JP4675063B2 - 回転センサ付車輪用軸受装置 - Google Patents

回転センサ付車輪用軸受装置 Download PDF

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Description

この発明は、自動車における従動輪用の回転センサ付車輪用軸受装置に関する。
車輪用軸受装置において、アンチロックブレーキシステム(ABS)の制御や、各種姿勢制御等のために、回転検出器を設けたものがある(例えば、特許文献1)。上記回転検出器としては、円周方向に交互に磁極が形成されたパルサリングと、このパルサリングの円周方向の1点に対向するホール素子等のセンサ部とでなるものが用いられている。この他にパッシブ型の回転センサとして、アニューラ型(環状型)としたものも提案されている(例えば特許文献2)。このアニューラ型の回転センサは、多極磁石を有する磁気エンコーダと、前記多極磁石に対向するコイルを内蔵した磁気ヨークからなり、磁気エンコーダと磁気ヨークの相対回転で誘起される発電電圧で回転を検出するものである。
また、自動車用部品では、燃費の向上等のために軽量化が強く望まれており、車輪用軸受装置においても軽量化が求められている。軽量化を図った例としては、ハブ輪の車輪取付用のフランジの外周部分における各ボルト孔間に切欠状凹み部を設けたものがある(例えば、特許文献3)。
特開2003−89302号公報 特開平5−264562号公報 特開2003−94905号公報
小型車、例えば排気量が1000ccクラスの乗用車や軽乗用車などでは、軽量化が強く求められおり、また車軸にかかるトルクが小さいので車軸も細いものとなり、これに伴い車輪用軸受装置のハブ輪も小径に設定されている。そのため、多極磁石からなるパルサリングも小径となり、上記のような円周方向の1点でホール素子等により検出する回転センサでは、十分なセンサ出力を得ることが難しい。センサ出力が小さいと、回転検出の信頼性が低下する。センサ出力を大きく得るためには、磁極数を減らすことが必要となり、その場合は回転検出精度(分解能)が低下する。
また、車輪用軸受装置の軽量化について、上記特許文献3のようにハブ輪のフランジに切欠状凹み部を設けたものは、ある程度の軽量化が得られるが、小型車においては、作用する荷重やトルクに比べて、ハブ輪の材料の無駄が多く、満足できるまでの軽量化が得られていない。
この発明の目的は、小型車用等のハブ輪外径の小さな車輪用軸受装置においても、回転検出精度を低下させることなく、十分な出力を得て信頼性の高い回転検出が行え、またハブ輪の強度,寿命を確保しつつ、軽量化をより高めることのできる車輪用軸受装置を提供することである。
この発明の回転センサ付車輪用軸受装置は、アウトボード側端の外周に車輪取付用のフランジを有するハブ輪、および前記ハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪からなる内方部材と、この内方部材に形成された複列の軌道面に対向する複列の軌道面を有する外方部材と、両列の対向する軌道面間に介在した複列の転動体と、前記内方部材の回転を検出する回転センサとを有し、車体に対して車輪を回転自在に支持する回転センサ付車輪用軸受装置であって、次の構成としたことを特徴とする。
前記車輪取付用のフランジが外周の円周方向複数箇所に切欠状凹み部を有するものとする。前記回転センサは、円周方向に交互に磁極が形成された多極磁石を有する磁気エンコーダからなり前記内方部材に設けられた環状のパルサリングと、このパルサリングに対向して外方部材に設けられ環状の磁気ヨークにコイルを内蔵した環状(すなわちアニューラ型)のセンサ部とでなり、これらパルサリングとセンサ部との相対回転によって前記コイルに誘起される発電電圧により回転を検出するものとする。前記外方部材にはインボード側の端部全体を覆うキャップが取付けられ、このキャップの内側に前記回転センサが配置され、前記回転センサの前記センサ部はこのセンサ部の出力を取り出すコネクタと一体成形され、この一体成形品が前記キャップに接着されている。
