JPH10114634A

JPH10114634A - 髪型の処理、形成もしくは手入れ用化粧品における非水溶性繊維の利用

Info

Publication number: JPH10114634A
Application number: JP9273771A
Authority: JP
Inventors: Michael Franzke; フランツケミヒャエル; Hans-Juergen Titze; ティッツェハンス‐ユルゲン; Karin Dr Steinbrecht; シュタインブレヒトカーリン; Susanne Birkel; ビルケルズーザンネ
Original assignee: Wella GmbH
Current assignee: Procter and Gamble Deutschland GmbH
Priority date: 1996-09-28
Filing date: 1997-09-19
Publication date: 1998-05-06
Also published as: EP0838210A3; EP0838210A2; US5965146A; DE19640099A1

Abstract

(57)【要約】【課題】乾燥状態において良好な強度自然に掴んだ
際における大きな弾力と、絹光沢を有する髪型にセット
できる化粧品を提供する。【解決手段】上記課題は、髪型の処理、形成もしくは
手入れ用化粧品の製造における少なくとも１種類の非水
溶性の合成繊維若しくは天然繊維またはこれらの混合物
の使用により解決される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、髪型の処理用、形
成用若しくは保護用化粧品の製造における、少なくとも
１種類の非水溶性合成繊維、非水溶性天然繊維、若しく
はこれらの混合物の使用に関する。

【０００２】

【従来の技術】好みの外見に仕上げることは、常に非常
に重要視されている。その際、髪型は大きな役割を果た
す。好みの外見に仕上げるための基本は、よく髪をとか
して髪の手入れをすることである。洗髪用や髪の手入れ
用として、シャンプー、ヘアケア剤、リンス、スプリッ
ツェン液（毛髪の先端を処理する組成物）のような一連
の毛髪処理剤があり、これらは例えば付着保持製品、又
は洗浄除去製品として種々の使用方法で適用されてい
る。このような手入れ製品の他に、毛髪を変質するため
に使用される３つの別の製品カテゴリーがある。即ちそ
れは、永久的または一時的な染毛剤、弱アルカリ性また
は酸性のパーマネントウェーブの形態の永久的な毛髪成
形剤もしくは縮毛解除剤（ストレートパーマ液）、並び
に一時的な髪型の形成と固定安定化のみを可能にし、ス
タイリング剤として一般に知られている化粧品である。
ヘアスプレー、ヘアラッカー、固定安定化ローション、
泡状固定安定化剤、ヘアジェル、つや出し製品、ヘアク
リーム等の製品はこれらの中に属する。このような化粧
品は全て、通常、多数の単一物質や成分から構成されて
おり、これらは種々の製法上の課題を有する点で共通す
る。

【０００３】従って、できる限り多くの製法に適合する
物質が望まれている。好みの髪型にセットするという要
求の中には、乾燥状態の毛髪に例えば手触り、柔軟性、
ボリューム（「ウェットルック」は例外）、固定安定性
を持たせることが含まれる。簡単に言うと、髪は髪に応
じた感触を有するべきだ。

【０００４】本発明の課題は、上記要求を満たす新規な
物質類を見出すことにある。このような物質類は、次に
詳細に説明する非水溶性繊維の物質類とともに見出され
る。

【０００５】本発明の対象は、髪型の処理、形成、保護
のための少なくとも１種類の非水溶性合成繊維または非
水溶性天然繊維の使用、並びに髪型の処理、形成、保護
のための化粧品の製造に関するそれらの使用である。

【０００６】合成繊維および天然繊維は、多くの毛髪処
理剤中に添加される。

【０００７】人造合成繊維は、３次元のやや長い毛髪類
似のポリマー、または明らかに直鎖状の化学構造を有す
る繊維である。

【０００８】使用できる繊維は、ビスコース繊維、ポリ
エステル繊維、ポリアミド繊維のような合成繊維、また
は絹繊維、セルロース繊維、亜麻繊維、リンネル繊維、
羊毛繊維、綿繊維のような天然繊維である。

