JPH10122705A - リキッドタンク付コンデンサ - Google Patents

リキッドタンク付コンデンサ

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JPH10122705A
JPH10122705A JP8270762A JP27076296A JPH10122705A JP H10122705 A JPH10122705 A JP H10122705A JP 8270762 A JP8270762 A JP 8270762A JP 27076296 A JP27076296 A JP 27076296A JP H10122705 A JPH10122705 A JP H10122705A
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liquid tank
condenser
refrigerant
header
pipe
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JP8270762A
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Inventor
Hiroyuki Inaba
浩行 稲葉
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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    • F28F9/02Header boxes; End plates
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • Y10T29/49393Heat exchanger or boiler making with metallurgical bonding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リキッドタンク3aとコンデンサ2aとのろ
う付け性、組み付け作業性、並びに結合力を向上させ
る。 【解決手段】 リキッドタンク3aを構成するケース3
6とコンデンサ2aを構成する一方のヘッダパイプ6a
とを、結合ブラケット26、26を介してろう付け結合
する。これら結合ブラケット26、26は、ケース36
及び一方のヘッダパイプ6aよりも小さな熱容量を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るリキッドタン
ク付コンデンサは、自動車用空調機を構成する蒸気圧縮
式冷凍機のコンプレッサとエバポレータとの間に直列に
組み込む。そして、コンプレッサで圧縮した冷媒を放熱
し凝縮させた後、水分等の異物を除去してからエバポレ
ータに送り出す。
【0002】
【従来の技術】自動車室内の冷房や除湿を行なう自動車
用空調機には、蒸気圧縮式冷凍機が組み込まれている。
図7は、特開平4−95522号公報に記載された、蒸
気圧縮式冷凍機の基本構成を示す回路図である。コンプ
レッサ1から吐出された高温・高圧のガス状冷媒は、コ
ンデンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を行なっ
て温度低下し、凝縮液化する。この結果生じた液状の冷
媒は、一度リキッドタンク3に溜められてから、膨張弁
4を介してエバポレータ5に送られ、このエバポレータ
5内で蒸発する。エバポレータ5の温度は、蒸発潜熱を
奪われて低下する為、このエバポレータ5に空調用の空
気を流通させれば、この空気の温度を低下させると同時
に、この空気中に含まれる水蒸気を取り除く事ができ
る。エバポレータ5内で蒸発気化した冷媒は、上記コン
プレッサ1に吸引されて圧縮され、再び上記サイクルを
繰り返す。
【0003】この様な、自動車用空調機の蒸気圧縮式冷
凍機を構成するリキッドタンク3は従来、コンデンサ2
とは独立して造られたものを、このコンデンサ2とエバ
ポレータ5とを結ぶ配管の途中に接続していた。ところ
が、この様にリキッドタンク3とコンデンサ2とを別個
