JPH10124568A - 商品注文管理システム - Google Patents

商品注文管理システム

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JPH10124568A
JPH10124568A JP27223596A JP27223596A JPH10124568A JP H10124568 A JPH10124568 A JP H10124568A JP 27223596 A JP27223596 A JP 27223596A JP 27223596 A JP27223596 A JP 27223596A JP H10124568 A JPH10124568 A JP H10124568A
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JP
Japan
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data
output
order
order management
management controller
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Application number
JP27223596A
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English (en)
Inventor
Masanori Takeuchi
雅則 竹内
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文管理用コントローラに通信回線を介して
接続される出力機器の接続形態を意識することなくシス
テムの立上げ、再立上げができるようにする。 【解決手段】 注文管理用コントローラは、受注処理し
た調理指示データの出力先を判別する。そしてそのデー
タ出力先に対応する機器接続用コネクタに接続された出
力機器の種別を問合せる(a)。出力機器は、出力機器
種別問合せに対して自己の種別を特定するデータを応答
する(b)。注文管理用コントローラ5は、その応答に
より調理指示データの出力先がキッチン用プリンタ6な
のかキッチン用CRTディスプレイ7なのかを自動的に
判断する。そして、キッチン用プリンタ6であれば調理
指示データを印字用データのコマンド体型で送信し、キ
ッチン用CRTディスプレイ7であれば表示用データの
コマンド体型で送信する(c)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模なレストラ
ン等で利用される商品注文管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレストラン向け商品注文管理シス
テムの一例を図16に示す。このシステムは、レストラ
ン内の会計場所A,接客担当者控え場所B,事務所C及
び厨房Dの各部署間にLAN(Local Area Network)1
を敷設し、各部署におけるLAN1の機器接続用コネク
タ2に、会計場所Aでは電子式キャッシュレジスタ3を
接続し、接客担当者控え場所Bではカスタマプリンタ4
を接続し、事務所Cでは注文管理用コントローラ5を接
続し、厨房Dではキッチン用プリンタ6やキッチン用C
RT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイ7等の調理指示
用出力機器を接続している。また、無線回路を内蔵した
携帯用のデータ入力用端末8を複数台備えるとともに、
各データ入力用端末8と無線データ通信が可能な無線部
9を備え、この無線部9を前記注文管理用コントローラ
5に通信ケーブル10で接続している。
【0003】このような商品注文管理システムにおいて
は、ウエイターやウエイトレスと呼ばれる接客担当者が
それぞれデータ入力用端末8を携帯する。そして、客席
にて客から飲食メニュー商品の注文を受けると、データ
入力用端末8に担当者番号,卓番号,客の人数等の接客
データとともに、その注文を受けた商品のメニューコー
ド,数量等の商品注文データを入力する。そうすると、
このデータ入力用端末で入力された1客分の接客データ
及び商品注文データが例えば客席の天井部等に取付けら
れた無線部9に無線送信され、通信ケーブル10を介し
て注文管理用コントローラ5に取込まれる。
【0004】注文管理用コントローラ5においては、デ
ータ入力用端末8から1客分の接客データ及び商品注文
データを無線部9を介して受信する毎に、新規の伝票番
号を発番する。そして、注文管理用コントローラ5内の
注文データ管理テーブルに、その伝票番号に対応して1
客分の接客データ及び商品注文データを記憶管理する。
また、各飲食メニュー商品のメニューコードに対応して
品目名,単価等のメニューデータがプリセットされたメ
ニューデータファイルを有しており、このメニューデー
タファイルを検索して商品注文データ中のメニューコー
ドに対応するメニューデータを読出し、客注文伝票の印
字データを作成する。そして、この印字データをカスタ
マプリンタ4に送信して、カスタマプリンタ4により客
注文伝票を印字発行する。また、上記メニューデータに
基づいて1メニュー商品毎に調理指示データを作成す
る。そして、この調理指示データを調理指示用出力機器
6,7に送信して、厨房に調理指示を与える。
【0005】ここで、キッチン用プリンタ6からは、図
17に示すように、厨房のコーナ名称a,伝票番号b,
受注日付c,受注時刻d,卓番号(テーブル番号)e,
担当者番号f,チェック欄g,調理指示メニュー品目名
h及び調理指示数iの各項目データを印字した調理指示
票11が発行される。また、キッチン用CRTディスプ
レイ7においては、図18に示すように、厨房のコーナ
名称j,現日付k,現時刻lとともに,伝票番号,卓番
号,担当者番号,調理指示メニュー品目名及び調理指示
数の一覧表mを表示した調理指示画面12が更新され
る。
【0006】そこで、厨房内の調理担当者は、調理指示
用出力機器6,7から出力される調理指示に基づいて各
種飲食メニュー商品の調理を行う。また、接客担当者
は、カスタマプリンタ4から発行される客注文伝票の内
容に従い配膳する。会計場所の会計担当者は、飲食を終
えた客に対する客注文伝票に印字された伝票番号を電子
式キャッシュレジスタ3から入力する。そうすると、こ
の伝票番号に対応した接客データ及び商品注文データが
注文管理用コントローラ5の注文データ管理テーブルか
ら読出される。そして、このデータに基づいて代金の精
算が行われ、レシートが発行されるようになっている。
