JP2008071239A - 入力装置 - Google Patents

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英人 笹川
Akira Shiga
章 志賀
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Abstract

【課題】入力パネルの入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減または防止し、入力パネルにおける入力側の面の外観を良好なものとする。
【解決手段】タッチパネル2の両検出基体3a、3bの間隙に配置され、両検出基体3a、3bの各抵抗膜7、8に電気的に接続されるフレキシブル配線基板5と、入力側検出基体3aの入力側に貼着層17をもって貼着されている装飾用シート16と、両検出基体3a、3bを貼着する両面テープ10とを有し、貼着層17におけるフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置に切り欠き部18を設け、両面テープ10におけるフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置に切り欠き部11を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は入力装置に係り、特に、入力パネルにおける一対の検出基体に設けられた各検出手段に配線基板が接続されている入力装置に関する。
近年、ペン形状の筆記具や指先等の入力手段を近接または接触等させることによりデータを入力可能なタッチパネルやタブレット等の入力パネルが、PDA(Personal Digital Assistant)やゲーム機器等の電気機器におけるデータ入力手段として多用されている。
入力パネルにデータを入力するための座標情報を検出する方法としては、従来より抵抗膜式、電磁誘導式、静電式、超音波式、光学式等の検出方法が知られている。図7は、従来の抵抗膜式の入力パネルを備えた入力装置の一例を示す概略的な分解斜視図であり、図7に示すように、従来の入力装置31における入力パネルとしてのタッチパネル32は、一対の検出基体33a、33bが所定の間隙をもって対向して配置され、両検出基体33a、33bの相互に対向する内面には、それぞれ光透過性の材料からなる複数の抵抗膜35が形成されている。また、両検出基体33a、33bにおけるタッチパネル32の入力に用いられない非入力領域には、一対の電極38が抵抗膜35に接触して設けられており、両電極38は、検出基体33a、33bの内面における外縁部分において引き回された後、両検出基体33a、33bの外周部分の一部分に延設されて端子36とされている。両検出基体33a、33bの間隙における外周部分には、枠状の両面テープ37が配置されており、両検出基体33a、33bは、両面テープ37によって貼着され、一体とされている。
そして、このタッチパネル32は、図示しない筆記具等を用いて両検出基体33a、33bのうち入力側に位置する入力側検出基体33aの任意の位置が押圧操作されると、入力側検出基体33aが撓んで入力側検出基体33aの抵抗膜35が反入力側に位置する反入力側検出基体33bの抵抗膜35と接触し、この接触点における両抵抗膜35の間の抵抗比によって、この接触点の座標情報を検出し、この座標情報に基づいてデータを入力するようになっている。
また、この入力装置31は、タッチパネル32における両検出基体33a、33bの両電極38を介して抵抗膜35に電力を供給するためのフレキシブル配線基板39が接続されている。このフレキシブル配線基板39は、可撓性を有するベース基板の両面に端子41が形成されており、両検出基体33a、33bの間隙における各電極38の端子36の形成位置に配置されている。そして、フレキシブル配線基板39の各端子41は、タッチパネル32における各電極38の端子36にそれぞれ熱圧着によって導電接続されている。
特開2005−011312号公報
しかし、前述のような従来の入力装置31において、入力側検出基体33における各電極38の端子36をフレキシブル配線基板39の端子41に接続する際、反入力側検出基体33bにおける所定の位置に配置されたフレキシブル配線基板39を介して入力側検出基体33aを反入力側検出基体33bに積層し、入力側検出基体33aにおける各電極38の端子36に対応する部分に入力側から熱および圧力を加えることにより、各電極38の端子36とフレキシブル配線基板39の端子41とを接着させる。このとき、入力側検出基体33aにおけるフレキシブル配線基板39の配置位置に対応する位置は、フレキシブル配線基板39が介装されている分、他の部分と比較して厚みが増しており、入力側検出基体33aに加えられる熱および圧力によって、入力側検出基体33aの入力側の面におけるフレキシブル配線基板39が配置された部分には、凸部が形成されてしまうことがあった。
