JPH10114129A - プリンタカバーのロック装置 - Google Patents
プリンタカバーのロック装置Info
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- JPH10114129A JPH10114129A JP8269958A JP26995896A JPH10114129A JP H10114129 A JPH10114129 A JP H10114129A JP 8269958 A JP8269958 A JP 8269958A JP 26995896 A JP26995896 A JP 26995896A JP H10114129 A JPH10114129 A JP H10114129A
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- JP
- Japan
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- lock
- cover
- lock plate
- plate
- unlock
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタカバーの開閉時に片手でしかもワン
アクションで操作することができるようにして操作性を
改善する。また、またプリンタカバーが開くときは安全
に開き、プリンタカバーを閉じるときはプリンタカバー
を確実にロックすることができるようにして信頼性を向
上させる。 【解決手段】 カバー側に外力によって回動させられる
ロックプレートを、ベース側にそれと係合するロックピ
ンを設け、カバーを閉じたときにロックプレートとロッ
クピンとを係合させてロックするとともに、ロックプレ
ートにアンロックピンを、ベース側にアンロックピンと
接触しながらロックプレートのロック解除運動に追従す
るアンロックプレートを設け、カバーのロック解除動作
を行ったときにそれらを係合させてロックプレートがロ
ックピンに再係合するのを防ぎ、カバーを押し下げるこ
とによってロックしてアンロックプレートを復帰させ
る。
アクションで操作することができるようにして操作性を
改善する。また、またプリンタカバーが開くときは安全
に開き、プリンタカバーを閉じるときはプリンタカバー
を確実にロックすることができるようにして信頼性を向
上させる。 【解決手段】 カバー側に外力によって回動させられる
ロックプレートを、ベース側にそれと係合するロックピ
ンを設け、カバーを閉じたときにロックプレートとロッ
クピンとを係合させてロックするとともに、ロックプレ
ートにアンロックピンを、ベース側にアンロックピンと
接触しながらロックプレートのロック解除運動に追従す
るアンロックプレートを設け、カバーのロック解除動作
を行ったときにそれらを係合させてロックプレートがロ
ックピンに再係合するのを防ぎ、カバーを押し下げるこ
とによってロックしてアンロックプレートを復帰させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉を必要とする
プリンタカバーを閉じたとき、プリンタカバーを固定し
ておくためのプリンタカバーのロック装置に関する。
プリンタカバーを閉じたとき、プリンタカバーを固定し
ておくためのプリンタカバーのロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来のプリンタカバーのロック装
置の一例を示す正面図、図８は図７の例のロックレバー
の解除時の状態を示す正面図、図９は図７の例のロック
レバーの退避時の状態を示す正面図、図１０は図７の例
のプリンタカバーのロック状態を示す側面図である。
置の一例を示す正面図、図８は図７の例のロックレバー
の解除時の状態を示す正面図、図９は図７の例のロック
レバーの退避時の状態を示す正面図、図１０は図７の例
のプリンタカバーのロック状態を示す側面図である。
【０００３】開閉を必要とするプリンタカバーを閉じた
とき、プリンタカバーを固定しておくための従来のプリ
ンタカバーのロック装置は、例えば実願昭６１−１４０
５６１号（実開昭６３ー４７１６１号公報）のマイクロ
フィルムに開示されているような構成を有している。
とき、プリンタカバーを固定しておくための従来のプリ
ンタカバーのロック装置は、例えば実願昭６１−１４０
５６１号（実開昭６３ー４７１６１号公報）のマイクロ
フィルムに開示されているような構成を有している。
【０００４】すなわち、図７〜図１０おいて、１２はロ
ック用のばね、１３はリンク、１４はロックレバー、１
４ａはロックレバーの上方端、１４ｂはロックレバーの
下方端、１５は開閉用部材、１５ａはノブ、１６はロッ
クレバー１４のためのストッパ、１７は開閉用部材１５
が取り付けられる固定回転支点、１８はロックレバー１
