JPH10124507A - 文字変換処理装置 - Google Patents

文字変換処理装置

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JPH10124507A
JPH10124507A JP9219739A JP21973997A JPH10124507A JP H10124507 A JPH10124507 A JP H10124507A JP 9219739 A JP9219739 A JP 9219739A JP 21973997 A JP21973997 A JP 21973997A JP H10124507 A JPH10124507 A JP H10124507A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外来語のの入力を簡易に行なえるようにす
る。 【解決手段】 外国語読みの仮名文字列が入力された場
合、カタカナに変換したカタカナ候補、又は外国語単語
に変換した外国語候補を変換候補として表示し、何れか
1つを変換文字列として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された仮名
文字を変換して表示する文字変換処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の文字入力装置で各種文字列を入力
する場合、入力対象となる文字の文字種に応じて、各種
入力モードを切換えて入力していた。即ち、仮名混じり
漢字文字列の入力には仮名モードを選択して仮名漢字変
換処理を行ない、カタカナ文字列ではカタカナモードを
選択して入力を行い、英文字などの外国文字では英数モ
ードを選択して文字入力をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の文字
入力にあっては、対象となる文字列が仮名文字種である
のか、カタカナ文字種であるのか、英文字種であるの
か、を常に意識しながらモード切換操作を行なう必要が
あり、入力作業が煩雑となってスムースに行なえない、
という問題があった。また従来にあっては、仮名モード
で入力した平仮名文字をカタカナ文字に変換する機能を
有したもののもあるが、この場合は、通常の仮名漢字変
換キーの他に、カタカナ文字への変換を指定する専用の
カタカナ変換キーが必要になり、また変換キー操作時
は、対象がカタカナ文字であるのかどうかを判断して、
その上で上記カタカナ変換キーを操作する必要があり、
変換キーをその対象文字の文字種によって変えなければ
ならない、という煩雑さがあった。本発明の課題は、多
様な文字種の入力を簡易に行なえるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、仮名
文字列を入力する入力手段と、上記仮名文字列に対する
変換を指示する変換指示手段と、上記入力手段により外
国語読みの仮名文字列(例えば実施例の外来語「ぷりん
たー」に相当する)が入力されて上記変換指示手段によ
り変換の指示がなされた際に、上記仮名文字列をカタカ
ナに変換したカタカナ候補(例えば実施例の「プリンタ
ー」に相当する)、あるいは外国語単語に変換した外国
語候補(例えば実施例の「PRINTER」に相当す
る)、を少なくとも上記仮名文字列に対する変換候補の
1つとして切換え表示する変換候補表示手段と、上記変
換候補表示手段で表示される各種変換候補の内で任意に
選択された何れか1つの変換候補を上記入力仮名文字列
に対する変換文字列として表示する変換文字列表示手段
と、を具備したことを特徴とする。請求項2の発明は、
仮名文字を入力する入力手段と、上記仮名文字に対する
変換を指示する変換指示手段と、上記入力手段により外
国文字の読みによる仮名文字(例えば実施例の変換辞書
4にある外国文字「lsi」における「l」「s」
「i」の読みである「える」「えす」「あい」の仮名文
字に相当する)が入力されて上記変換指示手段により変
換の指示がなされた際に、その仮名文字に対する変換候
補として、上記仮名文字をカタカナに変換したカタカナ
候補(例えば実施例では、仮名文字「える」に対する
「エル」に相当する)、あるいは外国文字に変換した外
国文字候補(例えば実施例では、仮名文字「える」に対
する「l」に相当する)、を少なくとも含む変換候補を
切換表示する候補切換表示手段と、上記仮名文字に対す
る変換候補として上記外国文字候補が表示されている状
態での選択操作により、その外国文字候補を上記入力仮
名文字に対する変換文字として表示する変換文字列表示
手段と、を具備したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。構成 図1は、本発明の一実施形態による日本語ワードプロセ
