JPH10114858A - 着色剤組成物 - Google Patents

着色剤組成物

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JPH10114858A
JPH10114858A JP8269791A JP26979196A JPH10114858A JP H10114858 A JPH10114858 A JP H10114858A JP 8269791 A JP8269791 A JP 8269791A JP 26979196 A JP26979196 A JP 26979196A JP H10114858 A JPH10114858 A JP H10114858A
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JP
Japan
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isocyanate
polyol
carbon black
compound
parts
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JP8269791A
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English (en)
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Masaaki Kishimoto
昌明 岸本
Katsutoshi Kobayashi
勝利 小林
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリウレタン用のペースト状着色剤は、カー
ボンブラックを高含有率にすると、粘度が高まり使用し
にくいものとなるばかりか、カーボンブラックの分散不
良による着色力の低下が生じる。 【解決手段】 ポリオール化合物にイソシアネート化合
物を、好ましくはポリオールの水酸基の1当量に対し他
の一方の成分をそのイソシアネート基が0.01〜0.
2当量の比率で反応させたイソシアネート変性ポリオー
ルに、カーボンブラックを、好ましくは変性ポリオール
100重量部に対して10〜70重量部分散含有させ、
次いでこれに再度イソシアネート化合物を同様に反応さ
せて低粘度化して、カーボンブラック含有のペースト状
着色剤組成物とする。流動性、取扱い作業性が良好で、
添加すべきポリウレタンのウレタン反応性、強度物性、
成形品表面密着性の低下がなく、また、着色力が高くポ
リウレタンへの添加量が少なく済むため、経済性にも優
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材、自動車内外
装部品、断熱材、クッション材等の産業資材用として広
く用いられるポリウレタン用の高濃度、低粘度で流動性
の高い、取り扱い作業性に優れるカーボンブラック分散
着色剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンは耐衝撃性、耐薬品性等に
優れているため、従来より発泡、非発泡の形態を問わず
成形品として広範囲の用途に利用されている。加えてカ
ーボンブラックにより黒色に着色して使用される場合が
多い。
【0003】この中で、カーボンブラックは予め、ポリ
オール化合物に分散させたペーストタイプのものを使用
する場合が多い。コスト面、作業性面から高濃度、低粘
度品のニーズが高いが、高濃度分散ペーストは、高粘度
液体で流動性が乏しいため取り扱い難く、成形加工時の
混合均一性が劣るという欠点を有する。
【0004】このような欠点を改良するため、粘度を下
げ流動性を高める方法として、界面活性剤等の分散剤を
添加する方法が知られているが、大幅な粘度低下は難し
く、種類によってはウレタン反応の阻害、強度物性の低
下、成形物表面に塗装した場合、分散剤のブリードによ
り塗膜とウレタン成形品との密着性が低下するといった
問題がある。
【0005】かかる状況から、ウレタン反応性の低下、
ポリウレタン成形品の強度物性、及び成形品表面の密着
性の低下を招くことがなく、しかもそれ自体の取り扱い
作業性に優れるカーボンブラック分散ポリオールの、高
カーボン濃度化、低粘度化、流動性付与の方法が強く望
まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、ウレタン反応
性、強度物性、密着性の低下がなく、取り扱い作業性に
優れる高濃度、低粘度で流動性に優れるカーボン分散ペ
ーストを得るためには、カーボンブラック分散用樹脂と
してポリオール化合物に反応性化合物を反応させて得ら
れる変性樹脂を探索することが、目下の解決されるべき
課題であることを見出した。
【0007】本発明者は、鋭意研究した結果、カーボン
ブラック分散用樹脂として、ポリオール化合物(A)に
イソシアネート化合物(B)を反応させて得られるイソ
シアネート変性ポリオール樹脂を使用することにより、
