JPH10110403A - 境界用ブロック - Google Patents

境界用ブロック

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JPH10110403A
JPH10110403A JP9216883A JP21688397A JPH10110403A JP H10110403 A JPH10110403 A JP H10110403A JP 9216883 A JP9216883 A JP 9216883A JP 21688397 A JP21688397 A JP 21688397A JP H10110403 A JPH10110403 A JP H10110403A
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JP
Japan
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concave portion
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Application number
JP9216883A
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English (en)
Inventor
Etsuji Oike
悦二 大池
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Oike and Co Ltd
Original Assignee
Oike and Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 路肩などを構成するコンクリート製の境界用
ブロックにおいて、夜間や悪天候時などに認識性の高
い、反射板を装着できる安価に供給可能な境界用ブロッ
クを提供する。 【解決手段】 ほぼ直方体状の仕切り部11の上面12
に凸部21と凹部22の組み合わせで車道の方向に若干
傾いた段差部23を設け、この段差部23に水平方向か
ら若干上方を向いた反射板1を取付できる取付面24を
形成する。このブロック10においては、凸部21と凹
部22、あるいはこれらのいずれかで段差部23が形成
されているので、ブロック10を製造するためは、製造
用の型枠にの底面に段差部に応じた形状を用意しておけ
ば良い。また、脱型も従来の直方体の境界用ブロックと
同様の工程で行うことができる。従って、安価に反射板
を装着できる境界用ブロックを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路肩や、歩道との
境界などに設置されるコンクリート製の境界用ブロック
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】路肩や歩道と車道との境界部分などに、
歩道と車道の高さの差を確保したり、歩道の安全性を確
保するなどの目的でほぼ直方体状のコンクリート製の境
界用ブロックが並べて設置されている。近年、夜間や視
界の悪いときに路肩を明示できるように、図21に示し
たような反射板1を取りできる境界用ブロック2が採用
されている。この反射式の境界用ブロック2は、側面2
aの中程に、ブロック2の長手方向に延びた凹み3が形
成されており、この凹み3の一面3aに反射板1を取り
つけられるようになっている。従って、図22に示すよ
うに、路肩5を形成する通常の境界用ブロック4の間
に、所定のピッチで反射式のブロック2を凹み3が道路
側を向くように設置しておくことにより、夜間などは自
動車6のライト7によって反射板1が光り、路肩5をド
ライバーに明確に認識させることができる。このよう
に、反射式の境界用ブロック2を用いることにより、特
に視野の悪い夜間や霧などの悪天候のおりにドライバー
や歩行者の安全性を向上できるので、路肩や縁石に図2
1に示したようなブロックが採用されるケースが増加し
ている。また、誤ってドライバーなどが荒れ地や私有地
に侵入しないように、土地などの境界に反射式のブロッ
クを設置するケースもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図21に示したブロッ
ク2の側面に反射板1を取りつける凹み3を設けるため
には、図23(a)に示すように、略直方体状の型枠4
0の側面に、凹み3を形成するための補助型枠(スリー
ブ)41を予めネジ42などで固定しておく必要があ
