JPH10114232A - 移動農機における操作レバー切換機構 - Google Patents
移動農機における操作レバー切換機構Info
- Publication number
- JPH10114232A JPH10114232A JP29768597A JP29768597A JPH10114232A JP H10114232 A JPH10114232 A JP H10114232A JP 29768597 A JP29768597 A JP 29768597A JP 29768597 A JP29768597 A JP 29768597A JP H10114232 A JPH10114232 A JP H10114232A
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- Japan
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- lever
- guide plate
- operation lever
- switching
- safety switch
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作レバーの中立位置でのエンジン始動安全
スイッチの作動を確実に行わしめることができる操作レ
バー切換機構を提供する。 【解決手段】 操作レバー9の変速切換位置を規制する
切換案内板15を位置調整自在に取付けると共に、その
一部を折曲してスイッチ取付け部21を形成し、該スイ
ッチ取付け部21には、エンジン始動安全スイッチ22
をその検知作動子22aが切換案内板15の中立位置保
持段差部18に臨むように取付ける。
スイッチの作動を確実に行わしめることができる操作レ
バー切換機構を提供する。 【解決手段】 操作レバー9の変速切換位置を規制する
切換案内板15を位置調整自在に取付けると共に、その
一部を折曲してスイッチ取付け部21を形成し、該スイ
ッチ取付け部21には、エンジン始動安全スイッチ22
をその検知作動子22aが切換案内板15の中立位置保
持段差部18に臨むように取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機、トラクタ等の
移動農機における操作レバー切換機構に係り、特に、操
作レバーの切換位置を規制する段差部と始動安全スイッ
チとを切換案内板に一体的に形成取着し、始動安全スイ
ッチの作動位置調整を伴うことなく、操作レバーの切換
位置調整を容易に行うことができると共に、操作レバー
中立位置での始動安全スイッチの作動を確実に行わしめ
ることができる移動農機における操作レバー切換機構に
関するものである。
移動農機における操作レバー切換機構に係り、特に、操
作レバーの切換位置を規制する段差部と始動安全スイッ
チとを切換案内板に一体的に形成取着し、始動安全スイ
ッチの作動位置調整を伴うことなく、操作レバーの切換
位置調整を容易に行うことができると共に、操作レバー
中立位置での始動安全スイッチの作動を確実に行わしめ
ることができる移動農機における操作レバー切換機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、田植機、トラクタ等の移動農機で
は、操作レバーの基端部を支持軸に回動自在に枢着し、
かつ上記操作レバーの上部を、切換案内板に連接形成し
た複数の段差部に適宜係合させて変速機構の作動および
中立状態を切り換えると共に、上記操作レバーの中立位
置保持段差部への係合に連繋して始動安全スイッチを作
動させ、中立位置保持段差部以外の段差部に操作レバー
が係合している場合には、エンジンの始動が行えないよ
うに構成して始動時の安全性を向上させたものが知られ
ている。ところが、この種の操作レバー切換機構では、
始動安全スイッチを別部材を介して切換案内板に装着
し、操作レバーの中立位置保持段差部への係合時に、始
動安全スイッチの検知作動子を操作レバーの主杆部に当
接させてエンジン始動機構を作動状態に切り換えるも
の、あるいは上記主杆部に始動安全スイッチを段差部に
対向して取着し、切換案内板側に設けた当接プレートに
検知作動子を当接させてエンジン始動機構を作動状態に
切り換えるもの、等の構成であるため、何れの構成にお
いても操作レバーの切換係合位置調整と、始動安全スイ
ッチの取付けに伴う検知作動子の作動位置調整とを連繋
して行う、という高度の調整技術を必要とするばかりで
なく、機体の振動、衝撃等により始動安全スイッチの取
付けが緩んで中立位置の検知が不完全になったり、ある
いは操作レバーの段差部への係合が不確実となって誤操
作を誘発してしまう、という欠点を有するものであっ
た。
は、操作レバーの基端部を支持軸に回動自在に枢着し、
かつ上記操作レバーの上部を、切換案内板に連接形成し
た複数の段差部に適宜係合させて変速機構の作動および
中立状態を切り換えると共に、上記操作レバーの中立位
