JPH1062440A - 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット - Google Patents

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

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JPH1062440A
JPH1062440A JP8219675A JP21967596A JPH1062440A JP H1062440 A JPH1062440 A JP H1062440A JP 8219675 A JP8219675 A JP 8219675A JP 21967596 A JP21967596 A JP 21967596A JP H1062440 A JPH1062440 A JP H1062440A
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JP
Japan
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stator
encoder
wheel
rotating
permanent magnet
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JP8219675A
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English (en)
Inventor
Hideo Ouchi
英男 大内
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/18Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls
    • F16C19/181Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact
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    • F16C19/184Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement
    • F16C19/186Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with two or more rows of balls with angular contact with two rows at opposite angles in O-arrangement with three raceways provided integrally on parts other than race rings, e.g. third generation hubs
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    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/7886Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted outside the gap between the inner and outer races, e.g. sealing rings mounted to an end face or outer surface of a race

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ20の出力を大きくして、回転輪の回
転速度検出の信頼性向上を図る。 【解決手段】 回転輪と共に回転するエンコーダ13
は、S極とN極とを円周方向に亙って交互に配置した第
一の永久磁石15を備える。センサ20のステータ23
を構成する端板27、27の端縁は、この第一の永久磁
石15の一部で互いに逆の磁極に対向する。又、端板2
7、27の両側には、着磁方向を互いに逆にした、第二
の永久磁石25、25を配置する。上記エンコーダ13
の回転に伴って、上記ステータ23を構成する心棒26
に、第一、第二の永久磁石15、25のN極から出た磁
束が、交互に逆方向に流れる。そして、コイル24に交
流を惹起する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットは、アンチロックブレーキシ
ステム(ABS)、或はトラクションコントロールシス
