JPH10124906A - 波長板およびそれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

波長板およびそれを用いた光ピックアップ装置

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JPH10124906A
JPH10124906A JP8273202A JP27320296A JPH10124906A JP H10124906 A JPH10124906 A JP H10124906A JP 8273202 A JP8273202 A JP 8273202A JP 27320296 A JP27320296 A JP 27320296A JP H10124906 A JPH10124906 A JP H10124906A
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light
phase difference
wave plate
recording medium
pickup device
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JP8273202A
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Kenichi Hayashi
賢一 林
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光検出器による戻り光の受光量の変動を抑制
するとともに、受光量を一定のレベルに維持することに
よりジッター特性に優れた光ピックアップ装置に適した
波長板を提案すること。 【解決手段】 波長板1において、基板2の光通過面2
01に第1、第2の位相差領域AおよびBが所定のパタ
ーンに形成されている。第1の位相差領域Aでは、結晶
光軸の方向Haが入射光の光の偏光方位Hoとなす角度
がπ/3となるように設定されている。これに対して、
第2の位相差領域Bでは、結晶光軸の方向Hbが入射光
の光の偏光方位Hoと平行となるように設定されてい
る。このため、波長板1を光ピックアップ装置に用いた
場合には、第1、第2の位相差領域AおよびBの結晶光
軸の方向を調整することにより、光検出器による戻り光
の受光量を一定に保持でき、あるいは、その受光量の変
動幅を少なくできる。したがって、波長板1を用いれ
ば、光記録媒体の複屈折性による影響を受けないジッタ
ー特性に優れた光ピックアップ装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体の再生
・記録あるいはそれら一方の動作を行う光ピックアップ
装置において、光源からの出射光と光記録媒体からの戻
り光を分離するために用いられる1/4波長板などの波
長板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)等の光記録
媒体の再生を行うための光ピックアップ装置としては、
レーザ光源から光検出器に至る光路の途中位置に偏光ビ
ームスピリッター(PBS)および1/4波長板が配置
された偏光系の光ピックアップ装置が知られている。こ
のような光ピックアップ装置は、レーザ光源からの出射
光がPBSおよび1/4波長板を通過したのち、光記録
媒体の記録面に光スポットとして照射され、光記録媒体
からの戻り光が再び1/4波長板およびPBSを通過す
るように構成されている。光記録媒体からの戻り光は、
1/4波長板を通過すると、レーザ光源からの出射光の
偏光方位と90度異なる偏光方位のレーザ光に変えら
れ、PBSによってレーザ光源とは異なる方向に設置さ
れた光検出器に導かれるようになっている。このような
偏光系の光ピックアップ装置は、ほぼ100%のエネル
ギー効率でレーザ光源からの出射光を光記録媒体に照射
でき、さらに、光記録媒体からの戻り光も高効率で光検
出器に照射できる構成であるため、光記録媒体へ情報を