に構成した場合、このリキッドタンク3の設置スペース
が嵩むだけでなく、このリキッドタンク3を、上記コン
デンサ2とは独立して、十分な耐振性を持たせて車体に
取り付ける必要が生じる。又、コンデンサ2とリキッド
タンク3とを接続する為の配管の製造作業、部品管理、
及び組み付け作業が必要になって、自動車用空調機のコ
ストが嵩む。
【0004】この様な面倒やコスト上の問題を解決する
為に従来から、リキッドタンク3をコンデンサ2と一体
に構成する構造が、特開平3−87572号公報、同4
−103973号公報、同4−131667号公報等に
記載されている様に、各種提案されている。図8は、こ
のうちの特開平4−103973号公報に記載された構
造を示している。コンデンサ2は、互いに水平方向(図
8の左右方向)に離隔してそれぞれ鉛直方向(図8の上
下方向)に配置された1対のヘッダパイプ6a、6bを
有する。これら1対のヘッダパイプ6a、6bの間に
は、複数の扁平伝熱管7、7を設けている。これら複数
の扁平伝熱管7、7は、互いに鉛直方向に離隔してそれ
ぞれ水平方向に配置している。そして、これら各扁平伝
熱管7、7の両端部は、それぞれ上記1対のヘッダパイ
プ6a、6bを気密且つ液密に貫通させて、それぞれの
内側流路をこれら各ヘッダパイプ6a、6bの内側に連
通させている。又、上下に隣り合う扁平伝熱管7、7同
士の間には、金属薄板をジグザグに形成して成るコルゲ
ート型のフィン8、8を挟持する事により、コア部9を
構成している。このコア部9の上下両側には、それぞれ
サイドプレート10、11を設け、これら両サイドプレ
ート10、11の両端部を、それぞれ上記ヘッダパイプ
6a、6bの上下両端部内側面に結合固定している。こ
れらコンデンサ2を構成する各部材は、それぞれアルミ
ニウム合金製である。
【0005】この様に構成されるコンデンサ2は、上記
コア部9部分で、上記各扁平伝熱管7、7内を流れる冷
媒と各扁平伝熱管7、7外を流れる空気とを熱交換さ
せ、上記冷媒を凝縮液化させる。即ち、一方(図8の右
方)のヘッダパイプ6aの上部に設けた入口管12から
送り込まれたガス状の冷媒は、このヘッダパイプ6aと
他方(図8の左方)のヘッダパイプ6bとの間を行き来
しつつ、上記コア部9を構成する扁平伝熱管7、7内を
流れ、その間に凝縮液化する。この結果生じた液状の冷
媒は、上記一方のヘッダパイプ6aの下端部に溜り、冷
媒移送管13からリキッドタンク3に送り込まれる。
【0006】一方、リキッドタンク3は、上記一方のヘ
ッダパイプ6aの外側面に固定している。即ち、このリ
キッドタンク3を構成するアルミニウム合金製の円筒状
のケース本体14を上記ヘッダパイプ6aの側面に、ろ
う付け等により固定している。このケース本体14の下
端開口は底板15により、上端開口は上板16により、
それぞれ塞いでいる。上記底板15には上記冷媒移送管
13を貫通させ、この冷媒移送管13を上記ケース本体
14の中心部に挿入している。従って、この冷媒移送管
13の外周面と上記ケース本体14の内周面との間に
は、円筒状の空間18が形成される。又、上記冷媒移送
管13の上端部で、上記ケース本体14の上部に存在す
る部分には多数の小孔17、17を形成し、上記ヘッダ
パイプ6aからこの冷媒移送管13内に送り込まれた液
状の冷媒を吐出自在としている。又、上記空間18の中
間部には下側から順に、フェルト等の多孔質材により造
られた、塵芥等の異物を捕集除去する為のフィルタ19
と、シリカゲル、塩化カルシウム等の乾燥剤20と、金
網、パンチングメタル等の多孔の抑え板21とを、互い
に直列に設けている。上記フィルタ19と乾燥剤20と
が、冷媒中に混入した異物を除去する為の除去手段を構
成する。更に、上記ケース本体14の下端部には出口管
22を設けて、上記空間18の下端部に溜った液状の冷
媒を取り出し自在としている。
【0007】上述の様に構成されるリキッドタンク付コ
ンデンサの使用時(リキッドタンク付コンデンサを組み
込んだ蒸気圧縮式冷凍機の運転時)には、図8に矢印で
示す様に流れる冷媒が、コンデンサ2内で凝縮液化して
からリキッドタンク3に送り込まれる。そして、このリ
キッドタンク3内で水分や異物を除去された、清浄な冷
