JP3814917B2 - 積層型蒸発器 - Google Patents
積層型蒸発器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3814917B2 JP3814917B2 JP04263297A JP4263297A JP3814917B2 JP 3814917 B2 JP3814917 B2 JP 3814917B2 JP 04263297 A JP04263297 A JP 04263297A JP 4263297 A JP4263297 A JP 4263297A JP 3814917 B2 JP3814917 B2 JP 3814917B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- inlet tank
- refrigerant
- outlet
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/025—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/022—Evaporators with plate-like or laminated elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0308—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
- F28D1/0325—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
- F28D1/0333—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/04—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1、第2冷媒流路を形成する一対の金属薄板を多数積層することにより第1、第2熱交換部を一体に構成し、一対の金属薄板の上端部、下端部に、上記第1、第2冷媒流路の一端、他端のそれぞれに連通する4つのタンク部を一体成形した積層型蒸発器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の積層型蒸発器として、本出願人は、先に、特願平9−22844号の特許出願において、図4に示す冷媒流路構成を持った冷媒蒸発器1を提案している。この先願の冷媒蒸発器1においては、その上下両端部に、入口タンク部47、48と出口タンク部43、44とを区画形成して、冷媒に吸熱して冷却される送風空気Aの流れに対して、空気上流側に出口側熱交換部3bを、また、空気下流側に入口側熱交換部3aを区画形成している。そして、下側の入口タンク部48は、仕切り部51にて第1入口タンク部aと第2入口タンク部bに仕切られており、上側の出口タンク部43は、仕切り部52にて第1出口タンク部cと第2出口タンク部dに仕切られている。
【0003】
そして、この蒸発器1では、図9に示すように、一対の金属薄板4を最中合わせ状に接合して、冷媒が流れるチューブ2を構成しており、このチューブ2内の冷媒通路は、センターリブ49により風上側の冷媒通路2aと風下側の冷媒通路2bとに仕切られている。また、一対の金属薄板4には、両冷媒通路2a、2bの一端、他端に連通するタンク部47、48、43、44が筒状に突出形成されており、それぞれのタンク部47、48、43、44には、隣接するタンク部47、48、43、44と連通する連通孔45、46、41、42が形成されている。
【0004】
このような構成の蒸発器1では、その内部を冷媒が次の経路により流れる。すなわち、図4において、冷媒は、冷媒入口パイプ8aから蒸発器側面の冷媒通路15を経て下側入口タンク48の第1入口タンク部aに入る。そして、この第1入口タンク部aから、冷媒は、チューブ2内の風上側冷媒通路2aを上昇して上側入口タンク部47に入る。次に、冷媒は上側入口タンク部47からチューブ2内の風上側冷媒通路2aを下降して下側入口タンク部48の第2入口タンク部bに入る。
【0005】
次に、冷媒は第2入口タンク部bから蒸発器側面の冷媒通路13を経て上側出口タンク部43の第1出口タンク部cに入り、ここからチューブ2内の風下側冷媒通路2bを下降して下側出口タンク部44に入る。次に、冷媒は、この下側出口タンク部44からチューブ2内の風下側冷媒通路2bを上昇して上側出口タンク部43の第2出口タンク部dに入る。次に、冷媒は第2出口タンク部dから蒸発器側面の冷媒通路14を経て冷媒出口パイプ8bへと流れ、蒸発器外部へ流出する。
【0006】
このように、送風空気Aの流れに対して、空気上流側に出口側熱交換部3bを、また、空気下流側に入口側熱交換部3aをそれぞれ区画形成するとともに、入口側熱交換部3aと出口側熱交換部3bにおいて冷媒の流れ方向を一致させている。すなわち、仕切り部51、52より右側では、両熱交換部3a、3bの冷媒流れ方向を下方向とし、仕切り部51、52より左側では、両熱交換部3a、3bの冷媒流れ方向を上方向としている。
【0007】