【0007】ところで、厨房が例えば和食,洋食,中
華,喫茶の各コーナーに分かれている大規模なレストラ
ンにおいては、各コーナーにそれぞれ調理指示用出力機
器6,7を設置し、各飲食メニュー商品の調理指示デー
タをそれぞれそのメニュー商品の種別に応じたコーナー
の出力機器に出力させる必要がある。
【0008】そこで、従来のこの種の商品注文管理シス
テムにおいては、注文管理用コントローラ5に、図19
に示すように、厨房の各コーナーを識別するコーナー種
別コードに対応して、そのコーナーに設けられているL
AN1の機器接続用コネクタ2に割当てられた通信アド
レスと、その機器接続用コネクタ2に接続されている調
理指示用出力機器の種別コード(例えばキッチン用プリ
ンタ6であれば“KP”、キッチン用CRTディスプレ
イであれば“CRT”)を予め設定する出力端末管理テ
ーブル13を設けるとともに、前記メニューデータファ
イルに記憶するメニューデータの項目として、図20に
示すように、その商品を調理するコーナーのコーナー種
別コード14を追加する。
【0009】そして、注文管理用コントローラ5は、注
文を受けた飲食メニュー商品のメニューコードからコー
ナー種別コード14を取得したならば、出力端末管理テ
ーブル13を検索してそのコーナー種別コード14に対
応する通信アドレス及び調理指示用出力機器の種別コー
ドを取得する。しかる後、注文を受けた飲食メニュー商
品の調理指示データを作成する。この場合において、出
力端末管理テーブル13から取得した調理指示用出力機
器の種別コードがキッチン用プリンタ6のもの(“K
P”)である場合には印字用データのコマンド体型で調
理指示データを作成し、キッチン用CRTディスプレイ
7のもの(“CRT”)である場合には表示用データの
コマンド体型で調理指示データを作成する。しかして、
その調理指示データを、出力端末管理テーブル13から
取得した通信アドレスを送信先アドレスとする伝文に組
込んでLAN1上に伝送する。こうすることにより、各
飲食メニュー商品の調理指示データは、それぞれそのメ
ニュー商品の種別に応じたコーナーの出力機器から出力
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な大規模なレストラン向けの商品注文管理システムにお
いても、まだ次のような点で解決すべき課題があった。
すなわち、調理指示用出力機器としてはキッチン用プリ
ンタ6及びキッチン用CRTディスプレイ7のいずれか
一方もしくは両方の併用が可能であり、どのようなシス
テムを採用するかは、厨房の運用形態等からレストラン
側が適宜決めることである。
【0011】ここで、キッチン用プリンタ6はラインバ
ッファを有しており、注文管理用コントローラ5から伝
送される印字用データのコマンド体型の調理指示データ
を1ライン毎にラインバッファに書込み印字出力して調
理指示票11を発行するものである。また、キッチン用
CRTディスプレイ7は画像メモリを有しており、注文
管理用コントローラ5から伝送される表示用データのコ
マンド体型の調理指示データに基づいて調理指示画面1
2の画像データを画像メモリに展開し、その画像メモリ
の内容を画面に表示出力するものである。
【0012】したがって、注文管理用コントローラ5に
おいては、キッチン用プリンタ6に対しては調理指示デ
ータを印字用データのコマンド体型で作成して送信し、
キッチン用CRTディスプレイ7に対しては調理指示デ
ータを表示用データのコマンド体型で作成して送信しな
ければならない。
【0013】このため、出力端末管理テーブル13の設
定データに誤りがあり、例えば和食コーナーに設けられ
た機器接続用コネクタ2にキッチン用プリンタ6を接続
したにも拘らず、この機器接続用コネクタ2の通信アド
レス#4に対応する調理指示用出力機器の種別コードと
してキッチン用CRTディスプレイ7を示す“CRT”
を誤設定した場合には、和食コーナーへの調理指示デー
タが表示用データのコマンド体型で送信されるのでキッ
チン用プリンタ6からは出力されなかった。
【0014】同様に、例えば喫茶コーナーに設けられた
機器接続用コネクタ2にキッチン用CRTディスプレイ
7を接続したにも拘らず、この機器接続用コネクタ2の
通信アドレス#7に対応する調理指示用出力機器の種別
コードとしてキッチン用プリンタ6を示す“KP”を誤
設定した場合には、喫茶コーナーへの調理指示データが
印字用データのコマンド体型で送信されるのでキッチン
用CRTディスプレイ7からは出力されなかった。
【0015】このように、従来のこの種の商品注文管理
システムにおいては、システムを立上げる際に調理指示
用出力機器の接続形態を意識して出力端末管理テーブル
13に機器種別コードを設定しなければならない上、調
理指示用出力機器の接続形態を変更した場合もその都度
出力端末管理テーブル13の機器種別コードを変更しな
ければならず、調理指示用出力機器の接続形態を常に意
識していなければならないという運用面での煩雑さがあ
った。
【0016】そこで本発明は、注文管理用コントローラ
に通信回線を介して接続される出力機器の接続形態を意
識することなくシステムの立上げができるとともに、出
力機器の接続形態を変更した場合も簡単に再立上げがで
きる商品注文管理システムを提供しようとするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、デー
タ入力用端末で入力された商品の注文データを取込み受
注処理する注文管理用コントローラに複数の機器接続用
コネクタを有する通信回線を接続するとともに、各機器
接続用コネクタに出力機器として印字装置及び表示装置
を選択的に接続し、注文管理用コントローラにて受注処
理したデータを出力する商品注文管理システムにおい
て、注文管理用コントローラに、受注処理したデータの
出力先を判別する出力先判別手段と、この判別手段によ
り判別したデータ出力先に対応する機器接続用コネクタ
に接続された出力機器の種別を問合せる出力機器種別問
合せ手段と、この問合せ手段による問合せに対する応答
から機器接続用コネクタに接続された出力機器が印字装
置なのか表示装置なのかを判断する出力機器判断手段
と、この判断手段により印字装置であることを確認した
場合には受注処理したデータを印字用データのコマンド
体型で作成して当該印字装置に送信し、表示装置である
ことを確認した場合には受注処理したデータを表示用デ
ータのコマンド体型で作成して当該表示装置に送信する
データ送信制御手段とを設け、出力機器に、注文管理用
コントローラからの出力機器種別問合せに対して自己の