る。この補助型枠41を取りつけた型枠40にコンクリ
ート49を注入し成形した後に脱型する際は、図23
(b)に示すように、先ず、ネジ42を外して補助型枠
41を型枠40に対し自由にする。さらに、図23
(c)に示すように、ブロック2を補助型枠41と共に
型枠40から取り出した後に、ブロック2から補助型枠
41を取り出してブロック2が完成する。従って、側壁
に凹みのない通常のブロック4が型枠40にコンクリー
トを注入し、そのまま脱型するだけで成形できるのに対
し、非常に手間がかかり、作業効率が悪く、また、製造
コストも増加してしまう。
【0004】さらに、ブロックの側面の凹み3に反射板
1を取りつけた反射式のブロックでは、図22に示すよ
うに、カーブした部分では反射板1がヘッドランプによ
って光ので効果的であるが、直線部分では遠方からの視
認性はあまり高くない。
【0005】そこで、本発明においては、反射板が取付
可能な構造で、簡単に製造することが可能な境界用ブロ
ックを提供することを目的としている。また、強度的に
も優れ、さらに、雨などの悪天候においても視認性の高
い境界用ブロックを提供することも目的としている。ま
た、運搬や保管などの容易な境界用ブロックを提供する
ことも目的としている。さらに、ドライバーから視認さ
れやすい位置に反射板を取付できる境界用ブロックを提
供することも目的としている。また、ブロックの施工も
簡単で短期間に行える境界用ブロックを提供することも
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、直方体状のブロックの上面に凹凸によって段差を
設け、この段差を利用して反射板を取りつけられるよう
にしている。すなわち、本発明の、ほぼ直方体状の仕切
り部を有し、境界に沿って設置されるコンクリート製の
境界用ブロックにおいては、仕切り部の上面に、凸部ま
たは凹部の少なくともいずれか一方により構成され、仕
切り部の長手方向に対し角度を持って延びた段差部を有
し、この段差部が、光を反射する反射板を設置可能なよ
うにほぼ水平方向を向いた取付面を備えていることを特
徴としている。仕切り部の上面に凸部または凹部を設け
た形状のブロックは、ブロックの外形を規定する型枠を
用いて簡単に成形することが可能であり、段差部を設け
ることにより水平方向を向いた取付面を形成することも
できる。従って、反射板を設置可能な境界用ブロックを
通常の直方体型の境界用ブロックと同じ工程で製造する
ことができ、短期間で安価に提供することができる。
【0007】段差部を凹部で形成する場合は、仕切り部
の上面の中央に凹部を設けても良いが、凹部の周囲の壁
部の厚みが薄く成りやすい。このため、上面の長手方向
の一方の縁に沿って延びた凹部を形成し、段差部を構成
することが望ましい。また、中央に凹部を設けると雨水
やゴミなどが凹部に溜まって反射板の機能が阻害される
可能性があるが、縁に沿って延びた凹部で段差部を構成
し、さらに、凹部の底面を一方の縁に向かって低くなる
ように傾斜させることにより、雨水やゴミが溜まるのを
防止できる。従って、雨などの悪天候下においても取り
つけられた反射板の反射能力を十分に発揮させることが
できる。
【0008】また、凹部によって段差部を構成する場合
は、車両の進行方向に対し路肩を示すべき方向の後方側
(日本においては左側通行なので向かって左側の路肩に
設置される境界用ブロックの後ろ側)の一方の端を取付
面とし、手前側の他方の端から一方の端に向かって徐々
に深くなった凹部を設けることにより、反射板の反射機
能を十分に活用でき、さらに、仕切り部が凹部により切
り欠かれる体積を最小限に止めることができる。このた
め、境界用ブロックの強度および重量を通常のブロック
と同程度に保つことができる。
【0009】凹部に代わり、凸部によって段差部を構成
することも可能であり、このような段差部を用いれば、
取付面が仕切り部の上面から突き出るので視認性は非常
に高い。また、凸部がブロックと一体に構成されるので
強度が高く分離することがないので、耐久性が高く視認
性の非常に良い境界用ブロックを提供できる。さらに、
段差部を、凸部および凹部の組み合わせによって構成す
ることも可能であり、良好な視認性を得られると共に、
凸部と凹部を組み合わせることにより、積み重ねて運搬
や保管が可能になる。このため、保管費用や運送費用も
安くできる。
【0010】また、車両のライトが境界用ブロックの道
路側から照射されることを考慮すると、段差部は長手方
向に対し垂直な方向から若干道路側に傾いている方が取