置保持段差部への係合に連繋して始動安全スイッチを作
動させ、中立位置保持段差部以外の段差部に操作レバー
が係合している場合には、エンジンの始動が行えないよ
うに構成して始動時の安全性を向上させたものが知られ
ている。ところが、この種の操作レバー切換機構では、
始動安全スイッチを別部材を介して切換案内板に装着
し、操作レバーの中立位置保持段差部への係合時に、始
動安全スイッチの検知作動子を操作レバーの主杆部に当
接させてエンジン始動機構を作動状態に切り換えるも
の、あるいは上記主杆部に始動安全スイッチを段差部に
対向して取着し、切換案内板側に設けた当接プレートに
検知作動子を当接させてエンジン始動機構を作動状態に
切り換えるもの、等の構成であるため、何れの構成にお
いても操作レバーの切換係合位置調整と、始動安全スイ
ッチの取付けに伴う検知作動子の作動位置調整とを連繋
して行う、という高度の調整技術を必要とするばかりで
なく、機体の振動、衝撃等により始動安全スイッチの取
付けが緩んで中立位置の検知が不完全になったり、ある
いは操作レバーの段差部への係合が不確実となって誤操
作を誘発してしまう、という欠点を有するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、操作レバーの切換案
内板に始動安全スイッチを取付ける取付け部を一体的に
形成し、該始動安全スイッチの取付けに伴う操作レバー
の検知位置調整を不要にすると共に、操作レバーの中立
位置を確実に保持した状態で、始動安全スイッチの作動
を正確に行うことができる移動農機における操作レバー
切換機構を提供しようとするものである。
実状に鑑み、従来の欠点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、操作レバーの切換案
内板に始動安全スイッチを取付ける取付け部を一体的に
形成し、該始動安全スイッチの取付けに伴う操作レバー
の検知位置調整を不要にすると共に、操作レバーの中立
位置を確実に保持した状態で、始動安全スイッチの作動
を正確に行うことができる移動農機における操作レバー
切換機構を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明が採用した技術的手段は、操作レバーに対向して切
換案内板を設け、該切換案内板に操作レバーの変速切換
方向に沿う中立位置保持段差部と変速位置保持段差部と
を連接形成し、また、前記操作レバーを変速切換方向に
直交する段差部側に付勢し、前記段差部の何れかに操作
レバーを係合させて操作レバーの変速切換位置を規制し
てなる移動農機において、前記切換案内板は、操作レバ
ーの基部を覆うレバーガイドに対して操作レバーの変速
切換方向に沿って位置調整自在に取付けると共に、その
一部を折曲してスイッチ取付け部を形成し、また、該ス
イッチ取付け部には、エンジン始動安全スイッチをその
検知作動子が切換案内板の中立位置保持段差部に臨むよ
うに取付けてあることを特徴とするものである。
発明が採用した技術的手段は、操作レバーに対向して切
換案内板を設け、該切換案内板に操作レバーの変速切換
方向に沿う中立位置保持段差部と変速位置保持段差部と
を連接形成し、また、前記操作レバーを変速切換方向に
直交する段差部側に付勢し、前記段差部の何れかに操作
レバーを係合させて操作レバーの変速切換位置を規制し
てなる移動農機において、前記切換案内板は、操作レバ
ーの基部を覆うレバーガイドに対して操作レバーの変速
切換方向に沿って位置調整自在に取付けると共に、その
一部を折曲してスイッチ取付け部を形成し、また、該ス
イッチ取付け部には、エンジン始動安全スイッチをその
検知作動子が切換案内板の中立位置保持段差部に臨むよ
うに取付けてあることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の作用】したがって、本発明によれば、煩わしい
調整作業を要することなく操作レバーを円滑かつ確実に
切換操作することができると共に、エンジン始動安全ス
イッチの作動を正確に行うことができ、作業の安全性を
向上させることができる。
調整作業を要することなく操作レバーを円滑かつ確実に
切換操作することができると共に、エンジン始動安全ス
イッチの作動を正確に行うことができ、作業の安全性を
向上させることができる。
【0006】
【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例に基
づいて詳細に説明する。図1において、1は農用トラク
タの機体であり、該機体1は前後に前輪2,2および後
輪3,3を軸支した機体フレーム4からなり、該機体フ
レーム4の前部にボンネット5を備え、かつ後部には運
転席6が設けられている。7は運転ハンドル、8は主ス
イッチ8aを備えた操作パネルである。上記運転席6の
左側方には、操作レバー9が機体フレーム4に枢設され