種別を特定するデータを応答する機器種別応答手段を設
けたものである。
【0018】この第1の発明において、注文管理用コン
トローラの出力機器種別問合せ手段は、出力先判別手段
により判別した出力先に対応する機器接続用コネクタに
接続された出力機器に注文管理用コントローラとの間の
回線の占有を要求する占有コマンドを送信する手段であ
り、出力機器の機器種別応答手段は、占有コマンドに対
する許可応答コマンドに自己の種別を特定するデータを
付加して注文管理用コントローラに返信する手段であ
る。
【0019】また、注文管理用コントローラに、出力先
判別手段により判別したデータ出力先に対応する前記機
器接続用コネクタに接続された出力機器の障害発生を検
知するとそのデータのバックアップ先を判別するバック
アップ先判別手段と、この判別手段により判別したデー
タのバックアップ先に対応する機器接続用コネクタに接
続された出力機器の種別を問合せるバックアップ機器種
別問合せ手段と、この問合せ手段による問合せに対する
応答から機器接続用コネクタに接続された出力機器が印
字装置なのか表示装置なのかを判断するバックアップ機
器判断手段と、この判断手段により印字装置であること
を確認した場合には受注処理したデータを印字用データ
のコマンド体型で作成して当該印字装置に送信し、表示
装置であることを確認した場合には受注処理したデータ
を表示用データのコマンド体型で作成して当該表示装置
に送信するバックアップ制御手段とを設けることが望ま
しい。
【0020】本願第2の発明は、注文管理用コントロー
ラに、受注処理したデータの出力先を判別する出力先判
別手段と、この判別手段により判別したデータ出力先に
対応する機器接続用コネクタに受注処理したデータを送
信するデータ送信制御手段とを設け、出力機器に、注文
管理用コントローラから受信したデータに基づいて出力
用データを編集するデータ編集手段と、この編集手段に
より編集した出力用データを出力するデータ出力手段と
を設けたものである。
【0021】この第2の発明において、注文管理用コン
トローラのデータ送信制御手段は、受注処理したデータ
を表示用データのコマンド体型で作成して送信する手段
であり、出力機器が印字装置の場合には、注文管理用コ
ントローラから受信したデータから印字データを編集し
てその印字データを印字出力する手段を有し、表示装置
の場合には、注文管理用コントローラから受信したデー
タから表示データを編集してその表示データを表示出力
する手段を有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。始めに、本願請求項1乃至3に係る
発明を図16に示したレストラン向けの商品注文管理シ
ステムに適用した場合の第1の実施の形態について、図
1乃至図10を用いて説明する。なお、図16乃至図2
0と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0023】図1は注文管理用コントローラ5の要部構
成を示している。すなわち、注文管理用コントローラ5
は、制御部本体を構成するCPU(Centrl Processing
Unit)51、制御プログラム等を予め格納したROM
(Read Only Memoly)52、図2に示すように、メニュ
ーデータファイルM1や注文データ管理テーブルM2等
を形成したRAM(Random Access Memoly)53、LA
N1の機器接続用コネクタ2に通信ケーブルを介して接
続されかつこのLAN1を通じて行われるデータ伝送を
制御するLANインタフェース54、通信ケーブル10
を介して接続された無線部9との間でデータ信号を授受
する無線部インタフェース55、FDD(Floppy Disk
Drive )装置56との間でデータ信号を授受するFDD
インタフェース57、HDD(Hard Disk Drive )装置
58との間でデータ信号を授受するHDDインタフェー
ス59等を搭載し、CPU51と、ROM52,RAM
53及び各インタフェース54,55,57,59とを
バス接続している。
【0024】図3はキッチン用プリンタ6の要部構成を
示している。すなわち、キッチン用プリンタ6は、制御
部本体を構成するCPU61、キャラクタジェネレータ
データ等を予め格納したROM62、受信データを一時
格納するエリア等を形成したRAM63、LAN1の機
器接続用コネクタ2に通信ケーブルを介して接続されか
つこのLAN1を通じて行われるデータ伝送を制御する
LANインタフェース64、キーボード65からのキー
信号を取込むキーボードインタフェース66、フィード
モータ67を駆動させるモータドライバ68、サーマル
ヘッド69で印字する1ライン分の印字データを格納す
るラインバッファ610等を搭載し、CPU61と、R
OM62,RAM63,ラインバッファ610,モータ
ドライバ68及び各インタフェース64,66とをバス
接続している。
【0025】図4はキッチン用CRTディスプレイ7の
要部構成を示している。すなわち、キッチン用CRTデ
ィスプレイ7は、制御部本体を構成するCPU71、キ
ャラクタジェネレータデータ等を予め格納したROM7
2、受信データを一時格納するエリア等を形成したRA
M73、LAN1の機器接続用コネクタ2に通信ケーブ
ルを介して接続されかつこのLAN1を通じて行われる
データ伝送を制御するLANインタフェース74、ディ
スプレイ画面75に表示する画像データを格納する画像
メモリ76、ディスプレイ画面75上に設けたタッチパ
ネルセンサ77からの信号を取込むタッチパネルコント
ローラ78等を搭載し、CPU71と、ROM72,R
AM73,LANインタフェース74,画像メモリ76
及びタッチパネルコントローラ78とをバス接続してい
る。
【0026】さて、第1の実施の形態においては、図1
6に示すように、会計場所Aに設けた通信アドレス#1
の機器接続用コネクタ2に電子式キャッシュレジスタ3
を接続し、接客担当者控え場所Bに設けた通信アドレス
#2の機器接続用コネクタ2にカスタマプリンタ4を接
続し、事務所Cに設けた通信アドレス#3の機器接続用
コネクタ2に注文管理用コントローラ5を接続する。ま
た、厨房D内の和食コーナーに設けた通信アドレス#4
の機器接続用コネクタ2と洋食コーナーに設けた通信ア
ドレス#5の機器接続用コネクタ2とにそれぞれキッチ
ン用プリンタ6を接続し、中華コーナーに設けた通信ア
ドレス#6の機器接続用コネクタ2と喫茶コーナーに設
けた通信アドレス#7の機器接続用コネクタ2とにそれ
ぞれキッチン用CRTディスプレイ7を接続するものと
する。
【0027】この場合、従来例においては、図19に示