４が取り付けられるねじりばね１９と組み合わされた可
動回転支点、１９はねじりばね、２０および２１は支
点、２２はストッパ、３０は装置のベースプレート、３
１はフックである。
ック用のばね、１３はリンク、１４はロックレバー、１
４ａはロックレバーの上方端、１４ｂはロックレバーの
下方端、１５は開閉用部材、１５ａはノブ、１６はロッ
クレバー１４のためのストッパ、１７は開閉用部材１５
が取り付けられる固定回転支点、１８はロックレバー１
４が取り付けられるねじりばね１９と組み合わされた可
動回転支点、１９はねじりばね、２０および２１は支
点、２２はストッパ、３０は装置のベースプレート、３
１はフックである。
【０００５】図７〜図１０に示すように、開閉用部材１
５は、固定回転支点１７を中心として回転可能であり、
ロックレバー１４は、開閉用部材１５に設けられている
可動回転支点１８を中心として回転可能に取付けられて
いる。開閉用部材１５をノブ１５ａによって斜め上方
（矢印Ｉ方向）に動かすと、ロックレバー１４は固定回
転支点１７に相対的に上方に動き、フック３１から上の
方向に離脱する。開閉用部材１５が更に上方に動くと、
ロックレバー１４の下方端１４ｂがストッパ１６に当接
し、ロックレバー１４は、可動回転支点１８を中心とし
て回動してフック３１の横の方向に移動して離脱する。
開閉用部材１５の動きは、ストッパ２２によって制限さ
れる。左右の２つの開閉用部材１５は、リンク１３によ
って連結されているため、同時に同じ動作をする。
５は、固定回転支点１７を中心として回転可能であり、
ロックレバー１４は、開閉用部材１５に設けられている
可動回転支点１８を中心として回転可能に取付けられて
いる。開閉用部材１５をノブ１５ａによって斜め上方
（矢印Ｉ方向）に動かすと、ロックレバー１４は固定回
転支点１７に相対的に上方に動き、フック３１から上の
方向に離脱する。開閉用部材１５が更に上方に動くと、
ロックレバー１４の下方端１４ｂがストッパ１６に当接
し、ロックレバー１４は、可動回転支点１８を中心とし
て回動してフック３１の横の方向に移動して離脱する。
開閉用部材１５の動きは、ストッパ２２によって制限さ
れる。左右の２つの開閉用部材１５は、リンク１３によ
って連結されているため、同時に同じ動作をする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
プリンタカバーのロック装置は、プリンタカバーがばね
によって自動的に開く構造となっているため、使用者が
プリンタカバーを抑えずに片手のみでロック装置を解除
する操作を行うと、プリンタカバーが勝手に開いて跳ね
上ってしまうことがあり、操作性が悪いという問題点を
有している。また、プリンタカバーを閉じてロックする
とき、プリンタカバーを閉じる動作とプリンタカバーを
ロックする動作とをそれぞれ独立に行う必要があるた
め、プリンタカバーを閉じたがロックするのを忘れるこ
とがあり、そのとき、カバーが半開きの状態になるの
で、信頼性に欠けるという問題点も有している。
プリンタカバーのロック装置は、プリンタカバーがばね
によって自動的に開く構造となっているため、使用者が
プリンタカバーを抑えずに片手のみでロック装置を解除
する操作を行うと、プリンタカバーが勝手に開いて跳ね
上ってしまうことがあり、操作性が悪いという問題点を
有している。また、プリンタカバーを閉じてロックする
とき、プリンタカバーを閉じる動作とプリンタカバーを
ロックする動作とをそれぞれ独立に行う必要があるた
め、プリンタカバーを閉じたがロックするのを忘れるこ
とがあり、そのとき、カバーが半開きの状態になるの
で、信頼性に欠けるという問題点も有している。
【０００７】本発明の目的は、上述のような従来のプリ
ンタカバーのロック装置の問題点を解消し、プリンタカ
バーの開閉時の操作性を改善し、しかもプリンタカバー
を閉じたときにプリンタカバーを確実にロックすること
ができるために信頼性の優れたプリンタカバーのロック
装置を提供することにあり、このため、プリンタカバー
を開けるときは、片手でしかもワンアクションで操作す
ることができ、そのときプリンタカバーが安全に開き、
しかもロックが解除されるとプリンタカバーが確実に開
き、また、プリンタカバーを閉じるときは、片手で操作
することができ、しかもプリンタカバーを確実にロック
できるため、ロック忘れを防止することができるように
したものである。
ンタカバーのロック装置の問題点を解消し、プリンタカ
バーの開閉時の操作性を改善し、しかもプリンタカバー
を閉じたときにプリンタカバーを確実にロックすること
ができるために信頼性の優れたプリンタカバーのロック
装置を提供することにあり、このため、プリンタカバー
を開けるときは、片手でしかもワンアクションで操作す
ることができ、そのときプリンタカバーが安全に開き、
しかもロックが解除されるとプリンタカバーが確実に開