このような冷媒通路構成とすることにより、気液二相冷媒の液相冷媒と気相冷媒がチューブ2内の冷媒通路2a、2bに対して不均一に分配されても、矢印A方向に流れる空気の蒸発器吹出空気温度を蒸発器1の全域にわたって均一化できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した蒸発器1では、図9に示す金属薄板4をアルミニュウム合金で成形して、この多数の金属薄板4を積層して所定の蒸発器形状に仮組み付けした後に、炉中にて蒸発器1全体を一体ろう付けして製造する。ここで、蒸発器1の仮組み付け状態において、最中合わせ状に配置される一対の金属薄板4、4相互間は、金属薄板4の外周端部およびセンターリブ49において接触しており、この接触面積が比較的大きいために、位置ずれしにくい。これに対して、外方側同志が対向して設けられる一対の金属薄板4、4相互間は、タンク部の突出端面においてのみ接触しており、この接触面積が非常に小さいために、位置ずれしやすい。よって、この一対の金属薄板4相互間に関しては、位置決めを行なう必要がある。この位置決めの具体的な方法としては、金属薄板4の4つのタンク部のうちの2箇所に、位置決め用嵌合部を形成するものが挙げられる。
【0009】
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、積層型蒸発器の仮組み付け時において位置決め用嵌合部を設けるに当たり、低圧損化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明者は、蒸発器(1)の冷媒出口側が、冷媒の入口側に比べて冷媒の乾き度が大きく、所定の抵抗に対する圧力損失が大きいために、上記した位置決め用嵌合部を冷媒出口側のタンク(43、44)に形成した場合、大きな圧力損失が発生し、冷房能力の大幅な低下を招いてしまうことに着目して、以下に述べる発明を見出した。
【0011】
すなわち、請求項1ないし3に記載の発明では、一対の金属薄板(4、4)を最中合わせにしたチューブ(2)により入口側冷媒流路(2a)および出口側冷媒流路(2b)が形成され、
この入口、出口側冷媒流路(2a)、(2b)の一端、他端に連通する第1、第2入口タンク部(47、48)、および第1、第2出口タンク部(43、44)を、金属薄板(4)の一端部、他端部において積層方向外方側へ筒状に突出するように一体成形し、このチューブ(2)を多数積層してなる積層型熱交換器において、
一対の金属薄板(4、4)の一端部に成形される2つの第1入口タンク部(47、47)のうち、一方の第1入口タンク部(47)だけに、位置決め用突出部(47a)を第1入口タンク部(47)から突出するように成形し、
また、一対の金属薄板(4、4)の他端部に成形される2つの第2入口タンク部(48、48)のうち、一方の第2入口タンク部(48)だけに、位置決め用突出部(48a)を第2入口タンク部(48)から突出するように成形し、
一方の第1入口タンク部(47)の位置決め用突出部(47a)を隣接するチューブ(2)の第1入口タンク部(47)の貫通孔(45)に嵌合するとともに、一方の第2入口タンク部(48)の位置決め用突出部(48a)を隣接するチューブ(2)の第2入口タンク部(48)の貫通孔(46)に嵌合することで位置決め用嵌合部(B)が構成されることを特徴としている。
【0012】
このような構成によれば、第1、第2入口タンク部(47、48)、つまり、冷媒の乾き度が小さいタンク部(47、48)だけに、上記位置決め用嵌合部(B)を設けてあるので、冷媒の乾き度の大きい第1、第2出口タンク部(43、44)に上記位置決め用嵌合部(B)を設ける場合に比べて、圧力損失の発生を抑制でき、冷房能力の低下を抑制できる。
【0013】
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の積層型蒸発器において、各金属薄板(4、4)において、位置決め用突出部(47a、48a)は、第1、第2入口タンク部(47、48)のうち、一方の入口タンク部だけに成形されることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の積層型蒸発器において、各金属薄板(4、4)における第1、第2入口タンク部(47、48)および第1、第2出口タンク部(43、44)が同一形状に成形され、
同一形状の第1、第2入口タンク部(47、48)のうち、一方の入口タンク部だけに位置決め用突出部(47a、48a)が成形されることを特徴としている。
【0014】
このような構成によれば、全ての金属薄板(4)に関して、4つのタンク部(43、44、47、48)のうち1箇所のみに上記位置決め用突出部(47a、48a)が形成されるため、金属薄板(4)の形状が1種類で済み、コスト安である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図4は本発明積層型蒸発器を自動車用空調装置の冷凍サイクルにおける冷媒蒸発器に適用した場合を示している。
【0016】
図1は蒸発器1の全体構成を示しており、蒸発器1は図1の上下方向を上下にして、図示しない自動車用空調装置のクーリングユニットケース内に設置される。蒸発器1の左右方向の一端側(左端側)には配管ジョイント8が配設され、この配管ジョイント8の入口パイプ8aには、図示しない温度作動式膨張弁(減圧手段)の出口側配管が連結され、この膨張弁で減圧され膨張した低温低圧の気液二相冷媒が流入するようになっている。
【0017】
この蒸発器1は、多数のチューブ2を並列配置し、このチューブ2内の入口側冷媒通路2aおよび出口側冷媒通路2bを流れる冷媒とチューブ2の外部を流れる空調用送風空気とを熱交換させる入口側熱交換部3aおよび出口側熱交換部3b(図1中入口側熱交換部3aの紙面奥側に配置される)を構成している。なお、図1中紙面奥側から手前側にかけて送風空気が流れる。この送風空気の流れ方向を図2、3中矢印Aで示してある。
【0018】
