JPH0875317A - 受液器付コンデンサ - Google Patents

受液器付コンデンサ

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JPH0875317A
JPH0875317A JP21357494A JP21357494A JPH0875317A JP H0875317 A JPH0875317 A JP H0875317A JP 21357494 A JP21357494 A JP 21357494A JP 21357494 A JP21357494 A JP 21357494A JP H0875317 A JPH0875317 A JP H0875317A
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JP
Japan
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refrigerant
pair
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case body
heat transfer
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JP21357494A
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English (en)
Inventor
Koji Murayama
晃司 村山
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • F25B2339/0441Condensers with an integrated receiver containing a drier or a filter
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受液器3aの修理交換作業の容易化を図る。 【構成】 受液器3aをコンデンサ2aの上部に着脱自
在に設ける。受液器3aを修理交換する場合には、ねじ
28、28及び袋ナット35を弛めて、受液器3aをコ
ンデンサ2aの上部結合ブラケット10aから取り外
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る受液器付コンデン
サは、自動車用空調機を構成する蒸気圧縮式冷凍機のコ
ンプレッサとエバポレータとの間に直列に組み込む。そ
して、コンプレッサで圧縮した冷媒を放熱し凝縮させた
後、水分等の異物を除去してからエバポレータに送り出
す。
【0002】
【従来の技術】自動車室内の冷房や除湿を行なう自動車
用空調機には、蒸気圧縮式冷凍機が組み込まれている。
図4は、特開平4−95522号公報に記載された、蒸
気圧縮式冷凍機の基本構成を示す回路図である。コンプ
レッサ1から吐出された高温高圧のガス状冷媒は、コン
デンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を行なって
温度低下し、凝縮液化する。この結果生じた液状の冷媒
は、一度受液器3に溜められてから、膨張弁4を介して
エバポレータ5に送られ、このエバポレータ5内で蒸発
する。エバポレータ5の温度は、蒸発潜熱を奪われて低
下する為、このエバポレータ5に空調用の空気を流通さ
せれば、この空気の温度を低下させると同時に、この空
気中に含まれる水蒸気を取り除く事ができる。エバポレ
ータ5内で蒸発気化した冷媒は、上記コンプレッサ1に
吸引されて圧縮され、再び上記サイクルを繰り返す。
【0003】この様な、自動車用空調機の蒸気圧縮式冷
凍機を構成する受液器3は従来、コンデンサ2とは独立
して造られたものを、このコンデンサ2とエバポレータ
5とを結ぶ配管の途中に接続していた。ところが、この
様に受液器3をコンデンサ2とは別個に構成した場合、
この受液器3の設置スペースが嵩むだけでなく、この受
液器3を、上記コンデンサ2とは独立して、十分な耐振
性を持たせて車体に取り付ける必要が生じる。
【0004】この様な面倒を解決する為に従来から、受
液器3をコンデンサ2と一体に構成する構造が、各種提