【０００９】この人造繊維は、その平面的な繊維構造
と、引っ張り強度や曲げ剛性などの良好な機械的特性に
よって特徴付けられる。

【００１０】好適なポリアミド繊維は、例えばポリヘキ
サメチレンアジパミド（ナイロン６. ６、ポリアミド
６. ６）、ポリ（ε−カプロラクタム）（ポリアミド
６）、ポリアミド６．１２、若しくはポリアミド１１．
１２である。特に、ポリヘキサメチレンアジパミドが好
ましい。このようなポリアミド繊維は、好ましくは１５
０〜２０００μｍの長さを有している。

【００１１】典型的なポリエステル繊維は絹に似てい
る。代表的で、有用なポリマーはまず第一にポリエチレ
ンテレフタレートである。また、いわゆるマイクロ繊維
はポリエステルから構成されている。ビスコース繊維、
即ちレーヨン繊維はセルロースからの化学的改質によっ
て製造される。また、このビスコース繊維も本発明によ
る化粧品に添加され得る。

【００１２】天然繊維のなかで、絹繊維はここでは好適
である。絹繊維は、（例えば、セリン、グリシン、アラ
ニン、グルタミン酸、トレオニン等を含む）タンパク質
から構成されている。それは表面が平らで光沢のある点
に特徴がある。従って、それらを毛髪に積み重ねると、
毛髪を補強し、毛髪に光沢を与える助けとなる。突出し
た特徴は、約４２％という保水力を有する点である。一
方、吸水性は、毛髪とほぼ同じ約１１％である。この絹
繊維は、好ましくは１〜１１００μｍの長さを有してい
る。

【００１３】さらに、上記合成繊維と天然繊維とを種々
の割合で混合したものも同様に使用できる。

【００１４】繊維、特に天然繊維は、毛髪類似の構成を
有するという特徴がある。それは毛髪に付着させ、補強
し、これによって髪型は固定安定化される。これは破壊
力の試験によって確認される。これらの繊維は、好まし
くは８μｍ〜７０μｍの直径を有し、さらに好ましく
は、１０μｍ〜３０μｍの直径を有する。その長さは、
好ましくは２０μｍ〜２０００μｍであり、さらに好ま
しくは１５０μｍ〜７５０μｍである。

【００１５】繊維は化粧品中に、好ましくは０．０１〜
２．５重量パーセント、さらに好ましくは０．０５〜１
重量パーセント含有される。本発明による化粧品は、例
えば、毛髪固定安定化剤、染毛剤、色調剤（調色剤）、
若しくはブロンド化剤の形態で使用され得る。このよう
な化粧品はローション、泡、乳液、ジェル、クリーム、
泡状ジェル、スプレーとして適用される。

