JP2002340485A - 車両用熱交換器 - Google Patents

車両用熱交換器

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JP2002340485A
JP2002340485A JP2001145134A JP2001145134A JP2002340485A JP 2002340485 A JP2002340485 A JP 2002340485A JP 2001145134 A JP2001145134 A JP 2001145134A JP 2001145134 A JP2001145134 A JP 2001145134A JP 2002340485 A JP2002340485 A JP 2002340485A
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pressure
low
refrigerant
tube
heat exchanger
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Tomoyasu Adachi
知康 足立
Kiyosumi Yasui
清澄 安井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F28F1/022Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作における容易化と、小型で効率の良い低
コストな車両用熱交換器であるインタークーラを提供す
る。 【解決手段】 二酸化炭素冷媒等を用いたインタークー
ラ300(車両用熱交換器)は、高温高圧冷媒が流通す
る冷媒流路を有した帯状の高圧帯板チューブ301と、
低温低圧冷媒が流通する冷媒流路を有した帯状の低圧帯
板チューブ302と、高圧帯板チューブ301の両端部
に接続された各高圧ヘッダ303a,303bと、低圧
帯板チューブ302の両端部に接続された各低圧ヘッダ
304a,304bとを備え、高圧帯板チューブ301
と低圧帯板チューブ302とは、互いに平面にて密着積
層ロウ付けして形成されるように構成した。このインタ
ークーラ300の形状は、平面若しくはU字型とし、各
ヘッダ303a,303b,304a,304bをイン
タークーラ300の形状に合わせて一体可能に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用熱交換器に
関し、特に、例えば二酸化炭素等の低臨界点を有する冷
媒を用いた車両用熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用熱交換器は、冷媒による冷凍サイ
クルが構成された車両用空調装置の冷媒回路内に設けら
れている。一般的な車両用空調装置の冷媒回路、及びそ
の回路内に設けられる従来の車両用熱交換器であるイン
タークーラの構造について図4〜6を用いて説明する。
図4には、一般的な車両用空調装置の冷媒回路が示され
ている。圧縮機1において冷媒が圧縮され、圧縮された
冷媒は放熱器2に吐出されて外気との間で熱交換が行わ
れる。インタークーラ(車両用熱交換器)3は、圧縮機
1にて圧縮された高温高圧冷媒と、圧縮機1に戻される
低温低圧冷媒との間で熱交換を行うものである。インタ
ークーラ3を通過した高温高圧冷媒は、高圧圧力制御弁
4にて減圧され、車室内の空気の冷却手段をなすエバポ
レータ(蒸発器)5に送出される。符号6は、低圧レシ
ーバ6を示しており、エバポレータ5から送出された冷
媒を気相と液相とに分離させ蓄えるタンク手段である。
これら圧縮機1,放熱器2,インタークーラ3,高圧圧
力制御弁4,エバポレータ(蒸発器)5及び低圧レシー
バ6は、冷媒配管7によって接続された閉じた冷媒回路
を構成しており、このような冷媒回路によって車両用空
調装置が形成されている。
【0003】上述のような車両用空調装置の冷媒回路に
おいて、例えば二酸化炭素(以下「CO2」という。)
等の低臨界点を有する冷媒が用いられた場合、放熱器2
の下流側にインタークーラ3が配設されている。これに
より、放熱器2から送出された冷媒が冷却されることに
よって、放熱器2の放熱能力が増強されるとともに、エ
バポレータ5の入口と出口とのエンタルピ差が増大する
