JP3642636B2 - リキッドタンクを備えたコンデンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明に係るリキッドタンクを備えたコンデンサは、自動車用空調機を構成する蒸気圧縮式冷凍機のコンプレッサとエバポレータとの間に直列に組み込む。そして、コンプレッサで圧縮した冷媒を放熱し凝縮させた後、水分等の異物を除去してからエバポレータに送り出す。
【0002】
【従来の技術】
自動車室内の冷房や除湿を行なう自動車用空調機には、蒸気圧縮式冷凍機が組み込まれている。図6は、特開平4−95522号公報に記載された、蒸気圧縮式冷凍機の基本構成を示す回路図である。コンプレッサ1から吐出された高温・高圧のガス状冷媒は、コンデンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を行なって温度低下し、凝縮液化する。この結果生じた液状の冷媒は、一度リキッドタンク3に溜められてから、膨張弁4を介してエバポレータ5に送られ、このエバポレータ5内で蒸発する。エバポレータ5の温度は、蒸発潜熱を奪われて低下する為、このエバポレータ5に空調用の空気を流通させれば、この空気の温度を低下させると同時に、この空気中に含まれる水蒸気を取り除く事ができる。エバポレータ5内で蒸発気化した冷媒は、上記コンプレッサ1に吸引されて圧縮され、再び上記サイクルを繰り返す。
【0003】
この様な、自動車用空調機の蒸気圧縮式冷凍機を構成するリキッドタンク3は従来、コンデンサ2とは独立して造られたものを、このコンデンサ2とエバポレータ5とを結ぶ配管の途中に接続していた。ところが、この様にリキッドタンク3をコンデンサ2と別個に構成した場合、このリキッドタンク3の設置スペースが嵩むだけでなく、このリキッドタンク3を、上記コンデンサ2とは独立して、十分な耐振性を持たせて車体に取り付ける必要が生じる。
【0004】
この様な面倒を解決する為に従来から、リキッドタンク3をコンデンサ2と一体に構成する構造が、特開平3−87572号公報、同4−103973号公報、同4−131667号公報等に記載されている様に、各種提案されている。図7は、このうちの特開平4−103973号公報に記載された構造を示している。コンデンサ2は、互いに水平方向(図7の左右方向)に離隔してそれぞれ鉛直方向(図7の上下方向)に配置された1対のヘッダパイプ6a、6bを有する。これら1対のヘッダパイプ6a、6bの間には、複数の扁平伝熱管7、7を設けている。これら複数の扁平伝熱管7、7は、互いに鉛直方向に離隔してそれぞれ水平方向に配置されている。そして、これら各扁平伝熱管7、7の両端部は、それぞれ上記1対のヘッダパイプ6a、6bを気密且つ液密に貫通させて、それぞれの内側流路をこれら各ヘッダパイプ6a、6bの内側に連通させている。又、上下に隣り合う扁平伝熱管7、7同士の間には、金属薄板をジグザグに形成して成るコルゲート型のフィン8、8を挟持する事により、コア部9を構成している。このコア部9の上下両側には、それぞれサイドプレート10、11を設け、これら両サイドプレート10、11の両端部を、それぞれ上記ヘッダパイプ6a、6bの上下両端部側面に結合固定している。
【0005】
この様に構成されるコンデンサ2は、上記コア部9部分で、上記各扁平伝熱管7、7内を流れる冷媒と各扁平伝熱管7、7外を流れる空気とを熱交換させ、上記冷媒を凝縮液化させる。即ち、一方(図7の右方)のヘッダパイプ6aの上部に設けた入口管12から送り込まれたガス状の冷媒は、このヘッダパイプ6aと他方(図7の左方)のヘッダパイプ6bとの間を行き来しつつ、上記コア部9を構成する扁平伝熱管7、7内を流れ、その間に凝縮液化する。この結果生じた液状の冷媒は、上記一方のヘッダパイプ6aの下端部に溜り、冷媒移送管13からリキッドタンク3に送り込まれる。
【0006】