き、また、プリンタカバーを閉じるときは、片手で操作
することができ、しかもプリンタカバーを確実にロック
できるため、ロック忘れを防止することができるように
したものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタカバー
のロック装置は、カバー側に外力によって回動させられ
るロックプレートを設け、ベース側に前記ロックプレー
トと係合するロックピンを設け、前記カバーを閉じたと
きに前記ロックプレートと前記ロックピンとを係合させ
て前記カバーをロックできるようにするとともに、前記
ロックプレートにアンロックピンを設け、前記ベース側
に前記アンロックピンと接触しながら前記ロックプレー
トのロック解除運動に追従する前記アンロックプレート
を設け、前記カバーのロック解除動作を行ったときに前
記アンロックプレートと前記アンロックピンとを係合さ
せることによって前記ロックプレートが前記ロックピン
に再度係合するのを防止し、開かれている前記カバーを
押し下げることによって前記ロックプレートと前記ロッ
クピンとを係合させて前記カバーをロックすると共に、
前記アンロックピンによって前記アンロックプレートを
復帰させるようにしたものであり、前記ロックプレート
を回動させる手段として、前記ロックプレートの頂部を
押下するロック解除ボタンを設けるか、または、前記ロ
ックプレートの頂部を前記カバーから突出させたもので
ある。
のロック装置は、カバー側に外力によって回動させられ
るロックプレートを設け、ベース側に前記ロックプレー
トと係合するロックピンを設け、前記カバーを閉じたと
きに前記ロックプレートと前記ロックピンとを係合させ
て前記カバーをロックできるようにするとともに、前記
ロックプレートにアンロックピンを設け、前記ベース側
に前記アンロックピンと接触しながら前記ロックプレー
トのロック解除運動に追従する前記アンロックプレート
を設け、前記カバーのロック解除動作を行ったときに前
記アンロックプレートと前記アンロックピンとを係合さ
せることによって前記ロックプレートが前記ロックピン
に再度係合するのを防止し、開かれている前記カバーを
押し下げることによって前記ロックプレートと前記ロッ
クピンとを係合させて前記カバーをロックすると共に、
前記アンロックピンによって前記アンロックプレートを
復帰させるようにしたものであり、前記ロックプレート
を回動させる手段として、前記ロックプレートの頂部を
押下するロック解除ボタンを設けるか、または、前記ロ
ックプレートの頂部を前記カバーから突出させたもので
ある。
【０００９】すなわち、本発明のプリンタカバーのロッ
ク装置は、カバーに設けたシャフトを支点として回動し
下端部に爪部を有するロックプレートと、前記ロックプ
レートに固着したアンロックピンと、ベースに設けられ
て前記カバーを閉じたときに前記ロックプレートの前記
爪部と係合することによって前記カバーをロックするロ
ックピンと、前記ロックピンを支点として回動し前記ロ
ックプレートを回動させて前記爪部と前記ロックプレー
トとの係合を解除したとき前記アンロックピンと係合し
て前記ロックプレートの前記爪部が前記ロックプレート
と再係合するのを防止する切欠き部を先端に有するアン
ロックプレートと、前記アンロックプレートを前記アン
ロックピンに対して付勢するトーションスプリングと、
前記ベースに設けられ前記カバーを開いたときに前記ア
ンロックプレートの運動を阻止するアンロックストッパ
と、前記ロックプレートを前記ロックピンの方に付勢す
るスプリングとを備え、更に、押下することによって前
記ロックプレートを回動させるロック解除ボタンを前記
カバーに設けるか、または、前記ロックプレートの頂部
を延長して前記カバーの外に突出させたものである。
ク装置は、カバーに設けたシャフトを支点として回動し
下端部に爪部を有するロックプレートと、前記ロックプ
レートに固着したアンロックピンと、ベースに設けられ
て前記カバーを閉じたときに前記ロックプレートの前記
爪部と係合することによって前記カバーをロックするロ
ックピンと、前記ロックピンを支点として回動し前記ロ
ックプレートを回動させて前記爪部と前記ロックプレー
トとの係合を解除したとき前記アンロックピンと係合し
て前記ロックプレートの前記爪部が前記ロックプレート
と再係合するのを防止する切欠き部を先端に有するアン
ロックプレートと、前記アンロックプレートを前記アン
ロックピンに対して付勢するトーションスプリングと、
前記ベースに設けられ前記カバーを開いたときに前記ア
ンロックプレートの運動を阻止するアンロックストッパ
と、前記ロックプレートを前記ロックピンの方に付勢す
るスプリングとを備え、更に、押下することによって前
記ロックプレートを回動させるロック解除ボタンを前記
カバーに設けるか、または、前記ロックプレートの頂部