ッサの構成図であり、キー入力部1は平仮名、片仮名等
に対応する各種の文字キー1Aの他、平仮名入力モード
を設定するための平仮名指定キー1B、入力された仮名
文字列を対応する他の文字種に変換したり、出力された
変換候補以外の他の変換候補を出力するよう指示する変
換/次候補キー1C、出力された変換候補を確定するよ
う指示する実行キー1D等のファンクションキーを有す
る構成となっている。入力制御部2は、キー入力部1の
キー操作信号を文字コードに変換し、変換された文字コ
ードを内蔵する入力バッファ2Aに一時保持する。CP
U(中央演算処理装置)3は、内蔵された各種のプログ
ラムに基づいて入力バッファ2Aから入力された文字コ
ード等を処理する。
【0006】変換辞書4はキー入力部1より入力された
仮名文字列を対応する漢字、ローマ字からなる外国語等
に変換するために使用される辞書であり、辞書項目とし
ては、仮名見出しd1、辞書フラグd2、変換候補d3
を有し、仮名見出しd1および変換候補d3の内容は、
文字コードで示されている。仮名見出しd1には、自立
語に対応する漢字および外国語の「読み」が平仮名で示
されている。変換候補d3には、仮名見出しd1に対応
する漢字、または外国語が登録されており、仮名見出し
d1が日本語であるときは、対応する漢字による全ての
変換候補が登録されている。一方、仮名見出しd1が英
単語であるときは、ローマ字で表記された1種類の変換
候補と、もし、漢字、英単語以外の外国語で表記され得
る変換候補が有ればそれらが登録されている。そして、
上記ローマ字で表記された1種類の変換候補の文字種
は、全てのローマ字が小文字となっている。辞書フラグ
d2は、仮名見出しd1が外国語に対応するものである
か否かを識別するとともに、外国語に対応するものであ
る場合には、前回選択した変換候補の文字種を学習する
ために設けられている。すなわち、辞書フラグd2の値
が“1”であれば、仮名見出しd1が日本語であること
を示し、“2”以上であれば仮名見出しd1が外国語で
あることを示している。また、前回選択した外国語の変
換候補の文字種が片仮名の場合は“2”、全文字が大文
字のローマ字(例えばPRINTER)の場合は
“3”、頭文字のみ大文字のローマ字(例えばPrin
ter)の場合は“4”、全文字が小文字のローマ字
(例えばprinter)の場合は“5”が、それぞれ
対応する辞書フラグd2にセットされる。そして、次
回、同一の入力仮名文字列を変換する際は、例えば辞書
フラグd2の値が“3”のときは、CPU3は、変換辞
書4から抽出した全て小文字のローマ字の単語を、全て
大文字のローマ字の単語に変換し、それを第1変換候補
として出力する。
【0007】なお、外国語に対応する辞書フラグd2の
初期値は“2”である。また、上述のようにして辞書フ
ラグd2の値が変更されたとしても、変換候補d3の項
目に登録された全文字小文字のローマ字の単語そのもの
は変更されることはない。
【0008】次候補フラグFは、第1変換候補が選択さ
れなかったとき、次の変換候補としてどのような文字種
を出力すべきかを指標するためのフラグである。この次
候補フラグFには、未変換(未確定)の入力仮名文字列
に対しては、CPU3により初期値として“0”がセッ
トされ、第1回目の変換/次候補キー1Cの操作により
辞書フラグd2の値がそのままセットされる。そして、
第2回目以降の変換/次候補キー1Cの操作時には、原
則としてその操作毎に、第1回目の操作によりセットさ
れた辞書フラグd2の値を初期値として、次候補フラグ
Fの値は“2”→“3”→“4”→“5”→“6”→
“2”→“3”……のように循環的に変化する。
【0009】対応コードテーブル5は、変換辞書4に登
録されたローマ字による変換候補が、全文字小文字のロ
ーマ字単語のみであるため、その他の文字種による変換
候補を出力するに際してコード変換するために使用され
るものである。すなわち、CPU3は変換辞書4から抽
出された全文字小文字のローマ字単語、または入力バッ
ファ2Aから入力された仮名文字列のコード列に対し
て、この対応コードテーブル5を参照して次候補フラグ
Fの値に応じてコード変換処理を実行する。この対応コ
ードテーブル5は、図1に示すように、「あ」→
「ア」、「い」→「イ」、「う」→「ウ」、……「a」
→「A」、「b」→「B」、「c」→「C」……と、平
仮名に対して片仮名、小文字ローマ字に対して大文字ロ
ーマ字が対応するよう構成されている。なお、通常、平
仮名と片仮名、小文字ローマ字と大文字ローマ字の各文
字コードは、それぞれ大部分のビットが一致しているの