すように、出力端末管理テーブル13に各コーナーのコ
ーナー種別コードに対応してそのコーナーに設けられた
機器接続用コネクタ2の通信アドレスと、その機器接続
用コネクタ2に接続されている調理指示用出力機器の種
別コードとを設定していたが、第1の実施の形態では、
図5に示すように、出力端末管理テーブル13Aに各コ
ーナーのコーナー種別コードに対応してそのコーナーに
設けられた機器接続用コネクタ2の通信アドレスを設定
する。また、各コーナー毎にそのコーナーに設置された
出力機器から調理指示データを出力不能な場合のバック
アップ先を指定するデータとして、そのバックアップ先
のコーナーに設けられた機器接続用コネクタ2の通信ア
ドレスをバックアップ1位〜3位まで順に設定する。
【0028】しかして、前記注文管理用コントローラ5
のCPU51は、データ入力用端末8から1客分の接客
データ及び商品注文データを無線部9を介して受信する
と、次のような受信処理を行う。すなわち、新規の伝票
番号を発番する。そして、注文データ管理テーブルM2
に、その伝票番号に対応して1客分の接客データ及び商
品注文データを記憶管理する。また、メニューデータフ
ァイルM1を検索して商品注文データ中のメニューコー
ドに対応するメニューデータを読出し、客注文伝票の印
字データを作成する。そして、この印字データをカスタ
マプリンタ4に送信して、カスタマプリンタ4により客
注文伝票を印字発行する。
【0029】さらに、上記メニューデータに基づいて、
図7に示す制御手順により注文のあったメニュー商品の
調理指示データの作成、出力処理を実行する。すなわち
CPU51は、この処理を開始すると、先ず、ST(ス
テップ)1としてCPU内蔵のバックアップカウンタB
を“0”にリセットする。次に、ST2として処理対象
のメニュー商品のコーナー種別をこのメニュー商品のメ
ニューデータから取得する。そして、ST3として出力
端末管理テーブル13Aを検索してそのコーナー種別に
対応する通信アドレス#nを取得する[出力先判別手
段]。
【0030】こうして、処理対象のメニュー商品のコー
ナー種別に対応する通信アドレス#nを取得したなら
ば、ST4としてその通信アドレス#nを送信先アドレ
スとする占有コマンドを作成する。そして、この占有コ
マンドをLANインタフェース54を通じてLAN1に
送信する[図6(a)を参照:出力機器種別問合せ手
段]。これにより、上記占有コマンドは通信アドレス#
nが設定された機器接続用コネクタ2に接続された出力
機器で受信され、この出力機器からACK(許可応答コ
マンド)またはNAK(否定応答コマンド)が返信され
る[図6(b)を参照]。
【0031】そこでCPU51は、ST5としてACK
を受信すると、上記通信アドレス#nが設定された機器
接続用コネクタ2に接続された出力機器と注文管理用コ
ントローラ5との回線が接続されたので、ST6として
そのACKに付加される機器判別データ(例えばキッチ
ン用プリンタ6の場合は“KP”,キッチン用CRTデ
ィスプレイの場合は“CRT”)から上記出力機器の種
別を判断する[出力機器判断手段]。
【0032】ここで、ST7として上記出力機器がキッ
チン用プリンタ6であることを確認した場合には、該当
メニュー商品の調理指示データを印字用データのコマン
ド体型で作成する。これに対し、キッチン用CRTディ
スプレイ7であることを確認した場合には、該当メニュ
ー商品の調理指示データを表示用データのコマンド体型
で作成する。しかる後、ST8として上記調理指示デー
タをLANインタフェース54を通じて通信アドレス#
nが設定された機器接続用コネクタ2に接続された出力
機器に送信する[図6(c)を参照:データ送信制御手
段]。これにより、上記出力機器からはACKまたはN
AKが返信されるので[図6(d)を参照]、CPU5
1は、ST9としてACKを受信すると、上記出力機器
に調理指示データを正常に送信し終えたので、ST10
として終了コマンドを上記出力機器に送信する[図6
(e)を参照]。これにより、上記出力機器からはAC
KまたはNAKが返信されるので[図6(f)を参
照]、CPU51は、ST11としてACKを受信する
と、上記出力機器との回線が切り離されたので、この処
理を終了する。
【0033】なお、CPU51は、ST5,ST9及び
ST11のいずれかの処理においてACKを受信できな
かった場合には、図8に示すバックアップ処理を行う。
すなわちCPU51は、ST12として前記バックアッ
プカウンタBを“1”だけカウントアップする。そし
て,ST13としてバックアップカウンタBが最大バッ
クアップ数“3”を越えていないことを確認したなら
ば、ST14として処理対象のメニュー商品のコーナー
種別に対応するバックアップ順位B位の通信アドレス#
nを出力端末管理テーブル13Aから取得する[バック
アップ先判別手段]。
【0034】しかる後、ST4に戻り、上記バックアッ
プ順位B位の通信アドレス#nを送信先アドレスとする
占有コマンドを作成し直し、この占有コマンドをLAN
インタフェース54を通じてLAN1に送信する[バッ
クアップ機器種別問合せ手段]。
【0035】これに応じて、上記バックアップ順位B位
の通信アドレス#nを送信先アドレスとする出力機器か
らACKを受信したならば、そのACKに付加される機
器判別データにより上記出力機器の種別を認識する[バ
ックアップ機器判断手段]。そして、上記出力機器がキ
ッチン用プリンタ6であれば、該当メニュー商品の調理
指示データを印字用データのコマンド体型で作成し、キ
ッチン用CRTディスプレイ7であれば表示用データの
コマンド体型で作成して、この調理指示データを上記出
力機器に送信する[バックアップ制御手段]。
【0036】しかる後、上記出力機器からACKを受信
したならば、終了コマンドを当該出力機器に送信し、再
びACKを受信したならば、この処理を終了する。な
お、ST13にてバックアップカウンタBが最大バック
アップ数“3”を越えた場合には、システムエラーとす
る等のエラー処理を行って、この処理を終了する。
【0037】一方、前記キッチン用プリンタ6における
CPU61は、注文管理用コントローラ5から伝送され
るコマンドデータをLANインタフェース64を介して
受信すると、図9の流れ図に示す受信処理を実行するも
のとなっている。すなわち、受信データが前記占有コマ
ンドの場合には、ST21としてビジィフラグFを調べ
る。そして、このフラグFが“0”にリセットされてい
る場合には占有可能なので、ST22として自己の機器
種別データ“KP”を含むACKを作成し、このACK
を注文管理用コントローラ5に送信する[機器種別応答