前記回転センサは、前記多極磁石に対して前記センサ部が軸方向に対向するアキシアル型であって、前記センサの前記環状の磁気ヨークは、軸方向に向けて開口する溝形の断面形状のリング部材の外径部に、外径部および側面部分からなる断面L字状のリング部材の外径部を嵌合させ、かつ前記溝形の断面形状のリング部材の内径部に、内径部および側面部分からなる断面L字状のリング部材の内径部を嵌合させた断面が略方形のリング体であり、前記多極磁石と対向する側面部分が、前記各断面L字状のリング部材の前記側面部分であって、これら側面部分が、互いに径方向に対向して延びる2組の櫛歯状の爪で形成されて、これら2組の各爪は円周方向に隙間を介して交互に配列され、1つの組の爪は、多極磁石対面における外周縁から内周縁に向けて内周縁近くまで延びており、他の1組の爪は、多極磁石対面における内周縁から外周縁に向けて外周縁近くまで延びている。
この構成によると、ハブ輪における車輪取付用のフランジが外周の複数箇所に切欠状凹み部を有するものとしているので、ハブ輪において強度上で過剰な箇所を少なくできることとなり、強度,寿命を確保しつつ、ハブ輪の軽量化を進めることができる。
また、回転センサは、環状部品であるパルサリングと、これに対向する環状のヨークを持つセンサ部とでなる環状型としたため、ハブ輪が小径であっても、回転センサの出力を十分に大きく得ることができる。そのため、信頼性の高い回転検出が行え、また出力を高めるために分解能を落とす必要がなく、回転検出精度も高いものとできる。
このため、小型車用等のハブ輪外径の小さな車輪用軸受装置においても、回転検出精度を低下させることなく、十分な出力を得て信頼性の高い回転検出が行え、またハブ輪の強度,寿命を確保しつつ、軽量化をより高めることのできる。
前記各切欠状凹み部は、前記車輪取付用のフランジに設けられた複数のボルト孔の配列のピッチ円よりも内径側まで凹むものとしても良い。このように深く凹むものとすることで、ハブ輪において強度上で過剰な箇所をより少なくできることとなり、ハブ輪の軽量化を高度に進めることができる。切欠状凹み部を前記ボルト孔のピッチ円よりも内径側まで凹ませても、切欠状凹み部の形状等により、強度確保が図れる。
なお、切欠状凹み部の軸受軸心方向に沿う底面の断面形状は、例えばインボード側へ次第に凹みが深くなる断面形状としても良く、また軸心に平行な断面形状としても良い。ハブ輪の車輪取付用のフランジにおけるアウトボード側の面は、ブレーキパイロット等が設けられる部分であり、ブレーキパイロット径がある程度大きいため、切欠状凹み部を深く形成することは難しいが、上記車輪用取付用のフランジのインボード側の面は、比較的に余裕があり、切欠状凹み部をインボード側でブレーキパイロット径よりも内径側にすることで、より軽量化を図ることができる。
前記回転センサは、パルサリングとして、円周方向に交互に磁極だ形成された磁気エンコーダを用いたものであるため、別の磁石を設けることなく、交番磁界が形成され、コイル電圧の誘起による回転検出が行える。
この発明において、内方部材の外周に形成された複列の軌道面のうち、アウトボード側の軌道面は、ハブ輪に直接形成されたものであっても良い。また、別体の内輪をハブ輪に圧入し、その内輪にアウトボード側の軌道面を形成しても良い。アウトボード側の軌道面をハブ輪に直接形成した場合は、内輪を嵌合するためにハブ輪の外径を小径とする必要がなくて、ハブ輪の断面寸法を大きくでき、そのため、前記切欠状凹み部を深く形成しても、ハブ輪の強度確保が容易であり、軽量化が図り易い。
この発明の回転センサ付車輪用軸受装置は、ハブ輪の車輪取付用フランジの外周に複数の切欠状凹み部を有し、回転センサを、内方部材に設けられた環状のパルサリング、およびこのパルサリングに対向して外方部材に設けられ環状の磁気ヨークにコイルを内蔵した環状のセンサ部とでなるものとし、前記外方部材にはインボード側の端部全体を覆うキャップが取付けられ、このキャップの内側に前記回転センサが配置され、前記回転センサの前記センサ部はこのセンサ部の出力を取り出すコネクタと一体成形され、この一体成形品が前記キャップに接着されているため、小型車用等のハブ輪外径の小さな車輪用軸受装置においても、回転検出精度を低下させることなく、十分な出力を得て信頼性の高い回転検出が行え、またハブ輪の強度,寿命を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
