JP2002037831A - ポリイソシアネート組成物 - Google Patents
ポリイソシアネート組成物Info
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- JP2002037831A JP2002037831A JP2000220565A JP2000220565A JP2002037831A JP 2002037831 A JP2002037831 A JP 2002037831A JP 2000220565 A JP2000220565 A JP 2000220565A JP 2000220565 A JP2000220565 A JP 2000220565A JP 2002037831 A JP2002037831 A JP 2002037831A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂中のウレタン結合が少なく低粘度であ
り、表面タック低下の原因となる前記低分子量化合物の
ないポリイソシアネート組成物を用いた特に揺変性に優
れたシーリング材を提供する。 【解決手段】 A)脂肪族及び/または脂環族ジイソシ
アネートモノマーから誘導されるイソシアネート末端プ
レポリマーと、B)平均粒径1μm以上の炭酸カルシウ
ム及びC)平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウムを
含むことを特徴とする、ポリイソシアネート組成物。
り、表面タック低下の原因となる前記低分子量化合物の
ないポリイソシアネート組成物を用いた特に揺変性に優
れたシーリング材を提供する。 【解決手段】 A)脂肪族及び/または脂環族ジイソシ
アネートモノマーから誘導されるイソシアネート末端プ
レポリマーと、B)平均粒径1μm以上の炭酸カルシウ
ム及びC)平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウムを
含むことを特徴とする、ポリイソシアネート組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、自動車用の
シーリング材として有用な新規なポリイソシアネート組
成物及びそれを用いたシーリング材に関する。
シーリング材として有用な新規なポリイソシアネート組
成物及びそれを用いたシーリング材に関する。
【0002】
【従来の技術】湿気硬化型である末端イソシアネート基
の高分子量体は建築、自動車用のシーリング材として多
用されている。イソシアネート基は空気中の水分と反
応、硬化し、シーリング材としての物性が発現する。こ
れに関する提案が多い。建築用シーリング材に関して
は、特開平3−111448号公報では平均分子量3,
000と5,000のポリプロピレングリコール及び
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下M
DIと称す)を、特開平4−370146号公報では平
均分子量3,000のポリオキシプロピレングリコー
ル、平均分子量300のポリオキシプロピレントリオー
ルとMDIを、特開平6−080755号公報では、平
均分子量3,000のポリオキシプロピレングリコー
ル、平均分子量3,000のポリオキシプロピレントリ
オールとキシリレンジイソシアネートを、特開平6−2
56499号公報では平均分子量7,000のポリアル
キレンエーテルトリオール、平均分子量5,000のポ
リアルキレントリオールとMDIを、特開平3−215
554号公報では分子量3,000のポリエーテルトリ
オールとMDIを、特開平5−209165号公報では
分子量4,000のポリオキシプロピレンエーテルジオ
ール、分子量10,000のポリオキシプロピレントリ
オールとトリレンジイソシアネートを反応し、得られた
イソシアネート基末端の高分子量体が開示されている。
の高分子量体は建築、自動車用のシーリング材として多
用されている。イソシアネート基は空気中の水分と反
応、硬化し、シーリング材としての物性が発現する。こ
れに関する提案が多い。建築用シーリング材に関して
は、特開平3−111448号公報では平均分子量3,
000と5,000のポリプロピレングリコール及び
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下M
DIと称す)を、特開平4−370146号公報では平
均分子量3,000のポリオキシプロピレングリコー
ル、平均分子量300のポリオキシプロピレントリオー
ルとMDIを、特開平6−080755号公報では、平
均分子量3,000のポリオキシプロピレングリコー
ル、平均分子量3,000のポリオキシプロピレントリ
オールとキシリレンジイソシアネートを、特開平6−2
56499号公報では平均分子量7,000のポリアル
キレンエーテルトリオール、平均分子量5,000のポ
リアルキレントリオールとMDIを、特開平3−215
554号公報では分子量3,000のポリエーテルトリ
オールとMDIを、特開平5−209165号公報では
分子量4,000のポリオキシプロピレンエーテルジオ
ール、分子量10,000のポリオキシプロピレントリ
オールとトリレンジイソシアネートを反応し、得られた
イソシアネート基末端の高分子量体が開示されている。
【0003】建築用ウレタン系シーリング材は、表面タ
ックがなく、耐候性、耐汚染性、低モジュラス、高硬化
性、低粘度、耐発泡性の向上が望まれている。しかしな
がら前述した提案には限界があった。これらすべては、
ポリオールとジイソシアネートモノマーの反応において
水酸基とイソシアネート基の当量が比較的接近した状態
で行われている。この様な反応条件は硬化したシーリン
グ材の物性を保持するための分子量の向上に効果があ
り、確かに、反応で高分子量体が生成する。しかし、こ
の様な方法は基本的に下記の課題を有しているため、各
種処方で対応している。そのため多くの制限があった。
ックがなく、耐候性、耐汚染性、低モジュラス、高硬化
性、低粘度、耐発泡性の向上が望まれている。しかしな
がら前述した提案には限界があった。これらすべては、
ポリオールとジイソシアネートモノマーの反応において
水酸基とイソシアネート基の当量が比較的接近した状態
で行われている。この様な反応条件は硬化したシーリン
グ材の物性を保持するための分子量の向上に効果があ
り、確かに、反応で高分子量体が生成する。しかし、こ
の様な方法は基本的に下記の課題を有しているため、各
種処方で対応している。そのため多くの制限があった。
【0004】イ)ウレタン結合により高分子量化された
ことは、結果的にウレタン結合に起因する高粘度化、硬
化樹脂のモジュラスを上げる。そのため可塑剤、溶剤な
どが使用され、それは汚染の原因となっている。 ロ)ポリオキシアルキレンポリオールには若干のモノア
ルコールが含まれるが、この様な水酸基とイソシアネー
ト基の当量が比較的接近した状態での反応においてはジ
