JPH10112188A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH10112188A JPH10112188A JP8263156A JP26315696A JPH10112188A JP H10112188 A JPH10112188 A JP H10112188A JP 8263156 A JP8263156 A JP 8263156A JP 26315696 A JP26315696 A JP 26315696A JP H10112188 A JPH10112188 A JP H10112188A
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Abstract
電源使用の半導体集積回路装置及び高速動作の論理回路
からなる低電圧電源使用の半導体集積回路装置を提供す
ること。 【解決手段】同一行のメモリセルの駆動用及び転送用N
MOSのソース電極をソース線によって接続し、メモリ
セルが読出動作を行なうように選択された場合には同行
のソース線を接地電位に保ち、かつ、不活性作及び待機
時には同ソース線を電源電位と接地電位の中間電位に保
つスイッチ回路をソース線毎に設ける。論理回路を構成
するP型MOSFET及びN型MOSFETに供給する
電圧を待機時に電源電位と接地電位の間のそれぞれ個別
の中間電位にする。 【効果】低閾値電圧のMOSFETの採用が可能とな
る。
Description
される機器やデバイスに適用して好適な半導体集積回路
装置、特に低電圧動作の半導体集積回路装置に関する。
ドや携帯機器に用いられるスタティックRAM(Random
Access Memory)は、低消費電力化の面及び信頼性の面
から低電圧での動作が要求されている。スタティックR
AMを低電圧で動作させる技術として、スタティックR
AMを構成する個々のメモリセルにおいて、負荷素子に
P型のMOS(Metal Oxide Semiconductor)型電界効
果トランジスタ(以下「MOSFET」という)を使っ
た回路が提案されている〔例えば米国文献「1990シ
ンポジウム オン ブイ・エル・エス・アイ サーキッ
ツ(1990 Symposium on VLSI Circuits)」第53頁〜
第54頁参照〕。同P型MOSFETは、導通又は非導
通のいずれかとなるので、雑音や電圧変動の影響を受け
にくい特徴がある。メモリセルの駆動用トランジスタに
はN型MOSFETが用いられるので、メモリセルは、
前記P型MOSFETと合わせてCMOS(Complement
aryMOS)トランジスタの構成によって形成される(以下
「完全CMOS型メモリセル」という)。
造を図14に示す。情報を保持する記憶部は、負荷素子
であるP型MOSFET(以下「負荷用PMOS」とい
う)1,2と、駆動素子であるN型MOSFET(以下
「駆動用NMOS」という)3,4とから構成されてお
り、転送素子であるN型MOSFET(以下「転送用N
MOS」という)5,6を介してビット線18とその反
対極性のビット線19に接続されている。また、転送用
NMOS5,6のゲート電極は、ワード線22によって
接続されている。更に、転送用NMOS5,6及び駆動
用NMOS3,4の基板電極(ウェハ)11〜14は、
接地端子9(電位VSS)に接続され、負荷用PMOS
1,2の基板電極15,16は、電源端子8(電圧VD
D)に接続されている。また、全てのMOSFET1〜
6は、不活性時及び待機時にリーク電流が流れないよ
う、その閾値が比較的高く、例えば0.7V程度に設定
されている(以下、このような閾値電圧を「高閾値電
圧」という)。
メモリセルを行列状に配置したメモリアレイによって構
成される。なお、メモリアレイに電源電圧が供給され、
一部のメモリセルで書込及び読出が行われているが、他
のメモリセルでは書込及び読出が行われない場合、当該
他のメモリセルは不活性であると云い、電源電圧は供給
されているがメモリアレイ全体で書込及び読出が行われ
ない場合を待機時と云うこととする。
ット線18,19(相互に反対極性のデータが供給され
る信号線)を電源電圧VDDに一旦プリチャージし、更
に、ワード線22を電源電圧VDDにして転送用NMO
S5,6を導通状態にすることにより、プリチャージし
たビット線18,19の電荷を駆動用NMOS3と転送
用NMOS5又は駆動用NMOS4と転送用NMOS6
のいずれか一方を通して放電することにより行われる。
また、データの書込は、ワード線22を電源電圧VDD
にして転送用NMOS5,6を導通状態にし、記憶部の
状態をビット線18,19のデータに応じた状態にする
ことにより行なわれる。
の低電圧にすると、高閾値電圧を持つ駆動用NMOS
3,4と転送用NMOS5,6の駆動能力が急激に減少
してそのドレイン・ソース間抵抗が高くなるため、読出
速度が著しく低下するという問題点があった。
駆動用NMOS3,4のソース電極に負電圧を印加する
回路が提案されている〔例えば米国文献1995シンポ
ジウム オン ブイ・エル・エス・アイ サーキッツ
(1995 Symposium on VLSI Circuits)第25頁〜第2
6頁参照〕。
を図15に示す。同メモリセルの回路構成は、図14に
示した構成とほぼ同じであるが、相違点は、駆動用NM
OS3,4のソース電極が接地端子9に接続されずにソ
ース線23に接続されている点にあり、同ソース電極が
独立して駆動されるようになっている。ソース線23
は、行毎に個別に設けられている。また、この回路でも
メモリセルの全てのMOSFET1〜6は、不活性時及
び待機時時にリーク電流が流れないように、高閾値電圧
のものが採用されている。
線18,19を電源電圧VDDにすると同時に、駆動用
NMOS3,4のソース線23に負電圧(例えば−0.