前記各切欠状凹み部を、前記車輪取付用のフランジに設けられた複数のボルト孔の配列のピッチ円よりも内径側まで凹むものとした場合は、強度,寿命を確保しつつ、軽量化をより一層高めることができる。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図4と共に説明する。この実施形態にかかる回転センサ付車輪用軸受装置は複列のアンギュラ玉軸受形式のものであって、従動輪支持用である。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向外側寄りとなる側をアウトボード側と言い、車幅方向の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。図1では左側がアウトボード側、右側がインボード側となる。
この回転センサ付車輪用軸受装置は、ハブ輪2およびこのハブ輪2のインボード側端の外周に嵌合した内輪3からなる内方部材1と、ハブ輪2および内輪3の外周に形成された軌道面2aに対向する複列の軌道面4aを内周に有する外方部材4と、両列の対向する軌道面2a,4a間に介在した転動体5を備える。各列の軌道面2a,4aの接触角は背面合わせとなるように形成されている。
ハブ輪2は、アウトボード側端の外周に車輪取付用のフランジ12を有する。ハブ輪2は、インボード側の端部の外周に内輪嵌合面2bを有し、この内輪嵌合面2bに上記内輪3が嵌合する。ハブ輪2の内輪嵌合面2bのさらにインボード側端は、内輪3の幅面を押し付けるフランジ状の加締部2cとされており、この加締部2cにより内輪3が軸方向に締め付け固定される。加締部2cは、図1に破線で示すように、ハブ輪2の内輪嵌合面2bよりも端部側に突出した筒部2c’を外径側へ加締めて形成される。転動体5はボールからなり、各列毎に保持器6で保持されている。外方部材4のアウトボード側端部には、この外方部材4と、ハブ輪2および内輪3からなる内方部材1との間に形成される環状空間のアウトボード側端部を密閉するオイルシール等の接触式のシール8が取付けられている。
外方部材4は、外径面に車体取付用のフランジ4bが設けられ、フランジ4bの外周部に複数のボルト挿通孔7が周方向に分配して形成されている。このフランジ4bは、図2のように、その外周部のうちボルト挿通孔7の近傍を除く部分を削除して、各ボルト挿通孔7の形成部だけが外径側に放射状に突出する形状に形成されている。このフランジ4bのボルト挿通孔7を貫通するナックルボルト(図示せず)により、車体側の懸架装置におけるナックル(図示せず)にフランジ4bが取付けられる。図1におけるハブ輪2は図2におけるX−O−X矢視断面図を示し、図1における外方部材4は図2におけるX−O−Y矢視断面図を示す。
ハブ輪2のフランジ12は、図2に示すように、外周の円周方向複数箇所に切欠状凹み部12bを有し、切欠状凹み部12bとならない残余部が放射状に延びてそれぞれ先端にボルト挿通孔13の形成された複数本のリブ部12aとされる。前記切欠状凹み部12bは、その底部がアウトボード側端よりもインボード側端の方が深く凹んだ形状とされている。この切欠状凹み部12bの底部の最深部は、車輪取付用のフランジ12に設けられた複数のボルト孔13の配列のピッチ円PCDよりも内径側に達し、インボード側ではフランジ12のアウトボード側にあるブレーキロータ用のパイロット部12c(図1)の径よりも内径側に達している。この切欠状凹み部12bの最も深い径方向位置は、ハブ輪2の軌道面2aの肩部または肩部の付近まで達している。また、切欠状凹み部12bの底部は、インボード側端において、各リブ部12a間の円周方向の中央が最も深く、リブ部12aに近づくに従って浅くなる形状とされている。ハブ輪2のフランジ12には図1に示すように、そのボルト挿通孔13を貫通するハブボルト14、およびこのハブボルト14に螺合するハブナット(図示せず)により、ディスクブレーキ装置等のブレーキロータと車輪(いずれも図示せず)とが重ねて取付けられる。
なお、外方部材4のフランジ4bを車体に取付ける際には、図2のようにハブ輪2のフランジ12の隣合うリブ部12a,12a間にフランジ4bのボルト挿通孔7が対峙するようにハブ輪2を回転させて、隣合うリブ部12a,12a間から工具を挿通してフランジ4bのボルト締結を行う。
外方部材4には、図1に示すようにこの軸受装置のインボード側の端部全体を覆うキャップ21が取付けられ、このキャップ21の内側に、外方部材4と内方部材1の相対回転によって発電する環状の回転センサ15が配置されている。上記キャップ21により、外部から軸受装置内への浸水が防止される。