手段]。しかる後、ST23としてビジィフラグFを
“1”にセットしたならば、今回の受信処理を終了す
る。
【0038】受信データが前記調理指示データの場合に
は、ST24としてビジィフラグFがセットされている
ことを確認した後、ST25としてACKを注文管理用
コントローラ5に送信する。しかる後、この調理指示デ
ータは印字用データのコマンド体型なので、ST26,
27,28としてその調理指示データを1ライン分のデ
ータ毎にラインバッファ610に格納し、フィードモー
タ67及びサーマルヘッド69を駆動して記録紙に1ラ
インずつ印字出力したならば、今回の受信処理を終了す
る。
【0039】受信データが前記終了コマンドの場合に
は、ST29としてビジィフラグFがセットされている
ことを確認した後、ST30としてACKを注文管理用
コントローラ5に送信する。しかる後、ST31として
上記ビジィフラグを“0”にリセットしたならば、今回
の受信処理を終了する。
【0040】なお、ST21にてビジィフラグFが
“1”にセットされていることを確認した場合には、調
理指示データを出力できないので、ST32としてNA
Kを応答して、今回の処理を終了する。また、ST24
またはST29にてビジィフラグFが“0”にリセット
されていることを確認した場合においても、ST32と
してNAKを応答して、今回の処理を終了する。
【0041】また、前記キッチン用CRTディスプレイ
7におけるCPU71は、注文管理用コントローラ5か
ら伝送されるコマンドデータをLANインタフェース7
4を介して受信すると、図10の流れ図に示す受信処理
を実行するものとなっている。すなわち、受信データが
前記占有コマンドの場合には、ST41としてビジィフ
ラグFを調べる。そして、このフラグFが“0”にリセ
ットされている場合には占有可能なので、ST32とし
て自己の機器種別データ“CRT”を含むACKを作成
し、このACKを注文管理用コントローラ5に送信する
[機器種別応答手段]。しかる後、ST43としてビジ
ィフラグFを“1”にセットしたならば、今回の受信処
理を終了する。
【0042】受信データが前記調理指示データの場合に
は、ST44としてビジィフラグFがセットされている
ことを確認した後、ST45としてACKを注文管理用
コントローラ5に送信する。しかる後、この調理指示デ
ータは表示用データのコマンド体型なので、ST46と
してその表示用データに基づいて画像メモリ76内の画
像データを再編集する。そして、ST47として再編集
された画像メモリ76の内容をディスプレイ画面75を
表示させて調理指示画面を更新したならば、今回の受信
処理を終了する。
【0043】受信データが前記終了コマンドの場合に
は、ST48としてビジィフラグFがセットされている
ことを確認した後、ST49としてACKを注文管理用
コントローラ5に送信する。しかる後、ST50として
上記ビジィフラグを“0”にリセットしたならば、今回
の受信処理を終了する。
【0044】なお、ST41にてビジィフラグFが
“1”にセットされていることを確認した場合には、調
理指示データを出力できないので、ST51としてNA
Kを応答して、今回の処理を終了する。また、ST44
またはST48にてビジィフラグFが“0”にリセット
されていることを確認した場合においても、ST51と
してNAKを応答して、今回の処理を終了する。
【0045】このように構成された第1の実施の形態に
おいては、注文管理用コントローラ5がデータ入力用端
末8にて入力された商品注文データを無線回線を通じて
取込み、その商品の調理指示データを厨房D内の調理指
示用出力機器に出力する場合に、先ず、調理指示データ
の出力先として当該商品を調理するコーナーの通信アド
レス#nをメニューデータファイルM1及び出力端末管
理テーブル13の設定データにより判別する。次に、そ
の通信アドレス#nを送信先アドレスとする占有コマン
ドをLAN1上に送信して、当該商品を調理するコーナ
ーに設置された出力機器との回線接続を図る。
【0046】ここで、上記占有コマンドを受信した出力
機器は、回線接続が可能であればACKを応答して、注
文管理用コントローラ5と当該出力機器との回線を接続
する。この場合において、出力機器がキッチン用プリン
タ6の場合には、機器種別コード“KP”を付加して上
記ACKを送信し、キッチン用CRTディスプレイ7の
場合には機器種別コード“CRT”を付加して上記AC
Kを送信するものとなっている。
【0047】そこで、注文管理用コントローラ5は、上
記ACKに付加された機器種別コードから出力機器がキ
ッチン用プリンタ6なのかキッチン用CRTディスプレ
イ7なのかを判断する。そして、キッチン用プリンタ6
の場合には該当商品の調理指示データを印字用データの
コマンド体型で作成して上記出力機器に送信し、キッチ
ン用CRTディスプレイ7の場合には該当商品の調理指
示データを表示用データのコマンド体型で作成して上記
出力機器に送信する。
【0048】これにより、キッチン用プリンタ6から
は、図17に示すような調理指示票11が印字出力され
る。また、キッチン用CRTディスプレイ7において
は、図18に示すような調理指示面画12が更新され
る。
【0049】このように、第1の実施の形態によれば、
注文管理用コントローラ5において受注処理した調理指
示データの出力先を判別し、そのデータ出力先に対応す
る機器接続用コネクタ2に接続された出力機器の種別を
問合せ、この問合せに対する応答から調理指示データの
出力先がキッチン用プリンタ6なのかキッチン用CRT
ディスプレイ7なのかを自動的に判断し、キッチン用プ
リンタ6であれば調理指示データを印字用データのコマ
ンド体型で送信し、キッチン用CRTディスプレイ7で
あれば表示用データのコマンド体型で送信するようにし
たので、システムを立上げる際に調理指示用出力機器の
接続形態を意識して出力端末管理テーブル13Aにデー
タを設定する必要がなくなる。また、調理指示用出力機
器の接続形態を変更した場合も出力端末管理テーブル1
3Aのデータを設定し直す必要がない。したがって、調
理指示用出力機器の接続形態を常に意識してシステムを
運用する必要がなくなり、運用面での煩雑さを解消でき
る。
【0050】また、この第1の実施の形態においては、
注文管理用コントローラ5が出力機器の種別を問合せる
手段として、当該出力機器に注文管理用コントローラ5
との間の回線の占有を要求する占有コマンドを用いてお
り、かつ出力機器が機器種別を応答する手段として、上
記占有コマンドに対する許可応答コマンドを用いてい
る。したがって、従来からある占有コマンドとその占有