を延長して前記カバーの外に突出させたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１１】図１は本発明の第一の実施形態を示す側面
図、図２は図１の実施形態においてロック解除ボタンを
押下している途中の状態を示す側面図、図３は図１の実
施形態においてロック解除ボタンを押下し終った状態を
示す側面図、図４は図１の実施形態においてプリンタカ
バーが開いた状態を示す側面図、図５は図１の実施形態
においてプリンタカバーを閉じるときの状態を示す側面
図である。
図、図２は図１の実施形態においてロック解除ボタンを
押下している途中の状態を示す側面図、図３は図１の実
施形態においてロック解除ボタンを押下し終った状態を
示す側面図、図４は図１の実施形態においてプリンタカ
バーが開いた状態を示す側面図、図５は図１の実施形態
においてプリンタカバーを閉じるときの状態を示す側面
図である。
【００１２】図１に示すように、プリンタカバー（カバ
ー）１は、通常の状態においては閉じられている。カバ
ー１の上部にはロック解除ボタン（解除ボタン）２が設
けられており、この解除ボタン２を押下することによっ
てカバー１を矢印Ａ方向に開く。カバー１を閉じるとき
は、カバー１そのものを押してカバー１を矢印Ａ方向と
反対方向に押し下げることによって閉じる。
ー）１は、通常の状態においては閉じられている。カバ
ー１の上部にはロック解除ボタン（解除ボタン）２が設
けられており、この解除ボタン２を押下することによっ
てカバー１を矢印Ａ方向に開く。カバー１を閉じるとき
は、カバー１そのものを押してカバー１を矢印Ａ方向と
反対方向に押し下げることによって閉じる。
【００１３】解除ボタン２の下面から下方に突出してい
る突起部２ａは、ロックプレート３の上端部から上方に
突出している突出部３ａと接触しており、ロックプレー
ト３は、カバー１に設けてあるロックプレートシャフト
５によって回動自在に保持されており、ロックプレート
３にはスプリング４が装着されている。従って、解除ボ
タン２を押下することによって突出部３ａを介してスプ
リング４の力に抗してロックプレート３を回動させるこ
とができる。ロックプレート３の下部には、側辺の一部
を切欠いて爪部３ｂが形成されており、この爪部３ｂ
は、ベース８のアンロックストッパ９に設けてあるロッ
クピン１０と係合している。このロックプレート３の爪
部３ｂとアンロックストッパ９のロックピン１０との係
合によってカバー１を閉じた状態がロックされて保持さ
れる。
る突起部２ａは、ロックプレート３の上端部から上方に
突出している突出部３ａと接触しており、ロックプレー
ト３は、カバー１に設けてあるロックプレートシャフト
５によって回動自在に保持されており、ロックプレート
３にはスプリング４が装着されている。従って、解除ボ
タン２を押下することによって突出部３ａを介してスプ
リング４の力に抗してロックプレート３を回動させるこ
とができる。ロックプレート３の下部には、側辺の一部
を切欠いて爪部３ｂが形成されており、この爪部３ｂ
は、ベース８のアンロックストッパ９に設けてあるロッ
クピン１０と係合している。このロックプレート３の爪
部３ｂとアンロックストッパ９のロックピン１０との係
合によってカバー１を閉じた状態がロックされて保持さ
れる。
【００１４】アンロックストッパ９には、ロックピン１
０を支点として回動自在にアンロックプレート７が設け
られている。アンロックプレート７には、アンロックプ
レート７に対して時計方向（矢印Ｂ方向）の回転力を与
えるトーションスプリング１１が装架されており、この
ためアンロックプレート７は、ロックプレート３に設け
てあるアンロックピン６と接触して停止している。
０を支点として回動自在にアンロックプレート７が設け
られている。アンロックプレート７には、アンロックプ
レート７に対して時計方向（矢印Ｂ方向）の回転力を与
えるトーションスプリング１１が装架されており、この
ためアンロックプレート７は、ロックプレート３に設け
てあるアンロックピン６と接触して停止している。
【００１５】次に上述のように構成したプリンタカバー
のロック装置の動作について、図２〜図５を参照して説
明する。
のロック装置の動作について、図２〜図５を参照して説
明する。
【００１６】図２に示すように、カバー１を閉じた状態
において指４０ａによって解除ボタン２を押すと、突起
部２ａがロックプレート３の突出部３ａを押すため、ロ
ックプレート３はロックプレートシャフト５を支点とし
て時計方向（矢印Ｃ方向）に回動する。このときアンロ
ックプレート７も、ロックプレート３の運動に追従し、
トーションスプリング１１の力によってロックピン１０
を支点として同じ方向に回動する。図３は、このように
して解除ボタン２の上面がカバー１の上面とほぼ一致す
るまで解除ボタン２を押下げた状態を示している。