ことで車両用空調装置の冷媒能力の増大が図られてい
る。なお、本明細書において低臨界点とは、代替フロン
R134aの臨界点より低いものをいう。
【0004】以上のような冷媒回路の構成において用い
られる従来のインタークーラ(車両用熱交換器)3の構
造について説明する。図5には、二重管構造を有するイ
ンタークーラ3が示されている。図5(A)は断面図を
示し、図5(B)は図5(A)のP−P断面における断
面図を示している。二重管構造の内側部分である内管部
31内の冷媒流路3aには、放熱器2から送出されて高
圧圧力制御弁4に送入される間の高温高圧冷媒が流通し
ている。また、二重管構造の外側部分である外管部32
内の冷媒流路3bには、エバポレータ5から送出されて
低圧レシーバ6を通過した圧縮機1に戻る前の低圧低温
冷媒が流通している。また、内管部31と外管部32と
の間には、熱交換を促進するためのフィン33が設けら
れている。高温高圧冷媒と低温低圧冷媒との間の熱交換
は、内管部31の管壁及びフィン33を介して行われ
る。
【0005】また、図6には、渦巻き形状のインターク
ーラ3が示されている。図6(A)は側断面図を示し、
図6(B)は図6(A)のQ−Q断面における断面図を
示している。図6(C)は、この渦巻き形状のインター
クーラ3の熱交換部分である帯板チューブの構造を説明
する断面図を示している。このインタークーラ3は、冷
媒が流通する穴3hによって形成された冷媒流路3aを
備える帯板チューブ3gと、冷媒が流通する穴3hによ
って形成された冷媒流路3bを備える帯板チューブ3g
とが積層され、渦巻き状に形成された状態にてロウ付け
されている。この渦巻き形状の外周部には、冷媒流路3
aに高温高圧冷媒を送入するための高圧冷媒送入口3c
と、冷媒流路3bから低温低圧冷媒を送出するための低
圧冷媒送出口3fとが設けられている。また、渦巻きの
形状の中心部には、冷媒流路3aから高温高圧冷媒を送
出するための高圧冷媒送出口3dと、冷媒流路3bに低
温低圧冷媒を送入するための低圧冷媒送入口3eとが設
けられている。高温高圧冷媒と低温低圧冷媒との間の熱
交換は、積層されてロウ付けされた壁面を介して行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示し
た二重管構造のインタークーラ3では、冷媒間の熱交換
量を確保するために、インタークーラ3の体積を大きく
形成する必要がある。しかし、インタークーラ3の体積
を大きくすれば、自ずと各冷媒流路3a,3bも大きく
形成されることとなる。これでは内圧に耐えうるだけの
肉厚が必要となり、内管部31及び外管部32の厚肉化
を招き、インタークーラ3の質量が増加するという欠点
を有していた。
【0007】また、図6に示した渦巻き形状のインター
クーラ3では、渦巻き形状に成型された各帯板チューブ
3gのロウ付け及び組み立て作業は困難であった。ま
た、各帯板チューブ3gは同一な形状に成型された後
に、渦巻き形状に成型されていたため、各冷媒流路3
a,3bの断面である穴3hは、同一な断面積であり、
且つ各冷媒流路3a,3bの本数も等しく形成されてい
た。従って、低温低圧冷媒の方が冷媒流速が大きくな
り、圧力損失が増大するという欠点を有していた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、製作おける容易化と、小型で効率の良い低コストな
車両用熱交換器を提供すること目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の手段を採用することとした。請求項
1記載の発明は、高温冷媒と低温冷媒との間にて熱交換
させる車両用熱交換器において、高温高圧冷媒が流通す
る冷媒流路を有した帯状の高圧帯板チューブと、低温低
圧冷媒が流通する冷媒流路を有した帯状の低圧帯板チュ
ーブとを備え、前記高圧帯板チューブと前記低圧帯板チ
ューブとは、平面上の結合部を有して互いに積層されて
いることを特徴としている。
【0010】このような構成としたことで、熱交換が行
われる各帯板チューブを、例えば平面形状等に成型し、
この平面にて密着積層させることとなる。このように断
面が直線部を有するような平面形状に成型し、この直線
部にて密着積層させて製作の容易化を図ることが好適で
