JPH0844798A - 無線式注文管理システム - Google Patents

無線式注文管理システム

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Publication number
JPH0844798A
JPH0844798A JP17907394A JP17907394A JPH0844798A JP H0844798 A JPH0844798 A JP H0844798A JP 17907394 A JP17907394 A JP 17907394A JP 17907394 A JP17907394 A JP 17907394A JP H0844798 A JPH0844798 A JP H0844798A
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JP
Japan
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order
order data
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JP17907394A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Nishihara
和彦 西原
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト装置は商品品切れデータの再送を行わ
ないで注文データ入力用端末からの商品注文データを受
付け可能とし、かつ再送を要する端末の操作者には再送
を要する旨を通知する。 【構成】 ホスト装置は、商品注文データの送信要求が
あった注文データ入力用端末へ商品品切れデータを伝送
中に新たな品切れ商品が指定されたときセットされる追
加フラグの記憶部を設ける。そして注文データ入力用端
末から伝送された商品注文データの受信完了に応じて追
加フラグがセットされているか否かを判別し、セットさ
れていることを確認すると当該注文データ入力用端末へ
未送信の商品品切れデータが存在する通知を無線通信に
より伝送する。一方、各注文データ入力用端末は、前記
通知を受信したことに応じて未送信の商品品切れデータ
が存在することをメッセージ表示等で報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファミリーレストラ
ン,ファーストフード店等の飲食店等で客が注文した商
品(飲食メニュー品目)の管理に利用される無線式注文
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線式注文管理システム
は、ウエイターやウエイトレスと呼ばれる各接客担当者
がそれぞれ携帯し、キーボード等のデータ入力手段によ
り1客が注文した商品のコードが入力されたことに応じ
てこの商品注文データを無線通信により伝送する複数台
の注文データ入力用端末、いわゆるハンディターミナル
と、各ハンディターミナルから伝送された商品注文デー
タを受信し、この受信した商品注文データを客別に記憶
管理して代金精算のデータに活用するとともに、注文内
容に関する明細が印字された注文伝票や調理指示票を発
行する注文受付処理を実行するホスト装置とで構成され
る。
【0003】前記ホスト装置は、店の会計場所に設置さ
れ、飲食を終えた客が支払う代金の精算業務を行う電子
式キャッシュレジスタと、接客担当者の待機場所等に設
置され、前記注文伝票を印字発行するカスタマープリン
タと、厨房内に設置され、前記調理指示票を印字発行す
るキッチンプリンタと、店の管理事務所等に設置される
ステーションとで構成される。
【0004】前記ステーションは、各ハンディターミナ
ルから無線通信により伝送される商品注文データを受信
するための無線ユニットを備えるとともに、前記電子式
キャッシュレジスタ,カスタマープリンタ及びキッチン
プリンタを伝送路を介して接続して、これらを一元管理
する。なお、電子式キャッシュレジスタがステーション
の機能を備えたものもある。
【0005】ところで、この種の無線式注文管理システ
ムにおいては、食材の不足等の理由によって調理不能と
なり注文受付処理の実行を禁止する商品、いわゆる品切
れ商品が発生した場合に、その品切れ商品の注文を接客
担当者が客から受付けないように、各ハンディターミナ
ルにおいて品切れ商品の注文データ入力を禁止できるよ
うになっている。
【0006】具体的には、厨房内の担当者が品切れ商品
を確認し、キッチンプリンタに設けられたキーボードを
操作して該品切れ商品のコードを指定入力すると、この
品切れ商品のコードを含む商品品切れデータが伝送路を
介してステーションへ送信される。
【0007】ステーションにおいては、キッチンプリン
タから商品品切れデータを受信する毎に、その受信した
商品品切れデータを品切れデータ記憶手段によって順次
記憶する。そして、ハンディターミナルの1台から商品
注文データの送信要求を受付ける毎に、そのハンディタ
ーミナルに対して未送信の商品品切れデータを記憶して
いるか否かを判別し、記憶している場合には品切れデー
タ記憶手段によって記憶される全部の商品品切れデータ
を無線通信によりこのハンディターミナルに伝送する。
【0008】一方、各ハンディターミナルにおいては、
ステーションから無線伝送される商品品切れデータを受
信したならば、各ターミナル内のメモリにそれぞれ形成
された品切れデータ記憶部のデータを最新の商品品切れ
データに書換える。その後、商品注文データを無線通信
によりステーションへ伝送する。また、データ入力手段
により客が注文した商品のコードが入力されたならばそ