媒が、上記出口管22から、エバポレータ5直前の膨張
弁4(図7参照)に向けて送り出される。この様に構成
され作用するリキッドタンク付コンデンサは、コンデン
サ2とリキッドタンク3とを一体的に取り扱える為、エ
ンジンルーム内部の限られた空間への設置が容易にな
り、しかもコンデンサ2とリキッドタンク3との耐振性
確保を独立して行なう必要がなくなるので、設置作業の
容易化を図れる。又、コンデンサ2とリキッドタンク3
とを結ぶ配管が不要となり、この面からもコスト低減を
図れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来のリキッドタンク付コンデンサの
場合、次のような問題がある。即ち、このリキッドタン
ク付コンデンサの組立に際し、上記一方のヘッダパイプ
6aとリキッドタンク3との固定はろう付けにより行な
う事が多いが、これら両部材6a、3(特にリキッドタ
ンク3)は熱容量の大きい円筒状である為、ろう付け性
が悪い。即ち、上記両部材6a、3は、コンデンサ2を
構成する他の構成各部材、即ち、他方のヘッダパイプ6
b、伝熱管7、7、フィン8、8、サイドプレート1
0、11と組み合わせ、図示しない治具により仮固定し
た状態で、加熱炉内に入れる。そして、この加熱炉内
で、上記構成各部材の接合し合う少なくとも一方の部材
の表面に積層したろう材の融点よりも高く、母材(構成
各部材の芯材となり、強度保持を図るアルミニウム合
金)の融点よりも低い温度(例えば、600℃程度)に
加熱する。この加熱により、上記構成各部材の接合し合
う少なくとも一方の部材の表面に存在するろう材を溶か
し、上記構成各部材が一体ろう付けする。しかし、上記
構成各部材のうちの一方のヘッダパイプ6aとリキッド
タンク3とは、共に熱容量が大きく、これら熱容量の大
きい両部材6a、3同士のろう付け性は悪い。即ち上記
加熱では、他の構成各部材よりもこれら一方のヘッダパ
イプ6aとリキッドタンク3との温度上昇が遅れ、これ
ら両部材6a、3のうちの少なくとも一方の部材の表面
に積層したろう材が溶けるのに時間がかかリ、これら両
部材6a、3のろう付け部分が不良となり易い。又、こ
れら両部材6a、3が完全にろう付けできる温度までに
達する時間が長くなり、ろう付け作業を含むリキッドタ
ンク付コンデンサの組み付け作業性が悪い。更に、これ
ら両部材6a、3は円筒形状であり、互いの接触面は直
線状となる為、ろう付け面積が狭く、結合力が小さい。
この様に従来構造の場合には、上記一方のヘッダパイプ
6aとリキッドタンク3とのろう付け性、組み付け作業
性、並びに結合力が悪い。尚、これら一方のヘッダパイ
プ6aとリキッドタンク3とは、ろう付け以外に金具等
で結合する事も可能であるが、その結合作業は面倒であ
り好ましくない。又、結合力を向上させる為、上記一方
のヘッダパイプ6a及びリキッドタンク3の断面形状を
扁平等にし、両部材6a、3同士の接合面積を大きくす
る事も考えられるが、耐圧性を悪化させる為、好ましく
ない。本発明のリキッドタンク付コンデンサは、この様
な事情に鑑みて発明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のリキッドタンク
付コンデンサは、前述した従来のリキッドタンクを備え
たコンデンサと同様に、それぞれがアルミニウム合金に
より造られた、互いに間隔をあけて配置された1対のヘ
ッダパイプと、それぞれの両端部をこれら各ヘッダパイ
プの内側に開口させた複数本の伝熱管と、隣り合う伝熱
管同士の間に設けられたフィンとを備えたコンデンサ
と、アルミニウム合金製のケースを備え、上記1対のヘ
ッダパイプのうちの一方のヘッダパイプに沿って上記ケ
ースを配置すると共に、これらケースと上記一方のヘッ
ダパイプとを、ろう付けにより結合固定したリキッドタ
ンクとから成る。
【0010】特に、本発明のリキッドタンク付コンデン
サに於いては、上記ケースと上記一方のヘッダパイプと
の間に、これらケース及び一方のヘッダパイプよりも小
さな熱容量を有するアルミニウム合金製の結合ブラケッ
トを配置し、この結合ブラケットの一端を上記ケースの
外周面に、同じく他端を上記一方のヘッダの外周面に、