において指４０ａによって解除ボタン２を押すと、突起
部２ａがロックプレート３の突出部３ａを押すため、ロ
ックプレート３はロックプレートシャフト５を支点とし
て時計方向（矢印Ｃ方向）に回動する。このときアンロ
ックプレート７も、ロックプレート３の運動に追従し、
トーションスプリング１１の力によってロックピン１０
を支点として同じ方向に回動する。図３は、このように
して解除ボタン２の上面がカバー１の上面とほぼ一致す
るまで解除ボタン２を押下げた状態を示している。
【００１７】ロックプレート３の回動動作によってその
爪部３ｂとロックピン１０との係合が外れるため、カバ
ー１のロックが解除される。このとき指４０ａを解除ボ
タン２から離すと、ロックプレート３はスプリング４に
よって反時計方向（矢印Ｃと反対方向）に回動させられ
るが、図３に示すように、ロックプレート３のアンロッ
クピン６がアンロックプレート７の先端の切欠き部７ａ
と接触しているため、その運動を阻止されてロックプレ
ート３の爪部３ｂが再びアンロックストッパ９のロック
ピン１０との係合してカバー１をロックすることはな
い。
爪部３ｂとロックピン１０との係合が外れるため、カバ
ー１のロックが解除される。このとき指４０ａを解除ボ
タン２から離すと、ロックプレート３はスプリング４に
よって反時計方向（矢印Ｃと反対方向）に回動させられ
るが、図３に示すように、ロックプレート３のアンロッ
クピン６がアンロックプレート７の先端の切欠き部７ａ
と接触しているため、その運動を阻止されてロックプレ
ート３の爪部３ｂが再びアンロックストッパ９のロック
ピン１０との係合してカバー１をロックすることはな
い。
【００１８】この状態で指４０ａを解除ボタン２から離
すと、図４に示すように、カバー１は、カバースプリン
グ（図示省略）の力によって開く。カバー１が開くと、
ロックプレート３が持上げられてアンロックピン６がア
ンロックプレート７から離れるため、ロックプレート３
はスプリング４の力によって元の状態に戻り、解除ボタ
ン２も復帰する。このときアンロックプレート７は、そ
の先端部がアンロックストッパ９と接触して静止する。
すと、図４に示すように、カバー１は、カバースプリン
グ（図示省略）の力によって開く。カバー１が開くと、
ロックプレート３が持上げられてアンロックピン６がア
ンロックプレート７から離れるため、ロックプレート３
はスプリング４の力によって元の状態に戻り、解除ボタ
ン２も復帰する。このときアンロックプレート７は、そ
の先端部がアンロックストッパ９と接触して静止する。
【００１９】開いているカバー１を閉じるときは、図５
に示すように、カバー１そのものを押してカバー１を矢
印Ａ方向と反対方向の矢印Ｄ方向に押し下げる。これに
よってカバー１とともにロックプレート３が降下してそ
の下部の爪部３ｂの斜面がロックピン１０と接触し、更
にロックプレート３が降下すると爪部３ｂがロックピン
１０と係合してカバー１をロックする。これと同時に、
ロックプレート３に固定されているアンロックピン６が
アンロックプレート７の上面と接触してアンロックプレ
ート７を反時計方向（矢印Ｅ方向）に回動させ、図１の
状態に戻す。
に示すように、カバー１そのものを押してカバー１を矢
印Ａ方向と反対方向の矢印Ｄ方向に押し下げる。これに
よってカバー１とともにロックプレート３が降下してそ
の下部の爪部３ｂの斜面がロックピン１０と接触し、更
にロックプレート３が降下すると爪部３ｂがロックピン
１０と係合してカバー１をロックする。これと同時に、
ロックプレート３に固定されているアンロックピン６が
アンロックプレート７の上面と接触してアンロックプレ
ート７を反時計方向（矢印Ｅ方向）に回動させ、図１の
状態に戻す。
【００２０】図６は本発明の第二の実施形態を示す側面
図である。
図である。
【００２１】本実施形態は、図６に示すように、解除ボ
タンを削除し、その代りにロックプレート４３の上端部
の突出部４３ａをもう１段折り曲げてカバー４１から突
出させ、カバー４１にも、この突出部４３ａに対向する
位置に、切曲げて形成した保持部４１ａを設けたもので
ある。その他の部分の構成は、図１の実施形態と同じで
ある。
タンを削除し、その代りにロックプレート４３の上端部
の突出部４３ａをもう１段折り曲げてカバー４１から突
出させ、カバー４１にも、この突出部４３ａに対向する
位置に、切曲げて形成した保持部４１ａを設けたもので
ある。その他の部分の構成は、図１の実施形態と同じで
ある。
【００２２】このように構成したプリンタカバーのロッ
ク装置は、保持部４１ａで指４０ｂを保持し、突出部４
３ａに指４０ｃを当てて突出部４３ａを矢印Ｆ方向に押
すことによって、ロックプレート４３を回動させること
ができる。これ以降の動作および作用は、図１の実施形
態と同じである。
ク装置は、保持部４１ａで指４０ｂを保持し、突出部４
３ａに指４０ｃを当てて突出部４３ａを矢印Ｆ方向に押