記録するための光ピックアップ装置に多く用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ある種の光記
録媒体は反射面に複屈折性を備えている。このため、光
記録媒体からの戻り光には、1/4波長板により与えら
れた偏光状態の変化だけではなく、光記録媒体の複屈折
性によっても偏光状態の変化が生じる。この結果、1/
4波長板を通った戻り光は、直線偏光とならず楕円偏光
となるため、レーザ光源からの出射光の偏光方位に対し
て垂直な直線偏光成分のみとはならず、平行な直線偏光
成分が含まれてしまう。光記録媒体の複屈折量を無視で
きない場合には、以下に説明する不具合が生ずる。
【0004】図4(A)には1/4波長板を用いた場合
の光記録媒体の複屈折性によって生じる位相差と光検出
器による戻り光の受光量との関係を示してある。なお、
縦軸は、光検出器による戻り光の受光量Prとレーザ光
源からの出射光の光量Poの比率で示してある。この図
に示すように、1/4波長板を用いた光ピックアップ装
置では、戻り光に光記録媒体の複屈折性による位相差が
原因となる偏光状態の変化が含まれていると、この位相
差に応じて光検出器による戻り光の受光量が低下してし
まう。特に、光記録媒体の複屈折性によって戻り光に生
じる位相差がπラジアンの時には、光検出器に導かれる
戻り光がゼロになり、光記録媒体からの情報信号が得ら
れなくなってしまう。
【0005】また、光記録媒体がもつ複屈折性は場所に
よって異なるので、光記録媒体の回転に伴って、戻り光
の偏光状態が変化する。このため、光記録媒体の複屈折
性によって生じる位相差が0〜πラジアンの範囲でばら
ついたとすれば、光検出器による戻り光の受光量は、レ
ーザ光源からの出射光の光量の0〜100%の範囲で変
動する。この受光量の変動幅は、光検出器からの出力信
号の変動(ジッター)特性を悪化させてしまう。
【0006】以上の点に鑑みて、本発明の課題は、光検
出器による戻り光の受光量の変動を抑制するとともに、
受光量を一定のレベルに維持することによりジッター特
性に優れた光ピックアップ装置を実現するための波長板
を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の波長板は、光源からの出射光と光記録媒体
からの戻り光を分離するために用いられる光ピックアッ
プ装置用の波長板であって、基板と、この基板の光通過
面に形成され、当該光通過面を通過する光に偏光状態の
変化を与える少なくとも第1および第2の位相差領域を
備え、これら第1および第2の位相差領域の結晶光軸の
方向が異なっていることを特徴としている。
【0008】本発明の波長板では、各々の位相差領域の
結晶光軸の方向がそれぞれ異なった方向に設定されてい
る。所定の方向に偏光方位を持った光がこの波長板に入
射すると、入射光の一部は第1の位相差領域を通過し、
残りの光は第2の位相差領域を通過する。したがって、
通過光には位相差領域毎に異なった偏光状態の変化が与
えられた光が存在する。このため、光源からの出射光の
偏光方位に対して垂直な偏光方位の光だけを光源と異な
る方向に設置された光検出器に導くように構成された光
ピックアップ装置において、1/4波長板の代わりに本
発明の波長板を用いれば、光記録媒体からの戻り光には
異なる偏光状態の光が混在する。したがって、戻り光が
光記録媒体の複屈折性による偏光状態の変化を含んでい
たとしても、戻り光は光源からの出射光の偏光方位に対
して垂直な成分を持った光を含んでいるので、光検出器
により戻り光を受光できる。したがって、光記録媒体か
らの情報信号を確実に得ることができる。
【0009】また、本発明の波長板では、通過光に与え
られる偏光状態の変化は、入射光の光の偏光方位に対し
てそれぞれの位相差領域の結晶光軸の方向を調整するこ
とにより制御できる。このため、各位相差領域の結晶光
軸の方向を制御することにより光検出器による戻り光の
受光量を一定のレベルに維持でき、さらに、受光量の変
動も抑制できる。したがって、ジッター特性に優れた光
ピックアップ装置に適した波長板を実現できる。
【0010】本発明の波長板においては、各々の位相差