案されている。図5は、このうちの特開平4−1039
73号公報に記載された構造を示している。コンデンサ
2は、互いに水平方向(図5の左右方向)に離隔してそ
れぞれ鉛直方向(図5の上下方向)に配置された1対の
ヘッダ6a、6bを有する。これら1対のヘッダ6a、
6bの間には複数の扁平伝熱管7、7を設けている。こ
れら複数の扁平伝熱管7、7は、互いに鉛直方向に離隔
してそれぞれ水平方向に配置されている。そして、これ
ら各扁平伝熱管7、7の両端部は、それぞれ上記1対の
ヘッダ6a、6bを気密且つ液密に貫通させて、それぞ
れの内側流路をこれら各ヘッダ6a、6bの内側に連通
させている。又、上下に隣り合う扁平伝熱管7、7同士
の間には、金属薄板をジグザグに形成して成るコルゲー
ト型のフィン8、8を挟持する事により、コア部9を構
成している。このコア部9の上下両側には、それぞれ上
部結合ブラケット10、下部結合ブラケット11を設
け、これら両結合ブラケット10、11の両端部を、そ
れぞれ上記ヘッダ6a、6bの上下両端部側面に結合固
定している。
【0005】この様に構成されるコンデンサ2は、上記
コア部9部分で、上記各扁平伝熱管7、7内を流れる冷
媒と各扁平伝熱管7、7外を流れる空気とを熱交換さ
せ、上記冷媒を凝縮液化させる。即ち、一方(図5の右
方)のヘッダ6aの上部に設けた入口管12から送り込
まれたガス状の冷媒は、このヘッダ6aと他方(図5の
左方)のヘッダ6bとの間を行き来しつつ、上記コア部
9を構成する扁平伝熱管7、7内を流れ、その間に凝縮
液化する。この結果生じた液状の冷媒は、上記一方のヘ
ッダ6aの下端部に溜り、冷媒移送管13から受液器3
に送り込まれる。
【0006】一方、受液器3は、上記一方のヘッダ6a
の側面に固定されている。即ち、この受液器3を構成す
る円筒状のケース本体14を上記ヘッダ6aの側面に、
ろう付け等により固定している。このケース本体14の
下端開口は底板15により、上端開口は上板16によ
り、それぞれ塞いでいる。上記底板15には上記冷媒移
送管13を貫通させ、この冷媒移送管13を上記ケース
本体14の中心部に挿入している。従って、この冷媒移
送管13の外周面と上記ケース本体14の内周面との間
には、円筒状の空間18が形成される。又、上記冷媒移
送管13の上端部で、上記ケース本体14の上部に存在
する部分には多数の小孔17、17を形成し、上記ヘッ
ダ6aからこの冷媒移送管13内に送り込まれた液状の
冷媒を吐出自在としている。又、上記空間18の中間部
には下側から順に、フェルト等の多孔質材により造られ
た、塵芥等の異物を捕集除去する為のフィルタ19と、
シリカゲル、塩化カルシウム等の乾燥剤20と、金網、
パンチングメタル等の多孔の抑え板21とを、互いに直
列に設けている。更に、上記ケース本体14の下端部に
は出口管22を設けて、上記空間18の下端部に溜った
液状の冷媒を取り出し自在としている。
【0007】上述の様に構成される受液器付コンデンサ
の使用時(受液器付コンデンサを組み込んだ蒸気圧縮式
冷凍機の運転時)には、図5に矢印で示す様に流れる冷
媒が、コンデンサ2内で凝縮液化してから受液器3に送
り込まれる。そして、この受液器3内で水分や異物を除
去された、清浄な冷媒が、上記出口管22から、エバポ
レータ5直前の膨張弁4(図4参照)に向けて送り出さ
れる。この様に構成され作用する受液器付コンデンサ
は、コンデンサ2と受液器3とを一体的に取り扱える
為、エンジンルーム内部の限られた空間への設置が容易
になり、しかもコンデンサ2と受液器3との耐振性確保
を独立して行なう必要がなくなるので、設置作業の容易
化を図れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来の受液器付コンデンサの場合に
は、受液器3を鉛直方向に設置している為、この受液器
3を修理、交換する必要が生じた場合に、受液器3のみ
を着脱する事ができない。即ち、受液器3のみに不具合
が発生した場合でも、コンデンサ2ごと、車体から取り
外す必要がある。この為、受液器3の修理、交換作業が
面倒になり、修理費が嵩んでしまう。
【0009】又、蒸気圧縮式冷凍機中の冷媒量を確認す
る為のサイトグラスを受液器3部分に設ける事がある