キャップ21は、外径側に突出する鍔部21aを有する円筒状のものであり、一端部はコネクタ嵌合部21bを除き閉鎖された端面部21cとされている。キャップ21は、その鍔部21aを治具で軸方向に押すことにより、開放側の端部を外方部材4の内径面に嵌合させると共に、鍔部21aを外方部材4の端面に押し付けて外方部材4に取付けられる。キャップ鍔部21aの側面は、外方部材4の端面に密着させるために平坦面とされている。
回転センサ15は、アニューラ型、つまり環状型のものである。回転センサ15は、内方部材1に設けられた環状の被検出部であるパルサリング17と、外方部材4に設けられてパルサリング17を検出するセンサ部16とで構成される。センサ部16は、環状の磁気ヨーク22にコイル20を内蔵したものである。
パルサリング17は、図3に示すように、芯金18の表面に周方向に沿って多極磁石19を設けてなる磁気エンコーダとされている。芯金18は例えば磁性体からなる断面L字状のリング部材とされ、その立板部18bの側面に、例えばゴム磁石とされた前記多極磁石19が加硫接着等で固着される。多極磁石19は、円周方向に多数の磁極N,Sが所定のピッチで交互に並ぶディスクからなる。多極磁石19は、ゴム磁石の他に、プラスチック磁石や焼結磁石であっても良く、またフェライト等の磁石材からなるものであっても良い。パルサリング17は、その芯金18の円筒部18aを内輪3の外径面に圧入嵌合させることにより、内輪3におけるインボード側端部に取付けられる(図1参照)。
センサ部16はアキシアル型のものであって、図1に示すように前記パルサリング17の多極磁石19に対して軸方向に対向する位置にコイル20を内蔵した環状の部材からなる。センサ部16は、静止側の部材である外方部材4に、キャップ21を介して取付けられる。
磁気ヨーク22は、図4(B)に拡大断面図で示すように、磁性体からなる断面L字状の2つのリング部材22a,22bと、同じく磁性体からなり軸方向に向けて開口する溝形の断面形状とされた1つのリング部材22cとを互いに嵌合させることで、断面が略方形のリング体とされている。すなわち、リング部材22aの外径部22aaをリング部材22cの外径部22caで互いに隙間ができないように嵌合させると共に、リング部材22bの内径部22baをリング部材22cの内径部22cbで互いに隙間ができないように嵌合させることで、断面が略方形のリング体とされている。このようにリング部材22a〜22cの嵌合部に隙間ができないようにすることで、磁気ヨーク22の内部の磁気回路における前記嵌合部での磁気抵抗が小さく抑えられる。これら3つのリング部材22a〜22cは、嵌合によらず、接着により組み立てても良く、また樹脂などで固めることにより組み立てても良い。
2つのリング部材22a,22bの前記多極磁石19と対面する側面部分には、図4(A)に正面図で示すように、互いに径方向に対向して延びる櫛歯状の爪23a、23bが形成され、この2組の各爪23a,23bは円周方向に隙間を介して所定のピッチで交互に配列され、その配列ピッチが対面する多極磁石19の磁極N,Sと同じ配列ピッチとされている。すなわち、磁気ヨーク22の外周側に配置されるリング部材22aの爪23aは多極磁石対面側における外周縁から内周縁に向けて内周縁近くまで延びており、磁気ヨーク16の内周側に配置されるリング部材22bの爪23bは、内周縁から外周縁に向けて外周縁近くまで延びている。このように各爪23a,23bは、一方の周縁から他方の周縁近くまで延びているので、多極磁石19の磁極N,Sと対向する面積を大きくすることができ、それだけ磁気ヨーク16に導かれる磁束を多くすることができる。
また、磁気ヨーク22には、図1に示すように、その内部から外側に向けてコネクタ24の金属製コネクタピン25が延びており、このコネクタピン25の内端にセンサ部16内のコイル20が接続されている。センサ部16はコネクタ24と一体成形し、この一体成形品が前記キャップ21に接着されている。図4(B)に示すように、磁気ヨーク16内のコイル20はコイルボビン26に巻かれており、このコイルボビン26にコネクタピン25が一体成形により取付けられている。前記コネクタ24を介して回転センサ15が外部のECU(電気制御ユニット)と接続される。
前記回転センサ15は、車輪と一体に内方部材1が回転するときに、被検出部であるパルサリング17と磁気ヨーク22を有するセンサ部16との相対回転により、磁気ヨーク22内のコイル20に車輪回転数に比例した周波数の電圧が誘導され、これが回転信号として出力されるものである。その出力はコネクタ24を介して外部に取り出される。
この構成の回転センサ付車輪用軸受装置によると、ハブ輪2における車輪取付用のフランジ12が外周の円周方向複数箇所に切欠状凹み部12bを有し、これら切欠状凹み部12bが車輪取付用のフランジ12に設けられた複数のボルト孔13の配列のピッチ円PCDよりも内径側まで凹むものとしているので、ハブ輪2において強度上で不要な箇所をより少なくできることとなり、強度,寿命を確保しつつ、かつ小径化を抑制しつつハブ輪2を軽量化できる。
また、回転センサ15は、被検出部となるパルサリング17、およびセンサ部16の磁気ヨーク22が共に環状とされたものであるため、ハブ輪2が小径であっても、回転センサ15の出力を十分に大きく得ることができる。そのため、信頼性の高い回転検出が行える。また、出力を高めるために分解能を落とす必要がなく、回転検出精度も高いものとできる。
図5は、参考提案例を示す。この提案例の回転センサ付車輪用軸受装置は、図1に示した第1の実施形態において、アキシアル型の回転センサ15をラジアル型の回転センサ15Aに置き換え、かつそのセンサ部16A側に磁石28を設けたものである。この場合の回転センサ15Aもアニューラ型のものであって、内方部材1に取付けられる環状の被検出部であるパルサリング17Aと、キャップ21を介して外方部材4に取付けられる環状のセンサ部16Aとでなる。センサ部16Aは、コイル20を内蔵した環状の磁気ヨーク27と磁石28とでなる。パルサリング17Aは、円周方向に沿って磁気特性が変化する磁性体のリングである。
パルサリング17Aは、大径部17Aaと小径部17Abからなる断面Z字状とされ、その小径部17Abに、円周方向に等間隔で並べた複数の窓30が形成されている。これらの窓30によって、円周方向に沿う磁気特性が変化する。パルサリング17Aは、大径部17Aaを内方部材1の内輪3の外径面に圧入嵌合することにより、ハブ輪2の端部から軸方向外方に張り出した状態で取付けられる。
センサ部16Aの一部構成品である磁気ヨーク27は、パルサリング17Aの小径部17Abに対して径方向に対向する位置にコイル20を内蔵した磁性体のリング部材である。センサ部16Aは、軸方向に向けて開口する溝形の断面形状とされた磁性体リング35と断面L字状の磁性体リング36とを、互いに対向するように向かい合わせに組み合わせることで、断面が略方形のリング体とされている。各磁性体リング35,36における上記パルサリング17Aの小径部17Abと対面する内周側部分には、互いに軸方向に対向して延びる櫛歯状の爪35a,36aが形成され、この2組の各爪35a,36aは円周方向に上記パルサリング17Aの窓30と同じ配列ピッチで交互に配列されている。
この回転センサ15Aでは、第1の実施形態においてパルサリング17側に多極磁石19を設けていたのに代えて、一方向に着磁させた磁石28が、各磁性体リング35,36で挟まれるように磁気ヨーク27内に設置されている。磁石28は円板状であっても、複数個を円周方向に並べて配置しても良い。
この実施形態において、磁気ヨーク27内でのコイル20の設置構造や、コイル20とコネクタピン25との接続構造、および回転センサ15A以外の部分の構成は、第1の実施形態の場合と同じである。
この構成の回転センサ付車輪用軸受装置においても、パルサリング17Aの取付けられた内方部材1が車輪と一体に回転すると、パルサリング17Aと磁気ヨーク27との相対回転により、磁気ヨーク27のコイル20に車輪回転数に比例した周波数の電圧が誘導され、これが回転信号として磁気ヨーク27から出力される。その出力はコネクタ24を介して外部に取り出される。この構成の場合も、被検出部となるパルサリング17Aが円環状であり、かつセンサ部16Aの磁気ヨーク27も環状であるため、ハブ輪2が小径であっても、回転センサ15Aより十分な出力が得られる。また、回転検出精度も高いものとできる。
また、この提案例においても、ハブ輪2の車輪取付用のフランジ12には、第1の実施形態と同様に切欠状凹み部12bが、車輪取付用のフランジ12に設けられた複数のボルト孔13の配列のピッチ円PCDよりも内径側まで凹むように深く形成されるように、インボード側ではブレーキロータ用のパイロット部12cの径よりも内径側になるように形成されており、軽量化を高度に進めたものとできる。
なお、前記実施形態および参考提案例では、いずれもハブ輪2の外周にアウトボード側の軌道面2aを形成したが、別体の内輪(図示せず)をハブ輪に圧入し、その内輪の外周にアウトボード側の軌道面を形成しても良い。転動体5は、ボールの他に、円すいころであっても良い。また、前記各実施形態では、従動輪を示したが、駆動輪タイプであってもよい。その場合、キャップ中央に貫通孔とハブ輪にセレーション孔を設けCVJ等の駆動輪を挿入できるようにする。
この発明の第1の実施形態にかかる回転センサ付車輪用軸受装置の断面図である。 同軸受装置をインボード側から見た概略正面図である。 その回転センサにおける磁気エンコーダの一部を破断した斜視図である。 (A)はその回転センサにおけるセンサ部の正面図、(B)は同センサ部の半部破断側面図である。 参考提案例にかかる回転センサ付車輪用軸受装置の部分断面図である。
符号の説明
1…内方部材
2…ハブ輪
2a…軌道面
3…内輪
4…外方部材
4a…軌道面
5…転動体
12…車輪取付用のフランジ
12b…切欠状凹み部
12c…パイロット部
13…ボルト孔
15,15A…回転センサ
16,16A…センサ部
17,17A…パルサリング
18…芯金
19…多極磁石
20…コイル
22,27…磁気ヨーク
28…磁石
30…窓

Claims (3)

  1. アウトボード側端の外周に車輪取付用のフランジを有するハブ輪、および前記ハブ輪のインボード側端の外周に嵌合した内輪からなる内方部材と、この内方部材に形成された複列の軌道面に対向する複列の軌道面を有する外方部材と、両列の対向する軌道面間に介在した複列の転動体と、前記内方部材の回転を検出する回転センサとを有し、車体に対して車輪を回転自在に支持する回転センサ付車輪用軸受装置であって、
    前記車輪取付用のフランジが外周の円周方向複数箇所に切欠状凹み部を有し、
    前記回転センサが、円周方向に交互に磁極が形成された多極磁石を有する磁気エンコーダからなり前記内方部材に設けられた環状のパルサリングと、このパルサリングの前記多極磁石に対向して外方部材に設けられた環状の磁気ヨークにコイルを内蔵した環状のセンサ部とでなり、これらパルサリングとセンサ部との相対回転によって前記コイルに誘起される発電電圧により回転を検出するものであり、前記外方部材にはインボード側の端部全体を覆うキャップが取付けられ、このキャップの内側に前記回転センサが配置され、前記回転センサの前記センサ部はこのセンサ部の出力を取り出すコネクタと一体成形され、この一体成形品が前記キャップに接着されており、前記回転センサは、前記多極磁石に対して前記センサ部が軸方向に対向するアキシアル型であって、前記センサの前記環状の磁気ヨークは、軸方向に向けて開口する溝形の断面形状のリング部材の外径部に、外径部および側面部分からなる断面L字状のリング部材の外径部を嵌合させ、かつ前記溝形の断面形状のリング部材の内径部に、内径部および側面部分からなる断面L字状のリング部材の内径部を嵌合させた断面が略方形のリング体であり、前記多極磁石と対向する側面部分が、前記各断面L字状のリング部材の前記側面部分であって、これら側面部分が、互いに径方向に対向して延びる2組の櫛歯状の爪で形成されて、これら2組の各爪は円周方向に隙間を介して交互に配列され、1つの組の爪は、多極磁石対面における外周縁から内周縁に向けて内周縁近くまで延びており、他の1組の爪は、多極磁石対面における内周縁から外周縁に向けて外周縁近くまで延びていることを特徴とする回転センサ付車輪用軸受装置。
  2. 請求項1において、前記各切欠状凹み部は、前記車輪取付用のフランジに設けられた複数のボルト孔の配列のピッチ円よりも内径側まで凹むものとした回転センサ付車輪用軸受装置。
  3. 請求項1または請求項2において、内方部材の外周に形成された複列の軌道面のうち、アウトボード側の軌道面が、ハブ輪に直接形成された回転センサ付車輪用軸受装置。
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