すことによって、ロックプレート４３を回動させること
ができる。これ以降の動作および作用は、図１の実施形
態と同じである。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
カバーのロック装置は、カバー側に外力によって回動さ
せられるロックプレートを設け、一方、ベース側にその
ロックプレートと係合するロックピンを設け、カバーを
閉じたときにロックプレートとロックピンとを係合させ
てカバーをロックできるようにするとともに、ロックプ
レートにアンロックピンを設け、一方ベース側にそのア
ンロックピンと接触しながらロックプレートのロック解
除運動に追従するアンロックプレートを設け、カバーの
ロック解除動作を行ったときにアンロックプレートとア
ンロックピンとを係合させることによってロックプレー
トがロックピンに再度係合するのを防止し、開かれてい
るカバー自体を押し下げることによってロックプレート
とロックピンとを係合させてカバーをロックすると共
に、アンロックピンによってアンロックプレートを復帰
させることにより、プリンタカバーの開閉時に片手でし
かもワンアクションで操作することができるため、操作
性を改善することができるという効果があり、また、ま
たプリンタカバーが開くときは安全に開き、プリンタカ
バーを閉じるときはプリンタカバーを確実にロックする
ことができるため、信頼性の優れたプリタカバーのロッ
ク装置が得られるという効果がある。
カバーのロック装置は、カバー側に外力によって回動さ
せられるロックプレートを設け、一方、ベース側にその
ロックプレートと係合するロックピンを設け、カバーを
閉じたときにロックプレートとロックピンとを係合させ
てカバーをロックできるようにするとともに、ロックプ
レートにアンロックピンを設け、一方ベース側にそのア
ンロックピンと接触しながらロックプレートのロック解
除運動に追従するアンロックプレートを設け、カバーの
ロック解除動作を行ったときにアンロックプレートとア
ンロックピンとを係合させることによってロックプレー
トがロックピンに再度係合するのを防止し、開かれてい
るカバー自体を押し下げることによってロックプレート
とロックピンとを係合させてカバーをロックすると共
に、アンロックピンによってアンロックプレートを復帰
させることにより、プリンタカバーの開閉時に片手でし
かもワンアクションで操作することができるため、操作
性を改善することができるという効果があり、また、ま
たプリンタカバーが開くときは安全に開き、プリンタカ
バーを閉じるときはプリンタカバーを確実にロックする
ことができるため、信頼性の優れたプリタカバーのロッ
ク装置が得られるという効果がある。
【図１】本発明の第一の実施形態を示す側面図である。
【図２】図１の実施形態においてロック解除ボタンを押
下している途中の状態を示す側面図である。
下している途中の状態を示す側面図である。
【図３】図１の実施形態においてロック解除ボタンを押
下し終った状態を示す側面図である。
下し終った状態を示す側面図である。
【図４】図１の実施形態においてプリンタカバーが開い
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
【図５】図１の実施形態においてプリンタカバーを閉じ
るときの状態を示す側面図である。
るときの状態を示す側面図である。
【図６】本発明の第二の実施形態を示す側面図である。
【図７】従来のプリンタカバーのロック装置の一例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図８】図７の例のロックレバーの解除時の状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図９】図７の例のロックレバーの退避時の状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図１０】図７の例のプリンタカバーのロック状態を示
す側面図である。
す側面図である。
１・４１ プリンタカバー（カバー） ２ ロック解除ボタン（解除ボタン） ２ａ 突起部 ３・４３ ロックプレート ３ａ・４３ａ 突出部 ３ｂ 爪部 ４ スプリング ５ ロックプレートシャフト ６ アンロックピン ７ アンロックプレート ７ａ 切欠き部 ８ ベース ９ アンロックストッパ １０ ロックピン １１ トーションスプリング １２ ばね １３ リンク １４ ロックレバー １４ａ 上方端 １４ｂ 下方端 １５ 開閉用部材 １５ａ ノブ １６ ストッパ １７ 固定回転支点 １８ 可動回転支点 １９ ねじりばね ２０・２１ 支点 ２２ ストッパ ３０ ベースプレート ３１ フック ４０ａ・４０ｂ・４０ｃ 指 ４１ａ 保持部
Claims (7)
- 【請求項１】 カバー側に外力によって回動させられる