上記チューブ2は、図2に示す長尺形状の金属薄板4を2枚(一対)最中合わせの状態に接合することにより形成される。以下この積層構造の概略を説明すると、金属薄板4として、例えば、アルミニュウム心材(A3000番系の材料)の両面にろう材(A4000番系の材料)をクラッドした両面クラッド材(板厚:0.4〜0.6mm程度)を用い、この両面クラッド材を図2に示す所定形状に成形して、これを2枚1組として多数組積層した上で、ろう付けにより接合することにより多数のチューブ2を並列に形成する。
【0019】
このチューブ2の内部は、センターリブ49により、風上側の入口側冷媒通路2aと風下側の出口側冷媒通路2bとに仕切られている。これら冷媒通路2a、2bは、同一幅寸法となるように形成され、金属薄板長手方向に沿って平行に(換言すれば、空気流れ方向に重なるように)配置されている。この金属薄板4の積層構造により、2つの熱交換部3a、3bが一体に形成される。
【0020】
金属薄板4の上端部、他端部には、入口側冷媒通路2aの上端、他端に連通する上側、下側の入口タンク部47、48、および、出口側冷媒通路2bの上端、他端に連通する上側、下側の出口タンク部43、44が形成されている。これらタンク部43、44、47、48は、金属薄板4の外方側へ突出する楕円筒状の突出部にて形成されており、この突出端部には、隣接するタンク部43、44、47、48相互間をそれぞれ連通させる連通穴41、42、45、46が形成されている。
【0021】
これら入口タンク部47、48、および、出口タンク部43、44は、全て同形状に形成してあり、さらに、連通孔41、42、45、46も全て同形状に形成してある。
また、入口側、出口側熱交換部3a、3bにおいて、チューブ2の内面側相互の間隙(最中合わせ状の一対の金属薄板4、4相互間)にインナーフィン70、70を接合して、冷媒側の伝熱面積の拡大、および、強度の確保を図っている。また、入口側、出口側熱交換部3a、3bにおいて、隣接するチューブ2の外面側相互の間隙に、コルゲートフィン(フィン手段)7を接合して空気側の伝熱面積の増大を図っている。これらインナーフィン70およびコルゲートフィン7はA3003のような、ろう材をクラッドしてないアルミニュウムベア材にて波形状に成形されている。インナーフィン70は、波の進行方向(図2中左右方向)が冷媒通路2a、2bと直交するように配置されており、これにより、冷媒通路2a、2b内に、複数の小冷媒通路が並列的に区画形成される。
【0022】
熱交換部3a、3bの金属薄板積層方向の一端部(図1、2の左端部)に位置する金属薄板からなるサイドプレート9およびこれに接合されるエンドプレート10、さらに金属薄板積層方向の他端部(図1、2の右端部)に位置する金属薄板からなるサイドプレート11およびこれに接合されるエンドプレート12も、本例では、上記金属薄板4と同様に両面クラッド材から成形されている。但し、これらの板材9、10、11、12は強度確保のため、上記金属薄板4より厚肉、例えば1.0〜1.6mm程度の板厚にしてある。
【0023】
図1左端部のサイドプレート9の上下の端部には、それぞれ出口タンク部9a、入口タンク部9bが1つずつ形成されており、これらタンク部9a、9bはサイドプレート9の幅方向に沿って延びる細長の1つの椀状部から形成されており、図示しない連通穴が開口形成されている。
図1右端部のサイドプレート11の上下の端部にも、それぞれ出口タンク部11a、入口タンク部11bが形成されており、これらタンク部11a、11bもサイドプレート11の幅方向に沿って延びる細長の1つの椀状部から形成されるとともに、図示しない連通穴が開口形成されている。
【0024】
エンドプレート10は、外方側へ突出する張出部10a、10cを有しており、張出部10aと張出部10cとの間は、冷媒通路的には分断されており、張出部10aとサイドプレート9の平坦面および入口タンク部9bとの間に形成される空間により、入口側連通部15が形成され、張出部10cとサイドプレート9の出口タンク部9aとの間に形成される空間により、出口側連通部14が形成される。
【0025】
張出部10aには、配管ジョイント8の冷媒入口パイプ8aの一端と連通する図示しない連通孔が形成され、張出部10cには、配管ジョイント8の冷媒出口パイプ8bの一端と連通する図示しない連通孔が形成されている。
配管ジョイント8の冷媒入口パイプ8aの他端には、図示しない上記膨張弁の出口側冷媒配管が連結され、冷媒出口パイプ8bの他端には、蒸発器1で蒸発したガス冷媒を圧縮機(図示せず)へ吸入させる圧縮機吸入配管が連結される。また、エンドプレート12は、外方側へ突出する張出部12aを有しており、この張出部12aとサイドプレート11の平坦面との間に形成される空間により、冷媒通路13が形成される。
【0026】
図4は蒸発器1内における冷媒通路の構成を示す概要図であり、金属薄板4の下側入口タンク部48の途中および上側出口タンク部43の途中に、それぞれ仕切り部51、52を設けている。一方の仕切り部51は、金属薄板として、図2に示す下側入口タンク部48の連通穴46を閉塞したものを用いることにより形成できる。また、他方の仕切り部52は、金属薄板として、図2に示す上側出口タンク部43の連通穴41を閉塞したものを用いることにより形成できる。
【0027】
上記仕切り部51、52の配置により、金属薄板4の下側入口タンク部48を第1入口タンク部aと第2入口タンク部bとに仕切るとともに、金属薄板4の上側出口タンク部43を第1出口タンク部cと第2出口タンク部dとに仕切ることができる。
以上により、冷媒は、蒸発器1内を、冷媒入口パイプ8a→冷媒通路15→下側入口タンク部48の第1入口タンク部a→チューブ2の冷媒通路2a→上側入口タンク部47→チューブ2の冷媒通路2a→下側入口タンク部48の第2入口タンク部b→冷媒通路13→上側出口タンク部43の第1出口タンク部c→チューブ2の冷媒通路2b→下側出口タンク部44→チューブ2の冷媒通路2b→上側出口タンク部43の第2出口タンク部d→冷媒通路14→冷媒出口パイプ8bの経路で流れる。