で、対応コードテーブル5には、互いに識別可能な範囲
内で一致部分を削除して登録し、メモリ容量を削減する
と良い。
【0010】変換辞書4から抽出された変換候補、およ
びCPU3により作成された変換候補は出力バッファ6
に出力され、表示制御部8にてキャラクタデータに変換
されて表示部9に表示される。したがって、この表示部
9に表示された内容を見ることにより、使用者は所望す
る文字種に変換されたか否かを判断することができる。
そして、所望する文字種に変換されているときは、使用
者は実行キー1Dを操作して変換内容を確定する。この
ようにして確定された変換内容は、CPU3の制御のも
とに出力バッファ6からメモリ7に転送され、作成文書
としてメモリ7に登録される。また、確定時の次候補フ
ラグFの値は、CPU3の制御のもとに変換辞書4の対
応する辞書フラグd2に格納され、最終選択文字種とし
て学習される。
【0011】動作 次に、上述のように構成された実施形態の動作を説明す
る。今、図2(a)に示したように、キー入力部1のキ
ー操作により平仮名で「ぷりんたーせいぎょようえるえ
すあい」と入力され、入力制御部2に内蔵された入力バ
ッファ2Aにこれに対応する文字コード列が保持され、
表示部9にその内容が表示されているものとする。この
時点で、変換/次候補キー1Cを操作すると、CPU3
は変換プログラムにしたがって入力バッファ2Aの仮名
文字列(文字コード列)を変換処理する。
【0012】すなわち、まず最初に、図3に示したステ
ップS1にて次候補フラグFの値を判断する。この次候
補フラグFの値は、電源投入や自立語に対する変換/未
変換の確定ごとに“0”となるので、今の状態では
“0”であり、ステップS2に進む。このステップS2
では入力バッファ2Aに仮名文字が保持されているか否
かの判断を行い、仮名文字が保持されているときは、ス
テップS3にて文法解析を行い自立語を検知する。そし
て、検知された自立語に基づいて変換辞書4を検索し
(ステップS4)、対応する仮名見出しd1が存在する
か否かを判断する(ステップS5)。仮名見出しd1が
存在するときは、その仮名見出しに対応する辞書フラグ
d2を検知し(ステップS6)、検知した辞書フラグd
2の値に応じて変換処理を行う(ステップS7A〜S7
E)。すなわち、辞書フラグd2の値が“1”のとき
は、対応する変換候補d3の項目に記載されている漢字
の第1変換候補(文字コード列)を抽出し、出力バッフ
ァ6に出力して表示部9に表示せしめることにより仮名
漢字変換処理を行い、次候補フラグFに“1”をセット
して変換/次候補キー1Cの1回目の操作に対する処理
を終了する(ステップS7A、S8A)。辞書フラグd
2の値が“2”のときは、検知された自立語の平仮名の
文字コード列(仮名見出しd1に相当)を、対応コード
テーブル5を参照することにより片仮名コード列に変換
し、出力バッファ6に出力して表示部9に表示せしめ、
次候補フラグFに“2”をセットすることにより変換/
次候補キー1Cの1回目の操作に対する処理を終了する
(ステップS7B、S8B)。例えば、仮名見出し「ぷ
りんたー」に対応する辞書フラグd2の値が“2”のと
きは、図2(b)に示すように「プリンター」と変換さ
れる。出力バッファ6に入力された文字コード列は、表
示制御部8にてキャラクタデータに変換されることによ
り表示部9に表示される。辞書フラグd2の値が“3”
のときは、仮名見出しd1に対応するローマ字候補(全
文字小文字のローマ字のコード列)を変換辞書4から抽
出し、対応コードテーブル5を参照して対応する大文字
コードに変換して出力表示し、次候補フラグFに“3”
をセットする(ステップS7C、S8C)。同様に、辞
書フラグd2の値が“4”のときは、ローマ字候補の頭
文字のみを大文字コードに変換して出力表示し、次候補
フラグFに“4”をセットする(ステップS7D、S8
D)。辞書フラグd2の値が“5”のときは、変換辞書
4に記載されている全文字小文字のローマ字のコード列
を、コード変換することなくそのまま出力し、次候補フ
ラグFに“5”をセットする(ステップS7E、S8
E)。そして辞書フラグの値が“6”のときは、単に次
候補フラグFに“6”をセットして終了する(ステップ
S8F)。したがって、この場合は、表示部9の表示内
容は平仮名のままである。このように、次候補フラグF
に“6”をセットするのは、2回目の変換/次候補キー
1Cの操作時に、第2変換候補として片仮名を直ちに出
力するためである。
【0013】このようにして、第1回目の変換/次候補
キー1Cの操作により第1変換候補を出力するが、それ
が所望するものでないときは、使用者は再び変換/次候
補キー1Cを操作して第2変換候補を出力させる。すな