テム(TCS)に組み込んで、自動車の車輪の回転速度
を検出する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車のアンチロックブレーキシステム
(ABS)、或はトラクションコントロールシステム
(TCS)を制御する為には、車輪の回転速度を検出す
る必要がある。この為の回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットが、例えば特開平8−15290号公報に記載
されている様に、従来から各種知られている。
【0003】この公報に記載された回転速度検出装置付
転がり軸受ユニットは、回転輪と、静止輪と、複数の転
動体と、エンコーダと、センサとを備える。このうちの
回転輪は、回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回
転する。又、上記静止輪は、上記回転側周面と対向する
静止側周面に静止側軌道を有し、使用時に回転しない。
又、上記複数の転動体は、上記回転側軌道と上記静止側
軌道との間に転動自在に設けられて、上記回転輪を上記
静止輪に回転を自在に支持する。又、上記エンコーダ
は、鋼板等の磁性材により円環状に造られ、円周方向に
亙って多数の透孔を等ピッチで形成して成り、上記回転
輪の一部に、この回転輪と同心に固定している。又、上
記センサは、上記静止輪に支持している。
【0004】又、上記センサは、磁性材製で全体を長コ
字形に造られたステータと、このステータの中間部に導
線を巻回して成るコイルと、上記ステータの両端部に突
き合わされた、着磁方向が互いに逆である1対の永久磁
石とから成る。又、上記ステータの両端面は、上記エン
コーダの一部で上記多数の透孔を形成した部分に微小隙
間を介して対向させている。そして、このステータの一
端面が上記透孔に対向した瞬間に、このステータの他端
面が隣り合う透孔の間に存在する柱部分に対向する様
に、このステータの両端面の間隔を規制している。
【0005】上述の様に構成されるセンサのステータに
は、上記回転輪と共に上記エンコーダが回転するのに伴
って、交番磁束が流れる。そして、この交番磁束に対応
して、上記ステータの中間部に設けたコイルに、交互に
逆方向の電圧が惹起される。この電圧が変化する周波数
は、上記エンコーダの回転速度に比例する。従って、上
記コイルに惹起される電圧を上記センサの出力信号とし
て取り出し、ABSやTCSの制御器に送れば、これら
ABSやTCSを制御できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する、特開平8−15290号公報に記載された構造
は、比較的小型で大きな出力が得られる。但し、近年に
於けるABSやTCSの普及により、これらABSやT
CSの信頼性を確保しつつ、これらABSやTCSの制
御器の低廉化を図るべく、より大きな出力を得られる構
造の実現が望まれている。
【0007】即ち、上記特開平8−15290号公報に
記載された構造の場合には、トーンホイールとして単な
る磁性材製のものを使用している為、センサを構成する
ステータ内を流れる磁束の量が限られ、このセンサの出
力を大きくする事に限度がある。これに対して、例えば
米国特許第5200697号明細書には、トーンホイー
ルを、S極とN極とを円周方向に亙って交互に且つ等ピ
ッチで配置した円環状の永久磁石を含んで構成する構造
が記載されている。但し、この米国特許第520069
7号明細書に記載された構造の場合には、センサが磁性
材製のステータとコイルとからのみ構成されているの
で、やはりセンサの出力向上には限度がある。しかも、
ステータの形状が特殊で、センサのコストが嵩んでしま
う。本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明の回転速度検出装置
付転がり軸受ユニットは、従来から知られている回転速
度検出装置付転がり軸受ユニットと同様に、回転輪と、
静止輪と、複数の転動体と、エンコーダと、センサとを
備える。このうちの回転輪は、回転側周面に回転側軌道
を有し、使用時に回転する。又、上記静止輪は、上記回
転側周面と対向する静止側周面に静止側軌道を有し、使
用時に回転しない。又、上記複数の転動体は、上記回転
側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設けられ
て、上記回転輪を上記静止輪に回転を自在に支持する。
又、上記エンコーダは、上記回転輪の一部に、この回転
輪と同心に固定されている。又、上記センサは、上記静
止輪に支持されている。尚、上記エンコーダは、上述の