イソシアネートモノマーの両末端にモノアルコールが付
加した低分子量化合物が生成し、それは反応性がなく、
表面タックの原因になる。
ことは、結果的にウレタン結合に起因する高粘度化、硬
化樹脂のモジュラスを上げる。そのため可塑剤、溶剤な
どが使用され、それは汚染の原因となっている。 ロ)ポリオキシアルキレンポリオールには若干のモノア
ルコールが含まれるが、この様な水酸基とイソシアネー
ト基の当量が比較的接近した状態での反応においてはジ
イソシアネートモノマーの両末端にモノアルコールが付
加した低分子量化合物が生成し、それは反応性がなく、
表面タックの原因になる。
【0005】ハ)この様な条件で得られる高分子量体
は、未反応ジイソシアネートモノマーが残り、硬化時、
湿気と反応し発泡し易い。そこで本発明者らは、先に、
高分子量ポリオールとジイソシアネートモノマーを大過
剰ジイソシアネートモノマー状態で反応させ、反応後未
反応ジイソシアネートモノマーを除去した特定のポリイ
ソシアネート生成物を用いたシーリング材を提案した
(特開平10−168155号、WO99/5296
0)。この提案は前記課題を達成するものであったが、
更に、本発明者らは、作業性を改良すべく揺変性を追求
して検討を重ねた。
は、未反応ジイソシアネートモノマーが残り、硬化時、
湿気と反応し発泡し易い。そこで本発明者らは、先に、
高分子量ポリオールとジイソシアネートモノマーを大過
剰ジイソシアネートモノマー状態で反応させ、反応後未
反応ジイソシアネートモノマーを除去した特定のポリイ
ソシアネート生成物を用いたシーリング材を提案した
(特開平10−168155号、WO99/5296
0)。この提案は前記課題を達成するものであったが、
更に、本発明者らは、作業性を改良すべく揺変性を追求
して検討を重ねた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、樹脂中のウ
レタン結合が少なく低粘度のポリイソシアネート組成物
を用いた特に作業性に優れた湿気硬化型シーリング材を
提供することを目的とする。
レタン結合が少なく低粘度のポリイソシアネート組成物
を用いた特に作業性に優れた湿気硬化型シーリング材を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、イソシア
ネート末端プレポリマーに、平均粒径1μm以上の炭酸
カルシウム及び平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウ
ムを添加することにより、前記課題を達成しうることを
見出し、本発明をなすに至った。すなわち、本発明は下
記の通りである。
ネート末端プレポリマーに、平均粒径1μm以上の炭酸
カルシウム及び平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウ
ムを添加することにより、前記課題を達成しうることを
見出し、本発明をなすに至った。すなわち、本発明は下
記の通りである。
【0008】1.1)脂肪族及び/または脂環族ジイソ
シアネートモノマーから誘導されるイソシアネート末端
プレポリマーと、2)平均粒径1μm以上の炭酸カルシ
ウム及び3)平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウム
を含むことを特徴とする、ポリイソシアネート組成物。 2.1.において、2)成分と3)成分の合計量中、
2)成分が5〜95重量%、1)成分100重量部に対
して2)成分と3)成分の合計が50〜200重量部で
あることを特徴とする、1.記載のポリイソシアネート
組成物。
シアネートモノマーから誘導されるイソシアネート末端
プレポリマーと、2)平均粒径1μm以上の炭酸カルシ
ウム及び3)平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウム
を含むことを特徴とする、ポリイソシアネート組成物。 2.1.において、2)成分と3)成分の合計量中、
2)成分が5〜95重量%、1)成分100重量部に対
して2)成分と3)成分の合計が50〜200重量部で
あることを特徴とする、1.記載のポリイソシアネート
組成物。
【0009】3.イソシアネート末端プレポリマーが、
脂肪族および/または脂環族ジイソシアネートと数平均
分子量3000〜30000、平均水酸基数2〜3のポ
リオールとを反応させて得られ、下記のすべての条件を
満足することを特徴とする、1.または2.記載のポリ
イソシアネート組成物。 1)イソシアネート平均官能基数 2〜4 2)数平均分子量 3,000〜30,000 3)粘度 1,000〜100,000 mPa・s/
25℃ 4)イソシアネート基濃度 0.05〜10重量% 5)ジイソシアネートモノマー濃度 0〜5重量%
脂肪族および/または脂環族ジイソシアネートと数平均
分子量3000〜30000、平均水酸基数2〜3のポ
リオールとを反応させて得られ、下記のすべての条件を
満足することを特徴とする、1.または2.記載のポリ
イソシアネート組成物。 1)イソシアネート平均官能基数 2〜4 2)数平均分子量 3,000〜30,000 3)粘度 1,000〜100,000 mPa・s/
25℃ 4)イソシアネート基濃度 0.05〜10重量% 5)ジイソシアネートモノマー濃度 0〜5重量%
【0010】4.イソシアネート末端プレポリマーがア
ロファネート結合を含むことを特徴とする、3.記載の
ポリイソシアネート組成物。 5.アロファネート結合比率が0.05〜0.4である
ことを特徴とする、4.記載のポリイソシアネート組成
物。 6.湿気硬化型であることを特徴とする、5.記載のポ
リイソシアネート組成物。 7.1.から6.のいずれかに記載のポリイソシアネー
ト組成物を含むことを特徴とする、シーリング材。
ロファネート結合を含むことを特徴とする、3.記載の
ポリイソシアネート組成物。 5.アロファネート結合比率が0.05〜0.4である
ことを特徴とする、4.記載のポリイソシアネート組成
物。 6.湿気硬化型であることを特徴とする、5.記載のポ
リイソシアネート組成物。 7.1.から6.のいずれかに記載のポリイソシアネー
ト組成物を含むことを特徴とする、シーリング材。
【0011】以下、本発明について詳述する。本発明に
用いるイソシアネート末端プレポリマーは特に限定する
ものではないが、例えばジイソシアネートモノマーとポ
リオールを反応させたものが挙げられ、以下代表的なも
のについて例示する。本発明に用いるジイソシアネート
モノマーは、脂肪族及び/または脂環族である。
用いるイソシアネート末端プレポリマーは特に限定する
ものではないが、例えばジイソシアネートモノマーとポ
リオールを反応させたものが挙げられ、以下代表的なも
のについて例示する。本発明に用いるジイソシアネート
モノマーは、脂肪族及び/または脂環族である。
【0012】前記脂肪族及び/または脂環族ジイソシア