5V)を印加することにより行われる。その結果、駆動
用NMOS3,4及び転送用NMOS5,6の駆動能力
が増大し、電源電圧VDDにプリチャージされたビット
線の電荷がすばやく放電され、高速動作が可能となる。
即ち、1V程度の低電圧電源を用いることによって高速
の読出を実現することができる。
負電源が別に必要となり、また、駆動用NMOS3,4
には電源電圧より高い電圧がかかるため、ゲート酸化膜
を薄くした低電圧高速動作のMOSFET素子を採用す
ることが信頼性の面から難しいという問題点があった。
で高速に動作させるために、閾値電圧を例えば0.2V
近辺に下げる方法が考えられる。しかし、リーク電流
は、閾値電圧を0.1V下げると1桁程度増加するた
め、トランジスタ数が多いメモリアレイに適用した場
合、リーク電流によって消費電力が増大するという問題
点がある。
題点を解決し、低電圧電源を使用して高速の読出速度を
確保することができるスタティックRAMからなる新規
の半導体集積回路装置を提供することにある。
使用して高速動作を確保することができる論理回路から
なる新規の半導体集積回路装置を提供することにある。
一行のメモリセルが読出を行なうように選択された場合
にはソース線を接地電位に保ち、かつ、読出/書込が選
択されない不活性時及び待機時には同ソース線を電源電
位と接地電位の中間電位に保つためのスイッチ回路をソ
ース線毎に設けることによって効果的に解決することが
可能である。このような手段を採用すれば、不活性時及
び待機時にMOSFETのゲート・ソース間電圧が中間
電位による電圧だけ下がってバイアスされることによ
り、リーク電流を低く抑えることができるからである。
満たない低い閾値電圧(以下「低閾値電圧」という)、
例えば0.2V近辺の閾値電圧のMOSFETを駆動用
及び転送用に用いることが可能となり、1V程度の低電
圧電源の採用が可能となる。また、読出時にはソース電
極が接地されるので、ドレイン・ソース間に電源電圧が
掛かり、高い駆動能力を維持することができる。従っ
て、読出速度の低下を回避することができる。また、中
間電位として、不活性時及び待機時にはソース線と接地
端子の間に例えば抵抗を接続し、同抵抗に流れる電流に
よって生成される電圧を利用することができ、従って、
新たに電源を設ける不都合が回避される。
機時の場合と同じ中間電位に保つことが望ましい。MO
SFETの動作電流が低下することによって低い電流で
記憶状態に達するので、書込速度が向上する。
NMOSとこれに接続する負荷用PMOSとは、CMO
S型のインバータを形成しており、2個のインバータが
正帰還ループを形成している。
を持つ論理回路であるが、そのN型MOSFETの部分
を複数のN型MOSFETによって構成し、更に、P型
MOSFETの部分をN型と同数のP型MOSFETに
よって構成し、両者を相補的な論理機能を持つように構
成するとその他の一般的なCMOS論理回路を形成する
ことができる。
FET(インバータの場合)又は複数のN型MOSFE
Tが接地側電流路を形成し、単一のP型MOSFET
(インバータの場合)又は複数のP型MOSFETが電
源側電流路を形成する。接地側電流路の一方の端子が出
力端子に接続され、他方の端子が接地端子に接続されて
いる。また、電源側電流路の一方の端子は出力端子に接
続され、他方の端子は電源端子に接続されている。そし
て、同論理回路は、入力信号によって一方の電流路が導
通状態のときに他方の電流路が非導通状態になるように
動作する。また、いくつかの論理回路が相互に接続され
て又は単一の論理回路によって所望の論理を有する半導
体集積回路装置が形成される。
論理回路からなる半導体集積回路装置に前記スイッチ回
路と同類の回路を適用したことにある。即ち、本発明の
半導体集積回路装置は、前記接地側電流路(第1の電流
路)の他方の端子が接地端子ではなく接地側ソース線
(第1のソース線)によって接続され、電源側電流路
(第2の電流路)の他方の端子が電源端子ではなく電源
側ソース線(第2のソース線)に接続された論理回路を
有し、当該接地側及び電源側ソース線にそれぞれ接地側
スイッチ回路(第1のスイッチ回路)及び電源側スイッ
チ回路(第2のスイッチ回路)が接続されている。当該
接地側及び電源側スイッチ回路は、論理回路が動作する
よう選択された場合には接地側及び電源側ソース線をそ
れぞれ接地電位及び電源電位に保ち、かつ、そのように
選択されない待機時には接地側及び電源側ソース線をそ
れぞれ電源電位と接地電位の間の個別の中間電位に保つ
ように動作する。
ックRAMの場合と同様、待機時にはMOSFETのゲ
ート・ソース間電圧が中間電位による電圧だけ下がって
バイアスされることによってリーク電流が低く抑えられ
る。そのため、低閾値電圧のMOSFETを用いること
が可能となり、1V程度の低電圧電源の採用が可能とな
る。
ので、ドレイン・ソース間に電源電圧が掛かり、高い駆
動能力を維持することができる。従って、動作速度の低
下を回避することができる。また、中間電位として、待
機時には各ソース線と接地端子の間にそれぞれ例えば抵
抗を接続し、同抵抗に流れる電流によって生成される電
圧を利用することができ、従って、新たに電源を設ける
不都合が回避される。
路装置を図面に示した幾つかの実施例を参照して更に詳
細に説明する。なお、図1〜図15における同一の記号
は、同一物又は類似物を表記するものとする。
ィックRAMに本発明を適用した。図1において、17
は、n行m列に配置した完全CMOS型メモリセルによ
るメモリアレイ、7は、メモリアレイ17の中の1行1
列目のメモリセル、33は、第1行のソース線23に接