領域を同一の複屈折材料から形成することができる。
【0011】次に、第1および第2の位相差領域のそれ
ぞれの結晶光軸の方向がπ/2だけ異なるように設定す
ることが望ましい。このように設定すれば、戻り光が光
記録媒体の複屈折性によって位相差を受けていたとして
も、光検出器による戻り光の受光量を一定に保持でき
る。このため、本発明の波長板を用いることにより、光
記録媒体の複屈折性に影響されない光ピックアップ装置
を実現できる。
【0012】本発明の波長板の基板としては、正方形、
長方形などの四角形のものを使用して、この基板の各辺
の方向が前記第1の位相差領域あるいは前記第2の位相
差領域の結晶光軸の方向に対して所定の角度となるよう
に設定することが好ましい。このようにすれば、波長板
を光ピックアップに実装する際に、各辺が結晶光軸の方
向に対する目印となる。このため、波長板を光ピックア
ップに実装し易い。
【0013】なお、光ピックアップ装置は、上記構成の
波長板と、この波長板を通過する光を出射する光源と、
前記波長板を通過した前記光源からの出射光を光記録媒
体に光スポットとして集光する対物レンズと、前記光記
録媒体からの戻り光を光検出器に導くビームスプリッタ
ーとを備えた構成とすれば良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1(A)は本発明を適用した光ピックア
ップ装置用の波長板の斜視図である。この図に示すよう
に、波長板1は、正方形、長方形などの四角形の基板2
と、この基板2の表面(光通過面)201に形成された
2種類の位相差領域AおよびBを備えている。基板2の
各辺の方向は位相差領域A或いは位相差領域Bの結晶光
軸の方向に対して所定の角度となるように設定されてい
る。基板2は、たとえば、ガラス基板、シリコン基板、
プラスチック基板などから形成されており、波長板1に
入射する光の波長に対して透明なものとされている。ま
た、基板2は平坦とされた表面201および裏面202
を備えており、これらの面201および202が光源か
らの出射光や光記録媒体からの戻り光が通過する光通過
面となっている。図1(A)において、破線で示す円形
の領域Rはレーザ光が照射される領域である。なお、以
下の本明細書の記載および図面においては、波長板のう
ち光が照射される円形領域Rのみを取り出して説明およ
び図示するものとする。
【0016】図1(B)に示すように、基板2の光通過
面201には、2種類の位相差領域が所定のパターンに
形成されている。波長板1では、光通過面201の中心
に対して135度の範囲に第1の位相差領域Aが形成さ
れ、この第1の位相差領域Aから図面に向かって時計回
りに、45度の範囲に第2の位相差領域B、45度の範
囲に第1の位相差領域A、および135度の範囲に第2
の位相差領域Bがこの順序で形成されている。これら第
1、第2の位相差領域AおよびBは同一の複屈折材料か
らなる同じ膜厚の複屈折膜3および4から構成されてい
る。このように複屈折膜3および4が同じ膜厚であるた
め、波長板1としての表面は平坦になっている。したが
って、膜厚が異なることによる波面収差が生じない。複
屈折膜3および4は、たとえば、基板2の光通過面20
1に対して、その法線方向に対して所定の角度をなす方
向から五酸化タンタル、酸化タングステン、三酸化ビス
マス、酸化チタン等の無機物を蒸着して形成することが
できる。
【0017】第1の位相差領域Aを構成する複屈折膜3
は、結晶光軸の方向Haが入射光(光源からの出射光)
の光の偏光方位Hoとなす角度がπ/3となる方向に設
定されている。また、位相差領域Aを通過した光は、所
定の波長(a)分だけの位相差を受け、偏光状態が変化
するようになっている。なお、複屈折膜3は、結晶光軸
の方向Haと入射光の光の偏光方位Hoがなす角度、お
よび複屈折膜3の膜厚を調整することにより1/4波長
板や1/8波長としての光学作用を持つことができる。
【0018】第2の位相差領域Bを構成する複屈折膜4
は、結晶光軸の方向Hbが入射光(光源からの出射光)