のコードが品切れデータ記憶部内の商品品切れデータに
含まれるか否かを判断し、含まれる場合には該当商品が
品切れ商品なので受付けを禁止する旨を表示器またはブ
ザー等によって報知する。このような構成により、品切
れとなった商品を誤って受付けてしまうことを防止して
いた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種の無線式注文データ管理システムにおいては、ステ
ーションは商品注文データの送信要求を受付けたハンデ
ィターミナルに対して未送信の商品品切れデータがある
とき、当該ハンディターミナルに品切れデータ記憶手段
によって記憶された全部の品切れ商品データを無線通信
により伝送し、伝送完了後、当該ハンディターミナルか
らの商品注文データを受付けていた。
【0010】ところが、商品品切れデータの伝送中にキ
ッチンプリンタによって新たな品切れ商品が指定される
と、ステーションは1回目の商品品切れデータの伝送を
完了した後、再び当該ハンディターミナルに品切れデー
タ記憶手段によって記憶された全部の商品品切れデータ
を伝送していた。そして、この2回目の伝送を完了した
後でないと当該ハンディターミナルからの商品注文デー
タを受付けることができなかった。
【0011】このため、商品品切れデータの伝送中に新
たな品切れ商品が発生した場合には、商品品切れデータ
の伝送が繰り返されるのでハンディターミナルからの商
品注文データの伝送が遅滞していた。ハンディターミナ
ルは商品注文データを伝送し終えるまでは次の客の注文
データを入力できないので、結果的に次の客を待たせて
しまっていた。
【0012】そこで本発明は、商品注文データの送信要
求があった注文データ入力用端末に対してホスト装置か
ら商品品切れデータを伝送中に新たに品切れ商品が発生
した場合には、ホスト装置は商品品切れデータの再送を
行うことなく当該注文データ入力用端末からの商品注文
データを受付け、その後この注文データ入力用端末のオ
ペレータに対して新たに品切れ商品が発生していること
を通知でき、商品注文データの伝送遅れによって次の客
を待たせてしまう不都合をなくすことができる上、確実
に品切れ商品の注文入力を禁止することができる無線式
注文管理システムを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、各注文データ
入力用端末から伝送された商品注文データを受信したこ
とに応じて所定の注文受付処理を行うとともに、品切れ
商品指定手段により注文受付処理の実行を禁止する品切
れ商品が指定されると、そのる品切れ商品に指定された
商品のコードを含む商品品切れデータを記憶し、注文デ
ータ入力用端末の1台から商品注文データ送信要求を受
付ける毎に当該注文データ入力用端末に対して未送信の
商品品切れデータを記憶しているか否かを判別し、記憶
している場合には少なくともその未送信の商品品切れデ
ータを当該注文データ入力用端末に無線通信により伝送
するようにしたホスト装置と、データ入力手段を介して
入力された1客が注文した商品のコードを含む商品注文
データを無線通信によりホスト装置へ伝送するととも
に、ホスト装置から伝送される商品品切れデータを受信
して記憶し、データ入力手段を介して行われる品切れ商
品の注文データ入力を禁止するようにした複数台の注文
データ入力用端末とからなる無線式注文管理システムに
おいて、ホスト装置に、商品注文データの送信要求があ
った注文データ入力用端末へ商品品切れデータを伝送中
に新たな品切れ商品が指定されたときセットされる追加
フラグの記憶手段と、注文データ入力用端末から伝送さ
れた商品注文データの受信完了に応じて追加フラグがセ
ットされているか否かを判別するフラグ判別手段と、こ
の判別手段により追加フラグがセットされていることを
確認すると当該注文データ入力用端末へ未送信の商品品
切れデータが存在する通知を無線通信により伝送する品
切れ存在情報通知手段とを設け、各注文データ入力用端
末に、ホスト装置の品切れ存在情報通知手段による通知
を受信したことに応じて未送信の商品品切れデータが存
在することを報知する報知手段を設けたものである。
【0014】
【作用】本発明の無線式注文管理システムにおいては、
注文データ入力用端末の1台にてデータ入力手段を介し
て1客が注文した商品のコードを含む商品注文データが
入力されると、この端末からホスト装置に商品注文デー
タの送信要求が送信される。一方、この送信要求を受信
したホスト装置では、当該注文データ入力用端末に対し
て未送信の商品品切れデータを記憶しているか否かが判
別され、記憶している場合には少なくともその未送信の
商品品切れデータが当該注文データ入力用端末に送信さ
れる。そして、この商品品切れデータの伝送を完了した
後、当該注文データ入力用端末からホスト装置に商品注
文データが送信される。
【0015】ところで、ホスト装置から注文データ入力
用端末に対して商品品切れデータを伝送している最中
に、新たな品切れ商品が指定されると追加フラグがセッ
トされる。そして、商品品切れデータの伝送を完了し、
続いて当該注文データ入力用端末からの商品注文データ
の伝送を完了した後、上記追加フラグがセットされてい
るか否かが判別される。この場合はセットされているの
で、ホスト装置から当該注文データ入力用端末に対して
未送信の商品品切れデータが存在する通知が無線通信に
より伝送される。一方、この通知を受信した注文データ
入力用端末においては、未送信の商品品切れデータが存
在することが報知される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を飲食店向けの無線式注文管理