【0028】
このように冷媒経路を構成することにより、矢印A方向に流れる空気の蒸発器吹出空気温度を熱交換部3の全域にわたって均一化できる。
本実施形態の冷媒蒸発器の製造方法を簡単に説明すると、最初に、金属薄板4、コルゲートフィン7、サイドプレート9、11、およびエンドプレート10、12を積層し、さらに、配管ジョイント8をエンドプレート10に組付けて、図1、2に示す所定の熱交換器構造に仮組付けする。
【0029】
次に、金属薄板4の積層方向に延びるワイヤー(図示せず)によりエンドプレート10、12の外側から熱交換器構造の仮組付け体を締めつけて、この仮組付け体の仮組付け姿勢を保持する。
次に、この仮組付け姿勢を保持した状態で、ろう付け炉内に仮組付け体を搬入し、このろう付け炉内にて、仮組付け体をアルミニュウム両面クラッド材のろう材の融点まで加熱して、仮組付け体各部の接合箇所を一体ろう付けする。これにより、蒸発器1全体の組付を完了する。
【0030】
ところで、本実施形態では、上記した蒸発器の仮組付け時におけるタンク同志の位置決めと、圧力損失の低減とを両立できるようにするため、次のごとき工夫をしている。
すなわち、図3に示すように、相互に隣接するチューブ2、2のうち、一方のチューブ2(例えば図3中右側のチューブ)に形成される上側の入口タンク部47の貫通孔45の縁部に、外方側へ突出する楕円筒状の位置決め用突出部47aを一体に形成し、この位置決め用突出部47aを、他方のチューブ2(例えば図3中左側のチューブ)に形成される上側の入口タンク部47の貫通孔45に嵌合してある。また、上記他方のチューブ2に形成される下側の入口タンク部48の貫通孔46の縁部に、外方側へ突出する楕円筒状の位置決め用突出部48aを一体に形成し、この位置決め用突出部48aを、上記一方のチューブ2に形成される下側の入口タンク部48の貫通孔46に嵌合してある。
【0031】
これにより、相互に隣接するチューブ2、2の間において、入口タンク部47、48の2箇所に位置決め用嵌合部Bが形成される。なお、本実施形態では、貫通孔45、46の径を23.8mmとしたときに、位置決め用突出部47a、48aの内径を21.8mm、突出高さを1.5mmとすることにより、この位置決め用嵌合部Bにて確実に位置決めするようにしている。
【0032】
そして、上記仮組付け時においては、上記位置決め用突出部47a、48aを貫通孔47、48に嵌合することにより、相互に隣接するチューブ2、2同志の位置決めを行なうことができる。また、この位置決め用嵌合部Bにおいてもろう付けされるため、このチューブ2、2相互の接合強度を向上できる。
なお、タンク部43、44、47、48、および、連通孔41、42、45、46が同形状に形成されているので、実際には、金属薄板4に設けた4つのタンク部43、44、47、48のうちの1箇所に、上記した位置決め用突出部を一体成形しておき、この位置決め用突出部の位置が上述のような配置となるように、金属薄板4を組付けている。つまり、本実施形態の蒸発器1は、1種類の形状の金属薄板4から形成されている。
【0033】
以下に、上記構成における本実施形態の奏する効果を述べる。
まず、入口タンク部47、48、つまり、冷媒の乾き度が小さいタンク部47、48に、上記位置決め用嵌合部Bを設けてあるので、冷媒の乾き度の大きいタンク部43、44に上記位置決め用嵌合部Bを設ける場合に比べて、圧力損失の発生を抑制でき、冷房能力の低下を抑制できる。
【0034】
また、金属薄板4の形状が1種類で済み、コスト安である。
(第2の実施形態)
本実施形態では、図5に示すように、相互に隣接するチューブ2、2のうち、一方のチューブ2(例えば図5中右側のチューブ)に形成される上側の入口タンク部47の貫通孔45の縁部に、外方側へ突出する楕円筒状の位置決め用突出部47aを一体に形成し、この位置決め用突出部47aを、他方のチューブ2(例えば図5中左側のチューブ)に形成される上側の入口タンク部47の貫通孔45に嵌合してある。また、上記一方のチューブ2に形成される下側の入口タンク部48の貫通孔46の縁部に、外方側へ突出する楕円筒状の位置決め用突出部48aを一体に形成し、この位置決め用突出部48aを、上記他方のチューブ2に形成される下側の入口タンク部48の貫通孔46に嵌合してある。
【0035】
このため、本実施形態では、4つのタンク部43、44、47、48のうちの2箇所に、上記した位置決め用突出部を一体成形した金属薄板4と、この位置決め用突出部が形成されない金属薄板4とを、上述のような配置となるように交互に配置している。つまり、本実施形態の蒸発器1は、2種類の形状の金属薄板4から形成されている。
【0036】
このようにしても、相互に隣接するチューブ2、2の間において、入口タンク部47、48の2箇所に位置決め用嵌合部Bを形成することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、図6に示すように、金属薄板4のうち冷媒通路2a、2b部位に多数の長尺状リブ71を形成し、上記第1の実施形態におけるインナーフィン70は廃止している。この長尺状リブ71は、冷媒通路2a、2bの長手方向(図中上下方向)に対して例えば45°程度傾斜するように形成されており、一対の金属薄板4を最中合わせに組付けた状態では、一方の金属薄板4の長尺状リブ71と、他方の金属薄板4の長尺状リブ71とがX状に重なるように接している。このようにしても、冷媒側の伝熱面積の拡大、および、強度の確保を図ることができる。