わち、2回目の変換/次候補キー1Cの操作時は、次候
補フラグFの値はステップS8A〜S8Fのいずれかの
処理により“1”以上となっているので、ステップS1
からステップS9G以降の処理に移行する。そして、次
候補フラグFの値が“1”のときは、漢字の第2変換候
補を出力表示する(ステップS9G、S10G)。な
お、このとき次候補フラグFの値は変換されない。次候
補フラグFの値が“2”のときは、ローマ字候補の全て
の文字コードを、全て大文字コードに変換して出力表示
し、次候補フラグFに“3”をセットして変換/次候補
キー1Cの2回目の操作に対する処理を終了する(ステ
ップS9H、S10H、S11H:図2(c)参照)。
次候補フラグFの値が“3”のときは、ローマ字候補の
頭文字コードのみを大文字コードに変換して出力表示
し、次候補フラグFに“4”をセットする(ステップS
9I、S10I、S11I)。次候補フラグFの値が
“4”のときは、コード変換することなく、変換辞書4
に登録された全文字小文字のローマ字のコード列(ロー
マ字候補)をそのまま出力表示し、次候補フラグFに
“5”をセットする(ステップS9J、S10J、S1
1J)。ステップS9Jでの判断の結果、次候補フラグ
Fの値が“4”でないとき、すなわち、次候補フラグF
の値が“5”、または“6”のときは、ステップS12
に進み、ローマ字以外の他の変換候補が全て出力された
か否かを判断する。その結果、未出力の他の変換候補が
存在するときは、ステップS13に進んで変換辞書4か
ら抽出した未出力の他の変換候補、例えば仮名見出し
「ふらんす」に対応する漢字表記の「仏蘭西」をそのま
ま出力表示する。このステップS12→S13のシーケ
ンス処理により、ローマ字以外の変換候補が2個以上存
在するときは、それらは、全文字小文字のローマ字によ
る変換候補の次に、順次出力される。なお、このとき次
候補フラグFの値は変更されない。一方、ステップS1
2での判断の結果、ローマ字以外の他の変換候補が存在
しないとき、または、ローマ字以外の変換候補が全て出
力された後は、ステップS9Kに進んで次候補フラグF
の値が“5”であるか否かを判断し、“5”であればス
テップS3にて検知された自立語の平仮名の文字コード
列をそのまま出力表示し、次候補フラグFに“6”をセ
ットする(ステップS10K、S11K)。一方、ステ
ップS9Kでの判断の結果、次候補フラグFの値が
“5”でないとき、すなわち“6”であるときは上記自
立語の平仮名の文字コード列を片仮名コード列に変換し
て出力表示し、次候補フラグFに“2”をセットする
(ステップS10L、S11L)。
【0014】このようにして出力された第2変換候補も
所望するものでないときは、さらに、変換/次候補キー
1Cを操作して第3変換候補を出力表示させる。前述の
「ぷりんたー」の例では、2回目の変換/次候補キー1
Cの操作時に、ステップS11Hで次候補フラグFに
“3”がセットされているので、第3回目の変換/次候
補キー1Cの操作時には、ステップS1→ステップS9
G→ステップS9H→ステップS9Iを経て、ステップ
S10Iに進み、ローマ字候補の頭文字コードのみを大
文字コードに変換して表示する(図2(d)参照)。
【0015】このように、ローマ字による変換候補とし
ては、全文字が小文字のローマ字で表記されたものだけ
を変換辞書4に登録しておき、対応する他の文字種によ
る変換候補は、登録された変換候補に対してコード変換
を行うことにより作成している。そして、変換/次候補
キー1Cの操作ごとに順次出力される変換候補の文字種
は、前回選択(確定)された文字種を初期の文字種とし
て、片仮名→全文字大文字のローマ字→頭文字のみ大文
字のローマ字→全文字小文字のローマ字→ローマ字およ
び平仮名、片仮名以外の文字種→平仮名→片仮名……の
ように、循環的に変化する。
【0016】確定のために実行キー1Dが操作される
と、CPU3は確定プログラムに従って確定処理を実行
する。すなわち、CPU3は、出力バッファ6に保持さ
れた変換候補を文書メモリ7に転送せしめて登録し(図
4ステップS51)、変換された平仮名コード列を入力
バッファ2Aから削除する(ステップS52)。この
後、次の変換対象として自立語が検知されると、図2
(e)に示したように、アンダーラインで示される変換
対象指標マークは、次の変換対象を指標する。そして、
確定時の次候補フラグFの値を対応する辞書フラグd2
にセットし、前回選択した文字種(変換候補)として学
習する(ステップS53)。次に、ステップS54に進
んで次候補フラグFに“0”をセットし、確定処理を終
了する。したがって、上述の「ぷりんたー」の例では、
確定時の次候補フラグFの値は“4”であるので、次に
