JP4167397B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、レシーバタンク接続用のコネクタをヘッダパイプにろう付けして設けるとともに、レシーバタンクとコネクタとを雄ねじ部品を用いて接合する熱交換器に関する。
背景技術
一般に、車両用空調装置の蒸気圧縮式冷凍サイクル等に用いられる熱交換器としては、冷媒の熱交換を行うチューブと、冷媒を分配及び集合するヘッダパイプとを接続するとともに、凝集された冷媒を一時蓄えるレシーバタンクをヘッダパイプに接続して構成されたものが知られている。(例えば、特開平9−217967号に記載のコンデンサ。)
また特に、この種の熱交換器としては、レシーバタンクに蓄えられた冷媒を直接エバポレータへ送給するように構成されたものの他に、レシーバタンクに蓄えられた冷媒を再びヘッダパイプへ送り返し、これを更にチューブで冷却した後にエバポレータへ送給するように構成された所謂サブクールコンデンサが知られている。このようなサブクールコンデンサによると、冷媒の冷却効率を向上することができる。
更に、こうした熱交換器について、ヘッダパイプとレシーバタンクとの接続は、例えば図4(A)乃至図4(B)に示すようなコネクタ8を、それらの間に介在してなされている。
同図に示すコネクタ8は、前述したサブクールコンデンサに用いられるものであって、ヘッダパイプに対しては、ろう付けして設けられるとともに、前記レシーバタンクに対しては、ボルト等の雄ねじ部品を用いて接合される。
すなわち、ヘッダパイプとのろう付け面8a及びレシーバタンクとの接合面8bとの間には、冷媒をレシーバタンクへ流出する流出路81と、冷媒をレシーバタンクから流入する流入路82とが設けられ、更にその接合面8bには、前記雄ねじ部品を螺合する孔部83が設けられている。
ところで従来、前述したような熱交換器のコネクタは、雄ねじ部品を挿通又は螺合する孔部を設ける必要から、ある程度大きく形成せざるを得ず、その結果として、熱交換器の大型化及び重量化を招いてしまうという不都合があった。
特に、熱交換器を車両へ搭載する場合、大型で重いコネクタを用いるのは、その他の装置とのレイアウトの点で非常に不利であった。
また、コネクタが大きくなると、ヘッダパイプとコネクタとのろう付けに要する熱容量も増加するので、それらのろう付けが困難になるという不都合もあった。
更に、サブクールコンデンサに用いられるコネクタにあっては、前述したように、レシーバタンクとの接合面に、冷媒をレシーバタンクへ流出する流出路と、冷媒をレシーバタンクから流入する流入路とが位置することになる。従って、雄ねじ部品によるレシーバタンクとコネクタとの支持強度について、バランスをとるのが難しくなるという不都合もあった。
また、ヘッダパイプとコネクタとのろう付け面においては、ろう付け不良により、流出路と流入路とのバイパス洩れが生じる場合がある。このようなバイパス洩れは、熱交換器の機能を著しく低下させる原因となるものの、外部洩れを伴わないので、検出するのは極めて困難であった。
そこで本発明は、以上の諸問題に鑑み、ヘッダパイプとレシーバタンクとを効率よく接続できる熱交換器を提供することを目的としている。
発明の開示
本願第1請求項に記載した発明は、冷媒の熱交換を行うチューブと、前記チューブに接続されて前記冷媒を分配及び集合するヘッダパイプと、前記ヘッダパイプに接続されて前記冷媒を一時蓄えるレシーバタンクとを備え、前記ヘッダパイプには、前記レシーバタンク接続用のコネクタをろう付けして設けるとともに、前記レシーバタンクと前記コネクタとは、雄ねじ部品を用いて接合する熱交換器において、
前記コネクタは、前記ヘッダパイプの長手方向に沿うろう付け面であって且つ該ヘッダパイプに外嵌する曲率を有するろう付け面と、前記レシーバタンクに接続される接合面とを備え、