【0037】
(第4の実施形態)
本実施形態では、図7に示すように、金属薄板4のうち冷媒通路2a、2b部位に多数のディンプル72を形成し、上記第1の実施形態におけるインナーフィン70は廃止している。このディンプル72の突出面は、隣接する金属薄板4の内面に接している。このようにしても、冷媒側の伝熱面積の拡大、および、強度の確保を図ることができる。
【0038】
(第5の実施形態)
本実施形態では、図8に示すように、金属薄板4のうち冷媒通路2a、2b部位に複数のストレートリブ73を形成し、上記第1の実施形態におけるインナーフィン70は廃止している。このストレートリブ73は、冷媒通路2a、2bの長手方向に沿って並列的に配置されており、このストレートリブ73の突出面は、隣接する金属薄板4の内面に接している。このようにしても、冷媒側の伝熱面積の拡大、および、強度の確保を図ることができる。
【0039】
(他の実施形態)
上記実施形態では、蒸発器1の仮組み付け状態において、最中合わせ状の一対の金属薄板4、4相互間の位置決めを行なっていなかったが、以下に述べる方法により位置決めを行なってもよい。つまり、一対の金属薄板4、4の外周縁部を数カ所かしめることにより、一対の金属薄板4、4相互を係止させてもよい。また、一対の金属薄板4、4のうち、一方の金属薄板4の外周縁部の数カ所に、他方の金属薄板4の外周縁部を係止するような切り起こし部を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる積層型蒸発器の正面図である。
【図2】第1の実施形態に係わる蒸発器の部分的な分解斜視図である。
【図3】第1の実施形態に係わる積層型蒸発器の、図2中A−Aで示す部位の断面図である。
【図4】第1の実施形態および先願に係わる蒸発器の冷媒通路構成を示す概略斜視図である。
【図5】第2の実施形態に係わる図3に相当する図である。
【図6】第3の実施形態に係わるチューブの分解斜視図である。
【図7】第4の実施形態に係わるチューブの分解斜視図である。
【図8】第5の実施形態に係わるチューブの分解斜視図である。
【図9】先願に係わるチューブの分解斜視図である。
【符号の説明】
4…金属薄板、2…チューブ、2a、2b…入口側、出口側冷媒流路、
3a、3b…入口側、出口側熱交換部、
47、48…上側、下側の入口タンク部(第1、第2入口タンク部)
43、44…上側、下側の出口タンク部(第1、第2出口タンク部)
B…位置決め用嵌合部、47a、48a…位置決め用突出部。
Claims (3)
- 並列配置される多数の入口側冷媒流路(2a)を流れる冷媒と被冷却流体とを熱交換させる入口側熱交換部(3a)と、
並列配置される多数の出口側冷媒流路(2b)を流れる冷媒と被冷却流体とを熱交換させる出口側熱交換部(3b)とを備え、
前記入口側冷媒流路(2a)および前記出口側冷媒流路(2b)は、一対の金属薄板(4、4)を最中合わせにしたチューブ(2)により形成され、
前記入口側冷媒流路(2a)の一端、他端に連通する第1、第2入口タンク部(47、48)、および、前記出口側冷媒流路(2b)の一端、他端に連通する第1、第2出口タンク部(43、44)が、前記一対の金属薄板(4)の一端部、他端部において積層方向外方側へ筒状に突出するように一体成形されており、
前記チューブ(2)を多数積層することにより、前記入口側熱交換部(3a)および前記出口側熱交換部(3b)が一体に形成されるとともに、前記第1、第2入口タンク部(47、48)、および、前記第1、第2出口タンク部(43、44)が相互に連通され、
前記一対の金属薄板(4、4)の一端部に成形される前記2つの第1入口タンク部(47、47)のうち、一方の第1入口タンク部(47)だけに、位置決め用突出部(47a)を前記第1入口タンク部(47)から突出するように成形し、
また、前記一対の金属薄板(4、4)の他端部に成形される前記2つの第2入口タンク部(48、48)のうち、一方の第2入口タンク部(48)だけに、位置決め用突出部(48a)を前記第2入口タンク部(48)から突出するように成形し、
前記一方の第1入口タンク部(47)の位置決め用突出部(47a)を隣接するチューブ(2)の第1入口タンク部(47)の貫通孔(45)に嵌合するとともに、前記一方の第2入口タンク部(48)の位置決め用突出部(48a)を隣接するチューブ(2)の第2入口タンク部(48)の貫通孔(46)に嵌合することで位置決め用嵌合部(B)が構成されることを特徴とする積層型蒸発器。 - 前記各金属薄板(4、4)において、前記位置決め用突出部(47a、48a)は、前記第1、第2入口タンク部(47、48)のうち、一方の入口タンク部だけに成形されることを特徴とする請求項1に記載の積層型蒸発器。
- 前記各金属薄板(4、4)における前記第1、第2入口タンク部(47、48)および前記第1、第2出口タンク部(43、44)が同一形状に成形され、
前記同一形状の第1、第2入口タンク部(47、48)のうち、一方の入口タンク部だけに前記位置決め用突出部(47a、48a)が成形されることを特徴とする請求項2に記載の積層型蒸発器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04263297A JP3814917B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 積層型蒸発器 |
US09/024,046 US5918664A (en) | 1997-02-26 | 1998-02-16 | Refrigerant evaporator constructed by a plurality of tubes |