米国特許第5200697号明細書に記載された構造の
場合と同様に、S極とN極とを円周方向に亙って交互に
且つ等ピッチで配置した円環状の第一の永久磁石を含ん
で構成されており、上記センサは、この第一の永久磁石
と対向する。特に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットに於いては、上記センサは、磁性材製のス
テータと、コイルと、1対の第二の永久磁石とを備え
る。そして、着磁方向が互いに逆である、この1対の第
二の永久磁石を、上記ステータの両端部に突き合わせ若
しくは近接させる事により、上記エンコーダの回転に伴
って上記ステータに交番磁束が流れる様にしている。
又、上記コイルは、上記ステータの中間部に導線を巻回
して、上記交番磁束に基づき、交互に逆方向の起電力が
惹起される様にしている。尚、上記エンコーダの回転に
伴って上記ステータに交番磁束が流れる様にする為に、
例えば、ステータの両端部を、上記エンコーダを構成す
る永久磁石の一部で互いに異なる磁極に対向自在とす
る。
【0009】
【作用】上述の様に構成される本発明の回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットの場合、回転輪と共にエンコー
ダを構成する第一の永久磁石が回転すると、ステータの
一端部が対向する磁極と他端部が対向する磁極とが、交
互に変化する。即ち、或る瞬間に一端部がS極に、他端
部がN極に、それぞれ対向し、次の瞬間には一端部がN
極に、他端部がS極に、それぞれ対向する。上記ステー
タの一端部がS極に、他端部がN極に、それぞれ対向し
た瞬間には上記ステータ内に、他端部から一端部に向け
て磁束が流れる。これに対して、一端部がN極に、他端
部がS極に、それぞれ対向した瞬間には上記ステータ内
に、一端部から他端部に向けて磁束が流れる。従って上
記ステータ内には、上記回転輪の回転に伴って交番磁束
が流れる。
【0010】特に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットの場合には、上記ステータ内に流れる磁束
は、上記エンコーダを構成する第一の永久磁石のN極か
ら出た磁束と、センサを構成する1対の第二の永久磁石
のうちの何れか一方の第二の永久磁石のN極から出た磁
束とが合計されたものとなる。従って、上記ステータ内
を交互に逆方向に流れる磁束の量を多くできる。この様
にしてステータ内を流れる交番磁束に応じてコイルに、
交互に逆方向の起電力が惹起される。上記ステータ内を
流れる磁束の量が多い為、この様にして上記コイルに惹
起される起電力は、何れの方向でも十分に大きくなる。
この為、電圧の最高値と最低値との差を十分に大きくで
きて、回転速度検出の精度を向上させる事ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜8は本発明の実施の形態の
第1例を示している。本実施例は、駆動輪(FR車の後
輪、FF車の前輪)を支持する為の転がり軸受ユニット
に、本発明を適用したものである。静止側周面である固
定輪1の内周面には、それぞれが静止側軌道である複列
の外輪軌道2、2を形成している。この固定輪1は、そ
の外周面に形成したフランジ3により、懸架装置に支持
自在としている。この固定輪1の内側には回転輪4を配
置している。回転側周面である、この回転輪4の外周面
には、それぞれが回転側軌道である内輪軌道5、5を形
成し、これら両内輪軌道5、5を、上記外輪軌道2、2
と対向させている。そして、上記外輪軌道2、2と内輪
軌道5、5との間に、それぞれ保持器6、6により保持
された複数の転動体7、7を設け、上記固定輪1の内側
に回転輪4を、回転自在に支持している。尚、図示の例
では、転動体として玉を示しているが、重量が嵩む自動
車用の転がり軸受ユニットの場合には、転動体としてテ
ーパころを使用する場合もある。又、上記回転輪4の外
周面外端(図1の左端)寄り部分で、上記固定輪1の外
端開口部から突出した部分には、この回転輪4に車輪を
固定する為のフランジ8を設けている。又、上記回転輪
4の外端部(図1の左端部)外周面と固定輪1の外端部
内周面との間には、シールリング9を装着して、上記転
動体7、7を設置した空間10部分の外端開口部を塞い
でいる。尚、本例の場合は、ハブ11の内端部(図1の
右端部)外周面に内輪12を外嵌固定する事により回転
輪4を構成し、この内輪12の外周面に、1対の内輪軌
道5、5のうち、内側(図1の右側)の内輪軌道5を形
成している。
【0012】一方、上記回転輪4の内端部外周面には、
図6に示す様に全体を円環状に形成した、エンコーダ1