ロックプレートを設け、ベース側に前記ロックプレート
と係合するロックピンを設け、前記カバーを閉じたとき
に前記ロックプレートと前記ロックピンとを係合させて
前記カバーをロックできるようにするとともに、前記ロ
ックプレートにアンロックピンを設け、前記ベース側に
前記アンロックピンと接触しながら前記ロックプレート
のロック解除運動に追従する前記アンロックプレートを
設け、前記カバーのロック解除動作を行ったときに前記
アンロックプレートと前記アンロックピンとを係合させ
ることによって前記ロックプレートが前記ロックピンに
再度係合するのを防止し、開かれている前記カバーを押
し下げることによって前記ロックプレートと前記ロック
ピンとを係合させて前記カバーをロックすると共に、前
記アンロックピンによって前記アンロックプレートを復
帰させることを特徴とするプリンタカバーのロック装
置。 - 【請求項２】 前記ロックプレートを回動させる手段と
して前記ロックプレートの頂部を押下するロック解除ボ
タンを設けたことを特徴とする請求項１記載のプリンタ
カバーのロック装置。 - 【請求項３】 前記ロックプレートを回動させる手段と
して前記ロックプレートの頂部を前記カバーから突出さ
せたことを特徴とする請求項１記載のプリンタカバーの
ロック装置。 - 【請求項４】 前記カバーの前記ロックプレートの頂部
と対向する位置に保持部を設けたことを特徴とする請求
項３記載のプリンタカバーのロック装置。 - 【請求項５】 カバーに設けたシャフトを支点として回
動し下端部に爪部を有するロックプレートと、前記ロッ
クプレートに固着したアンロックピンと、ベースに設け
られて前記カバーを閉じたときに前記ロックプレートの
前記爪部と係合することによって前記カバーをロックす
るロックピンと、前記ロックピンを支点として回動し前
記ロックプレートを回動させて前記爪部と前記ロックプ
レートとの係合を解除したとき前記アンロックピンと係
合して前記ロックプレートの前記爪部が前記ロックプレ
ートと再係合するのを防止する切欠き部を先端に有する
アンロックプレートと、前記アンロックプレートを前記
アンロックピンに対して付勢するトーションスプリング
と、前記ベースに設けられ前記カバーを開いたときに前
記アンロックプレートの運動を阻止するアンロックスト
ッパと、前記ロックプレートを前記ロックピンの方に付
勢するスプリングと、前記カバーに設けられ押下するこ
とによって前記ロックプレートを回動させるロック解除
ボタンとを備えることを特徴とするプリンタカバーのロ
ック装置。 - 【請求項６】 カバーに設けたシャフトを支点として回
動し下端部に爪部を有するロックプレートと、前記ロッ
クプレートに固着したアンロックピンと、ベースに設け
られて前記カバーを閉じたときに前記ロックプレートの
前記爪部と係合することによって前記カバーをロックす
るロックピンと、前記ロックピンを支点として回動し前
記ロックプレートを回動させて前記爪部と前記ロックプ
レートとの係合を解除したとき前記アンロックピンと係
合して前記ロックプレートの前記爪部が前記ロックプレ
ートと再係合するのを防止する切欠き部を先端に有する
アンロックプレートと、前記アンロックプレートを前記
アンロックピンに対して付勢するトーションスプリング
と、前記ベースに設けられ前記カバーを開いたときに前
記アンロックプレートの運動を阻止するアンロックスト
ッパと、前記ロックプレートを前記ロックピンの方に付
勢するスプリングとを備え、前記ロックプレートの頂部
を延長して前記カバーの外に突出させたことを特徴とす
るプリンタカバーのロック装置。 - 【請求項７】 前記カバーの前記ロックプレートの頂部
と対向する位置に保持部を設けたことを特徴とする請求
項６記載のプリンタカバーのロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8269958A JP2793577B2 (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | プリンタカバーのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8269958A JP2793577B2 (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | プリンタカバーのロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10114129A true JPH10114129A (ja) | 1998-05-06 |