ある。また、各帯板チューブ内の冷媒流路を流通する高
温高圧冷媒と低温低圧冷媒とを、逆向きに流通させて熱
交換の効果を高めることが好適である。なお、各帯板チ
ューブは、冷媒が流通する方向において冷媒流路毎に分
割された、例えば短冊状の帯板チューブを平面形状に組
み合わせて各帯板チューブを形成することも可能であ
る。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用熱交換器であって、前記高圧帯板チューブの両端部
に接続される高圧ヘッダと、前記低圧帯板チューブの両
端部に接続される低圧ヘッダとを備え、前記各高圧ヘッ
ダには、前記高圧帯板チューブの端部が接続される挿入
溝が形成され、前記各低圧ヘッダには、前記低圧帯板チ
ューブの端部が接続される挿入溝が形成されていること
を特徴としている。
【0012】このような構成としたことで、各帯板チュ
ーブの両端部には各ヘッダが接続される。ヘッダは冷媒
を流通させるための流路を備えた、例えば中空形状の管
であり、帯板チューブの支持部でもある。これら各ヘッ
ダの各帯板チューブの接続側の壁面には、例えば、打ち
抜き加工または切削加工等により加工された各帯板チュ
ーブ端部が嵌め込まれるための挿入溝が形成されること
となる。これら各挿入溝は、各ヘッダ内に形成されてい
る各冷媒流路に連通するように形成される。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の車
両用熱交換器であって、前記高圧ヘッダと前記低圧ヘッ
ダとが、前記各帯板チューブの両端部にて一体化されて
いることを特徴としている。
【0014】このような構成としたことで、各帯板チュ
ーブの両端部に設けられた各ヘッダが、両端部で一つの
構成部品として構成された一体ヘッダが形成される。両
帯板チューブの端側にあるそれぞれの一体ヘッダには、
高温高圧冷媒が流通する冷媒流路と、低温低圧冷媒が流
通する冷媒流路とが形成されることとなる。これによ
り、一体ヘッダの内部を流通する高温高圧冷媒と低温低
圧冷媒とが、各冷媒流路の隔壁においても熱交換される
ことになる。また、一体ヘッダが各帯板チューブをさら
に固定することになるので、密着積層してロウ付けする
ような固定方法に加え、さらに確実に各帯板チューブど
うしが固定される。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
のいずれか1項記載の車両用熱交換器であって、前記各
帯板チューブは、前記高圧帯板チューブが前記低圧帯板
チューブに対して内側に配置された略U字型に積層され
ていることを特長としている。
【0016】このような構成としたことで、高圧帯板チ
ューブが、低圧帯板チューブの内側に配設されるよう
に、略U字型の熱交換部分を有する車両用熱交換器が形
成される。ここでU字型とは、ヘッダ内の冷媒流通方向
に対して直角な平面で切った断面が、3つの直線部とこ
れらを繋ぐ曲線からなる形状をいうものである。このよ
うに形成された両帯板チューブにより、高圧帯板チュー
ブの冷媒流通方向の長さは、低圧帯板チューブの冷媒流
通方向の長さよりも短く形成されることとなる。また、
両帯板チューブの両端部に設けられた各ヘッダは、同一
側に配設されることとなり、高温高圧冷媒の送入口を有
する高圧ヘッダと、高温高圧冷媒の送出口を有する高圧
ヘッダとが、隣りあって配設されることとなる。なお、
同一側にすべてのヘッダが配設されるため、請求項3記
載の発明のように各ヘッダを一体化することも、むろん
可能である。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の車両用熱交換器であって、前記低圧帯
板チューブは、その冷媒流路の断面積が、前記高圧帯板
チューブの前記冷媒流路の断面積よりも大きく形成され
ていることを特徴としている。
【0018】このような構成としたことで、高温高圧冷
媒が流通する冷媒流路の断面の大きさは、低温低圧冷媒
が流通する冷媒流路の断面の大きさよりも小さく形成さ
れることとなる。これにより、断面積が大きい冷媒流路
を流通する低温低圧冷媒は、この冷媒の流速の減少が導
かれることとなる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項記載の車両用熱交換器であって、前記低圧帯