3を外嵌固定している。このエンコーダ13は、SPC
C等の軟鋼板により断面L字形に造られた支持環14と
第一の永久磁石15とを組み合わせて成る。このうちの
上記支持環14は、円筒部16と、この円筒部16の内
端縁から直径方向外方に直角に折れ曲がった円輪部17
とから成り、上記円筒部16を上記回転輪4の内端部
に、締まり嵌めにより外嵌固定している。又、上記第一
の永久磁石15は、上記円輪部17の内側面(図1の右
側面)に、接着、或は自身の磁気吸着力により添着固定
している。或は、上記第一の永久磁石15をゴム磁石と
し、上記円輪部17に焼き付けにより固定しても良い。
何れにしても、この第一の永久磁石15の側面には、S
極とN極とを、円周方向に亙って交互に、且つ等ピッチ
で配置している。
【0013】又、上記固定輪1の内端開口部(図1の右
端開口部)には、ステンレス鋼板、鋼板等の金属板によ
り全体を円環状に形成した、カバー18を外嵌固定して
いる。このカバー18の一部には膨出部19を形成し、
この膨出部19内に、後述するセンサ20を配置してい
る。上記カバー18の断面形状は、この膨出部19を形
成した部分ではL字形であり、他の部分ではクランク形
である。従って、上記カバー18の軸方向中間部には、
上記膨出部19を形成した部分を除き、段部21を形成
している。この様なカバー18の開口端部は、前記固定
輪1の内端部に締まり嵌めにより外嵌し、上記段部21
を上記固定輪1の内端面に突き当てる事により、この固
定輪1に対する上記カバー18の位置決めを図る。
【0014】上述の様に構成され、上記固定輪1の内端
部に外嵌固定されるカバー18には、センサ20を包埋
した合成樹脂22を保持固定している。このセンサ20
は、図2に示す様に、ステータ23と、コイル24と、
1対の第二の永久磁石25、25とを備える。このうち
のステータ23は、図3に示す様な形状を有する1本の
心棒26と、それぞれが図4に示す様な形状を有する2
枚の端板27、27とを組み合わせて成る。これら両端
板27、27は、全体を平坦に形成されており、それぞ
れ矩形の主部28と、この主部28の一部端縁から突出
した突出部29とを備える。
【0015】これら心棒26及び端板27、27は、そ
れぞれ軟鋼板等の磁性材により造っている。そして、上
記心棒26の両端面に上記各端板27、27の片側面
を、これら各端板27、27の突出部29、29を同じ
方向に向けた状態で突き合わせる事により、これら心棒
26と端板27、27とを磁気的に導通させている。
尚、上記心棒26の両端面は、この心棒26の中心軸に
対し僅かに傾斜している。従って、上記両端板27、2
7をこの心棒26の両端面に突き合わせた状態では、こ
れら両端板27、27は、互いに非平行となる。この様
にこれら両端板27、27同士を互いに非平行に配置す
る理由は、これら両端板27、27の突出部29、29
の先端縁を対向させるべき前記第一の永久磁石15のS
極及びN極が、図6〜7に示す様に、放射状に(非平行
に)配列されている事に鑑み、これらS極及びN極と上
記両端板27、27の突出部29、29の先端縁とを整
合させる為である。尚、上記1本の心棒26と2枚の端
板27、27とを組み合わせ、これら両端板27、27
の突出部29、29の先端縁を上記第一の永久磁石15
の側面に対向させた状態で、これら両突出部29、29
の先端縁が対向する磁極が、互いに異なる様にしてい
る。即ち、図7〜8に示す様に、一方の突出部29の先
端縁がS極(又はN極)に対向する瞬間には、他方の突
出部29の先端縁がN極(又はS極)に対向する様に、
上記第一の永久磁石15のS極及びN極のピッチと、上
記両突出部29、29のピッチとの関係を規制してい
る。
【0016】又、上記心棒26の中間部分には、図5に
示す様な形状のボビン30を外嵌し、このボビン30に
導線33を巻回する事により、前記コイル24を構成し
ている。このボビン30は、例えば合成樹脂を射出成形
する事により一体成形されており、上記心棒26に外嵌
自在な円筒部31の両端部外周縁に、外向フランジ状の
鍔部32、32を形成している。上記導線33は、上記
円筒部31の周囲でこれら1対の鍔部32、32の間部
分に巻回している。更に、前記1対の第二の永久磁石2
5、25は、それぞれ上記心棒26の軸方向に着磁して
おり、着磁方向は互いに逆方向としている。この様な各
第二の永久磁石25、25の着磁方向一端面は、それぞ
れ上記1対の端板27、27の他側面に突き当てて、こ
れら1対の端板27、27を含んで構成されるステータ
23と、上記1対の第二の永久磁石25、25とを、磁
気的に導通させている。尚、前記カバー18を前記固定