それぞれろう付け固定した事を特徴とする。
【0011】
【作用】上述の様に構成される本発明のリキッドタンク
付コンデンサは、リキッドタンクを構成するケースとコ
ンデンサを構成する一方のヘッダパイプとを、これらケ
ース及び一方のヘッダパイプよりも小さな熱容量を有す
るアルミ合金製の結合ブラケットを介してろう付け結合
する事により、上記リキッドタンクとコンデンサとのろ
う付け性、組み付け作業性、並びに結合性を向上でき
る。即ち、上記結合ブラケットは、熱容量が小さい為、
ろう付け時の温度上昇が、上記ケース及び一方のヘッダ
パイプよりも迅速に行なわれる。そしてこれに伴い、上
記ケース及び一方のヘッダパイプの一部で、この結合ブ
ラケットと接触している接触部分が迅速に温度上昇し、
これらケース及び一方のヘッダパイプの表面に積層した
ろう材が迅速に溶融する。そして、これらケース及び一
方のヘッダパイプが、上記結合ブラケットを介してろう
付け結合される。従って、リキッドタンク付コンデンサ
のろう付け性及び組み付け作業性が向上できる。又、上
記結合用ブラケットとリキッドタンクとコンデンサとの
接合部分の面積を十分に確保する事ができる為、これら
リキッドタンクとコンデンサとのろう付け面積を確保し
て、これら両部材の結合力を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。本例は、コンデンサにより凝縮
液化した冷媒を、サブコンデンサにより過冷却してから
送り出す、サブコンデンサを付設した構造に、本発明を
適用したものである。即ち、本例のリキッドタンク付き
コンデンサは、図1に示す様に、コンデンサ2aとリキ
ッドタンク3aとサブコンデンサ23とを、同図に矢印
イ、ロ、ハで示す冷媒の流れ方向に関して、上流側から
下流側に互いに直列に配置して成る。このうちのサブコ
ンデンサ23は上記コンデンサ2aの下側に、上記リキ
ッドタンク3aはこれらコンデンサ2a及びサブコンデ
ンサ23の側方に、それぞれ設けている。
【0013】上記コンデンサ2a及びサブコンデンサ2
3はそれぞれ、互いに間隔をあけて配置された左右1対
のヘッダパイプ6a、6bを含んで構成する。上記各ヘ
ッダパイプ6a、6bは、円管状の部材の上下両端開口
を蓋体で塞ぐ事により、或は、それぞれ1対の素子を最
中状に組み合わせる事により、それぞれ構成する。これ
らヘッダパイプ6a、6bの間には前述の図8で示した
様に、伝熱管7、7と、フィン8、8とから成るコア部
9を設ける。これら伝熱管7、7の両端部(図1の左右
方向両端部)は、それぞれ上記各ヘッダパイプ6a、6
bの内側壁(互いに対向する側壁)を、気密・液密を保
持した状態で貫通している。又、これら伝熱管7、7
は、上下に間隔をあけた状態で互いに平行に配置してお
り、上下に隣り合う伝熱管7、7同士の間には、コルゲ
ート型のフィン8、8を設けている。そして、上記コア
部9の上下両側には、それぞれサイドプレート10、1
1を設け、これら両サイドプレート10、11の両端部
を、それぞれ上記ヘッダパイプ6a、6bの上下両端部
内側面に結合固定している。これらコンデンサ2aを構
成する各部材は、アルミニウム合金製である。
【0014】本例の場合には、上記コア部9の下側部分
をサブコンデンサ23として使用している。即ち、上記
各ヘッダパイプ6a、6bの中間部内側には複数の隔壁
24、24を設けて、各ヘッダパイプ6a、6bの内側
を複数の室25a〜25fに、気密・液密を保持した状
態で仕切っている。この様にして設けた複数の室25a
〜25fのうち、各ヘッダパイプ6a、6bの最下部に
設けた室25e〜25fにより、サブコンデンサ23を
構成している。又、その他の室25a〜25dによりコ
ンデンサ2aを構成し、このコンデンサ2aに送り込ま
れた冷媒が、上記1対のヘッダパイプ6a、6bの間を
行き来しつつ流れる様にしている。
【0015】又、本例の場合には、上記1対のヘッダパ
イプ6a、6bのうち一方のヘッダパイプ6aの側方
に、リキッドタンク3aを配置している。そして、これ
ら一方のヘッダパイプ6aとリキッドタンク3aとを、
次述するアルミ合金製の結合ブラケット26、26を介
