JPH09264637A - レシーバ付き熱交換器 - Google Patents

レシーバ付き熱交換器

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JPH09264637A
JPH09264637A JP7634196A JP7634196A JPH09264637A JP H09264637 A JPH09264637 A JP H09264637A JP 7634196 A JP7634196 A JP 7634196A JP 7634196 A JP7634196 A JP 7634196A JP H09264637 A JPH09264637 A JP H09264637A
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refrigerant
heat exchanger
heat exchange
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レシーバを一体にした熱交換器において、そ
のレシーバに液冷媒吸入パイプを設けずにレシーバを細
径化,小型化したレシーバ付き熱交換器を提供する。 【解決手段】 ヘッダチューブ2の内部を仕切板8a,
8bによって3つのチャンバA,C,Fに仕切ってい
る。チャンバCには冷媒入口6,チャンバFには冷媒出
口7を設けている。また、ヘッダチューブ3の内部を仕
切板8cと9によってチャンバB,D,Eに仕切ってい
る。チャンバBとEの側面にはレシーバ接続用フランジ
11を挿入し、レシーバヘッダ21を介してレシーバ本
体18を固定してある。レシーバ接続用フランジ11と
レシーバヘッダ21には入口通路16及び出口通路17
が穿設されており、チャンバBを経て入口通路16から
入った液冷媒はレシーバ18内を重力で落下し出口通路
17からチャンバE、熱交換チューブ4、チャンバFを
経て冷媒出口7から導き出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置のコ
ンデンサ用に使用して好適な熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置のコンデンサ用に
使用される熱交換器の正面図を図5に、本車両用空調装
置の略示的冷媒系統図を図6に示す。図5に示すよう
に、この種熱交換器1は、両サイド一対のヘッダチュー
ブ2および3と、これら一対のヘッダチューブ間に多数
の並列状に渡された熱交換チューブ4と、隣り合う熱交
換チューブ間に介在されたコルゲートフィン5とを備え
て形成されている。
【0003】上記ヘッダチューブ2および3の片方側、
例えば、ヘッダチューブ2の上部位置に冷媒入口6を設
置するとともに、本ヘッダチューブ2の中央部の内部に
仕切板8を嵌入して、ヘッダチューブ2の内部を上下に
仕切り、該ヘッダチューブ2の仕切られた下側部の下部
位置に冷媒出口7を設置している。
【0004】以上により、図示してないコンプレッサに
て圧縮された高圧の冷媒は、高圧用冷媒ホースを経て上
記熱交換器1の冷媒入口6からヘッダチューブ2に送ら
れ、仕切板8にて仕切られたヘッダチューブ2の上側部
分から並列状に渡された複数の熱交換チューブ4を通過
してヘッダチューブ3に入る。
【0005】そしてヘッダチューブ3から同じく並列状
に渡された複数の熱交換チューブ4を通過して、仕切板
8にて仕切られたヘッダチューブ2の下側部分に圧送さ
れ、冷媒出口7から吐出される。以上のように流れる冷
媒は、冷媒入口6から多数の熱交換チューブ4を通過す
る過程で、隣り合う熱交換チューブ間に介在されたコル
ゲートフィン5にて熱交換される。
【0006】一般に車両用空調装置では、車両用空調装
置の略示的冷媒系統図の図6に示すように、本空調装置
を構成する機能部品の大半は、高温にさらされる車両エ
ンジンルーム内に配設されている。図6において、エン
ジンの側面に装着され、本エンジンにより、伝導ベルト
を介して駆動されるコンプレッサから圧送された冷媒
は、高圧用冷媒ホースを経てコンデンサ1に入る。
【0007】コンデンサ1にて熱交換した冷媒は、コン
デンサ冷媒出口7から出て、本コンデンサとは離して、
車両エンジンルームに配設されたレシーバ18に、本コ