また、近年、前述のような入力装置31を備えるゲーム機器等の電気機器の小型化・薄型化にともない、前記入力装置31自体の薄型化が望まれている。そこで、タッチパネル32を収納する筐体において、タッチパネル32における入力側の面の外周縁部分を被覆してタッチパネル32を筐体の内部に保持する頂壁(ベゼル)を形成しないことにより、入力装置31の薄型化を図ることが考えられている。このような筐体に収納されるタッチパネル32においては、タッチパネル32の入力側の面の全体が視認可能となっているので、前述のフレキシブル配線基板39の配置位置に対応する位置の凸部が視認されてしまい、外観上好ましくないという問題を有していた。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、入力パネルの入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減または防止し、入力パネルにおける入力側の面の外観を良好なものとすることができる入力装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る入力装置の特徴は、対向して配置される一対の基体および前記両基体の相互に対向する内面に設けられた検出手段を有する一対の検出基体を備えた入力パネルと、前記両検出基体の間隙に配置され、前記両検出基体の前記各検出手段に電気的に接続される配線基板と、前記両検出基体のうち入力側に配置された入力側検出基体の入力側に、貼着層をもって貼着されている表面シートとを有し、前記貼着層を、少なくとも前記配線基板の配置位置に対応する位置に設けない点にある。
この本発明に係る入力装置によれば、表面シートを入力側検出基体における入力側の面に貼着するための貼着層が、配線基板の配置位置に配置されていないので、入力側検出基体における配線基板の配置位置に凸部が形成されていても、表面シートは、この凸部分を被覆し、凸部が形成された入力側検出基体には貼着されない。これにより、表面シートが貼着された入力パネルの入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減し、または防止することができる。これとともに、表面シートは、入力パネルにおける入力側の面を被覆するので、入力パネルを露出させることなく保護することができる。
また、本発明に係る他の入力装置の特徴は、前記両検出基体を相互に貼着する貼着シートを有し、前記貼着シートを、前記両検出基体の間隙であって、少なくとも前記配線基板の配置位置に対応する位置に設けない点にある。
この本発明に係る他の入力装置によれば、両検出基体を一体に貼着する貼着シートも、配線基板の配置位置に配置されていないので、配線基板の配置位置において入力側検出基体自体の入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減し、さらには防止することができる。
さらに、本発明に係る他の入力装置の特徴は、前記入力側検出基体は、当該入力側検出基体における前記基体の外周縁から突出し少なくとも前記配線基板の一部分に対向して設けられた基板接続部を有し、前記基板接続部に、前記入力側検出基体の前記検出手段を延設し、前記入力側検出基体の前記検出手段と前記配線基板とを前記基板接続部において電気的に接続する点にある。
この本発明に係る他の入力装置によれば、配線基板と入力側検出基体とを基板接続部において接続するので、配線基板と入力側検出基体とを接続する際に入力側検出基体に加えられる熱や圧力が、入力側検出基体の外周縁部分に加わってしまうのを防止することができる。これにより、入力側検出基体の入力側の面における配線基板の配置位置に凸部が形成されてしまうのをより低減し、さらには防止することができる。
以上述べたように、本発明に係る入力装置によれば、表面シートによって入力側検出基体の入力側の面を被覆し、入力パネルの入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減または防止することができるので、これにより、入力パネルにおける入力側の面の外観を良好なものとすることができる。
また、貼着シートを配線基板の配置位置に配置せず、さらには、入力側検出基体と配線基板とを基板接続部において接続することにより、入力側検出基体自体の凸部を低減し、防止することができ、入力パネル全体を外観部品にすることができる。
以下、本発明に係る入力装置の実施形態を図1から図6を参照して説明する。