BR9800719A BR9800719A (pt) | 1997-02-26 | 1998-02-20 | Evaporador para refrigerante |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04263297A JP3814917B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 積層型蒸発器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238896A JPH10238896A (ja) | 1998-09-08 |
JP3814917B2 true JP3814917B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=12641400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04263297A Expired - Fee Related JP3814917B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 積層型蒸発器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5918664A (ja) |
JP (1) | JP3814917B2 (ja) |
BR (1) | BR9800719A (ja) |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11287587A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Denso Corp | 冷媒蒸発器 |
FR2788123B1 (fr) * | 1998-12-30 | 2001-05-18 | Valeo Climatisation | Evaporateur, appareil de chauffage et/ou de climatisation et vehicule comportant un tel evaporateur |
CA2260890A1 (en) * | 1999-02-05 | 2000-08-05 | Long Manufacturing Ltd. | Self-enclosing heat exchangers |
US6467536B1 (en) * | 1999-12-22 | 2002-10-22 | Visteon Global Technologies, Inc. | Evaporator and method of making same |
FR2803376B1 (fr) * | 1999-12-29 | 2002-09-06 | Valeo Climatisation | Evaporateur a tubes plats empilees possedant deux boites a fluide opposees |
JP2002115988A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-19 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 積層型熱交換器 |
US7011142B2 (en) * | 2000-12-21 | 2006-03-14 | Dana Canada Corporation | Finned plate heat exchanger |
US6341649B1 (en) * | 2001-02-12 | 2002-01-29 | Delphi Technologies, Inc. | Aluminum plate oil cooler |
JP3637314B2 (ja) * | 2002-01-10 | 2005-04-13 | 三菱重工業株式会社 | 積層型蒸発器 |
CA2392610C (en) * | 2002-07-05 | 2010-11-02 | Long Manufacturing Ltd. | Baffled surface cooled heat exchanger |
KR100687637B1 (ko) * | 2002-07-11 | 2007-02-27 | 한라공조주식회사 | 열교환기 |
FR2846733B1 (fr) * | 2002-10-31 | 2006-09-15 | Valeo Thermique Moteur Sa | Condenseur, notamment pour un circuit de cimatisation de vehicule automobile, et circuit comprenant ce condenseur |
CA2420273A1 (en) * | 2003-02-27 | 2004-08-27 | Peter Zurawel | Heat exchanger plates and manufacturing method |
CA2425233C (en) * | 2003-04-11 | 2011-11-15 | Dana Canada Corporation | Surface cooled finned plate heat exchanger |
JP4233419B2 (ja) | 2003-09-09 | 2009-03-04 | カルソニックカンセイ株式会社 | 蒸発器 |