一方、リキッドタンク3は、上記一方のヘッダパイプ6aの側面に固定している。即ち、このリキッドタンク3を構成する円筒状のケース本体14を上記ヘッダパイプ6aの側面に、ろう付け等により固定している。このケース本体14の下端開口は底板15により、上端開口は上板16により、それぞれ塞いでいる。上記底板15には上記冷媒移送管13を貫通させ、この冷媒移送管13を上記ケース本体14の中心部に挿入している。従って、この冷媒移送管13の外周面と上記ケース本体14の内周面との間には、円筒状の空間18が形成される。又、上記冷媒移送管13の上端部で上記ケース本体14の上部に存在する部分には、多数の小孔17、17を形成し、上記ヘッダパイプ6aからこの冷媒移送管13内に送り込まれた液状の冷媒を吐出自在としている。又、上記空間18の中間部には下側から順に、フェルト等の多孔質材により造られた、塵芥等の異物を捕集除去する為のフィルタ19と、シリカゲル、塩化カルシウム等の乾燥剤20と、金網、パンチングメタル等の多孔の抑え板21とを、互いに直列に設けている。更に、上記ケース本体14の下端部には出口管22を設けて、上記空間18の下端部に溜った液状の冷媒を取り出し自在としている。
【0007】
上述の様に構成されるリキッドタンクを備えたコンデンサの使用時(リキッドタンクを備えたコンデンサを組み込んだ蒸気圧縮式冷凍機の運転時)には、図7に矢印で示す様に流れる冷媒が、コンデンサ2内で凝縮液化してからリキッドタンク3に送り込まれる。そして、このリキッドタンク3内で水分や異物を除去された、清浄な冷媒が、上記出口管22から、エバポレータ5直前の膨張弁4(図6参照)に向けて送り出される。この様に構成され作用するリキッドタンクを備えたコンデンサは、コンデンサ2とリキッドタンク3とを一体的に取り扱える為、エンジンルーム内部の限られた空間への設置が容易になり、しかもコンデンサ2とリキッドタンク3との耐振性確保を独立して行なう必要がなくなるので、設置作業の容易化を図れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の様に構成され作用する従来のリキッドタンクを備えたコンデンサの場合には、リキッドタンク3を修理、交換する必要が生じた場合に、このリキッドタンク3のみを着脱する事ができない。即ち、リキッドタンク3のみに不具合が発生した場合でも、コンデンサ2ごと、車体から取り外す必要がある。この為、リキッドタンク3の修理、交換作業が面倒になり、修理費が嵩んでしまう。特開平3−87572号公報に記載された発明の場合も同様である。
【0009】
これに対して、前記特開平4−131667号公報には、コンデンサに対してリキッドタンクを着脱自在とする発明が記載されている。但し、この公報に記載された発明の場合には、ヘッダパイプに対してリキッドタンクを、上下2個所位置で支持結合する構造の為、支持結合作業が面倒になり、組立作業及び修理、交換作業が面倒になり、これらに要するコストが嵩んでしまう。本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサは次の(1)〜(6)の要件を満たす。
(1) コンデンサとリキッドタンクとが、冷媒の流れ方向に関して上流側から下流側に向け、互いに直列に配置されている。
(2) 上記コンデンサは、互いに間隔をあけて配置された1対のヘッダパイプと、互いに間隔をあけて配置され、それぞれが上記1対のヘッダパイプ同士を連通する複数本の伝熱管と、隣り合う伝熱管同士の間に配置されたフィンとを備える。
(3) 上記1対のヘッダパイプのうちの一方のヘッダパイプの一端部側面には、吐出口を備えた接続ブロックが固定されており、上記コンデンサの下流端はこの吐出口に通じている。
(4) 上記リキッドタンクは、上端が塞がれたケースと、このケースの下端部に固定された、上記接続ブロックに対して着脱自在な取付ブロックと、この取付ブロックの一部側面に設けられ、この取付ブロックを上記接続ブロックに接続固定した状態で上記吐出口と連通する取り入れ口と、上記取付ブロックの他部側面に設けられた吐き出し口と、上記取り入れ口にその下端部を連通させ、その上端部を上記ケースの上部内側に開口させた冷媒移送管とを備える。
(5) 上記接続ブロックには水平方向に向いたねじ孔と、このねじ孔の方向とは異なる方向である上方に向いた支承面とが、上記取付ブロックには水平方向に向いた貫通孔と、この貫通孔の方向とは異なる方向である下方に向いた被支承面とが、それぞれ設けられており、この被支承面と上記支承面とを当接させた状態で、上記ねじ孔の外端開口と上記貫通孔の一端開口とが整合する。
(6) 上記接続ブロックと取付ブロックとは、上記被支承面と支承面とを当接させた状態で、上記貫通孔を他端開口から一端開口に挿通したボルトを上記ねじ孔に螺合し更に緊締する事により接合固定されている。