が、鉛直方向に設けた受液器3にサイトグラスを設けて
も、上記冷媒量を確認する事は困難である。
【0010】受液器付コンデンサとしてはこの他にも、
特開昭60−138379号公報、特開平4−9552
2号公報、実開昭48−48256号公報、同54−8
9553号公報、実開平3−14575号公報等に記載
されたものが、従来から知られているが、上述した特開
平4−103973号公報に記載された構造と同様の問
題点を有する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の受液器付コンデ
ンサは、互いに水平方向に離隔してそれぞれ鉛直方向に
配置された1対のヘッダと、互いに鉛直方向に離隔して
それぞれ水平方向に配置され、それぞれの両端部を上記
1対のヘッダを気密且つ液密に貫通させて、それぞれの
内側流路をこれら各ヘッダの内側に連通させた複数の扁
平伝熱管と、水平板部の両側縁を上方に向け直角に折り
曲げて1対の立壁を形成する事で上方が開口したコ字形
断面を有し、最上段の扁平伝熱管の上方に水平方向に配
置され、その両端部を上記1対のヘッダの上端部にそれ
ぞれ結合した上部結合ブラケットと、最下段の扁平伝熱
管の下方に水平方向に配置され、その両端部を上記1対
のヘッダの下端部にそれぞれ結合した下部結合ブラケッ
トと、上記上部結合ブラケットの下面と上記最上段の扁
平伝熱管の上面との間、上下に隣り合う扁平伝熱管同士
の間、上記最下段の扁平伝熱管の下面と上記下部結合ブ
ラケットの上面との間に、それぞれ設けられた複数のフ
ィンと、それぞれが上記上部結合ブラケットに設けられ
た1対の立壁の間に嵌合し、各立壁を貫通したねじによ
り上記上部結合ブラケットの互いに離隔した位置に固定
された、1対のコネクタと、この1対のコネクタの間に
配置され、その両端部を上記各コネクタに気密且つ液密
に接続した円筒状のケース本体と、このケース本体の内
側に、このケース本体の内側流路を塞ぐ状態で設けられ
たフィルタ構造体と、上記1対のコネクタのうちの一方
のコネクタに設けられた冷媒入口と、同じく他方のコネ
クタに設けられた冷媒出口と、上記1対のヘッダのうち
の一方のヘッダで凝縮した冷媒を受け入れる側のヘッダ
の下部と上記冷媒入口とを連通させる冷媒移送管と、こ
の冷媒移送管の下流端と上記冷媒入口とを着脱自在に接
続する接続部とを備えている。更に、必要とすれば、何
れかのコネクタの上面に、このコネクタ内を流通する冷
媒を目視する為のサイトグラスを設ける。
【0012】
【作用】上述の様に構成される本発明の受液器付コンデ
ンサの使用時、複数の扁平伝熱管を通って1対のヘッダ
同士の間を流れる冷媒は、凝縮液化した状態で一方のヘ
ッダの下端部に溜る。そしてこのヘッダの下端部に溜っ
た液状の冷媒は、冷媒移送管を通じて一方のコネクタに
設けた冷媒入口に達し、この冷媒入口からケース本体内
に流入して、このケース本体内を他方のコネクタに向け
て軸方向に流れる。この様にケース本体内を流れる間に
冷媒は、フィルタ構造体によって異物を除去され、他方
のコネクタに設けた冷媒出口から送り出される。
【0013】上記1対のコネクタとケース本体とを含ん
で構成される受液器は、ねじにより上部結合ブラケット
の上側に固定されている。この為、1対のヘッダと複数
の扁平伝熱管及び複数のフィンとを含んで構成されるコ
ンデンサを車体に固定した状態のまま、上記受液器を着
脱できる。この際、接続部を外す事で、冷媒移送管と受
液器との接続も外せる為、冷媒移送管が受液器取り外し
の妨げとなる事はない。従って、受液器の修理、交換作
業の容易化、修理費の低廉化が可能になる。
【0014】更に、コネクタにサイトグラスを設けた場
合には、このサイトグラスを介してコネクタ内の冷媒の
流れを容易に確認できる。
【0015】
【実施例】図1〜3は本発明の実施例を示している。本
発明の受液器付コンデンサを構成するコンデンサ2a
は、前述の図5に示した従来構造の場合と同様に、互い
に水平方向に離隔してそれぞれ鉛直方向に配置された1
対のヘッダ6a、6bを有する。これら1対のヘッダ6
a、6bの間には複数の扁平伝熱管7、7を設けてい
る。これら複数の扁平伝熱管7、7は、互いに鉛直方向
に離隔してそれぞれ水平方向に配置されている。そし
て、これら各扁平伝熱管7、7の両端部は、それぞれ上