の光の偏光方位Hoと平行となる方向に設定されてい
る。このため、入射光は位相差領域Bを通過しても位相
差を受けず、偏光状態が変化しないようになっている。
しかし、入射光の光の偏光方位Hoと平行でない直線偏
光や楕円偏光は、位相差領域Aを通過した場合と同様
に、所定の波長(b)分だけの位相差を受け、偏光状態
が変化する。なお、複屈折膜4も結晶光軸の方向Hbと
入射光の光の偏光方位Hoがなす角度、および複屈折膜
4の膜厚を調整することにより1/4波長板や1/8波
長板としての光学作用を持つことができる。波長板1で
は、複屈折膜3と複屈折膜4の膜厚が等しいため、それ
ぞれの複屈折膜3および4を通過した光が受ける位相差
は等しい。すなわち、(a)=(b)である。しかしな
がら、入射する光の偏光状態が異なるため入射するそれ
ぞれの光に対して偏光状態の変化が異なることになる。
【0019】なお、複屈折膜3および4を無機物から形
成する代わりに、水晶、高分子フィルム、誘電体材料等
から形成することもできる。
【0020】複屈折膜3および4の製造方法としては、
蒸着の代わりにスパッタ法を用いることもできる。蒸着
やスパッタ法によって複屈折膜3および4を作製する場
合には、金属マスクを用いることで第1、第2の位相差
領域AおよびBを所定のパターンに形成しやすくなる。
また、高分子フィルムを1方向に伸ばすことで複屈折膜
3および4を作製し、この後、この伸ばした高分子フィ
ルムを基板に対して張りつけるように製造してもよい。
さらに、結晶成長により複屈折性を有する水晶やニオブ
酸リチウム(LiNbO3)等を所定の形状にカットして、こ
のカットした水晶等を基板に対して張りつけるようにす
ることも可能である。
【0021】本例の波長板1を所定の偏光方位Hoの光
(コヒーレント光)が通過すると、その通過光には、第
1の位相差領域Aを通過してa波長分の位相差を受け、
偏光状態が変化した光Laと、第2の位相差領域Bを通
過して偏光状態が変化しない光Lbが生じる。その後、
この通過光が例えば集光レンズを介して光記録媒体の記
録面に集光し、そこで反射されて再び波長板1に入射し
た場合には、波長板1から出射された光が記録面上の集
光点を光源として放射されるものとみなすことができ
る。
【0022】したがって、再度、波長板1を通過した光
には、第1の位相差領域Aを2回通過して2a波長分の
位相差による偏光状態の変化を生じた光Laa、第1の
位相差領域Aを通過して偏光状態が変化したため、その
後に第2の位相差領域Bを通過してb波長分の位相差を
受けて、さらに偏光状態が変化した光Lab、第2の位
相差領域Bを偏光状態の変化なく通過したのち第1の位
相差領域Aを通過してa波長分の位相差を受けて、偏光
状態が変化した光Lba、および第2の位相差領域Bを
2回通過して偏光状態の変化が生じていない光Lbbが
混在することになる。なお、上記の位相差aおよびbは
位相差領域AおよびBを通過したことによって生じる位
相差である。これら4通りの光Laa、Lab、Lb
a、およびLbbは波長板1を往復した通過光に占める
割合が等しいので、それぞれの光量がすべて等しくなっ
ている。
【0023】また、本例の波長板1をインコヒーレント
光が通過した場合でも、その通過光には光Laおよび光
Lbが生じる。インコヒーレント光の場合、波長板1を
通過した通過光が例えば集光レンズを介して光記録媒体
の記録面に集光し、そこで反射されて再び波長板1に入
射する際には、光LaおよびLbは自身が出射された部
分と点対称の部分に入射することになる。したがって、
インコヒーレント光が波長板1を往復した場合であって
も、偏光状態が変化した4通りの光Laa、Lab、L
ba、およびLbbが生じる。これら4通りの光La
a、Lab、Lba、およびLbbも波長板1を往復し
た通過光に占める割合が等しいので、それぞれの光量が
すべて等しくなる。
【0024】なお、波長板1の光通過面201に形成す
る位相差領域AおよびBのパターンは、上記のパターン
に限らず他のパターンであってもよい。
【0025】例えば、第1の位相差領域Aおよび第2の