【0011】
【作用】
上述の様に構成される本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサは、リキッドタンクをコンデンサに対して結合固定する際には、取付ブロックに設けた貫通孔を挿通したボルトを接続ブロックに設けたねじ孔に螺合緊締する。接続ブロックの支承面と取付ブロックの被支承面とを当接させた状態で上記ボルトをねじ孔に螺合緊締すれば、上記接続ブロックと取付ブロックとが不離に結合される。これと同時に、上記支承面と被支承面との係合により、上記取付ブロックがボルトを中心に回動する事を防止できる。従って、1本のボルトを緊締するのみで、コンデンサに対するリキッドタンクの変位を確実に防止できる。修理、交換等の為にリキッドタンクをコンデンサから取り外す場合には、上記ボルトを緩め、このボルトの先端部を上記ねじ孔から抜き出す。この結果、上記取付ブロックを上記接続ブロックから分離し、コンデンサをそのままにして、リキッドタンクのみを修理或は交換する事ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜2は本発明の実施の形態の第1例として、本発明を、1対のヘッダパイプ同士の間で冷媒が水平方向に流れる、所謂横流れ式のコンデンサに適用した例を示している。本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサは、図1に略示する様に、コンデンサ23とリキッドタンク24とを、同図に矢印で示す冷媒の流れ方向に関して、上流側から下流側に向け互いに直列に配置して成る。そして、上記リキッドタンク24は、コンデンサ23の側方に設けている。
【0013】
上記コンデンサ23は、互いに間隔をあけて配置された左右1対のヘッダパイプ25a、25bを含んで構成している。これら各ヘッダパイプ25a、25bの内側には、それぞれ隔壁26a、26bを設けて、各ヘッダパイプ25a、25bの内側中間部を、気密・液密を保持した状態で仕切っている。一方(図1の右方)のヘッダパイプ25aに設けた隔壁26aの高さ位置と他方(図1の左方)のヘッダパイプ25bに設けた隔壁26bの高さ位置とは、互いに異ならせている。そして、上記左右1対のヘッダパイプ25a、25bの内側面同士の間には、それぞれが扁平に形成された、複数本の伝熱管27、27(図2参照)を設けている。各伝熱管27、27の両端部は、それぞれ上記各ヘッダパイプ25a、25bの内側壁(互いに対向する側の壁部)を、気密・液密を保持した状態で貫通している。又、これら伝熱管27、27は、上下に間隔をあけた状態で互いに平行に配置しており、上下に隣り合う伝熱管27、27同士の間には、コルゲート型のフィン28、28(図2参照)を設けている。尚、これら複数の伝熱管27、27とフィン28、28とで構成されるコア部29の上下両端部には、前述の図7に示した従来構造と同様に、サイドプレート10、11(図7参照。図1には省略。図2には下端部のサイドプレート11の端部のみ記載。)を設けている。
【0014】
又、一方のヘッダパイプ25aの下部で上記隔壁26aよりも下側部分の外側面には接続ブロック30を、他方のヘッダパイプ25bの上部で上記隔壁26bよりも上側部分の外側面には入口ブロック31を、それぞれ固定している。このうちの接続ブロック30は、上記ヘッダパイプ25aを含むコンデンサ23と同様に、アルミニウム合金により造っている。この接続ブロック30は、全体を太L字形に形成しており、幅広側を下にした状態で、上記ヘッダパイプ25aの下部外側面(コア部29と反対側の面)にろう付け固定している。
【0015】
この接続ブロック30の上部外側面には、吐出口32を開口させている。この吐出口32は、上記接続ブロック30の上部と上記ヘッダパイプ25aの下部外壁部とを貫通して、このヘッダパイプ25aの下部内側に通じている。又、上部に比較して幅広に形成された上記接続ブロック30の下部先半部で、幅が狭い上部外側面よりも外方に突出した部分の上面には、平坦な支承面33を設けている。更に、上記接続ブロック30の下部外側面には、水平方向に向いたねじ孔34を開口させている。上記吐出口32とは異なり、このねじ孔34は、上記ヘッダパイプ25a内には通じていない。即ち、上記ヘッダパイプ25aの一部で上記ねじ孔34に整合する部分には、特に通孔等は形成していない。