輪1の内端開口部に嵌合固定した状態で、前記センサ2
0を構成する1対の端板27、27の突出部29、29
の先端縁は上記第一の永久磁石15の側面に、それぞれ
微小隙間44、44を介して対向する。
【0017】上述の様に構成される本発明の回転速度検
出装置付転がり軸受ユニットの場合、回転輪4と共に、
エンコーダ14を構成する第一の永久磁石15が回転す
ると、上記ステータ23の一端部を構成する一方の端板
27の突出部29の先端縁が対向する磁極と、同じくス
テータ23の他端部を構成する他方の端板27の突出部
29の先端縁が対向する磁極とが同時に、且つ互いに逆
の磁極に変化する。即ち、或る瞬間には図8(A)に示
す様に、一方の端板27の突出部29の先端縁がS極
に、他方の端板27の突出部29の先端縁がN極に、そ
れぞれ対向する。そして、次の瞬間には、図8(B)に
示す様に、一方の端板27の突出部29の先端縁がN極
に、他方の端板27の突出部29の先端縁がS極に、そ
れぞれ対向する。
【0018】上記図8(A)に示す様に、一方の端板2
7の突出部29の先端縁がS極に、他方の端板27の突
出部29の先端縁がN極に、それぞれ対向した瞬間に
は、上記ステータ23を構成する心棒26内に、同図に
矢印で示す様に、他端部から一端部に向けて磁束が流れ
る。これに対して、図8(B)に示す様に、一方の端板
27の突出部29の先端縁がN極に、他方の端板27の
突出部29の先端縁がS極に、それぞれ対向した瞬間に
は上記心棒26内に、一端部から他端部に向けて磁束が
流れる。従って上記ステータ23内には、上記回転輪4
の回転に伴って交番磁束が流れる。
【0019】特に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットの場合には、上記心棒26内に流れる磁束
は、上記エンコーダ14を構成する第一の永久磁石15
のN極から出た磁束と、センサ20を構成する1対の第
二の永久磁石25、25のうちの一方の第二の永久磁石
25のN極から出た磁束とが合計されたものとなる。従
って、上記心棒26内を交互に逆方向に流れる磁束の量
を多くできる。この様に心棒26内を流れる交番磁束に
応じて、この心棒26の周囲に配置した前記コイル24
に、交互に逆方向の起電力が惹起される。上記心棒26
内を流れる磁束の量が多い為、この様にして上記コイル
24に惹起される起電力は、何れの方向でも十分に大き
くなる。この為、電圧の最高値と最低値との差を十分に
大きくできて、回転速度検出の精度を向上させる事がで
きる。
【0020】次に、図9〜12は、本発明の実施の形態
の第2例を示している。本例は、非駆動輪(FR車の前
輪、FF車の後輪)を支持する為の転がり軸受ユニット
に、本発明を適用すると共に、センサ20aを円環状に
構成する事により、このセンサ20aの出力をより一層
向上させる事を目的に考えたものである。前述した第1
例の場合と同様の固定輪1の内側には、回転側周面であ
る外周面に、それぞれが回転側軌道である内輪軌道5、
5を有する回転輪4aを配置している。この回転輪4a
は、ハブ11aの内端部外周面に内輪12を外嵌する事
により構成している。そして、これら内輪軌道5、5の
うち、内側(図9の右側)の内輪軌道5は、上記内輪1
2の外周面に形成している。上記回転輪4aの内端部に
形成した雄ねじ部34には、この回転輪4aの内端部に
上記内輪12を外嵌した状態でナット35を螺合緊締
し、上記内輪12を回転輪4aに固定している。
【0021】上記内輪12の内端部(図9の右端部)で
上記内輪軌道5から外れた部分には、エンコーダ13a
を外嵌固定している。このエンコーダ13aは、金属板
をプレス成形する事により円筒状に造られた支持環14
aと、この支持環14aの一部で上記ナット35の周囲
部分に存在する円筒部36の内周面に支持固定された第
一の永久磁石15aとから成る。この第一の永久磁石1
5aの内周面にはS極とN極とを、円周方向に亙って交
互に、且つ等ピッチで配置している。尚、上記支持環1
4aをSPCC等の軟鋼板で製作し、ゴム磁石である上
記第一の永久磁石15aを上記円筒部36の内周面に焼
き付け或は接着等により固定すれば、上記エンコーダ1
3aを容易に製作できる。
【0022】一方、上記固定輪1の内端開口部には、金
属板に絞り加工等の塑性加工を施して成る、有底円筒状
のカバー18aを外嵌固定し、この固定輪1の内端開口
を塞いでいる。そして、このカバー18a内に、センサ
20aを包埋した円環状の合成樹脂22aを保持固定し
ている。上記センサ20aは、それぞれが磁性金属板に
より造られ、磁束の流れ方向に対して互いに直列に配置
された第一、第二のステータ素子37、38を組み合わ