ネートモノマーとしては、炭素数4〜30のものが好ま
しく、例えば、テトラメチレン−1,4−ジイソシアネ
ート、ペンタメチレン−1,5−ジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチ
ル−ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、リジ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
1,3−ビス(イソシアナートメチル)−シクロヘキサ
ン、4,4‘−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト等を挙げることができる。なかでも、耐候性、工業的
入手の容易さから、ヘキサメチレンジイソシアネート
(以下、HMDIという)、イソホロンジイソシアネー
ト(以下、IPDIという)が好ましく、単独で使用し
ても、併用しても良い。本発明に用いるポリオールの水
酸基平均官能基数は2〜3が好ましい。2未満では硬化
性が必ずしも十分でなく、3を越えると硬化した樹脂物
性が低下する傾向がある。ポリオールにはアクリル、ポ
リエステル、ポリブタジエン、ポリエーテル等がある
が、ポリエーテルポリオールが好ましい。
ネートモノマーとしては、炭素数4〜30のものが好ま
しく、例えば、テトラメチレン−1,4−ジイソシアネ
ート、ペンタメチレン−1,5−ジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチ
ル−ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、リジ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
1,3−ビス(イソシアナートメチル)−シクロヘキサ
ン、4,4‘−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト等を挙げることができる。なかでも、耐候性、工業的
入手の容易さから、ヘキサメチレンジイソシアネート
(以下、HMDIという)、イソホロンジイソシアネー
ト(以下、IPDIという)が好ましく、単独で使用し
ても、併用しても良い。本発明に用いるポリオールの水
酸基平均官能基数は2〜3が好ましい。2未満では硬化
性が必ずしも十分でなく、3を越えると硬化した樹脂物
性が低下する傾向がある。ポリオールにはアクリル、ポ
リエステル、ポリブタジエン、ポリエーテル等がある
が、ポリエーテルポリオールが好ましい。
【0013】ポリエーテルポリオールの製造は、多価ア
ルコール、多価フェノール、ポリアミン、アルカノール
アミンなどの具体的には、例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ビス
フェノールA等の2価アルコール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン等の3価アルコール、エチレンジアミ
ンなどのジアミンの単独または混合物に、例えば、リチ
ウム、ナトリウム、カリウムなどの水酸化物、アルコラ
ート、アルキルアミンなどの強塩基性触媒、金属ポリフ
ィリン、複合金属シアン化合物錯体、金属と3座配位以
上のキレート化剤との錯体、ヘキサシアノコバルト酸亜
鉛錯体などの複合金属錯体を使用して、エチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、シ
クロヘキセンオキサイド、スチレンオキサイドなどのア
ルキレンオキサイドの単独または混合物を付加して得ら
れる。好ましいアルキレンオキサイドはプロピレンオキ
サイドである。
ルコール、多価フェノール、ポリアミン、アルカノール
アミンなどの具体的には、例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ビス
フェノールA等の2価アルコール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン等の3価アルコール、エチレンジアミ
ンなどのジアミンの単独または混合物に、例えば、リチ
ウム、ナトリウム、カリウムなどの水酸化物、アルコラ
ート、アルキルアミンなどの強塩基性触媒、金属ポリフ
ィリン、複合金属シアン化合物錯体、金属と3座配位以
上のキレート化剤との錯体、ヘキサシアノコバルト酸亜
鉛錯体などの複合金属錯体を使用して、エチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、シ
クロヘキセンオキサイド、スチレンオキサイドなどのア
ルキレンオキサイドの単独または混合物を付加して得ら
れる。好ましいアルキレンオキサイドはプロピレンオキ
サイドである。
【0014】ポリオールの分子量は3,000〜30,
000が好ましく、さらに好ましくは5,000〜2
0,000であり、特に好ましくは6,000から1
5,000である。分子量が3,000未満であると伸
びなどの硬化樹脂物性が低下する傾向があり、30,0
00以上であると硬化性が不十分となる傾向がある。前
記のジイソシアネートモノマーとポリオールをイソシア
ネート基/水酸基の当量比5/1〜100/1で反応さ
せることが好ましい。前記当量比が5/1未満であると
反応液の粘度が増加し、100/1を越えると収率が低
下し易い。
000が好ましく、さらに好ましくは5,000〜2
0,000であり、特に好ましくは6,000から1
5,000である。分子量が3,000未満であると伸
びなどの硬化樹脂物性が低下する傾向があり、30,0
00以上であると硬化性が不十分となる傾向がある。前
記のジイソシアネートモノマーとポリオールをイソシア
ネート基/水酸基の当量比5/1〜100/1で反応さ
せることが好ましい。前記当量比が5/1未満であると
反応液の粘度が増加し、100/1を越えると収率が低
下し易い。
【0015】また、ジイソシアネートモノマーとポリオ
ールの反応に際し、溶剤を用いても良いが、その場合は
イソシアネートに不活性な溶剤を用いるべきである。反
応温度は60〜200℃が好ましく、さらに好ましくは
120〜180℃である。反応温度が60℃未満では反
応速度が遅いため生産性が低下したり、アロファネート
結合が生成し難く、また、200℃を越えると着色など
の副反応が起こる場合がある。
ールの反応に際し、溶剤を用いても良いが、その場合は
イソシアネートに不活性な溶剤を用いるべきである。反
応温度は60〜200℃が好ましく、さらに好ましくは
120〜180℃である。反応温度が60℃未満では反
応速度が遅いため生産性が低下したり、アロファネート
結合が生成し難く、また、200℃を越えると着色など
の副反応が起こる場合がある。
【0016】反応に際して、触媒を用いることもでき
る。触媒としては、一般に塩基性を有するのものが好ま
しく、1)例えば、テトラアルキルアンモニウムのハイ