前記コネクタは、前記冷媒を前記ヘッダパイプから前記レシーバタンクへ流出する流出路と、前記冷媒を前記レシーバタンクから前記ヘッダパイプへ流入する流入路と、複数の前記雄ねじ部品をそれぞれ挿通又は螺合する複数の孔部とを有し、
前記コネクタは、前記ヘッダパイプとのろう付け面を、前記レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成するとともに、前記コネクタの、前記ろう付け面よりも大きい部位の前記接合面の箇所に、前記雄ねじ部品を挿通又は螺合する複数の孔部を設け、
更に、前記コネクタは、前記ヘッダパイプとのろう付け面における前記流入路と前記流出路との間に、前記ろう付け面を分割する溝部を設けた熱交換器である。
このように、本発明の熱交換器によると、コネクタは、ヘッダパイプとのろう付け面を、レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成したので、コネクタの大きさ及び重さが削減されるとともに、ヘッダパイプとコネクタとのろう付け性が向上される。
すなわち、雄ねじ部品を用いてレシーバタンクと接合するコネクタは、雄ねじ部品を挿通又は螺合する孔部を設けたりする必要から、ある程度大きく形成せざるを得ず、熱交換器の大型化及び重量化を招く不都合を生じるが、本発明のコネクタによれば、ヘッダパイプとのろう付け面を、レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成することにより、コネクタを比較的小型で軽いものとすることが可能であり、そのような不都合が軽減される。
特に、熱交換器を車両へ搭載する場合等においては、比較的小型で軽いコネクタを用いることから、その他の装置とのレイアウトの不利が軽減される。
また、コネクタが大きくなると、ヘッダパイプとコネクタとのろう付けに要する熱容量が増加するものの、本発明によれば、ヘッダパイプとのろう付け面が、レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成されているので、そのような熱容量の増加が回避されて、ろう付け性が向上される。
本願第2請求項に記載した発明は、冷媒の熱交換を行うチューブと、前記チューブに接続されて前記冷媒を分配及び集合するヘッダパイプと、前記ヘッダパイプに接続されて前記冷媒を一時蓄えるレシーバタンクとを備え、前記ヘッダパイプには、前記レシーバタンク接続用のコネクタをろう付けして設けるとともに、前記レシーバタンクと前記コネクタとは、雄ねじ部品を用いて接合する熱交換器において、前記コネクタは、前記冷媒を前記レシーバタンクへ流出する流出路と、前記冷媒を前記レシーバタンクから流入する流入路と、複数の前記雄ねじ部品をそれぞれ挿通又は螺合する複数の孔部とを有し、前記複数の孔部は、前記レシーバタンクとの接合面において、前記流出路の中心と前記流入路の中心とを結ぶ直線に対し、対称的又はほぼ対称的に設けた構成の熱交換器である。
このように、本発明の熱交換器によると、コネクタは、冷媒をレシーバタンクへ流出する流出路と、冷媒をレシーバタンクから流入する流入路と、複数の雄ねじ部品をそれぞれ挿通又は螺合する複数の孔部とを有し、複数の孔部は、レシーバタンクとの接合面において、流出路の中心と流入路の中心とを結ぶ直線に対し、対称的又はほぼ対称的に設けたので、複数の雄ねじ部品によるレシーバタンクとコネクタとの支持強度がバランス良く確保される。
本願第3請求項に記載した発明は、請求項2において、前記コネクタの孔部は、前記コネクタの側部に突出している構成の熱交換器である。
このように、本発明の熱交換器によると、コネクタの孔部は、コネクタの側部に突出しているので、コネクタの大きさ及び重さが削減される。
すなわち、孔部を突出させることにより、孔部を設けることによるコネクタの大型化及び重量化が軽減される。
特に、コネクタの接合面の外形は、略十字形であるとよい。