システムに適用した一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
【0017】図1は本実施例の無線式注文管理システム
の概要図である。かかる無線式注文管理システムは、ウ
エイターやウエイトレスと呼ばれる各接客担当者がそれ
ぞれ携帯し、キーボード等のデータ入力手段により1客
が注文した商品のコードを含む商品注文データが入力さ
れたことに応じてこの商品注文データを無線通信により
伝送する複数台の注文データ入力用端末、いわゆるハン
ディターミナル1と、各ハンディターミナル1から伝送
された商品注文データを受信し、この受信した商品注文
データを客別に記憶管理して代金精算のデータに活用す
るとともに、注文内容に関する明細が印字された注文伝
票や調理指示票を発行する注文受付処理を実行するホス
ト装置2とで構成される。
【0018】前記ホスト装置2は、店の会計場所に設置
され、飲食を終えた客が支払う代金の精算業務を行う電
子式キャッシュレジスタ3と、接客担当者の待機場所等
に設置され、前記注文伝票を印字発行するカスタマープ
リンタ4と、厨房内に設置され、前記調理指示票を印字
発行するとともに品切れ商品の指定入力機能を有するキ
ッチンプリンタ5と、店の管理事務所等に設置されるス
テーション6とで構成される。
【0019】前記ステーション6は、各ハンディターミ
ナル1から無線通信により伝送される商品注文データを
受信するための無線ユニット7を備えるとともに、前記
電子式キャッシュレジスタ3,カスタマープリンタ4及
びキッチンプリンタ5を伝送路8を介して接続し、これ
らを一元管理する。
【0020】因みに、前記無線ユニット7は客席内を巡
回する各接客担当者が携帯する各ハンディターミナル1
と交信可能な位置、例えば客席の天井等に設置されてお
り、ステーション6とは信号ケーブルによって接続され
ている。
【0021】図2は前記ステーション6の要部構成を示
すブロック図である。このステーション6は、制御部本
体を構成するCPU(中央処理装置)61、このCPU
61が各部を制御するためのプログラムデータ等が格納
されたROM(リード・オンリ・メモリ)62、各種飲
食メニューの商品にそれぞれ付されるメニューコードに
対応してメニュー品目名,価格等の商品情報が予め設定
される商品マスターファイル等の各種メモリエリアが形
成されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)63と
を搭載している。
【0022】またステーション6は、伝送路8を介して
接続された電子式キャッシュレジスタ3,カスタマープ
リンタ4及びキッチンプリンタ5との間で行なわれるデ
ータ通信を制御する通信インタフェース64、前記無線
ユニット7に無線送信すべきデータを送信するととも
に、無線ユニット7にて受信された無線データを取込む
無線通信インタフェース65等を搭載している。
【0023】そして前記CPU61と、ROM62,R
AM63及び各インタフェース64,65とは、アドレ
スバス,データバス等のバスライン66で接続されてい
る。
【0024】前記RAM63には、商品マスターファイ
ルの他に、各ハンディターミナル1から伝送された各客
の商品注文データを客毎に記憶管理する商品注文データ
ファイル63a、キッチンプリンタ4にて指定入力され
た品切れ商品のコードを含む商品品切れデータを記憶管
理するホスト側品切れデータ記憶手段としての品切れデ
ータファイル63b等が形成されている。
【0025】またRAM63には、図3に示すように、
各ハンディターミナル1に対して予め割り当てられた識
別ID番号x(1≦x≦N)に対応して品切れフラグf
xと追加フラグgxとを記憶してなるフラグテーブル6
3cが形成されている。
【0026】因みに、前記品切れフラグfxは、対応す
る識別ID番号のハンディターミナル1に対して未送信
の商品品切れデータが存在するとき“1”にセットされ
るフラグである。
【0027】一方、前記追加フラグgxは、対応する識
別ID番号のハンディターミナル1に対して商品品切れ
データを伝送中にキッチンプリンタ4によって新たな品
切れ商品が指定されたときセットされるフラグである。
ここに、フラグテーブル63cは、追加フラグの記憶手
段を構成する。
【0028】図4は前記キッチンプリンタ5の要部構成
を示すブロック図である。このキッチンプリンタ5は、
制御部本体を構成するCPU51、このCPU51の制
御プログラム等が格納されたROM52、調理指示票の
印字データを格納するためのメモリエリア等が形成され
たRAM53を搭載している。
【0029】またキッチンプリンタ5は、前記伝送路8
を介して接続されたステーション6との間で行なわれる
データ通信を制御する通信インタフェース54、記録紙
に調理指示票を印字し発行するためのプリンタ55aが
接続されるプリンタインタフェース55、表示装置56
aが接続される表示装置インタフェース56、キーボー
ド57aが接続されるキーボードインタフェース57等
を搭載している。
【0030】そして前記CPU51と、ROM52,R
AM53及び各インタフェース54〜57とはアドレス
バス,データバス等のバスライン58で接続されてい
る。
【0031】前記キーボード57aには、食材の不足等
の理由によって調理不能となり、注文受付処理の実行を
禁止する商品、いわゆる品切れ商品のコードを指定入力
するためのキーが配設されている。
【0032】図5は各ハンディターミナル1の要部構成
を示すブロック図である。このハンディターミナル1
は、制御部本体を構成するCPU11、このCPU11
の制御プログラム等が格納されたROM12、各種飲食
メニュー商品のメニューコードに対応してメニュー品目