続したスイッチ回路、30は、スイッチ回路33と接地
端子9の間に接続した抵抗を示す。
線22、ビット線18,19、ソース線23を次のよう
に配置した。ワード線22は、行毎に設置されてメモリ
アレイ17の行方向に延在し、同一行のメモリセル7の
転送用NMOS5,6のゲート電極に共通接続される。
ビット線18,19は、列毎に設置されて列方向に延在
し、同一列のメモリセルの転送用NMOS5,6に共通
接続される。また、ソース線23は、行毎に設けられ
る。従って、スイッチ回路33が行毎に設けられる。ワ
ード線22及びソース線23を行毎に設けたことによっ
て、メモリセル7の読出/書込動作及び不活性が行単位
に選択される。一方、抵抗30には、各行の全スイッチ
回路が共通に接続される。
用PMOS1の接続点及び駆動用NMOS4と負荷用P
MOS2の接続点をそれぞれ蓄積ノード20、21とし
て示した。蓄積ノード20、21に高レベル(ほぼ電源
電位であり、以下「‘H’」と表記する)又は低レベル
(ほぼ接地電位であり、以下「‘L’」と表記する)の
情報が記憶される。
駆動用NMOS3,4及び転送用NMOS5,6に低閾
値電圧のN型MOSFETを用い、更に負荷用PMOS
に高閾値電圧のP型MOSFETを用い、また、電源電
圧VDDを1.0Vとした。
で詳述するが、当行を動作状態とする場合にソース線2
3を接地端子9に接続し、不活性状態とする場合及び全
体を待機状態とする場合に、ソース線23を抵抗30に
接続するように動作する。抵抗30に接続された場合
は、抵抗30にメモリアレイ17の全メモリセルの不活
性又は待機中の駆動用NMOSのリーク電流が流れる。
0に流れて呈するソース線23の電位が電源電圧VDD
と接地電位VSSの間の中間電位VMDとなる。本実施
例において、中間電位VMDを0.5Vに設定した。な
お、後で述べるが、抵抗30は、電圧源回路又は電流源
回路とすることが可能である。いずれも、所定の中間電
位VMDを得ることができる。
読出時並びに不活性時及び待機時の動作波形を図2に示
す。図2aにおいて、読出時にワード線22は、電源電
圧VDDが与えられて‘H’になると同時に、ソース線
23は、接地電位になる。読出時にビット線18,19
は、予め一旦‘H’にプリチャージされてから、いずれ
か一方のビット線の放電が始まり、電位が1.0Vから
低下する。また、不活性時及び待機時にワード線22
は、接地電位VSSとなって‘L’になると同時に、ソ
ース線23は、中間電位VMD(0.5V)になる。
OS3,4及び転送用NMOS5,6の基板電極は、前
記したように接地電位に固定されている。いま、蓄積ノ
ード20が例えば‘H’の情報を記憶し、従って、蓄積
ノード21が‘L’の情報を記憶している場合、不活性
時及び待機時において、駆動用NMOS4は、導通状態
であるので、蓄積ノード21は、中間電位VMDと等し
く0.5Vとなる。このとき不活性時及び待機時のワー
ド線22が接地電位VSSであるので、転送用NMOS
6は、ソースと基板電極12の間の電位が負(−0.5
V)となって閾値電圧が上昇し、同時に、同MOSFE
Tのソース・ゲート間電圧が負(−0.5V)となる。
この2つの効果によって、転送用NMOS6のリーク電
流が減少し、‘H’にプリチャージされたビット線19
からソース線23に流れ込むリーク電流が減少する。ま
た、駆動用NMOS3もソースと基板電極13の間の電
圧が負となり駆動用NMOS3の閾値電圧が上昇するの
で、ハイレベルである蓄積ノード20からソース線23
に流れ込むリーク電流が減少する。
電位VMDを0.5Vに設定した場合、メモリセル7の
リーク電流の合計は、本実施例と同じ閾値電圧のN型M
OSFETを採用した場合の従来例に比べて約1桁減少
する。これは、同従来例において、メモリセル7内のN
型MOSFETの閾値電圧を約0.1V上げた場合のリ
ーク電流減少量と同じである。即ち、本実施例では、従
来例に比べて駆動用NMOS3,4及び転送用NMOS
5,6の閾値電圧を0.1V程度低く設計してもメモリ
セル7のリーク電流は、従来例とほぼ同程度とすること
ができる。
OS3、4及び転送用NMOS5、6の閾値電圧を下げ
ることができたために同MOSFETの駆動能力を増大
させることができ、低電圧で、高速の情報の読出を達成
することができる。具体的には、‘H’にプリチャージ
してあるビット線18、19の電位が速く変化すること
により、ビット線18とビット線19の間の電位差を増
幅するセンスアンプ(図示せず)を起動するまでの時間
を短縮することができる。図2aに読出時のビット線1
8、19の電位低下の様子を示す。電位は、1.0Vか
ら低下する。比較のために、図14に示した従来例の場
合の動作波形を図2bに示す。電源電圧は1.0Vであ
り、N型MOSFETの閾値電圧を本実施例の場合より
も0.1V高くし、不活性時及び待機時のリーク電流を
本実施例と同程度としている。同MOSFETの駆動能
力が閾値電圧が高くなった分低下するため、読出時の電
位低下は、本実施例の場合よりも緩やかであることがこ
とが示されている。そのため、センスアンプが起動する
までの時間が遅れ、読出速度が低下する。
波形を図3に示す。書込前にメモリセル7の蓄積ノード
20,21がそれぞれ例えば‘H’,‘L’である場
合、ビット線18,19の電位差をそれぞれ、接地電位
である0.0Vと電源電圧である1.0Vまで広げ、ワ
ード線22を‘H’にすることによってメモリセル内蓄
積ノード20,21にそれぞれ‘L’,‘H’を書き込
む。このときソース線23は、不活性時及び待機時と同
様、電源電圧VDDと接地電位VSSの間の中間電位V