板チューブは、その冷媒流路数が、前記高圧帯板チュー
ブの前記冷媒流路数よりも多く形成されていることを特
徴としている。
【0020】このような構成としたことで、高温高圧冷
媒が流通する冷媒流路の流路本数は、低温低圧冷媒が流
通する冷媒流路の流路本数よりも少なく形成される。こ
れにより、低圧帯板チューブ内の冷媒流路を流れる低温
低圧冷媒は、同一本数で形成された流路を流れる冷媒の
流速よりも減少することとなる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項記載の車両用熱交換器であって、冷媒として
二酸化炭素を使用することを特徴としている。よって、
代替フロンに比べ低臨界点である二酸化炭素が、車両用
熱交換器に用いられることとなる。高温高圧な二酸化炭
素と、低温低圧な二酸化炭素との間での熱交換が車両用
熱交換器にて行われ、冷凍サイクルの能力増大が図られ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明における3つの実施
の形態について、図1〜3を用いて説明する。なお、本
発明が以下に示される3つの実施の形態に限定解釈され
るものではない。
【0023】[第1の実施の形態]図1には、本発明に
係る第1の実施の形態の車両用熱交換器であるインター
クーラ300の構成が示されている。図1(A)はイン
タークーラ300の構成を説明する分解斜視図であり、
図1(B)はインタークーラ300の内部構造を説明す
る断面図である。図1(C)はインタークーラ300を
構成する両帯板チューブの断面図である。
【0024】インタークーラ(車両用熱交換器)300
は、冷媒の熱交換が行われる高圧帯板チューブ301及
び低圧帯板チューブ302と、高圧帯板チューブ301
の両端部に接続される各高圧ヘッダ303a,303b
と、低圧帯板チューブ302の両端部に接続される各低
圧ヘッダ304a,304bとを備えている。各高圧ヘ
ッダ303a,303bの側面には、高圧帯板チューブ
301の端部に合わせた略長方形の溝が形成された高圧
ヘッダ側挿入溝(挿入溝)305が設けられている。こ
の高圧ヘッダ側挿入溝305は、各高圧ヘッダ303
a,303bの内部に形成された冷媒の流路に連通する
深さまで、打ち抜き加工または機械加工にて切り抜かれ
ている。よって、高圧帯板チューブ301と各高圧ヘッ
ダ303a,303bとの接続は、高圧ヘッダ側挿入溝
305によって接続されることとなる。同様に、各低圧
ヘッダ304a,304bの側には、低圧帯板チューブ
302の端部に合わせた略長方形の溝が形成された低圧
ヘッダ側挿入溝(挿入溝)306が設けられている。こ
の低圧ヘッダ側挿入溝306は、各低圧ヘッダ304
a,304bの内部に形成された冷媒流路3a,3bに
連通する深さまで、打ち抜き加工または機械加工にて切
り抜かれている。よって、低圧帯板チューブ302と各
低圧ヘッダ304a,304bとの接続は、低圧ヘッダ
側挿入溝306によって接続されることとなる。
【0025】高圧帯板チューブ301は、複数の穴30
1a(図1(C)に図示)から構成された高温高圧冷媒
が流通する複数の冷媒流路(図示せず)を有するように
形成される。また、低圧帯板チューブ302は、複数の
穴302a(図1(C)に図示)から構成された低温低
圧冷媒が流通する複数の冷媒流路(図示せず)を有する
ように形成される。これら各帯板チューブ301,30
2は、熱伝導率を高めるためにアルミニウム等の金属を
用いて製作される。低圧帯板チューブ302に形成され
る冷媒流路は、流通する冷媒の圧力損失を低減するため
に、この流路断面である穴302aの断面積が、高圧帯
板チューブ301に形成される冷媒流路の流路断面であ
る穴301aの断面積よりも大きく形成される。なお、
上述のように低温低圧冷媒が流通する冷媒流路の流路断
面積が、高温高圧冷媒が流通する冷媒流路の流路断面積
よりも大きく形成する方法として、低圧帯板チューブ3
02に形成された冷媒流路の流路本数を、高圧帯板チュ
ーブ301に形成された冷媒流路の流路本数よりも多く
形成することによる方法もある。これにより、高温高圧
冷媒が流通する冷媒流路の総断面積よりも、低温低圧冷
媒が流通する冷媒流路の総断面積の方が大きくなり、低
温低圧冷媒の流速が、同一断面積にて形成された冷媒流