たリンク機構10に連動連結されて操作レバー切換機構
11が形成されており、上記操作レバー9の前後傾倒操
作により図示しない変速切換機構の切換作動、非作動状
態を切換えるようになっている。上記操作レバー9は、
図2ないし図4に示す如く、板体で形成した主杆部9a
の上端に把持部12を取着し、かつ該操作レバー9の基
端部9bを支持軸13を介してリンク機構10の接続ロ
ッド10aに連動連結し、常時は矢印A方向に付勢され
ていると共に、上記操作レバー9の主杆部9aは、運転
席6に並設されたレバーガイド14に包覆されており、
該レバーガイド14の上面14aおよび側面14bに面
接して切換案内板15が設けられている。
づいて詳細に説明する。図1において、1は農用トラク
タの機体であり、該機体1は前後に前輪2,2および後
輪3,3を軸支した機体フレーム4からなり、該機体フ
レーム4の前部にボンネット5を備え、かつ後部には運
転席6が設けられている。7は運転ハンドル、8は主ス
イッチ8aを備えた操作パネルである。上記運転席6の
左側方には、操作レバー9が機体フレーム4に枢設され
たリンク機構10に連動連結されて操作レバー切換機構
11が形成されており、上記操作レバー9の前後傾倒操
作により図示しない変速切換機構の切換作動、非作動状
態を切換えるようになっている。上記操作レバー9は、
図2ないし図4に示す如く、板体で形成した主杆部9a
の上端に把持部12を取着し、かつ該操作レバー9の基
端部9bを支持軸13を介してリンク機構10の接続ロ
ッド10aに連動連結し、常時は矢印A方向に付勢され
ていると共に、上記操作レバー9の主杆部9aは、運転
席6に並設されたレバーガイド14に包覆されており、
該レバーガイド14の上面14aおよび側面14bに面
接して切換案内板15が設けられている。
【0007】上記切換案内板15は、レバーガイド14
の側面14bに穿設された長孔16,16に、取付けボ
ルト17,17を介して固定位置調整自在に螺着されて
おり、また、上面には中立位置保持段差部18と変速位
置保持段差部19とを連接形成してなる摺動嵌合孔20
が穿設されている。更に、上記中立位置保持段差部18
の後方にはスイッチ取付け部21が一体的に折曲形成さ
れており、該スイッチ取付け部21に始動安全スイッチ
22がその検知作動子22aを中立位置保持段差部18
側に臨ませて取着されていると共に、前記主杆部9aに
は、上記検知作動子22aの当接位置に対応してプレー
ト23が主杆部9aに直交状に取着されている。
の側面14bに穿設された長孔16,16に、取付けボ
ルト17,17を介して固定位置調整自在に螺着されて
おり、また、上面には中立位置保持段差部18と変速位
置保持段差部19とを連接形成してなる摺動嵌合孔20
が穿設されている。更に、上記中立位置保持段差部18
の後方にはスイッチ取付け部21が一体的に折曲形成さ
れており、該スイッチ取付け部21に始動安全スイッチ
22がその検知作動子22aを中立位置保持段差部18
側に臨ませて取着されていると共に、前記主杆部9aに
は、上記検知作動子22aの当接位置に対応してプレー
ト23が主杆部9aに直交状に取着されている。
【0008】叙上の如き構成において、図示しない変速
切換機構を切換作動状態に切換える場合、まず操作レバ
ー9を切換案内板15の摺動嵌合孔20内前方に傾倒さ
せて変速位置保持段差部19に操作レバー9の主杆部9
aを係合させる。この時、上記操作レバー9は、矢印A
方向に付勢されているため、変速位置保持段差部19へ
の係合が保持されて、図示しない断続クラッチによる変
速機構の切換操作を行うことができる。また、操作レバ
ー9を該操作レバー9の矢印A方向への付勢に抗して摺
動嵌合孔20内を後方に摺動させると、上記操作レバー
9は中立位置保持段差部18に係合され、図示しない変
速機構は断続クラッチの入切操作にかかわらず中立位置
を保持することになる。
切換機構を切換作動状態に切換える場合、まず操作レバ
ー9を切換案内板15の摺動嵌合孔20内前方に傾倒さ
せて変速位置保持段差部19に操作レバー9の主杆部9
aを係合させる。この時、上記操作レバー9は、矢印A
方向に付勢されているため、変速位置保持段差部19へ
の係合が保持されて、図示しない断続クラッチによる変
速機構の切換操作を行うことができる。また、操作レバ
ー9を該操作レバー9の矢印A方向への付勢に抗して摺
動嵌合孔20内を後方に摺動させると、上記操作レバー
9は中立位置保持段差部18に係合され、図示しない変
速機構は断続クラッチの入切操作にかかわらず中立位置
を保持することになる。
【0009】このような操作レバー切換機構11の切換
操作で、機体1のエンジン始動を行う際には、操作レバ
ー9を一旦切換案内板15の中立位置保持段差部18側
に傾倒させる。この時、上記操作レバー9の主杆部9a
に設けたプレート23が始動安全スイッチ22の検知作
動子22aに当接して、上記始動安全スイッチ22が閉