| JP2793577B2 JP2793577B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17479595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8269958A Expired - Lifetime JP2793577B2 (ja) | 1996-10-11 | 1996-10-11 | プリンタカバーのロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2793577B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100370207B1 (ko) * | 2000-02-21 | 2003-01-30 | 삼성전자 주식회사 | 인쇄기의 도어 로킹장치 |
| US6916052B2 (en) | 2003-09-25 | 2005-07-12 | Seiko Epson Corporation | Cover locking/unlocking mechanism and a printer having the cover locking/unlocking mechanism |
| KR100555651B1 (ko) * | 2004-01-28 | 2006-03-03 | 삼성전자주식회사 | 커버 록킹장치 |
| JP2009122397A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| JP2010197895A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| JP2010267282A (ja) * | 2010-06-25 | 2010-11-25 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
| US9015903B2 (en) | 2013-09-20 | 2015-04-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Pin connector |
| US9164473B2 (en) | 2013-03-29 | 2015-10-20 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
| JP2022065661A (ja) * | 2020-10-15 | 2022-04-27 | ゼブラ テクノロジーズ コーポレイション | 媒体処理装置用蓋サブシステム |
-
1996
- 1996-10-11 JP JP8269958A patent/JP2793577B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100370207B1 (ko) * | 2000-02-21 | 2003-01-30 | 삼성전자 주식회사 | 인쇄기의 도어 로킹장치 |
| US6916052B2 (en) | 2003-09-25 | 2005-07-12 | Seiko Epson Corporation | Cover locking/unlocking mechanism and a printer having the cover locking/unlocking mechanism |
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| JP2010267282A (ja) * | 2010-06-25 | 2010-11-25 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
| US9164473B2 (en) | 2013-03-29 | 2015-10-20 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
| US9015903B2 (en) | 2013-09-20 | 2015-04-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Pin connector |
| JP2022065661A (ja) * | 2020-10-15 | 2022-04-27 | ゼブラ テクノロジーズ コーポレイション | 媒体処理装置用蓋サブシステム |
| US11772395B2 (en) | 2020-10-15 | 2023-10-03 | Zebra Technologies Corporation | Lid subsystem for media processing devices |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2793577B2 (ja) | 1998-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980526 |