CA2451428C (en) * | 2003-11-28 | 2011-10-25 | Dana Canada Corporation | Brazed sheets with aligned openings and heat exchanger formed therefrom |
US7182125B2 (en) * | 2003-11-28 | 2007-02-27 | Dana Canada Corporation | Low profile heat exchanger with notched turbulizer |
DE602005023927D1 (de) * | 2004-04-02 | 2010-11-18 | Calsonic Kansei Corp | Verdampfer |
JP2006010102A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Sanden Corp | 積層型熱交換器およびその製造方法 |
WO2006028296A1 (en) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Showa Denko K.K. | Laminated heat exchanger |
KR100913141B1 (ko) * | 2004-09-15 | 2009-08-19 | 삼성전자주식회사 | 마이크로채널튜브를 이용한 증발기 |
US7523781B2 (en) * | 2005-01-24 | 2009-04-28 | Halls Climate Control Corporation | Heat exchanger |
SE528847C2 (sv) * | 2005-01-28 | 2007-02-27 | Alfa Laval Corp Ab | Packningsaggregat för plattvärmeväxlare |
SE528275C2 (sv) * | 2005-02-15 | 2006-10-10 | Alfa Laval Corp Ab | Värmeöverföringsplatta med styrorgan samt värmeväxlare som innefattar sådana plattor |
JP4761790B2 (ja) | 2005-02-28 | 2011-08-31 | カルソニックカンセイ株式会社 | 蒸発器 |
JP4830131B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-12-07 | 国立大学法人 東京大学 | マイクロ熱交換器およびその製造方法 |
SE530574C2 (sv) * | 2006-11-20 | 2008-07-08 | Alfa Laval Corp Ab | Plattvärmeväxlare |
KR101311035B1 (ko) * | 2008-04-17 | 2013-09-24 | 다나 캐나다 코포레이션 | U 흐름 열교환기 |
JP2010078160A (ja) * | 2008-09-23 | 2010-04-08 | Denso Corp | 熱交換器 |
JP5552309B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2014-07-16 | 株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー | 蓄冷機能付きエバポレータ |
FR2962800B1 (fr) * | 2010-07-15 | 2017-11-24 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif de connexion entre un composant d'une boucle de climatisation et un echangeur de chaleur |
JP5298100B2 (ja) * | 2010-11-15 | 2013-09-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用熱交換器 |
FR2973106B1 (fr) * | 2011-03-23 | 2013-03-29 | Valeo Systemes Thermiques | Renfort de liaison entre plaques d'un echangeur de chaleur |
EP3767219A1 (en) | 2011-10-19 | 2021-01-20 | Carrier Corporation | Flattened tube finned heat exchanger and fabrication method |
CA2959261A1 (en) | 2014-09-09 | 2016-03-17 | Bombardier Recreational Products Inc. | Heat exchanger for a snowmobile engine air intake |
CA2959006A1 (en) | 2014-09-09 | 2016-03-17 | Bombardier Recreational Product Inc. | Snowmobile heat exchanger assembly |