せて成るステータ23aと、ボビン30aに導線を巻回
して成るコイル24aと、1対の第二の永久磁石25
a、25aとから構成される。本例の場合、これらセン
サ20aの構成各部材37、38、24a、25aは、
総て円環状に形成している。
【0023】このうち、上記第一のステータ素子37
は、円筒部42の一端縁(図9〜11の左端縁)を直径
方向外方に向け断面コ字形に折り返すと共に、この折り
返し部の先半部で上記第一の永久磁石15aの内周面と
対向する部分に、第一の櫛歯状端縁部39を形成してい
る。この第一の櫛歯状端縁部39は、図11に示す様
に、舌片40、40と切り欠き41、41とを円周方向
に亙って交互に設け、全体を櫛歯状としたものである。
そして、これら舌片40、40及び切り欠き41、41
の中心角ピッチと、上記第一の永久磁石15aの内周面
に配置したS極及びN極の中心角ピッチとを、互いに等
しくしている。従って、総ての舌片40、40が前記第
一の永久磁石15aの内周面のS極(又はN極)と対向
する瞬間には、総ての切り欠き41、41が上記第一の
永久磁石15aの内周面のN極(又はS極)と対向す
る。又、上記第一のステータ素子37の円筒部42の他
端縁の円周方向に亙る形状は、単なる直線状に形成して
いる。
【0024】一方、上記第二のステータ素子38は、断
面コ字形に形成している。そして、上記第一のステータ
素子37の円筒部42の他端縁を、この第二のステータ
素子38の外側面に当接若しくは近接させると共に、こ
れら第一、第二のステータ素子37、38の一部同士
を、ラジアル方向に重なり合わせ、これら第一、第二の
ステータ素子37、38を磁気的に導通させて、ステー
タ23aとしている。又、上記第二のステータ素子38
の外周縁部には、第二の櫛歯状端縁部43を形成してい
る。この第二の櫛歯状端縁部43も、上記第一の櫛歯状
端縁部39と同様に、それぞれ複数ずつの舌片40、4
0と切り欠き41、41とを、第一の永久磁石15aの
内周面に配置したS極及びN極の中心角ピッチと同じピ
ッチで形成している。但し、上記第二の櫛歯状端縁部4
3の位相と、上記第一の櫛歯状端縁部39の位相とは、
互いに半ピッチだけずらせている。即ち、上記第二の櫛
歯状端縁部43を構成する舌片40、40(又は切り欠
き41、41)が上記第一の永久磁石のN極(又はS
極)に対向する瞬間には、上記第一の櫛歯状端縁部39
を構成する舌片40、40(又は切り欠き41、41)
が上記第一の永久磁石のS極(又はN極)に対向する。
【0025】尚、上述の様に、第一、第二のステータ素
子37、38の一部をラジアル方向に重ね合わせる構造
は、重なり部分の軸方向長さを確保する事により、これ
ら第一、第二のステータ素子37、38の分割部の磁気
抵抗を小さく抑える事ができる。又、重ね合わせ部の小
径部である、第二のステータ素子38の内径側の折り曲
げ部分を、ナット35の六角柱部分からずらせれば、こ
の六角柱部分と折り曲げ部分との干渉を防止して、限ら
れたスペースの有効利用を図れる。これに対して、上記
第一、第二のステータ素子37、38の内径寸法を同じ
にして、これら両ステータ素子37、38の端縁同士を
端に突き合わせる構造を採用する事もできる。但し、こ
の様な構造を採用すると、上記両ステータ素子37、3
8同士の接触面積を確保して上記分割部の磁気抵抗を小
さく抑える為には、上記両ステータ素子37、38を構
成する磁性金属板の板厚を大きくしなければならない。
この為、この磁性金属板の折り曲げが難しくなったり、
或は上記両ステータ素子37、38の容積が増大する
等、設計上の自由度がなくなる為、磁気抵抗を小さく抑
える為の手段としては現実的ではない。
【0026】又、前記コイル24aは、これら第一、第
二のステータ素子37、38により、外周側を除く三方
を囲まれる部分に設置している。即ち、これら両ステー
タ素子37、38により、直径方向外方が開口した、断
面コ字形のボビン30aを包み込んでいる。そして、こ
のボビン30aに導線を巻回して、上記コイル24aを
形成している。尚、上記第一、第二のステータ素子3
7、38にそれぞれ形成した、第一、第二の櫛歯状端縁
部39、43同士の位相を、上述した様に半ピッチだけ
ずらせる為、上記ボビン30aと第一、第二のステータ
素子37、38同士の間に、凹凸係合部を形成する事も
できる。例えば、上記ボビン30aの軸方向両端面に係
合突起を形成し、上記第一、第二のステータ素子37、
38にこれら各係合突起を嵌合させる係合孔を形成すれ
ば、上記第一、第二の櫛歯状端縁部39、43同士の位
相を確実に規制できる。
【0027】更に、上記第一、第二のステータ素子3