【００１６】本発明による化粧品は、さらに毛髪処理剤
として一般的な次のような添加剤を含有させることがで
きる。水や低級脂肪族アルコール（例えばエタノール、
プロパノール、イソプロパノール、若しくはグリセリン
や１，２−プロピレングリコール等のグリコールなど）
のような溶剤；脂肪族アルコール硫化物、アルキルベン
ゼンスルホネート、アルキルトリメチルアンモニウム
塩、湿潤保持剤、アルキルベタイン、オキシエチル化脂
肪族アルコール、オキシエチル化ノニルフェノール、脂
肪酸アルカノールアミド、オキシエチル化脂肪酸エステ
ルのような陰イオン表面活性剤、陽イオン表面活性剤、
両性表面活性剤もしくは非イオン表面活性剤の分類から
成る０．１〜３０重量パーセントの湿潤剤または乳化
剤；０．１〜０．５重量％の香油；約０．２〜５．０重
量パーセントの例えばエチレングリコールジステアレー
トのような混濁剤；約１．０〜１０重量パーセントの例
えば脂肪酸モノアルキロールアミドとエチレングリコー
ルジステアレートとの混合物のような真珠光沢剤；０．
０１〜１．０重量パーセントの例えば２，４，４−トリ
クロル−２−ヒドロキシジフェニルエーテルまたはメチ
ルクロルイソチアゾリンのような殺菌性と抗真菌性のあ
る作用物質；０．２〜３．０重量パーセントの例えばコ
コ椰子脂肪酸ジエタノールアミドのような濃縮剤；０．
１〜１．０重量パーセントの例えばクエン酸ナトリウム
またはリン酸ナトリウムのような緩衝物質；約０．１〜
１．０重量パーセントのエトキシ化ひまし油のような溶
解促進剤；約０．１〜１．０重量パーセントの例えばフ
ルオレセイン−ナトリウム塩のような着色剤；０．１〜
５重量パーセントの例えば植物抽出物、薬草抽出物、タ
ンパク質や絹の加水分解塩、陽イオン樹脂、ラノリン誘
導体のような保護成分；例えばシリコンオイル、シリコ
ンポリマー、シロキサンのような生体適合性のシリコン
誘導体；約０．０１〜２重量パーセントの光保護剤、酸
化防止剤、遊離基捕捉剤、ふけ防止剤；例えばギ酸、グ
リオキシル酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、およびセラッ
ク、陽イオン高分子、陰イオン高分子、非イオン高分
子、両性高分子、水酸化アルキルセルロース、キトサ
ン、キチンもしくはキトサン誘導体のような天然高分
子、改質天然高分子若しくは合成高分子などの生体適合
性の有機酸；直接染める染毛剤、酸化して染める染毛
剤、酸化剤、脂肪族アルコール、光沢剤、ビタミン、可
塑剤、櫛通り改良剤、油塗布剤、起泡剤、並びにフッ素
化炭化水素、ジメチルエーテル、炭化水素および圧縮化
ガスのような推進ガス。

【００１７】ヘアスタイリング製品における繊維添加に
よる固定安定性の向上に基づいて、髪型はより長く、よ
り良く保持される。

【００１８】好ましい実施例においては、本発明による
化粧品は、さらに固定安定化、増粘化させる重合体の群
から選択される少なくとも１種類の天然高分子および／
または合成高分子を含んでいる。この重合体は０．０１
〜２５重量パーセント、好ましくは０．１〜２０重量パ
ーセント添加され、それらは溶解状態、又は分散状態で
存在する。そのような化粧品は安定な重合体の投入によ
って繊維添加された毛髪固定安定剤として使用され得
る。

【００１９】本発明による化粧品は、ガス発生剤の使用
または機械作動のスプレー装置の使用により噴出される
か、泡発生装置を使用して泡として放出され得る。この
場合、特殊バルブが備え付けられる。

【００２０】本発明による化粧品をガス発生剤を使用し
て噴出する場合、ガス発生剤を、好ましくは３〜７５重
量パーセント含んでおり、それは圧力容器に詰められ
る。

【００２１】ガス発生剤としては、例えば、ｎ−ブタ
ン、ｉ−ブタン、プロパン若しくは前記物質の混合物の
ような低級アルカン、ジメチルエーテル、Ｆ１５２
（１，１−ジフルオロエタン）やＦ１３４（テトラフル
オロエタン）のようなフッ素化炭化水素が挙げられ、さ
らに、Ｎ₂ 、Ｎ₂ ＯおよびＣＯ₂並びに先に挙げたガス
発生剤の混合物のような考慮される圧力において、気体
状態にある前記ガス発生剤が適している。

【００２２】機械的なスプレー装置または泡発生装置の
下では、装置はガス発生剤を使用せずに液体の噴出や泡
立てを可能にする。有用な機械的スプレー装置の場合、
例えば粉末用スプレーポンプまたはスプレーバルブを備
えた弾性容器は、その内部に本発明による化粧品が圧力
下で詰めらる。この場合、弾性容器は膨張し、弾性容器
の収縮によってスプレーバルブが開き、化粧品を外部に
連続的に放出して、使用される。

【００２３】本発明による化粧品は髪型の固定安定化の
ために用いられ、次のように使用される。

【００２４】洗髪後にタオルで乾燥した毛髪に、毛髪の
量に応じて、５〜３０g の化粧品を分配する。その後、
毛髪に念入りに櫛を通し、髪型を形成し、乾燥させる。

【００２５】本発明による化粧品は、例えば液状固定安
定化剤、泡状固定安定化剤、ヘアジェル、若しくはヘア
スプレーになり得る。上記化粧品の使用によって、毛髪
の繊維の補強効果に基づいて安定性は向上する。

