JP2004183960A - 熱交換器 - Google Patents

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Etsuro Kubota
悦郎 久保田
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Nikkei Heat Exchanger Co Ltd
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines

Abstract

【課題】ヘッダーパイプに設けられた複数の流入出口に連通する複数の冷媒流通部の配置精度の向上、熱交換器の製造工程の簡素化及びろう付け性の向上を図れるようにした熱交換器を提供すること。
【解決手段】アルミニウム製の一対のヘッダーパイプ2a,2bと、これらヘッダーパイプ2a,2b間に架設される互いに平行な複数の熱交換管3と、熱交換管3間に配設されるコルゲートフィン4とを具備する熱交換器本体11と、ヘッダーパイプ2aの側面に当接する接合面23を有する板状基部24と、板状基部24に突設されると共に、ヘッダーパイプ2aに設けられた複数の冷媒の流入口6及び流出口7に連通する複数の冷媒流通部21とを一体に形成したアルミニウム製の配管連結部材20とを具備し、熱交換器本体11のヘッダーパイプ2aに、配管連結部材20の接合面23をろう付け結合してなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車や家屋等に設置する空調設備に組み込まれるアルミニウム製の熱交換器に関するものである。ここで、アルミニウムとは、アルミニウム又はアルミニウム合金を含む意味である。
【0002】
【従来の技術】
近年では、環境汚染の改善などの理由から、車両の軽量化、エンジン周りの部品の配置、車両の環境負荷軽減、材料のリサイクル性等から、自動車部品のアルミニウム転換が進められており、自動車用エアコンもアルミニウム製のものが広く使用されている。このアルミニウム製熱交換器(凝縮器、蒸発器)の中でも、一対のヘッダーパイプ間に多数の熱交換管である冷却チューブを平行して配置し、隣接する冷却チューブ間にフィンを介在するパラレルフロータイプ(PFC型)が主流となっている。
【0003】
ところで、これら空調装置の冷凍サイクルは、液体状態の熱媒体を膨張弁の小さな孔を通して蒸発器内に流入する。蒸発器内では、液体が大部分を占める熱媒体が、蒸発器の外部の被冷却体、例えば高温の空気等から熱を奪って気化する。これによって、蒸発器外の空気等が冷涼な温度に冷やされる。一方、蒸発潜熱を得て気化した熱媒体は、圧縮機によって断熱圧縮されて更に高温高圧のガス状態となって凝縮器内に導入される。高温ガス状態の熱媒体は、凝縮器の冷却チューブ内を通過する際、隣接する冷却チューブ間に介在されたフィンを介して低温流体、例えば空気等によって熱を奪われ凝縮液化を始める。凝縮器で液化した熱媒体は、凝縮器出口から再び膨張弁に循環使用され冷凍サイクルが繰り返し行われる。
【0004】
上記のように構成される熱交換器例えば凝縮器においては、凝縮器1は、図7に示すように、左右に対峙する一対のヘッダーパイプ2a,2bと、両ヘッダーパイプ2a,2b間に架設される互いに平行な複数の熱交換管3と、熱交換管3間に配設される熱交換用フィン例えばコルゲートフィン4とで構成される熱交換器本体5を具備している。このように構成される凝縮器1において、一方のヘッダーパイプ2aに、冷媒の流入口6及び流出口7を設け、これら流入口6及び流出口7に、それぞれ冷媒流入用配管8a、冷媒流出用配管8bをろう付けによって連結した構造のものが使用されている。
【0005】
また、熱交換器例えば蒸発器にあっては、図8に示すように、ヘッダーパイプ2a,2bを上下に対峙して配置する以外は凝縮器1と同様の構造を有する蒸発器本体5Aを具備している。この蒸発器1Aにおいて、下方に位置する一方のヘッダーパイプ2の一側端部(図では左側端部)には、冷媒の流入用配管8aがろう付けによって連結され、また、上方に位置する他方のヘッダーパイプ2bの一側端部(図では右側端部)には、冷媒の流出用配管8bが同様にろう付けによって連結されている。
【0006】