7、38の一部で、センサ20aの軸方向(図9、1
0、12の左右方向)両端面に相当する、上記コイル2
4aと反対側の面には、それぞれ第二の永久磁石25
a、25aを突き当てている。これら両第二の永久磁石
25a、25aは、それぞれ円環状に形成し、軸方向に
着磁している。これら両第二の永久磁石25a、25a
の着磁方向は互いに反対方向とし、これら両第二の永久
磁石25a、25aが同極同士で対向する様にしてい
る。尚、これら両第二の永久磁石25a、25aは、円
弧状に形成された素子を複数個組み合わせて、全体を円
環状若しくは欠円環状に形成して、コスト低減を図る事
もできる。
【0028】上述の様なセンサ20aを、合成樹脂22
aを介して支持したカバー18aを、上記固定輪1の内
端開口部に嵌合固定した状態で、上記第一のステータ素
子37の第一の櫛歯状端縁部39と上記第二のステータ
素子38の第二の櫛歯状端縁部43とは、上記第一の永
久磁石15aの内周面に、それぞれ微小隙間44a、4
4aを介して対向する。この様な本例の場合も、前記回
転輪4aの回転に伴って上記コイル24aに、この回転
輪4aの回転速度に比例した周波数で変化する交流電圧
が惹起される。
【0029】即ち、回転輪4aと共にエンコーダ13a
を構成する第一の永久磁石15aが回転すると、前記ス
テータ23aの一端部に位置する第一の櫛歯状端縁部3
9の舌片40が対向する磁極と、同じくステータ23a
の他端部に位置する第二の櫛歯状端縁部43の舌片40
が対向する磁極とが、交互に変化する。即ち、或る瞬間
には図12(A)に示す様に、第二の櫛歯状端縁部43
の舌片40がS極に、第一の櫛歯状端縁部39の舌片4
0がN極に、それぞれ対向する。そして、次の瞬間に
は、図12(B)に示す様に、第二の櫛歯状端縁部43
の舌片40がN極に、第一の櫛歯状端縁部39の舌片4
0がS極に、それぞれ対向する。
【0030】上記図12(A)に示す様に、第二の櫛歯
状端縁部43の舌片40がS極に、第一の櫛歯状端縁部
39の舌片40がN極に、それぞれ対向した瞬間には、
前記第一のステータ素子37の円筒部42内に、同図に
矢印で示す様に、一端部から他端部に向けて磁束が流れ
る。これに対して、第二の櫛歯状端縁部43の舌片40
がN極に、第一の櫛歯状端縁部39の舌片40がS極
に、それぞれ対向した瞬間には上記円筒部42内に、他
端部から一端部に向けて磁束が流れる。従って上記円筒
部42内には、上記回転輪4aの回転に伴って交番磁束
が流れる。
【0031】本例の場合も、上記円筒部42内に流れる
磁束は、前記エンコーダ13aを構成する第一の永久磁
石15aのN極から出た磁束と、センサ20aを構成す
る1対の第二の永久磁石25a、25aのうちの一方の
第二の永久磁石25aのN極から出た磁束とが合計され
たものとなる。従って、上記円筒部42内を交互に逆方
向に流れる磁束の量を多くできる。この様に円筒部42
内を流れる交番磁束に応じて、この円筒部42の周囲に
配置した前記コイル24aに、交互に逆方向の起電力が
惹起される。上記円筒部42内を流れる磁束の量が多い
為、この様にして上記コイル24aに惹起される起電力
は、何れの方向でも十分に大きくなる。この為、電圧の
最高値と最低値との差を十分に大きくできて、回転速度
検出の精度を向上させる事ができる。特に、本例の場合
には、センサ20aを円環状に形成すると共に、このセ
ンサ20aを構成する円環状のステータ23a内に、全
周に亙って磁束が流れる様に構成している為、上記電圧
の最高値と最低値との差をより大きくできる。
【0032】上述の様にして発生する交流電圧は、上記
カバー18aの一部に設けたコネクタ45を介して、図
示しないハーネスにより取り出し、ABSやTCSを制
御する制御器に送る。その他の構成及び作用は、前述し
た第1例の場合と同様である。尚、本例の様に、円環状
のステータ23aを、第一、第二のステータ素子37、
38に2分割する構造は、円環状のステータ23aを一
体に造る場合に比べて、安価なプレス加工によりステー
タを製作できるだけでなく、加工後のステータ23aへ
のボビン30aの組み込み作業も可能になり、ボビン3
0aを組み込んだ後にステータ23aを曲げ加工する手
間が不要になって、製作工程の簡略化を図れる利点があ
る。
【0033】次に、図13は、本発明の実施の形態の第
3例を示している。本例の場合には、上述した第2例の
構造とは逆に、エンコーダ13bの直径方向外側に、円
環状のセンサ20bを配置している。これに合わせて、
上記エンコーダ13bを構成する第一の永久磁石15b
を、支持環14bに設けた円筒部36aの外周面に配置
している。又、第一、第二の櫛歯状端縁部39a、43