コマンドに対する応答コマンドとを用いて注文管理用コ
ントローラ5が出力機器の種別を自動的に判断している
ので、この第1の実施の形態の適用により伝送上のパフ
ォーマンスが従来より低下するようなことはない。
【0051】さらに、この第1の実施の形態において
は、注文管理用コントローラ5が調理指示データの出力
先として認識した出力機器に占有コマンドを送信した
が、この出力機器に何らかの障害があってACK応答を
受信できなかった場合には、出力端末管理テーブル13
を検索して、当該出力機器に対して予め設定されたバッ
クアップ先の出力機器を判別する。そして、このバック
アップ先の出力機器に占有コマンドを送信して回線接続
を図る。その結果、このバックアップ先の出力機器から
ACK応答があった場合には、そのACK応答に付加さ
れた機器種別コードから当該出力機器がキッチン用プリ
ンタ6なのかキッチン用CRTディスプレイ7なのかを
判断し、キッチン用プリンタ6であれば該当商品の調理
指示データを印字用データのコマンド体型で作成して上
記バックアップ先の出力機器に送信し、キッチン用CR
Tディスプレイ7であれば表示用データのコマンド体型
で作成して上記出力機器に送信するものとなっている。
【0052】したがって、キッチン用プリンタ6のバッ
クアップ先としては、プリンタに限らずキッチン用CR
Tディスプレイ7を設定することができる。同様に、キ
ッチン用CRTディスプレイ7のバックアップ先として
も、CRTディスプレイに限らずキッチン用プリンタ6
であってもよい。すなわち、システムを構築する場合に
おいて、バックアップ先の出力機器もその種別を意識す
ることなく設定できるようになる。
【0053】次に、本願請求項4乃至5に係る発明を、
やはり図16に示した商品注文管理システムに適用した
場合の第2の実施の形態について、図11乃至図15を
用いて説明する。なお、この第2の実施の形態において
も、注文管理用コントローラ5,キッチン用プリンタ6
及びキッチン用CRTディスプレイ7のハードウェア構
成は前記第1の実施の形態と同様なので、図1乃至図5
を兼用して、その説明を省略する。
【0054】始めに、前記第1の実施の形態では、注文
管理用コントローラ5において受注処理した調理指示デ
ータの出力先を判別し、そのデータ出力先に対応する機
器接続用コネクタ2に接続された調理指示用出力機器の
種別を問合せ、この問合せに対する応答から前記出力機
器がキッチン用プリンタ6なのかキッチン用CRTディ
スプレイ7なのかを判断し、キッチン用プリンタ6であ
ることを確認した場合には当該調理指示データを印字用
データのコマンド体型で作成して当該キッチン用プリン
タ6に送信し、キッチン用CRTディスプレイ7である
ことを確認した場合には当該調理指示データを表示用デ
ータのコマンド体型で作成して当該キッチン用CRTデ
ィスプレイ7に送信するようにした。
【0055】これに対し、この第2の実施の形態では、
注文管理用コントローラ5において受注処理した調理指
示データの出力先を判別したならば、そのデータ出力先
における調理指示用出力機器の種別に拘らず調理指示デ
ータを表示用データのコマンド体型で作成した後、その
出力先に対応する機器接続用コネクタ2に送信する。そ
して、この調理指示データを受信した出力機器がキッチ
ン用プリンタ6の場合には、受信した調理指示データか
ら印字データを編集して調理指示票11を印字出力し、
キッチン用CRTディスプレイ7の場合には、受信した
調理指示データから調理指示画面12を編集して表示出
力するようにした。
【0056】すなわち、注文管理用コントローラ5のC
PU51は、受注処理したメニュー商品の調理指示デー
タ作成,出力処理を開始すると、図11に示すように、
先ず、ST1としてバックアップカウンタBを“0”に
リセットする。次に、ST2として処理対象のメニュー
商品のコーナー種別をこのメニュー商品のメニューデー
タから取得する。そして、ST3として出力端末管理テ
ーブル13Aを検索してそのコーナー種別に対応する通
信アドレス#nを取得する[出力先判別手段]。
【0057】こうして、処理対象のメニュー商品のコー
ナー種別に対応する通信アドレス#nを取得したなら
ば、ST4としてその通信アドレス#nを送信先アドレ
スとする占有コマンドを作成する。そして、この占有コ
マンドをLANインタフェース54を通じてLAN1に
送信する。
【0058】これにより、通信アドレス#nが設定され
た機器接続用コネクタ2に接続された出力機器からAC
KまたはNAKが返信されるので、CPU51は、ST
5としてACKを受信したならば、ST7′として該当
メニュー商品の調理指示データを表示用データのコマン
ド体型で作成する。しかる後、ST8として上記調理指
示データをLANインタフェース54を通じて通信アド
レス#nが設定された機器接続用コネクタ2に接続され
た出力機器に送信する。
【0059】その後は、前記第1の実施の形態の同処理
におけるST9〜ST11と同様の処理を実行する。な
お、CPU51は、ST5,ST9及びST11のいず
れかの処理においてACKを受信できなかった場合に
は、前記第1の実施の形態と同様に図8に示すバックア
ップ処理を行う。
【0060】一方、前記キッチン用プリンタ6における
CPU61は、注文管理用コントローラ5から伝送され
るコマンドデータをLANインタフェース64を介して
受信すると、図12の流れ図に示す受信処理を実行す
る。すなわち、この受信処理が第1の実施の形態の同処
理(図9参照)と異なる点は、第1の実施の形態ではS
T22として占有コマンドに対する応答コマンドに自己
の機器種別データ“KP”を付加したが、この第2の実
施の形態では、ST22′として自己の機器種別データ
“KP”を付加しない従来と同様の応答コマンドを返信
するようにした点と、調理指示データを受信した後、S
T33としてその受信した調理指示データに基づいて印
字データを編集するようにした点(データ編集手段)で
ある。
【0061】そして、CPU61は、ST33にて編集
した調理指示データの印字データに従い、ST26,2
7,28としてその印字データを1ライン分のデータ毎
にラインバッファ610に格納し、フィードモータ67
及びサーマルヘッド69を駆動して記録紙に1ラインず
つ印字出力する。
【0062】また、前記キッチン用CRTディスプレイ
7におけるCPU71は、注文管理用コントローラ5か
ら伝送されるコマンドデータをLANインタフェース7
4を介して受信すると、図13の流れ図に示す受信処理
を実行する。すなわち、この受信処理が第1の実施の形