位相差領域Bの面積を等しくして、4通りの光Laa、
Lab、Lba、およびLbbの光量が等しくなるよう
にしたパターンとしては、図2(A)〜(E)に示すよ
うなパターンを挙げることができる。この場合において
も、第1の位相差領域Aおよび第2の位相差領域Bの結
晶光軸の方向HaおよびHbは異なるように設定されて
いる。
【0026】また、図2(F)に示すパターンの波長板
を使用することもできる。この場合は、第1の位相差領
域Aおよび第2の位相差領域Bが概ね等しい面積を持つ
同心円で径の周期がレンズ効果が生じないようになって
いる。
【0027】なお、図2(A)〜(F)に示したパター
ンは、レーザ光が照射している領域を示しており、波長
板1自体を円形にする必要はなく、四角形のままでも良
い。
【0028】なお、光通過面201に形成する位相差領
域は2種類に限定されることはなく、3種類以上の位相
差領域を形成することも可能である。この場合にも、各
々の位相差領域の結晶光軸の方向がそれぞれ異なるよう
に設定すればよい。
【0029】次に、図3には、本発明の波長板1を備え
た光ピックアップ装置の光学系を示してある。
【0030】この図に示すように、光ピックアップ装置
20の光学系は、レーザ光源であるレーザダイオード
(LD)21から出射されたレーザ光Loを光記録媒体
25の記録面251に集光するための往路と、記録面2
51からの戻り光LrをLD21とは異なる方向に設置
された光検出器29を集光するための復路とを備えてい
る。
【0031】往路には、LD21から光記録媒体25に
向かってグレーティング22、偏光ビームスピリッター
(PBS)23、波長板1、および対物レンズ24がこ
の順序で配置されている。本例の光ピックアップ装置2
0はトラッキングおよびフォーカシング制御のための信
号を得るために5ビーム法を採用している。このため
に、グレーティング22を用いてLD21からのレーザ
光源Loを5つのレーザ光に分割している。
【0032】復路には、光記録媒体25から光検出器2
9に向かって対物レンズ24、波長板1およびPBS2
3がこの順序で配置されている。
【0033】ここで、波長板1は、前述したように、第
1の位相差領域Aを構成する複屈折膜3の結晶光軸の方
向HaがLD21から出射されたレーザ光Loの偏光方
位Hoとなす角度がπ/3とされ、第2の位相差領域B
を構成する複屈折膜4の結晶光軸の方向Hbがレーザ光
Loの偏光方位Hoと平行となるように配置されてい
る。波長板1は、基板2の各辺の方向と位相差領域A或
いは位相差領域Bの結晶光軸の方向Ha或いはHbとが
所定の角度となるように設定されている。従って、基板
2の各辺を目印として波長板1を配置することにより、
位相差領域AおよびBを構成する複屈折膜3および4の
結晶光軸の方向HaおよびHbとレーザ光Loとがなす
角度を上記の角度に容易に合致させることができる。
【0034】また、レーザ光Loの偏光方位Hoは光記
録媒体25の結晶光軸の方向に対して所定の角度となっ
ている。複屈折膜3の結晶光軸の方向Ha、複屈折膜4
の結晶光軸の方向Hb、ならびに光記録媒体25の結晶
光軸の方向の3つの方向に対するレーザ光Loの偏光方
位Hoとの角度は、式(1)〜式(6)を用いて設計さ
れる角度とされている。
【0035】波長板1において、複屈折膜3および4の
膜厚は、1/4波長板を作製する場合と同じ膜厚として
いる。
【0036】なお、式(6)において、分母は光源から
のレーザ光Loの光量を示し、分子は戻り光Lrにおけ
るレーザ光Loに対する垂直方向成分の光量を示してい
る。また、aは光記録媒体25が持つ複屈折性による位
相差、theta1はLD21からのレーザ光Loの偏
光方位Hoと複屈折膜3の結晶光軸の方向Haがなす角
度(本例ではπ/3に相当する。)、theta2はL
D21からのレーザ光Loの偏光方位Hoと複屈折膜4
の結晶光軸の方向Hbがなす角度(本例では0に相当す
る。)、phiはレーザ光Loの偏光方位Hoと光記録
媒体25の複屈折性の方位がなす角度である。この角度