本願第4請求項に記載した発明は、冷媒の熱交換を行うチューブと、前記チューブに接続されて前記冷媒を分配及び集合するヘッダパイプと、前記ヘッダパイプに接続されて前記冷媒を一時蓄えるレシーバタンクとを備え、前記ヘッダパイプには、前記レシーバタンク接続用のコネクタをろう付けして設けるとともに、前記レシーバタンクと前記コネクタとは、雄ねじ部品を用いて接合する熱交換器において、前記コネクタは、前記冷媒を前記レシーバタンクへ流出する流出路と、前記冷媒を前記レシーバタンクから流入する流入路とを有し、前記ヘッダパイプとのろう付け面における前記流入路及び前記流出路の間には、前記ろう付は面を分割する溝部を設けた構成の熱交換器である。
このように、本発明の熱交換器によると、コネクタは、冷媒をレシーバタンクへ流出する流出路と、冷媒をレシーバタンクから流入する流入路とを有し、ヘッダパイプとのろう付け面における流出路及び流入路の間には、ろう付け面を分割する溝部を設けたので、ヘッダパイプとコネクタとのろう付け面において、ろう付け不良による流出路と流入路とのバイパス洩れが生じると、溝部を通じて外部洩れとなるので、これを容易に検出することが可能である。
すなわち、流出路と流入路とのバイパス洩れは、熱交換器の機能を著しく低下させる原因となるものの、その検出は極めて困難であった。しかし本発明によれば、そのようなバイパス洩れであっても、溝部を設けたことにより、外部洩れとして検出される。
発明を実施するための最良の形態
以下に、本発明の具体例を図面に基いて詳細に説明する。
図1に示すように、本例の熱交換器1は、冷媒の熱交換を行う複数のチューブ2,2と、これらのチューブ2,2の両端にそれぞれ接続されて冷媒を分配及び集合する一対のヘッダパイプ3,3と、片方のヘッダパイプ3に接続されて冷媒を一時蓄えるレシーバタンク4とを備えたサブクールコンデンサである。
各チューブ2,2は積層して設けられており、これらのチューブ2,2の間には、冷媒の熱交換率を向上するフィン5,5が介装されている。更に、チューブ2,2及びフィン5,5からなる層の上下には、端部をそれぞれヘッダパイプ3,3に支持されたサイドプレート6,6が設けられている。
各ヘッダパイプ3,3は、円管状の部材からなり、冷媒受給用の入口継手及31び冷媒送給用の出口継手32が設けられるとともに、上下の端部をキャップ33,33にて閉鎖されている。また、それらの内部は、仕切板34,34にて所定の間隔に区画されている。
このような構成によると、冷媒は、ヘッダパイプ3,3の入口継手31から熱交換器1内部に取入れられて、熱交換をしつつチューブ2,2を流通して各ヘッダパイプ3,3の間を複数回往復した後、ヘッダパイプ3,3の出口継手32から外部に排出される。また冷媒は、このように内部に取入れられてから外部に排出されるまでの間に凝集して、レシーバタンク4に一時蓄えられる。レシーバタンク4に蓄えられた冷媒は、再びヘッダパイプ3に送り返されて、更に所定のチューブ2,2を通過して冷却される。
尚、レシーバタンク4の内部には乾燥剤を配設しており、冷媒は、レシーバタンク4内を通過する際に、前記乾燥剤によって脱水される。
ヘッダパイプ3とレシーバタンク4とは、図2乃至図3(B)に示すようなコネクタ7を介在して接続されている。
本例のコネクタ7は、ヘッダパイプ3にろう付けして設けられるとともに、レシーバタンク4に対しては、雄ねじ部品を用いて接合するように構成している。
一方、レシーバタンク4の下部には、コネクタ7と対応するブロック41を設けている。
このブロック41は、冷媒を流通する通路を設けた部材であり、後述するコネクタ7の流出孔71及び流入孔72に嵌合する嵌合部41a,41bと、前記雄ねじ部品を螺合又は挿通する孔部(図示は省略)とを有する。そして、図2中の矢印で示すように、流出孔71からレシーバタンク4へ流出した冷媒は、レシーバタンク4の内部中心に配置された吸上げ管42にて吸上げられ、その後下降してレシーバタンク4の底に溜められる。また更に、レシーバタンク4の底に溜められた冷媒は、コネクタ7の流入孔71からヘッダパイプ4へと流入される。