ウレタン反応性、強度物性の低下がなく、取り扱い作業
性に優れる高濃度、低粘度、流動性の高いカーボンブラ
ック分散ペーストが得られることを見出し、特願平5−
179056号(特開平7−33978号)として特許
出願している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、更に鋭意研
究した結果、ポリオール化合物(A)にイソシアネート
化合物(B)を反応させて得られるイソシアネート変性
ポリオール(C)にカーボンブラックを分散させた着色
剤組成物(D)に、更にイソシアネート化合物(B)を
反応させることにより、更にカーボンブラック濃度が飛
躍的に向上し、ウレタン反応性、強度物性の低下がな
く、取り扱い作業性に優れるポリウレタン用カーボンブ
ラック分散着色剤組成物が得られることを見出し、本発
明を完成させるに至った。
【0009】すなわち本発明は、ポリオール化合物
(A)にイソシアネート化合物(B)を反応させて得ら
れるイソシアネート変性ポリオール(C)にカーボンブ
ラックを分散させた着色剤組成物(D)に、更にイソシ
アネート化合物(B)を反応させて得られる変性ポリオ
ールを担体樹脂とするポリウレタン用着色剤組成物に関
する。
【0010】そして成分(A)と成分(B)との反応割
合(A)/(B)、及び成分(D)と成分(B)との反
応割合(D)/(B)を、(A)及び(D)成分中に含
有する水酸基の1当量に対し、(B)成分中に含有する
イソシアネート基が0.01〜0.2当量の範囲にする
ことが好適であり、また、成分(A)及び(D)とイソ
シアネート化合物(B)との反応温度を、40〜80℃
とすることが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の典型的なも
の及び最良の状態は後記実施例に具体的に示されるが、
本発明を実施する上で選択可能な各構成要件について説
明すると以下の通りである。
【0012】本発明で用いるポリオール化合物(A)と
しては、ポリウレタン用として使用可能なポリエステル
ポリオール、ポリエーテルポリオールが使用できる。ポ
リエステルポリオールの具体例としては、多価アルコー
ル例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリ
セリン等と、多塩基酸例えばシュウ酸、アジピン酸、セ
バシン酸、マレイン酸、フマル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸との縮合反応により得られる、主として末端に
水酸基を有するものが挙げられる。
【0013】また、ポリエーテルポリオールの具体例と
しては、多価アルコール例えばグリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール等
とアルキレンオキサイド例えば、エチレンオキサイド、
プロピンオキサイド等との付加反応により得られるポリ
ヒドロキシ化合物が挙げられる。
【0014】以上の他、ウレタン用に用いられるポリエ
ステルポリオール類、ポリエーテルポリオール類が、本
発明においても好適に使用できる。
【0015】これらポリオール化合物(A)は1種を単
独で使用しても良く、2種以上を混合して使用しても良
い。中でも好ましいものは、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン等とアジピン酸、マレ
イン酸との縮合反応により得られるポリエステルポリオ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパンとプロピレ
ンオキサイドとの付加反応により得られるポリエーテル
ポリオールであり、特に好ましいものは、グリセリンと
アジピン酸、マレイン酸との縮合反応により得られるポ
リエステルポリオール、グリセリン、プロピレンオキサ
イドとの付加反応により得られるポリエーテルポリオー
ルである。
【0016】イソシアネート化合物(B)の具体例とし
ては、1.4−テトラメチレンジイソシアネート、1.
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、シクロヘキサノン−1.3−(または
1.4−)ジイソシアネート、ジシクロヘキシル−4.
4’−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−
4.4’−ジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネー
ト、トルイレン−2.4−(または−2.5−,−2.
6−)ジイソシアネート、ジフェニル−3.3’−(ま
たは−4.4’−)ジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−4.4’−ジイソシアネート、テトラリン−1.5
−ジイソシアネート、3.3’−ジメチルジフェニルメ
タン−4.4’−ジイソシアネート、ナフチレン−1.