ドロオキサイドや、例えば、酢酸、カプリン酸等の有機
弱酸基などの4級アミン化合物、2)例えば、トリオク
チルアミン、1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オ
クタン、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデ
セン−7、1,5−ジアザビシクロ(4,3,0)ノネ
ン−5などの3級アミン系化合物、3)例えば、亜鉛な
どのアセチルアセトン金属塩など、亜鉛、錫、鉛、鉄な
ど金属有機弱酸塩などのアロファネート化反応を促進す
る触媒も有効である。
る。触媒としては、一般に塩基性を有するのものが好ま
しく、1)例えば、テトラアルキルアンモニウムのハイ
ドロオキサイドや、例えば、酢酸、カプリン酸等の有機
弱酸基などの4級アミン化合物、2)例えば、トリオク
チルアミン、1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オ
クタン、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデ
セン−7、1,5−ジアザビシクロ(4,3,0)ノネ
ン−5などの3級アミン系化合物、3)例えば、亜鉛な
どのアセチルアセトン金属塩など、亜鉛、錫、鉛、鉄な
ど金属有機弱酸塩などのアロファネート化反応を促進す
る触媒も有効である。
【0017】触媒濃度は、通常、イソシアネート化合物
にたいして10ppm〜1.0%の範囲から選択され
る。反応液中に存在するウレタン結合の少なくとも一部
はアロファネート結合に転換することが好ましい。アロ
ファネート結合比率は、アロファネート結合/(ウレタ
ン結合+アロファネート結合)で定義され、アロファネ
ート結合比率が0.05〜0.4が好ましく、さらに好
ましくは0.2〜0.4である。前記値が0.05未満
であると、硬化性などの良好な物性を得ることができな
い場合があり、0.4をこえると十分な低モジュラスが
得られない場合がある。この場合、アロファネート結合
比率が前記範囲になるように反応を途中で止めても良
く、または、精製後にアロファネート結合比率の大きい
ものと小さいものを混合しても良い。
にたいして10ppm〜1.0%の範囲から選択され
る。反応液中に存在するウレタン結合の少なくとも一部
はアロファネート結合に転換することが好ましい。アロ
ファネート結合比率は、アロファネート結合/(ウレタ
ン結合+アロファネート結合)で定義され、アロファネ
ート結合比率が0.05〜0.4が好ましく、さらに好
ましくは0.2〜0.4である。前記値が0.05未満
であると、硬化性などの良好な物性を得ることができな
い場合があり、0.4をこえると十分な低モジュラスが
得られない場合がある。この場合、アロファネート結合
比率が前記範囲になるように反応を途中で止めても良
く、または、精製後にアロファネート結合比率の大きい
ものと小さいものを混合しても良い。
【0018】反応後、未反応のジイソシアネートモノマ
ー及び溶剤は薄膜蒸留器、抽出等の方法により除去さ
れ、イソシアネート末端プレポリマーが得られる。イソ
シアネート末端プレポリマー中のジイソシアネートモノ
マー濃度は、5%以下が好ましく、より好ましくは1%
以下、さらに好ましくは0.5%以下である。ジイソシ
アネートモノマー濃度が、5%を超えると、イソシアネ
ート末端プレポリマーを硬化させるとき発泡が起こりや
すくなる。
ー及び溶剤は薄膜蒸留器、抽出等の方法により除去さ
れ、イソシアネート末端プレポリマーが得られる。イソ
シアネート末端プレポリマー中のジイソシアネートモノ
マー濃度は、5%以下が好ましく、より好ましくは1%
以下、さらに好ましくは0.5%以下である。ジイソシ
アネートモノマー濃度が、5%を超えると、イソシアネ
ート末端プレポリマーを硬化させるとき発泡が起こりや
すくなる。
【0019】このようにして得られたイソシアネート末
端プレポリマーは、イソシアネート基濃度が好ましくは
0.05〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量
%であり、また、25℃での粘度が好ましくは1,00
0〜100,000mPa・s、より好ましくは3,0
00〜50,000mPa・sである。イソシアネート
基濃度が0.05重量%未満であると十分な硬化性が得
られず、10重量%をこえると十分な低モジュラスが得
られない傾向がある。また、粘度が1,000mPa・
s未満であると十分な揺変性が得られにくく、100,
000mPa・sをこえると粘度が高くなり作業性が悪
くなりやすい。
端プレポリマーは、イソシアネート基濃度が好ましくは
0.05〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量
%であり、また、25℃での粘度が好ましくは1,00
0〜100,000mPa・s、より好ましくは3,0
00〜50,000mPa・sである。イソシアネート
基濃度が0.05重量%未満であると十分な硬化性が得
られず、10重量%をこえると十分な低モジュラスが得
られない傾向がある。また、粘度が1,000mPa・
s未満であると十分な揺変性が得られにくく、100,
000mPa・sをこえると粘度が高くなり作業性が悪
くなりやすい。
【0020】本発明には上記2)成分として、平均粒径
1μm以上の炭酸カルシウムを用いる。2)成分炭酸カ
ルシウムの平均粒径としては1〜5μmが好ましく、ま
た脂肪酸等によって表面処理されていてもよい。このよ
うな炭酸カルシウムを用いることによって、コンパウン
ドの粘度を低く押さえ取り扱いが容易になる。2)成分
炭酸カルシウムとなる炭酸カルシウムとしては重質炭酸
カルシウムが挙げられ、例えば、サンライト♯100、
♯300(以上いずれも竹原化学工業株式会社製商品
名)、NS♯100、♯200、♯400、♯600、
♯1000、NN♯500、SS80(以上いずれも日
東粉化工業株式会社製商品名)、EC−1、EC−5、
MCコートP−10〜23、MCコートS―10〜2
3、スノーライト、スーパーS、スーパーSS、スーパ
ーSSS、スーパー4S、スーパー♯1500、スーパ
ー♯1700、スーパー♯2000、スーパー♯230
0、R重炭、重炭N−35、スペシャルライスS、エス
ミック、MC−E20(以上いずれも丸尾カルシウム株
式会社製商品名)、ホワイトンSB、ホワイトンP−1
0、ホワイトンP−20、ホワイトンP−30、ホワイ
トンP−40、ホワイトンP−50、ホワイトンP−7
0、ホワイトンH、シルバーW(以上いずれも白石工業
株式会社製商品名)等として市販されている。
1μm以上の炭酸カルシウムを用いる。2)成分炭酸カ
ルシウムの平均粒径としては1〜5μmが好ましく、ま
た脂肪酸等によって表面処理されていてもよい。このよ
うな炭酸カルシウムを用いることによって、コンパウン
ドの粘度を低く押さえ取り扱いが容易になる。2)成分