phiは、本例の光ピックアップ装置20では、π/4
に設定されている。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】
【0041】
【数5】
【0042】
【数6】
【0043】この構成の光ピックアップ装置20におい
て、LD21からのレーザ光Loはグレーティング22
によって5つのレーザ光に分割された後に、PBS23
によってほぼ90度進行方向を変えられ、波長板1に導
かれる。
【0044】PBS23によって導かれた5つの分割光
は、前述したように、波長板1の第1の位相差領域Aを
通過することにより位相差を受けた光Laと、第2の位
相差領域Bを通過することにより位相差を受けた光Lb
とが混在した光として波長板1から出射される。これら
の光LaおよびLbを含んだ分割光は対物レンズ24を
介して光記録媒体25の記録面251にそれぞれ光スポ
ットしてそれぞれ集光される。集光された分割光は、記
録面251に記録されたデータに基づいて強度変調を受
けながら反射されて戻り光Lrとして復路に導かれる。
【0045】光記録媒体25からの戻り光Lrは対物レ
ンズ24を介して波長板1に導かれる。戻り光Lrは波
長板1を通過すると、前述したように、第1の位相差領
域Aを通ったのち、光記録媒体25で反射されて再び第
1の位相差領域Aを通った光Laa、第1の位相差領域
Aを通ったのち、光記録媒体25で反射されて第2の位
相差領域Bを通った光Lab、第2の位相差領域Bを通
ったのち、光記録媒体25で反射されて第1の位相差領
域Aを通った光Lba、および第2の位相差領域Bを通
ったのち、光記録媒体25で反射されて再び第2の位相
差領域Bを通った光Lbbが混在した光となる。これら
の光Laa、Lab、Lba、およびLbbの光量はす
べて等しくなっている。
【0046】これらの光Laa、Lab、Lba、およ
びLbbを含んだ戻り光LrはPBS23に導かれ、L
D21からのレーザ光Loの偏光方位Hoと垂直な偏光
方向の成分のみがPBS23を透過して光検出器29に
導かれる。光検出器29は、5個の受光素子を備えてお
り、これらの受光素子に戻り光Lrがそれぞれ集光す
る。これらの5個の受光素子で受光した光スポットに基
づきフォーカシングエラー信号(FE信号)、トラッキ
ングエラー信号(TE信号)、およびピット信号(RF
信号)が検出される。
【0047】このように第1、第2の位相差領域Aおよ
びBを構成する複屈折膜3および4の結晶光軸の方向H
aおよびHbが異なるように設定された波長板1を備え
た光ピックアップ装置20においては、光量が等しく波
長板1によって変化した偏光状態の異なる4種類の光L
aa、Lab、Lba、およびLbbが混在した戻り光
LrがPBS23に入射する。すなわち、波長板1を通
過した戻り光Lrは偏光方位が揃ったものとはならず、
4種類の異なった偏光方位の光成分を含んでいる。
【0048】このため、戻り光Lrが光記録媒体25の
複屈折性による位相差成分を含んでいたとしても、この
戻り光Lrには、LD21からのレーザ光Loの偏光方
位Hoに対して垂直な偏光方位の成分を備えた光成分が
必ず含まれている。この結果、戻り光Lrの一部は、P
BS23を介して光検出器29の側に導かれる。
【0049】したがって、図4(B)から明らかなよう
に、戻り光Lrが光記録媒体25の複屈折性による位相
差成分を含んでいたとしても、PBS23を介して得ら
れる光検出器29による戻り光Lrの受光量が一定レベ
ルに保たれ、光記録媒体25からの情報信号が得られな
くなるといった不具合を解消できる。また、図4(A)
に示すように1/4波長板を備えた光ピックアップ装置
に比べて、光検出器29による戻り光Lrの受光量の変
動幅が狭くなる。特に、光記録媒体25の複屈折性によ
る位相差が0〜3π/4ラジアンである場合には、光検
出器29による戻り光Lrの受光量の変動幅は、LD2
1から出射されたレーザ光Loの光量の約56〜64%
の範囲に収まる。それ故、波長板1を用いることによ
り、ジッター特性に優れた光ピックアップ装置20を実