また、図9に示すように、複数(例えば2個)の熱交換器本体5,5を連結パイプ9(冷媒流通用配管)によって連結した蒸発器本体1Bが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−325790号公報(第4頁段落番号0024、図1)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示す、熱交換器すなわち凝縮器1においては、それぞれアルミニウム製押出形材にて形成される冷媒流入用配管8a及び冷媒流出用配管8bを、ヘッダーパイプ2aに設けられた流入口6あるいは流出口7にろう付けするために、ろう材例えばリング状のろう材をセットする必要がある。したがって、熱交換器の製造の作業工程が多くなるばかりか、冷媒流入用配管8a(又は冷媒流出用配管8b)と流入口6(又は流出口7)の位置(配置)がずれる虞がある(図7(b)参照)。
【0009】
また、図8に示す、熱交換器すなわち蒸発器1Aにおいても、上記凝縮器1と同様に、ろう材例えばリング状のろう材をセットしてろう付けするため、熱交換器の製造の作業工程が多くなると共に、冷媒流入用配管8a(又は冷媒流出用配管8b)と流入口6(又は流出口7)の位置(配置)がずれる虞がある。また、蒸発器1Aにおいては、更に、図8にハッチングで示すように、冷媒流入用配管8aから流入する冷媒は、抵抗の小さい流路を流れるため、熱交換効率が低下するという問題があった。この問題を解決する手段として、冷媒流入用配管8a及び冷媒流出用配管8bの流路面積を大きくすることが考えられるが、冷媒流入用配管8a及び冷媒流出用配管8bの配管径はヘッダーパイプ2a,2b以上に大きくすることができないために限界がある。その理由は、ヘッダーパイプ径以下での流路面積拡大という制約があるためであり、また、大径化により耐圧強度が低下するためである。そこで、考えられるのが、冷媒流入用配管8a及び冷媒流出用配管8bを複数設けることにより、流路面積を大きくすることができる。しかしながら、冷媒流入用配管8a及び冷媒流出用配管8bを複数設けることにより、熱交換器の製造の作業工程が更に多くなるばかりか、上述したように、配置の精度が低下するという問題が生じる。
【0010】
また、図9に示す、複数の熱交換器本体5,5を一体型にした蒸発器本体1Bにおいても、ヘッダーパイプ2a(2b)と連結パイプ9(冷媒流通用配管)とを例えばリング状ろう材をセットしてろう付けするため、上述したように、熱交換器の製造の作業工程が多くなると共に、冷媒流入用配管8a(又は冷媒流出用配管8b)と流入口6(又は流出口7)の位置(配置)がずれる虞がある(図9(b)参照)。また、流路面積を大きくするために、複数の連結パイプ9(冷媒流通用配管)を用いると、更に熱交換器の製造の作業工程が多くなるという問題がある。
【0011】
したがって、上記従来のこの種の熱交換器においては、いずれもヘッダーパイプの冷媒流入・流出口6,7と配管{冷媒の流入・流出用配管8a,8b,9(冷媒流通部)}とのろう付け作業の簡素化、配置精度の向上及びろう付け性の向上が望まれているのが現状である。
【0012】
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ヘッダーパイプに設けられた複数の流入口及び又は流出口に連通する複数の冷媒流通部の配置精度の向上と熱交換器の製造工程の簡素化を図れるようにし、かつ、ろう付け性の向上を図れるようにした熱交換器を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、それぞれがアルミニウム製の一対のヘッダーパイプと、これらヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管と、熱交換管間に配設される熱交換用フィンとを具備する熱交換器本体と、 上記ヘッダーパイプの側面に当接する接合面を有する板状基部と、この板状基部に突設されると共に、上記ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入口及び又は流出口に連通する複数の冷媒流通部とを一体に形成したアルミニウム製の配管連結部材と、を具備し、 上記熱交換器本体のヘッダーパイプに、上記配管連結部材の接合面をろう付け結合してなる、ことを特徴とする。
【0014】
また、請求項2記載の発明は、それぞれがアルミニウム製の一対のヘッダーパイプと、これらヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管と、熱交換管間に配設される熱交換用フィンとを具備する複数の熱交換器本体と、 上記ヘッダーパイプの側面に当接する接合面を有する板状基部と、この板状基部に突設されると共に、上記ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入口又は流出口に連通する複数の冷媒流通部とを一体に形成したアルミニウム製の配管連結部材と、を具備し、 隣接する一方の上記熱交換器本体のヘッダーパイプに、上記配管連結部材の接合面をろう付け結合すると共に、冷媒流通部を他方の熱交換器本体のヘッダーパイプに設けられた各冷媒の流入口又は流出口にろう付け結合してなる、ことを特徴とする。