【0016】
一方、前記リキッドタンク24は、上端を塞がれた円筒状のケース35と、このケース35の下端部に固定された取付ブロック36とを備える。この取付ブロック36は、上記接続ブロック30に対して着脱自在としている。この為にこの取付ブロック36は、上記ケース35の下端開口を塞ぐ蓋板部37の下面に、上記接続ブロック30に対して連結自在な結合部38を設けている。この結合部38は全体を倒立太L字形に形成されており、幅広側を上にした状態で、上記蓋板部37の下側に、この蓋板部37と一体に設けている。
【0017】
この結合部38の上部内側面には取り入れ口39を、この上部内側面から突出した状態で設けている。この取り入れ口39は、上記取付ブロック36を構成する結合部38を上記接続ブロック30に接続固定した状態で、この接続ブロック30に形成した吐出口32と連通する。上記取り入れ口39の先端部外周面にはOリング40を、全周に亙って係止している。上記取り入れ口39と吐出口32とを連通させた状態でこのOリング40の外周縁は、吐出口32の内周面に弾性的に当接し、これら取り入れ口39と吐出口32との連通部のシール性を確保する。
【0018】
上記取付ブロック36を構成する結合部38の下部には、水平方向に向いた貫通孔41を形成している。又、上記結合部38を構成する幅広の上部で、幅の狭い上記下部よりも内方に突出した部分の下面には、平坦な被支承面42を設けている。上記接続ブロック30に設けたねじ孔34の外端(図1、2の右端)開口と上記貫通孔41の一端開口とは、この被支承面42と上記接続ブロック30の支承面33とを当接させた状態で、互いに整合する。上記接続ブロック30と取付ブロック36とを結合するには、上記被支承面42と支承面33とを当接させると共に、上記取り入れ口39を上記吐出口32に挿入した状態で、上記貫通孔41にボルト43を、他端(図1、2の右端)開口から上記一端開口に向けて挿通する。そしてこのボルト43の先端部を上記ねじ孔34に螺合し更に緊締する。
【0019】
又、上記取り入れ口39の上端は、上記蓋板部37の上面に開口しており、この開口部に冷媒移送管13の下端部を連結している。この冷媒移送管13の上端部は、上記ケース35の上部内側に開口している。従って、上記吐出口32から取り入れ口39を通じて冷媒移送管13内に送り込まれた液状冷媒は、この冷媒移送管13の上端開口から上記ケース35の上部内側に吐出される。このケース35の中間部には、前述の図7に示した従来構造と同様に、フィルタ19、乾燥剤20、抑え板21等を設けて、冷媒中に混入した水分や異物を除去する様にしている。従って、上記ケース35の上部に送り込まれた冷媒は、水分等の異物を除去されてから、このケース35の底部に流下する。
【0020】
更に、上記取付ブロック36を構成する蓋板部37の上面で前記取り入れ口39の上端開口から外れた部分には、出口ポート44の上端を開口させている。そして、この出口ポート44の下端を、上記取付ブロック36を構成する結合部38の上部外側面に開口させている。従って、上記ケース35の底部に流下した清浄な液状冷媒は、上記出口ポート44を通じて、リキッドタンク3外に取り出される。上記出口ポート44の下端開口が請求項に於ける吐き出し口である。
【0021】
上述の様に構成される本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサを蒸気圧縮式冷凍機に組み込む場合には、前記入口ブロック31に設けた入口ポートにコンプレッサ1(図6)に通じる冷媒配管の下流端を、上記取付ブロック36に設けた出口ポート44にエバポレータ5(図6)に通じる冷媒配管の上流端を、それぞれ接続する。例えば、上記清浄な液状冷媒をリキッドタンク24外に取り出す為には、図2に示す様に(図1には省略)、取付ブロック36の外側面に連結ブロック45を連結固定する。この連結ブロック45は、上記貫通孔41に整合する貫通孔46を備え、上記吐出ポート44の下端開口に整合する位置に、膨張弁4(図6)に通じる配管47を接続している。連結ブロック45を介して上記配管47を上記取付ブロック36に接続するには、前記ボルト43を貫通孔46、41に挿通し、更に上記ねじ孔34に螺合、緊締する。この状態でコンプレッサ1を運転すると、本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサは、コンプレッサ1から吐出された冷媒を凝縮してから、エバポレータ5に送り出す。