ここで、本実施形態においては、入力装置が有する入力パネルとして、抵抗膜式のタッチパネルを用いて説明するが、本発明の入力パネルはこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る入力装置を示す概略的な分解斜視図であり、図1に示すように、本実施形態に係る入力装置1は、タッチパネル2を有し、タッチパネル2は、光透過性の一対の検出基体3a、3bを有し、両検出基体3a、3bの間隙の外周縁における一部分には、配線基板としてのフレキシブル配線基板5が介装され、両検出基体3a、3bに電気的に接続されるようになっている。本実施形態においては、入力側検出基体3aの厚さ寸法は、100〜250μm程度、反入力側検出基体3bの厚さ寸法は、0.5〜3mm程度、フレキシブル配線基板5の厚さ寸法は、20〜50μm程度とする。
両検出基体3a、3bのうち入力側に配置される入力側検出基体3aは、例えばポリエステル等の膜厚の薄い可撓性を有するフィルムからなる第1基体6aを有し、第1基体6aは、外周縁から突出しフレキシブル配線基板5に対向するように第1基体6aと一体に設けられた基板接続部9を有する。一方、両検出基体3a、3bのうち反入力側に配置される反入力側検出基体3bは、ガラスやアクリル等の基板からなる第2基体6bを有している。
両基体6a、6bの相互に対向する内面には、図2に示すように、検出手段として、それぞれ酸化インジウム錫等の光透過性の材料からなる抵抗膜7、8と、各抵抗膜7、8上であって、入力を行う入力領域の外周部である非入力領域に、それぞれ間隔をおいて平行に配置された銀等からなる一対の電極12、15とが形成されている。各電極12、15のうち第1基体6aに形成された両電極12は、基体6a、6bの内面における外縁部分において引き回されて引出電極12aとされた後、基板接続部9に延設されて電極端子12bとされている。また、第2基体6bに形成された両電極15は、両基体6a、6bの内面における外縁部分において引き回されて引出電極15aとされた後、フレキシブル配線基板5の配置位置に対応する部分に延設されて電極端子15bとされている。そして、各抵抗膜7、8には、各電極端子12b、15bから引出電極12a、15aおよび電極12、15を介して、それぞれ座標検出用の電圧が印加されるようになっている。本実施形態においては、両基体6a、6bに設けられた抵抗膜7、8の厚さ寸法を、8〜20μm程度とする。
両検出基体3a、3bの間隙には、両検出基体3a、3bの外周縁部分に対向する枠状の貼着シートとしての30〜80μm程度の厚み寸法の両面テープ10が配置されており、これにより、両検出基体3a、3bは一体に形成されている。両面テープ10のうち、フレキシブル配線基板5の配置位置に対応する部分には、図3に示すように、切り欠き部11が形成されており、これにより、両面テープ10は、両検出基体3a、3bの間隙であってフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置を除く部分に設けられるようになっている。
そして、このタッチパネル2は、図示しない筆記具や指等の入力手段によって入力側検出基体3aの任意の位置が押圧操作されると、入力側検出基体3aが撓んで入力側基体6aに形成された抵抗膜7が、反入力側基体6bに形成された抵抗膜8と接触し、各抵抗膜7、8の接触点における各抵抗膜7、8の間の抵抗比によって、この接触点の座標情報を検出し、この座標情報に基づいてデータが入力されるようになっている。
また、フレキシブル配線基板5は、可撓性を有するベース基板13を有し、ベース基板13の両面には、それぞれ電極14a、14bが形成されている。そして、フレキシブル配線基板5は、両検出基体3a、3bの間隙における所定の位置に配置されるようになっており、ベース基板13の入力側の面に形成された電極14aは、入力側検出基体3aにおける電極端子12bに導電接続され、これにより、入力側検出基体3aにおける抵抗膜7は、配線基板の電極14aと基板接続部9において電気的に接続されている。また、ベース基板13の反入力側の面に形成された電極14bは、反入力側検出基体3bにおける電極端子15bに導電接続されるようになっている。
タッチパネル2における入力側検出基体3aの入力側には、表面シートとして、非入力領域に相当する部分に文字や模様等の装飾が印刷された50〜200μm程度の厚さ寸法の装飾用シート16が設けられている。この装飾用シート16は、タッチパネル2における入力側の面の全体を被覆する大きさに形成されており、25〜50μm程度の厚さ寸法の貼着層17を介して入力側検出基体3aに貼着されている。貼着層17は、装飾用シート16の反入力側の面におけるフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置には、切り欠き部18が形成されており、これにより、貼着層17は、装飾用シート16の反入力側の面におけるフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置を除くほぼ全体に設けられている。