【0015】
請求項2記載の熱交換器において、上記配管連結部材の板状基部における接合面と反対側面に他方の熱交換器本体のヘッダーパイプの側面に当接する第2の接合面を形成し、この第2の接合面とヘッダーパイプとをろう付け結合する方が好ましい(請求項3)。この場合、上記第2の接合面を、板状基部から隆起する側壁と一体に形成する方が好ましい(請求項4)。
【0016】
この発明の熱交換器において、上記配管連結部材をクラッド材にて形成する方が好ましい(請求項5)。
【0017】
請求項1記載の発明によれば、アルミニウム製の配管連結部材に、ヘッダーパイプの側面に当接する接合面を有する板状基部と、この板状基部に突設されると共に、ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入口及び又は流出口に連通する複数の冷媒流通部とを一体に形成し、この配管連結部材の接合面を熱交換器本体のヘッダーパイプにろう付け結合することにより、ヘッダーパイプと配管のみのろう付けに比べてヘッダーパイプと配管連結部材とのろう付け面積を増大することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との位置決めを容易にすることができる。したがって、ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結作業を簡素化することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結を確実かつ強固にすることができる。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、アルミニウム製の配管連結部材に、ヘッダーパイプの側面に当接する接合面を有する板状基部と、この板状基部に突設されると共に、ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入口又は流出口に連通する複数の冷媒流通部とを一体に形成し、この配管連結部材の接合面を隣接する熱交換器本体のヘッダーパイプにろう付け結合し、冷媒流通部を他方の熱交換器本体のヘッダーパイプにろう付け結合することにより、ヘッダーパイプ同士を配管を介してろう付けするものに比べてヘッダーパイプと配管とのろう付け面積を増大することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との位置決めを容易にすることができる。したがって、隣接する熱交換器本体のヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結作業を簡素化することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結及び熱交換器本体同士の連結を確実かつ強固にすることができる。
【0019】
請求項3記載の発明によれば、配管連結部材の板状基部における接合面と反対側面に他方の熱交換器本体のヘッダーパイプの側面に当接する第2の接合面を形成し、この第2の接合面とヘッダーパイプとをろう付け結合することにより、冷媒流通部とろう付けされるヘッダーパイプにおけるろう付け面積の増大が図れるので、更にろう付け性の向上が図れると共に、熱交換器本体同士の連結を確実かつ強固にすることができる。この場合、第2の接合面を、板状基部から隆起する側壁と一体に形成することにより、更に熱交換器本体同士の連結を強固にすることができる(請求項4)。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、配管連結部材をクラッド材にて形成することにより、ろう材をセットする必要がなくなるので、更に作業性の向上が図れると共に、ろう付け性の向上が図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る熱交換器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図7〜図9に示した従来の熱交換器の構成要素と同一部分には同一の符号を付して説明する。
【0022】
◎第一実施形態
