JPH09303906A - コンデンサのヘッダとリキッドタンクとの結合装置 - Google Patents

コンデンサのヘッダとリキッドタンクとの結合装置

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JPH09303906A
JPH09303906A JP12059196A JP12059196A JPH09303906A JP H09303906 A JPH09303906 A JP H09303906A JP 12059196 A JP12059196 A JP 12059196A JP 12059196 A JP12059196 A JP 12059196A JP H09303906 A JPH09303906 A JP H09303906A
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JP
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liquid tank
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condenser
fixed
headers
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JP12059196A
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Hideo Kobayashi
秀雄 小林
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25B2339/04Details of condensers
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    • F25B2339/0446Condensers with an integrated receiver characterised by the refrigerant tubes connecting the header of the condenser to the receiver; Inlet or outlet connections to receiver
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25B2500/01Geometry problems, e.g. for reducing size

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンデンサ2に対するリキッドタンク3の組
み付けを容易にすると共に、部品点数の減少を図る。 【構成】 ヘッダ6bの上部側面に、支持ブラケット2
8を固定する。この支持ブラケット28の支持腕部29
を介して、ヘッダ6bとリキッドタンク3の上端部とを
結合する。ヘッダ6bの下部側面とリキッドタンク3の
下端部とを、冷媒の流通自在として結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のコンデンサのヘッダとリ
キッドタンクとの結合装置は、自動車用空調機を構成す
る蒸気圧縮式冷凍機のコンプレッサとエバポレータとの
間に直列に組み込まれた状態で使用するコンデンサのヘ
ッダとリキッドタンクとを結合するのに利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車室内の冷房や除湿を行なう自動車
用空調機には、蒸気圧縮式冷凍機が組み込まれている。
図9は、特開平4−95522号公報に記載された、蒸
気圧縮式冷凍機の基本構成を示す回路図である。コンプ
レッサ1から吐出された高温・高圧のガス状冷媒は、コ
ンデンサ2を通過する間に空気との間で熱交換を行なっ
て温度低下し、凝縮液化する。この結果生じた液状の冷
媒は、一度リキッドタンク3に溜められてから、膨張弁
4を介してエバポレータ5に送られ、このエバポレータ
5内で蒸発する。エバポレータ5の温度は、蒸発潜熱を
奪われて低下する為、このエバポレータ5に空調用の空