名等の所要情報が予め設定された商品ファイル等が形成
されたRAM13を搭載している。
【0033】またハンディターミナル1は、前記無線ユ
ニット7との間で無線通信によるデータの送受信が可能
な無線回路14、キーボード15aが接続されるキーボ
ードインタフェース15、表示装置16aが接続される
表示装置インタフェース16等を搭載している。
【0034】そして前記CPU11と、ROM12,R
AM13,無線回路14及び各インタフェース15,1
6とはアドレスバス,データバス等のバスライン17で
接続されている。
【0035】前記キーボード15aには、当該ハンディ
ターミナル1を操作して客の注文情報を入力する接客担
当者のIDコード、客の人数、客が着いた食卓の番号、
客が注文した各種飲食メニュー商品のメニューコード及
び注文個数等の1客の商品注文に関する各種データを登
録するためのキーの他に、これらのキー操作によって登
録された商品注文データの送信を指示するための送信キ
ーK1と、商品品切れデータの要求を指令する品切れキ
ーK2が配設されている。
【0036】また前記RAM13には、上述した商品フ
ァイルの他に、キー操作によって登録された1客の商品
注文データを記憶するための注文データ記憶部13a
と、商品品切れデータを記憶する端末側品切れデータ記
憶手段としての品切れデータ記憶部13bとが形成され
ている。
【0037】しかして、前記キッチンプリンタ5のCP
U51は、図6(a)に示すようにキーボード57aか
らのキー入力により品切れ商品のコードが指定入力され
ると、そのコードまたはそれに対応するメニュー品目名
を表示装置56aに表示させるとともに、品切れ商品の
コードを含む商品品切れデータを作成して通信インタフ
ェース54を介してステーション6に送出するようにプ
ログラム構成されている。
【0038】ここに、キッチンプリンタ5は、注文受付
処理の実行を禁止する品切れ商品を指定する品切れ商品
指定手段を構成する。
【0039】一方、ステーション6のCPU61は、通
信インタフェース64を介してキッチンプリンタ5から
送出された商品品切れデータを取込むと、図6(b)に
示す品切れ入力業務を開始し、フラグテーブル63cに
おける各ハンディターミナル1の識別ID番号xに対応
する全ての品切れフラグfxを“1”にセットするとと
もに、受信した商品品切れデータを品切れデータファイ
ル63bに追加格納するようにプログラム構成されてい
る。
【0040】また、各ハンディターミナル1のCPU1
1は、図7(a)に示す送信キー入力処理を実行するよ
うにプログラム構成されている。すなわち、CPU11
はキーボードインタフェース15を介して入力されたキ
ー信号によりキーボード15aの送信キーk1が操作入
力されたことを検知すると、ST(ステップ)1aとし
て注文データ記憶部13aに1客分の商品注文データが
記憶されているか否かを判断する。そして、記憶されて
いない場合には、この送信キー入力処理を終了する。
【0041】これに対し、注文データ記憶部13aに1
客分の商品注文データが記憶されている場合には、今回
の送信キーK1がキー操作される前に、接客担当者のI
Dコード、客の人数、客が着いた食卓の番号、客が注文
した各種飲食メニュー商品のメニューコード及び注文個
数等の1客の商品注文に関する各種データがキー入力に
よって登録されているので、ST2aとして無線回路1
4を介してステーション6に商品注文データの送信要求
コマンドを無線送信する。
【0042】ステーション6のCPU61は、無線ユニ
ット67を介して1台のハンディターミナル1から無線
送信された商品注文データの送信要求コマンドを受信す
ると、図7(b)に示すオーダ受信業務を実行するよう
にプログラム構成されている。すなわちこのオーダ受信
業務を開始すると、先ず、ST1bとしてフラグテーブ
ル63cを検索して要求元のハンディターミナル1の識
別ID番号xに対応する品切れフラグfxを調べる。
【0043】そして、この品切れフラグfxが“1”に
セットされている場合には、該当ハンディターミナル1
に対して未送信の商品品切れデータが存在するので、S
T2bとして前記品切れフラグfxを“0”にリセット
するとともに、ST3bとして無線ユニット7を介して
該当ハンディターミナル1に商品品切れデータのDLL
(ダウン・ライン・ローディング)業務開始を指令する
コマンドを送信する。次いで、ST4bとして品切れデ
ータファイル63bに格納されている全ての商品品切れ
データを無線ユニット7を介して該当ハンディターミナ
ル1に無線通信により伝送する(品切れデータ伝送手
段)。
【0044】こうして、品切れデータファイル63bに
格納されている全ての商品品切れデータの無線伝送を完
了したならば、ST5bとして再びフラグテーブル63
cを検索して要求元のハンディターミナル1の識別ID
番号xに対応する品切れフラグfxを調べる。
【0045】そして、この品切れフラグfxが“1”に
セットされている場合には、商品品切れデータの伝送中
にキッチンプリンタ5によって新たな品切れ商品が指定
されたので、ST6bとして前記フラグテーブル63c
における該当ハンディターミナル1の識別ID番号xに
対応する追加フラグgxを“1”にセットする。ST5
bにて該当品切れフラグfxが“0”にリセットされて
いる場合には、該当追加フラグgxは“0”にリセット
されたままとする。その後、ST7bとして無線ユニッ
ト7を介して該当ハンディターミナル1に商品注文デー
タの送信許可を示すACK応答コマンドを無線送信す
る。
【0046】これに対し、ST1bにて該当ハンディタ
ーミナル1の識別ID番号xに対応する品切れフラグf
xが“0”にリセットされている場合には、該当ハンデ
