JPH10112333A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
非水電解液二次電池Info
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- JPH10112333A JPH10112333A JP8263216A JP26321696A JPH10112333A JP H10112333 A JPH10112333 A JP H10112333A JP 8263216 A JP8263216 A JP 8263216A JP 26321696 A JP26321696 A JP 26321696A JP H10112333 A JPH10112333 A JP H10112333A
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Abstract
非水性の電解液と、これらを収納する容器部とを有する
非水電解液二次電池において、デンドライトの析出を抑
制し、充放電サイクルに伴う充放電効率の低下を抑え
る。 【解決手段】 正極1にLiMn2 O4 、負極2にLi
金属、電解液4としてエチレンカ−ボネ−トとジメトキ
シエタンの等容積混合溶媒に電解質としてLiPF6 を
用いた非水電解液二次電池において、電解液4に液晶化
合物である4−シアノフェニル−4−プロピルベンゾエ
−トを0.05mol・dm-3溶解する。充電時に液晶
化合物が負極2表面に垂直配向するため、負極2表面状
態は均一化され、デンドライトの析出が抑制されるの
で、充放電サイクルに伴う充放電効率の低下を抑制でき
る。
Description
出できる正極および負極と、非水性の電解液と,これら
を収納する容器部とを有する非水電解液二次電池に関す
るものであり、特に電気自動車用電源や小型携帯用電源
に用いて好適である。
次電池やLiイオン二次電池が開発実用化されている。
Li二次電池は正極としてLi・Mn複合酸化物又はL
i・Co複合酸化物等のLi化合物を用い、負極として
Li金属又はLi合金を用い、電解液としてLi塩を溶
解させた有機非水溶液を用いた構成となっている。Li
イオン二次電池は上記の構成のうち、負極としてLiイ
オンを吸蔵したカ−ボンを用いたものである。上記構成
の電池においては、放電時には負極に吸蔵されていたか
らLiイオンが放出され、電解液中を移動し正極におい
て吸蔵される。一方、充電時には正極からLiイオンが
放出され、電解液中を移動し負極において吸蔵される。
このようにLiイオンが電解液中を移動することによっ
て、充放電が繰り返される。
次電池においては、電池の高寿命化が重要な開発課題と
なっているが、電池の寿命特性ともいえる電池の充放電
効率(放電電荷量/充電電荷量×100(%))は充放
電の繰り返し(充放電サイクル)に伴い大幅に低下して
しまう。
電サイクルに伴う負極上へのデンドライト(Liの樹枝
状結晶)生成が挙げられる。具体的には、充電時に負極
表面上のある活性点からデンドライトが析出し、さらに
電解液中のLiイオンが寄り集まってデンドライトが成
長していく。このデンドライトによって正負極間がショ
−トしたり、負極活物質であるLiが消費されて、電池
容量の減少、起電力の低下がおこる。このため、充放電
効率が大幅に低下してしまう。
Liを吸蔵、放出できる正極および負極と、非水性の電
解液と、これらを収納する容器部とを有する非水電解液
二次電池において、デンドライトの析出を抑制し、充放
電サイクルに伴う充放電効率の低下を抑えることを目的
とする。
ンドライト析出の活性点は、充放電時に負極表面上に局
所的に電流が集中する部分であり、この部分は負極表面
に存在する粒界や凹凸等に起因するものと考えた。そこ
で、負極表面状態を均一化することにより、上記の電流
集中を防止することを試みることとした。
分子層を形成し、みかけ上均一状態とすればよいのでは
ないかと考えた。但し、電極表面を化学的に改質して異
種化合物の分子層を形成する方法であると、元来の電極
材質(例えばLi)による電池起電力よりも低くなって
しまう恐れがある。そこで、本発明者等は、電極表面に
化合物分子を物理的に吸着させるという観点に基づき、
検討を行った結果、配向性を有する化合物分子を電解液
に溶解させる手段をとることとした。
が均一方向へ揃うという性質である。これによって、充
放電時に電解液に電界が印加された場合、化合物がその
分子長軸方向を均一方向へ揃えて電極表面上に吸着す
る。そして、均一に配列した分子層が形成されて、この
層によって負極表面に存在する粒界や凹凸が覆われるこ
とで、みかけ上負極表面が均一状態となるのではないか
と考えた。
電解液に溶解された場合、負極表面上に均一に配列した
化合物分子層が形成されるメカニズムを以下のように考
えた。すなわち、充放電時には、電解液中の化合物分子
が電界中に置かれた状態となる。この状態では、電極と