ンデンサ冷媒出口7とレシーバ入口を配管する冷媒パイ
プAを介して送り込まれる。次いで、レシーバ出口から
冷媒パイプBを経て、車両室内に配設された膨張弁で断
熱膨張し冷却した冷媒は、エバポレータにて熱交換され
た後、低圧用冷媒ホースからコンプレッサに吸入され
て、本空調装置のサイクルは完了する。
【0008】図7にレシーバ18を示す。181は冷媒
入口,182は乾燥材,183はフィルタ,184は冷
媒吸入パイプ,185は冷媒出口を示す。また、従来の
熱交換器とレシーバ一体形の例を図8と図9に示してい
る。図9は図8の要部拡大図である。
【0009】図8および図9において、熱交換器1は、
両サイド一対のヘッダチューブ2および3と、これら一
対のヘッダチューブ2,3間を多数の並列状に渡された
熱交換チューブ4と、隣り合う熱交換チューブ間に介在
されたコルゲートフィン5及びレシーバ本体18とによ
って構成されている。
【0010】レシーバ本体18は、上端をヘッダチュー
ブ3の上端部又は上部位置側面に装備されたレシーバ固
定ブラケット10に固定ボルト19により締結固定さ
れ、下端部を、ヘッダチューブ3の下部位置に装備され
たレシーバ接続用フランジ11と固定ボルト20により
直接接続されて、熱交換器1と一体構造として構成され
ている。
【0011】ヘッダチューブ2は、上部位置に冷媒入口
6を、下部位置に冷媒出口7を設置し、冷媒入口6と冷
媒出口7の間のヘッダチューブ2に適度な間隔を保っ
て、仕切板8a、及び8bを嵌入固定し、ヘッダチュー
ブ2内の冷媒通路を、3つのチャンバA,C,及びFに
仕切っている。
【0012】ヘッダチューブ3には、ヘッダチューブ2
の仕切板8a及び8bの間隔のほぼ中間部に相対する位
置に仕切板8cを嵌入固定し、ヘッダチューブ3内の冷
媒通路を、2つのチャンバB及びDに仕切っている。さ
らに、ヘッダチューブ3のチャンバDの側面部に、冷媒
通路孔12および13を穿ち、その冷媒通路孔12,1
3は仕切板9により、ヘッダチューブ内で仕切られ、ヘ
ッダチューブ3の冷媒通路にチャンバEが形成されてい
る。
【0013】上記冷媒通路孔12および13に嵌合し、
ヘッダチューブ3に溶接接続されたレシーバ接続用フラ
ンジ11は、冷媒通路孔12と連通する第一冷媒通路1
4と冷媒通路孔13と連通する第二冷媒通路15が穿設
されているとともに、レシーバ本体18の下端部に組込
み溶接されてレシーバ冷媒出入口を形成しているレシー
バヘッダ21を介してレシーバ本体18を固定ボルト2
0によって締結固定するフランジ面を有し、さらに本固
定ボルト20用ネジ加工が施されている。
【0014】上記レシーバ接続用フランジ11のフラン
ジ面には、上記レシーバヘッダ21との接続における冷
媒の洩れ防止用のOリング等のシ−ルが組込まれる構造
となっている。
【0015】レシーバヘッダ21には、レシーバ入口通
路16及びレシーバ出口通路17が穿設されており、レ
シーバヘッダ21がヘッダチューブ3のレシーバ接続用
フランジ11に接続されると、レシーバ入口通路16は
レシーバ接続用フランジ11の第一冷媒通路14と連通
し、レシーバ出口通路17はレシーバ接続用フランジ1
1の第二冷媒通路15と連通する。
【0016】ヘッダチューブ3の下方部位置の内部に形
成されたチャンバEは、この部位から並列状に渡された
複数の熱交換チューブによって、ヘッダチューブ2の内
部の最下部に形成されたチャンバFと接続し、本チャン
バFには熱交換器1の冷媒出口7が設置されている。
【0017】レシーバ入口通路16からレシーバ18に
入った冷媒は冷媒吸入パイプ184,フィルタ183を
通り、乾燥材182を通って冷媒出口通路17に導びか
れる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図7および図8,図9
に示した従来のレシーバでは、レシーバに入った冷媒を
乾燥材182を通過させ、冷媒が含有した水分を乾燥材
に吸わせて除去させる必要があるため、またレシーバ出
口の冷媒は、レシーバ下部に溜った液状冷媒とし、後流
の膨脹弁(図示せず)に導く必要があることから、冷媒
吸入パイプ184は必要不可欠であった。このため、そ
のパイプを挿入する必要上レシーバの径は太く、大きく
なり、コストもアップするという欠点があった。