炭酸カルシウムとなる炭酸カルシウムとしては重質炭酸
カルシウムが挙げられ、例えば、サンライト♯100、
♯300(以上いずれも竹原化学工業株式会社製商品
名)、NS♯100、♯200、♯400、♯600、
♯1000、NN♯500、SS80(以上いずれも日
東粉化工業株式会社製商品名)、EC−1、EC−5、
MCコートP−10〜23、MCコートS―10〜2
3、スノーライト、スーパーS、スーパーSS、スーパ
ーSSS、スーパー4S、スーパー♯1500、スーパ
ー♯1700、スーパー♯2000、スーパー♯230
0、R重炭、重炭N−35、スペシャルライスS、エス
ミック、MC−E20(以上いずれも丸尾カルシウム株
式会社製商品名)、ホワイトンSB、ホワイトンP−1
0、ホワイトンP−20、ホワイトンP−30、ホワイ
トンP−40、ホワイトンP−50、ホワイトンP−7
0、ホワイトンH、シルバーW(以上いずれも白石工業
株式会社製商品名)等として市販されている。
【0021】本発明には上記3)成分として、平均粒径
0.2μm以下の炭酸カルシウムを用いる。このような
炭酸カルシウムを用いることにより作業時にタレ等のな
い硬化性組成物を得ることができる。3)成分炭酸カル
シウムの平均粒径としては0.01〜0.15μmが好
ましい。また、脂肪酸、樹脂酸、リグニン等の有機酸、
特に脂肪酸によって表面処理された炭酸カルシウムが好
ましい。3)成分炭酸カルシウムとなる炭酸カルシウム
としては、軽質炭酸カルシウム、コロイド炭酸カルシウ
ムが挙げられ、例えば、MSK−C、MSK−G、MS
K−K、MSK−P、MSK−PO、カルファイン10
0、カルファイン200、カルファイン200M、カル
ファイン500、カーレックス、MT−100、MS−
R、MS−100M、MS−600、MS−700、シ
ーレッツ、MC−5、MC−K、MC−SII、MC−
S5、MC−T、ユニグロス1000、ユニグロス30
00、ルミナス(以上いずれも丸尾カルシウム株式会社
製商品名)、白艶華O、カルモス、白艶華CC、白艶華
CCR、白艶華U、白艶華ホモカルD、白艶華ゲルトン
50、VIGOT−10、VIGOT−15、Unif
ant−15FR(以上いずれも白石工業株式会社製商
品名)等が市販されている。
0.2μm以下の炭酸カルシウムを用いる。このような
炭酸カルシウムを用いることにより作業時にタレ等のな
い硬化性組成物を得ることができる。3)成分炭酸カル
シウムの平均粒径としては0.01〜0.15μmが好
ましい。また、脂肪酸、樹脂酸、リグニン等の有機酸、
特に脂肪酸によって表面処理された炭酸カルシウムが好
ましい。3)成分炭酸カルシウムとなる炭酸カルシウム
としては、軽質炭酸カルシウム、コロイド炭酸カルシウ
ムが挙げられ、例えば、MSK−C、MSK−G、MS
K−K、MSK−P、MSK−PO、カルファイン10
0、カルファイン200、カルファイン200M、カル
ファイン500、カーレックス、MT−100、MS−
R、MS−100M、MS−600、MS−700、シ
ーレッツ、MC−5、MC−K、MC−SII、MC−
S5、MC−T、ユニグロス1000、ユニグロス30
00、ルミナス(以上いずれも丸尾カルシウム株式会社
製商品名)、白艶華O、カルモス、白艶華CC、白艶華
CCR、白艶華U、白艶華ホモカルD、白艶華ゲルトン
50、VIGOT−10、VIGOT−15、Unif
ant−15FR(以上いずれも白石工業株式会社製商
品名)等が市販されている。
【0022】本発明は、イソシアネート末端プレポリマ
ー100重量部に、2)成分のカルシウムと3)成分の
カルシウムの合計として50〜200重量部の範囲で使
用することが好ましい。50重量部未満では組成物の粘
性コントロールが困難になる傾向があり、コスト的にも
不利になる。200重量部以上では、組成物の粘度が上
がり作業性が低下する傾向とともに耐久性も低下する傾
向にあるので好ましくない。
ー100重量部に、2)成分のカルシウムと3)成分の
カルシウムの合計として50〜200重量部の範囲で使
用することが好ましい。50重量部未満では組成物の粘
性コントロールが困難になる傾向があり、コスト的にも
不利になる。200重量部以上では、組成物の粘度が上
がり作業性が低下する傾向とともに耐久性も低下する傾
向にあるので好ましくない。
【0023】2)成分と3)成分の合計量中2)成分と
しては、好ましくは5〜95重量%、より好ましくは2
0〜90重量%である。5重量%未満では硬化体が固く
なる傾向があり、95重量%を超えると作業時にたれ等
が発生しやすくなる傾向がある。2)成分と3)成分を
併用して用いることにより、タレ等を押さえ、かつ、粘
度が低くなり、作業性のよい組成物を得ることができ
る。
しては、好ましくは5〜95重量%、より好ましくは2
0〜90重量%である。5重量%未満では硬化体が固く
なる傾向があり、95重量%を超えると作業時にたれ等
が発生しやすくなる傾向がある。2)成分と3)成分を
併用して用いることにより、タレ等を押さえ、かつ、粘
度が低くなり、作業性のよい組成物を得ることができ
る。
【0024】本発明のポリイソシアネート組成物に、安
定剤、不活性溶剤、可塑剤、充填剤、光硬化性物質、揺
変性付与剤、硬化触媒、酸化チタン、密着性付与剤、染
料、顔料、難燃剤等を配合し、湿気硬化型シーリング材
となる。安定剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、ホスファイト系酸化防止剤、有機イオ
ウ系酸化防止剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、
ヒンダードアミン光安定剤等がある。
定剤、不活性溶剤、可塑剤、充填剤、光硬化性物質、揺
変性付与剤、硬化触媒、酸化チタン、密着性付与剤、染
料、顔料、難燃剤等を配合し、湿気硬化型シーリング材
となる。安定剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、ホスファイト系酸化防止剤、有機イオ
ウ系酸化防止剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、
ヒンダードアミン光安定剤等がある。
【0025】不活性溶剤とは、イソシアネート基と反応
する官能基を持たない溶剤のことであり、例えば、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ヘキサン、へプ
タン、オクタンなどの脂肪族炭化水素、ガソリン、灯
油、プロセスオイル等の石油系溶剤等がある。可塑剤と
しては、例えば、ジブチルフタレート、ジオクチルフタ
レート等のフタル酸誘導体、安息香酸、トリメリット
酸、ピロメリット酸、アジピン酸、セバチン酸、フマル
酸、マレイン酸、イタコン酸、クエン酸等の誘導体、ポ
リエステル、ポリエーテル、エポキシ系等がある。
する官能基を持たない溶剤のことであり、例えば、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素、ヘキサン、へプ