【0022】
上記入口ブロック31に設けた入口ポートからコンデンサ23に送り込まれた冷媒ガスは、このコンデンサ23を構成する複数本の伝熱管27、27を、1対のヘッダパイプ25a、25b同士の間を折り返しつつ流れる間に、これら各伝熱管27、27及びフィン28、28の間を通過する空気との間で熱交換を行なって凝縮液化する。この結果生じた液状冷媒は、前記接続ブロック30に設けた吐出口32から、前記リキッドタンク3を構成する取付ブロック36に設けた取り入れ口39に送り込まれる。この様に取り入れ口39に送り込まれた液状冷媒は、前記冷媒移送管13を通じて上記ケース35の上部に送られてから、このケース35の内側を流下する。そして、流下する間に前記フィルタ19及び乾燥剤20により、冷媒中に混入した水分や異物を除去されてから、前記吐出ポート44を通じて、上記エバポレータ5に向けて送り出される。
【0023】
リキッドタンク24を修理或は交換する必要が生じた場合には、前記ボルト43を取り外す事により、上記リキッドタンク24の下端部に設けた取付ブロック36を、前記一方のヘッダ25aの下部外側面に固定した接続ブロック30から取り外す。この結果、コンデンサ23をそのままにして、リキッドタンク24のみを修理或は交換する事ができる。
【0024】
特に、本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサの場合には、リキッドタンク24側に固定の取付ブロック36に設けた被支承面42を、コンデンサ23側に固定の接続ブロック30に設けた支承面33に当接させている。従って、上記リキッドタンク24の重量をコンデンサ23に支承させる事ができて、このコンデンサ23を車体に支持する事により、上記リキッドタンク24の重量も車体に対して確実に支承できる。この為、上記接続ブロック30と取付ブロック36との支持結合のみでも、コンデンサ23に対するリキッドタンク24の支持を確実に行なえる。
【0025】
尚、上述した第1例に於いては、接続ブロック30及び取付ブロック36を、共に太L字形としているが、これら両ブロック30、36はこの様な形状に限定されるものではない。例えば、図3に示す第2例、或は図4に示す第3例の様な形状とする事もできる。このうちの第2例の場合、接続ブロック30aは、その上面48を平坦面とした略直方体状とする。一方、取付ブロック36aは、その上端部に上記上面48に向けて突出する庇部49を設けている。そして、この庇部49の下面50を、上記上面48と当接する平坦面としている。取付ブロック36aの内側面で庇部49よりも下側部分は、上記接続ブラケット30aの外側面と当接する平坦面である。上記下面50が被支承面であり、上記上面48が支承面である。又、第3例の場合には、接続ブロック30bを横凸形状に、取付ブロック36bを横凹形状に、それぞれ形成している。この第3例の場合、吐出口32は上端部外側面に設け、ねじ孔34は最も突出した中間部分に設けている。この最も突出した中間部分の上面51が支承面である。又、取付ブラケット36bの凹んだ部分の上面52が被支承面である。
【0026】
次に、図5は、本発明の実施の形態の第4例として、本発明を、1対のヘッダパイプ同士の間で冷媒が上下方向に流れる、所謂縦流れ式のコンデンサに適用した例を示している。更に、本例の場合には、リキッドタンク24aの下流側に、コンデンサ23aと一体に構成されたサブコンデンサ53を、冷媒の流れ方向に関して、これらコンデンサ23a及びリキッドタンク24aに対し直列に設けている。上記コンデンサ23a及びサブコンデンサ53はそれぞれ、互いに間隔をあけて配置された上下1対のヘッダパイプ25a´、25b´を含んで構成される。各ヘッダパイプ25a´、25b´の一端寄り部分(図5の左寄り部分)の内側には、それぞれ隔壁(図示省略)を設けて、各ヘッダパイプ25a´、25b´の一端部(図5の左端部)内側を、気密・液密を保持した状態で仕切っている。そして、上記1対のヘッダパイプ25a´、25b´の一部で上記各隔壁よりも他端寄り部分(図5の右寄り部分)により上記コンデンサ23aを構成し、これら1対のヘッダパイプ25a´、25b´の残部で上記各隔壁よりも一端寄り部分により上記サブコンデンサ53を構成している。又、これらコンデンサ23a及びサブコンデンサ53を構成する伝熱管27a、27a及びサブ伝熱管(図示省略)は、上記1対のヘッダパイプ25a´、25b´同士の間に、水平方向に隣り合う伝熱管27a、27a及びサブ伝熱管同士の間にフィン28a、28aを挟持した状態で、上下方向に配設している。又、これら伝熱管27a、27a、サブ伝熱管及びフィン28a、28aから成るコア部29aの左右両端縁部には、それぞれサイドプレート10a、11aを設けている。