MD(0.5V)とする。これにより、導通状態にある
駆動用NMOS4のドレイン・ソース間電圧が下がり
(0.5Vになる)、かつ、ソース・ゲート間電圧が負
(−0.5V)となって閾値電圧が上がり、駆動用NM
OS4の導通電流が低い状態になるので、低い電流で記
憶状態に達し、蓄積ノード21は、‘L’から‘H’へ
高速に変化する。従って高速書込が可能となる。なお、
読出の場合と同様、ソース線23を接地電位VSSにし
て、データを書き込むことも可能である。
を制御するための回路を図4を参照して説明する。同図
では簡単のため、各MOSFETの基板電極の接続は図
示を省略したが、図1と同様にP型MOSFET1,2
の基板電極は電源端子8に、N型MOSFET3〜6の
基板電極は接地端子9に接続されている。また、同じく
簡単のため、メモリセル7は1個しか示していないが図
1と同様にマトリックス状に配置されている。図4にお
いて、51は、スイッチ回路33を含んでソース線23
を制御するとともにワード線22の電位を制御するワー
ド・ソース線ドライバ回路、52,53はワード線22
を駆動するインバータ、60は、スイッチ回路33と抵
抗30の接続点であって中間電位VMDを呈するノー
ド、56,57は、ノード60とソース線23との間に
接続されてスイッチ素子として動作するそれぞれN型M
OSFET、P型MOSFET、58は、ソース線23
と接地端子9の間に接続されてスイッチ素子として動作
するN型MOSFET、55は、P型MOSFET57
及びN型MOSFET58を駆動するインバータ、54
は、N型MOSFET56及びインバータ55を駆動す
るNAND回路、66は、ワード・ソース線ドライバ回
路51を起動させるアドレス信号、67は書込/読出制
御信号を示す。
モリアレイ17の行毎に設けられ、全行のソース線23
がそれぞれのスイッチ回路33を介して、ノード60に
接続される。なお、抵抗30は、これに限らず、図5a
に示した電流源回路又は図5bに示した電圧源回路と置
き換えることが可能であり、いずれの場合も、ノード6
0の呈する電位が中間電位VMDとなるようにその回路
定数が設定される。
51において、アドレス信号66が‘H’になりかつ書
込/制御信号67が読出選択の‘H’になるときにN型
MOSFET58が導通状態となり、同時にN型MOS
FET56及びP型MOSFET57は非導通となり、
ソース線23に接地電位VSSが供給される。また、ア
ドレス信号66が‘H’になりかつ書込/制御信号67
が書込選択の‘L’になるときにN型MOSFET58
が非導通となり、同時にN型MOSFET56及びP型
MOSFET57が導通状態となり、ソース線23に中
間電位VMDが供給される。
セルからのリーク電流が、抵抗30に流れ込むことによ
って生じる電位である。一方、このノード60の中間電
位VMDは、メモリセル7内のN型MOSFETの閾値
電圧を上げ、リーク電流を減少させる。この2つの現象
(リーク電流によって中間電位VMDが生じる現象と中
間電位VMDが高まることに伴ってリーク電流が減少す
る現象)のバランスによりノード60の中間電位VMD
が決定される。また、抵抗30が一定の場合、メモリセ
ル7内のN型MOSFETの閾値電圧を小さくすればす
るほど中間電位VMDは大きくなる。中間電位VMDが
大きくなればなるほどN型MOSFETのソースと基板
電極の間の電位が負の方向に大きくなって基板バイアス
効果が大きくなり、リーク電流の減少率が大きくなる。
しかし、中間電位VMDがあまり大きくなると、導通状
態のMOSFETの電流が減少してメモリセル7内に記
憶された情報が消滅する結果を招く。
閾値電圧を変えたときの読出動作時の平均消費電流と読
出遅延時間のシミュレーション結果を示す。同図には、
本実施例の場合のほか、比較のために従来例の場合を示
した。
51を起動させるアドレス信号66を選択の状態‘H’
にしてから、‘H’にプリチャージされたビット線1
8、19がメモリセル7の情報に応じて‘H’(1.0
V)から100mV低下するまでの時間にメモリアレイ
17全体のソース線23に流れる電流から求めた、読出
動作時平均消費電流(動作周波数を200MHzとした)
をメモリセル7のN型MOSFETの閾値電圧を変化さ
せてシミュレーションしたものである。1サイクルでは
1行のみが読み出されるとし、その他の読出を受けない
行の不活性状態のメモリセル7のリーク電流を読出平均
動作時消費電流に含めている。なお、前記100mV
は、センスアンプがビット線18、19の電位差変化を
検知して読出を開始する電圧で、電位差が100mVに
達するとセンスアンプが動作する。
‘H’にしてから、‘H’にプリチャージされたビット
線18、19の電位差がメモリセルの情報に応じて10
0mVに達するまでの時間(以下「遅延時間」という)
を、メモリセル7のN型MOSFETの閾値電圧を変化
させて、シミュレーションしたものである。
作時平均消費電流は、メモリセル7のN型MOSFET
の閾値電圧を小さくしていったとき、0.225V付近
(同図で100と表記)から急激に増大する。これは、閾値
電圧を下げていった場合に、閾値電圧が0.225V付
近100で不活性状態のメモリセル7のリーク電流による
消費電流105(前記したように閾値電圧が、0.1V下
がると1桁増加する)が、読出を受けたメモリセル7に
よって消費される真性消費電流104(閾値電圧によらず
一定の値である)に対して無視することができない大き
さになってきたためである。
V以下のときは、読出動作時平均消費電流は、リーク電
流による消費電力105によって決まり、閾値電圧が0.