路を流れる流速よりも減少させることが可能となる。
【0026】各帯板チューブ301,302は、これら
にて形成された平面に直交する面にて切断した断面にお
いて、直線部L(図1(B)に図示)を有している。こ
の直線部Lの間において、高圧帯板チューブ301と低
圧帯板チューブ302との両平面が重なるように密着さ
れ、さらに積層されてこの平面間の結合面がロウ付けさ
れる。各帯板チューブ301,302の結合方向は、各
帯板チューブ301,302内の各冷媒流路が互いに平
行になるように配置して形成することが好適である。ま
た、各帯板チューブ301,302の両端部付近は、後
述する各ヘッダ303a,303b,304a,304
bが接合されるためのスペースを確保するために、折り
曲げて形成することが好適である。
【0027】高温高圧冷媒の送入口を有する高圧ヘッダ
303aは、高圧ヘッダ側挿入溝305(挿入溝)に高
圧帯板チューブ301の一端が嵌め込まれてロウ付け接
続される。また、高温高圧冷媒の送出口を有する高圧ヘ
ッダ303bは、高圧ヘッダ側挿入溝305(挿入溝)
に高圧帯板チューブ301の他端が嵌め込まれてロウ付
け接続される。同様に、低温低圧冷媒の送入口を有する
低圧ヘッダ304aは、低圧ヘッダ側挿入溝306(挿
入溝)に低圧帯板チューブ302の一端が嵌め込まれて
ロウ付け接続される。また、低温低圧冷媒の送出口を有
する低圧ヘッダ304bは、低圧ヘッダ側挿入溝306
(挿入溝)に低圧帯板チューブ302の他端が嵌め込ま
れてロウ付け接続される。なお、図1に示される各帯板
チューブ301,302は、それぞれ1個の帯板を互い
に密着積層ロウ付けした構成とされているが、帯板チュ
ーブ内の冷媒流通方向に沿って複数個に分割された帯板
チューブにて各帯板チューブ301,302を構成し、
これらを密着積層ロウ付けした構成として形成すること
も可能である。
【0028】高圧ヘッダ303a,303b及び低圧ヘ
ッダ304a,304bは配管形状をなすように略円筒
状に形成されている。高圧帯板チューブ301の両端部
が接続される高圧ヘッダ側挿入溝305及び、低圧帯板
チューブ302の両端部が接続される低圧ヘッダ側挿入
溝306は、打ち抜き加工または切削加工にて形成され
る。これにより、それぞれ各ヘッダ303a,303
b,304a,304bの内部に形成された冷媒流路3
a,3bとに、各帯板チューブ301,302の内部に
形成された冷媒流路が連通されることとなる。
【0029】このように構成されたインタークーラ30
0により、冷媒流路3aの送入口を有する高圧ヘッダ3
03aから高温高圧冷媒が送入され、高圧帯板チューブ
301の複数の穴301aからなる冷媒流路を通過し
て、高圧ヘッダ303bの送出口から送出される経路を
辿る。また、冷媒流路3bの送入口を有する低圧ヘッダ
304aから低温低圧冷媒が送入され、低圧帯板チュー
ブ302の複数の穴302aからなる冷媒流路を通過し
て低圧ヘッダ304bの送出口から送出される経路を辿
ることとなる。
【0030】よって、本実施の形態におけるインターク
ーラ300は、以下の効果を得ることができる。インタ
ークーラ300を流通する冷媒は、両帯板チューブ30
1,302の断面が直線部Lを有する大きな平面の熱伝
熱部が形成された各帯板チューブ301,302を流通
するので、効率の良い冷媒間の熱交換が可能となる。さ
らに、高温高圧冷媒と低温低圧冷媒とが逆方向に流通す
る向流型とされるので、冷媒間の熱交換における交換熱
量がさらに高められることとなる。また、低圧帯板チュ
ーブ302の冷媒流路は、高圧帯板チューブ301の冷
媒流路よりも大きな流路断面積が形成されているので、
低温低圧冷媒の流速が減少することとなり、よって圧力
損失が小さくなり、冷凍サイクルの性能への影響を低減
することが可能となる。また、各帯板チューブ301,
302の密着積層ロウ付けにて接続する箇所を直線部L
とすることにより、組み立て作業が容易となり、ロウ付
け性を向上することが可能となる。各ヘッダ303a,
303b,304a,304bは、小型、軽量化して製
作可能であり、ここに形成される各挿入溝305,30
6の加工が容易化される。
【0031】[第2の実施の形態]次に、本発明に係る
車両用熱交換器であるインタークーラの第2の実施の形