記1対のヘッダ6a、6bを気密且つ液密に貫通させ
て、それぞれの内側流路をこれら各ヘッダ6a、6bの
内側に連通させている。又、上下に隣り合う扁平伝熱管
7、7同士の間には、金属薄板をジグザグに形成して成
るコルゲート型のフィン8、8を挟持して、コア部9を
構成している。
【0016】このコア部9の上下両側には、それぞれ上
部結合ブラケット10a、下部結合ブラケット11aを
設け、これら両結合ブラケット10a、11aの両端部
を、それぞれ上記ヘッダ6a、6bの上下両端部側面に
結合固定している。上部結合ブラケット10aの下面と
上記コア部9の最上段に設けられた扁平伝熱管7の上面
との間、並びに上記コア部9の最下段に設けられた扁平
伝熱管7の下面と上記下部結合ブラケット11aの上面
との間にも、それぞれフィン8、8を設けている。尚、
これら各構成部材は、それぞれアルミニウム合金により
造られている。そして、当接する部材同士は互いにろう
付けして、隣り合う部材同士を結合固定すると共に、必
要部分をシールしている。
【0017】尚、上記上部、下部両結合ブラケット10
a、11aのうち、少なくとも上部結合ブラケット10
a(実際には両結合ブラケット10a、11aとも)
は、アルミニウム合金製の板材を断面コ字形に折り曲げ
形成して成る。そして、上記上部結合ブラケット10a
は、水平板部23と、この水平板部23の両側縁を上方
に向け直角に折り曲げて成る1対の立壁24、24とを
備え、上方が開口したコ字形断面を有する。ちなみに、
上記下部結合ブラケット11aは、下方が開口したコ字
形断面を有する。
【0018】この様に構成されるコンデンサ2aは、上
記コア部9部分で、上記各扁平伝熱管7、7内を流れる
冷媒と各扁平伝熱管7、7外を流れる空気とを熱交換さ
せ、上記冷媒を凝縮液化させる。即ち、一方(図1の左
方)のヘッダ6a(又は他方のヘッダ6b)の上部に設
けた入口管12(図5参照、図1には省略)から送り込
まれたガス状の冷媒は、このヘッダ6aと他方のヘッダ
6bとの間を行き来しつつ、上記コア部9を構成する扁
平伝熱管7、7内を流れ、その間に凝縮液化する。この
結果生じた液状の冷媒は、上記一方のヘッダ6aの下端
部に溜り、このヘッダ6aの下端部にその上流端を接続
した冷媒移送管13aを通じて、次述する受液器3aに
送り込まれる。
【0019】一方、受液器3aは、互いに離隔して設け
られた1対のコネクタ25a、25bと、これら両コネ
クタ25a、25b同士の間に掛け渡されたケース本体
14aとを備える。それぞれがアルミニウム合金により
造られたこれら各部材25a、25b、14aは、互い
に気密且つ液密に接合されている。又、上記両コネクタ
25a、25bの下部左右両側面には、それぞれねじ孔
26、26を形成している。又、前記上部結合ブラケッ
ト10aを構成する立壁24、24の一部で、これら各
ねじ孔26、26と整合する位置には通孔27、27を
形成している。上記各コネクタ25a、25bは、1対
の立壁24、24の間に嵌合した状態に組み付けられ、
更にこれら各通孔27、27にそれぞれ上記各立壁2
4、24の外側から挿通したねじ28、28を上記各ね
じ孔26、26に螺合し更に緊締する事で、上記上部結
合ブラケット10aに固定している。
【0020】この様にして上記上部結合ブラケット10
aの上側に固定された1対のコネクタ25a、25bの
間に配置され、その両端部をこれら各コネクタ25a、
25bに気密且つ液密に接続された円筒状のケース本体
14aの内側にはフィルタ構造体29を、このケース本
体14aの内側流路を塞ぐ状態で設けている。このフィ
ルタ構造体29は、前記コンデンサ2aから吐出される
冷媒中に含まれる塵や水分を捕集除去する為のもので、
次の様に構成されている。
【0021】上記フィルタ構造体29を構成すべく、上
記ケース本体14aの軸方向(図2の左右方向)中間位
置には適度の容積(例えば50cc)を有する、シリカゲ
ル、塩化カルシウム等の乾燥剤20aを設けている。そ
して、この乾燥剤20aの軸方向両側をフェルト30、
30により抑え付け、これら各フェルト30、30を抑
え板21a、21aにより、上記乾燥剤20aに向け抑
え付けている。この抑え板21a、21aは、金網、パ