EP3598047B1 (en) * | 2018-07-20 | 2022-04-06 | Valeo Vyminiky Tepla, s.r.o. | Heat exchanger tube |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4274482A (en) * | 1978-08-21 | 1981-06-23 | Nihon Radiator Co., Ltd. | Laminated evaporator |
US4621685A (en) * | 1983-09-12 | 1986-11-11 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Heat exchanger comprising condensed moisture drainage means |
US4592414A (en) * | 1985-03-06 | 1986-06-03 | Mccord Heat Transfer Corporation | Heat exchanger core construction utilizing a plate member adaptable for producing either a single or double pass flow arrangement |
JP2722664B2 (ja) * | 1988-12-27 | 1998-03-04 | 株式会社デンソー | 冷媒蒸発器 |
JP3048600B2 (ja) * | 1990-06-29 | 2000-06-05 | 昭和アルミニウム株式会社 | 凝縮器 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP04263297A patent/JP3814917B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-02-16 US US09/024,046 patent/US5918664A/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-20 BR BR9800719A patent/BR9800719A/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR9800719A (pt) | 1999-06-29 |
JPH10238896A (ja) | 1998-09-08 |
US5918664A (en) | 1999-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3814917B2 (ja) | 積層型蒸発器 | |
JP4122578B2 (ja) | 熱交換器 | |
US6272881B1 (en) | Refrigerant evaporator and manufacturing method for the same | |
US5186250A (en) | Tube for heat exchangers and a method for manufacturing the tube | |
US7044205B2 (en) | Layered heat exchangers | |
KR100497847B1 (ko) | 증발기 | |
JPH0486489A (ja) | 熱交換器用チューブ | |
JPH0926278A (ja) | 熱交換器用冷媒流通管およびこれを用いたカー・クーラ用コンデンサ | |
JP3661275B2 (ja) | 積層型蒸発器 | |
JP3959868B2 (ja) | 熱交換器 | |
JPH11173704A (ja) | 積層型蒸発器 | |
JP2007147173A (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP3403544B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP4214582B2 (ja) | 積層型蒸発器 | |
JP3812021B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
JPH0722620Y2 (ja) | 空気調和機用アルミニウム製凝縮器 | |
JPH1071463A (ja) | 偏平状熱交換管の製造方法 | |
JP4081883B2 (ja) | 熱交換器 | |
JPH0894274A (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP3682633B2 (ja) | チューブエレメントの形成方法とこのチューブエレメントを用いた熱交換器 | |
JP3840736B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP2000046489A (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP3863217B2 (ja) | 積層型蒸発器 | |
JP3651091B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP3700309B2 (ja) | 積層型熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060529 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140616 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |