JPH10115628A - 回転速度検出装置用エンコーダの着磁装置と、エンコーダを組み込んだ回転速度検出装置付転がり軸受ユニット - Google Patents

回転速度検出装置用エンコーダの着磁装置と、エンコーダを組み込んだ回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

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JPH10115628A
JPH10115628A JP26978896A JP26978896A JPH10115628A JP H10115628 A JPH10115628 A JP H10115628A JP 26978896 A JP26978896 A JP 26978896A JP 26978896 A JP26978896 A JP 26978896A JP H10115628 A JPH10115628 A JP H10115628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンコーダ31aの軸方向寸法を小さくし、
このエンコーダ31aを組み込んだ回転速度検出装置付
転がり軸受ユニットの小型・軽量化を図る。 【解決手段】 永久磁石32に着磁する為の着磁装置3
3aを構成する着磁端子39a、39aの外周側端部を
内周側部分に比べて長くする。着磁の為のコイル40、
40は、長さが小さい内周側部分に巻回する。着磁端子
39a、39aと、支持環34を構成する段部37との
距離L32´を短くして、エンコーダ31aの軸方向寸法
を小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車輪を
懸架装置に回転自在に支持すると共にこの車輪の回転速
度を検出する為の回転速度検出装置付転がり軸受ユニッ
ト、或はこの回転速度検出装置に組み込むエンコーダを
造る為に利用する着磁装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪を懸架装置に対して回転自
在に支持すると共に、アンチロックブレーキシステム
(ABS)、或はトラクションコントロールシステム
(TCS)を制御すべく、この車輪の回転速度を検出す
る為の回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとして、
従来から種々の構造のものが知られている。この様な回
転速度検出装置付転がり軸受ユニットに組み込まれる回
転速度検出装置は何れも、車輪と共に回転するトーンホ
イールと、このトーンホイールの回転速度に比例した周
波数で変化する出力信号を出すセンサとを備える。例え
ば発明協会公開技報94−16051には、図4に示す
様な回転速度検出装置付転がり軸受ユニットが記載され
ている。
【0003】内側部材を構成するハブ1の外端部(外と
は車両への組み付け状態で車両の幅方向外となる側を言
い、図3、4の左)外周面には、車輪を固定する為のフ
ランジ部2を形成し、中間部外周面には、内輪軌道3a
と段部4とを形成している。又、このハブ1の外周面に
は、その外周面に内輪軌道3bを形成し、上記ハブ1と
共に内側部材を構成する内輪5を、その外端面を上記段
部4に突き当てた状態で外嵌支持している。尚、上記内
輪軌道3aは、ハブ1の外周面に直接形成する代りに、
ハブ1とは別体の内輪(図示せず)に形成し、この内輪
と上記内輪5とを、ハブ1に外嵌固定する場合もある。
【0004】又、ハブ1の内端寄り部分には雄ねじ部6
を形成している。そして、この雄ねじ部6に螺合し更に
緊締したナット7により、上記内輪5をハブ1の外周面
の所定部分に固定して、内側部材を構成している。又、
上記ハブ1の周囲に配置された外側部材8の中間部外周
面には、この外側部材8を懸架装置に固定する為の取付
部9を設けている。又、この外側部材8の内周面には、
それぞれが上記各内輪軌道3a、3bに対向する、外輪
軌道10a、10bを形成している。そして、これら各
内輪軌道3a、3bと外輪軌道10a、10bとの間
に、それぞれ複数個ずつの転動体11、11を設けて、
上記外側部材8の内側での内側部材の回転を自在として
いる。尚、図示の例では、転動体11、11として玉を
使用しているが、重量の嵩む自動車用の転がり軸受ユニ
ットの場合には、転動体としてテーパころを使用する場
合もある。又、上記外側部材8の外端部内周面と、ハブ
の外周面との間には、シールリング12を装着して、外
側部材8の内周面と上記ハブの外周面との間に存在し、
上記複数の転動体11、11を設けた空間の外端開口部
を塞いでいる。
【0005】上記内輪5の内端部(内とは、車両への組
み付け状態で車両の幅方向中央寄りとなる側を言い、図
3、4の右)で上記内輪軌道3bから外れた部分には、
エンコーダ13の基端部(図4の左端部)を外嵌固定し
ている。このエンコーダ13は、鋼板等の強磁性金属板
により全体を円環状(短円筒状)に形成している。この
エンコーダ13は、互いに同心に形成した小径部14と
大径部15とを、段部16により連続させて成る。この
様なエンコーダ13は、上記大径部15を内輪5の端部
外周面に外嵌し、上記段部16をこの内輪5の端縁部に
当接させた状態で、この内輪5に支持固定している。従
って上記小径部14は、上記内輪5と同心に支持され
る。そして、この小径部14に、回転側除肉部である複
数の透孔17を、円周方向に亙り等間隔に形成して、円
周方向に亙る磁気特性を交互に且つ等間隔に変化させて
いる。各透孔17は同形状で、軸方向(図4の左右方
向)に長い矩形としている。
【0006】又、前記外側部材8の内端開口部は、ステ
ンレス鋼板、アルミニウム合金板等の金属板を絞り加工
する等により有底円筒状に造った、カバー18により塞
いでいる。このカバー18を構成する円筒部19の内周
側に、円環状のセンサ20を包埋した、やはり円環状の
合成樹脂21を保持固定している。このセンサ20は、
永久磁石22と、鋼板等の強磁性体により造られたステ
ータ23と、コイル24とを備え、これら各部材22、
23、24を上記合成樹脂21中に包埋する事により、
全体を円環状に構成している。
【0007】上記センサ20の構成各部材のうちの永久
磁石22は、全体を円環状(円輪状)に形成し、直径方
向に亙り着磁している。そして、この永久磁石22の内
周面を、上記エンコーダ13を構成する小径部14の基
端部で、上記透孔17を形成していない部分の外周面
に、微小隙間25を介して対向させている。又、上記ス
テータ23は、断面が略J字形で全体を円環状に造って
いる。そして、このステータ23を構成する外径側円筒
部26の端部内周面と上記永久磁石22の外周面とを、
近接若しくは当接させている。又、上記ステータ23を
構成する内径側円筒部27の内周面を、上記エンコーダ
13を構成する小径部14の一部で、上記複数の透孔1
7を形成した部分に、やはり微小隙間25を介して対向
させている。更に、上記内径側円筒部27には、固定側
除肉部である複数の切り欠き28を、この内径側円筒部
27の円周方向に亙って、前記透孔17と等ピッチ(中
心角ピッチ)で形成している。従って、上記内径側円筒
部27部分は、櫛歯状に形成されている。
【0008】更に、上記コイル24は、非磁性材製のボ
ビン29に導線を巻回する事により円環状に形成し、上
記ステータ23を構成する外径側円筒部26の内周側部
分に配置している。このコイル24に惹起される起電力
は、カバー18の外面に突設したコネクタ30から取り
出す。
【0009】上述の様に構成される回転速度検出装置付
転がり軸受ユニットの使用時、内側部材を構成する内輪
5と共にエンコーダ13が回転すると、このエンコーダ
13と対向するステータ23内の磁束密度が変化し、上
記コイル24に惹起される電圧が、前記ハブ1の回転速
度に比例した周波数で変化する。ステータ23を流れる
磁束の密度変化に対応して上記コイル24に惹起される
電圧が変化する原理は、従来から広く知られた回転速度
検出用センサの場合と同じである。又、エンコーダ13
の回転に応じてステータ23に流れる磁束の密度が変化
する理由は、次の通りである。
【0010】上記エンコーダ13に設けた複数の透孔1
7と、ステータ23に設けた切り欠き28とは、互いの
ピッチが等しい為、エンコーダ13の回転に伴って全周
に亙り同時に対向する瞬間がある。そして、これら各透
孔17と各切り欠き28とが互いに対向した瞬間には、
隣り合う透孔17同士の間に存在する強磁性体である柱
部と、やはり隣り合う切り欠き28同士の間に存在する
強磁性体である舌片とが、前記微小隙間25を介して互
いに対向する。この様にそれぞれが強磁性体である柱部
と舌片とが互いに対向した状態では、上記エンコーダ1
3とステータ23との間に、高密度の磁束が流れる。
【0011】これに対して、上記透孔17と切り欠き2
8との位相が半分だけずれると、上記エンコーダ13と
ステータ23との間で流れる磁束の密度が低くなる。即
ち、この状態では、エンコーダ13に設けた透孔17が
上記舌片に対向すると同時に、ステータ23に設けた切
り欠き28が上記柱部に対向する。この様に柱部が切り
欠き28に、舌片が透孔17に、それぞれ対向した状態
では、上記エンコーダ13とステータ23との間に比較
的大きな空隙が、全周に亙って存在する。そして、この
状態では、これら両部材13、23の間に流れる磁束の
密度が低くなる。この結果、前記コイル24に惹起され
る電圧が、前記ハブの回転速度に比例して変化する。前
記センサ20は上述の様に作用する事により、コイル2
4に惹起される出力電圧を、内側部材の回転速度に比例
した周波数で変化させる。
【0012】上述の様に構成され作用する回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットの場合には、センサ20を構
成する永久磁石22の端面から出た磁束は、やはりこの
センサ20を構成するステータ23内を常に同じ方向に
流れる。エンコーダ13の回転に伴って変化するのは磁
束密度の大きさのみであり、上記コイル24には、この
磁束密度の変化に対応して電圧が惹起される。この為、
電圧の変化量(最大値と最小値との差)を大きくする事
は難しく、特に低速走行時に上記磁束密度が変化する速
度が遅い場合には、惹起される電圧の絶対値並びに変化
量が小さくなる。
【0013】この様な事情に鑑みて従来から、エンコー
ダ側に永久磁石を設け、この永久磁石の一部でセンサと
対向する面にS極とN極とを、円周方向に亙って交互
に、且つ等間隔で配置する構造が提案されている。この
様な永久磁石を組み込んだエンコーダを使用すれば、セ
ンサを構成するステータ内に、交互に逆方向の磁束(交
番磁束)を流せる。従って、上記ステータに添設したコ
イルに、エンコーダの回転に伴って交互に逆方向の電圧
を惹起させる事が可能になり、上記センサの出力を大き
くできる。
【0014】又、センサの出力を大きくする為には、こ
のセンサと対向するエンコーダの被検出面の直径を大き
くする事が効果的である。この為には、図4に示した構
造とは逆に、エンコーダをセンサの直径方向外側に配置
し、被検出面である上記エンコーダの内周面の直径を大
きくする事が考えられる。又、エンコーダの直径を大き
くする事は、このエンコーダに配置した極数を多くし、
検出精度を高める面からも効果がある。
【0015】図5は、この様な要件を満たすエンコーダ
31と、このエンコーダ31を構成する永久磁石32を
着磁する為の着磁装置33とを示している。このうちの
エンコーダ31は、金属板製で円環状の支持環34と、
この支持環34の全周に亙って支持固定された永久磁石
32とから成る。このうちの支持環34は、内輪5(図
4)等の回転輪に嵌合固定する為の小径部35と、この
小径部35と同心の大径部36と、この大径部36の端
縁と上記小径部35の端縁とを連続させる円輪状の段部
37とを備える。上記永久磁石32は全体を円筒状に形
成して、上記大径部36の内周面に全周に亙って添着し
ている。そして、この永久磁石32の内周面には、S極
及びN極を、円周方向に亙って交互に且つ等間隔で配置
している。
【0016】一方、上記エンコーダ31を構成すべく、
上記永久磁石32を着磁する着磁装置33は、強磁性体
のヨーク38の先端部(図5の左端部)に複数の着磁端
子39、39を、上記永久磁石32の隣り合うS極とN
極とのピッチと同じピッチで円周方向に等間隔で、円筒
状に配置している。上記各着磁端子39、39は、上記
永久磁石32の内周面に配置されたS極の数とN極の数
との合計と等しい数だけ、上記ヨーク38の先端部外周
面から直径方向外方に突出する状態で設けられ、それぞ
れの外周端面が上記永久磁石32の軸方向(図5の左右
方向)に長い。これら各着磁端子39、39の周囲に
は、それぞれコイル40、40を巻回している。これら
各コイル40、40は、通電に伴って上記各着磁端子3
9、39の外周端面が対向する、上記永久磁石32とな
るべき磁性体(永久磁石材料、高保持力材料)を、直径
方向に亙って着磁する。
【0017】尚、上記ヨーク38の先端部で上記各着磁
端子39、39を囲む部分は合成樹脂41により覆い、
上記各コイル40、40は、この合成樹脂41中に包埋
している。又、この合成樹脂41の先端面には、金属板
等により造られた位置決めプレート42を固定してい
る。上記永久磁石32を着磁し、この永久磁石32の内
周面にS極とN極とを交互に配置する際には、上記位置
決めプレート42を前記支持環34の段部37に突き当
てる。この状態で上記各着磁端子39、39が、上記永
久磁石32を構成する磁性体(永久磁石材料、高保持力
材料)の内周面に、この磁性体の全長に亙って対向す
る。そこで、この状態のまま上記各コイル40、40に
通電して上記磁性体に着磁し、内周面にS極とN極とを
交互に且つ等間隔に形成した永久磁石32とする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す様な従来の
着磁装置33により、図5に示す様な構造を有するエン
コーダ31の永久磁石32に着磁する場合には、この永
久磁石32の端縁と支持環34を構成する段部37の側
面との距離L32を十分に小さくできない。即ち、上記着
磁装置33を構成する各着磁端子39、39の外周端面
と永久磁石32を構成する磁性体の内周面とを対向させ
た状態で、ヨーク38の先端面と上記段部37との間に
は、コイル40の一部を包埋した合成樹脂41と位置決
めプレート42とが存在する。そして、この分だけ、上
記距離L32が大きくなる事が避けられない。この距離L
32が大きくなると、その分だけエンコーダ31の軸方向
寸法が大きくなり、このエンコーダ31を組み込んだ回
転速度検出装置付転がり軸受ユニットの小型・軽量化が
難しくなる。本発明の回転速度検出装置用エンコーダの
着磁装置と、エンコーダを組み込んだ回転速度検出装置
付転がり軸受ユニットは、この様な事情に鑑みて発明し
たものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の回転速度検出装
置用エンコーダの着磁装置と、エンコーダを組み込んだ
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットのうち、請求項
1に記載した回転速度検出装置用エンコーダの着磁装置
は、前述の図5に示した従来構造と同様に、金属板製で
円環状の支持環と、この支持環の全周に亙って支持固定
された永久磁石とから成るエンコーダで、このうちの支
持環は、回転輪に嵌合固定する為の小径部と、この小径
部と同心の大径部と、この大径部の端縁と上記小径部の
端縁とを連続させる円輪状の段部とを備え、上記永久磁
石は、上記大径部の内周面に全周に亙って添着され、そ
の内周面に円周方向に亙ってS極及びN極を、交互に且
つ等間隔で配置した円筒状である回転速度検出装置用エ
ンコーダの上記永久磁石に着磁すべく、この永久磁石の
隣り合うS極とN極とのピッチと同じピッチで円周方向
に等間隔で円筒状に配置され、それぞれの外周端面が上
記永久磁石の軸方向に長く、上記永久磁石の内周面に配
置されたS極の数とN極の数との合計と等しい数の強磁
性体製の着磁端子と、これら各着磁端子の周囲に巻回さ
れ、通電に伴って上記各着磁端子の外周端面が対向す
る、上記永久磁石となるべき磁性体(永久磁石材料、高
保持力材料)を着磁するコイルとを備える。特に、本発
明の回転速度検出装置用エンコーダの着磁装置に於いて
は、上記各着磁端子は、上記永久磁石となるべき磁性体
の内周面と対向する外周側端部に比べて内周側部分の幅
が狭く、上記コイルはこの内周側部分に巻回されてい
る。
【0020】又、請求項2に記載した回転速度検出装置
付転がり軸受ユニットは、内周面に外輪軌道を有し使用
時に回転しない外側部材と、外周面に内輪軌道を有し使
用時に回転する内側部材と、上記外輪軌道と内輪軌道と
の間に転動自在に設けられた複数の転動体と、上記内側
部材の端部に外嵌固定されたエンコーダと、上記外側部
材に支持されてこのエンコーダと対向するセンサとを備
える。そして、上記エンコーダは、金属板製で円環状の
支持環と、この支持環の全周に亙って支持固定された永
久磁石とから成り、このうちの支持環は、回転輪に嵌合
固定する為の小径部と、この小径部と同心の大径部と、
この大径部の端縁と上記小径部の端縁とを連続させる円
輪状の段部とを備え、上記永久磁石は、上記大径部の内
周面に全周に亙って添着され、その内周面に円周方向に
亙ってS極及びN極を、交互に且つ等間隔で配置した円
筒状である。特に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットに於いては、上記永久磁石は、上記段部と
の距離が7mm以下である部分からこの段部から離れる方
向に軸方向に亙る部分に着磁されている。
【0021】
【作用】上述の様に構成される本発明の回転速度検出装
置用エンコーダの着磁装置と、エンコーダを組み込んだ
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットによれば、エン
コーダの軸方向寸法を小さくして、回転速度検出装置付
転がり軸受ユニットの小型・軽量化を実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の1例を示している。尚、本発明の回転速度検出装置用
エンコーダの着磁装置と、エンコーダを組み込んだ回転
速度検出装置付転がり軸受ユニットの特徴は、永久磁石
32を組み込んだエンコーダ31a、31bの軸方向寸
法を短くする事により、回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの小型・軽量化を図る点にある。転がり軸受ユ
ニット部分の構造及び作用に就いては、前述の図4に示
した従来構造と同様である為、従来構造と同等部分に関
する図示及び説明は、省略若しくは簡略にする。以下、
本発明の特徴部分であるエンコーダ31a、31b及び
このエンコーダ31a、31bを構成する永久磁石32
に着磁する為の着磁装置33a、並びに上記エンコーダ
31a、31bとの組み合わせにより回転速度検出装置
を構成するセンサ20aを中心に説明する。
【0023】上記エンコーダ31a、31bは、金属板
製で円環状の支持環34、34aと、この支持環34、
34aの全周に亙って支持固定された永久磁石32とか
ら成る。このうちの支持環34、34aは、内輪5(図
3)等の回転輪に嵌合固定する為の小径部35、35a
と、この小径部35、35aと同心の大径部36と、こ
の大径部36の端縁と上記小径部35、35aの端縁と
を連続させる円輪状の段部37とを備える。上記永久磁
石32は、フェライト等の永久磁石材料粉末(高保持力
材料粉末)をゴム中に含有させた、所謂ゴム磁石であ
り、全体を円筒状に形成している。この様な永久磁石3
2は上記大径部36の内周面に全周に亙って、焼き付
け、接着等により添着している。そして、この永久磁石
32の内周面には、S極及びN極を、円周方向に亙って
交互に且つ等間隔に配置している。尚、図3に示したエ
ンコーダ31bを構成する小径部35aの内周面中間部
には、上記金属板を折り曲げる事により内向フランジ状
の鍔部43を形成している。この鍔部43は、上記小径
部35aを上記内輪5の内端部外周面に外嵌固定した状
態でこの内輪5の内端面に当接する。そして、上記エン
コーダ31bの軸方向に亙る位置決めを図ると共に、上
記大径部36と上記内輪5とを同心にする。
【0024】一方、上記エンコーダ31a、31bを構
成すべく、上記永久磁石32を着磁する着磁装置33a
は、強磁性体製のヨーク38aの先端部(図1の左端
部)に図1〜2に示す様な複数の着磁端子39a、39
aを、上記永久磁石32の隣り合うS極とN極とのピッ
チと同じピッチで円周方向に等間隔で、円筒状に配置し
ている。上記各着磁端子39a、39aは、上記永久磁
石32の内周面に配置されたS極の数とN極の数との合
計と等しい数だけ、上記ヨーク38aの先端部外周面か
ら直径方向外方に突出する状態で設けられ、それぞれの
外周端面が上記永久磁石32の軸方向(図1〜3の左右
方向)に長い。
【0025】これら各着磁端子39a、39aの周囲に
は、それぞれコイル40、40を巻回している。これら
各コイル40、40は、通電に伴って、上記各着磁端子
39a、39aの外周端面が対向する上記永久磁石32
となるべき磁性体(永久磁石材料、高保持力材料)を、
直径方向に亙って着磁する。特に、本発明の着磁装置3
3aを構成する着磁端子39a、39aは、上記永久磁
石32を構成する磁性体の内周面と対向する外周側端部
に比べて内周側部分の幅を狭くしている。そして、上記
各コイル40、40は、この幅が狭くなった内周側部分
に巻回している。従って、これら各コイル40、40の
端部は、上記着磁端子39a、39aの先端面(図1の
左端面)から先端側(図1の左側)に突出する事はな
い。
【0026】又、上記ヨーク38aの先端部で上記各着
磁端子39a、39aを囲む部分、並びに中間部から基
端部に亙る部分は合成樹脂41aにより覆い、上記各コ
イル40、40をこの合成樹脂41a中に包埋して、こ
れら各コイル40、40同士の絶縁を図っている。又、
この合成樹脂41aの先端面中央部には、金属板等によ
り造られた位置決めプレート42aを固定している。即
ち、上記合成樹脂41aの一部で上記着磁装置33aの
先端面に対応する部分に円形の凹部44を形成してい
る。そして、この凹部44に上記位置決めプレート42
aを内嵌すると共に、この位置決めプレート42aを上
記ヨーク38aに、ねじ45、45により固定してい
る。これら合成樹脂41aと位置決めプレート42aと
の内端面は、互いに同一平面上に位置させている。又、
上記位置決めプレート42aの外径は、前記支持環3
4、34aの段部37の内径よりも大きくしている。
【0027】上述の様に構成される着磁装置33aを用
いて前記永久磁石32を直径方向に亙って着磁し、この
永久磁石32の内周面にS極とN極とを円周方向に亙っ
て交互に配置する際には、図1に示す様に、上記位置決
めプレート42aの内端面外周寄り部分を、上記支持環
34、34aの段部37に突き当てる。この状態で上記
各着磁端子39a、39aが、図1に示す様に、上記永
久磁石32を構成する磁性体(永久磁石材料、高保持力
材料)の内周面に、この磁性体の軸方向全長に亙って対
向する。そこで、この状態のまま上記各コイル40a、
40aに通電して上記磁性体に着磁し、内周面にS極と
N極とを円周方向に亙って交互に且つ等間隔に配置した
永久磁石32とする。
【0028】本発明の着磁装置33aの場合には、上記
各着磁端子39a、39aの形状を工夫した事に伴い、
これら各着磁端子39a、39aの先端面を上記着磁装
置33aの先端面近傍部分に位置させる事ができる。従
って、本発明の着磁装置33aにより、図1、3に示す
様な構造を有するエンコーダ31a、31bの永久磁石
32に着磁する場合には、この永久磁石32の端縁と支
持環34、34aを構成する段部37の側面との距離L
32´を十分に小さくできる。即ち、上記着磁装置33a
を構成する各着磁端子39a、39aの外周端面と永久
磁石32を構成する磁性体の内周面とを対向させた状態
で、上記各着磁端子39a、39aの外周側端部先端面
と上記段部37との間には、コイル40の一部を包埋し
た合成樹脂41の外周縁部で厚さが小さい部分のみが存
在する。従って、上記距離L32´を、前述した従来構造
の着磁装置33(図5)では不可能であった、7mm以下
の寸法にし、その分だけエンコーダ31a、31bの軸
方向寸法を小さくし、これら各エンコーダ31a、31
bを組み込んだ回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
の小型・軽量化を図れる。
【0029】次に、本発明の要旨とは直接は関係しない
が、上述の様なエンコーダ31a、31bと組み合わせ
て回転速度検出装置を構成するセンサ20aの構造及び
作用に就いて、図3を参照しつつ、簡単に説明する。こ
のセンサ20aは全体を円環状に形成して、外周面に設
けた検出部を、上記エンコーダ31bを構成する永久磁