aを、それぞれ第一、第二のステータ素子37a、38
aの内周縁側に形成している。エンコーダ13bとセン
サ20bとの直径方向に関する位置関係を内外逆にし、
それに合わせて各部の位置関係を直径方向に関して内外
逆にした以外の構成及び作用は、上述した第2例の場合
と同様である。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、センサの出力を十分に大きくして、信頼性
の高い回転速度検出を行なえる回転速度検出装置付転が
り軸受ユニットを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す断面図。
【図2】センサを取り出して示す斜視図。
【図3】センサのステータを構成する心棒の斜視図。
【図4】同じく端板の側面図。
【図5】ボビンの斜視図。
【図6】エンコーダの斜視図。
【図7】エンコーダの磁極と端板の先端縁との位置関係
を示す部分正面図。
【図8】ステータに交番磁束が流れる状態を示す一部切
断平面図。
【図9】本発明の実施の形態の第2例を示す断面図。
【図10】図9の右部拡大図。
【図11】センサに組み込むステータを構成する第一の
ステータ素子の斜視図。
【図12】ステータに交番磁束が流れる状態を示す部分
断面図。
【図13】本発明の実施の形態の第3例を示す、図10
と同様の図。
【符号の説明】
1 固定軸 2 外輪軌道 3 フランジ 4、4a 回転軸 5 内輪軌道 6 保持器 7 転動体 8 フランジ 9 シールリング 10 空間 11、11a ハブ 12 内輪 13、13a、13b エンコーダ 14、14a、14b 支持環 15、15a、15b 第二の永久磁石 16 円筒部 17 円輪部 18、18a カバー 19 膨出部 20、20a、20b センサ 21 段部 22、22a 合成樹脂 23、23a ステータ 24、24a コイル 25、25a 第二の永久磁石 26 芯棒 27 端板 28 主部 29 突出部 30、30a ボビン 31 円筒部 32 鍔部 33 導線 34 雄ねじ部 35 ナット 36、36a 円筒部 37、37a 第一のステータ素子 38、38a 第二のステータ素子 39、39a 第一の櫛歯状端縁部 40 舌片 41 切り欠き 42 円筒部 43、43a 第二の櫛歯状端縁部 44、44a 微小空間 45 コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転側周面に回転側軌道を有し、使用時
    に回転する回転輪と、上記回転側周面と対向する静止側
    周面に静止側軌道を有し、使用時に回転しない静止輪
    と、上記回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在
    に設けられた複数の転動体と、S極とN極とを円周方向
    に亙って交互に且つ等ピッチで配置した円環状の第一の
    永久磁石を含んで構成され、上記回転輪の一部に、この
    回転輪と同心に固定されたエンコーダと、上記静止輪に
    支持されてこのエンコーダを構成する第一の永久磁石と
    対向するセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり軸
    受ユニットに於いて、上記センサは、磁性材製でその両
    端部を上記エンコーダを構成する永久磁石の一部に対向
    自在させたステータと、このステータの中間部に導線を
    巻回して成るコイルと、上記ステータの両端部に突き合
    わせ若しくは近接させた、着磁方向が互いに逆である1
    対の第二の永久磁石とを備えており、上記エンコーダの
    回転に伴って上記ステータに交番磁束が流れる様にした
    事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニッ
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001249141A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Koyo Seiko Co Ltd 回転検出装置

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JP2001249141A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Koyo Seiko Co Ltd 回転検出装置

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