前記コネクタ7は、押出し成形部材に加工を施したものであって、ヘッダパイプ3とのろう付け面3aは、ヘッダパイプ3に外嵌する曲率を有するとともに、その周縁部を切削することにより、レシーバタンク4との接合面3bよりも狭く形成されている。また、前記ろう付は面7aと前記接合面7bとの間には、冷媒をヘッダパイプ3からレシーバタンク4へ流出する流出路71と、冷媒をレシーバタンク4からヘッダパイプ3へ流入する流入路72とを設けている。
更に、コネクタ7の要所には、前記雄ねじ部品をそれぞれ挿通又は螺合する複数の孔部73,73を設けている。
これらの複数の孔部73,73は、レシーバタンク4との接合面3bにおいて、流出路71の中心と流入路72の中心とを結ぶ直線に対し、対称的又はほぼ対称的に設け、且つ、コネクタ7の側部に突出させている。
本例の場合、この接合面7bの外形は、略十字形に形成している。すなわち、小さな面積の接合面7bに対して、流出孔71、流入孔72、及び孔部73,73を効率良く配置するように構成している。
また、ろう付け面7aにおける流入路71及び流出路72の間には、ろう付け面7aを分割する溝部74を設けている。
すなわち、この溝部74によると、ヘッダパイプ3とのろう付け面7aにおいて、ろう付け不良による流出路71と流入路72とのバイパス洩れが生じた場合、溝部74を通じて外部洩れとなるので、これが容易に検出される。
尚、ヘッダパイプ3とコネクタ7とのろう付けは、治具を用いてチューブ2,2、ヘッダパイプ3,3、フィン5,5、サイドプレート6,6、入口継手31,31、出口継手32,キャップ33,33、仕切板34,34、及びコネクタ7を一体に組み付けて、この組み付け体を炉内で加熱処理して行うようにしている。すなわち、ヘッダパイプ3とコネクタ7とは、熱交換器1におけるその他のろう付け箇処とともに、一括してろう付けするようにしている。また、熱交換器1を構成するこれらの各部材の要所には、適宜、ろう材のクラッド及びフラックスの塗布を施している。
また、熱交換器1の外部洩れの検査は、各部材をろう付けの後にレシーバタンク4を組み付けて、その内部に検査用のガスを注入して行うようにしている。
以上説明した本例の熱交換器によると、コネクタは、ヘッダパイプとのろう付け面を、レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成したので、コネクタの大きさ及び重さを削減できるとともに、ヘッダパイプとコネクタとのろう付け性を向上できる。
すなわち、雄ねじ部品を用いてレシーバタンクと接合するコネクタは、雄ねじ部品を挿通又は螺合する孔部を設けたりする必要から、ある程度大きく形成せざるを得ず、熱交換器の大型化及び重量化を招く不都合を生じるが、本例のコネクタによれば、ヘッダパイプとのろう付け面を、レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成することにより、コネクタを比較的小型で軽いものとすることができ、そのような不都合を軽減できる。
特に、熱交換器を車両へ搭載する場合等においては、比較的小型で軽いコネクタを用いることから、その他の装置とのレイアウトの不利を軽減できる。
また、コネクタが大きくなると、ヘッダパイプとコネクタとのろう付けに要する熱容量が増加するものの、本例によれば、ヘッダパイプとのろう付け面が、レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成されているので、そのような熱容量の増加を回避することができ、ろう付け性を向上できる。