りつけられる反射板の反射効率を高くできる。一方の縁
に沿って形成された凹部により構成される段差部におい
ては、垂直方向から一方の縁に向かって傾いていること
が望ましい。さらに、車両のライトが境界用ブロックの
上方から照射されることを考慮すると、取付面は水平方
向から若干上向きに傾いている方が取りつけられる反射
板の反射効率を高くできる。
【0011】もちろん、境界用ブロックを製造する際
に、取付面に反射板を埋設しておくことも可能である。
本発明の境界用ブロックは、段差部に反射板を埋設する
ことができるので、脱型も反射板を埋設していない境界
用ブロックと同様に行うことができる。さらに、仕切り
部の上面に形成した凸部あるいは凹部またはそれらの組
み合わせの両方の端に取付面を構成したり、反射板を埋
設することも可能であり、カーブや直線部において、双
方向を走行する車両のライトを反射して道路との境界位
置を示すことができる。
【0012】さらに、仕切り部の上面は、水平のみに限
定されず、歩道への乗り上げ口を形成する際に設置する
ような上面が長手方向に傾斜している境界用ブロックで
あっても良い。また、仕切り部の下部から水平方向に延
びた板状の基礎部を一体に成形することにより、基礎コ
ンクリートを現場で打たずに直に境界用ブロックを設置
することも可能になる。このため、短時間で安価に境界
用ブロックの施工を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1に、本発明の一例の境界用
ブロック10の概要を斜視図を用いて示してあり、図2
に、本例の境界用ブロック10を四方から見た様子を示
してある。本例の境界用ブロック10は、コンクリート
製でほぼ直方体状の仕切り部11を有し、この仕切り部
11の上面12に凸部21および凹部22によって段差
部23が形成されており、この段差部23に反射板1を
取りつけるための取付面24が形成されている。本例の
段差部23は、仕切り部11の上面12の一方の縁12
aに沿って形成された凹部22と、凸部21との組み合
わせによって構成されており、仕切り部11の長手方向
Xにほぼ垂直な方向に段差部23が延びている。
【0014】本例のブロック10の凹部22の底面22
aは、手前の端面13aから後方の端面13bに向かっ
て徐々に深くなっており、さらに、一方の縁12aに向
かって低くなるように傾斜している。このため、車両の
ライトが凹部22の底面22aによってそれほど遮られ
ずに取付面24に取りつけられた反射板1に到達できる
ようになっている。さらに、雨水やゴミは、底面22a
の傾斜に沿って一方の縁12aの側から流出するように
なっているので、凹部22には溜まらず、悪天候下であ
っても反射板1が雨水やゴミに遮られずに反射機能を発
揮できるようになっている。
【0015】本例の境界用ブロック10の段差部23
は、図2から判るように、境界用ブロック10の長手方
向Xに対し、垂直な方向から、凹部22が形成された一
方の縁12aの方向に傾いており、縁12aの側から照
射されたヘッドライトなどの光を効率良く反射できるよ
うになっている。また、段差部23に設けられた取付面
24は、水平方向から若干上向きに傾いており、これに
より、境界用ブロック10よりも高い位置にあるヘッド
ライトなどの光をドライバーに向けてさらに効率良く反
射できるようにしてある。本例の取付面24は、図3に
示すように、ほぼ平坦な面に仕上げられており、反射板
1を接着剤などにより、簡単に貼りつけられるようにな
っている。また、コンクリート釘などによって反射板1
を取りつけることも可能である。さらに、境界用ブロッ
ク10を成形する際に、取付面24に反射板1を予め埋
め込んでおいたり、あるいは、反射板1を取りつける治
具を埋め込んでおくことももちろん可能であり、これら
の方法により境界用ブロック10に強固に反射板1を装
着することができる。
【0016】本例の境界用ブロック10は、図4に示す
ように、段差部23を車道側51として歩道52との境
界部分などに設置される。境界用ブロック10を設置す
る際は、境界を掘削して捨てコンクリート55などによ
り設置レベルを決め、その上に境界用ブロック10を並
べた後に、基礎コンクリート56を打設して境界用ブロ
ック10を固定する。さらに、基礎コンクリート56の
上部を土やアスファルト57などによって埋め戻し、境
界用ブロック10の施工が完了する。
【0017】図5に示したような歩道52と車道51と
の間にレベル差がある場合は、図1に示したような仕切