現できる。
【0050】ここで、波長板1において、第1、第2の
位相差領域AおよびBの結晶光軸の方向HaおよびHb
を上記のように設定する代わりに、第1の位相差領域A
の結晶光軸の方向Haと入射光の光の偏光方位Hoがな
す角度をπ/4とし、第2の位相差領域Bの結晶光軸の
方向Hbと入射光の光の偏光方位Hoがなす角度をπ/
8となるように設定してもよい。なお、LD21からの
レーザ光Loの偏光方位Hoと光記録媒体25の結晶の
光軸がなす角度はπ/2とする。この場合には、図4
(C)から明らかなように、戻り光Lrが光記録媒体2
5の複屈折性によって受ける位相差が0〜2π/5ラジ
アンの範囲にある時には、LD21からのレーザ光Lo
のほぼ80〜88%の光量をもつ戻り光Lrを光検出器
29に導くことができる。
【0051】また、第1の位相差領域Aの結晶光軸の方
向Haと入射光の光の偏光方位Hoがなす角度をπ/
4、第2の位相差領域Bの結晶光軸Hbと入射光の光の
偏光方位Hoがなす角度を−π/4としたときのよう
に、それぞれの結晶光軸の方向HaおよびHbがπ/2
だけ異なるように設定してもよい。この場合には、図4
(D)から明らかなように、光記録媒体25の複屈折性
によって受ける位相差に影響されず、常にLD21から
のレーザ光Loのほぼ半分の光量を持つ戻り光Lrを光
検出器29に導くことができる。したがって、光記録媒
体25の複屈折性によって受ける位相差に影響されない
光ピックアップ装置20を実現できる。
【0052】なお、図4(C)、(D)の場合も、複屈
折膜3および4の膜厚は1/4波長板の場合と同じ膜厚
としている。
【0053】このように本例の光ピックアップ装置20
においては、波長板1の第1、第2の位相差領域Aおよ
びBの結晶光軸の方向HaおよびHbを入射光の光の偏
光方位Hoに対して所定の方向に調整して、第1、第2
の位相差領域AおよびBを通過した光に与える偏光状態
の変化を制御することにより光検出器29による戻り光
Lrの受光量を一定に保持でき、あるいは、その受光量
の変動幅を少なくできる。たとえば、光記録媒体25に
よる位相差の変動幅が大きい場合には、光検出器29に
よる戻り光Lrの受光量のレベルを低くして、受光量の
変動幅が少なくなるように設計することができる。ま
た、光記録媒体25の位相差の変動幅が小さい場合に
は、光検出器29による戻り光Lrの受光量を高レベル
に設計できる。したがって、光記録媒体25の複屈折性
による影響が少ない光ピックアップ装置を実現できる。
【0054】波長板1を備えた偏光系の光ピックアップ
装置は、LD21からの出射光Loを光記録媒体25の
記録面251にほぼ100パーセントのエネルギー効率
で集光できる能力を維持しながら、検出器29による戻
り光Lrの受光量を高レベルに設計できる。この構成
は、光記録媒体25へ記録動作を行う光ピックアップ装
置にとって最適な構成である。
【0055】なお、光ピックアップ装置の光学系として
は、上記の光学系の代わりに図5に示すような光学系を
採用してもよい。図5に示す光ピックアップ装置20a
の光学系は、LD21と光検出器29が同一平面上に配
置されている場合のものであり、LD21と波長板1と
の間にホログラム素子27を配置して、このホログラム
素子27によって所定の偏光方位を持った光記録媒体2
5からの戻り光Lrのみを光検出器29に導くようにな
っている。このような構成の光ピックアップ装置20a
においても、ホログラム素子27に入射する光記録媒体
25からの戻り光Lrには波長板1を往復することによ
って偏光状態が変化した4種類の光が混在されている。
このため、光ピックアップ装置20と同様の効果を奏す
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の波長板で
は、異なる結晶光軸の方向に設定された数種類の位相差
領域を設けて、波長板を通過した光に位相差領域毎に異
なる偏光状態の変化を与えることによって、波長板の通
過光の偏光方位が1つの方向に揃わないようにしてい
る。したがって、光源からのレーザ光の偏光方位に対し