【0019】本発明は、レシーバを一体にした熱交換器
において、そのレシーバに液冷媒吸入パイプを設けずに
レシーバを細径化,小型化したレシーバ付き熱交換器を
提供することを課題としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、間に多数の熱交換チューブが平行に接続
されている一対のヘッダの中の一方のヘッダの一端側に
所定数の前記熱交換チューブと連通するチャンバーを仕
切りを設けて形成し、同チャンバーに冷媒出口を設け、
他の部分に冷媒入口を設けると共に前記他方のヘッダの
一端側に前記仕切りと対応する位置に仕切りを設けてチ
ャンバーを形成する。
【0021】そして前記冷媒入口から一方のヘッダに流
入した冷媒を少なくとも1パス以上前記熱交換チューブ
内を通過させて前記他方のヘッダの他端側に導き、同他
方のヘッダの他端側に入口通路、一端側の前記チャンバ
ーに出口通路を介して連通され、同入口通路側から入っ
た冷媒が重力により落下して出口通路側に至る構成のレ
シーバを前記他方のヘッダに固定設置してなるレシーバ
付き熱交換器を提供する。
【0022】この本発明によるレシーバ付き熱交換器で
は、前記した他方のヘッダの一端側と他端側とにフラン
ジを設け、それらフランジ間に前記レシーバをボルトを
介して締付け固定した構造とすることができる。
【0023】また、本発明は、前記課題を解決するた
め、好ましくは隔壁により隔離された複数の冷媒通路を
形成した断面形状をもつ偏平熱交換チューブを蛇行成形
してなる熱交換器において、同熱交換器の最下位に位置
する熱交換チューブを上方の蛇行成形された熱交換チュ
ーブと区画し、同熱交換器の一方側において、前記最下
位に位置する熱交換チューブの一端に冷媒出口、その上
方の熱交換チューブに冷媒入口を設ける。
【0024】更に、熱交換器の他方側において上方の蛇
行成形された熱交換チューブの上方端部に入口通路、前
記最下位に位置する熱交換チューブの他端に出口通路を
介して連通され、同入口通路側から入った冷媒が重力に
より落下して出口通路側に至る構成のレシーバを固定設
置してなるレシーバ付き熱交換器を提供する。
【0025】この本発明によるレシーバ付き熱交換器で
は、前記蛇行成形された熱交換チューブの上方端部及び
前記最下位に位置する熱交換チューブの他端にそれぞれ
フランジを有する接手チューブを設け、同接手チューブ
のフランジ間に前記レシーバをボルトを介して締付け固
定した構成とすることができる。
【0026】前記した本発明のいづれのレシーバ付き熱
交換器においても、そのレシーバ内に冷媒中の水分を吸
着する乾燥材を充填したものとすることができる。
【0027】このように構成した本発明のレシーバ付き
熱交換器においては、熱交換器の冷媒入口から入った冷
媒は、熱交換チューブ間に介在されたコルゲートフィン
により熱交換され液冷媒化し、熱交換器側面の入口通路
を通ってレシーバ上部に導入される。レシーバに入った
冷媒液は重力によりレシーバ内を落下し、必要に応じて
充填された乾燥材を通過し、レシーバ下部に貯溜され
る。
【0028】この液冷媒はレシーバ下端の出口通路より
導出され、熱交換器下端の熱交換チューブを通過する間
に、コルゲートフィンにより更に熱交換され、冷媒は過
冷却されて、熱交換器を冷媒出口から出て行く。
【0029】このように本発明によるレシーバ付き熱交
換器では、従来のレシーバにあった冷媒吸入パイプがな
いため、レシーバは細径化,小型化可能となる。またコ
ストダウンが計れる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるレシーバ一体
型熱交換器について図1〜図4に示した実施の形態に基
づいて具体的に説明する。なお、以下の実施の形態にお
いて、図5〜図9に示した従来の装置と同じ構成の部分
には説明を簡単にするため同じ符号を付してある。
【0031】(第1実施形態)本発明の第1実施形態が
図1及び図2に示され、図1は熱交換器の正面図、図2
は、熱交換器、レシーバ接続部の拡大断面図である。図
1および図2において、熱交換器1は、両サイド一対の
ヘッダチューブ2および3と、これら一対のヘッダチュ
ーブ2,3間を多数の並列状に渡された熱交換チューブ