化合物分子との間にク−ロン力が作用して、正極付近の
化合物分子は正極表面へ向かって、負極付近の化合物分
子は負極表面へ向かって引き寄せられる。それととも
に、化合物が有する配向性によって、電解液中にて、化
合物分子の長軸方向が均一方向へ揃う。その結果、化合
物分子がその長軸方向を均一方向へ揃えて両電極表面上
に吸着し、均一に配列した分子層が形成される。
や凹凸等は、この分子の層により覆われてしまうので、
みかけ上、正極および負極の電極表面状態は均一化され
る。よって、負極表面においては充電時の電流集中が防
止されるので、デンドライトの析出を抑制することがで
き、充放電サイクルに伴う充放電効率の低下を抑えるこ
とができる。
なすぎる場合は、負極表面の一部にしか分子層が形成さ
れず、逆に不均一な表面状態となるため、また、多すぎ
る場合は、過多の化合物と化学的に活性なLiとの間で
反応が起こり、これによって生成する副生成物が核とな
るため、デンドライトが析出してしまうと考えられる。
さらに後者の場合には、化合物が過多に溶解しているた
め、電解液の粘性を大きくし、Liイオンの移動や電極
表面での電荷のやりとりに障害を来すため、電池の充電
能力そのものを悪化させる。このため、溶解させる化合
物の量にはデンドライトの析出を抑制するための適度な
濃度範囲があるものと考えられる。
電異方性を有することが好ましい。正の誘電異方性を有
する化合物分子は、電界中に置かれた場合、その分子長
軸方向が電界方向と平行に揃うという配向性を有する。
そのため、化合物分子がその長軸方向を電界に対して平
行方向へ揃えて両電極表面上に吸着し、均一に配列した
分子層が形成される。
抑制できることに加えて、電荷移動のために電極近傍に
集まってくるLiイオンが、電界に対して分子長軸が平
行に配向した化合物分子の間をスム−ズに通って電極表
面に到達することができ、電池性能が低下しない。な
お、化合物分子の形状が棒状であれば、よりスム−ズに
到達できると予想される。
方性を有する場合、電界に対して分子長軸方向が直交し
て向きやすく、電極表面上に吸着した分子の長軸方向は
やはり電界に対して直交する。そして、この電界に対し
て直交した平面内においては、この分子長軸方向はラン
ダムであり均一方向へ揃っていないと考えられる。この
ため、負の誘電異方性を有する化合物は配向性を有しな
いといえる。その結果、電荷移動のために電極近傍に集
まってくるLiイオンは、吸着した分子層が障害となっ
て電極表面へ到達しにくくなり、電池性能の低下につな
がってしまうと考えられる。
れやすくするため、溶解させる化合物が負極中のLiと
の相互作用が大きい末端基(シアン基等)を有すること
がさらに好ましい。上記したメカニズムは本発明者等の
実験検討によって推測されたものである。このメカニズ
ムから、本発明者らは、電解液に溶解される化合物は、
以下のような特徴を有するものであることを導出した。
電界中において分子長軸方向が均一方向に揃うという配
向性を有し、好ましくは前記均一方向が電界方向と平行
となるために誘電異方性が正であり、さらに好ましくは
棒状の分子形状を有することである。また、分子末端基
にLiと相互作用の強い官能基(例えばシアン基)を有
していれば、より効果的である。
デンドライトの析出を抑制する濃度にて電解液中に溶解
させることにより、充放電サイクルに伴う充放電効率の
低下が抑制できる。
物としては、分子骨格中に直列の複数環(ビフェニル、
トリフェニル、フェニルピリミジン、フェニルベンゾエ
−ト等)やアルキル直鎖を有する化合物、例えばネマチ
ック液晶やスメクチック液晶等の液晶化合物が挙げられ
る。
しては、a)p−アルキル置換安息香酸のp−シアノフ
ェニルエステル類、b)シアノ置換ビフェニル類、c)
シクロヘキサンカルボン酸エステルのシアノ置換体、
d)シクロヘキサンカルボン酸エステルのフッ素置換
体、e)シクロヘキサンカルボン酸シクロヘキシルエス
テルのシアノ置換体、f)分子末端基にシアン基又はフ
ッ素を有するシクロヘキサンカルボン酸アリ−ルエステ
ル置換体、g)シアン基を有するシッフ塩基、h)p−
(p−置換シクロヘキシル)置換ベンゾニトリル、i)
シアン基を有するフェニルピリミジン類等(a〜iは
「液晶辞典」、1989年発行、発行社・培風館、日本
学術振興会情報科学用有機材料第142委員会・液晶部
会編、247ペ−ジから261ペ−ジの間に記載)、
j)シクロヘキセンカルボニトリル類等の化合物が挙げ
られる。
れも棒状の分子形状を有している。さらにこのa)〜
j)の化合物のうちシアン基を有するものは、いずれも
分子末端基にシアン基を有している。そして非水電解液
中に、配向性の化合物をデンドライトの析出を抑制する
濃度にて溶解させた二次電池、溶解させない二次電池
(従来公知のもの)について、充放電20サイクル経過
後の充放電効率を測定したところ、溶解させたものは溶
解させないものに比べ、充放電効率低下を抑制できた。
ここで、前記濃度範囲は好ましくは0.01mol・d