態の同処理(図10参照)と異なる点は、第1の実施の
形態ではST42として占有コマンドに対する応答コマ
ンドに自己の機器種別データ“CRT”を付加したが、
この第2の実施の形態では、ST42′として自己の機
器種別データ“CRT”を付加しない従来と同様の応答
コマンドを返信するようにした点のみである。
【0063】ここで、キッチン用プリンタ6における印
字データの編集処理(ST33)について図14及び図
15を用いて説明する。注文管理用コントローラ5から
キッチン用プリンタ6に伝送される表示用データのコマ
ンド体型からなる調理指示データの伝文フォーマットを
図14に示す。図示するように、この調理指示データ
は、先頭から4バイトが送信先の通信アドレスであり、
5バイト目から4バイトが送信元の通信アドレスであ
り、9バイト目から6バイトが伝票番号であり、15バ
イト目から6バイトが卓番号であり、21バイト目から
6バイトが担当者番号であり、27バイト目から10バ
イトが日付データであり、37バイト目から8バイトが
時刻データであり、45バイト目から10バイトが調理
指示を行うメニュー商品の品目名データであり、55バ
イト目から4バイトが調理指示数のデータである。
【0064】キッチン用プリンタ6のCPU51は、上
記調理指示データを受信すると、図15(a)に示す編
集設定データテーブルM1の先頭バイトとレングスの各
設定データに基づいてその調理指示データ中の各項目を
認識する。そして、その各項目の印字データを、編集設
定データテーブルM1の編集行と編集カラムの各設定デ
ータに基づいて図15(b)に示す調理指示票編集メモ
リM4に展開する。
【0065】すなわち、受信した調理指示データの先頭
より9バイト目から6バイトを伝票番号と認識して、こ
の伝票番号の印字データを調理指示票フォーマットメモ
リM4における1行目の17カラム目から展開する。同
様に、15バイト目から6バイトを卓番号と認識して、
この卓番号の印字データを調理指示票フォーマットメモ
リM4における3行目の8カラム目から展開し、21バ
イト目から6バイトを担当者番号と認識して、この担当
者番号の印字データを調理指示票フォーマットメモリM
4における3行目の19カラム目から展開し、27バイ
ト目から10バイトを日付データと認識して、この日付
データの印字データを調理指示票フォーマットメモリM
4における2行目の2カラム目から展開し、37バイト
目から8バイトを時間データと認識して、この時間デー
タの印字データを調理指示票フォーマットメモリM4に
おける2行目の15カラム目から展開し、45バイト目
から10バイトを品目名データと認識して、この品目名
データの印字データを調理指示票フォーマットメモリM
4における5行目の7カラム目から展開し、55バイト
目から4バイトを数量データと認識して、この数量デー
タの印字データを調理指示票フォーマットメモリM4に
おける5行目の19カラム目から展開する。
【0066】以上のようにして、CPU61は、表示用
データのコマンド体型である調理指示データから調理指
示票の印字データを調理指示票フォーマットメモリM4
上で編集する。その後、CPU61は、調理指示票フォ
ーマットメモリM4から印字データを1行ずつラインバ
ッファ610に転送して、記録紙に印字出力する。
【0067】このように構成した第2の実施の形態にお
いては、注文管理用コントローラ5は、調理指示データ
の出力先として判別された調理指示用出力機器がキッチ
ン用プリンタ6であるかキッチン用CRTディスプレイ
7であるかを問わず、全て表示用データのコマンド体型
で調理指示データを編集して出力機器に伝送するので、
調理指示用出力機器としてキッチン用プリンタ6を採用
したかキッチン用CRTディスプレイ7を採用したかを
意識する必要がない。その結果、前記第1の実施の形態
と同様な効果を奏し得る。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本願第1及び第2
の発明によれば、注文管理用コントローラに通信回線を
介して接続される出力機器の接続形態を意識することな
くシステムの立上げができるとともに、出力機器の接続
形態を変更した場合も簡単に再立上げができる商品注文
管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の商品注文管理システムを構成する注
文管理用コントローラの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同注文管理用コントローラのRAMに形成す
る主要なメモリエリアを示す図。
【図3】 本発明の商品注文管理システムを構成するキ
ッチン用プリンタの要部構成を示すブロック図。
【図4】 本発明の商品注文管理システムを構成するキ
ッチン用CRTディスプレイの要部構成を示すブロック
図。
【図5】 第1の実施の形態において注文管理用コント
ローラが有する出力端末管理テーブルの構成を示す図。
【図6】 第1の実施の形態において注文管理用コント
ローラと厨房指示用出力機器との間の通信手順を示す
図。
【図7】 第1の実施の形態において注文管理用コント
ローラのCPUが実行する調理指示データ作成・出力処
理を示す流れ図。
【図8】 図7におけるバックアップ処理を具体的に示
す流れ図。
【図9】 第1の実施の形態においてキッチン用プリン
タのCPUが実行するコマンド受信処理を示す流れ図。
【図10】第1の実施の形態においてキッチン用CRT
ディスプレイのCPUが実行するコマンド受信処理を示
す流れ図。
【図11】第2の実施の形態において注文管理用コント
ローラのCPUが実行する調理指示データ作成・出力処
理を示す流れ図。
【図12】第2の実施の形態においてキッチン用プリン
タのCPUが実行するコマンド受信処理を示す流れ図。
【図13】第2の実施の形態においてキッチン用CRT
ディスプレイのCPUが実行するコマンド受信処理を示
す流れ図。
【図14】第2の実施の形態において注文管理用コント
ローラから調理指示用出力機器に伝送される調理指示デ
ータの伝文フォーマットを示す図。
【図15】第2の実施の形態においてキッチン用プリン
タのRAMに形成した主要なメモリエリアを示す図。
【図16】商品注文管理システムの全体図。
【図17】調理指示票の一出力例を示す図。
【図18】調理指示画面の一出力例を示す図。
【図19】従来の出力端末管理テーブルの構成を示す
図。
【図20】メニューデータファイルのレコードフォーマ
ットを示す図。
【符号の説明】
