JPH10116147A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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JPH10116147A
JPH10116147A JP26995196A JP26995196A JPH10116147A JP H10116147 A JPH10116147 A JP H10116147A JP 26995196 A JP26995196 A JP 26995196A JP 26995196 A JP26995196 A JP 26995196A JP H10116147 A JPH10116147 A JP H10116147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
electrode
upper electrode
voltage
transparent electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP26995196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Yamashita
俊一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP26995196A priority Critical patent/JPH10116147A/ja
Publication of JPH10116147A publication Critical patent/JPH10116147A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力時の上部電極の押下、摺動で、上部電極側
の透明電極が破損、断線し正しい入力位置の検出ができ
なくなる。 【解決手段】外部から第1の透明電極4及び第1の配線
部6に電圧を印加する配線を設けたプラスチックフィル
ム2を上部電極とし、外部から第2の透明電極5及び第
2の配線部7に電圧を印加するガラス板3を下部電極と
し、第1及び第2の配線部6及び7間に絶縁層8を設
け、上部電極が弾性曲率限界以下となるような保護シー
ト10を設けている。特に、保護シート10が、タッチ
入力位置座標として検出可能な有効領域以外を覆うよう
にプラスチックフィルム2上に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネルに関
し、特に抵抗膜感圧式のタッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタッチパネルは、たとえ
ば実開平03−121438号公報に示されるようにコ
ンピュータの入力装置として、指又は、ペンによるポイ
ンティング又は、筆記摺動による入力を目的として用い
られる。
【0003】図2は、従来のタッチパネルの一例を示す
一部(左側)断面図である。図2において、タッチパネ
ルは、ペン11、プラスチックフィルム12、ガラス板
13、透明電極14、15、配線部16、17、絶縁層
18、マイクロスペーサ19を含んでいる。このタッチ
パネルにおいて、配線部16は表面に設けられた透明電
極14に電圧を印加するためのもので、向い合う2辺
(左側部は図示しているが、右側部は図示していない)
に設けられている。透明電極14に電圧を印加する為の
配線部16、外部から透明電極14、15及び、配線部
16、17に電圧を印加する為の配線を設けたプラスチ
ックフィルム12を上部電極とし、上部電極と同様に透
明電極15と配線部17を設けるガラス板13を下部電
極としている。上部電極及び下部電極の各々を透明電極
14、15の面を対向させマイクロスペーサ19と上部
電極及び下部電極に設けられた配線部16、17が短絡
しないように設けられ、絶縁層18により一定の距離を
保ち貼り合せている。
【0004】上部電極の対向する2辺の配線部16に電
圧を印加すると上部電極に設けられた透明電極14に電
位分布が生じる。又、下部電極側も同様に配線部17に
電圧を印加することで透明電極15に電位分布が生じ
る。この時上部電極をペン11又は指で押下すると上部
と下部の各々の電圧を検出し、X,Y軸方向各々の位置
を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のタッ
チパネルの問題点は、入力時の上部電極の押下、摺動
で、上部電極側の透明電極が破損、断線し正しい入力位
置の検出ができなくなる。
【0006】その理由は、透明電極を設けたプラスチッ
クフィルムの弾性曲率が限界に達する湾曲が配線部又は
絶縁層の近傍を押下、摺動した場合に生じることにあ
る。
【0007】本発明の目的は、透明電極の破損や断線を
防止したタッチパネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のタッチパ
ネルは、透明電極を設けたプラスチックフィルムの上部
電極が弾性曲率限界以下となるような保護シートを有す
ることを特徴とする。
【0009】本発明の第2のタッチパネルは、外部から
第1の透明電極及び第1の配線部に電圧を印加する配線
を設けたプラスチックフィルムを上部電極とし、外部か
ら第2の透明電極及び第2の配線部に電圧を印加するガ
ラス板を下部電極とし、前記第1及び第2の配線部間に
絶縁層を設けたタッチパネルであって、前記上部電極が
弾性曲率限界以下となるような保護シートを有すること
を特徴とする。
【0010】本発明の第1及び2のタッチパネルにおい
て、前記保護シートが、タッチ入力位置座標として検出
可能な有効領域以外を覆うように前記プラスチックフィ
ルム上に設けられたことを特徴とする。
【0011】本発明の第1及び2のタッチパネルにおい
て、前記保護シートが、ポリエステルフィルムで形成さ
れたことを特徴とする。
【0012】本発明の第1及び2のタッチパネルにおい
て、前記保護シートが、ゴムで形成されたことを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明のタッチパネルの一部断面
図を示す。
【0015】図1を参照すると、表面に透明電極4、向
い合う2辺(右側部は図示していない)に透明電極4に
電圧を印加するための配線部6、外部から透明電極4、
5及び、配線部6、7に電圧を印加するための配線を設
けたプラスチックフィルム2を上部電極とし、上部電極
と同様に透明電極5と配線部7を設けるガラス板3を下
部電極とし、上部電極及び下部電極の各々を透明電極
4、5の面を対向させたマイクロスペーサ9と上部電極
及び下部電極に設けられた配線部6、7が短絡しないよ
うに設けられた絶縁層8により一定の距離を保ち貼り合