m-3以上0.2mol・dm-3未満であり、さらに好ま
しくは0.01mol・dm-3以上0.1mol・dm
-3以下である。これらの濃度範囲は濃度を変えて実験を
行うことにより決定することができる。
に基づいて説明するが、本発明は本実施例に限定される
ものではない。本実施例および比較例に用いた化合物を
化学式2〜化学式9に示す。
シクロヘキセンカルボニトリル
クロヘキセンカルボニトリル
−メトキシメチルビフェニル
ヘキサン)カルボキシレ−ト ここで、化学式2〜化学式9の化合物構造はいずれも公
知のものである。化学式2〜化学式7は誘電異方性が正
であり、末端基としてシアン基(−CN)を有する配向
性のネマチック液晶化合物である。化学式8と化学式9
は誘電異方性が負であり、末端基としてシアン基(−C
N)を有していない配向性の弱いネマチック液晶化合物
である。
水電解液二次電池の構成を図1に示す。図1において、
1は正極で、LiMn2 O4 を正極活物質とする合剤を
ペレット状に加圧成形したものであり、2は負極で、L
i金属箔であり、3はポリプロピレン(PP)製のセパ
レ−タであり、このセパレ−タ3には非水性の電解液4
が含浸されている。この電解液4はエチレンカ−ボネ−
トとジメトキシエタンの等容積混合溶媒に電解質として
LiPF6 が1mol・dm-3濃度で溶解され、さら
に公知のネマチック液晶である4−シアノフェニル−4
−プロピルベンゾエ−ト(化学式2)が0.01mol
・dm-3溶解されたものである。
ンレス製の正極ケ−ス、7はアルミニウム製の正極集電
体、8はステンレス製の負極ケ−ス、9は銅製の負極集
電体である。 (比較例1)なお、上記の電解液4のうち、4−シアノ
フェニル−4−プロピルベンゾエ−ト(化学式2)が溶
解されていないものは、公知のLi二次電池構成であ
り、これを比較例1とする。
いても、電解液4の成分が違う他は、上記実施例1と同
一の電池構成を用いた。ここで、実施例2〜8および比
較例2〜5は、上記の実施例1の電解液4のうち、4−
シアノフェニル−4−プロピルベンゾエ−ト(化学式
2)の濃度を変えたり、4−シアノフェニル−4−プロ
ピルベンゾエ−ト(化学式2)の代わりに上記の化学式
3〜化学式9のうちから選ばれた化合物が溶解されたも
のである。なお、実施例9だけは、等容積混合溶媒とし
てエチレンカ−ボネ−トとジメチルカ−ボネ−トを用い
た。
おいて、電解液中に溶解された化合物名とその濃度を示
す。 (比較例2):4−シアノフェニル−4−プロピルベン
ゾエ−ト(化学式2)、0.005mol・dm-3 (実施例2):4−シアノフェニル−4−プロピルベン
ゾエ−ト(化学式2)、0.05mol・dm-3 (実施例3):4−シアノフェニル−4−プロピルベン
ゾエ−ト(化学式2)、0.1mol・dm-3 (比較例3):4−シアノフェニル−4−プロピルベン
ゾエ−ト(化学式2)、0.2mol・dm-3 (実施例4):4−シアノフェニル−4−エチルベンゾ
エ−ト(化学式3)、0.05mol・dm-3 (実施例5):4−シアノフェニル−4−ブチルベンゾ
エ−ト(化学式4)、0.05mol・dm-3 (実施例6):4−(トランス−4−プロピルシクロヘ
キシル)−1−シクロヘキセンカルボニトリル(化学式
5)、0.05mol・dm-3 (実施例7):4−(トランス−4−ブチルシクロヘキ
シル)−1−シクロヘキセンカルボニトリル(化学式
6)、0.05mol・dm-3 (実施例8):ペンチルシアノビフェニル(化学式
7)、0.05mol・dm-3 (実施例9):4−シアノフェニル−4−プロピルベン
ゾエ−ト(化学式2)、0.05mol・dm-3 (比較例4):4−(トランス−4−プロピルシクロヘ
キシル)−4’−メトキシメチルビフェニル(化学式
8)、0.05mol・dm-3 (比較例5):4−メトキシフェニル(トランス−4−
プロピルシクロヘキサン)カルボキシレ−ト(化学式
9)、0.05mol・dm-3 上記の実施例1〜9および比較例1〜5の非水電解液二
次電池構成において、放電時には負極2の表面から電解
液4中へLiイオンが放出され、このLiイオンはセパ
レ−タ3を通って、正極1の表面にて吸蔵される。一
方、充電時には正極1に吸蔵されたLiイオンが電解液
4中へ放出され、セパレ−タ3を通って、負極2の表面
にて吸蔵される。
5の非水電解液二次電池について充放電試験を行ない、
サイクル特性を評価した。充放電条件は、充電電流密度
0.6mA・cm-2、充電上限電圧4.2V、充電時間
5時間、放電電流密度0.6mA・cm-2、放電下限電
圧3.5Vとした。二次電池の寿命評価となる20サイ
クル後の充放電効率((放電電荷量/充電電荷量)×1
00(%))を化合物添加量とともに表としたものが図
2である。
である比較例1に対して、実施例1〜9は、充放電効率
が高くなっており、充放電サイクルに伴う充放電効率の
低下を抑制する効果が現れている。これらは、電解液中
の配向性の化合物(化学式2〜化学式7)の濃度が0.