【００２６】本発明による毛髪色調剤は、０．０５〜３
重量％の着色または無色（白っぽい）の繊維と、さらに
０．０５〜２．０重量％の少なくとも１種類の毛髪に直
接付着する染毛剤とを含んでおり、前記染毛剤は例えば
次の分類から直接毛髪に付着するものが選択され得る。
その分類とは、例えば１，４−ジ−アミノ−２−ニトロ
ベンゼンのような芳香族ニトロ色素、例えばアシッドブ
ラウン４（Ｃ．Ｉ．１４８０５）のようなアゾ色素、例
えばディスパース・バイオレット４（Ｃ．Ｉ．６１１０
５）のようなアントラキノン色素、例えばベーシック・
バイオレット１（Ｃ．Ｉ．４２５３５）のようなトリフ
ェニルメタン色素である。ここで、色素はその置換基の
種類に応じて酸性、非イオン性、アルカリ性を持つこと
ができ、例えばヘンナやレングのような天然染毛剤で
は、発色のために酸化は必要としない。

【００２７】本発明による化粧品で処理した毛髪は、乾
燥状態における良好な強度と、同時に自然に掴んだ際に
おける大きな弾力と、絹光沢を有している。

【００２８】

【実施例】後述の実施例は、本発明の対象をさらに詳し
く説明する。実施例においては次の繊維を使用した。絹繊維（１）：１〜１６０μｍの繊維長を有する絹
繊維（ドイツのＣｒｏｄａ社製のＣｒｏｓｉｌｋＰｏ
ｗｄｅｒ）絹繊維（２）：２００〜７２０μｍの繊維長を有す
る絹繊維（ドイツのInterorgana 社の販売品) 絹繊維（３）：２６０〜１１００μｍの繊維長を有
する絹繊維（ドイツのInterorgana 社の販売品) ポリアミド繊維：１５０〜２０００μｍの繊維長を有
するポリ（ヘキサメチレンアジパミド）（ナイロン６．
６）（ドイツのSTW Schwarzwaelder Textilwerke社の販
売品) ビスコース繊維：１５０〜２０００μｍの繊維長を有
するビスコース繊維（ドイツのREO Flock & Faser 社の
販売品)

【００２９】実施例１毛髪用香料 0.50 g 絹繊維(1) 6.00 g グリセリルステアレート／ポリエチレングリコール−（２０）−セテアリルエーテル 4.00 g ジ第４級ポリジメチルシロキサン（ドイツのGoldschmidt 社のAbil（登録商標）Quat 3272) 2.00 g セチルアルコール 1.36 g クエン酸 0.14 g １，２−ジブロモ−２，４−ジシアノブタン 0.12 g 香料 85.88 g 水 ───── 100.00 g

【００３０】実施例２毛髪洗浄剤 0.75 g ポリアミド繊維 4.00 g セチルステアリルアルコール 1.36 g ＤＬ−２−ピロリドン−５−カルボン酸 0.75 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 0.50 g 香料 0.20 g ドイツのＤｒａｇｏｃｏ社製の植物抽出のＥｘｔｒａｐｏｎ（登録商標）５スペシャル 92.44 g 水 ───── 100.00 g

【００３１】実施例３噴霧式ヘアケア剤 0.15 g 絹繊維（１） 2.00 g ジメチルジアリルアンモニウムクロリド 1.25 g ポリエチレングリコール−（４０）−ソルビタンモノ−パルミテート 1.00 g ＤＬ−２−ピロリドン−５−カルボン酸 0.10 g 香料 0.03 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 15.15 g エタノール 80.32 g 水 ───── 100.00 g