更に、本例の熱交換器によると、コネクタは、冷媒をレシーバタンクへ流出する流出路と、冷媒をレシーバタンクから流入する流入路と、複数の雄ねじ部品をそれぞれ挿通又は螺合する複数の孔部とを有し、複数の孔部は、レシーバタンクとの接合面において、流出路の中心と流入路の中心とを結ぶ直線に対し、対称的又はほぼ対称的に設けたので、複数の雄ねじ部品によるレシーバタンクとコネクタとの支持強度をバランス良く確保することができ、延いては、それらの接合面における冷媒の洩出を確実に防止できる。
更に、本例の熱交換器によると、コネクタの孔部は、コネクタの側部に突出しているので、コネクタの大きさ及び重さを削減できる。
すなわち、孔部を突出させることにより、孔部を設けることによるコネクタの大型化及び重量化を軽減できる。
特に、コネクタの接合面の外形は、略十字形であるとよい。
また、本発明の熱交換器によると、コネクタは、冷媒をレシーバタンクへ流出する流出路と、冷媒をレシーバタンクから流入する流入路とを有し、ヘッダパイプとのろう付け面における流出路及び流入路の間には、ろう付け面を分割する溝部を設けたので、ヘッダパイプとコネクタとのろう付け面において、ろう付け不良による流出路と流入路とのバイパス洩れが生じると、溝部を通じて外部洩れとなるので、これを容易に検出することが可能である。
すなわち、流出路と流入路とのバイパス洩れは、熱交換器の機能を著しく低下させる原因となるものの、その検出は極めて困難であった。しかし本発明によれば、そのようなバイパス洩れであっても、溝部を設けたことにより、外部洩れとして検出される。
産業上の利用可能性
本発明は、レシーバタンク接続用のコネクタをヘッダパイプにろう付けして設けるとともに、レシーバタンクとコネクタとを雄ねじ部品を用いて接合する熱交換器であり、ヘッダパイプとレシーバタンクとを効率よく接続できるので、とりわけ媒体圧力が比較的高いタイプの熱交換器に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、熱交換器を示す正面図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、ヘッダパイプ、レシーバタンク、及びコネクタを示す断面図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、(A)はヘッダパイプとのろう付け面側から見たコネクタを示す外観図であり、(B)はレシーバタンクとの接合面側から観たコネクタを示す外観図である。
【図4】 従来例に係り、(A)はヘッダパイプとのろう付け面側から見たコネクタを示す外観図であり、(B)はレシーバタンクとの接合面側から見たコネクタを示す外観図である。

Claims (1)

  1. 冷媒の熱交換を行うチューブと、前記チューブに接続されて前記冷媒を分配及び集合するヘッダパイプと、前記ヘッダパイプに接続されて前記冷媒を一時蓄えるレシーバタンクとを備え、前記ヘッダパイプには、前記レシーバタンク接続用のコネクタをろう付けして設けるとともに、前記レシーバタンクと前記コネクタとは、雄ねじ部品を用いて接合する熱交換器において、
    前記コネクタは、前記ヘッダパイプの長手方向に沿うろう付け面であって且つ該ヘッダパイプに外嵌する曲率を有するろう付け面と、前記レシーバタンクに接続される接合面とを備え、
    前記コネクタは、前記冷媒を前記ヘッダパイプから前記レシーバタンクへ流出する流出路と、前記冷媒を前記レシーバタンクから前記ヘッダパイプへ流入する流入路と、複数の前記雄ねじ部品をそれぞれ挿通又は螺合する複数の孔部とを有し、
    前記コネクタは、前記ヘッダパイプとのろう付け面を、前記レシーバタンクとの接合面よりも狭く形成するとともに、前記コネクタの、前記ろう付け面よりも大きい部位の前記接合面の箇所に、前記雄ねじ部品を挿通又は螺合する複数の孔部を設け、
    更に、前記コネクタは、前記ヘッダパイプとのろう付け面における前記流入路と前記流出路との間に、前記ろう付け面を分割する溝部を設けたことを特徴とする熱交換器。
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