01mol・dm-3以上0.1mol・dm-3以下の範
囲内にあるものであり、充電時に負極表面状態が液晶分
子の層によって、みかけ上均一化されており、デンドラ
イトの生成が抑制されているといえる。
充放電効率が低くなっており、前記の効果が現れていな
い。このうち比較例2は液晶化合物の濃度が少なすぎ
(0.005mol・dm-3)、比較例3は多すぎる
(0.2mol・dm-3)ものである。よって、濃度範
囲としては、0.01mol・dm-3以上0.2mol
・dm-3未満である必要があり、さらに好ましくは実施
例1〜9のように0.01mol・dm-3以上0.1m
ol・dm-3以下とする。
い化合物(化学式8、9)を溶解させたものであるた
め、均一な分子層が形成されていないといえる。なお、
分子層により負極表面に存在する粒界や凹凸を覆って、
表面を均一化するためには、低分子のものでは不十分で
あり、ある程度の分子量があることが好ましい。逆に、
化合物のアルキル鎖が長くなると分子量が大きくなり、
電解液に溶解した際に電解液の粘性が高くなってしまう
ため、電池性能に悪い影響が生じるものと考えられる。
そこで、分子量の上限としては液晶分子レベルである5
00以下が適当と考えられる。
解液二次電池は上記のコイン型形状に限定されるもので
はなく、用途に応じて種々の形状としてよいことはもち
ろんである。また、LiMn2 O4 の他に使用できる正
極としては、Li・Mn複合酸化物(LiMn2 O4 を
除く)又はLi・Co複合酸化物等のLi化合物、CF
x (xは1.0以下)、MnO2 ,CuF2 ,CuCl
2 ,CuS,NiF2 ,NiCl2 ,Ni3 S2 ,Ag
Cl,AgI,AgO,PbCl2 ,PbO2 ,CdF
2 等の無機化合物およびポリアニリン等の導電性ポリマ
−等が挙げられ、また、Li金属の他に使用できる負極
としては、Li合金およびLiイオンを吸蔵した導電性
物質(黒鉛系、カ−ボン系等)が挙げられる。
に限定されず、環状エステル類(エチレンカ−ボネ−
ト、プロピレンカ−ボネ−ト等)、鎖状エステル類(ジ
エチルカ−ボネ−ト等)、鎖状エ−テル(1、2−ジメ
トキシエタン等)から1種又は2種以上の溶媒に、電解
質としてLiPF6 、LiBF4 ,LiAsF6 ,Li
CF3 SO3 ,LiN(SO2 CF3 )2 等を溶解した
ものであればよい。
次電池の断面図である。
0サイクル後の充放電効率を示す図表である。
…正極ケ−ス、8…負極ケ−ス。
Claims (7)
- 【請求項1】 Liを吸蔵、放出できる物質からなる正
極と、 Li金属、Li合金およびLiを吸蔵、放出できる物質
のうちいずれか1つからなる負極と、 非水性の電解液と、 これらを収納する容器部とを有する電池において、 前記電解液中に、デンドライトの析出を抑制する濃度に
て配向性の化合物が溶解されているものであることを特
徴とする非水電解液二次電池。 - 【請求項2】 前記化合物が正の誘電異方性を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項3】 前記化合物が棒状の分子形状であること
を特徴とする請求項1または2に記載の非水電解液二次
電池。 - 【請求項4】 前記化合物が分子末端基として、シアン
基(−CN)を有することを特徴とする請求項1ないし
3のいずれか1つに記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項5】 前記化合物が下記化学式1で表される化
合物(I)のうちから選ばれる1種あるいは2種以上の
化合物であることを特徴とする請求項1ないし4のいず
れか1つに記載の非水電解液二次電池。 【化1】 - 【請求項6】 前記化合物が液晶相を有するものである
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記
載の非水電解液二次電池。 - 【請求項7】 前記化合物が前記電解液に0.01mo
l・dm-3以上0.2mol・dm-3未満の濃度にて溶
解されたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
1つに記載の非水電解液二次電池。
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