り部11の上面の両縁12aおよび12bが湾曲した境
界用ブロックに代わり、一方の縁12bがほぼ直角に形
成された境界用ブロック10を用いることも可能であ
る。本例においても、捨てコンクリート55により設置
レベルを決定し、その上に基礎コンクリート56で境界
用ブロック10を固定することが可能であり、この境界
用ブロック10によって土止めの機能を果たすことも可
能である。
【0018】図6に示すように、車道51との境界に本
例の境界用ブロック10を設置する場合は、段差部24
の形成された側を車道51に沿って境界用ブロック10
を並べる。図6に示すように、反射板を設置しない通常
の境界用ブロック4の間に所定の間隔で本例の反射板を
設置できる境界用ブロック10を並べても良いし、本例
の境界用ブロック10で路肩全体を施工してももちろん
良い。本例の境界用ブロック10を日本国内において設
置する場合は、段差部23を構成する凹部22が車道5
1の左側を走るドライバーから見て手前となるように設
置する。これにより、段差部23の取付面24がドライ
バーの方向をほぼ向くようにブロック10を設置でき
る。また、本例の段差部23の凹部22は、境界用ブロ
ック10の手前の端面13aの側から後ろの端面13b
の側に徐々に深くなっているので、この凹部22に沿っ
て車両6からのライト7が取付面24に設置された反射
板1に到達する。このため、凹部22によってライト7
が遮られることが少なく、効率よく反射板1の機能を発
揮させることができる。
【0019】さらに、本例の境界用ブロック10におい
ては、段差部23が凹部22と凸部23との組み合わせ
によって構成されている。このため、取付面24のほぼ
上半分は仕切り部11の上面12から上方に突出した状
態となる。従って、遠方からのライトも遮蔽されずに取
付面24に取りつけられた反射板1に到達するので、遠
方からの視認性の良い反射式の境界用ブロック10を提
供することができる。また、取付面24がライトの光を
ドライバーに向けて反射し易いように、若干道路側に傾
き、さらに、上方に傾いていることは上述した通りであ
る。従って、本例の境界用ブロック10は夜や霧などの
ときでもライトの光をドライバーに向けて効率良く反射
できるので、ドライバーは安心して快適なドライブを楽
しむことができる。
【0020】図7に示すように、本例の境界用ブロック
10は、仕切り部11の上面12に凸部21と凹部22
によって段差部23を作ってある。従って、コンクリー
トを注入して本例の境界用ブロック10の外周面を規定
する型枠40に、ブロック10の上面12の凸部21お
よび凹部22に合わせた凸部46および凹部47を底部
45に設けておけば良い。このような型枠40を用いて
段差部23を備えた境界用ブロック10を簡単に製造す
ることができる。本例の境界用ブロック10は、反射板
を取りつける部分を確保するために、スリーブなどの補
助型枠を型枠40に着脱したり、脱型した後にブロック
から補助型枠を取り外しなどの手間は一切不要である。
従って、反射板を取りつける部分を持たない通常の直方
体型の境界用ブロック4と同一の工程で、反射板を取り
つけられる境界用ブロック10を製造することができ
る。このため、短期間で品質の良い境界用ブロックを安
価に大量生産することが可能になる。
【0021】さらに、境界用ブロック10の取付面24
に面することになる型枠40の凸部47に反射板を設定
しておけば、反射板が取付面24に埋設されて一体とな
った境界用ブロック10を簡単に製造することができ、
反射板を取付る手間を省き、また、反射板の脱落などを
防止できる耐久性の高い境界用ブロックを提供できる。
【0022】図8(a)に示すように、埋設用の反射板
1としては、脱型時に自動的に切断される突起61が型
枠40に面して形成されたものを使用することができ
る。そして、この突起61に対応する凸部47に突起6
1を差し込んで反射板1を取付できる程度の取付孔47
aを設けておくことにより、コンクリートを型枠40に
注入する前に反射板1を型枠40に設定しておくことが
可能である。図8(b)に示すように、反射板1の設置
された型枠40にコンクリート49を注入した後、脱型
すると、突起61が反射板1から分離する。このため、
図9に示すように、反射板1が段差部23に埋設されて
一体となった境界用ブロック10が製造でき、反射板1
の表面には突起61が切断された跡62が若干残るだけ
である。このような跡62は外見上全く問題にはならな
いし、必要であればヤスリ等を用いてさらに平らにする