気を通過させれば、この空気の温度を低下させると同時
に、この空気中に含まれる水蒸気を取り除く事ができ
る。エバポレータ5内で蒸発気化した冷媒は、上記コン
プレッサ1に吸引されて圧縮され、再び上記サイクルを
繰り返す。
【0003】この様な、自動車用空調機の蒸気圧縮式冷
凍機を構成するリキッドタンク3は、従来、コンデンサ
2とは独立して造られたものを、このコンデンサ2とエ
バポレータ5とを結ぶ配管の途中に接続していた。とこ
ろが、この様にリキッドタンク3をコンデンサ2と別個
に構成した場合、このリキッドタンク3の設置スペース
が嵩むばかりでなく、このリキッドタンク3を、上記コ
ンデンサ2とは独立して、十分な耐振性を持たせて車体
に取り付ける必要がある。
【0004】この様な面倒を解決する為に従来から、例
えば、図10〜11に示す様に、リキッドタンク3とコ
ンデンサ2とを一体的に取り扱える様に、互いに結合固
定する構造が提案されている。この構造を構成するコン
デンサ2は、互いに水平方向(図10の左右方向)に間
隔をあけてそれぞれ鉛直方向(図10の上下方向)に配
置された、左右1対のヘッダ6a、6bを有する。この
1対のヘッダ6a、6bの間には、複数の扁平伝熱管
7、7とコルゲート型のフィン8、8とを上下方向に亙
り交互に配置して、コア部9を構成している。これら扁
平伝熱管7、7の両端部は、それぞれ上記1対のヘッダ
6a、6bを気密且つ液密に貫通させて、それぞれの内
側流路をこれら各ヘッダ6a、6bの内部に連通させて
いる。又、上記コア部9の上下両側には、それぞれサイ
ドプレート10、11を設け、その両端部(図10の左
右両端部)を、それぞれヘッダ6a、6bの上下両端部
に結合固定している。
【0005】更に、上記ヘッダ6a、6bのうち、一方
のヘッダ6aの上端部には、冷媒を送り込む為の入口管
13が接続される入口ブロック12を、ろう付け等によ
り固定している。又、他方のヘッダ6bの下端部には接
続ブロック14を、同じく上端部にはブラケット15
を、それぞれろう付け等により固定している。上記接続
ブロック14は、図11に示す様に、ヘッダ6bの内部
と連通した吐出口16と有底のねじ孔17とを有する。
又、上記各ヘッダ6a、6bの上下両端開口は、それぞ
れ蓋体18、18により気密且つ液密に塞いでいる。
【0006】一方、リキッドタンク3は、管状のケース
19の上下両端開口に、それぞれ蓋体20、20を被着
する事により、これら上下両端開口をそれぞれ気密且つ
液密に塞いでいる。更に、ケース19の下端開口を塞ぐ
蓋体20の下端面には、取付ブロック25を、溶接等に
より固着している。この取付ブロック25は、先端にO
リング21を設けた取り入れ口22と、出口ポート23
と、貫通孔24とを備える。これら取り入れ口22の基
端部及び出口ポート23の基端部は、それぞれ上記蓋体
20を貫通して、ケース19の内部に通じている。
【0007】この様に構成されるリキッドタンク3を、
上記ヘッダ6bの側面に結合する場合、上記取り入れ口
22を、上記吐出口16に挿入して、接続ブロック14
と取付ブロック25とを密着させる。この状態で、上記
貫通孔24にボルト26を挿通し、接続ブロック14の
ねじ孔17に螺合・緊締して、取付ブロック25を接続
ブロック14に固定する。これと共に、リキッドタンク
3を構成するケース19の上端部に巻付け支持したクラ
ンプ27を、上記ヘッダ6bに固定したブラケット15
にねじ止め固定する。この結果、コンデンサ2とリキッ
ドタンク3とが着脱自在に結合される。尚、上述した構
造と同様、リキッドタンクを一体に構成したコンデンサ
が、実開平3−14575号公報に記載されている。
【0008】上述の様に構成される、リキッドタンク3
を一体的に結合したコンデンサ2の作動時には、上記扁
平伝熱管7、7内を流れる冷媒が、コア部9を図10の
表裏方向に亙って流れる空気と熱交換し、上記冷媒が凝
縮液化する。即ち、上記入口管13から送り込まれた冷
媒は、このヘッダ6aと他方のヘッダ6bとの間を行き
来しつつ、上記コア部9を構成する扁平伝熱管7、7を
流れ、その間に上記空気と熱交換する事により凝縮液化
する。この結果生じた液状の冷媒は、上記他方のヘッダ
6bの下端に溜り、接続ブロック14及び取付ブロック