図1は、この発明に係る熱交換器の第一実施形態を示す正面図(a),(a)のI部拡大断面図(b),(a)のII部拡大断面図(c)、図2は、第一実施形態における配管連結部材のろう付け状態を説明する斜視図である。
【0023】
第一実施形態は、熱交換器である凝縮器10(コンデンサ)における一方のヘッダーパイプ2aに複数の冷媒流入・流出部すなわち冷媒流入口6と冷媒流出口7とを設け、これら冷媒流入口6及び冷媒流出口7に冷媒流入・流出用配管である冷媒流通部21,22を連結した場合である。
【0024】
上記凝縮器10は、図1に示すように、それぞれがアルミニウム製の左右に対峙する一対のヘッダーパイプ2a,2bと、これらのへッダーパイプ2a,2b間に架設される複数の熱交換管3と、各熱交換管3の間に介設されると共に、一体に接合される熱交換用フィン例えばコルゲートフィン4とを具備する熱交換器本体11(以下に、コンデンサ本体11という)と、一方のヘッダーパイプ2aに設けられた複数の冷媒流入・流出部すなわち冷媒流入口6と冷媒流出口7に連結される冷媒流通部21,22を有する配管連結部材20とを具備している。
【0025】
上記ヘッダーパイプ2a,2bは、例えばアルミニウム製の押出形材にて略円筒状に形成されており、その上下端開口部にはアルミニウム製のキャップ部材12がろう付けによって閉塞されている。また、一方のヘッダーパイプ2aの上端部側の側面には、冷媒流入口6が穿設され、下端部側の側面には、冷媒流出口7が穿設されている。このヘッダーパイプ2aの上端付近には、冷媒流入口6から流入した熱媒体をヘッダーパイプ2b側へ流出するための第1の仕切板14aが設けられ、下端部付近には、ヘッダーパイプ2b側から流出された熱媒体を冷媒流出口7側へ流出するための第2の仕切板14bが設けられている。また、ヘッダーパイプ2bには、ヘッダーパイプ2bの上部域と下部域とを区画する第3の仕切板14cが設けられている。
【0026】
また、熱交換管3は、図1に示すように、アルミニウム製の押出形材にて例えば偏平な板状に形成されており、その内部には長手方向に向かって貫通する複数に区画された熱媒体の流路(図示せず)が形成されている。このように形成される熱交換管3の両端部は、両ヘッダーパイプ2a,2b側面の対向する側に、適宜間隔をおいて互いに平行に配列される複数のスリット(図示せず)に挿入固着されている。
【0027】
熱交換用フィンすなわちコルゲートフィン4は、図1に示すように、アルミニウム製の板材を屈曲することにより連続波形状に形成されており、各熱交換管3の間に介設されてろう付されている。この場合、最上段及び最下段に配設された熱交換管3の外方側にもコルゲートフィン4がろう付接合されており、これらの両コルゲートフィン4を保護するために、両コルゲートフィン4の更に外方側にはサイドプレート13がろう付接合されている。
【0028】
一方、上記配管連結部材20は、図1及び図2に示すように、ろう材が被覆されたアルミニウム製のクラッド材を所定寸法に打ち抜いた板状素材をプレス加工によって形成されている。この配管連結部材20は、ヘッダーパイプ2aの側面に当接する断面円弧状(ヘッダーパイプ2aの曲率に相似する)接合面23を有する板状基部24と、この板状基部24に突設されると共に、ヘッダーパイプ2aに設けられた冷媒流入口6又は冷媒流出口7に連通可能な複数の冷媒流通部21,22とが一体に形成されている。この場合、冷媒流通部21,22は、板状基部24を打ち抜き加工によって形成されるバーリング部にて形成されている。したがって、冷媒流通部21,22は熱媒体の通路だけでなく、強度部材を兼ねることができる。
【0029】
上記のように構成される凝縮器10を組み立てるには、まず、配管連結部材20の冷媒流通部21,22をヘッダーパイプ2aに穿設された冷媒流入口6,冷媒流出口7に合致させた状態で、接合面23をヘッダーパイプ2aの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定する。
【0030】
次に、ヘッダーパイプ2aにコルゲートフィン4、熱交換管3と他方のヘッダーパイプ2bを組み付けて治具(図示せず)にて固定して、仮組みする。
【0031】
上記のようにして仮組みされたコンデンサ本体11と配管連結部材20にフラックスを塗布した後、これらコンデンサ本体11、配管連結部材20を図示しない炉内に収容し、所定温度例えば600℃の温度で加熱して、コンデンサ本体11と配管連結部材20を一体ろう付け結合する。
【0032】