してろう付け結合している。又、上記1対のヘッダパイ
プ6a、6bのうち他方のヘッダパイプ6bの下部外側
面には、接続用ブラケット27をろう付け固定してい
る。この接続用ブラケット27は、上記他方のヘッダパ
イプ6bの下部外側面で、コンデンサ2aを構成する部
分とサブコンデンサ23を構成する部分とに掛け渡す状
態で設けている。そして、この接合用ブラケット27の
上下には、それぞれ貫通孔である入口孔28と出口孔2
9とを設けている。そして、入口孔28の内端(図1の
右端)開口をコンデンサ2aを構成する室25aに、出
口孔29の内端開口をサブコンデンサ23を構成する室
25fに、それぞれ通じさせている。上記入口孔28の
外側(図1の左側)には、冷媒を送り込む為の冷媒配管
(図示せず)の下流側端部を接続する。又、上記出口孔
29の外側には、過冷却された冷媒を送り出す為の冷媒
配管(図示せず)の上流側端部を接続する。
【0016】上記サブコンデンサ23は、上記1対のヘ
ッダパイプ6a、6bの室25e、25f部分と、これ
ら両室25e、25f部分を構成する両ヘッダパイプ6
a、6bの内側面同士の間に設けられた1乃至複数本の
サブ伝熱管と、コルゲート型のフィン(何れも図示せ
ず)とから成る。上記各サブ伝熱管の両端部(図1の左
右方向両端部)は、それぞれ上記各ヘッダパイプ6a、
6bの内側壁を気密・液密を保持した状態で貫通してい
る。又、これらサブ伝熱管は、上下に間隔をあけた状態
で互いに平行に配置しており、上下に隣り合うサブ伝熱
管同士の間には、上記フィンを挟持している。又、最上
段に配置したサブ伝熱管の上面と、前記複数本の伝熱管
7、7(図8参照)のうちで最下段に配置した伝熱管7
の下面との間、並びに最下段に配置したサブ伝熱管の下
面と上記1対のヘッダパイプ6a、6bの下端部内側面
同士の間に掛け渡したサイドプレート11(図8参照)
の上面との間にも、同様のフィンを設けている。
【0017】前記リキッドタンク3aは、前述の図8に
示した従来構造と同様に、アルミニウム合金製のケース
本体14の上端開口を上板16により、下端開口を底板
15により、それぞれ塞いで成るケース36を有する。
更に上記ケース本体14の内側空間には、下側から順
に、フェルト等の多孔質材により造られた、塵芥等の異
物を捕集除去する為のフィルタ19と、シリカゲル、塩
化カルシウム等の乾燥剤20と、金網、パンチングメタ
ル等の多孔の抑え板21とを、互いに直列に設けている
(図8参照)。但し本発明の構造の場合は、上記リキッ
ドタンクの上側に冷媒入口を設けている。従って、前述
した図8の構造の様な冷媒配管13を必要としない。
【0018】本発明のリキッドタンク付コンデンサの場
合、上述の様に構成されるリキッドタンク3aを構成す
るケース36と、前記一方のヘッダパイプ6aとを、ア
ルミニウム合金製の結合ブラケット26、26を介して
ろう付け結合している。この結合ブラケット26は、ア
ルミニウム合金製で、上記ケース36及び一方のヘッダ
パイプ6aよりも小さな熱容量を有する形状と大きさと
に形成している。即ち、アルミニウム合金のダイキャス
ト成形、鍛造、或は押し出し成形、又は削り出しによ
り、断面が矩形(或は円形)で、鼓状の平面形状を有す
るブロックを造る。このブロックの一端面(図1〜3の
右側面)は、上記リキッドタンク3aのケース本体14
の外周面一部に隙間なく当接自在な接合凹面30aと
し、他端面(図1〜3の左側面)は、上記一方のヘッダ
パイプ6aの外周面一部に隙間なく当接自在な接合凹面
30bとする。又、この結合ブラケット26の中央部に
は、上記一端面から他端面を貫通する小孔31を形成
し、予めこの小孔31に冷媒通路管32を、その両端部
を上記両端面から突き出す状態で、圧入固定しておく。
【0019】本例では、図1に示す様に上記結合ブラケ
ット26、26を、上下2個所に配置している。そし
て、上側の結合ブラケット26は、上記一方のヘッダパ
イプ6aの最上部の室25dの側方に、下側の結合ブラ
ケット26は、上記一方のヘッダパイプ6aの最下部の
室25eの側方に、それぞれ配置している。そして、こ
れら両結合ブラケット26、26のそれぞれの冷媒通路
管32の開口両端部を、それぞれ上記一方のヘッダパイ