タン、オクタンなどの脂肪族炭化水素、ガソリン、灯
油、プロセスオイル等の石油系溶剤等がある。可塑剤と
しては、例えば、ジブチルフタレート、ジオクチルフタ
レート等のフタル酸誘導体、安息香酸、トリメリット
酸、ピロメリット酸、アジピン酸、セバチン酸、フマル
酸、マレイン酸、イタコン酸、クエン酸等の誘導体、ポ
リエステル、ポリエーテル、エポキシ系等がある。
【0026】充填剤としては、例えば、ケイ酸誘導体、
タルク、金属粉、クレー、カーボンブラック等がある。
光硬化性物質とは、光によって硬化・架橋等を生ずるも
のであり、この種の物質には、有機単量体、オリゴマ
ー、樹脂あるいはこれらを含有する組成物等種々のもの
が知られており、本発明では市販の任意の物質を使用す
ることができる。例えば、不飽和アクリル系化合物、ポ
リケイ皮酸ビニル類あるいはアジド化樹脂等を挙げるこ
とができる。
タルク、金属粉、クレー、カーボンブラック等がある。
光硬化性物質とは、光によって硬化・架橋等を生ずるも
のであり、この種の物質には、有機単量体、オリゴマ
ー、樹脂あるいはこれらを含有する組成物等種々のもの
が知られており、本発明では市販の任意の物質を使用す
ることができる。例えば、不飽和アクリル系化合物、ポ
リケイ皮酸ビニル類あるいはアジド化樹脂等を挙げるこ
とができる。
【0027】揺変性付与剤としては、通常、チキソトロ
ピック性を付与するために添加されている各種揺変性付
与剤を使用することができる。そのような物質として
は、例えば、水添ひまし油、アマイドワックス、ステア
リン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸亜鉛、微粉末シリカ、有機ベントナイト、ベント
ン、無水ケイ酸、ケイ酸誘導体、尿素誘導体、アエロジ
ル等が知られており、本発明では市販の任意の物質を使
用することができる。
ピック性を付与するために添加されている各種揺変性付
与剤を使用することができる。そのような物質として
は、例えば、水添ひまし油、アマイドワックス、ステア
リン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸亜鉛、微粉末シリカ、有機ベントナイト、ベント
ン、無水ケイ酸、ケイ酸誘導体、尿素誘導体、アエロジ
ル等が知られており、本発明では市販の任意の物質を使
用することができる。
【0028】硬化触媒としては、例えば、ジブチル錫ジ
ラウレート、ジオクチル錫ジラウレート等の有機錫化合
物、オクチル酸亜鉛などの有機亜鉛化合物、トリエチレ
ンアミン、トリエチレンジアミン、ラウリルアミン、モ
ルフォリン、ジアザビシクロシクロウンデセン、ジアザ
ビシクロオクタン等のアミン化合物等があり、併用して
も良い。酸化チタンとしては具体的には、例えば、タイ
ペークR−820、タイペークR−830、タイペーク
R−930、タイペークR−850、タイペークR−8
55、タイペークCR−57、タイペークCR−80、
タイペークCR−90、タイペークCR−93、タイペ
ークCR−95、タイペークCR−97、タイペークC
R−85(以上いずれも石原産業株式会社製商品名)等
が挙げられる。
ラウレート、ジオクチル錫ジラウレート等の有機錫化合
物、オクチル酸亜鉛などの有機亜鉛化合物、トリエチレ
ンアミン、トリエチレンジアミン、ラウリルアミン、モ
ルフォリン、ジアザビシクロシクロウンデセン、ジアザ
ビシクロオクタン等のアミン化合物等があり、併用して
も良い。酸化チタンとしては具体的には、例えば、タイ
ペークR−820、タイペークR−830、タイペーク
R−930、タイペークR−850、タイペークR−8
55、タイペークCR−57、タイペークCR−80、
タイペークCR−90、タイペークCR−93、タイペ
ークCR−95、タイペークCR−97、タイペークC
R−85(以上いずれも石原産業株式会社製商品名)等
が挙げられる。
【0029】密着性付与剤としては、例えば、3−グリ
シジルプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン等などのシランカッ
プリング剤が挙げられる。
シジルプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン等などのシランカッ
プリング剤が挙げられる。
【0030】本発明のポリイソシアネート組成物は2液
型シーリング材としても用いることができる。2液型シ
ーリング材として用いる場合は、前記添加剤に加え、多
価活性水素化合物を加える。多価活性水素化合物として
は、例えば、ポリオール、ポリチオールなどが挙げられ
る。通常ウレタン系2液型シーリング材に用いられてい
る多価活性水素化合物が使用でき、例えば、ポリエーテ
ル系、ポリエステル系、アクリル系がある。ポリエーテ
ル系としては、例えば、前記イソシアネート末端プレポ
リマーを得るために用いた、水酸基平均官能基数2〜3
のポリエーテルなどがある。アクリル系としては、1分
子中の水酸基平均官能基数が2〜3のアクリルポリオー
ル、例えば特開平4−132706記載の水酸基末端テ
レケリックポリマー等を用いることができる。また、含
フッ素系アクリルポリオールとして、例えば、テトラフ
ルオロエチレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフ
ルオロエチレン、フッ化ビニル、ヘキサフルオロプロピ
レン等と重合性モノマーから誘導される含フッ素アクリ
ル重合体等を用いることもできる。
型シーリング材としても用いることができる。2液型シ
ーリング材として用いる場合は、前記添加剤に加え、多
価活性水素化合物を加える。多価活性水素化合物として
は、例えば、ポリオール、ポリチオールなどが挙げられ
る。通常ウレタン系2液型シーリング材に用いられてい
る多価活性水素化合物が使用でき、例えば、ポリエーテ
ル系、ポリエステル系、アクリル系がある。ポリエーテ
ル系としては、例えば、前記イソシアネート末端プレポ
リマーを得るために用いた、水酸基平均官能基数2〜3
のポリエーテルなどがある。アクリル系としては、1分
子中の水酸基平均官能基数が2〜3のアクリルポリオー
ル、例えば特開平4−132706記載の水酸基末端テ
レケリックポリマー等を用いることができる。また、含
フッ素系アクリルポリオールとして、例えば、テトラフ
ルオロエチレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフ
ルオロエチレン、フッ化ビニル、ヘキサフルオロプロピ
レン等と重合性モノマーから誘導される含フッ素アクリ
ル重合体等を用いることもできる。
【0031】得られた、本発明のシーリング材は、カー
テンウォール、窯業系サイディングボード、ALC、コ
ンクリート等への各種外装パネル、金属製建具等のワー
キングジョイント、ノンワーキングジョイントとして使