上記のようにして構成された熱交換器すなわち凝縮器10によれば、ヘッダーパイプ2aと配管のみのろう付けに比べてヘッダーパイプ2aと配管連結部材20とのろう付け面積を増大することができると共に、冷媒流入口6及び冷媒流出口7と冷媒流通部21,22との位置決めを容易にすることができる。したがって、ヘッダーパイプ2aに設けられた複数の冷媒流入口6及び冷媒流出口7と冷媒流通部21,22との連結作業を簡素化することができると共に、冷媒流入口6及び冷媒流出口7と冷媒流通部21,22との連結を確実かつ強固にすることができる。
【0033】
◎第二実施形態
図3は、この発明に係る熱交換器の第二実施形態の正面図(a)、(a)のIII−III線に沿う断面図(b)及び(a)のIV−IV線に沿う断面図(c)、図4は、第二実施形態における熱交換器の概略斜視図である。
【0034】
第二実施形態は、熱交換器である蒸発器30におけるヘッダーパイプ2a,2bにそれぞれ複数の冷媒流入口6と冷媒流出口7とを設け、これら冷媒流入口6及び冷媒流出口7に冷媒流入・流出用配管である冷媒流通部21,22を連結した場合である。
【0035】
上記蒸発器30は、上記凝縮器10と同様に構成されており、図3に示すように、それぞれがアルミニウム製の上下に対峙する一対のヘッダーパイプ2a,2bと、これらのへッダーパイプ2a,2b間に架設される複数の熱交換管3と、各熱交換管3の間に介設されると共に、一体に接合される熱交換用フィン例えばコルゲートフィン4とを具備する蒸発器器本体31と、一方のヘッダーパイプ2aに穿設された複数例えば3個の冷媒流入口6Aに連結される3個の冷媒流通部21Aを有する第1の配管連結部材20Aと、他方のヘッダーパイプ2bに穿設された複数例えば3個の冷媒流出口7Aに連結される3個の冷媒流通部22Aを有する第2の配管連結部材20Bとを具備している。この場合、冷媒流入口6A、冷媒流出口7A及び冷媒流通部21A,22Aは、それぞれ等間隔に設けられている。
【0036】
上記第1及び第2の配管連結部材20A,20Bは、図3及び図4に示すように、ろう材が被覆されたアルミニウム製のクラッド材を所定寸法に打ち抜いた板状素材をプレス加工によって形成されている。この第1及び第2の配管連結部材20A,20Bは、ヘッダーパイプ2a,2bの側面に当接する断面円弧状(ヘッダーパイプ2a,2bの曲率に相似する)接合面23Aを有する板状基部24Aと、この板状基部24Aに突設されると共に、ヘッダーパイプ2a,2bに設けられた冷媒流入口6A又は冷媒流出口7Aに連通可能な複数(3個)の冷媒流通部21A,22Aとが一体に形成されている。この場合、冷媒流通部21A,22Aは、板状基部24Aを打ち抜き加工によって形成されるバーリング部にて形成されている。したがって、冷媒流通部21A,22Aは熱媒体の通路だけでなく、強度部材を兼ねることができる。
【0037】
なお、第二実施形態において、その他の部分は、上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0038】
上記のように構成される蒸発器30を組み立てるには、まず、第1の配管連結部材20Aの3個の冷媒流通部21Aをヘッダーパイプ2aに穿設された3個の冷媒流入口6Aに合致させた状態で、接合面23Aをヘッダーパイプ2aの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定する。次いで、同様に、第2の配管連結部材20Bの3個の冷媒流通部22Aをヘッダーパイプ2bに穿設された3個の冷媒流出口7Aに合致させた状態で、接合面23Aをヘッダーパイプ2bの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定する。
【0039】
次に、ヘッダーパイプ2a,2bにコルゲートフィン4と熱交換管3を組み付けて治具(図示せず)にて固定して、仮組みする。
【0040】
上記のようにして仮組みされた蒸発器本体31と第1及び第2の配管連結部材20A,20Bにフラックスを塗布した後、これら蒸発器本体31と第1及び第2の配管連結部材20A,20Bを図示しない炉内に収容し、所定温度例えば600℃の温度で加熱して、蒸発器本体31と第1及び第2の配管連結部材20A,20Bを一体ろう付け結合する。
【0041】
上記のようにして構成された熱交換器すなわち蒸発器30によれば、ヘッダーパイプ2a,2bと配管のみのろう付けに比べてヘッダーパイプ2a,2bと配管連結部材20A,20Bとのろう付け面積を増大することができると共に、複数設けられた冷媒流入口6A及び冷媒流出口7Aと冷媒流通部21A,22Aとの位置決めを容易にすることができる。したがって、ヘッダーパイプ2a,2bに設けられた複数の冷媒流入口6A及び冷媒流出口7Aと冷媒流通部21A,22Aとの連結作業を簡素化することができると共に、冷媒流入口6A及び冷媒流出口7Aと冷媒流通部21A,22Aとの連結を確実かつ強固にすることができる。