5−(または−2.6−)ジイソシアネート、1.3−
ジイソプロピルベンゾール−2.4−ジイソシアネー
ト、3.3’−、5.5’−テトラエチルジフェニルメ
タン−4.4’−ジイソシアネートの多量体が挙げられ
る。
【0017】これらイソシアネート化合物(B)は1種
を単独で使用しても良く、2種以上を混合して使用して
も良い。中でも好ましいものは、1.6−ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、トルイレン−2.4’−(または
−2.5−,−2.6−)ジイソシアネート、ジフェニ
ルメタン−4.4’−ジイソシアネートであり、特に好
ましいものは、反応性の面からトルイレン−2.4’−
(または−2.5−,−2.6−)ジイソシアネート、
ジフェニルメタン−4.4’−ジイソシアネートであ
る。
【0018】かかるポリオール化合物(A)とイソシア
ネート化合物(B)との反応割合、及びポリオール化合
物(A)にイソシアネート化合物(B)を反応させ得ら
れるイソシアネート変性ポリオール(C)にカーボンブ
ラックを分散させた着色剤組成物(D)とイソシアネー
ト化合物(B)との反応割合としては、(A)/
(B)、(D)/(B)が(A)及び(D)成分中に含
有する水酸基の1当量に対し、(B)成分中に含有する
イソシアネート基が0.01〜0.2当量の範囲であ
る。中でも0.05〜0.1当量の範囲が濃度と粘度の
面から特に好ましい。
【0019】尚、(B)の使用割合が0.01当量未満
では、十分な反応性が得られず、カーボンブラックを分
散した時、十分に粘度を下げることが出来ず、カーボン
ブラック濃度も向上しない。0.2当量を越えると、反
応性が高過ぎて、逆に粘度が高くなり好ましくない。
【0020】(A)及び(D)と(B)との反応温度は
40〜80℃の範囲である。中でも60〜70℃の範囲
が特に好ましい。
【0021】尚、反応温度が40℃未満では十分な反応
が得られず、80℃を越えるとゲル化が起こり好ましく
ない。
【0022】本発明に使用されるカーボンブラックの具
体例としては、ファーネス法、チャンネル法カーボンブ
ラック及びアセチレンブラック等の顔料グレードとして
市販されているものが挙げられる。
【0023】カーボンブラックの配合割合としては、ポ
リオール化合物(A)にイソシアネート化合物(B)を
反応させて得られるイソシアネート変性ポリオール
(C)100重量部に対して10〜70重量部の範囲で
ある。中でも流動性の面から30〜40重量部が好まし
い。
【0024】尚、カーボンブラックの配合割合が70重
量部を越えると流動性が損なわれ取り扱いにくく、成形
加工時の混合均一性が劣り、また10重量部未満ではイ
ソシアネート変性ポリオール(C)を用いなくとも流動
性があるので、本発明の意義が失われる。
【0025】カーボンブラックをポリオール化合物
(A)とイソシアネート化合物(B)を反応させて得ら
れるイソシアネート変性ポリオール(C)に分散させる
に当たっては、三本ロールミル、ボールミル、ビーズミ
ル、サンドミル、アトライター等一般に分散装置として
使用されるものが利用出来る。
【0026】前述の如くして得られた本発明の着色剤組
成物は、発泡、非発泡の形態を問わず成形品用途に使用
されるポリウレタンに対して必要に応じて利用出来る。
【0027】また、本発明の着色剤組成物には、上記の
成分以外に、本発明に特有の効果であるカーボンブラッ
クの濃度と流動性を損なわない範囲で、公知慣用の顔
料、染料、無機充填剤、有機充填剤、反応触媒、発泡
剤、分散剤、紫外線吸収剤(光安定剤)、酸化防止剤等
を添加しても良い。
【0028】
【実施例】以下製造例、実施例及び比較例によって本発
明を更に具体的に説明する。尚、例中、特に断りのない
限り、部は全て重量部を表すものとする。
【0029】製造例1 ポリオール化合物(A)として、ポリエーテルポリオー
ル[大日本インキ化学工業(株)製:ハイプロックスT
G−3000 水酸基価55 重量平均分子量3000
半硬質ウレタンフォーム用]100重量部、イソシア
ネート化合物(B)としてトルイレン−2.4’−(ま
たは−2.5−、2.6−)−ジイソシアネート2部を