成され、図示しないエンジン始動機構を始動可能状態に
切り換えると共に、操作レバー9は、プレート23によ
る検知作動子22aの当接状態を保持したまま中立位置
保持段差部18側に付勢されて係合状態を維持すること
になる。然る後、操作パネル8に設けられた主スイッチ
8aによりエンジン始動を行えば、不用意に機体1が動
き出すような危惧もなく安全なエンジン始動を行うこと
ができる。
操作で、機体1のエンジン始動を行う際には、操作レバ
ー9を一旦切換案内板15の中立位置保持段差部18側
に傾倒させる。この時、上記操作レバー9の主杆部9a
に設けたプレート23が始動安全スイッチ22の検知作
動子22aに当接して、上記始動安全スイッチ22が閉
成され、図示しないエンジン始動機構を始動可能状態に
切り換えると共に、操作レバー9は、プレート23によ
る検知作動子22aの当接状態を保持したまま中立位置
保持段差部18側に付勢されて係合状態を維持すること
になる。然る後、操作パネル8に設けられた主スイッチ
8aによりエンジン始動を行えば、不用意に機体1が動
き出すような危惧もなく安全なエンジン始動を行うこと
ができる。
【0010】また、上記操作レバー9の切換位置を調整
する場合は、取付けボルト17,17を緩め、レバーガ
イド14の側面14bに穿設された長孔16,16に沿
って切換案内板15を前後に移動させることにより、容
易に切換位置を調整することができ、更に始動安全スイ
ッチ22は、上記切換案内板15に一体的に形成された
スイッチ取付け部21に取着されているので、切換案内
板15の固定位置を変更しても操作レバー9と始動安全
スイッチ22の検知作動子22aとの位置関係は変化せ
ず、したがって、操作レバー9の切換位置調整に伴う始
動安全スイッチ22の作動位置調整が不要となり、調整
作業を簡素化し、安全かつ確実な操作レバー9の切換を
行うことができる。
する場合は、取付けボルト17,17を緩め、レバーガ
イド14の側面14bに穿設された長孔16,16に沿
って切換案内板15を前後に移動させることにより、容
易に切換位置を調整することができ、更に始動安全スイ
ッチ22は、上記切換案内板15に一体的に形成された
スイッチ取付け部21に取着されているので、切換案内
板15の固定位置を変更しても操作レバー9と始動安全
スイッチ22の検知作動子22aとの位置関係は変化せ
ず、したがって、操作レバー9の切換位置調整に伴う始
動安全スイッチ22の作動位置調整が不要となり、調整
作業を簡素化し、安全かつ確実な操作レバー9の切換を
行うことができる。
【0011】なお、本実施例では、切換案内板15側に
始動安全スイッチ22を取着し、操作レバー9の前後傾
倒操作に伴ってプレート23により上記始動安全スイッ
チ22の検知作動子22aを作動させるように構成した
ものを示したが、図5ないし図7に示す如く、操作レバ
ー9の主杆部9aに始動安全スイツチ22を設け、かつ
切換案内板15側に当接プレート24を一体的に折曲形
成して、上記操作レバー9の中立位置保持段差部18へ
の係合操作に連繋して始動安全スイッチ22を作動させ
るように構成しても同様の効果を得ることができる。
始動安全スイッチ22を取着し、操作レバー9の前後傾
倒操作に伴ってプレート23により上記始動安全スイッ
チ22の検知作動子22aを作動させるように構成した
ものを示したが、図5ないし図7に示す如く、操作レバ
ー9の主杆部9aに始動安全スイツチ22を設け、かつ
切換案内板15側に当接プレート24を一体的に折曲形
成して、上記操作レバー9の中立位置保持段差部18へ
の係合操作に連繋して始動安全スイッチ22を作動させ
るように構成しても同様の効果を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】これを要するに、本発明は、操作レバー
の変速切換位置を規制する切換案内板を、レバーガイド
に対して操作レバーの変速切換方向に沿って位置調整自
在に取付けると共に、その一部を折曲してスイッチ取付
け部を形成し、また、該スイッチ取付け部には、エンジ
ン始動安全スイッチをその検知作動子が切換案内板の中
立位置保持段差部に臨むように取付けたから、操作レバ
ー切換機構の調整作業を行う際、レバーガイドに対して
切換案内板を操作レバーの変速切換方向に沿って位置調
整するだけで各変速切換位置に対応して操作レバーが切
換案内板の段差部に適正に係合させることができ、不測
な変速外れ等を未然に防止して安全に作業を行うことが
できる。また、このように操作レバー切換機構の調整作
業を行うと、エンジン始動安全スイッチは予め切換案内
板のスイッチ取付け部に取付けられているので、改めて
操作レバーと始動安全スイッチの調整作業を行う必要が
なく、切換案内板の中立位置保持段差部への操作レバー
の係合状態で始動安全スイッチを正確に作動させて、エ
ンジンを安全に始動させることができる。しかも、始動
安全スイッチの取付け部は切換案内板の一部を折曲して