25を通過してリキッドタンク3の上部に送り込まれ
る。この様にしてリキッドタンク3の上部に送り込まれ
た冷媒は、このリキッドタンク3内を流下する間に、水
分や異物が除去される。そして、この様な水分や異物を
除去された清浄な冷媒は、上記出口ポート23から、図
示しない配管を介して膨張弁4、エバポレータ5(図9
参照)側へと送り出される。
【0009】この様な、リキッドタンク3を一体的に結
合したコンデンサ2に於いては、コンデンサ2とリキッ
ドタンク3とを一体的に取り扱える為、エンジンルーム
内部の限られた空間への設置が容易となり、しかもコン
デンサ2とリキッドタンク3との耐振性確保を考慮した
取り付けをそれぞれ独立して行なう必要がなくなるの
で、設置作業の容易化を図れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する、リキッドタンク3を一体的に結合したコンデン
サ2の場合、リキッドタンク3をコンデンサ2に結合す
る為のクランプ27は、リキッドタンク3に支持固定し
た後に、ヘッダ6bに固設されたブラケット15にねじ
止め固定する。この為、コンデンサ2にリキッドタンク
3を固定する場合、先ず、上記取り入れ口22を上記吐
出口16に挿通した後、上記クランプ27を上記ブラケ
ット15に仮固定する。次いで、ボルト26を上記貫通
孔24に挿通し、更にねじ孔17に螺合緊締する事によ
り、取付ブロック25を接続ブロック14に固定する。
この後、上記クランプ27をブラケット15に固定す
る。コンデンサ2に一体に結合されたリキッドタンク3
を取り外す作業は、結合する場合と逆に行なう。リキッ
ドタンク3とヘッダ6bとの上端部同士の結合(分離)
は、上述の様に行なわれる為、リキッドタンク3をコン
デンサ2に対して結合(或は分離)する際の作業性が悪
く、しかも、部品点数が増してコスト高の原因となる等
の不都合があった。本発明のコンデンサのヘッダとリキ
ッドタンクとの結合装置は、この様な事情に鑑みて発明
したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコンデンサのヘ
ッダとリキッドタンクとの結合装置は、ほぼ鉛直方向に
配置されてコンデンサを構成する管状のヘッダの上部側
面と、このヘッダとの間での冷媒の流通を自在としてこ
のヘッダの下部側面にその下端部を結合されたリキッド
タンクの上端部とを結合するものである。この様な本発
明のコンデンサのヘッダとリキッドタンクとの結合装置
にあっては、上記ヘッダの上部側面にその基端部を結合
固定すると共に、その支持腕部を上記ヘッダの上部側面
からほぼ水平方向に延出させた支持ブラケットと、上記
支持腕部に、この支持腕部の上面と下面とを連通させる
状態で形成された連通部と、上記リキッドタンクの上端
面に設けられた少なくとも1個のねじ孔と、上記連通部
を上方から下方に挿通して上記ねじ孔に螺合し緊締した
少なくとも1本のボルトとを備えている。
【0012】
【作用】上述の様に構成される本発明のコンデンサのヘ
ッダとリキッドタンクとの結合装置により、コンデンサ
のヘッダの上部側面に対してリキッドタンクの上端部を
結合固定する場合、次の様に行なう。先ず、ヘッダの上
部側面にその基端部を固定した支持ブラケットの支持腕
部の下面と、リキッドタンクの上端面とを対向させ、支
持腕部の連通部と上記リキッドタンク上端面のねじ孔と
を整合させる。この際、上記リキッドタンクの下端部を
ヘッダの下端部側面と結合する。この状態で、ボルト
を、上記連通部を上方から下方に挿通して上記ねじ孔に
螺合し緊締する事により、リキッドタンクの上端面を支
持ブラケットに支持する。この結果、リキッドタンクの
上端部が、上記支持ブラケットを介してコンデンサのヘ
ッダの上部側面に、確実に支持固定される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。本例に於けるコンデンサ2は、
図10に示した従来のコンデンサと同様、互いに水平方
向(図1の左右方向)に間隔をあけてそれぞれ鉛直方向
(図1の上下方向)に配置された左右1対のヘッダ6
a、6bと、この1対のヘッダ6a、6b同士の間に、
それぞれ上下方向に亙り交互に配置する事によってコア