225V以上のときは、読出に必要とされるされる真性
消費電力104のみによって決まる。一般的に、許容され
る閾値電圧の下限は、動作消費電力が急に増加する前の
0.225Vとなる。MOSFET製造プロセスの変動
による閾値電圧ばらつきが±0.1Vであるとすると、
閾値電圧の設計の目標値は、0.325Vとなる。ま
た、閾値電圧のばらつきによる上限は、0.425Vと
なる。つまり、従来例では、プロセス変動により取り得
る閾値電圧の範囲は0.225V〜0.425V108と
なる。またこのときの最大遅延時間は3.5ns103と
なる。
ロセス変動により±0.1Vばらつくとし、最大の動作
時平均消費電流が従来例と等しい値Pmax101となるよう
に、抵抗30の値と閾値電圧の設計目標値を決める。本
実施例では、閾値電圧の設計の目標値は0.2Vとなっ
た。これは従来例より0.125V低く、MOSFET
の高速動作が可能となる。プロセス変動により取り得る
閾値電圧の範囲は0.1V〜0.3V109となる。上述
したように、閾値電圧のばらつきにより中間電位VMD
も変動するが、中間電位VMDの最大値が0.6Vを越
えないように抵抗30や閾値電圧を決めている。中間電
位VMDの最大値が0.6Vを越えないようにするの
は、電源電圧を1.0Vとしているので、NMOS3,
4の導通電流が減少してメモリセル7内の記憶された情
報が消滅しないようにするためである。シミュレーショ
ン結果から、最大の読出時間110は、2.9nsであ
る。従来例と比べて最大の読出時間が約17%106改善
されている。
よるばらつきのために最小の0.1V112となったとき
リーク電流が最大となり、従って中間電位VMDは、最
大の0.6Vとなり、不活性時及び待機時のN型MOS
FETの閾値電圧は、基板バイアス効果によって0.1
V上昇する。その結果、上記の最大となるリーク電流は
約1桁減少する。なお、中間電位VMDが最大となった
ために、読出時にその電位を接地電位にする放電時間が
長くなり、読出時間が遅くなることが考えられる(本実
施例ではそのような傾向は見られないが、電源電圧が
1.5Vのときなどにはそのような傾向が出る)が、閾
値電圧が下がることによって、MOSFETの駆動能力
が上がっているので、この読出時間増大は問題とならな
いことが判明した。
つきにより最大の0.3V111となったとき、リーク電
流が減少して中間電位VMDはほとんど0Vとなる。そ
の場合、閾値電圧が大きくなることによってMOSFE
Tの駆動能力が下がり、読出速度の減少に影響するが、
中間電位VMDがほとんど0Vとなるので、読出時にそ
の電位を接地電位にする放電時間は無視することができ
るようになり、結果として、本方式では読出速度の減少
は問題とならないことが判明した。
は、駆動能力が下がることによる動作速度の最悪値は、
閾値電圧のばらつきの上限によって決まり、一方、リー
ク電流の最大値は、閾値電圧のばらつきの下限で決ま
る。本方式では、閾値電圧が上限にばらついたときは、
中間電位VMDがほとんど0Vとなることによって中間
電位の放電がこの動作速度最悪値に影響を与えることは
ほとんどない。また、閾値電圧が下限にばらついたとき
は、中間電位VMDが最大となり、このリーク電流最大
値を大きく減少させる。このとき、中間電位VMDを放
電するために要する時間を加えることによって動作速度
低下の影響が出るが、その低下した動作速度は、前記の
動作速度最悪値より悪くならない。従って、閾値電圧ば
らつきを考えた場合、閾値電圧が下限に振れたときの中
間電位VMDを動作速度を気にせずにメモリセルの情報
が失われる直前まで大きくすることができるので、閾値
電圧を更に下げることができ、従って、前記動作速度の
最悪値を更に向上することができる。以上の説明から明
らかなように、プロセス変動による閾値電圧のばらつき
を考慮した場合、本発明は、更に効果的である。
に負電圧を印加することを回避しているため、ゲート酸
化膜には、電源電圧以上の電圧が掛からず、ゲート酸化
膜を薄くした低電圧動作の高速MOSFETの採用が可
能となる。
AMの全体構造を図7に示す。メモリセル7をn行m列
に配置し(7−11〜7−mn)、ワード・ソース線ド
ライバ回路51を行毎にm列配置した(51−1〜51
−m)。各ワード・ソース線ドライバ回路51には、書
込/読出制御信号67が供給され、抵抗30が共通に接
続されている。同図において、150−1〜150−n
は、対のビット線(18−1〜18〜n,19−1〜1
9〜n)の電位差を増幅するセンスアンプである。特に
制限されないが、各ビット線対に対応してセンスアンプ
が設けられる。各センスアンプにその活性状態を制御す
るセンスアンプ制御信号172が供給される。155−
1〜155−nは、ライトドライバ回路であり、書込/
読出制御号67及び書き込むべきデータを伝えるデータ
信号(表記せず)が供給される。160−1〜160−
nは、各ビット線を所定の電位にプリチャージするため
のイコライザ回路であり、信号171によって制御され
る。170は、プリデコーダであり、入力されたアドレ
ス制御信号173によってアドレスのデコードを開始
し、行毎にアドレス信号66を出力する(66−1〜6
6−m)。180は、制御回路であり、ライトイネーブ
ル信号WEとクロック信号を外部から受け、制御信号6
7,171,172,173を生成する。
形を図8に示す。図8aは、読出時の動作波形である。
アドレスが入力されてから、クロックによって読出動作
が制御され、センスアンプ150がクロック期間中にデ
ータを出力する。即ち、アドレスは、プリデコーダ17