わせている。又、上部電極の配線部6及び絶縁層8とそ
の近傍を覆う部分に上部電極の曲率を低減させる保護シ
ート10を設ける。
【0016】次に、本発明の第1の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0017】図1において、上部電極の対向する2辺
(右側部は図示していない)及び下部電極の対向する2
辺に各々電圧を印加すると上部電極及び下部電極に各々
設けられた透明電極4と5にそれぞれ電位の分布が生じ
る。この時上部電極の表面をペン1又は指で押下又は摺
動すると上下の電極が短絡し、この時の上部電極の電圧
からX軸方向の入力位置座標,下部電極の電圧からY軸
方向の入力位置座標を検出し入力した位置を算出し求め
る。保護シート10はこの入力動作のための押下又は摺
動が配線部6又は絶縁層8の近傍で行われた場合、上部
電極の曲率を弾性曲率の限界以下に抑える。
【0018】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、表面に透明電極4、向い合う2辺に透明電極4
に電圧を印加するための配線部6、外部から透明電極
4、5及び、配線部6、7に電圧を印加するための配線
を設けたプラスチックフィルム2を上部電極とし、上部
電極と同様に透明電極5と配線部7を設けるガラス板3
を下部電極とし、上部下部の電極の各々を透明電極4、
5の面を対向させマイクロスペーサ9と上部下部の電極
に設けられた配線部6、7が短絡しないように設けられ
た絶縁層8により一定の距離を保ち貼り合わせている。
【0020】(実施例)本発明の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0021】図1を参照すると、本発明の実施例は、表
面に透明電極4、向い合う2辺に透明電極4に電圧を印
加するための配線部6、外部から透明電極4、5及び、
配線部6、7に電圧を印加するための配線を設けたプラ
スチックフィルム2を上部電極とし、上部電極と同様に
透明電極5を配線部7を設けるガラス板3を下部電極と
し、上部下部の電極の各々を透明電極4、5の面を対向
させマイクロスペーサ9と上部下部の電極に設けられた
配線部6、7が短絡しないように設けられた絶縁層8に
より一定の距離を保ち貼り合わせている。
【0022】また、上部電極の表面に配線部6及び絶縁
層8と入力位置座標として検出が可能な有効入力領域の
最外枠までの領域、すなわち入力位置座標として検出可
能な有効入力領域以外を覆うようにたとえば厚さ0.3
mm程度のポリエステルフィルムで形成された保護シー
ト10を貼付け設ける。
【0023】次に、本発明の実施の動作について、図1
を参照して詳細に説明する。
【0024】上部電極の対向する2辺及び下部電極の対
向する2辺に各々電圧を印加すると上下の電極に各々設
けられた透明電極4と5にそれぞれ電位の分布が生じ
る。この時上部電極の表面をペン1又は指で押下又は摺
動すると上下の電極が短絡し、この時の上部電極の電圧
からX軸方向の入力位置座標、下部電極の電圧からY軸
方向の入力位置座標を検出し入力した位置を算出し求め
る。
【0025】ペン1又は指で配線部6又は絶縁層8の近
傍を押下又は摺動された場合、上部電極の表面に配線部
4及び絶縁層と入力位置座標として検出が可能な有効入
力領域の最外枠までの領域を覆うように貼付けられた、
たとえば厚さ0.3mm程度のポリエステルフィルムで
形成された保護シート10の上から上部電極を押下又は
摺動するため、保護シート10の柔軟性と保護シート1
0と上部電極の貼合わせ構造による曲率の低減にて上部
電極が弾性曲率の限界に達しない。
【0026】又、上部電極の表面に配線部6及び絶縁層
と入力位置座標として検出が可能な有効入力領域の最外
枠までの領域を覆うようにたとえば厚さ0.3mm程度
のゴムで形成された保護シート10を貼付け設ける。
【0027】
【発明の効果】本発明のタッチパネル、特に、透明電極
を設けたプラスチックフィルムの弾性曲率が限界に達す
る湾曲を防ぐ保護シートにより、入力時の上部電極の押
下、摺動で、上部電極側の透明電極が破損、断線せず、
正しい入力位置の検出ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタッチパネルの実施の形態を示す一部
断面図である。
【図2】従来のタッチパネルを示す一部断面図である。
【符号の説明】
1、11 ペン 2、12 プラスチックフィルム 3、13 ガラス板 4、5、14、15 透明電極 6、7、16、17 配線部 8、18 絶縁層 9、19 マイクロスペーサ 10 保護シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極を設けたプラスチックフィルム
    の上部電極が弾性曲率限界以下となるような保護シート
    を有することを特徴とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 前記保護シートが、タッチ入力位置座標
    として検出可能な有効領域以外を覆うように前記プラス
    チックフィルム上に設けられたことを特徴とする請求項
    1記載のタッチパネル。
  3. 【請求項3】 前記保護シートが、ポリエステルフィル
    ムで形成されたことを特徴とする請求項1または2記載
    のタッチパネル。
  4. 【請求項4】 前記保護シートが、ゴムで形成されたこ
    とを特徴とする請求項2記載のタッチパネル。
  5. 【請求項5】 外部から第1の透明電極及び第1の配線
    部に電圧を印加する配線を設けたプラスチックフィルム
    を上部電極とし、外部から第2の透明電極及び第2の配
    線部に電圧を印加するガラス板を下部電極とし、前記第
    1及び第2の配線部間に絶縁層を設けたタッチパネルに
    おいて、前記上部電極が弾性曲率限界以下となるような
    保護シートを有することを特徴とするタッチパネル。
  6. 【請求項6】 前記保護シートが、前記第1の配線部、
    前記絶縁層とタッチ入力位置座標として検出可能な有効
    領域の最外枠との領域を覆うように前記プラスチックフ
    ィルム上に設けられたことを特徴とする請求項5記載の
    タッチパネル。
  7. 【請求項7】 前記保護シートが、ポリエステルフィル
    ムで形成されたことを特徴とする請求項5または6記載
    のタッチパネル。
  8. 【請求項8】 前記保護シートが、ゴムで形成されたこ
    とを特徴とする請求項6記載のタッチパネル。
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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991109