【００３２】実施例４泡状ヘアケア剤 0.40 g 絹繊維（２） 2.00 g アミノ機能性ポリジメチルシロキサンの陽イオン系エマルジョン（ベルギーのＤｏｗＣｏｒｎｉｎｇＥｕｒｏｐｅ社の９２９陽イオン系エマルジョン) 1.30 g クエン酸 0.50 g ヒドロキシプロピルセルロース (M＝1,150,000g/mol) 0.30 g シリコンワックス( ベルギーのＤｏｗＣｏｒｎｉｎｇＥｕｒｏｐｅ社の２５０１コスメティックワックス) 0.20 g 香料 0.25 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 0.15 g Ｄ−ペンタノール 0.10 g エラスチン加水分解物 5.00 g プロペン／ブタン（５．０ｂａｒ） 10.00 g エタノール 79.80 g 水 ───── 100.00 g

【００３３】実施例５：毛髪固定安定化剤 0.10 g 絹繊維（３） 3.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.90 g ギ酸 0.20 g １，２−プロピレングリコール 0.15 g 香料 0.03 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 20.20 g 水 75.42 g エタノール ───── 100.00 g

【００３４】実施例６：毛髪固定安定化剤 0.25 g ポリアミド繊維 0.25 g 絹繊維（２） 3.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.90 g ギ酸 0.20 g １，２−プロピレングリコール 0.15 g 香料 0.03 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 20.00 g 水 75.22 g エタノール ───── 100.00 g

【００３５】実施例７：毛髪固定安定化剤 0.20 g 絹繊維（１） 3.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.90 g ギ酸 0.20 g １，２−プロピレングリコール 0.15 g 香料 0.03 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 20.30 g 水 75.22 g エタノール ────── 100.00 g

【００３６】実施例８：毛髪固定安定化剤 0.10 g ビスコース繊維 3.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.90 g ギ酸 0.20 g １，２−プロピレングリコール 0.15 g 香料 0.03 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 20.20 g 水 75.42 g エタノール ────── 100.00 g

【００３７】実施例９：ＵＶ保護ドライヤーローション 0.15 g 絹繊維（２） 2.15 g ＤＬ−２−ピロリドン−５−カルボン酸 1.50 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 1.25 g ビニルピロリドン／ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体 0.20 g 香料 0.15 g グリセリン（８５パーセント） 0.10 g 2-ヒドロキシ-4- メトキシベンゾフェノン 42.90 g 水 51.60 g エタノール ────── 100.00 g

【００３８】実施例１０：毛髪手入れ用固定安定化ローション 0.25 g 絹繊維（３） 4.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 1.20 g ＤＬ−２−ピロリドン−５−カルボン酸 0.40 g ４０ｍｏｌのエチレンオキシドでエトキシ化した水素添加ひまし油 0.20 g 香料 93.95 g 水 ────── 100.00 g

【００３９】実施例１１：強い固定安定性を有する泡状固定安定化剤 0.2 g ポリアミド繊維 5.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.60 g ＤＬ−２−ピロリドン−５−カルボン酸 0.45 g グリセリルラウレート 0.15 g 香料 0.06 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 5.00 g プロパン／ブタン（５．０ｂａｒ） 10.40 g エタノール 77.74 g 水 ────── 100.00 g

【００４０】実施例１２：泡状固定安定化剤 0.10 g 絹繊維（３） 1.80 g キトサン 1.10 g ギ酸 0.20 g １，２−プロピレングリコール 0.20 g 香料 0.10 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 6.00 g プロパン／ブタン（５．０ｂａｒ） 10.20 g エタノール 80.30 g 水 ────── 100.00 g

【００４１】実施例１３：泡状固定安定化剤 0.25 g ビスコース繊維 3.15 g ポリビニルピロリドン 1.60 g クエン酸 0.60 g ４０ｍｏｌエチレンオキシドでエトキシ化した水素添加ひまし油 0.22 g デシルポリグルコシド 0.20 g ビニルピロリドン／メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド 0.20 g 香料 6.00 g プロパン／ブタン（５．０ｂａｒ） 87.78 g 水 ────── 100.00 g