ィターミナル1に対して未送信の商品品切れデータが存
在しないので、ST2b〜ST6bの処理は行わず、直
ちにST7bにて該当ハンディターミナル1にACK応
答コマンドを無線送信する。
【0047】一方、図7(a)のST2aにて商品注文
データの送信要求コマンドを無線送信したハンディター
ミナル1のCPU11は、その後、所定時間以内に、S
T3aとしてステーション6から無線送信された商品品
切れデータのDLL開始コマンドを無線回路14により
受信したならば、ST4aとしてこのコマンドに続いて
無線送信される商品品切れデータを受信する。そして、
無線回路14を介して受信した商品品切れデータによっ
て品切れデータ記憶部13bの記憶内容を書換える。
【0048】また、所定時間以内に、ST5aとしてス
テーション6から無線送信されたACK応答コマンドを
無線回路14により受信したならば、ST6aとして注
文データ記憶部13aに記憶された1客分の商品注文デ
ータを無線回路14を介してステーション6に無線送信
する。
【0049】なお、商品注文データの要求コマンドを送
信後、所定時間内にACK応答を受信できなかった場合
には、無線ユニット7との回線接続がなされなかったの
で、予め設定された回数だけ前記送信要求コマンドの再
送を行い、それでもACK応答を受信できなかった場合
には、表示装置16aに送信エラーを表示して、今回の
送信キー処理を終了する。
【0050】一方、図7(b)のST7bにてACK応
答コマンドを無線送信したステーション6のCPU61
は、ST8bとしてACK応答先のハンディターミナル
1からの商品注文データを受信するのを待機する。そし
て、所定時間以内に無線ユニット7を介して該当する商
品注文データを受信したならば、ST9bとしてその受
信した商品注文データに基づいて所定の注文受付処理を
実行する。
【0051】すなわち、受信した商品注文データに対し
て固有の伝票番号を発番し、この伝票番号とともに受信
した商品注文データを商品注文データファイル63aに
追加登録する。また、予め設定された印字フォーマット
に基づいて注文伝票の印字データを作成し、通信インタ
フェース64を介してカスタマープリンタ4に送出して
注文伝票を印字発行させるとともに、同じく予め設定さ
れた印字フォーマットに基づいて調理指示票の印字デー
タを作成し、通信インタフェース64を介してキッチン
プリンタ5に送出して調理指示票を印字発行させる。
【0052】なお、ACK応答コマンドを送信後、所定
時間を経過しても該当ハンディターミナル1から商品注
文データを受信できなかった場合には、通信エラーが発
生したので、今回のオーダ受信業務を終了する。
【0053】さて、注文受付処理を完了したCPU61
は、次に、ST10bとしてフラグテーブル63cを検
索し、商品注文データ送信元のハンディターミナル1の
識別ID番号xに対応する追加フラグgxを調べる(フ
ラグ判別手段)。
【0054】そして、この追加フラグgxが“0”にリ
セットされている場合には、今回のオーダ受信業務を終
了する。
【0055】これに対し、ST10bにて追加フラグg
xが“1”にセットされていることを確認した場合に
は、該当ハンディターミナル1に対する商品品切れデー
タのDLL実行中に新たな品切れ商品が発生したので、
ST11bとして該当ハンディターミナル1に対して未
送信の商品品切れデータが存在することを通知する品切
れ存在通知コマンドを無線ユニット7を介して無線送信
する(品切れ存在情報通知手段)。
【0056】その後、ST12bとして当該追加フラグ
gxを“0”にリセットしたならば、今回のオーダ受信
業務を終了する。
【0057】一方、図7(a)のST6aにて商品注文
データの無線送信を完了したハンディターミナル1のC
PU11は、ST7aとして品切れ存在通知コマンドの
受信有無を判別する。そして品切れ存在通知コマンドの
受信有りの場合には、ST8aとしてステーション6側
に当該ハンディターミナル1に対して未送信の商品品切
れデータが存在することを接客担当者に告知するための
メッセージ(例えば「品切れ有」)を表示装置16aに
表示させる(報知手段)。
【0058】しかる後、今回の送信キー処理を終了す
る。なお、ST7aにて品切れ存在通知コマンドの受信
無しを判別した場合には、ST8aの処理を行うことな
く今回の送信キー処理を終了する。
【0059】また、各ハンディターミナル1のCPU1
1は、図8(a)に示す品切れキー入力処理を実行する
ようにプログラム構成されている。すなわち、CPU1
1はキーボードインタフェース15を介して入力された
キー信号によりキーボード15aの品切れキーK2が操
作入力されたことを検知すると、ST1cとして注文デ
ータ記憶部13aに1客分の商品注文データが記憶され
ているか否かを判断する。そして、記憶されている場合
には、1客の注文データ登録中に品切キーK2が操作さ
れたエラーなので、この品切キー入力処理を終了する。
【0060】これに対し、注文データ記憶部13aに1
客分の商品注文データが記憶されていない場合には、品
切キーK2の操作により商品品切れデータの要求が指令
されたので、ST2cとして無線回路14を介してステ
ーション6に商品品切れデータの受信要求コマンドを無
線送信する。
【0061】ステーション6のCPU61は、無線ユニ
ット67を介して1台のハンディターミナル1から無線
送信された商品品切れデータの受信要求コマンドを受信
すると、図8(b)に示す品切れ送信業務を実行するよ
うにプログラム構成されている。すなわちこの品切れ送
信業務を開始すると、先ず、ST1dとしてフラグテー
ブル63cを検索して要求元のハンディターミナル1の