部9を構成する複数の扁平伝熱管7、7及びコルゲート
型のフィン8、8と、上記コア部9の上下両側にそれぞ
れ設けられたサイドプレート10、11とを備えてい
る。これら構成各部材は、何れもアルミニウム合金製
で、それぞれが互いにろう付けされて一体化されてい
る。尚、上記1対のヘッダ6a、6bの上下両端開口
は、蓋体18、18により気密且つ液密に塞いでいる。
【0014】上記ヘッダ6a、6bのうち、一方(図1
の左方)のヘッダ6aの上端部には、冷媒を送り込む為
の入口管13が接続される入口ブロック12を、ろう付
け等により固定している。又、他方(図1の右方)のヘ
ッダ6bの下部側面には接続ブロック14を、上部側面
には水平方向に延出させた支持ブラケット28を、それ
ぞれろう付け等により固定している。この接続ブロック
14は、前述した従来構造と同様、図11に示した様
に、ヘッダ6bの内部に連通した吐出口16と、有底の
ねじ孔17とを備える。又、上記支持ブラケット28
は、上記リキッドタンク3の上端開口部を塞ぐ蓋体20
aの上面に係止する支持腕部29と、ヘッダ6bの上部
側面に結合固定される基端部30とを備える。この様な
支持ブラケット28は、以下の様に形成される。即ち、
先ず、アルミニウム合金等の板材を、図4に示す形状に
打ち抜き形成する。幅寸法(図4の上下方向寸法)の小
さい一端側(図4の左端側)が上記支持腕部29とな
り、他端部(図4の右端部)が上記基端部30となる。
上記一端側には、この一端縁に開口するスリット31を
形成している。このスリット31が、特許請求の範囲に
記載された連通部である。この様に打ち抜き形成された
素材の、上記スリット31を外れた中央部を境として、
その一端側と他端側とのうちの何れか一方の側をほぼ9
0度捩り、一端側と他端側とを図1〜3に示す様に互い
に直交させた状態とする。更に、上記他端部を、上記ヘ
ッダ6bの外周面とほぼ合致する円弧形とする。この円
弧形とした部分が基端部30となる。
【0015】上記リキッドタンク3は、管状のケース1
9と、このケース19の下端開口を塞ぐ蓋体20と、上
端開口を塞ぐ蓋体20aとにより構成されている。上記
蓋体20の下端面には、前述した従来構造と同様、先端
にOリング21を有する取り入れ口22(図11参照。
図1〜4には省略。)と、出口ポート23と、貫通孔2
4とを備えた取付ブロック25が、溶接等により固着さ
れている。上記取り入れ口22の基端部及び出口ポート
23の基端部は、上記蓋体20を貫通し、ケース19の
内部に連通している。一方、上記リキッドタンク3の上
端部である上記蓋体20aの上面には、この上面に開口
する有底の2個のねじ孔(図示せず)と、所定温度、所
定圧力以上になった時に内部の冷媒を逃す為の可溶栓3
2と、内部圧を検出してコンプレッサへの駆動力をO
N、OFFする圧力スイッチ33とが取り付けられてい
る。上記ねじ孔は、上記蓋体20aの上面の直径上に互
いに離隔して設けられている。これらねじ孔の径(谷
径)は、上記スリット31の幅とほぼ等しいか、僅かに
小さい。又、可溶栓32及び圧力スイッチ33は、上記
ねじ孔同士を結ぶ直線の両側に配置されている。
【0016】それぞれ上述の様に構成されるコンデンサ
2とリキッドタンク3とを一体的に結合する場合、先
ず、上記蓋体20aのねじ孔にそれぞれボルト36、3
6の先端部を螺合して仮固定する。次いで、支持ブラケ
ット28の支持腕部29を蓋体20aの上面に、上記ボ
ルト36、36のねじ部がスリット31内に挿通する状
態で配置する。この状態で支持ブラケット28は、ボル
ト36、36に対し若干の変位自在である。又、この際
に上記取り入れ口22を、上記吐出口16に挿入する。
この状態で、前記図11に示す様にボルト26を上記貫
通孔24に挿通し、更に、このボルト26を接続ブロッ
ク14のねじ孔17に螺合し緊締する。この緊締後、上
記仮固定したボルト36、36を緊締する。この結果、
リキッドタンク3とヘッダ6bとの下端部同士が結合さ
れた状態で、このリキッドタンク3の上端部とヘッダ6
bの上部側面とが結合され、両部材3a、6bが確実且
つ不動に結合される。
【0017】本例の結合装置の場合、上述した様にスリ
ット31に挿通したボルト36、36を緊締するのみで