【0042】
また、第二実施形態の熱交換器すなわち蒸発器30によれば、等間隔に設けられた複数の冷媒流入口6A,冷媒流出口7A及び冷媒流通部21A,22Aを具備するので、配管径を大きくすることなく熱媒体の流路抵抗を低減することができると共に、各冷媒流入口6Aから蒸発器本体31の熱交換管3内に流入する熱媒体を均一に冷媒流出口7Aから流出することができる。したがって、熱交換効率の向上を図ることができる。
【0043】
なお、上記説明では、冷媒流入口6A及び冷媒流出口7Aと冷媒流通部21A,22Aが、それぞれ3個の場合について説明したが、4個以上であってもよい。この場合においても、冷媒流入口6A及び冷媒流出口7Aと冷媒流通部21A,22Aは等間隔である方が好ましい。
【0044】
◎第三実施形態
図5は、この発明に係る熱交換器の第三実施形態の概略斜視図(a)及び(a)のV部拡大断面図(b)、図6は、第三実施形態における配管連結部材を示す斜視図(a)及び(a)のVI−VI線に沿う断面図(b)である。
【0045】
第三実施形態は、熱交換器を構成する複数例えば2個の凝縮器本体11A,11B(コンデンサ本体11A,11B)を並設し、両コンデンサ本体11A,11Bのヘッダーパイプ2a,2bを複数の冷媒流通部25を介して連結して一体型熱交換器40を形成した場合である。
【0046】
第三実施形態における凝縮器本体11A,11Bすなわちコンデンサ本体11A,11Bは、第一実施形態のコンデンサ本体11と同様に構成されているので、ここでは、同一部分に同一符号を付して説明は省略する。なお、一方のコンデンサ本体11Aのヘッダーパイプ2aの上端側には冷媒流入用配管15が接続され、他方のコンデンサ本体11Bのヘッダーパイプ2bの上端側には冷媒流出用配管16が接続されている。
【0047】
第三実施形態における配管連結部材20Cは、図5及び図6に示すように、ろう材が被覆されたアルミニウム製のクラッド材を所定寸法に打ち抜いた板状素材をプレス加工によって形成されている。この配管連結部材20Cは、一方のコンデンサ本体11Aのヘッダーパイプ2bの側面に当接する断面円弧状(ヘッダーパイプ2bの曲率に相似する)の第1の接合面23Bと、この第1の接合面23Bと反対側に隆起されて他方のコンデンサ本体11Bのヘッダーパイプ2aの側面に当接する断面円弧状(ヘッダーパイプ2aの曲率に相似する)の第2の接合面23Cとを有する板状基部24Bと、この板状基部24Bに突設されると共に、ヘッダーパイプ2bに設けられた複数例えば2個の冷媒流出口6Bに連通可能な複数(2個)の冷媒流通部21Bとが一体に形成されている。
【0048】
この場合、冷媒流通部21Bは、板状基部24Bを打ち抜き加工によって形成されるバーリング部にて形成されている。また、第2の接合面23Cは、板状基部24Bから隆起する側壁25を四辺に有する略箱状に形成されている。この第2の接合面23C及び側壁25は、プレス加工によって一体に形成される。したがって、冷媒流通部21Bと第2の接合面23C及び側壁25によって強度部材を兼ねることができる。
【0049】
上記のように構成される一体型熱交換器40を組み立てるには、まず、配管連結部材20Cの2個の冷媒流通部21Bを、一方のコンデンサ本体11Aのヘッダーパイプ2bに穿設された2個の冷媒流出口7Bに合致させた状態で、接合面23Bをヘッダーパイプ2bの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定する。次いで、冷媒流通部21Bを、他方のコンデンサ本体11Bのヘッダーパイプ2aに穿設された2個の冷媒流入口6Bに合致させた状態で、第2の接合面23Cをヘッダーパイプ2aの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定する。なお、この場合、配管連結部材20Cの取付手順を逆にしてもよい。すなわち、まず、配管連結部材20Cの2個の冷媒流通部21Bを、コンデンサ本体11Bのヘッダーパイプ2aに穿設された2個の冷媒流入口6Bに合致させた状態で、接合面23Bをヘッダーパイプ2aの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定する。次いで、冷媒流通部21Bを、コンデンサ本体11Aのヘッダーパイプ2bに穿設された2個の冷媒流出口7Bに合致させた状態で、第2の接合面23Cをヘッダーパイプ2bの側面に当接すると共に、スポット溶接Wによって仮固定してもよい。