識別ID番号xに対応する品切れフラグfxを調べる。
【0062】そして、この品切れフラグfxが“1”に
セットされている場合には、該当ハンディターミナル1
に対して未送信の商品品切れデータが存在するので、S
T2dとして前記品切れフラグfxを“0”にリセット
するとともに、ST3dとして無線ユニット7を介して
該当ハンディターミナル1に商品品切れデータのDLL
業務開始を指令するコマンドを送信する。次いで、ST
4dとして品切れデータファイル63bに格納されてい
る全ての商品品切れデータを無線ユニット7を介して該
当ハンディターミナル1に無線通信により伝送する。
【0063】こうして、品切れデータファイル63bに
格納されている全ての商品品切れデータの無線伝送を完
了したならば、ST5dとして再びフラグテーブル63
cを検索して要求元のハンディターミナル1の識別ID
番号xに対応する品切れフラグfxを調べる。そして、
この追加フラグgxが“0”にリセットされている場合
には、今回の品切れ送信業務を終了する。
【0064】これに対し、この品切れフラグfxが
“1”にセットされている場合には、商品品切れデータ
の伝送中にキッチンプリンタ5によって新たな品切れ商
品が指定されたので、ST6dとして該当ハンディター
ミナル1に対して未送信の商品品切れデータが存在する
ことを通知する品切れ存在通知コマンドを無線ユニット
7を介して無線送信する。以上で、今回の品切れ送信業
務を終了する。
【0065】なお、ST1dにて該当する品切れフラグ
fxが“0”にリセットされている場合には、該当ハン
ディターミナル1に対して未送信の商品品切れデータが
存在しないので、今回の品切れ送信業務を終了する。
【0066】一方、図8(a)のST2cにて商品品切
れデータの受信要求コマンドを無線送信したハンディタ
ーミナル1のCPU11は、その後、所定時間以内に、
ST3cとしてステーション6から無線送信された商品
品切れデータのDLL開始コマンドを無線回路14によ
り受信したならば、ST4cとしてこのコマンドに続い
て無線送信される商品品切れデータを受信する。そし
て、無線回路14を介して受信した商品品切れデータに
よって品切れデータ記憶部13bの記憶内容を書換え
る。
【0067】その後、ST5cとして品切れ存在通知コ
マンドの受信有無を判別する。そして品切れ存在通知コ
マンドの受信有りの場合には、ST6cとしてステーシ
ョン6側に当該ハンディターミナル1に対して未送信の
商品品切れデータが存在することを接客担当者に告知す
るためのメッセージ(例えば「品切れ有」)を表示装置
16aに表示させる。しかる後、今回の品切キー処理を
終了する。
【0068】なお、ST5cにて品切れ存在通知コマン
ドの受信無しを判別した場合には、ST6cの処理を行
うことなく今回の送信キー処理を終了する。また、ST
3cにて商品品切れデータのDLL開始コマンドを受信
できなかった場合にも今回の送信キー処理を終了する。
【0069】また、各ハンディターミナル1のCPU1
1は、図9に示す商品コード入力処理を実行するように
プログラム構成されている。すなわち、CPU11はキ
ーボードインタフェース15を介して入力されたキー信
号により商品コードの入力を検知すると、品切データ記
憶部13bを検索して入力された商品コードを含む商品
品切データが登録されているか否かを判別する。そし
て、登録されていない場合には、キー入力された商品コ
ードが割当てられた商品は品切れ商品でないので、該当
商品のメニュー品目名を表示装置16aに表示させる。
また、キー入力された商品コードと注文個数=1とから
なる注文データを注文データ記憶部13aに登録したな
らば、今回のコード入力処理を終了する。
【0070】これに対し、品切データ記憶部13bに入
力された商品コードを含む商品品切データが登録されて
いる場合には、キー入力された商品コードが割当てられ
た商品は品切れ商品であるので、表示装置16aに「品
切メニュー」なるメッセージを表示させて、当該品切れ
商品の注文データの入力を禁止する(品切れ商品受付禁
止手段)。その後、今回のコード入力処理を終了する。
【0071】このように構成された本実施例の無線式注
文管理システムにおいては、厨房内の担当者が品切れ商
品を確認し、キッチンプリンタ5に設けられたキーボー
ド57aを操作して当該品切れ商品のコードを指定入力
すると、この品切れ商品のコードを含む商品品切れデー
タが伝送路8を介してステーション6へ送信され、ステ
ーション6のRAM63に形成された品切データファイ
ル63bに追加登録される。このとき、フラグテーブル
63cの品切フラグfxは全て“1”にセットされる。
なお、追加フラグgxは“0”にリセットされている。
【0072】その後、ハンディターミナル1を携帯した
接客担当者が客席にて客の注文を受付け、その客が注文
した商品のコードを含む商品注文データのハンディター
ミナル1への登録を完了した後、当該ハンディターミナ
ル1のキーボード15aに配設されている送信キーK1
を操作入力すると、当該ハンディターミナル1からステ
ーション6に対して商品注文データの送信要求コマンド
が無線送信される。
【0073】これにより、上記送信要求コマンドが無線
ユニット7を介して受信されると、ステーション6にお
いては送信要求コマンド発信元のハンディターミナル1
に対して未送信の商品品切れデータが存在するか否かが
前記品切フラグfxに基づいて判別される。
【0074】ここで、未送信の商品品切れデータが存在
するハンディターミナル1からの送信要求コマンドを受
信した場合には、品切データファイル63bに格納され
た全ての商品品切れデータが無線ユニット7を介して当
該ハンディターミナル1に無線送信される。そして、全