撹拌機、温度計を装備した反応容器中で63〜67℃で
4時間反応させ、本発明でカーボンブラック分散用樹脂
として用いるイソシアネート変性ポリオール(C−1)
を得た。
【0030】得られたイソシアネート変性ポリオール
(C−1)は、淡黄色透明で、粘度24ポイズ(25
℃)であった。
【0031】製造例2 ポリオール化合物(A)として、ポリエーテルポリオー
ル[三洋化成工業(株)製:サンニックスFA−703
水酸基価35 重量平均分子量5000 半硬質ウレ
タンフォーム用]100重量部、イソシアネート化合物
(B)としてジフェニルメタン−4.4’−ジイソシア
ネート1.5部を用い、反応温度を60〜63℃で行っ
た以外は製造例1と同様にしてイソシアネート変性ポリ
オール(C−2)を得た。得られたイソシアネート変性
ポリオール(C−2)は淡黄色透明で、粘度20ポイズ
(25℃)であった。
【0032】製造例3 ポリオール化合物(A)として、ポリエステルポリオー
ル[大日本インキ化学工業(株)製:ポリライトOD−
X−105 軟質ウレタンフォーム用]100部、イソ
シアネート化合物(B)として、1.6−ヘキサメチレ
ンジイソシアネート1.5部を用いた以外は製造例1と
同様にしてイソシアネート変性ポリオール(C−3)を
得た。 得られたイソシアネート変性ポリオール(C−
3)は、淡黄色透明で粘度18ポイズ(25℃)であっ
た。
【0033】製造例4 トルイレン−2.4’−(または−2.5−,2.6
−)−ジイソシアネート3.5部を使用した以外は製造
例1と同様にしてイソシアネート変性ポリオール(C−
4)を得た。得られたイソシアネート変性ポリオール
(C−4)は、淡黄色透明で粘度35ポイズ(25℃)
であった。
【0034】実施例1 カーボンブラック[三菱化学(株)製:三菱#45]3
50部、イソシアネート変性ポリオール(C−1)65
0部を容器中に秤量、ミキサーにて均一になるまで混合
し、三本ロールミルで分散させ、着色剤組成物(D−
1)を得た。
【0035】この着色剤組成物(D−1)100部、イ
ソシアネート化合物(B)としてトルイレン−2.4’
−(または−2.5−、2.6−)−ジイソシアネート
1.0部を撹拌機、温度計を装備した反応容器中で60
〜65℃で4時間反応させ着色剤組成物を得た。
【0036】実施例2 カーボンブラック[デグサ社製:スペシャルブラックS
−170]300部、イソシアネート変性ポリオール
(C−2)650部を容器中に秤量、ミキサーにて均一
になるまで混合し、三本ロールミルで分散させ、着色剤
組成物(D−2)を得た。
【0037】この着色剤組成物(Dー2)100部、ジ
フェニルメタン−4.4’−ジイソシアネート1.0部
を撹拌機、温度計を装備した反応容器中で65〜70℃
で4時間反応させ着色剤組成物を得た。
【0038】実施例3 カーボンブラック[三菱化学(株)製:MA−100]
300部、イソシアネート変性ポリオール(C−3)7
00部を容器中に秤量、ミキサーにて均一になるまで混
合し、三本ロールミルで分散させ、着色剤組成物(D−
3)を得た。
【0039】この着色剤組成物(D−3)100部、
1.6−ヘキサメチレンジイソシアネート1.5部を撹
拌機、温度計を装備した反応容器中で50〜55℃で4
時間反応させ着色剤組成物を得た。
【0040】比較例1 カーボンブラック[三菱化学(株)製:三菱#45]3
50部、イソシアネート変性ポリオール(C−2)65
0部を容器中に秤量、ミキサーにて均一になるまで混合
し、三本ロールミルで分散させ、着色剤組成物を得た。
【0041】比較例2 カーボンブラック[三菱化学(株)製:三菱#45]3
50部、イソシアネート変性ポリオール(C−4)65
0部を使用した以外は、比較例1と同様にして着色剤組
成物を得た。
【0042】比較例3 カーボンブラック[デグサ社製:スペシャルブラックS
−170]200部、イソシアネート変性ポリオール
(C−1)800部を容器中に秤量、ミキサーにて均一
になるまで混合し、三本ロールミルで分散させ着色剤組
成物を得た。
【0043】比較例4 カーボンブラック[デグサ社製:スペシャルブラックS
−170]300部、イソシアネート変性ポリオール
(C−2)700部を容器中に秤量、ミキサーにて均一