再び「ぷりんたー」が変換対象となった際には、第1変
換候補としては、前回確定(選択)された頭文字のみ大
文字の「Printer」が出力表示される。
【0017】このように、平仮名入力により外国文字に
よる複数の文字種の変換候補が出力されるので、文字種
切換操作を行う必要がなく、入力速度を向上させること
が可能となる。また、外国文字による変換候補としては
全文字小文字のローマ字で表記された変換候補のみを登
録しておき、対応する他の文字種による変換候補は、コ
ード変換により作成することとしたので、変換辞書4の
メモリ容量の増大率を必要最小限に抑制することができ
る。
【0018】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば、対応コードテーブル5を設け
ることなく、コード変換はソフトウェアにより行うこと
も可能である。この際、16進表示のJISコードを使
用した場合、例えば、a(2361)、A(2341)
のように対応する小文字ローマ字と大文字ローマ字との
文字コードは、2桁目だけが異なっており、他の桁は同
一であるので、小文字ローマ字から大文字ローマ字への
コード変換は、2桁目だけを置換すれば良い。また、例
えば、あ(2422)、ア(2522)のように、対応
する平仮名と片仮名との文字コードは、3桁目だけが異
なり他の桁は同一であるので、平仮名から片仮名へのコ
ード変換は、3桁目だけを置換すれば良い。このよう
に、ソフトウェアによりコード変換を行った場合には、
対応コードテーブル5の分だけメモリ容量を低減するこ
とができる。また、上述の実施例のように、変換/次候
補キー1Cの操作ごとに、順次次候補を出力するのでは
なく、変換候補を一括してメニュー表示させ、その中か
ら選択せしめるようにしても良い。さらに変換辞書4に
日本語と外国語とを混在させることなく、仮名漢字変換
辞書と仮名外国文字変換辞書とを設けても良い。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外国語読みの
仮名文字列を入力して変換指示を行なうだけで、その仮
名文字列をカタカナ文字で表わしたカタカナ文字列や、
その仮名文字列に対応する外国語単語を直ちに得ること
ができる。請求項2の発明によれば、外国文字の読みに
よる仮名文字を入力して変換指示を行なうだけで、その
仮名文字をカタカナ文字種に変換したカタカナ文字や、
その仮名文字を外国文字種に変換した外国文字を直ちに
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による日本語ワードプロセッ
サの構成図。
【図2】図1の動作を説明するための図。
【図3】図1の動作を説明するための図。
【図4】図1の動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 キー入力部 3 CPU 4 変換辞書 5 対応コードテーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮名文字列を入力する入力手段と、 上記仮名文字列に対する変換を指示する変換指示手段
    と、 上記入力手段により外国語読みの仮名文字列が入力され
    て上記変換指示手段により変換の指示がなされた際に、
    上記仮名文字列をカタカナに変換したカタカナ候補、あ
    るいは外国語単語に変換した外国語候補、を少なくとも
    上記仮名文字列に対する変換候補の1つとして切換え表
    示する変換候補表示手段と、 上記変換候補表示手段で表示される各種変換候補の内で
    任意に選択された何れか1つの変換候補を上記入力仮名
    文字列に対する変換文字列として表示する変換文字列表
    示手段と、 を具備したことを特徴とする文字変換処理装置。
  2. 【請求項2】 仮名文字を入力する入力手段と、 上記仮名文字に対する変換を指示する変換指示手段と、 上記入力手段により外国文字の読みによる仮名文字が入
    力されて上記変換指示手段により変換の指示がなされた
    際に、その仮名文字に対する変換候補として、上記仮名
    文字をカタカナに変換したカタカナ候補、あるいは外国
    文字に変換した外国文字候補、を少なくとも含む変換候
    補を切換表示する候補切換表示手段と、 上記仮名文字に対する変換候補として上記外国文字候補
    が表示されている状態での選択操作により、その外国文
    字候補を上記入力仮名文字に対する変換文字として表示
    する変換文字列表示手段と、 を具備したことを特徴とする文字変換処理装置。
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