ンチングメタル、多孔質燒結金属等の様に、多数の小孔
を有する板材である。更に、上記各抑え板21a、21
aの外周寄り部分を、抑え環31、31により、上記各
フェルト30、30に向け抑え付けている。これら各抑
え環31、31は、断面L字形で全体を円環状に形成し
ている。又、上記ケース本体14aの一部内周面で、こ
れら各抑え環31、31の端縁が係合する部分には、エ
ンボス状の突起32、32(又は環状の突条)を形成し
ている。上記各抑え環31、31は、それぞれの端縁と
これら各突起32、32との係合により、互いに離れる
方向に変位する事を阻止される。
【0022】又、前記1対のコネクタ25a、25bの
うちの一方(図1〜2の左方)のコネクタ25aには冷
媒入口33を設け、この冷媒入口33により、上記ケー
ス本体14aの内外を連通させている。又、上記コネク
タ25aの外端面(図2の左端面)に上記冷媒入口33
の周囲を囲む状態で形成した突出部の外周面には、雄ね
じ34を形成している。そして、前記冷媒移送管13a
の下流端である上端部を、上記冷媒入口33に接続自在
としている。この為に、上記冷媒移送管13aの上端部
開口部はフレア状に拡径すると共に、この冷媒移送管1
3aの上端部に袋ナット35を係止している。冷媒移送
管13aの上端部を上記冷媒入口33に接続する際に
は、この袋ナット35を上記雄ねじ34に螺合させ、こ
の袋ナット35と上記コネクタ25aとの間で上記フレ
ア状の拡径部を挟持して、着脱自在な接続部を構成す
る。接続部の気密、液密は、図示しないOリングにより
保持する。
【0023】更に、他方(図1〜2の右方)のコネクタ
25bには冷媒出口36を設け、この冷媒出口36によ
り、上記ケース本体14aの内外を連通させている。
又、上記コネクタ25b内には、上記冷媒出口36から
分岐してこのコネクタ25bの上端面に開口する分岐孔
37を設け、この分岐孔37の上端開口をガラス板38
により気密且つ気密に塞いで、サイトグラスを構成して
いる。尚、上記コネクタ25bの外端面(図1〜2の右
端面)に形成したねじ孔39には、冷媒を流す為の管の
端部に設けたフランジとこのコネクタ25bとを結合す
るねじを螺合させる。
【0024】上述の様に構成される本発明の受液器付コ
ンデンサの使用時、複数の扁平伝熱管7、7を通って1
対のヘッダ6a、6b同士の間を流れる冷媒は、凝縮液
化した状態で一方のヘッダ6aの下端部に溜る。そして
このヘッダ6aの下端部に溜った液状の冷媒は、冷媒移
送管13aを通じて一方のコネクタ25aに設けた冷媒
入口33に達し、この冷媒入口33からケース本体14
a内に流入して、このケース本体14a内を他方のコネ
クタ25bに向けて軸方向に(図1〜2の左から右に)
流れる。
【0025】この様にケース本体14a内を流れる間に
冷媒は、フィルタ構造体29によって異物を除去され、
他方のコネクタ25bに設けた冷媒出口36から送り出
される。即ち、フェルト30、30と抑え板21a、2
1aとにより塵等、固形の異物を捕集し、乾燥剤20a
により水分を捕集する。従って、上記他方のコネクタ2
5bの冷媒出口36に達する冷媒は、異物を含まない清
浄なものとなる。
【0026】特に、本発明の受液器付コンデンサの場合
に受液器3aは、ねじ28、28により上部結合ブラケ
ット10aの上側に固定されている。この上部結合ブラ
ケット10aは、エンジンルームの上部に存在する為、
受液器3aもエンジンルームの上部に設置される。この
為、1対のヘッダ6a、6bと複数の扁平伝熱管7、7
及び複数のフィン8、8とを含んで構成されるコンデン
サ2aを車体に固定した状態のまま、上記ねじ28、2
8と、前記袋ナット35及び上記管の端部に設けたフラ
ンジとコネクタ25bとを結合するねじとを弛める事
で、上記受液器3aを着脱できる。従って、受液器3a
の修理、交換作業の容易化、修理費の低廉化が可能にな
る。
【0027】更に、上記他方のコネクタ25bも、エン
ジンルーム上部の目立つ場所に設置される、この為、こ
のコネクタ25bに設けたサイトグラスを目視する事が
容易となり、このサイトグラスを介してコネクタ25b
の冷媒の流れを容易に確認できる。
【0028】
【発明の効果】本発明の受液器付コンデンサは、以上に