商品品切れデータを送信した後、ACK応答コマンドが
当該ハンディターミナル1に無線送信される。
【0075】なお、商品品切れデータを伝送中にキッチ
ンプリンタ5において新たな品切れ商品が指定され、そ
の商品品切れデータが入力されると、フラグテーブル6
3cの該当ハンディターミナル1に対応する追加フラグ
gxが“1”にセットされる。
【0076】一方、無線ユニット7から無線送信された
商品品切れデータを受信したハンディターミナル1にお
いては、その受信した商品品切れデータで品切れデータ
記憶部13bの記憶内容が書換えられる。その後、AC
K応答コマンドを受信すると、注文データ記憶部13a
に記憶された1客分の商品注文データが無線通信により
ステーション6へ伝送される。
【0077】無線ユニット7を介してハンディターミナ
ル1から商品注文データを受信したステーション6にお
いては、その受信した商品注文データに基づいて所定の
注文受付処理が実行される。また、当該ハンディターミ
ナル1に対応する追加フラグgxが調べられ、セットさ
れている場合には当該ハンディターミナル1に対して商
品品切れデータを伝送中にキッチンプリンタ4において
新たな品切れ商品が指定入力されたので、ステーション
6から当該ハンディターミナル1に品切れ存在通知コマ
ンドが無線送信される。
【0078】一方、この品切れ存在通知コマンドを受信
したハンディターミナル1においては、表示装置16a
に「品切れ有」のメッセージが表示される。これによ
り、当該ハンディターミナル1を携帯する接客担当者
は、ステーション6側に当該ハンディターミナル1に対
して未送信の商品品切れデータが存在することを確認で
きる。
【0079】そこで、このメッセージを確認した接客担
当者は、例えば次に注文を受ける客がいないならば品切
キーK2を操作して商品品切れデータを更新すればよ
い。また、注文を待っている客がいるならば、その客の
注文入力を行なえばよい。
【0080】このように本実施例によれば、ステーショ
ン6は商品注文データの送信要求があったハンディター
ミナル1に対して商品品切れデータを伝送中に、キッチ
ンプリンタ4を介して新たな品切れ商品の指定入力が行
なわれても、1回目の商品品切れデータの伝送を完了し
た後は、当該ハンディターミナル1からの商品注文デー
タを受付けることができるので、各ハンディターミナル
1は登録された1客分の商品注文データをステーション
6に速やかに伝送することができる。従って、先客分の
商品注文データの伝送が遅滞したために次の客の注文を
受付けられなくなるようなことはなくなるので、客を待
たせて不快感を与えるような事態を防止できる。
【0081】また、ステーション6は商品注文データの
送信要求があったハンディターミナル1に対して商品品
切れデータを伝送中に、キッチンプリンタ4を介して新
たな品切れ商品の指定入力が行なわれた場合、そのハン
ディターミナル1からの商品注文データを受付けた後に
当該ハンディターミナル1に対して品切れ存在通知コマ
ンドを無線送信し、このコマンドを受信したハンディタ
ーミナル1は表示装置16aに未送信の商品品切れデー
タが存在することを示すメッセージを表示するように構
成されている。
【0082】従って、ハンディターミナル1を使用して
1客分の商品注文データを送信し終えた接客担当者は、
表示装置16aの表示を確認することによって、まだ未
送信の商品品切れデータがステーション6側に存在する
のか否かの確認ができる。
【0083】この場合において、表示装置16aに未送
信の商品品切れデータが存在することを示すメッセージ
が表示された場合には、未送信の商品品切れデータがス
テーション6側に存在するので、接客担当者は次の注文
を待っている客がいるか否かを判断する。そして、客が
いなければ品切キーK2を操作して未送信の商品品切れ
データを含む全商品品切れデータのDLLを要求する。
【0084】こうすることにより、ハンディターミナル
1には最新の商品品切れデータを速やかに記憶させるこ
とができるので、確実に品切れ商品の注文入力を禁止す
ることができる。
【0085】また、注文を待っている客がいる場合に
は、その客の商品注文データを登録し送信を要求した際
に、最新の商品品切れデータのDLLが行なわれるの
で、やはり確実に品切れ商品の注文入力を禁止すること
ができる。
【0086】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではない。例えば前記実施例では、ステーション6は
商品注文データの送信要求があったハンディターミナル
1に対して未送信の商品品切れデータが存在する場合に
は、そのハンディターミナル1に対して全ての商品品切
れデータを送信していたが、未送信の商品品切れデータ
のみを送信し、ハンディターミナルにおいては、受信し
た商品品切れデータを品切れデータ記憶部13bに追加
登録するように構成してもよい。
【0087】また前記実施例では、各ハンディターミナ
ル1の表示装置16aに未送信の商品品切れデータが存
在することを示すメッセージを表示させることで報知手
段を構成したが、報知手段はこれに限定されるものでは
なく、ブザー音による報知や音声による報知及びこれら
を組み合わせることによって報知する手段も含む。
【0088】この他、ステーション6としての機能を電
子式キャッシュレジスタ3に持たせる等、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論で
ある。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、商
品注文データの送信要求があった注文データ入力用端末