4と、隣り合う熱交換チューブ間に介在されたコルゲー
トフィン5及びヘッダチューブ3に取付けられたレシー
バ本体18とによって主として構成されている。
【0032】レシーバ本体18は、上端をヘッダチュー
ブ3の上部位置に装備されたレシーバ接続用フランジ1
1に固定ボルト19により締結固定され、また、本体下
端部が、ヘッダチューブ3の下部位置に装備されたレシ
ーバ接続用フランジ11と固定ボルト20により直接接
続されて、熱交換器1と一体構造とされている。
【0033】ヘッダチューブ2には下部位置に冷媒出口
7を、その上に冷媒入口6を設置するとともに適当な間
隔を保って、仕切板8a及び8bを嵌入固定し、3つの
チャンバA、C、Fに仕切っている。またヘッダチュー
ブ3にはヘッダチューブ2の仕切板8aと上端との中間
位置に仕切板8cを、下方に仕切板9を嵌入固定しヘッ
ダチューブ3内の冷媒通路をチャンバB、D、Eに仕切
っている。
【0034】チャンバBとEの側面にはレシーバ接続用
フランジ11を挿入し、レシーバヘッダ21を介してレ
シーバ本体18を固定ボルト19と20でヘッダ3に締
結固定している。レシーバ接続用フランジ11とレシー
バヘッダ21には冷媒通路としてレシーバ入口通路16
及びレシーバ出口通路17が穿設されている。またレシ
ーバ接続用フランジ11とレシーバヘッダ21の間には
Oリングを挿入し冷媒の洩れを防ぐ構造となっている。
【0035】この熱交換器とレシーバを一体形構造とし
たものでは、冷媒入口6から入った冷媒はチャンバC,
熱交換チューブ4,チャンバD,熱交換チューブ4,チ
ャンバA,熱交換チューブ4をへてチャンバBに入い
る。その間に熱交換し液状となった冷媒はレシーバ入口
通路16を通ってレシーバ本体18に入いり重力で落下
し乾燥材182,レシーバ出口通路17,チャンバE,
熱交換チューブ4をへてチャンバFから冷媒出口7に導
びかれる。
【0036】(第2実施形態)本発明の第2実施形態が
図3および図4に示されている。図3は、熱交換器の正
面図、図4は、熱交換器、レシーバ接続部拡大断面図で
ある。
【0037】隔壁により隔離された複数の冷媒通路を形
成した断面形状の、連続押出し成形した偏平チューブを
図3に示すように、サーペンタイン成形した熱交換チュ
ーブ4と、隣り合う熱交換チューブの間に介在されたコ
ルゲートフィン5とからなる熱交換器1に剛性を維持す
るためのサイドチャンネル22および23を組みつけた
構成となっており、レシーバ本体18は、一体となった
レシーバヘッダ21と、熱交換チューブ4の端に接続さ
れた接手チューブ24と25,それに挿入されたレシー
バ接続フランジ11をボルト19と20で締結してい
る。
【0038】この熱交換器とレシーバを一体構造とした
ものでは、冷媒入口6から入った冷媒は、熱交換チュー
ブ4を通過する間に冷却され、液状となって接手チュー
ブ24,レシーバ接続フランジ11とレシーバヘッダ2
1の内部に設けられたレシーバ入口通路16を通ってレ
シーバ本体18に入いる。
【0039】液冷媒は重力で落下し、乾燥材182を通
ってレシーバ本体18の下部に貯溜される。その液冷媒
はレシーバヘッダ21,レシーバ接続フランジ11の内
部に設けられたレシーバ出口通路17,接手チューブ2
5を通って熱交換チューブ4で過冷却され、冷媒出口7
に導びかれる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるレシ
ーバ付き熱交換器では、熱交換器の側部に上方を入口通
路、下方を出口通路を介して連通したレシーバを一体に
固定設置しており、熱交換器の冷媒入口から入った冷媒
は、熱交換チューブ間に介在されたコルゲートフィンに
より熱交換され液冷媒化し、熱交換器側面の上方の入口
通路を通ってレシーバ上部に導入される。
【0041】冷媒液はレシーバ内を重力により落下し、
レシーバ下部に貯溜される。この液冷媒はレシーバ下端
の出口通路より導出され、熱交換器下端の熱交換チュー
ブを通過する間に、コルゲートフィンにより更に熱交換
され、冷媒は過冷却されて、熱交換器を冷媒出口から出
て行く。
【0042】本構造の熱交換器と一体になったレシーバ
では、従来のレシーバにあった冷媒吸入パイプがないた
め、レシーバは細径化,小型化可能となる。またコスト
