JPH10122413A - 流体圧力制御用の三方電磁弁 - Google Patents

流体圧力制御用の三方電磁弁

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JPH10122413A
JPH10122413A JP27788996A JP27788996A JPH10122413A JP H10122413 A JPH10122413 A JP H10122413A JP 27788996 A JP27788996 A JP 27788996A JP 27788996 A JP27788996 A JP 27788996A JP H10122413 A JPH10122413 A JP H10122413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体圧力制御中の電磁弁部品の振動や作動音
を小さくする。 【解決手段】 筒状の弁ハウジング34と筒状のソレノ
イドコイル33とを同軸上に配置し、弁ハウジング34
の内周部に非磁性材製のスリーブ39を嵌着し、このス
リーブ39の内周側に磁性材製の筒状弁体42を摺動自
在に嵌合する。弁ハウジング34の外周部に入力ポート
36を形成すると共に、該弁ハウジング34の側壁中央
部に、筒状弁体42の端面開口に対向する出力ポート3
7を形成し、コイルハウジング31の側面部に排出ポー
ト38を形成し、入力ポート36から出力ポート37へ
の流路と排出ポート38への流路とをスリーブ39で仕
切った構成とする。スリーブ39には、排出ポート38
に連通する流路45を有する嵌合壁部46を形成し、こ
の嵌合壁部46の内周側に円筒状の弁座47を嵌着し、
この弁座47の内周側に固定鉄心48を嵌着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧等の流体圧力
を制御する流体圧力制御用の三方電磁弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、流体圧力制御用の三方電磁弁
は、例えば自動車の自動変速機の油圧制御装置に用いら
れており、その一例が特開平4−258580号公報に
示されている。このものは、図6に示すように、筒状の
弁ハウジング11と筒状のソレノイドコイル12とを同
軸上に配置し、それらの内周側に筒状弁体13(可動鉄
心)と固定鉄心14とを同軸上に配置し、更に、筒状弁
体13の内周側には流路形成用の内筒15を配置してい
る。弁ハウジング11の下端中心部に入力ポート16が
形成され、後述するソレノイドコイル12のOFF時に
は、入力ポート16から内筒15の内部に流入した油が
該内筒15の周壁に形成された流出口17と筒状弁体1
3の穴18を通って、弁ハウジング11の外周部に形成
された出力ポート19から流出する。そして、内筒15
の流出口17の上方には仕切壁20と流入口21が形成
され、後述するソレノイドコイル12のON時には、弁
ハウジング11内に存在する油が筒状弁体13の穴18
から流入口21を通して内筒15内に流入し、固定鉄心
14の上端中央部に形成された排出ポート22から排出
される。
【0003】この場合、出力ポート19の圧力の制御
は、ソレノイドコイル12のON/OFFのデューティ
比をPWM(Pulse Width Modulation)方式で制御するこ
とにより行われる。つまり、ソレノイドコイル12のO
FF時には、筒状弁体13がスプリング23によって下
方に移動され、入力ポート16から出力ポート19への
流路が開放されると共に、排出ポート22への流路が閉
鎖される。一方、ソレノイドコイル12のON時には、
筒状弁体13が上方に吸引され、入力ポート16から出
力ポート19への流路が閉鎖されると共に、排出ポート
22への流路が開放される。従って、ソレノイドコイル
12のON/OFFのデューティ比を制御することで、
出力ポート19における平均油圧を制御できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、ソレノ
イドコイル12のON/OFFに同期して筒状弁体13
が高速度で往復動作し、急激な油の流通/遮断が繰り返
される。これにより、弁ハウジング11内で脈動圧が発
生し、その脈動圧が弁ハウジング11の内周面24で直
接受けられる。このため、弁ハウジング11に伝達され
る脈動エネルギ(脈動圧×受圧面積)が大きくなり、そ
れによって電磁弁部品の振動や作動音が大きくなる欠点
がある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、流体圧力制御中の電
磁弁部品の振動や作動音を小さくすることができる流体
圧力制御用の三方電磁弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の流体圧力制御用の三方電磁弁
は、弁ハウジングの内周部に非磁性材製のスリーブを嵌
着し、このスリーブの内周側に筒状弁体を摺動自在に嵌
合し、前記弁ハウジングの外周部に入力ポートを形成す