1…LAN(通信回線) 2…機器接続用コネクタ 5…注文管理用コントローラ 6…キッチン用プリンタ(出力機器) 7…キッチン用CRTディスプレイ(出力機器) 8…データ入力用端末 11…調理指示票 12…調理指示画面 13,13A…出力端末管理テーブル 51,61,71…CPU M1…メニューデータファイル M2…注文データ管理テーブル M3…編集設定データテーブル M4…調理指示票編集メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力用端末で入力された商品の注
    文データを取込み受注処理する注文管理用コントローラ
    に複数の機器接続用コネクタを有する通信回線を接続す
    るとともに、各機器接続用コネクタに出力機器として印
    字装置及び表示装置を選択的に接続し、前記注文管理用
    コントローラにて受注処理したデータを出力する商品注
    文管理システムにおいて、 前記注文管理用コントローラは、受注処理したデータの
    出力先を判別する出力先判別手段と、この判別手段によ
    り判別したデータ出力先に対応する前記機器接続用コネ
    クタに接続された出力機器の種別を問合せる出力機器種
    別問合せ手段と、この問合せ手段による問合せに対する
    応答から前記機器接続用コネクタに接続された出力機器
    が印字装置なのか表示装置なのかを判断する出力機器判
    断手段と、この判断手段により印字装置であることを確
    認した場合には前記受注処理したデータを印字用データ
    のコマンド体型で作成して当該印字装置に送信し、表示
    装置であることを確認した場合には前記受注処理したデ
    ータを表示用データのコマンド体型で作成して当該表示
    装置に送信するデータ送信制御手段とを具備し、 前記出力機器は、前記注文管理用コントローラからの出
    力機器種別問合せに対して自己の種別を特定するデータ
    を応答する機器種別応答手段を具備したことを特徴とす
    る商品注文管理システム。
  2. 【請求項2】 注文管理用コントローラの出力機器種別
    問合せ手段は、出力先判別手段により判別した出力先に
    対応する前記機器接続用コネクタに接続された出力機器
    に注文管理用コントローラとの間の回線の占有を要求す
    る占有コマンドを送信する手段であり、前記出力機器の
    機器種別応答手段は、前記占有コマンドに対する許可応
    答コマンドに自己の種別を特定するデータを付加して前
    記注文管理用コントローラに返信する手段であることを
    特徴とする請求項1記載の商品注文管理システム。
  3. 【請求項3】 注文管理用コントローラは、出力先判別
    手段により判別したデータ出力先に対応する前記機器接
    続用コネクタに接続された出力機器の障害発生を検知す
    るとそのデータのバックアップ先を判別するバックアッ
    プ先判別手段と、この判別手段により判別したデータの
    バックアップ先に対応する前記機器接続用コネクタに接
    続された出力機器の種別を問合せるバックアップ機器種
    別問合せ手段と、この問合せ手段による問合せに対する
    応答から前記機器接続用コネクタに接続された出力機器
    が印字装置なのか表示装置なのかを判断するバックアッ
    プ機器判断手段と、この判断手段により印字装置である
    ことを確認した場合には前記受注処理したデータを印字
    用データのコマンド体型で作成して当該印字装置に送信
    し、表示装置であることを確認した場合には前記受注処
    理したデータを表示用データのコマンド体型で作成して
    当該表示装置に送信するバックアップ制御手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1または2記載の商品注文管
    理システム。
  4. 【請求項4】 データ入力用端末で入力された商品の注
    文データを取込み受注処理する注文管理用コントローラ
    に複数の機器接続用コネクタを有する通信回線を接続す
    るとともに、各機器接続用コネクタに出力機器として印
    字装置及び表示装置を選択的に接続し、前記注文管理用
    コントローラにて受注処理したデータを出力する商品注
    文管理システムにおいて、 前記注文管理用コントローラは、受注処理したデータの
    出力先を判別する出力先判別手段と、この判別手段によ
    り判別したデータ出力先に対応する前記機器接続用コネ
    クタに前記受注処理したデータを送信するデータ送信制
    御手段とを具備し、 前記出力機器は、前記注文管理用コントローラから受信
    したデータに基づいて出力用データを編集するデータ編
    集手段と、この編集手段により編集した出力用データを
    出力するデータ出力手段とを具備したことを特徴とする
    商品注文管理システム。
  5. 【請求項5】 注文管理用コントローラのデータ送信制
    御手段は、受注処理したデータを表示用データのコマン
    ド体型で作成して送信する手段であり、 出力機器が印字装置の場合には、前記注文管理用コント
    ローラから受信したデータから印字データを編集しその
    印字データを印字出力する手段を有し、表示装置の場合
    には、前記注文管理用コントローラから受信したデータ
    から表示データを編集しその表示データを表示出力する
    手段を有するものであることを特徴とする請求項4記載
    の商品注文管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000113061A (ja) * 1998-10-07 2000-04-21 Toshiba Tec Corp 商品注文管理システム
JP2012221046A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Sii Data Service Kk 注文管理システム、制御装置及び伝票印字制御方法
JP2016081304A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 印刷制御装置、印刷システムおよび印刷制御装置の制御方法
JP2018139083A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 セイコーソリューションズ株式会社 注文管理システム、表示装置、注文管理方法、表示方法、及びプログラム

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