【0050】
次に、両コンデンサ本体11のヘッダーパイプ2a,2bにコルゲートフィン4と熱交換管3を組み付けて治具(図示せず)にて固定して、仮組みする。
【0051】
上記のようにして仮組みされた2組のコンデンサ本体11A,11Bと配管連結部材20Cにフラックスを塗布した後、これら2組のコンデンサ本体11A,11Bと配管連結部材20Cを図示しない炉内に収容し、所定温度例えば600℃の温度で加熱して、2組のコンデンサ本体11A,11Bと配管連結部材20Cを一体ろう付け結合する。
【0052】
上記のようにして構成された一体型熱交換器40によれば、ヘッダーパイプ2a,2bと配管のみのろう付けに比べてヘッダーパイプ2a,2bと配管連結部材20Cとのろう付け面積を増大することができると共に、複数設けられた冷媒流入口6B及び冷媒流出口7Bと冷媒流通部21Bとの位置決めを容易にすることができる。したがって、ヘッダーパイプ2a,2bに設けられた複数の冷媒流入口6B及び冷媒流出口7Bと冷媒流通部21Bとの連結作業を簡素化することができると共に、冷媒流入口6B及び冷媒流出口7Bと冷媒流通部21Bとの連結を確実かつ強固にすることができる。
【0053】
また、第三実施形態の一体型熱交換器40によれば、両コンデンサ本体11A,11Bの隣接するヘッダーパイプ2a,2bに穿設された複数の冷媒流入口6B,冷媒流出口7B及び冷媒流通部21Bを具備するので、配管径を大きくすることなく熱媒体の流路抵抗を低減することができると共に、一方のコンデンサ本体11Aから他方のコンデンサ本体11B内に流入される熱媒体の流量を増大することができるので、熱交換効率の向上を図ることができる。
【0054】
なお、上記説明では、冷媒流通部21Bが2個の場合について説明したが、3個以上であってもよい。また、冷媒流通部21Bと第2の接合面23Cとの位置関係は任意でよく、例えば、第2の接合面23Cの両側に冷媒流通部21Bを位置させるようにしてもよい。
【0055】
また、上記説明では、2組のコンデンサ本体11を連結する場合について説明したが、3組以上のコンデンサ本体11A,11Bを連結する場合も同様に配管連結部材20Cを介して連結することができる。
【0056】
◎その他の実施形態
上記実施形態では、ヘッダーパイプ2a,2bが略円筒状である場合について説明したが、ヘッダーパイプ2a,2bは必ずしも円筒状である必要はなく、例えば円筒の一部を平坦状にした筒状であってもよい。この場合、平坦部を接合面とすることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
【0058】
(1)請求項1記載の発明によれば、ヘッダーパイプと配管連結部材とのろう付け面積を増大することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との位置決めを容易にすることができるので、ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結作業を簡素化することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結を確実かつ強固にすることができる。
【0059】
(2)請求項2記載の発明によれば、ヘッダーパイプと配管とのろう付け面積を増大することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との位置決めを容易にすることができるので、隣接する熱交換器本体のヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結作業を簡素化することができると共に、冷媒の流入・流出口と冷媒流通部との連結及び熱交換器本体同士の連結を確実かつ強固にすることができる。
【0060】
(3)請求項3記載の発明によれば、配管連結部材の板状基部における接合面と反対側面に他方の熱交換器本体のヘッダーパイプの側面に当接する第2の接合面を形成し、この第2の接合面とヘッダーパイプとをろう付け結合することにより、冷媒流通部とろう付けされるヘッダーパイプにおけるろう付け面積の増大が図れるので、上記(2)に加えて、更にろう付け性の向上が図れると共に、熱交換器本体同士の連結を確実かつ強固にすることができる。この場合、第2の接合面を、板状基部から隆起する側壁と一体に形成することにより、更に熱交換器本体同士の連結を強固にすることができる(請求項4)。