【００４２】実施例１４：カール用泡状固定安定化剤 0.05 g 絹繊維（２） 2.20 g ビニルイミダゾーリウムメソクロリド／１−ビニル−２−ピロリドン共重合体 1.00 g グルコースシロップ 0.70 g オレイル−ポリエチレングリコール−（２００）−エーテル 0.60 g クエン酸 0.10 g 香料 7.00 g プロパン／ブタン（５．０ｂａｒ） 10.20 g エタノール 78.15 g 水 ────── 100.00 g

【００４３】実施例１５：手入れ用泡状固定安定化剤 0.2 g 絹繊維（３） 6.0 g ビニルカプロラクタム／ビニルピロリドン／ジメチルアミノエチルメタクリレート三重合体 0.6 g ギ酸 0.2 g セチルトリメチルアンモニウムクロリド 0.2 g ４５ｍｏｌエチレンオキシドでエトキシ化した水素添加ひまし油 0.2 g 香料 96.0 g 水 ────── 100.00 g この混合物は９４：６の比率でプロパン／ブタン−推進
ガス混合物とともに詰められる。

【００４４】実施例１６：着色固定安定化剤 0.23 g 絹繊維（１） 2.50 g 酢酸ビニル／クロトン酸／ポリグリコール共重合体 0.20 g 香料 0.07 g １−アミノ−４−（２’，３’−ジヒドロキシプロピル）アミノ−５−クロル−２−ニトロベンゼン 0.05 g ベーシック・ブラウン１７（Ｃ．Ｉ．１２２５１） 0.01 g ベーシック・ブルー７（Ｃ．Ｉ．４２５９５） 0.0023 g ベーシック・バイオレット１４（Ｃ．Ｉ．４２５１０） 46.94 g 水 50.00 g エタノール ────── 100.00 g

【００４５】実施例１７：強い固定安定性を有するヘアスプレー 0.15 g 絹繊維（３） 5.00 g ｔ−オクチルアクリルアミド／アクリル酸／ｔ−ブチル−アミノエチルメタクリレート三重合体 0.58 g ２−アミノ−２−メチル−１−プロパノール 0.15 g 香料 40.00 g プロパン／ブタン１．５ 54.12 g エタノール ────── 100.00 g

【００４６】実施例１８：ヘアスプレー 0.05 g ポリアミド繊維 3.50 g 酢酸ビニル／クロトン酸／ビニルネオデカノエート三重合体 0.15 g 香料 0.14 g ギ酸 45.00 g ジメチルエーテル 51.16 g エタノール ────── 100.00 g

【００４７】実施例１９：スタイリング−ヘアスプレー 0.10 g 絹繊維（２） 6.50 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.17 g ギ酸 0.10 g 香料 10.67 g ブタン（１．５ｂａｒ） 33.33 g プロパン／ブタン 43.13 g エタノール ───── 100.00 g

【００４８】実施例２０：８０％ＶＯＣ−ヘアスプレー 0.10 g ポリアミド繊維 0.10 g 絹繊維（３） 4.00 g ｔ−ブチルアクリレート／エチルアクリレート／メタクリル酸三重合体 0.72 g ２−アミノ−２−メチル−１−プロパノール 0.20 g シクロ−テトラ（ジメチルシロキサン） 0.05 g 香料 15 00 g 水 39.83 g エタノール 40.00 g ジメチルエーテル ───── 100.00 g

【００４９】実施例２１：ポンプスプレー 0.05 g ポリアミド繊維 4.50 g ｔ−オクチルアクリルアミド／アクリル酸／ｔ−ブチル−アミノエチルメタクリレート三重合体 0.52 g ２−アミノ−２−メチル−１−プロパノール 0.30 g 香料 0.10 g ジメチルシロキサン／エチレングリコール共重合体 6.53 g 水 88.00 g エタノール ────── 100.00 g

【００５０】実施例２２：８０％ＶＯＣ−ポンプスプレー 0.075 g 絹繊維（１） 5.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 0.30 g 香料 0.26 g ギ酸 13.84 g 水 80.525 g エタノール ───── 100.00 g