石32の内周面に、微小隙間25aを介して対向させて
いる。この様なセンサ20aは、それぞれが円環状に形
成された第一、第二のステータ46、47とコイル24
aとを備える。
【0030】このうち、第一、第二のステータ46、4
7の外周縁部にはそれぞれ、切り欠きと突片とを交互に
且つ等間隔で形成する事により、それぞれ第一、第二の
櫛歯状端縁部48、49を形成している。これら各櫛歯
状端縁部48、49を構成する切り欠き50、50及び
突片51、51のピッチ(中心角ピッチ)は、上記永久
磁石32の内周面に配設したS極及びN極のピッチ(S
極とN極とを合わせて1ピッチとする。)と等しくして
いる。又、上記第一のステータ46の外周縁部に形成し
た第一の櫛歯状端縁部48の位相と、上記第二のステー
タ47の外周縁部に形成した第二の櫛歯状端縁部49の
位相とは、上記切り欠き50及び突片51のピッチの半
分だけずらせている。従って、上記第一の櫛歯状端縁部
48を構成する総ての突片51が上記永久磁石32の内
周面に配設したS極に対向する瞬間には、第二の櫛歯状
端縁部49を構成する総ての突片51がN極に対向す
る。更に、この瞬間から上記エンコーダ31bが上記切
り欠き50及び突片51のピッチの半分だけ回転した瞬
間には、上記第一の櫛歯状端縁部48を構成する総ての
突片51が上記永久磁石32の内周面に配設したN極に
対向し、第二の櫛歯状端縁部49を構成する総ての突片
51がS極に対向する。
【0031】又、上記第一、第二のステータ46、47
の内周縁部同士は、第一のステータ46の内周縁部に形
成した第一の円筒部52に第二のステータ47の内周縁
部に形成した第二の円筒部53の先端部を締まり嵌めで
外嵌する事により、磁気的に導通させている。従ってこ
れら第一、第二のステータ46、47内には、上記エン
コーダ31bの回転に伴って交番磁束が流れる。又、前
記コイル24aは、外周側が開口したボビン29aに導
線を巻回する事により構成している。尚、このボビン2
9aと上記第一、第二のステータ46、47との間には
凹凸係合部を設け、このボビン29aを介して、これら
第一、第二のステータ46、47同士の位相を、上述し
た状態に規制している。この様なボビン29aに導線を
巻回して成るコイル24aには、上記交番磁束に対応し
て交流電圧が惹起される。
【0032】上述の様な第一、第二のステータ46、4
7とコイル24aとから成るセンサ20aは、外側部材
8の内端開口部を塞ぐ蓋体54を構成する合成樹脂中に
包埋している。この蓋体54の一部には、金属板により
断面L字形で全体を円環状に形成したスリーブ55を支
持している。上記外側部材8の内端開口部を塞ぐ場合に
は、このスリーブ55を上記外側部材8の内端開口部に
内嵌固定する。この状態で上記センサ20aは、前記エ
ンコーダ31bを構成する永久磁石32の内周面に、前
記微小隙間25aを介して、全周に亙って対向する。
尚、上記蓋体54の一部内側面にはコネクタ30aを、
この蓋体54と一体に形成して、上記コイル24aに惹
起される交流電圧を取り出し自在としている。この交流
電圧は、ハブ1の回転速度を表す信号として制御器に送
り、ABSやTCSの制御に利用する。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの
全長を短縮できて、回転速度検出装置付転がり軸受ユニ
ットのコンパクト化及び軽量化を実現できる。この結
果、限られた空間への設置が可能となり、自動車設計の
自由度を高める事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す、トーンホイ
ールと着磁装置との断面図。
【図2】着磁端子の配列状態を示す、着磁装置先端部の
部分斜視図。
【図3】上記着磁装置により着磁されたトーンホイール
を組み込んだ回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの
部分拡大断面図。
【図4】従来構造の1例を示す断面図。