になるまで混合し、三本ロールミルで分散させ着色剤組
成物(D−4)を得た。
【0044】この着色剤組成物(D−4)100部、ジ
フェニルメタン−4.4’−ジイソシアネート0.01
部を撹拌機、温度計を装備した反応容器中で70〜75
℃で4時間反応させ着色剤組成物を得た。
【0045】下記の試験により性能を評価した。結果を
表1に示す。
【0046】(1)粘度:B8型回転粘度計[株式会社
東京計器製]にて液温を25℃に調整し、7ローター、
20r.p.mで測定した。
【0047】(2)流動性:25℃の雰囲気中で、直径
2.5cm、高さ5cmの試験管に分散ペーストを満た
した後、水平に倒して3秒間放置、流れ具合を下記の3
段階で評価した。
【0048】 ○‥‥容易に流れ出る △‥‥若干ではあるが流れ出る ×‥‥全く流れ出ない
【0049】(3)濃度:酸化チタン[テイカ(株)
製:JR−701]55部、ポリエーテルポリオール
[三洋化成工業(株)製:サンニックスFA−702]
45部を容器中に秤量、ミキサーにて均一になるまで混
合し、三本ロールミルで分散させ、濃度試験用白ペース
トを得た。この白ペースト100部、本発明の着色剤組
成物5部を容器中に秤量、ミキサーにて均一になるまで
混合し、ヘラで展色紙にうすくのばし膜を形成した。濃
度を目視で観察、比較例1を100として指数で表し
た。
【0050】本発明の着色剤組成物は、濃度が極めて高
く、加えて着色剤粘度が大巾に低下、流動性を向上出
来、ポリウレタン用として有用である。
【0051】
【表1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオール化合物(A)にイソシアネー
    ト化合物(B)を反応させて得られるイソシアネート変
    性ポリオール(C)にカーボンブラックを分散させた着
    色剤組成物(D)に、更にイソシアネート化合物(B)
    を反応させて得られるポリウレタン用着色剤組成物。
  2. 【請求項2】 ポリオール化合物(A)とイソシアネー
    ト化合物(B)との反応割合(A)/(B)、及びイソ
    シアネート変性ポリオール(C)にカーボンブラックを
    分散させた着色剤組成物(D)とイソシアネート化合物
    (B)との反応割合(D)/(B)が、(A)及び
    (D)成分中に含有する水酸基の1当量に対し、(B)
    成分中に含有するイソシアネート基が0.01〜0.2
    当量の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載され
    た組成物。
  3. 【請求項3】 ポリオール化合物(A)イソシアネート
    化合物(B)、及びイソシアネート変性ポリオール
    (C)にカーボンブラックを分散させた着色剤組成物
    (D)とイソシアネート化合物(B)の反応温度が、4
    0〜80℃の範囲にあることを特徴とする請求項1又は
    2に記載された組成物。
JP8269791A 1996-10-11 1996-10-11 着色剤組成物 Pending JPH10114858A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717533B1 (ko) 2005-08-11 2007-05-11 박희대 폴리우레탄 폼용 토너 패이스트의 조성물
KR101034208B1 (ko) 2010-12-27 2011-05-12 나노윈도우필름 주식회사 카본블랙 분산조성물, 이의 제조방법 및 이를 이용하는 착색필름 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717533B1 (ko) 2005-08-11 2007-05-11 박희대 폴리우레탄 폼용 토너 패이스트의 조성물
KR101034208B1 (ko) 2010-12-27 2011-05-12 나노윈도우필름 주식회사 카본블랙 분산조성물, 이의 제조방법 및 이를 이용하는 착색필름 제조방법

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