プ6aと、リキッドタンク3aを構成するケース本体1
4とに、気密・液密を保持した状態で貫通させている。
【0020】上述の様に構成される本発明のリキッドタ
ンク付コンデンサを組立てる際には、コンデンサ2a
(サブコンデンサ23)の構成各部材、接続用ブラケッ
ト27、結合ブラケット26、26、及びリキッドタン
ク3aを治具等により保持した状態で加熱炉内で加熱
し、一体ろう付け接合する。特に本発明のリキッドタン
ク付コンデンサの場合、アルミニウム合金製の結合ブラ
ケット26、26は、上記ケース本体14及び一方のヘ
ッダパイプ6aよりも小さな熱容量を有する為、温度上
昇が迅速に行なわれる。これに伴い、これら両結合ブラ
ケット26、26の両接合凹面30a、30bと当接す
る、上記ケース36と一方のヘッダパイプ6aとの接触
部分の芯材の温度上昇も迅速に行なわれる。このよう
に、各結合ブラケット26、26の接合凹面30a、3
0bに接触する両部材6a、3aの接合すべき部分の温
度上昇が迅速に行なわれる。この為、上記ケース36及
び一方のヘッダパイプ6aの表面に積層されたろう材の
うち、結合ブラケット26、26と接触したろう材が確
実に溶融する。そして、このろう材の溶融により、上記
ケース36と一方のヘッダパイプ6aとが、結合ブラケ
ット26、26を介して結合する。この様に、リキッド
タンク付コンデンサのろう付け性及び組み付け作業性が
向上できる。又、上記結合ブラケット26、26とリキ
ッドタンク3aとコンデンサ2aとの接合部分の接触面
積を確保する事ができる為、これらリキッドタンク3a
とコンデンサ2aとの結合力も向上する。
【0021】上述の様に構成される本発明のリキッドタ
ンク付コンデンサを蒸気圧縮式冷凍機に組み込む場合に
は、前記接続用ブラケット27に設けた入口孔28にコ
ンプレッサの吐出口に通じる冷媒配管の下流端を、同じ
く出口孔29にエバポレータに通じる冷媒配管の上流端
を、それぞれ接続する。この状態でコンプレッサを運転
すると、本発明のリキッドタンク付コンデンサは、コン
プレッサから吐出された冷媒を凝縮し、更に過冷却して
から、エバポレータに送り出す。
【0022】即ち、上記接続用ブラケット27に設けた
入口孔28からコンデンサ2aの室25aに送り込まれ
た冷媒ガスは、矢印イ、イで示す様にこのコンデンサ2
aを構成する複数本の伝熱管7、7を、1対のヘッダパ
イプ6a、6b同士の間を行き来しつつ流れ、コンデン
サ2aの室25dに送られる。そして上記冷媒ガスはこ
の間に、これら各伝熱管7、7及びフィン8、8の間を
通過する空気との間で熱交換を行なって凝縮液化する。
この結果生じた液状冷媒は、上記上側の結合ブラケット
26に設けた冷媒通路管32を通じて、上記リキッドタ
ンク3aの内側上部に送り込まれる。この様にリキッド
タンク3aの内側上部に送り込まれた液状冷媒は、矢印
ロに示す様に上記ケース本体14の内側を流下する。そ
して、流下する間に異物除去手段を構成するフィルタ1
9及び乾燥剤20により、冷媒中に混入した異物や水分
を除去される。そして、上記下側の結合ブラケット26
に設けた冷媒通路管32を通じて、上記サブコンデンサ
23に送り込まれる。この様にしてサブコンデンサ23
に送り込まれた液状冷媒は、矢印ハに示す様にこのサブ
コンデンサ23を構成するサブ伝熱管を通過する間に過
冷却される。そして、この様にして過冷却された液状冷
媒は、上記接続用ブラケット27に設けた出口孔29を
通じて、上記エバポレータに向けて送り出される。
【0023】上述の作用は、従来から知られた、サブコ
ンデンサを備えたリキッドタンク付コンデンサと同様で
ある。又、リキッドタンク3aとコンデンサ2aとを一
体的に組み合わせる事による設置作業の容易化等の効果
を有する事も、従来から知られたリキッドタンク付コン
デンサと同様である。特に、本発明のリキッドタンク付
コンデンサの場合には、上記結合ブラケット26、26
を介する事により、上記一方のヘッダパイプ6aとリキ
ッドタンク3aを構成するケース36とをろう付け結合
する事が容易に、且つ、より確実にできる。
【0024】尚、上記各結合ブラケット26、26の体