一体形成してあるので、始動安全スイッチを安価に取付
けることができると共に、機体の振動、衝撃等によって
始動安全スイッチの取付け位置が変化することがないと
いう極めて有用な効果を奏するものである。
の変速切換位置を規制する切換案内板を、レバーガイド
に対して操作レバーの変速切換方向に沿って位置調整自
在に取付けると共に、その一部を折曲してスイッチ取付
け部を形成し、また、該スイッチ取付け部には、エンジ
ン始動安全スイッチをその検知作動子が切換案内板の中
立位置保持段差部に臨むように取付けたから、操作レバ
ー切換機構の調整作業を行う際、レバーガイドに対して
切換案内板を操作レバーの変速切換方向に沿って位置調
整するだけで各変速切換位置に対応して操作レバーが切
換案内板の段差部に適正に係合させることができ、不測
な変速外れ等を未然に防止して安全に作業を行うことが
できる。また、このように操作レバー切換機構の調整作
業を行うと、エンジン始動安全スイッチは予め切換案内
板のスイッチ取付け部に取付けられているので、改めて
操作レバーと始動安全スイッチの調整作業を行う必要が
なく、切換案内板の中立位置保持段差部への操作レバー
の係合状態で始動安全スイッチを正確に作動させて、エ
ンジンを安全に始動させることができる。しかも、始動
安全スイッチの取付け部は切換案内板の一部を折曲して
一体形成してあるので、始動安全スイッチを安価に取付
けることができると共に、機体の振動、衝撃等によって
始動安全スイッチの取付け位置が変化することがないと
いう極めて有用な効果を奏するものである。
【図1】操作レバー切換機構の一部切欠き全体側面図で
ある。
ある。
【図2】操作レバー切換機構の要部平面図である。
【図3】同上要部正面図である。
【図4】同上要部側面図である。
【図5】他の実施例を示す要部平面図である。
【図6】同上要部正面図である。
【図7】同上要部側面図である。
9 操作レバー 14 レバーガイド 15 切換案内板 18 中立位置保持段差部 19 変速位置保持段差部 21 スイッチ取付け部 22 始動安全スイッチ 22a 検知作動子
Claims (1)
- 【請求項1】 操作レバー(9) に対向して切換案内板(1
5)を設け、該切換案内板(15)に操作レバー(9) の変速切
換方向に沿う中立位置保持段差部(18)と変速位置保持段
差部(19)とを連接形成し、また、前記操作レバー(9) を
変速切換方向に直交する段差部側に付勢し、前記段差部
(18),(19) の何れかに操作レバー(9)を係合させて操作
レバー(9) の変速切換位置を規制してなる移動農機にお
いて、前記切換案内板(15)は、操作レバー(9) の基部を
覆うレバーガイド(14)に対して操作レバー(9) の変速切
換方向に沿って位置調整自在に取付けると共に、その一
部を折曲してスイッチ取付け部(21)を形成し、また、該
スイッチ取付け部(21)には、エンジン始動安全スイッチ
(22)をその検知作動子(22a) が切換案内板(15)の中立位
置保持段差部(18)に臨むように取付けてあることを特徴
とする移動農機における操作レバー切換機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29768597A JPH10114232A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 移動農機における操作レバー切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29768597A JPH10114232A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 移動農機における操作レバー切換機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10114232A true JPH10114232A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17849829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29768597A Pending JPH10114232A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 移動農機における操作レバー切換機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10114232A (ja) |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP29768597A patent/JPH10114232A/ja active Pending
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