0においてクロックの立ち上がりによってデコードさ
れ、アドレス信号66になる。ワード・ソース線ドライ
バ回路51は、同アドレス信号を受け、その信号を更に
デコードすることによって選択されたワード線22を電
源電位VDDにし、同じく選択されたソース線23を接
地電位VSSにする。また、選択されないワード線22
を接地電位VSSにし、同じく選択されないソース線2
3をノード60に接続したたままとする。この動作によ
り対のビット線18,19の間に電位差が生じ、センス
アンプ150は、この電位差を増幅してデータを出力す
る。なお、ライトイネーブル信号WEは、読出時には入
力されず、接地電位VSSのままとなっている。
レス、入力データ及びライトイネーブル信号WEが入力
され、クロックの立上がりによって書込動作が制御され
る。アドレスは、プリデコーダ170に入力されてか
ら、クロックの立上がりによってデコードされ、アドレ
ス信号66になる。ワード・ソース線ドライバ回路51
は、同アドレス信号を受け、その信号を更にデコードす
ることによって選択されたワード線22を電源電位VD
Dにし、選択されないワード線22を接地電位VSSに
する。ソース線23は、常にノード60に接続されたま
まとなる。この動作によりライトドライバ回路155に
よってドライブされたビット線18,19のデータが、
メモリセル7に書き込まれる。
圧に1.0Vを採用したが、これに限らず、この近傍の
電圧値を採用することが可能である。また、駆動用NM
OS3,4の負荷素子にP型MOSFETを使用した
が、これを抵抗に置き換えて構成することが可能であ
る。
セル7で共有するスタティックRAMに本発明を適用し
た。図9に同スタティックRAMの構成を示す。図9で
は簡単のため、各MOSFETの基板電極の接続の図示
を省略したが、図1と同様にP型MOSFET1,2の
基板電極は電源端子8に、N型MOSFET3〜6の基
板電極は接地端子9に接続されている。また、同じく簡
単のため、メモリセルは2個しか示していないが、図1
と同様にマトリックス状に配置されている。図9におい
て、77は、ソース線が共通な2行のメモリセル、80
は、ワード線22と共通のソース線23の電位を制御す
るワード・ソース線ドライバ回路、81,82は、ワー
ド線22−1を駆動するインバータ、83,84は、ワ
ード線22−2を駆動するインバータ、86は、P型M
OSFET57及びN型MOSFET58を駆動するイ
ンバータ、85は、N型MOSFET56及びインバー
タ86を駆動するNOR回路を示す。
モリアレイ17の2行毎に個別に用いられ、全行のソー
ス線23がそれぞれワード・ソース線ドライバ回路80
を介してノード60に接続される。ノード60には、抵
抗30が接続されている。
66−2のいずれかが選択の状態の‘H’になると、N
型MOSFET58が導通状態となり、MOSFET5
6、57が非導通となってソース線23は接地端子9に
接続され、また、アドレス信号66−1と66−2の両
方が非選択の状態‘L’になると、N型MOSFET5
8が非導通となり、MOSFET56、57が導通状態
となってソース線23には中間電位VMDが供給され
る。
スイッチ回路30を1個用いているので、全スイッチ回
路の占有面積を小さくすることができる。
OS論理回路に本発明を適用した。同CMOS論理回路
の実施例を図10に示す。図10において、301はイ
ンバータ、302はNOR回路、303はNAND回
路、308は電源側ソース線、309は接地側ソース
線、312は、電源側ソース線308に接続した電源側
スイッチ回路、313は、接地側ソース線309に接続
した接地側スイッチ回路、306は、電源端子8と電源
側ソース線308の間に接続した電源側スイッチ回路用
P型MOSFET、307は、接地端子9と接地側ソー
ス線309の間に接続した接地側スイッチ回路用N型M
OSFET、310は、電源端子8と電源側ソース線3
08との間に接続した抵抗、311は、接地端子9と接
地側ソース線309との間に接続した抵抗、CEは、N
型MOSFET307の動作を制御するチップ・イネー
ブル信号、CE*は、P型MOSFET307の動作を
制御するチップ・イネーブル信号を示す。なお、信号C
E*の記号*は、極性が信号CEと反対であることを表わ
すために用いるものとする。
したが、インバータ301では、接地側電流路が1個の
N型MOSFET、電源側電流路が1個のP型MOSF
ETによって構成されている。NOR回路302では、
接地側電流路が並列に接続した2個のN型MOSFE
T、電源側電流路が直列に接続した2個のP型MOSF
ETによって構成されている。NAND回路303で
は、接地側電流路が直列に接続した2個のN型MOSF
ET、電源側電流路が並列に接続した2個のP型MOS
FETによって構成されている。また、各接地側電流路
の一方の端子は出力端子(図10で表記せず)に他方の
端子は接地側ソース線309に接続され、各電源側電流
路の一方の端子は出力端子に他方の端子は電源側ソース
線308に接続されている。更に、各N型MOSFET
の基板電極は接地端子9に接続され、各P型MOSFE
Tの基板電極は電源端子8に接続されている。
類の論理回路を示したが、より多くのN型及びP型MO
SFETを用い、それらをそれぞれ直列、並列又は直並
列に接続した論理回路によって、更に複雑な所望の論理
機能を得ることが当然に可能である。
3の各MOSFETに、低閾値電圧のMOSFETを採
用した。
‘H’である場合(信号CE*は‘L’となる)、N型M