用できる。また、本発明のポリイソシアネート組成物は
シーリング材に加えて、接着剤、粘着剤、防水材、床
材、樹脂、エラストマー等にも使用できる。
テンウォール、窯業系サイディングボード、ALC、コ
ンクリート等への各種外装パネル、金属製建具等のワー
キングジョイント、ノンワーキングジョイントとして使
用できる。また、本発明のポリイソシアネート組成物は
シーリング材に加えて、接着剤、粘着剤、防水材、床
材、樹脂、エラストマー等にも使用できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、実施例に基づいて本発明
をさらに詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に
限定されるものではない。なお、「部」は「重量部」を
表す。また、測定法は下記の通りである。
をさらに詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に
限定されるものではない。なお、「部」は「重量部」を
表す。また、測定法は下記の通りである。
【0033】(数平均分子量の測定)数平均分子量は、
下記の装置を用いたゲルパミエーションクロマトグラフ
(以下、GPCという)測定によるポリスチレン基準の
数平均分子量である。 装置:東ソー(株)HLC−802A キャリアー:テトラハイドロフラン 検出方法:示差屈折率計
下記の装置を用いたゲルパミエーションクロマトグラフ
(以下、GPCという)測定によるポリスチレン基準の
数平均分子量である。 装置:東ソー(株)HLC−802A キャリアー:テトラハイドロフラン 検出方法:示差屈折率計
【0034】(粘度)温度25℃の粘度を東機産業製の
E型粘度計「RE80R」により測定した。 (アロファネート結合比率)日本電子製のFT−NMR
「FT90Q」を用い、溶媒はアセトン−d6を使用
し、H−NMRの測定の結果、アロファネート結合とウ
レタン結合のピーク積算値を、アロファネート結合/
(アロファネート結合+ウレタン結合)で表した。
E型粘度計「RE80R」により測定した。 (アロファネート結合比率)日本電子製のFT−NMR
「FT90Q」を用い、溶媒はアセトン−d6を使用
し、H−NMRの測定の結果、アロファネート結合とウ
レタン結合のピーク積算値を、アロファネート結合/
(アロファネート結合+ウレタン結合)で表した。
【0035】(混合)ポリイソシアネート組成物と各種
添加剤、フィラー等の混合は、ツインミックス(株式会
社ダルトン製)を用いて行った。
添加剤、フィラー等の混合は、ツインミックス(株式会
社ダルトン製)を用いて行った。
【0036】(揺変性)0.5回転/分で測定した粘度
をA、5回転/分で測定した粘度をBとした時、揺変性
をA/Bで表した。
をA、5回転/分で測定した粘度をBとした時、揺変性
をA/Bで表した。
【0037】
【製造例1】攪拌機、温度計、環流冷却管、窒素吹き込
み環、滴下ロートを取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素
雰囲気にし、HMDIを600部、2価ポリエーテルポ
リオール(旭硝子の商標「プレミノール8000」数平
均分子量8,000)1000部(イソシアネート基/
水酸基の当量比28.6/1)を仕込み、窒素雰囲気
で、攪拌下反応器内温度を160℃3時間保持した。反
応液温度を下げ、薄膜蒸発缶を用いて未反応のHMDI
を除去した。得られたイソシアネート末端プレポリマー
(プレポリマーA)の数平均分子量は8000、イソシ
アネート基濃度は1.7%、粘度は6000mPa・
s、アロファネート結合濃度0.60、ジイソシアネー
トモノマー濃度は0.2%、平均イソシアネート官能基
数は3.2であった。
み環、滴下ロートを取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素
雰囲気にし、HMDIを600部、2価ポリエーテルポ
リオール(旭硝子の商標「プレミノール8000」数平
均分子量8,000)1000部(イソシアネート基/
水酸基の当量比28.6/1)を仕込み、窒素雰囲気
で、攪拌下反応器内温度を160℃3時間保持した。反
応液温度を下げ、薄膜蒸発缶を用いて未反応のHMDI
を除去した。得られたイソシアネート末端プレポリマー
(プレポリマーA)の数平均分子量は8000、イソシ
アネート基濃度は1.7%、粘度は6000mPa・
s、アロファネート結合濃度0.60、ジイソシアネー
トモノマー濃度は0.2%、平均イソシアネート官能基
数は3.2であった。
【0038】
【製造例2】攪拌機、温度計、環流冷却管、窒素吹き込
み環、滴下ロートを取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素
雰囲気にし、HMDIを600部、2価ポリエーテルポ
リオール(旭硝子の商標「プレミノール8000」数平
均分子量8,000)1000部(イソシアネート基/
水酸基の当量比28.6/1)を仕込み、窒素雰囲気
で、攪拌下反応器内温度を120℃8時間保持した。反
応液温度を下げ、薄膜蒸発缶を用いて未反応のHMDI
を除去した。得られたイソシアネート末端プレポリマー
(プレポリマーB)の数平均分子量は8000、イソシ
アネート基濃度は1.0%、粘度は6000mPa・
s、アロファネート結合濃度0.00、ジイソシアネー
トモノマー濃度は0.2%、平均イソシアネート官能基
数は2.0であった。
み環、滴下ロートを取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素
雰囲気にし、HMDIを600部、2価ポリエーテルポ
リオール(旭硝子の商標「プレミノール8000」数平
均分子量8,000)1000部(イソシアネート基/
水酸基の当量比28.6/1)を仕込み、窒素雰囲気
で、攪拌下反応器内温度を120℃8時間保持した。反
応液温度を下げ、薄膜蒸発缶を用いて未反応のHMDI
を除去した。得られたイソシアネート末端プレポリマー
(プレポリマーB)の数平均分子量は8000、イソシ
アネート基濃度は1.0%、粘度は6000mPa・
s、アロファネート結合濃度0.00、ジイソシアネー
トモノマー濃度は0.2%、平均イソシアネート官能基
数は2.0であった。
【0039】
【製造例3】プレポリマーA100部、プレポリマーB
400部を十分に混練分散した。得られた混合イソシア
ネート末端プレポリマー(プレポリマーC)の数平均分
子量は8000、イソシアネート基濃度は1.1%、粘
度は6000mPa・s、アロファネート結合濃度0.
12、ジイソシアネートモノマー濃度は0.2%、平均
イソシアネート官能基数は2.1であった。
400部を十分に混練分散した。得られた混合イソシア
ネート末端プレポリマー(プレポリマーC)の数平均分
子量は8000、イソシアネート基濃度は1.1%、粘
度は6000mPa・s、アロファネート結合濃度0.