【００５１】実施例２３：５５％ＶＯＣ−ポンプスプレー 0.10 g ビスコース繊維 3.50 g 酢酸ビニル／クロトン酸共重合体 0.28 g ギ酸 0.20 g 香料 40.23 g 水 55.69 g エタノール ───── 100.00 g

【００５２】実施例２４：ヘアジェル 0.20 g 絹繊維（１） 2.50 g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.80 g ポリオキシエチレン−（２０）−ソルビタンモノパルミテート 0.50 g ポリオキシエチレン−（２５）−ｐ−アミノ安息香酸 0.40 g ギ酸 0.12 g シス−１−（３−クロルアリル）−３，５，７−トリアザ−１−アゾニアアダマンタンクロリド) 0.10 g 香料 23.00 g グリセリン（８６パーセント） 72.38 g 水 ───── 100.00 g

【００５３】実施例２５：固定安定化ヘアスタイリング−ジェル 0.1 g ポリアミド繊維 2.50 g ポリビニルピロリドン 2.00 g ヒドロキシプロピル−グアー 0.80 g ４５ｍｏｌエチレンオキシドでエトキシ化した水素添加ひまし油 0.60 g ＤＬ−２−ピロリドン−５−カルボン酸 0.45 g ナトリウムベンゾエート 0.30 g ヒドロキシエチルセルロース 0.20 g 香料 0.09 g ギ酸ナトリウム 0.05 g 雲母／酸化チタン／酸化スズ−粉末（ドイツのＭｅｒｃｋ社のSoloron （登録商標）Silver Sparkle） 92.91 g 水 ───── 100.00 g

【００５４】実施例２６：毛髪固定安定化液体−ゲル 0.15 g 絹繊維（２） 3.00 g ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体 1.80 g ポリオキシエチレン−（２０）−ソルビタンモノパルミテート 1.35 g ポリエチレングリコール−（４５） 1.05 g ヒドロキシエチルセルロース 1.00 g クエン酸 0.20 g １，２−ジブロモ−２，４- ジシアノブタン 0.20 g 香料 91.25 g 水 ────── 100.00 g

【００５５】上述した全てのパーセント数は、他に注釈
を加えていない限り、重量パーセントを示している。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ハンス‐ユルゲンティッツェドイツ連邦共和国、64401 グロス‐ビーベラウ、ペスタロッツィシュトラーセ 35 (72)発明者カーリンシュタインブレヒトドイツ連邦共和国、64372 オーベル‐ラムシュタット、シュタインブルヒヴェーク 15 (72)発明者ズーザンネビルケルドイツ連邦共和国、64380 ロスドルフ、フェーゼンドルフリンク 36

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】髪型の処理、形成若しくは手入れ用の化
粧品の製造における少なくとも１種類の非水溶性の合成
繊維若しくは天然繊維又はこれらの混合物の使用。
【請求項２】前記繊維は、ビスコース繊維、ポリエス
テル繊維、ポリアミド繊維、絹繊維、セルロース繊維、
亜麻繊維、リンネル繊維、羊毛繊維、若しくは綿繊維か
ら成る群から選択されることを特徴とする請求項１に記
載の使用。
【請求項３】前記繊維は、２０〜２０００μｍの長さ
と、８〜７０μｍの直径とを有することを特徴とする請
求項１または２に記載の使用。
【請求項４】１〜１１００μｍの長さを有する絹繊維
が使用されることを特徴とする請求項１または２に記載
の使用。
【請求項５】１５０〜２０００μｍの長さを有するポ
リアミド繊維が使用されることを特徴とする請求項１〜
３のいずれか１項に記載の使用。
【請求項６】前記繊維は、化粧品中に０．０１〜２．
５重量パーセント量含有されていることを特徴とする請
求項１〜５のいずれか１項に記載の使用。
【請求項７】前記化粧品は、さらに少なくとも１種類
の増粘化または毛髪固定安定化させる天然高分子または
合成高分子を含むことを特徴とする請求項１〜６のいず
れか１項に記載の使用。
【請求項８】髪型の処理、形成若しくは保護のための
少なくとも１種類の非水溶性の合成繊維または天然繊維
の使用。