態について、図2を用いて説明する。なお、本実施の形
態は、図1における各ヘッダ303a,303b,30
4a,304bの構造が上記第1の実施の形態に比較し
て変更されたものであり、この点について説明し、その
他は、上記第1の実施の形態と同様のため説明を省略す
る。
【0032】図2には、本発明に係る第2の実施の形態
のインタークーラ300(車両用熱交換器)が分解され
た構成が示されている。このインタークーラ300は、
高温高圧冷媒が流通する冷媒流路3aと、低温低圧冷媒
が流通する冷媒流路3bとが平行に隣接し、独立して形
成されている一体ヘッダ307a,307bが備えられ
ている。この一体ヘッダ307a,307bには、高圧
側挿入溝308a(挿入溝)及び低圧側挿入溝308b
(挿入溝)が形成され、これを介して密着積層された各
帯板チューブ301,302が接続された構造とされて
いる。一体ヘッダ307a内部の冷媒流路3aには高温
高圧冷媒が流通し、一方の冷媒流路3bには低温低圧冷
媒が流通する。また、逆側に配設された一体ヘッダ30
7bにおいても同様に上述の冷媒流路が形成され、それ
ぞれの冷媒が流通する。高圧側挿入溝308a及び低圧
側挿入溝308bは、それぞれ一体ヘッダ307a,3
07bの内部の各冷媒流路3a,3bに連通するように
打ち抜き加工または切削加工にて形成される。これら各
挿入溝308a,308bの形状は、接続される各帯板
チューブ301,302の端部形状に合わせて略長方形
に形成される。
【0033】このような各一体ヘッダ307a,307
bの構造により、各冷媒流路3a,3bとの隔壁を介し
て冷媒間の熱交換が行われる。よって、各帯板チューブ
301,302と、さらに各一体ヘッダ307a,30
7bにおいても熱交換されるので、インタークーラ30
0の熱交換量を増すことができ、インタークーラ300
の性能をさらに向上させることが可能となる。また、こ
のような一体ヘッダ307a,307bによりインター
クーラ300が形成されるため、小型、高剛性なインタ
ークーラ300を実現することが可能となる。剛性が高
められると、車両などへの装着時における振動、歪みに
対して強固となり、冷媒の漏れを確実に防止することが
可能となる。
【0034】[第3の実施形態]次に、本発明に係る車
両用熱交換器であるインタークーラの第3の実施の形態
について、図3を用いて説明する。なお、本実施の形態
は、図1における各帯板チューブ301,302の形状
が上記第1の実施の形態に比較して変更されたものであ
り、この点について説明し、その他は、上記第1の実施
の形態と同様のため説明を省略する。
【0035】図3には、本発明に係る第3の実施の形態
の車両用熱交換器であるインタークーラ300の構成が
示されている。図3(A)はインタークーラ300の構
成を説明する正面図である。図3(B)は図3(A)の
R−R断面における断面図である。高温高圧冷媒が流通
する冷媒流路(図示せず)を有する高圧帯板チューブ3
09と、低温低圧冷媒が流通する冷媒流路(図示せず)
を有する低圧帯板チューブ310とは、高圧帯板チュー
ブ309を内側に配置した略U字形状に成型される。こ
こでU字型とは、ヘッダ内の冷媒流通方向に対して直角
な平面で切った断面が、3つの直線部とこれらを繋ぐ曲
線からなる形状をいうものである。折り曲げられた曲線
部の角度は90度が後述するように好適であるが、各チ
ューブ309,310内の冷媒流路に冷媒の通過抵抗を
もたらさないような角度で形成される。両帯板チューブ
309,310の接合面は、断面が3つの直線部とこれ
らを繋ぐ曲線であるMの範囲で密着積層されてロウ付け
される。これにより、高圧帯板チューブ309の両端部
に接続される各高圧ヘッダ303a,303bは、同一
側面に平行で隣りあうように配設される。また、低圧帯
板チューブ310の両端部に接続される各低圧ヘッダ3
04a,304bにおいても、高圧ヘッダ303a,3
03bと同一側面に平行となるように配設される。この
ような構成により、各ヘッダ303a,303b,30
4a,304bを一体化したり、高圧ヘッダ303a,
303bに限定して一体化することも容易に可能とな
る。
【0036】このような本実施の形態の構成により、第
1の実施の形態と同様な効果が得られるとともに、車等
の狭隘な装着場所に合わせた小型なインタークーラ30