ると共に、該弁ハウジングの側壁中央部に、前記筒状弁
体の端面開口に対向する出力ポートを形成している。こ
の場合、筒状弁体の往復動作に伴う脈動圧が筒状弁体内
で発生するが、その脈動圧の受圧面となる筒状弁体の内
周面は、その外周側に位置する弁ハウジングの内周面
(従来の受圧面)と比較して面積が小さいため、筒状弁
体に伝達される脈動エネルギ(脈動圧×受圧面積)が従
来よりも小さくなり、その分、電磁弁部品の振動や作動
音が小さくなる。しかも、入力ポートを弁ハウジングの
外周部に形成しているため、従来のように入力ポートを
中心側に配置する構成とは異なり、電磁弁自体の外径寸
法を大きくすることなく、入力ポートの開口面積を容易
に拡大でき、流入流量増大ひいては流体圧力の制御幅拡
大が容易である。更に、筒状弁体を摺動自在に嵌合する
スリーブは、入力ポートから出力ポートへの流路と排出
ポートへの流路とを仕切る仕切り部材としても機能し、
電磁弁の構成も簡単である。
【0007】この場合、請求項2のように、固定鉄心
に、筒状弁体の内周面に微小隙間を介して対向する筒状
壁を形成し、この筒状壁に、流体を通過させるスリット
又は孔を形成するようにしても良い。このようにすれ
ば、固定鉄心→筒状壁→筒状弁体の経路で磁気抵抗の少
ない磁気回路を構成することができ、筒状弁体を効率良
く駆動できる。
【0008】また、請求項3のように、スリーブに、排
出ポートに連通する流路を有する嵌合壁部を前記固定子
鉄心と同心状に形成し、この嵌合壁部の内周側に、筒状
弁体の排出ポート側の開口縁に対向する円筒状の弁座を
嵌着し、この弁座の内周側に固定鉄心を嵌着した構成と
しても良い。このようにすれば、スリーブに対して弁座
と固定子鉄心との双方を組み付けることができ、部品点
数削減・組付性向上を実現できると共に、これら3部品
の同心性の確保が容易であり、組付精度も向上できる。
【0009】また、請求項4のように、筒状弁体の内部
から排出ポートへの流路は、その途中部の流路断面積を
その前後の流路断面積よりも拡大するようにしても良
い。このようにすれば、筒状弁体の内部から排出ポート
への流路がマフラ(消音器)の如き構造となり、流体噴
出及び流体脈動に対する消音効果を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5に基づいて説明する。ここで、図1はソレノイ
ドコイル33のOFF時の状態を示す三方電磁弁の縦断
面図、図2はソレノイドコイル33のON時の状態を示
す三方電磁弁の縦断面図、図3は弁ハウジング34の主
要部の正面図、図4は図1のA線に沿って部分的に破断
して示す右側面図、図5はソレノイドコイル33のON
/OFFデューティ比と出力ポート37の圧力との関係
を示す図である。
【0011】磁性材製のコイルハウジング31内には、
絶縁性樹脂製のコイルボビン32に巻装されたソレノイ
ドコイル33を収納し、該コイルボビン32の左側面に
磁性材製の筒状の弁ハウジング34のフランジ部35を
宛がった状態で、コイルハウジング31の縁部を弁ハウ
ジング34のフランジ部35にかしめ付けることで、こ
れら各部品を一体化している。この場合、弁ハウジング
34の内径寸法とコイルボビン32の内径寸法とが同一
寸法に形成され、これら両者が同軸上に連結されてい
る。弁ハウジング34の外周部には、複数の入力ポート
36が同一円周上に形成され、該弁ハウジング34の左
側壁中央部には出力ポート37が形成されている。一
方、コイルハウジング31の右側壁には、複数の排出ポ
ート38がコイルボビン32の内周部に沿って形成され
ている。
【0012】弁ハウジング34の内周部には、耐摩耗性
のある非磁性材製のスリーブ39が圧入固定されてい
る。このスリーブ39の左側部分には、入力ポート36
に対応する位置に切欠部40が形成され、該切欠部40
の左端と弁ハウジング34の右側壁との間に、非磁性材
製の円環状の弁座41が挟着されている。また、スリー
ブ39の内周側には、可動鉄心を兼ねる磁性材製の筒状
弁体42が摺動自在に嵌合されている。この筒状弁体4
2の左端開口縁は、弁座41とその内周側に突出する弁
ハウジング34の環状リブ43とに対向している。筒状
弁体42内の左側部分には、非磁性材製のスプリング4
4が弁ハウジング34の左側壁との間に収納され、この
スプリング44の弾発力によって筒状弁体42が右方向
(固定鉄心48側)に付勢されている。
【0013】一方、スリーブ39の右側部分には、排出
ポート38に連通するスリット状の流路45を有する嵌
合壁部46が一体に形成され、この嵌合壁部46がコイ
ルボビン32の内周部に嵌合されている。この嵌合壁部
46の内周側には、非磁性材製の円筒状の弁座47が圧
入固定され、ソレノイドコイル33のON/OFFに応
じて筒状弁体42の右端開口縁が弁座47に当接/離間
するようになっている。この弁座47の内周側には固定
鉄心48が圧入固定され、この固定鉄心48の左側部分
には、筒状弁体42の内周面に微小隙間を介して対向す
る筒状壁49が一体に形成され、この筒状壁49には、
流体を弁座47側へ通過させるスリット50が形成され