ダウンが計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る熱交換器の正面
図。
【図2】図1に示した熱交換器の要部拡大図で(イ)は
断面図、(ロ)は側面図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る熱交換器の正面
図。
【図4】図3に示した熱交換器の要部拡大図で(イ)は
断面図、(ロ)は側面図。
【図5】従来の熱交換器を示す正面図。
【図6】従来の車両用空調装置の略示的冷媒系統図。
【図7】従来のレシーバの構造を示す断面図。
【図8】従来の熱交換器とレシーバを一体構造とした熱
交換器の正面図。
【図9】図8に示した熱交換器の要部拡大図で、(イ)
は断面図、(ロ)は側面図。
【符号の説明】
1 熱交換器 2,3 ヘッダチューブ 4 熱交換チューブ 5 コルゲートフィン 6 冷媒入口 7 冷媒出口 10 レシーバ固定ブラケット 11 レシーバ接続フランジ 18 レシーバ本体 21 レシーバヘッダ 22,23 サイドチャンネル 24,25 接手チューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のヘッダ間に多数の熱交換チューブ
    を平行に接続し、その間にフィンを設けてなる熱交換器
    において、前記一対のヘッダの中の一方のヘッダの一端
    側に所定数の前記熱交換チューブと連通するチャンバー
    を仕切りを設けて形成し、動チャンバーに冷媒出口を設
    け、他の部分に冷媒入口を設けると共に、前記他方のヘ
    ッダの一端側に前記仕切りと対応する位置ち仕切りを設
    けてチャンバーを形成し、前記冷媒入口から一方のヘッ
    ダに流入した冷媒を少なくとも1パス以上前記熱交換チ
    ューブ内を通過させて前記他方のヘッダの他端側に導
    き、同他方のヘッダの他端側に入口通路、一端側の前記
    チャンバーに出口通路を介して連通され、同入口通路側
    から入った冷媒が重力により落下して出口通路側に至る
    構成のレシーバを前記他方のヘッダに固定設置したこと
    を特徴とするレシーバ付き熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記他方のヘッダの一端側と他端側とに
    フランジを設け、同フランジ間に前記レシーバをボルト
    を介して締付け固定したことを特徴とする請求項1記載
    のレシーバ付き熱交換器。
  3. 【請求項3】 蛇行成形された偏平熱交換チューブの隣
    合う熱交換チューブ間にフィンを設けてなる熱交換器に
    おいて、同熱交換器の最下位に位置する熱交換チューブ
    を上方の蛇行成形された熱交換チューブと区画し、同熱
    交換器の一方側において、前記最下位に位置する熱交換
    チューブの一端に冷媒出口、その上方の熱交換チューブ
    に冷媒入口を設けると共に、同熱交換器の他方側におい
    て上方の蛇行成形された熱交換チューブの上方端部に入
    口通路、前記最下位に位置する熱交換チューブの他端に
    出口通路を介して連通され、同入口通路側から入った冷
    媒が重力により落下して出口通路側に至る構成のレシー
    バを固定設置したことを特徴とするレシーバ付き熱交換
    器。
  4. 【請求項4】 前記蛇行成形された熱交換チューブの上
    方端部及び前記最下位に位置する熱交換チューブの他端
    にそれぞれフランジを有する接手チューブを設け、同接
    手チューブのフランジ間に前記レシーバをボルトを介し
    て締付け固定したことを特徴とする請求項3記載のレシ
    ーバ付き熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記レシーバ内に水分を吸着する乾燥材
    を充填してなることを特徴とする請求項1又は3記載の
    レシーバ付き熱交換器。
JP07634196A 1996-03-29 1996-03-29 レシーバ付き熱交換器 Expired - Lifetime JP3217691B2 (ja)

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