0を形成することが可能となる。また、一般的に、CO
2等の低臨界点を有する冷媒を用いた冷凍サイクルにお
いては、インタークーラ300の高圧冷媒流路3aに送
入される送入口での冷媒温度により、インタークーラ3
00の高圧冷媒流路3aから送出される送出口での冷媒
圧力を制御する高圧圧力制御弁4(図4参照)が冷媒回
路内に必要とされる。本実施の形態のように高圧冷媒流
路3aの送入口を有する高圧ヘッダ303aと送出口を
有する高圧ヘッダ303bとが隣接されることにより、
インタークーラ300に送入される冷媒の温度感応部が
内蔵された一体ブロック化の一体ヘッダに高圧圧力制御
弁を装着することが可能となる。これにより、車両用空
調装置のシステムを簡素化することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用熱交換器によれば、以下の効果を得ることが可能とな
る。請求項1記載の発明によれば、冷媒流路を有する帯
板形状の高圧帯板チューブと低圧帯板チューブとが平面
にて密着積層された構成とされているので、車両用熱交
換器であるインタークーラの製作を容易化し、小型化を
実現することが可能となる。また、高温高圧冷媒と低温
低圧冷媒との間にて熱交換を効率良く行うことができ
る。
【0038】請求項2記載の発明によれば、各ヘッダに
各帯板チューブが嵌め込まれるための各挿入溝が形成さ
れているので、車両用熱交換器であるインタークーラの
製作を容易化することができ、製作コストを低減するこ
とが可能となる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、高圧ヘッダ
と低圧ヘッダとが両帯板チューブの両端部にてそれぞれ
一体化されているので、一体ヘッダにおいても高温高圧
冷媒と低温低圧冷媒との熱交換が行われることとなり、
車両用熱交換器であるインタークーラの性能を向上させ
ることが可能となる。このことによって、性能を確保し
つつインタークーラの小型化が可能となる。また、イン
タークーラの剛性が向上し、振動等が発生する悪環境な
装着場所においても、信頼性及び耐久性を確保すること
ができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、熱交換部分
である各帯板チューブが、高圧帯板チューブを内側に配
設した略U字型の形状に成型され、各ヘッダが同一側に
設けられた構成とされているので、各ヘッダの一体化を
容易化に行うことが可能となり、一体化された一体ヘッ
ダには冷媒を制御するための装置を設けることも容易と
なる。これにより、インタークーラを有する車両用空調
装置のシステムを簡素化することができる。また、イン
タークーラ形状の小型化が図られ、狭隘な装着場所に設
置することが可能となる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、低圧冷媒帯
板チューブに形成された冷媒流路の断面積が、高圧冷媒
帯板チューブに形成された冷媒流路の断面積よりも大き
く形成されているので、互いの冷媒間の効果的な熱交換
が実現され、インタークーラの性能を向上することがで
き、小型化が可能となる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、低圧帯板チ
ューブに形成された冷媒流路の流路本数が、高圧帯板チ
ューブに形成された冷媒流路の流路本数よりも大きく形
成されているので、互いの冷媒間の効果的な熱交換が実
現され、インタークーラの性能を向上することができ、
小型化が可能となる。
【0043】請求項7記載の発明によれば、冷媒として
二酸化炭素を用いることとなるので、環境を配慮した車
両用熱交換器の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用熱交換器であるインター
クーラの第1の実施の形態を説明する概略構成図であ
り、図1(A)はインタークーラの分解斜視図、図1
(B)はインタークーラの断面図、図1(C)はインタ
ークーラを構成する帯板チューブの断面図である。
【図2】 本発明に係る車両用熱交換器であるインター
クーラの第2の実施の形態を説明する分解斜視図であ
る。
【図3】 本発明に係る車両用熱交換器であるインター