述べた通り構成され作用するので、 図4に示した従来構造と同様に、コンデンサと受液
器とを一体的に取り扱える為、エンジンルーム内部の限
られた空間への設置が容易になり、しかもコンデンサと
受液器との耐振性確保を独立して行なう必要がなくなる
ので、設置作業の容易化を図れる。 上記の効果をそのまま確保しつつ、受液器が故障
した場合に、コンデンサを着脱する事なく、受液器のみ
を着脱する事が可能になる為、修理に要する時間の短縮
及び費用の低廉化を図れる。 と言った、優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、一部を省略して示す分
解斜視図。
【図2】受液器の縦断正面図。
【図3】受液器とコンデンサとを結合した状態で示す、
図1のA−A断面に相当する図。
【図4】コンデンサ及び受液器が組み込まれる蒸気圧縮
式冷凍機の回路図。
【図5】従来の受液器付コンデンサの1例を示す部分縦
断正面図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2、2a コンデンサ 3、3a 受液器 4 膨張弁 5 エバポレータ 6a、6b ヘッダ 7 扁平伝熱管 8 フィン 9 コア部 10、10a 上部結合ブラケット 11、11a 下部結合ブラケット 12 入口管 13、13a 冷媒移送管 14、14a ケース本体 15 座板 16 上板 17 小孔 18 空間 19 フィルタ 20、20a 乾燥剤 21、21a 抑え板 22 出口管 23 水平板部 24 立壁 25a、25b コネクタ 26 ねじ孔 27 通孔 28 ねじ 29 フィルタ構造体 30 フェルト 31 抑え環 32 突起 33 冷媒入口 34 雄ねじ 35 袋ナット 36 冷媒出口 37 分岐孔 38 ガラス板 39 ねじ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに水平方向に離隔してそれぞれ鉛直
    方向に配置された1対のヘッダと、互いに鉛直方向に離
    隔してそれぞれ水平方向に配置され、それぞれの両端部
    を上記1対のヘッダを気密且つ液密に貫通させて、それ
    ぞれの内側流路をこれら各ヘッダの内側に連通させた複
    数の扁平伝熱管と、水平板部の両側縁を上方に向け直角
    に折り曲げて1対の立壁を形成する事で上方が開口した
    コ字形断面を有し、最上段の扁平伝熱管の上方に水平方
    向に配置され、その両端部を上記1対のヘッダの上端部
    にそれぞれ結合した上部結合ブラケットと、最下段の扁
    平伝熱管の下方に水平方向に配置され、その両端部を上
    記1対のヘッダの下端部にそれぞれ結合した下部結合ブ
    ラケットと、上記上部結合ブラケットの下面と上記最上
    段の扁平伝熱管の上面との間、上下に隣り合う扁平伝熱
    管同士の間、上記最下段の扁平伝熱管の下面と上記下部
    結合ブラケットの上面との間に、それぞれ設けられた複
    数のフィンと、それぞれが上記上部結合ブラケットに設
    けられた1対の立壁の間に嵌合し、各立壁を貫通したね
    じにより上記上部結合ブラケットの互いに離隔した位置
    に固定された、1対のコネクタと、この1対のコネクタ
    の間に配置され、その両端部を上記各コネクタに気密且
    つ液密に接続した円筒状のケース本体と、このケース本
    体の内側に、このケース本体の内側流路を塞ぐ状態で設
    けられたフィルタ構造体と、上記1対のコネクタのうち
    の一方のコネクタに設けられた冷媒入口と、同じく他方
    のコネクタに設けられた冷媒出口と、上記1対のヘッダ
    のうちの一方のヘッダで凝縮した冷媒を受け入れる側の
    ヘッダの下部と上記冷媒入口とを連通させる冷媒移送管
    と、この冷媒移送管の下流端と上記冷媒入口とを着脱自
    在に接続する接続部とを備えた受液器付コンデンサ。
  2. 【請求項2】 何れかのコネクタの上面に、このコネク
    タ内を流通する冷媒を目視する為のサイトグラスを設け
    た、請求項1に記載した受液器付コンデンサ。
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