て垂直な戻り光のみを透過あるいは反射して光検出器に
導くように構成された光ピックアップ装置に本発明の波
長板を用いれば、戻り光が光記録媒体の複屈折性によっ
て位相差を受けたとしても、この波長板を通過した戻り
光に光源からのレーザ光の偏光方位に対して垂直な偏光
成分を持つ光を含ませることができる。このため、光検
出器29により常に戻り光を受光することができる。
【0057】また、本発明の波長板においては、各位相
差領域の結晶光軸の方向を入射光の光の偏光方位に対し
て所定の方向に調整することにより位相差領域を通過し
た光に与える偏光状態の変化を制御できる。したがっ
て、各位相差領域の結晶光軸の方向を制御することによ
り光検出器による戻り光の受光量を一定に保持でき、あ
るいは、その受光量の変動幅を少なくできる。このた
め、光記録媒体による複屈折性に影響を受けないジッタ
ー特性に優れた光ピックアップ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の適用した波長板の斜視図、
(B)は波長板のうちレーザ光が照射される円形領域の
みを取り出して示す斜視図である。
【図2】図1に示す波長板とは異なるパターンに形成さ
れた波長板を示す平面図である。
【図3】本発明を適用した波長板を備えて光ピックアッ
プ装置の概略構成図である。
【図4】各種の波長板を光ピックアップ装置に採用した
ときの光検出器による戻り光の受光量を示す図である。
【図5】本発明を適用した波長板を備えた別の例の光ピ
ックアップ装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 波長板 2 基板 201、202 光通過面 3、4 複屈折膜 20、20a 光ピックアップ装置 A、B 位相差領域 Ha、Hb 結晶光軸の方向 Ho 入射光の光の偏光方位

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの出射光と光記録媒体からの戻
    り光を分離するために用いる光ピックアップ装置用の波
    長板であって、 基板と、この基板の光通過面に形成され、当該光通過面
    を通る光に偏光状態の変化を与える少なくとも第1およ
    び第2の位相差領域とを備え、 これら第1および第2の位相差領域の結晶光軸の方向が
    異なっていることを特徴とする波長板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1および第2
    の位相差領域は同一の複屈折材料から形成されているこ
    とを特徴とする波長板。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第1お
    よび第2の位相差領域の結晶光軸の方向がπ/2だけ異
    なっていることを特徴とする波長板。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1および第2の位相差領域は同一の厚さであるこ
    とを特徴とする波長板。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記基板は四角形であり、この基板の各辺の方向が前記
    第1の位相差領域あるいは前記第2の位相差領域の結晶
    光軸の方向に対して所定の角度となるように設定されて
    いることを特徴とする波長板。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかの項に規定
    する波長板と、この波長板を通過する光を出射する光源
    と、前記波長板を通過した前記光源からの出射光を光記
    録媒体に光スポットとして集光する対物レンズと、前記
    光記録媒体からの戻り光を光検出器に導くビームスプリ
    ッターとを有していることを特徴とする光ピックアップ
    装置。
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