に対してホスト装置から商品品切れデータを伝送中に新
たに品切れ商品が発生した場合には、ホスト装置は商品
品切れデータの再送を行うことなく当該注文データ入力
用端末からの商品注文データを受付け、その後この注文
データ入力用端末のオペレータに対して新たに品切れ商
品が発生していることを通知でき、商品注文データの伝
送遅れによって次の客を待たせてしまう不都合をなくす
ことができる上、確実に品切れ商品の注文入力を禁止す
ることができる無線式注文管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線式注文管理システムの一実施例を
示す概要図。
【図2】同実施例におけるステーションの要部構成を示
すブロック図。
【図3】同実施例におけるステーションの記憶部に設け
られるフラグテーブルのデータ構成を示す図。
【図4】同実施例におけるキッチンプリンタの要部構成
を示すブロック図。
【図5】同実施例におけるハンディターミナルの要部構
成を示すブロック図。
【図6】同実施例におけるキッチンプリンタとステーシ
ョンとの間の商品品切れデータ登録業務に関する各CP
Uの処理を示す流れ図。
【図7】同実施例における各ハンディターミナルとステ
ーションとの間の商品注文データ通信に関する各CPU
の処理を示す流れ図。
【図8】同実施例における各ハンディターミナルとステ
ーションとの間の商品品切れデータ通信業務に関する各
CPUの処理を示す流れ図。
【図9】同実施例における各ハンディターミナルのCP
Uのコード入力処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…ハンディターミナル(注文データ入力用端末) 2…ホスト装置 3…電子式キャッシュレジスタ 4…カスタマープリンタ 5…キッチンプリンタ 6…ステーション 7…無線ユニット 11,51,61…CPU 13a…注文データ記憶部 13b…品切れデータ記憶部(端末側品切れデータ記憶
手段) 63a…商品注文データファイル 63b…品切れデータファイル(ホスト側品切れデータ
記憶手段) 63c…フラグテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力手段を介して1客が注文した
    商品のコードを含む商品注文データが入力されたことに
    応じてこの商品注文データを無線通信により伝送する複
    数台の注文データ入力用端末と、各注文データ入力用端
    末から伝送された商品注文データを受信したことに応じ
    て所定の注文受付処理を行うホスト装置とを有する無線
    式注文管理システムにおいて、 前記ホスト装置は、前記注文受付処理の実行を禁止する
    品切れ商品を指定する品切れ商品指定手段と、この指定
    手段により品切れ商品に指定された商品のコードを含む
    商品品切れデータを記憶するホスト側品切れデータ記憶
    手段と、前記注文データ入力用端末の1台から商品注文
    データ送信要求を受付けたことに応じて前記品切れデー
    タ記憶手段により当該注文データ入力用端末に対して未
    送信の商品品切れデータを記憶しているか否かを判別
    し、記憶している場合には少なくともその未送信の商品
    品切れデータを当該注文データ入力用端末に無線通信に
    より伝送する品切れデータ伝送手段と、この品切れデー
    タ伝送手段により商品注文データの送信要求があった注
    文データ入力用端末へ商品品切れデータを伝送中に前記
    品切れ商品指定手段により新たな品切れ商品が指定され
    たときセットされる追加フラグの記憶手段と、前記注文
    データ入力用端末から伝送された商品注文データの受信
    完了に応じて前記追加フラグがセットされているか否か
    を判別するフラグ判別手段と、この判別手段により追加
    フラグがセットされていることを確認すると当該注文デ
    ータ入力用端末へ未送信の商品品切れデータが存在する
    通知を無線通信により伝送する品切れ存在情報通知手段
    とを具備し、 前記各注文データ入力用端末は、前記ホスト装置から伝
    送される商品品切れデータを受信して記憶する端末側品
    切れデータ記憶手段と、この記憶手段により記憶された
    商品品切れデータに基づいて前記データ入力手段を介し
    て行われる品切れ商品の注文データ入力を禁止する品切
    れ商品受付禁止手段と、前記ホスト装置の品切れ存在情
    報通知手段による通知を受信したことに応じて未送信の
    商品品切れデータが存在することを報知する報知手段と
    を具備したことを特徴とする無線式注文管理システム。
JP17907394A 1994-07-29 1994-07-29 無線式注文管理システム Pending JPH0844798A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000065514A2 (en) * 1999-04-27 2000-11-02 I3E Holdings, Llc Remote ordering system
US7257547B1 (en) 1999-08-20 2007-08-14 World Picom Corporation Service managing system
JP2009059128A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Sii Data Service Kk 注文データ管理装置および注文データ管理システム
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