リキッドタンク3の上端部をコンデンサ2に結合できる
為、互いの結合作業が簡単で、しかも確実に行なえる。
又、接続ブロック14に対する取付ブロック25の結合
作業も、取り入れ口22の吐出口16への押し込みと、
一本のボルト26の緊締とで済む。従って、リキッドタ
ンク一体型のコンデンサの組み立てが容易となる。修
理、交換等の為にリキッドタンク3をコンデンサ2から
取り外す作業も、上記ボルト36、36を緩める事によ
り簡単に行なえる。更に、上記支持ブラケット28は板
材をプレス加工する事によって形成できる為、容易且つ
安価に製作できる。尚、ヘッダ6bを、アルミニウム合
金のろう材を積層したクラッド材により造れば、コア部
のろう付けと同時に、ヘッダ6bと支持ブラケット28
とを炉中でろう付けできる。
【0018】次に図5〜6は、本発明の実施の形態の第
2例を示している。本例の場合、コンデンサ2とリキッ
ドタンク3とを結合する支持ブラケット28aを次の様
に構成している。即ち、この支持ブラケット28aは、
上述した第1例の場合と同様、支持腕部29aと基端部
30とを備えている。支持腕部29aには1対の膨出部
が形成されており、これら膨出部に形成した円孔状部分
を、リキッドタンク3を構成するケース19の上端開口
部を塞ぐ蓋体20aに形成したねじ孔(図示せず)に対
向させる。又、上記支持腕部29aの幅方向(図6の上
下方向)中央部には、スリット31を形成している。更
に、上記基端部30は、ヘッダ6bの外周面とほぼ合致
する円弧面としている。この様な支持ブラケット28a
は、アルミニウム合金等の金属材を押し出し成形する事
により造られる。
【0019】上述の様に形成された支持ブラケット28
aは、図5に示す様に、支持腕部29aを水平方向に延
出させた状態で、その基端部30をヘッダ6bの上部側
面にろう付け等により固定する。そして、上記支持腕部
29aの下面と上記蓋体20aの上面とを当接させた状
態で、ボルト36、36を、上記蓋体20aのねじ孔に
それぞれ螺合・緊締する事により、上記リキッドタンク
3の上端部を支持する。その他の構成並びに作用は、リ
キッドタンク3とヘッダ6bとの結合工程を含めて、上
述の第1例と同様である。特に本例の支持ブラケット2
8aは、押し出し成形によって形成され、その全体が厚
肉に形成されている為、剛性が大きい。本例の場合も、
ヘッダ6bを、アルミニウム合金のろう材を積層したク
ラッド材により造れば、コア部のろう付けと同時に、ヘ
ッダ6bと支持ブラケット28aとを炉中でろう付けで
きる。
【0020】次に、図7〜8は本発明の実施の形態の第
3例に使用する支持ブラケット28bを示している。上
述の第1〜2例に於ける支持ブラケット28、28a
(図1、2、3、5、6)が、スリット31によって連
通部を構成していたのに対し、本例に於ける支持ブラケ
ット28bは、上記連通部を、それぞれのボルト36、
36を挿通する独立した貫通孔34、34により構成し
ている。又、本例に於いては、支持腕部29bの先端部
(図7〜8の左端部)下面に面取り部35を設けてい
る。
【0021】支持ブラケット28bを上述の様に構成す
る為、この支持ブラケット28bを用いてリキッドタン
ク3(図1、2、5)の上端部を支持する場合、ヘッダ
6b(図1、2、5)の下部側面とリキッドタンク3の
下端部とを、前記接続ブロック14及び取付ブロック2
5等を介して結合させた後、上記蓋体20aに形成した
ねじ孔にボルト36、36をそれぞれ螺合し緊締する。
更に、本例の場合、支持腕部29bの先端部下面に、除
肉による面取り部35を形成している為、支持腕部29
bの先端が蓋体20aの上面にひっかかる等の不都合が
なく、円滑に組み付けできる。
【0022】尚、上記面取り部35は、前述した第1〜
2例に於ける支持ブラケット28、28aに適用し実施
できる。又、支持ブラケットの形状も第1〜3の各例に
限定するものではなく、ボルトを介してリキッドタンク
の上端部に結合支持できるものであれば良い。更に、蓋
体20aに設けるねじ孔及び、このねじ孔に螺合するボ
ルト36は、少なくとも1つあれば良い。又、可溶栓3
2をボルト36の代りに利用する事もできる。更に、ヘ
ッダ6bの下部側面とリキッドタンク3の下端部との結
合も上述した構造に限定されない。