【0027】
そして、一方(図5の下方)のヘッダパイプ25a´の一端部前側面に接続ブロック30cを、他方(図5の上方)のヘッダパイプ26b´の他端部上側面には入口ブロック31aを、それぞれろう付け固定している。このうちの接続ブロック30cは、上記一方のヘッダパイプ25a´の中央寄り(図5の右寄り)に存在する吐出口と、同じく一端寄り(図5の左寄り)に存在する送り込み口とを備えている。そして、このうちの吐出口が、上記隔壁よりも上記ヘッダ25a´の中央寄り部分で、このヘッダパイプ25a´の一部内側に通じている。又、上記送り込み口は、上記隔壁よりも上記ヘッダ25a´の一端寄り部分で、このヘッダパイプ25a´の残部内側に通じている。又、本例の場合には、上記接続ブロック30cの上面48a全体を平坦にし、この上面48aの一部が支承面として機能する様にしている。更に、上記入口ブロック31aには入口ポート54を設けており、この入口ポート54を、上記他方のヘッダパイプ25b´の他端部内側に通じさせている。上記入口ポート54から送り込まれた冷媒は、図5に矢印で示す様に、上記1対のヘッダパイプ25a´、25b´の間部分を折り返しつつ流れ、上記吐出口に達する。即ち、上記入口ポート54がコンデンサ23aの上流端開口に、吐出口が下流端開口に、それぞれ相当する。又、上記送り込み口は、サブコンデンサ53の上流端開口に相当する。
【0028】
又、冷媒の流れ方向に関して、上記コンデンサ23aとサブコンデンサ53との間に直列に接続されるリキッドタンク24aを構成するケース35aの下端部には、取付ブロック36cを固定している。この取付ブロック36cは、上記接続ブロック30cに対して着脱自在としている。又、この取付ブロック36cの上半部は上記一方のヘッダパイプ25a´側に突出させると共に、この突出した部分の下面を上記上面48aと密に当接する、平坦な被支承面42aとしている。そして、これら上面48aと被支承面42aとを当接させた状態で、この取付ブロック36cの下半中央部に挿通したボルト43aを、上記取付ブロック36cの一部で上記吐出口と送り込み口との間部分に形成したねじ孔に螺合し更に緊締する事により、上記取付ブロック36cを上記接続ブロック30cに接合固定自在としている。この状態で上記リキッドタンク24aの重量は、上記接続ブロック30cにより支承される。尚、この接続ブロック30cに設けた吐出口と送り込み口とが水平方向に配置されている事に合わせて、上記取付ブロック36cの取り入れ口及び吐き出し口(図示省略)も水平方向に配置している。
【0029】
更に、前記他方のヘッダパイプ25b´の一端部上側面には、出口ポート44aを備えた出口ブロック55を固定している。この出口ポート44aは、上記他方のヘッダパイプ25b´の一端部内側に通じている。上記リキッドタンク24aを通過した冷媒は、上記サブコンデンサ53内を図5に矢印で示す様に、下側のヘッダパイプ25a´から上側のヘッダパイプ25b´に向けて流れ、上記他方のヘッダパイプ25b´の一端部内側に達する。そして、この冷媒は、上記出口ポート44aから吐出され、膨張弁4を経て、エバポレータ5(図6参照)に送られる。この様に、1対のヘッダパイプ25a´、25b´を上下に配置し、これら両ヘッダパイプ25a´、25b´同士の間に冷媒を、縦方向に流す構造にも、本発明は適用可能である。尚、図5の構造で、サブコンデンサ53を省略し、リキッドタンク24aから吐出された冷媒を、直接上記膨張弁4に送る様に構成する事もできる。
【0030】
【発明の効果】
本発明のリキッドタンクを備えたコンデンサは、以上に述べた通り構成され作用するので、
(1) 従来構造と同様に、コンデンサとリキッドタンクとを一体的に取り扱える為、エンジンルーム内部の限られた空間への設置が容易になり、しかもコンデンサとリキッドタンクとの耐振性確保を独立して行なう必要がなくなるので、設置作業の容易化を図れる。