OSFET307及びP型MOSFET306は導通状
態になり、接地側ソース線309は接地端子9に接続さ
れ、電源側ソース線308は電源端子8に接続される。
一方、信号CEが各論理回路を待機状態にする‘L’で
ある場合(信号CE*は‘H’となる)、N型MOSF
ET307及びP型MOSFET306は非導通状態に
なり、接地側ソース線309は抵抗311に接続され、
電源側ソース線308は抵抗310に接続される。抵抗
310,311にはそれぞれ各論理回路のMOSFET
のリーク電流が流れ、電源電位と接地電位の間の所定の
中間電位をそれぞれ得ることができる。
ず、それぞれ図11a、図11bに示した電流源回路に
置き換えることが可能であり、更に、それぞれ図12
a、図12bに示した電圧源回路に置き換えることも可
能である。いずれも、抵抗310,311を用いた場合
と同じ電位を各ソース線に与えることができる。
は、図10中で接続する位置を示している。図12にお
いて、400は差動増幅器、401,402は、電源電
位と接地電位の中間の電位を持つ付加電源を示す。図1
2aの付加電源401はVrefHの電圧値、図12bの
付加電源402はVrefLの電圧値を持つ。各付加電源
は、いずれも電源電圧を分圧する構造のものである。差
動増幅器400は、100%の負帰還が施され、従って
それぞれほぼ同じ電圧値VrefH,VrefLの電圧を出力
する。電圧値VrefHは、待機時に電源側ソース線30
8に与える電位を規定する値であり、VrefLは、待機
時に接地側ソース線309に与える電位を規定する値で
ある。
0Vにした。その場合の論理回路の動作波形を図13に
示す。動作時は、各論理回路のP型MOSFETのソー
ス電極に電源電圧を供給し、N型MOSFETのソース
電極を接地電位とするため、論理回路の動作速度は影響
を受けない。さらに、各MOSFETの閾値電圧が低閾
値なので、高速動作を実現することができる。
のソース電極に電源電圧より低い中間電位VMPが供給
され、N型MOSFETのソース電極には接地電位より
高い中間電位VMNが供給される。このため、基板電極
に電源電圧が供給されているP型MOSFETでは、ソ
ース電極と基板電極の間に正の電位がバイアスされるこ
とによって閾値電圧が上昇し、また、基板電極が接地電
位となっているN型MOSFETでは、ソース電極と基
板電極の間に負の電圧がバイアスされることによって閾
値電圧が上昇する。即ち、各論理回路のすべてのMOS
FETの閾値電圧が上昇するので、リーク電流を低減す
ることができる。前記したように、中間電位VMP,V
MNは、各論理回路のリーク電流が抵抗310および抵
抗311に流れ込むことによってそれぞれ発生する。ま
た、図12a、図12bの定電流源回路を採用する場合
は、中間電位VMP,VMNは、電圧値VrefH,Vref
Lによって与えられる。本実施例においては、中間電位
VMP,VMNをそれぞれ0.75V及び0.25Vと
し、従って、電圧値VrefH,VrefLをそれぞれ同じ
0.75Vおよび0.25Vとした。
おいて、駆動用NMOSのソース電極に読出時に接地電
位を与え、不活性時及び待機時に電源電位と接地電位の
中間電位を与えるので、読出速度に影響なく不活性時及
び待機時のリーク電流を低減することができ、低閾値電
圧のMOSFETと低電圧電源の採用が可能となる。ま
た、論理回路において、N型及びP型MOSFETのソ
ース電極に動作時にそれぞれ接地電位及び電源電位を与
え、待機時に電源電位と接地電位のそれぞれ個別の中間
電位を与えるので、動作速度に影響なく待機時のリーク
電流を低減することができ、低閾値電圧のMOSFET
と低電圧電源の採用が可能となる。以上の結果、高速低
消費電力の大規模半導体集積回路装置を実現することが
できる。
又は中間電位を与えるだけであるので、MOSFETの
ゲート酸化膜に電源電圧以上の電圧が掛かることはな
く、ゲート酸化膜を薄くした高速低電圧動作のMOSF
ETを採用することが可能となる。
スの変動によって避けることができないが、リーク電流
が減少することによって閾値電圧の許容範囲が広がるの
で、閾値電圧にばらつきがある集積回路では、本発明は
さらに効果的となる。
例を説明するための回路図。
めの波形図。
めの波形図。
ード・ソース線ドライバ回路を説明するための回路図。
る電流源回路及び電圧源回路を説明するための回路図。
び動作消費電力の関係を説明するための曲線図。
めの回路ブロック図。
明するための波形図。
図。
図。
する電流源回路を説明するための回路図。
する電圧源回路を説明するための回路図。
波形図。
ための回路図。
るための回路図。
イバ回路 301…インバータ 302…NOR回路 303…NAND回路 308…電源側ソース線 309…接地側ソース線 VDD…電源電位 VSS…接地電位 VMD,VMP,VMN…中間電位
Claims (13)
- 【請求項1】一方のゲート電極と他方のドレイン電極と
の間を交叉接続し、双方のドレイン電極と電源端子との
間に負荷素子をそれぞれ接続してなる一対の駆動用MO
S型電界効果トランジスタ(以下「駆動用MOSFE
T」という)と、個々の駆動用MOSFETのドレイン
電極にソース電極をそれぞれ接続してなる少なくとも一
対の転送用MOS型電界効果トランジスタ(以下「転送
用MOSFET」という)とからなる多数のメモリセル
を行列状に配置し、個々の転送用MOSFETのドレイ
ン電極を一対のビット線によって相互接続し、個々の転
送用MOSFETのゲート電極をワード線によって相互
接続し、個々のメモリセルを構成する一対の駆動用MO