【0061】
(4)請求項5記載の発明によれば、配管連結部材をクラッド材にて形成することにより、ろう材をセットする必要がなくなるので、上記(1)〜(3)に加えて、更に作業性の向上が図れると共に、ろう付け性の向上が図れる。したがって、熱交換器の信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る熱交換器の第一実施形態の正面図(a)、(a)のI部拡大断面図(b)及び(a)のII部拡大断面図(c)である。
【図2】第一実施形態における配管連結部材のろう付け状態を示す斜視図である。
【図3】この発明に係る熱交換器の第二実施形態の正面図(a)、(a)のIII−III線に沿う断面図(b)及び(a)のIV−IV線に沿う断面図(c)である。
【図4】第二実施形態における熱交換器の概略斜視図である。
【図5】この発明に係る熱交換器の第三実施形態の概略斜視図(a)及び(a)のV部拡大断面図(b)である。
【図6】第三実施形態における配管連結部材を示す斜視図(a)及び(a)のVI−VI線に沿う断面図(b)である。
【図7】従来の熱交換器の一例を示す正面図(a)及び(a)のVII部拡大断面図(b)である。
【図8】従来の別の熱交換器を示す概略正面図である。
【図9】従来の更に別の熱交換器を示す概略斜視図(a)及び(a)のVIII部拡大側面図(b)である。
【符号の説明】
2a,2b:ヘッダーパイプ
3:熱交換管
4:コルゲートフィン(熱交換用フィン)
6,6A,6B:冷媒流入口
7,7A,7B:冷媒流出口
10:凝縮器(コンデンサ,熱交換器)
11,11A,11B:コンデンサ本体(熱交換器本体)
20,20A,20B,20C:配管連結部材
21,21A,21B,22,22A:冷媒流通部
23,23A:接合面
23B:第1の接合面
23C:第2の接合面
24,24A,24B:板状基部
25:側壁
30:蒸発器(熱交換器)
31:蒸発器本体(熱交換器本体)
40:一体型熱交換器

Claims (5)

  1. それぞれがアルミニウム製の一対のヘッダーパイプと、これらヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管と、熱交換管間に配設される熱交換用フィンとを具備する熱交換器本体と、
    上記ヘッダーパイプの側面に当接する接合面を有する板状基部と、この板状基部に突設されると共に、上記ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入口及び又は流出口に連通する複数の冷媒流通部とを一体に形成したアルミニウム製の配管連結部材と、を具備し、
    上記熱交換器本体のヘッダーパイプに、上記配管連結部材の接合面をろう付け結合してなる、ことを特徴とする熱交換器。
  2. それぞれがアルミニウム製の一対のヘッダーパイプと、これらヘッダーパイプ間に架設される互いに平行な複数の熱交換管と、熱交換管間に配設される熱交換用フィンとを具備する複数の熱交換器本体と、
    上記ヘッダーパイプの側面に当接する接合面を有する板状基部と、この板状基部に突設されると共に、上記ヘッダーパイプに設けられた複数の冷媒の流入口又は流出口に連通する複数の冷媒流通部とを一体に形成したアルミニウム製の配管連結部材と、を具備し、
    隣接する一方の上記熱交換器本体のヘッダーパイプに、上記配管連結部材の接合面をろう付け結合すると共に、冷媒流通部を他方の熱交換器本体のヘッダーパイプに設けられた各冷媒の流入口又は流出口にろう付け結合してなる、ことを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項2記載の熱交換器において、
    上記配管連結部材の板状基部における接合面と反対側面に他方の熱交換器本体のヘッダーパイプの側面に当接する第2の接合面を形成し、この第2の接合面とヘッダーパイプとをろう付け結合してなる、ことを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項3記載の熱交換器において、
    上記第2の接合面を、板状基部から隆起する側壁と一体に形成してなる、ことを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の熱交換器において、
    上記配管連結部材をクラッド材にて形成してなる、ことを特徴とする熱交換器。
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