ている。
【0014】固定鉄心48の外周面とコイルボビン32
の内周面との間には、スリーブ39のスリット状の流路
45と排出ポート38との間を連通させる円筒状の流路
51が形成されている。これにより、弁座47から排出
ポート38への流路は、その途中の円筒状の流路51で
流路断面積が拡大され、マフラ(消音器)のような構造
となっている。また、筒状弁体42を摺動自在に嵌合す
るスリーブ39は、入力ポート36から出力ポート37
への流路と排出ポート38への流路とを仕切る仕切り部
材としても機能している。
【0015】以上のように構成された三方電磁弁は、常
開型のシート弁であり、出力ポート37の出力圧の制御
は、ソレノイドコイル33のON/OFFのデューティ
比をPWM制御することにより行われる。ソレノイドコ
イル33のOFF時には、図1に示すように、スプリン
グ23の弾発力により筒状弁体42が右方向に移動さ
れ、筒状弁体42の左端が出力ポート37側の弁座41
から離間して、入力ポート36から出力ポート37への
流路が開放されると共に、筒状弁体42の右端が弁座4
7に当接して、排出ポート38への流路45が閉鎖され
る。この状態では、入力ポート36から流入した流体が
出力ポート37へ流れ、出力ポート37の圧力が上昇す
る。
【0016】一方、ソレノイドコイル33のON時に
は、弁ハウジング34の環状リブ43と筒状弁体42と
の間で磁気吸引力が働き、筒状弁体42がスプリング2
3の弾発力に抗して左方向に吸引される。これにより、
図2に示すように、筒状弁体42の左端が弁座41に当
接して、入力ポート36から出力ポート37への流路が
閉鎖されると共に、筒状弁体42の右端が排出ポート3
8側の弁座47から離間して、排出ポート38への流路
45が開放される。この状態では、筒状弁体42内に存
在する流体が排出ポート38へ流れ、出力ポート37の
圧力が低下する。
【0017】そして、出力ポート37の圧力を制御する
場合には、ソレノイドコイル33のON/OFFを例え
ば50〜70Hz程度の周波数で切り換え、図1の状態
と図2の状態とを交互に切り換える。この際、ON時間
の比率であるデューティ比をPWM方式で制御して出力
ポート37の平均圧力を制御するものであり、その制御
特性は、図5に示すように、デューティ比を大きくする
と、出力ポート37の圧力が低下し、デューティ比を小
さくすると出力ポート37の圧力が上昇する。
【0018】圧力制御中は、ソレノイドコイル33のO
N/OFFに同期して筒状弁体42が高速度で往復動作
し、急激な油の流通/遮断が繰り返される。これによ
り、出力ポート37の圧力を保持する筒状弁体42内で
脈動圧が発生するが、その脈動圧の受圧面となる筒状弁
体42の内周面は、その外周側に位置する弁ハウジング
34の内周面(従来の受圧面)と比較して面積が小さい
ため、筒状弁体42に伝達される脈動エネルギ(脈動圧
×受圧面積)が従来よりも小さくなり、その分、電磁弁
部品の振動や作動音を小さくできて、低騒音化の要求を
満たすことができる。
【0019】しかも、入力ポート36を弁ハウジング3
4の外周部に形成しているため、従来のように入力ポー
ト36を中心側に配置する構成とは異なり、電磁弁自体
の外径寸法を大きくすることなく、入力ポート36の開
口面積を容易に拡大でき、流入流量増大ひいては流体圧
力の制御幅拡大を容易に実現できる。更に、筒状弁体4
2を摺動自在に嵌合するスリーブ39は、入力ポート3
6から出力ポート37への流路と排出ポート38への流
路とを仕切る仕切り部材としても機能するため、他の仕
切り部材を設ける必要がなく、部品点数を少なくでき
て、電磁弁の構成も簡単である。
【0020】また、上記実施形態では、固定鉄心48
に、筒状弁体42の内周面に微小隙間を介して対向する
スリット50付きの筒状壁49を形成したので、筒状弁
体42内の流体の通過を妨げることなく、固定鉄心48
→筒状壁49→筒状弁体42の経路で磁気抵抗の少ない
磁気回路を構成することができ、筒状弁体42を効率良
く駆動できて、ソレノイドコイル33の小型化ひいては
電磁弁の小型化も実現できる。但し、本発明は、この構
成に限定されず、固定鉄心48に一体に形成したスリッ
ト付きの筒状壁を筒状弁体42の外周面に対向させるよ
うにした構成としても良い。
【0021】また、上記実施形態では、筒状弁体42を
摺動自在に支持するスリーブ39に排出ポート38側に
突出する嵌合壁部46を形成し、この嵌合壁部46の内
周側に円筒状の弁座47を嵌着し、この弁座47の内周
側に固定鉄心48を嵌着した構成としたので、スリーブ
39に対して弁座47と固定子鉄心48との双方を組み
付けることができ、組付のための部品点数を削減でき
て、組付性を向上できると共に、これら3部品の同心性
を容易に確保できて、組付精度も向上できる。
【0022】更に、上記実施形態では、固定鉄心48の
外周面とコイルボビン32の内周面との間に、円筒状の
流路51を形成し、スリーブ39のスリット状の流路4
5と排出ポート38との間をこの円筒状の流路51によ
って連通させるようにしたので、弁座47から排出ポー