【0023】
【発明の効果】本発明のコンデンサのヘッダとリキッド
タンクとの結合装置は、上述の様に構成され作用するの
で、コンデンサに対してリキッドタンクを確実に結合で
き、上記コンデンサに対してリキッドタンクが変位する
事を確実に防止できる。又、組み付け性が向上し、リキ
ッドタンク一体型コンデンサの製造作業の能率化を図れ
る。更に、部品点数も減少しコスト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す略斜視図。
【図2】図1のA部の拡大斜視図。
【図3】ヘッダとリキッドタンクとの上側結合部を示
す、図2のB矢視図。
【図4】支持ブラケットを構成する素材の平面図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【図6】同じく図3と同様の図。
【図7】本発明の実施の形態の第3例を示す、支持ブラ
ケットの斜視図。
【図8】同側面図。
【図9】コンデンサ及びリキッドタンクが組み込まれる
蒸気圧縮式冷凍機の回路図。
【図10】リキッドタンクを一体的に結合した従来のコ
ンデンサを示す略斜視図。
【図11】コンデンサにリキッドタンクを組み付ける前
の状態を示す、図10の下端側の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 リキッドタンク 4 膨張弁 5 エバポレータ 6a、6b ヘッダ 7 扁平伝熱管 8 フィン 9 コア部 10、11 サイドプレート 12 入口ブロック 13 入口管 14 接続ブロック 15 ブラケット 16 吐出口 17 ねじ孔 18 蓋体 19 ケース 20、20a 蓋体 21 Oリング 22 取り入れ口 23 出口ポート 24 貫通孔 25 取付ブロック 26 ボルト 27 クランプ 28、28a、28b 支持ブラケット 29、29a、29b 支持腕部 30 基端部 31 スリット 32 可溶栓 33 圧力スイッチ 34 貫通孔 35 面取り部 36 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ鉛直方向に配置されてコンデンサを
    構成する管状のヘッダの上部側面と、このヘッダとの間
    での冷媒の流通を自在としてこのヘッダの下部側面にそ
    の下端部を結合されたリキッドタンクの上端部とを結合
    する、コンデンサのヘッダとリキッドタンクとの結合装
    置であって、上記ヘッダの上部側面にその基端部を結合
    固定すると共にその支持腕部を上記ヘッダの上部側面か
    らほぼ水平方向に延出させた支持ブラケットと、上記支
    持腕部に、この支持腕部の上面と下面とを連通させる状
    態で形成された連通部と、上記リキッドタンクの上端面
    に設けられた少なくとも1個のねじ孔と、上記連通部を
    上方から下方に挿通して上記ねじ孔に螺合し緊締した少
    なくとも1本のボルトとを備えたコンデンサのヘッダと
    リキッドタンクとの結合装置。
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KR1019960051649A KR100462052B1 (ko) 1995-11-02 1996-11-02 액체탱크를가진응축기구조

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11125479A (ja) * 1997-08-21 1999-05-11 Zexel:Kk 熱交換器の接続構造及びその気密検査装置
US6684661B1 (en) * 2002-09-26 2004-02-03 Calsonic Kansei North America, Inc. Receiver dryer mounting bracket for a condenser system
JP2016500435A (ja) * 2012-12-20 2016-01-12 ヴァレオ システム テルミク 熱交換器ボトル、特に自動車空調回路凝縮器のための固定クランプ

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