12、ジイソシアネートモノマー濃度は0.2%、平均
イソシアネート官能基数は2.1であった。
【0040】
【実施例1】重質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム
(株)の商標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)
30部、軽質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)の
商標「カルファイン200M」、平均粒径0.05μ
m)70部を混合機中、120℃、133Pa以下で2
時間乾燥し、冷却後、二酸化チタン(石原産業(株)の
商標「タイペークCR−90」)20部、プレポリマー
C100部を添加し、減圧脱気しながら十分に混練分散
して硬化性組成物を作成し、25℃で粘度測定を行い、
揺変性を測定した。結果を表1に示す。
(株)の商標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)
30部、軽質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)の
商標「カルファイン200M」、平均粒径0.05μ
m)70部を混合機中、120℃、133Pa以下で2
時間乾燥し、冷却後、二酸化チタン(石原産業(株)の
商標「タイペークCR−90」)20部、プレポリマー
C100部を添加し、減圧脱気しながら十分に混練分散
して硬化性組成物を作成し、25℃で粘度測定を行い、
揺変性を測定した。結果を表1に示す。
【0041】
【実施例2】重質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム
(株)の商標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)
70部、軽質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)の
商標「カルファイン200M」、平均粒径0.05μ
m)30部を混合機中、120℃、133Pa以下で2
時間乾燥し、冷却後、二酸化チタン(石原産業(株)の
商標「タイペークCR−90」)20部、プレポリマー
C100部を添加し、減圧脱気しながら十分に混練分散
して硬化性組成物を作成し、25℃で粘度測定を行い、
揺変性を測定した。結果を表1に示す。
(株)の商標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)
70部、軽質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)の
商標「カルファイン200M」、平均粒径0.05μ
m)30部を混合機中、120℃、133Pa以下で2
時間乾燥し、冷却後、二酸化チタン(石原産業(株)の
商標「タイペークCR−90」)20部、プレポリマー
C100部を添加し、減圧脱気しながら十分に混練分散
して硬化性組成物を作成し、25℃で粘度測定を行い、
揺変性を測定した。結果を表1に示す。
【0042】
【実施例3】重質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム
(株)の商標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)
66部、軽質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)の
商標「シーレッツ」、0.05μm)34部を混合機
中、120℃、133Pa以下で2時間乾燥し、冷却
後、プレポリマーC75部を添加し、減圧脱気しながら
十分に混練分散して硬化性組成物を作成し、25℃で粘
度測定を行い、揺変性を測定した。結果を表1に示す。
(株)の商標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)
66部、軽質炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株)の
商標「シーレッツ」、0.05μm)34部を混合機
中、120℃、133Pa以下で2時間乾燥し、冷却
後、プレポリマーC75部を添加し、減圧脱気しながら
十分に混練分散して硬化性組成物を作成し、25℃で粘
度測定を行い、揺変性を測定した。結果を表1に示す。
【0043】
【実施例4】表1に示した炭酸カルシウムと添加量を用
いた以外は実施例1と同様におこなった。結果を表1に
示す。
いた以外は実施例1と同様におこなった。結果を表1に
示す。
【0044】
【実施例5】表1に示した炭酸カルシウムと添加量を用
いた以外は実施例3と同様におこなった。結果を表1に
示す。
いた以外は実施例3と同様におこなった。結果を表1に
示す。
【0045】
【比較例1】重質炭酸カルシウム(丸尾カルシウムの商
標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)100部を
混合機中、120℃、133Pa以下で2時間乾燥し、
冷却後、二酸化チタン(石原産業(株)の商標「タイペ
ークCR−90」)20部、プレポリマーC100部を
添加し、減圧脱気しながら十分に混練分散して硬化性組
成物を作成し、25℃で粘度測定を行い、揺変性を測定
した。結果を表1に示す。
標「スーパーSS」、平均粒径2.2μm)100部を
混合機中、120℃、133Pa以下で2時間乾燥し、
冷却後、二酸化チタン(石原産業(株)の商標「タイペ
ークCR−90」)20部、プレポリマーC100部を
添加し、減圧脱気しながら十分に混練分散して硬化性組
成物を作成し、25℃で粘度測定を行い、揺変性を測定
した。結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明の組成物は、建築、自動車用のシ
ーリング材として用いた場合、低粘度で、表面タックが
なく、低モジュラスを達成し、耐候性に優れ、特に作業
性に優れた湿気硬化型シーリング材として最適である。
ーリング材として用いた場合、低粘度で、表面タックが
なく、低モジュラスを達成し、耐候性に優れ、特に作業
性に優れた湿気硬化型シーリング材として最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H017 AA04 AA25 AC05 AC19 AD06 AE03 AE05 4J002 CK021 DE236 FB086 GJ02 4J034 BA03 CE01 DA01 DB03 DB04 DB05 DF01 DG01 DG02 DG03 DG04 DG05 DG14 DG15 DG16 DP19 HA01 HA06 HA07 HA11 HA13 HB07 HC01 HC02 HC03 HC11 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC71 HC73 JA41 JA42 LA08 LA33 MA01 QA02 QA03 QA05 QA07 QB12 RA08
Claims (7)
- 【請求項1】 1)脂肪族及び/または脂環族ジイソシ
アネートモノマーから誘導されるイソシアネート末端プ
レポリマーと、2)平均粒径1μm以上の炭酸カルシウ
ム及び3)平均粒径0.2μm以下の炭酸カルシウムを
含むことを特徴とする、ポリイソシアネート組成物。 - 【請求項2】 請求項1において、2)成分と3)成分
の合計量中、2)成分が5〜95重量%、1)成分10
0重量部に対して2)成分と3)成分の合計が50〜2
00重量部であることを特徴とする、請求項1記載のポ
リイソシアネート組成物。 - 【請求項3】 イソシアネート末端プレポリマーが、脂
肪族および/または脂環族ジイソシアネートと、数平均
分子量3000〜30000、平均水酸基数2〜3のポ
リオールとを反応させて得られ、下記のすべての条件を
満足することを特徴とする、請求項1または2記載のポ
リイソシアネート組成物。 1)イソシアネート平均官能基数 2〜4 2)数平均分子量 3,000〜30,000 3)粘度 1,000〜100,000 mPa・s/
25℃ 4)イソシアネート基濃度 0.05〜10重量% 5)ジイソシアネートモノマー濃度 0〜5重量% - 【請求項4】 イソシアネート末端プレポリマーがアロ
ファネート結合を含むことを特徴とする、請求項3記載
のポリイソシアネート組成物。 - 【請求項5】 アロファネート結合比率が0.05〜
0.4であることを特徴とする、請求項4記載のポリイ
ソシアネート組成物。 - 【請求項6】 湿気硬化型であることを特徴とする、請
求項5記載のポリイソシアネート組成物。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のポリ
イソシアネート組成物を含むことを特徴とするシーリン
グ材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000220565A JP2002037831A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | ポリイソシアネート組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000220565A JP2002037831A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | ポリイソシアネート組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037831A true JP2002037831A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18715150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000220565A Pending JP2002037831A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | ポリイソシアネート組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002037831A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010174177A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 1液湿気硬化型ポリウレタン組成物の製造方法 |
JP2011168665A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 構造物の止水材及び止水工法 |
JP5863934B1 (ja) * | 2014-11-21 | 2016-02-17 | サンユレック株式会社 | ポリウレタン樹脂組成物 |
WO2021219548A1 (en) * | 2020-04-27 | 2021-11-04 | Valdgård Holding ApS | Use of calcium carbonate particles as tackifier in a tacky or adhesive polymer formulation, and adhesive polymer compositions comprising such calcium carbonate particles |
-
2000
- 2000-07-21 JP JP2000220565A patent/JP2002037831A/ja active Pending
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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JP2011168665A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 構造物の止水材及び止水工法 |
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WO2021219548A1 (en) * | 2020-04-27 | 2021-11-04 | Valdgård Holding ApS | Use of calcium carbonate particles as tackifier in a tacky or adhesive polymer formulation, and adhesive polymer compositions comprising such calcium carbonate particles |
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