SFETのそれぞれのソース電極を行毎にソース線によ
って相互接続することによって構成したスタティックR
AMからなる半導体集積回路装置において、同一行のメ
モリセルが読出を行なうように選択された場合にはソー
ス線を接地電位に保ち、かつ、読出/書込が選択されな
い不活性時及び待機時にはソース線を電源電位と接地電
位の中間電位に保つためのスイッチ回路をソース線毎に
設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】前記スイッチ回路は、前記同一行のメモリ
セルが書込を行なうように選択された場合にはソース線
を前記中間電位に保つように動作するものであることを
特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項3】前記スイッチ回路は、不活性時及び待機時
にはソース線を抵抗に接続することによってソース線を
中間電位に保つものであることを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】前記スイッチ回路は、不活性時及び待機時
にはソース線を電流源回路に接続することによってソー
ス線を中間電位に保つものであることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項5】前記スイッチ回路は、不活性時及び待機時
にはソース線を電圧源回路に接続することによってソー
ス線を中間電位に保つものであることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項6】前記駆動用及び転送用MOSFETは、電
源電位と接地電位の間の電位差の1/2に満たない電圧
値の閾値電圧を有するものであることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項7】前記駆動用及び転送用MOSFETは、N
型MOSFETからなり、当該MOSFETの基板電極
が、接地端子に接続されていることを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項8】少なくとも1個のN型のMOS型電界効果
トランジスタ(以下「MOSFET]と表記する)を有
する第1の電流路と、前記N型MOSFETと同数個の
P型MOSFETを有する第2の電流路とからなり、双
方の電流路の一方の端子が相互に接続されており、一方
の電流路が導通状態のときに他方の電流路が非導通状態
となる少なくとも1個の論理回路を有する半導体集積回
路装置において、前記少なくとも1個の論理回路は、前
記第1の電流路の他方の端子が第1のソース線によって
接続され、第2の電流路の他方の端子が第2のソース線
によって接続されており、当該第1及び第2のソース線
にそれぞれ第1及び第2のスイッチ回路が接続されてお
り、当該第1及び第2のスイッチ回路は、前記少なくと
も1個の論理回路が動作するよう選択された場合には第
1及び第2のソース線をそれぞれ接地電位及び電源電位
に保ち、かつ、そのように選択されない待機時には第1
及び第2のソース線をそれぞれ電源電位と接地電位の間
の個別の中間電位に保つものであることを特徴とする半
導体集積回路装置。 - 【請求項9】前記第1及び第2のスイッチ回路は、待機
時には前記第1及び第2のソース線をそれぞれ個別の抵
抗に接続することによって両ソース線をそれぞれ個別の
中間電位に保つものであることを特徴とする請求項8に
記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項10】前記第1及び第2のスイッチ回路は、待
機時には前記第1及び第2のソース線をそれぞれ個別の
電流源回路に接続することによって両ソース線をそれぞ
れ個別の中間電位に保つものであることを特徴とする請
求項8に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項11】前記第1及び第2のスイッチ回路は、待
機時には前記第1及び第2のソース線をそれぞれ個別の
電圧源回路に接続することによって両ソース線をそれぞ
れ個別の中間電位に保つものであることを特徴とする請
求項8に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項12】前記N型及びP型MOSFETは、それ
ぞれ電源電位と接地電位の電位差の1/2に満たない電
圧値の個別の閾値電圧を有するものであることを特徴と
する請求項8に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項13】前記N型及びP型MOSFETは、基板
電極がそれぞれ接地端子及び電源端子に接続されている
ことを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8263156A JPH10112188A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 半導体集積回路装置 |
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JP8263156A Withdrawn JPH10112188A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 半導体集積回路装置 |
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