膜で構成されている請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板内の表面側に、チャネル形成
    領域を挟んで互いに離間する2つの低濃度な不純物領域
    を形成した後、全面に絶縁膜を成膜し、成膜した絶縁膜
    を加工して、当該絶縁膜を前記低濃度な各不純物領域上
    にそれぞれ部分的に残存させる半導体装置の製造方法で
    あって、 前記絶縁膜を全面に成膜した後、前記2つの低濃度な不
    純物領域の離間方向に沿って見るとその一方の低濃度な
    不純物領域の中央部分上方で開口し、前記基板に垂直な
    方向から見ると少なくとも前記チャネル形成領域上まで
    延びる犠牲層を形成し、 当該犠牲層をマスクとして前記加工を選択的に行なった
    後に、 当該加工による前記基板の露出面に高濃度な不純物領域
    を形成する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記加工は、異方性のドライエッチング
    により行なう請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記高濃度な不純物領域の形成後、導電
    層を少なくとも当該高濃度な不純物領域上に選択的に形
    成する請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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