【図5】従来のエンコーダ及び着磁装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 ハブ 2 フランジ部 3 内輪軌道 4 段部 5 内輪 6 雄ねじ部 7 ナット 8 外側部材 9 取付部 10 外輪軌道 11 転動体 12 シールリング 13 エンコーダ 14 小径部 15 大径部 16 段部 17 透孔 18 カバー 19 円筒部 20、20a センサ 21 合成樹脂 22 永久磁石 23 ステータ 24、24a コイル 25、25a 微小隙間 26 外径側円筒部 27 内径側円筒部 28 切り欠き 29、29a ボビン 30、30a コネクタ 31、31a、31b エンコーダ 32 永久磁石 33、33a 着磁装置 34、34a 支持環 35 小径部 36 大径部 37 段部 38、38a ヨーク 39、39a 着磁端子 40 コイル 41、41a 合成樹脂 42、42a 位置決めプレート 43 鍔部 44 凹部 45 ねじ 46 第一のステータ 47 第二のステータ 48 第一の櫛歯状端縁部 49 第二の櫛歯状端縁部 50 切り欠き 51 突片 52 第一の円筒部 53 第二の円筒部 54 蓋体 55 スリーブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板製で円環状の支持環と、この支持
    環の全周に亙って支持固定された永久磁石とから成るエ
    ンコーダで、このうちの支持環は、回転輪に嵌合固定す
    る為の小径部と、この小径部と同心の大径部と、この大
    径部の端縁と上記小径部の端縁とを連続させる円輪状の
    段部とを備え、上記永久磁石は、上記大径部の内周面に
    全周に亙って添着され、その内周面に円周方向に亙って
    S極及びN極を、交互に且つ等間隔で配置した円筒状で
    ある回転速度検出装置用エンコーダの上記永久磁石に着
    磁すべく、この永久磁石の隣り合うS極とN極とのピッ
    チと同じピッチで円周方向に等間隔で円筒状に配置さ
    れ、それぞれの外周端面が上記永久磁石の軸方向に長
    く、上記永久磁石の内周面に配置されたS極の数とN極
    の数との合計と等しい数の強磁性体製の着磁端子と、こ
    れら各着磁端子の周囲に巻回され、通電に伴って上記各
    着磁端子の外周端面が対向する、上記永久磁石となるべ
    き永久磁石材料を着磁するコイルとを備えた回転速度検
    出装置用エンコーダの着磁装置に於いて、上記各着磁端
    子は、上記永久磁石材料の内周面と対向する外周側端部
    に比べて内周側部分の幅が狭く、上記コイルはこの内周
    側部分に巻回されている事を特徴とする回転速度検出装
    置用エンコーダの着磁装置。
  2. 【請求項2】 内周面に外輪軌道を有し使用時に回転し
    ない外側部材と、外周面に内輪軌道を有し使用時に回転
    する内側部材と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動
    自在に設けられた複数の転動体と、上記内側部材の端部
    に外嵌固定されたエンコーダと、上記外側部材に支持さ
    れてこのエンコーダと対向するセンサとを備え、上記エ
    ンコーダは、金属板製で円環状の支持環と、この支持環
    の全周に亙って支持固定された永久磁石とから成り、こ
    のうちの支持環は、回転輪に嵌合固定する為の小径部
    と、この小径部と同心の大径部と、この大径部の端縁と
    上記小径部の端縁とを連続させる円輪状の段部とを備
    え、上記永久磁石は、上記大径部の内周面に全周に亙っ
    て添着され、その内周面に円周方向に亙ってS極及びN
    極を、交互に且つ等間隔で配置した円筒状である回転速
    度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記永久磁
    石は、上記段部との距離が7mm以下である部分からこの
    段部から離れる方向に軸方向に亙る部分に着磁されてい
    る事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニッ
    ト。
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