なお、本実施形態においては、貼着層17は、装飾用シート16の反入力側の面におけるフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置を除くほぼ全体に設けられているが、これに限定されず、例えば、貼着層17をタッチパネル2の外周縁部分に対応する位置を除く部分に配置してもよく、少なくともフレキシブル配線基板5の配置位置に対応する位置に貼着層17が配置されていなければよい。また、本実施形態においては、表面シートとして、装飾が印刷された装飾用シートを用いているが、これに限定されるものではなく、タッチパネル2の入力側の面を被覆するものであればよい。
また、入力装置1は、タッチパネル2を収納する樹脂材料等からなる筐体20を有し、筐体20は、タッチパネル2の側面に対向して配置される側部21と、タッチパネル2における反入力側の面(底面)に対向して配置されてタッチパネル2を支持する支持部22とを有している。この支持部22には、タッチパネル2の中央部分を露出する開口部23が形成されており、側部21および支持部22は一体に形成されている。そして、タッチパネル2は、筐体20における側部21および支持部22に囲まれた内部に収納されるようになっており、入力側からタッチパネル2における入力側の面の全体が視認されるようになっている。
このような入力装置1において、タッチパネル2の第2基体6bにおけるフレキシブル配線基板5が接続されている部分であって、筐体20の支持部22における開口部23に対応する位置には、例えば図4に示すように、フレキシブル配線基板5が通過可能な通過路としての貫通孔25が形成されていてもよい。貫通孔25における第2基体6bの内面側の開口縁、すなわちフレキシブル配線基板5を貫通孔25に通過させる際にフレキシブル配線基板5が当接する角部分は、断面形状が曲線状に形成されている。そして、フレキシブル配線基板5は、貫通孔25の開口縁に沿って折曲されて貫通孔25を通過し、筐体20の支持部22における開口部23を介して筐体20の外部に延出して配置されるようになっている。なお、フレキシブル配線基板5を通過させる通過路としては、貫通孔25に限定されず、例えば、通過路として、図5に示すように、フレキシブル配線基板5が通過可能な切り欠き溝26を、第2基体6a、6bにおける所定の端縁に切り欠き形成してもよい。
続いて、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る入力装置1においては、まず、反入力側検出基体3bにおける所定の位置に導電接着材を介してフレキシブル配線基板5を配置し、フレキシブル配線基板5の入力側から熱および圧力を加えて、フレキシブル配線基板5の電極14bと反入力側検出基体3bにおける電極15の電極端子15bとを導電接続する。続いて、反入力側検出基体3bにおける所定の位置に両面テープ10を貼着した後、フレキシブル配線基板5と基板接続部9とを導電接着材を介して対向させながら、入力側検出基体3aを反入力側検出基体3bに対向させて配置させ、両面テープ10を介して両検出基体3a、3bを貼着する。このとき、両面テープ10は、フレキシブル配線基板5の配置位置には配置されない。これとともに、基板接続部9に入力側から熱および圧力を加えて、基板接続部9における電極12の電極端子12bとフレキシブル配線基板5の電極14aとを導電接続する。これにより、両検出基体3a、3bとフレキシブル配線基板5とを電気的に接続する。
さらに、装飾用シート16を貼着層17を介して入力側検出基体3aの入力側の面に貼着する。このとき、貼着層17は、フレキシブル配線基板5の配置位置に配置されない。そして、このフレキシブル配線基板5が接続されたタッチパネル2を筐体20の内部に収納し、フレキシブル配線基板5を反入力側検出基体3bにおける貫通孔25を通過させて、筐体20の支持部22における開口部23を介して筐体20の外部に延出して配置する。
本実施形態によれば、装飾用シート16を入力側検出基体3aにおける入力側の面に貼着するための貼着層17は、フレキシブル配線基板5の配置位置に配置されないので、入力側検出基体3aにおけるフレキシブル配線基板5の配置位置に凸部が形成されていても、装飾用シート16は、この凸部分を被覆し、凸部が形成された入力側検出基体3aには貼着されない。これにより、装飾用シート16が貼着されたタッチパネル2の入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減し、または防止することができる。これとともに、装飾用シート16は、タッチパネル2における入力側の面を被覆するので、タッチパネル2を露出させることなく保護することができる。
また、両検出基体3a、3bを一体に貼着する両面テープ10も、フレキシブル配線基板5の配置位置に配置されないので、フレキシブル配線基板5の配置位置においてタッチパネル2の入力側に凸部が形成されてしまうのをより低減し、さらには防止することができる。
さらに、フレキシブル配線基板5と入力側検出基体3aを、基板接続部9に熱および圧力を加えることにより基板接続部9において接続するので、入力側検出基体3aの外周縁部分に熱および圧力が加わってしまうのを防止することができ、入力側検出基体3aの入力側の面におけるフレキシブル配線基板5の配置位置に凸部が形成されてしまうのをより低減し、さらには防止することができる。
したがって、前述のように、装飾用シート16によって入力側検出基体3aの入力側の面を被覆し、タッチパネル2の入力側の面に凸部が形成されてしまうのを低減、または防止することができるので、これにより、タッチパネル2における入力側の面の外観を良好なものとすることができる。
また、両面テープ10に切り欠き部11を形成し、さらには、入力側検出基体3aの抵抗膜7に接続された電極12の電極端子12bを基板接続部9に形成し、基板接続部9において接続することにより、入力側検出基体3a自体の凸部を低減し、防止することができ、タッチパネル2の全体を外観部品にすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、図6に示すように、前述の実施形態に係る入力装置1の装飾用シート16に替えて、表面シートとしてタッチパネル2の表面を保護する表面保護シート28とし、この表面保護シート28の入力側に、タッチパネル2の外周部分を被覆する枠状の装飾用シート29を配設してもよい。
また、入力側検出基体3aの第1基体6aは、基板接続部9を有しており、入力側検出基体3aの抵抗膜7に接続された電極12の電極端子12bとフレキシブル配線基板5の電極14aとは、基板接続部9において接続されるようになっているが、これに限定されるものではない。また、両面テープ10には切り欠き部11が形成されているが、切り欠き部11が形成されていなくてもよい。
フレキシブル配線基板5が接続されたタッチパネル2を収納する筐体20の構成は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、タッチパネル2の外縁の一部分を被覆する頂壁を備えていてもよい。
本発明に係る入力装置の一実施形態を示す概略的な分解斜視図 図1の入力装置の2−2における断面図 図1の入力装置の3−3における断面図 図1の入力装置の入力パネルにおける第2基体の配線基板との接続部分を示す拡大図 本発明に係る他の入力装置の入力パネルにおける第2基体の配線基板との接続部分を示す拡大図 本発明に係る入力装置の他の実施形態の一部を示す概略的な分解斜視図 従来の入力装置の一例を示す概略的な分解斜視図
符号の説明
1 入力装置
2 タッチパネル
3a、3b 検出基体
5 フレキシブル配線基板
6a、6b 基体
7、8 抵抗膜
9 基板接続部
10 両面テープ
11 切り欠き部
12 電極
12a 引出電極
12b 電極端子
13 ベース基板
14a、14b 電極
15 電極
15a 引出電極
15b 電極端子
16 装飾用シート
17 貼着層
18 切り欠き部
20 筐体
21 側部
22 支持部
23 開口部
25 貫通孔
26 切り欠き溝

Claims (3)

  1. 対向して配置される一対の基体および前記両基体の相互に対向する内面に設けられた検出手段を有する一対の検出基体を備えた入力パネルと、
    前記両検出基体の間隙に配置され、前記両検出基体の前記各検出手段に電気的に接続される配線基板と、
    前記両検出基体のうち入力側に配置された入力側検出基体の入力側に、貼着層をもって貼着されている表面シートとを有し、
    前記貼着層を、少なくとも前記配線基板の配置位置に対応する位置に設けないことを特徴とする入力装置。
  2. 前記両検出基体を相互に貼着する貼着シートを有し、前記貼着シートを、前記両検出基体の間隙であって、少なくとも前記配線基板の配置位置に対応する位置に設けないことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記入力側検出基体は、当該入力側検出基体における前記基体の外周縁から突出し少なくとも前記配線基板の一部分に対向して設けられた基板接続部を有し、前記基板接続部に、前記入力側検出基体の前記検出手段を延設し、前記入力側検出基体の前記検出手段と前記配線基板とを前記基板接続部において電気的に接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
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