ト38への流路は、その途中の円筒状の流路51で流路
断面積が拡大し、排出ポート38で流路断面積が縮小す
る形態となる。これにより、排出ポート38への流路が
マフラ(消音器)のような構造となり、このマフラ構造
によって流体噴出及び流体脈動に対する消音効果を得る
ことができ、一層の作動音低減が可能となる。
【0023】尚、上記実施形態では、常開型のシート弁
を例示したが、常閉型のシート弁として構成しても良
く、また、シート弁に限定されず、スプール弁として構
成しても良い。また、上記実施形態では、嵌合壁部46
にスリットを形成して流路45を構成したが、嵌合壁部
46の内周面に軸方向に延びる溝を形成して流路を構成
しても良い。また、上記実施形態では、筒状壁49にス
リット50を形成することで、弁座47側へ流体を通過
させるようにしたが、スリット50に代えて、貫通孔を
形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるソレノイドコイル
のOFF時の状態を示す三方電磁弁の縦断面図
【図2】ソレノイドコイルON時の状態を示す三方電磁
弁の縦断面図
【図3】弁ハウジングの主要部の正面図
【図4】図1のA線に沿って部分的に破断して示す右側
面図
【図5】ソレノイドコイルのON/OFFデューティ比
と出力ポートの圧力との関係を示す図
【図6】従来の三方電磁弁の一例を示す縦断面図
【符号の説明】
31…コイルハウジング、32…コイルボビン、33…
ソレノイドコイル、34…弁ハウジング、36…入力ポ
ート、37…出力ポート、38…排出ポート、39…ス
リーブ、40…切欠部、41…弁座、42…筒状弁体、
43…環状リブ、44…スプリング、45…流路、46
…嵌合壁部、47…弁座、48…固定鉄心、49…筒状
壁、50…スリット、51…流路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の弁ハウジングと筒状のソレノイド
    コイルとを同軸上に配置し、それらの内周側に磁性材製
    の筒状弁体と固定鉄心とを同軸上に配置して成る流体圧
    力制御用の三方電磁弁において、 前記弁ハウジングの内周部に非磁性材製のスリーブを嵌
    着し、このスリーブの内周側に前記筒状弁体を摺動自在
    に嵌合し、 前記弁ハウジングの外周部に入力ポートを形成すると共
    に、該弁ハウジングの側壁中央部に、前記筒状弁体の端
    面開口に対向する出力ポートを形成し、 前記ソレノイドコイルを収納したコイルハウジングの側
    面部に排出ポートを形成し、 前記入力ポートから前記出力ポートへの流路と前記排出
    ポートへの流路とを前記スリーブで仕切ったことを特徴
    とする流体圧力制御用の三方電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記固定鉄心には、前記筒状弁体の内周
    面に微小隙間を介して対向する筒状壁が形成され、この
    筒状壁には、流体を通過させるスリット又は孔が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の流体圧力制
    御用の三方電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記スリーブには、前記排出ポートに連
    通する流路を有する嵌合壁部が前記固定子鉄心と同心状
    に形成され、この嵌合壁部の内周側に、前記筒状弁体の
    排出ポート側の開口縁に対向する円筒状の弁座が嵌着さ
    れ、この弁座の内周側に前記固定鉄心が嵌着されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の流体圧力制御
    用の三方電磁弁。
  4. 【請求項4】 前記筒状弁体の内部から前記排出ポート
    への流路は、その途中部の流路断面積がその前後の流路
    断面積よりも拡大されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の流体圧力制御用の三方電磁
    弁。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534872A (ja) * 2002-07-30 2005-11-17 ロータス カーズ リミテッド 作動液の流れを制御する制御弁
CN100371631C (zh) * 2005-06-21 2008-02-27 哈尔滨三迪工控工程有限公司 重型卡车变速箱气电调速装置
JP2010520979A (ja) * 2007-03-10 2010-06-17 コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー バルブ組体
CN104197078A (zh) * 2014-08-27 2014-12-10 安徽环名精控有限公司 一种电磁控制阀

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