積は、熱容量を小さくする為、可能な限り小さくする事
が望ましいが、実際にはリキッドタンク3aとコンデン
サ2aとの支持強度、コスト等のバランスから設計的配
慮により規制する。又、十分な強度を確保できる限り、
上記各結合ブラケット26、26の表面に凹孔を形成
し、これら各結合ブラケット26、26の体積を減少さ
せると共に、その表面積を増大させる事もできる。勿
論、凹孔と小孔31とは、確実に遮断する。
【0025】次に、図5は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例は、コンデンサ2bの内側を冷媒
が上から下に流れる構造に、本発明を適用したものであ
る。第1例の場合と同じく、コンデンサ2bを構成する
一対の各ヘッダパイプ6a、6bの中間部内側には複数
の隔壁24、24を設けて、各ヘッダパイプ6a、6b
の内側を複数の室25a〜25fに、気密・液密を保持
した状態で仕切っている。この様にして設けた複数の室
25a〜25fのうち、各ヘッダパイプ6a、6bの最
下部に設けた室25e〜25fにより、サブコンデンサ
23を構成している。又、その他の室25a〜25dに
よりコンデンサ2bを構成し、このコンデンサ2bに送
り込まれた冷媒が、上記1対のヘッダパイプ6a、6b
の間を行き来しつつ流れる様にしている。
【0026】本例の場合は、入口ブロック33を他方の
ヘッダパイプ6bの最上部の室25aに対応する部分に
固定し、この入口ブロック33に設けた入口孔28aの
内端開口を、この室25aの内部に通じさせている。こ
れにより、上記入口孔28aからコンデンサ2bに送り
込まれた冷媒ガスは、コンデンサ2bの内側を上から下
に流れる。即ち、矢印イ、イで示す様にこのコンデンサ
2aを構成する複数本の伝熱管7、7を、1対のヘッダ
パイプ6a、6b同士の間を行き来しつつ流れる(図8
参照)。そして上記冷媒ガスはこの間に、これら各伝熱
管7、7及びフィン8、8の間を通過する空気との間で
熱交換を行なって凝縮液化し、一方のヘッダパイプ6a
の室25dに送られる。この室25dと上記一方のヘッ
ダパイプ6aの側方に配置されたリキッドタンク3aの
上部とは、冷媒配管35により、互いに連通させてい
る。この冷媒配管35は、アルミニウム合金製の中空管
状であり、その両端を同方向に直角に折り曲げ形成して
成る。そして、この冷媒配管35の両端部を上記室25
dとリキッドタンク3aの上部とに、それぞれ気密・液
密を保持した状態で通じさせている。上記室25dから
この冷媒配管35を通じて上記リキッドタンク3aの上
部内側に送り込まれた液状冷媒は、矢印ロに示す様にこ
のリキッドタンク3a内を流下し、下側の結合ブラケッ
ト26に設けた冷媒通路管32を通じて、上記サブコン
デンサ23に送り込まれる。この様にしてサブコンデン
サ23に送り込まれた液状冷媒は、矢印ハに示す様にこ
のサブコンデンサ23を構成するサブ伝熱管を通過する
間に過冷却され、上記室25fに送り込まれる。そし
て、この室25fに対応する部分に固定され、その出口
孔29aの内端開口を室25fに通じさせた出口ブロッ
ク34を通じて、前記エバポレータに向けて送り出され
る。
【0027】尚、本例の場合は、上記一方のヘッダパイ
プ6aとリキッドタンク3aとの上部を固定する上側の
結合ブラケット26aには、前記冷媒通路管32(図1
〜4参照)を設ける必要がない。即ち、上述の第1例で
説明した結合ブラケット26よりも安価に製作できる。
又、結合ブラケット26aは、上下に貫通する通孔を形
成する等により、体積を減少させると共に、表面積を増
大させる事が可能である。その他の構成及び作用に就い
ては、上述した第1例と同様である為、同等部分には同
一符号を付して、重複する説明を省略若しくは簡略にす
る。
【0028】次に、図6は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。本例は、サブコンデンサを持たないリ
キッドタンク付コンデンサに、本発明を適用したもので
ある。即ち、本例の構造は上述の第2例の構造からサブ
コンデンサ23(図5参照)部分を除いた如きものであ
る。但し本例の構造の場合、一方のヘッダパイプ6aと
リキッドタンク3aとをろう付け結合する下側の結合ブ
ラケットも、上述の第2例で説明した上側の結合ブラケ
ット26aと同じく、冷媒通路管32(図1〜4)の無
い結合ブラケット26aとする。又、液状冷媒を取り出
す為の出口ブロック34は、上記リキッドタンク3aの
下部に固定し、この出口ブロック34に設けた出口孔2
9aの内側をリキッドタンク3aの下端部内側に通じさ
せている。上述の様に構成される本例のリキッドタンク
付コンデンサの場合、コンデンサ2cの内側を矢印イに
示す様に流れ、凝縮液化した液状冷媒は、冷媒配管35
を通じて、上記リキッドタンク3aの上部内側に送り込
まれる。そして、このリキッドタンク3aの内側を矢印
ロに示す様に流下しつつ、冷媒中に混入した異物や水分
を除去される。そして、上記出口ブロック34に設けた
出口孔29aを通じて前記エバポレータに向けて送り出
される。その他の構成及び作用に就いては上述した第1
〜2例と同様である為、同等部分には同一符号を付し
て、重複する説明は省略若しくは簡略にする。
【0029】
【発明の効果】本発明のリキッドタンク付コンデンサ
は、以上に述べた通り構成され作用するので、リキッド
タンクとコンデンサとのろう付け性、組み付け作業性、
並びに結合力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す略斜視図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】図1の構造を構成する結合ブラケットを示す正
面図。
【図4】図3の側方から見た図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す略斜視図。
【図6】同第3例を示す略斜視図。
【図7】コンデンサ及びリキッドタンクを組み込んだ蒸
気圧縮式冷凍機の回路図。
【図8】従来構造の1例を示す部分縦断正面図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2、2a、2b、2c コンデンサ 3、3a リキッドタンク 4 膨張弁 5 エバポレータ 6a、6b ヘッダパイプ 7 伝熱管 8 フィン 9 コア部 10 サイドプレート 11 サイドプレート 12 入口管 13 冷媒移送管 14 ケース本体 15 底板 16 上板 17 小孔 18 空間 19 フィルタ 20 乾燥剤 21 抑え板 22 出口管 23 サブコンデンサ 24 隔壁 25a〜25f 室 26 結合ブラケット 27 接続用ブラケット 28、28a 入口孔 29、29a 出口孔 30a、30b 接合凹面 31 小孔 32 冷媒通路管 33 入口ブロック 34 出口ブロック 35 冷媒配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがアルミニウム合金により造ら
    れた、互いに間隔をあけて配置された1対のヘッダパイ
    プと、それぞれの両端部をこれら各ヘッダパイプの内側
    に開口させた複数本の伝熱管と、隣り合う伝熱管同士の
    間に設けられたフィンとを備えたコンデンサと、アルミ
    ニウム合金製のケースを備え、上記1対のヘッダパイプ
    のうちの一方のヘッダパイプに沿って上記ケースを配置
    すると共に、これらケースと上記一方のヘッダパイプと
    を、ろう付けにより結合固定したリキッドタンクとから
    成るリキッドタンク付コンデンサに於いて、上記ケース
    と上記一方のヘッダパイプとの間に、これらケース及び
    一方のヘッダパイプよりも小さな熱容量を有するアルミ
    ニウム合金製の結合ブラケットを配置し、この結合ブラ
    ケットの一端を上記ケースの外周面に、同じく他端を上
    記一方のヘッダの外周面に、それぞれろう付け固定した
    事を特徴とするリキッドタンク付コンデンサ。
JP8270762A 1996-10-14 1996-10-14 リキッドタンク付コンデンサ Pending JPH10122705A (ja)

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