クーラの第3の実施の形態を説明する概略構成図であ
り、図3(A)はインタークーラの概略正面図、図3
(B)はインタークーラの断面図である。
【図4】 本発明に係る車両用熱交換器を有する車両用
空調装置の一冷媒回路を説明する回路図である。
【図5】 従来の車両用熱交換器である二重管構造のイ
ンタークーラの構成を説明する概略構成図であり、図5
(A)は冷媒流通経路を示す断面図、図5(B)は
(A)のP−P断面における断面図である。
【図6】 従来の車両用熱交換器である渦巻き形状のイ
ンタークーラの構成を説明する概略構成図であり、図6
(A)はこのインタークーラの断面図、図6(B)は
(A)のQ−Q断面における断面図、図6(C)はこの
インタークーラを構成する熱交換部分を説明する部分断
面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 放熱器 3 インタークーラ 3a,3b 冷媒流路 4 高圧圧力制御弁 5 エバポレータ(蒸発器) 300 インタークーラ 301,309 高圧帯板チューブ 302,310 低圧帯板チューブ 303a,303b 高圧ヘッダ 304a,304b 低圧ヘッダ 305 高圧ヘッダ側挿入溝(挿入溝) 306 低圧ヘッダ側挿入溝(挿入溝) 307a,307b 一体ヘッダ 308a 高圧側挿入溝(挿入溝) 308b 低圧側挿入溝(挿入溝)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L103 AA05 AA32 BB38 CC18 CC30 DD03 DD10 DD12 DD15 DD32 DD55

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温冷媒と低温冷媒との間にて熱交換さ
    せる車両用熱交換器において、 高温高圧冷媒が流通する冷媒流路を有した帯状の高圧帯
    板チューブと、低温低圧冷媒が流通する冷媒流路を有し
    た帯状の低圧帯板チューブとを備え、 前記高圧帯板チューブと前記低圧帯板チューブとは、平
    面上の結合部を有して互いに積層されていることを特徴
    とする車両用熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記高圧帯板チューブの両端部に接続さ
    れる高圧ヘッダと、前記低圧帯板チューブの両端部に接
    続される低圧ヘッダとを備え、 前記各高圧ヘッダには、前記高圧帯板チューブの端部が
    接続される挿入溝が形成され、前記各低圧ヘッダには、
    前記低圧帯板チューブの端部が接続される挿入溝が形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の車両用熱交
    換器。
  3. 【請求項3】 前記高圧ヘッダと前記低圧ヘッダとが、
    前記各帯板チューブの両端部にて一体化されていること
    を特徴とする請求項2記載の車両用熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記各帯板チューブは、前記高圧帯板チ
    ューブが前記低圧帯板チューブに対して内側に配置され
    た略U字型に積層されていることを特長とする請求項1
    〜3のいずれか1項記載の車両用熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記低圧帯板チューブは、その冷媒流路
    の断面積が、前記高圧帯板チューブの前記冷媒流路の断
    面積よりも大きく形成されていることを特徴とする請求
    項1〜4記載の車両用熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記低圧帯板チューブは、その冷媒流路
    数が、前記高圧帯板チューブの前記冷媒流路数よりも多
    く形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項記載の車両用熱交換器。
  7. 【請求項7】 冷媒として二酸化炭素を使用することを
    特徴とする請求項1から6のいすれか1項記載の車両用
    熱交換器。
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