(2) 上記(1)の効果をそのまま確保しつつ、リキッドタンクが故障した場合に、コンデンサを着脱する事なく、リキッドタンクのみを着脱する事が可能になる為、修理に要する時間の短縮及び費用の低廉化を図れる。
(3) しかも、リキッドタンクの着脱を、1本のボルトを操作するのみで行なえる為、着脱作業が容易で組立、分解、修理が容易となり、これらに要するコストの低減を図れる。
と言った、優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の第1例を、コンデンサからリキッドタンクを取り外した状態で示す略斜視図。
【図2】 図1のA部拡大図。
【図3】 本発明の実施の形態の第2例を示す、図1のA部に相当する図。
【図4】 同第3例を示す、図1のA部に相当する図。
【図5】 同第4例を示す、略斜視図。
【図6】 コンデンサ及びリキッドタンクが組み込まれる蒸気圧縮式冷凍機の回路図。
【図7】 従来のリキッドタンクを備えたコンデンサの1例を示す部分縦断正面図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ
2 コンデンサ
3 リキッドタンク
4 膨張弁
5 エバポレータ
6a、6b ヘッダパイプ
7 扁平伝熱管
8 フィン
9 コア部
10、10a、11、11a サイドプレート
12 入口管
13 冷媒移送管
14 ケース本体
15 底板
16 上板
17 小孔
18 空間
19 フィルタ
20 乾燥剤
21 抑え板
22 出口管
23、23a コンデンサ
24、24a リキッドタンク
25a、25b、25a´、25b´ ヘッダパイプ
26a、26b 隔壁
27、27a 伝熱管
28、28a フィン
29、29a コア部
30、30a、30b、30c 接続ブロック
31、31a 入口ブロック
32 吐出口
33 支承面
34 ねじ孔
35、35a ケース
36、36a、36b 取付ブロック
37 蓋板部
38 結合部
39 取り入れ口
40 Oリング
41 貫通孔
42、42a 被支承面
43、43a ボルト
44、44a 出口ポート
45 連結ブロック
46 貫通孔
47 配管
48、48a 上面
49 庇部
50 下面
51、52 上面
53 サブコンデンサ
54 入口ポート
55 出口ブロック
Claims (1)
- 次の(1)〜(6)の要件を満たす、リキッドタンクを備えたコンデンサ。
(1) コンデンサとリキッドタンクとが、冷媒の流れ方向に関して上流側から下流側に向け、互いに直列に配置されている。
(2) 上記コンデンサは、互いに間隔をあけて配置された1対のヘッダパイプと、互いに間隔をあけて配置され、それぞれが上記1対のヘッダパイプ同士を連通する複数本の伝熱管と、隣り合う伝熱管同士の間に配置されたフィンとを備える。
(3) 上記1対のヘッダパイプのうちの一方のヘッダパイプの一端部側面には、吐出口を備えた接続ブロックが固定されており、上記コンデンサの下流端はこの吐出口に通じている。
(4) 上記リキッドタンクは、上端が塞がれたケースと、このケースの下端部に固定された、上記接続ブロックに対して着脱自在な取付ブロックと、この取付ブロックの一部側面に設けられ、この取付ブロックを上記接続ブロックに接続固定した状態で上記吐出口と連通する取り入れ口と、上記取付ブロックの他部側面に設けられた吐き出し口と、上記取り入れ口にその下端部を連通させ、その上端部を上記ケースの上部内側に開口させた冷媒移送管とを備える。
(5) 上記接続ブロックには水平方向に向いたねじ孔と、このねじ孔の方向とは異なる方向である上方に向いた支承面とが、上記取付ブロックには水平方向に向いた貫通孔と、この貫通孔の方向とは異なる方向である下方に向いた被支承面とが、それぞれ設けられており、この被支承面と上記支承面とを当接させた状態で、上記ねじ孔の外端開口と上記貫通孔の一端開口とが整合する。
(6) 上記接続ブロックと取付ブロックとは、上記被支承面と支承面とを当接させた状態で、上記貫通孔を他端開口から一端開口に挿通したボルトを上記ねじ孔に螺合し更に緊締する事により接合固定されている。
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