ことができる。もちろん、両面テープなどを用いて凸部
47に反射板1を仮固定しておき、その上からコンクリ
ートを注入して反射板1が埋設されたブロックを形成す
ることも可能である。しかしながら、型枠の内面に離形
材やオイルなどが塗布されているので、高い付着強度を
得ることは容易でなく、脱型した後の両面テープなどの
処理を考えると突起を用いた上記の方法を採用すること
が望ましい。
【0023】このように、上面12に段差部23を設け
て、反射板1の取付場所とすることにより、埋設された
反射板1が障害とならずに脱型できる境界用ブロック1
0を提供することができる。また、反射板1が埋設され
ているので、施工中や施工後に反射板1が外れてしまう
ことはなく、耐久性の高い境界用ブロック10を提供で
きる。さらに、現場で反射板1を取り付ける手間もいら
ないので、このような反射板の埋設された境界用ブロッ
クを供給することにより、現場の労力を軽減することも
可能である。
【0024】また、図10に示すように、本例の境界用
ブロック10は、凸部21および凹部22を用いて段差
部23を構成してあるので、その段差部23同士が重な
るように複数の境界用ブロック10を積み上げること可
能であり、従来の直方体型の境界用ブロック10と同様
に積み上げて保管することができ、また、輸送体積も小
さくて済む。従って、保管や輸送にかかる費用を低減で
きる。凸部21が凹部22に確実に収まるようにするた
めには、凸部21に対し凹み部22を若干大きめに設計
しておくことが望ましい。本例の境界用ブロック10
は、凸部21を用いて段差部23を構成してあるので、
仕切り部11の上面12から突き出た状態で反射板1を
取りつけることが可能であり、視認性に優れていると共
に、保管時や輸送時は凸部21を凹部22と組み合わせ
て積み上げることができるので凸部21が保管や輸送の
障害になることもない。
【0025】以上に説明したように、型枠40から1回
の工程で脱型できる(図7に示した)ような段差部を備
えた境界用ブロックとしては、図11に示すようなもの
が考えられる。図11に示した境界用ブロック10は、
仕切り部11の上面12のほぼ中央に、長手方向Xに沿
って長い凹部22が形成されており、その一方の端面2
2bを段差部23の取付面24として用いている。そし
て、この取付面24に反射板1を貼りつけることにより
反射型の境界用ブロック10を構成することができる。
このような境界用ブロック10も、型枠40の底面45
に凹部22に対応する凸部を設けておくだけで簡単に成
形することができる。
【0026】これに対し、図12に示したように、凹部
22を仕切り部11の一方の縁12aに沿って構成する
ことも可能である。このような凹部22を構成すること
により、凹部22が上面12の一方の側によるので、凹
部22の周囲12cを構成する上面12の部分の幅を広
くでき、仕切り部11の強度を向上できる。さらに、縁
12aの側を切り欠いて凹部22を構成するので、凹部
22の底面22aに縁12aの側に向かって下り勾配を
設けることができる。従って、凹部22に溜まった雨水
やゴミが縁12aの側に自動的に排出されるようにでき
るので、取付面24に取りつけられる反射板1に対する
雨水やゴミの影響をなくすことができる。図12に示し
た境界用ブロック10も、上記と同様に型枠40の底面
45に凸部を設けるだけで簡単に成形することが可能で
あり、また、1回の工程で脱型することも可能である。
【0027】さらに、図13に示すように、凹部22を
前方の端面13aから後方の端面13bに向かって徐々
に広げることが可能であり、車両のライトが取付面24
に取りつけられた反射板に照射されるのを邪魔しない程
度に勾配を持った凹部22を構成することも可能であ
る。このような凹部22は、凹んだ部分を小さくできる
ので、仕切り部11の強度を確保し、さらに、境界用ブ
ロック10として必要な重量を確保するのに好適であ
る。さらに、図13に示した境界用ブロック10におい
ては、取付面24がライトを反射し易いように縁12a
の方向に若干傾斜し、さらに、水平方向から若干上方に
向かって傾斜している。このような境界用ブロック10
も、型枠40の底面45に対応する凹部22に対応する
凸部を設けるだけで簡単に成形することが可能であり、
脱型も同様に簡単に行うことができる。
【0028】図13とは逆に、図14に示すように、凹
部22を前方から後方にほぼ同じ広さで形成し、両端に
ライトを反射し易いように縁12aの方向に若干傾斜
し、さらに、水平方向から若干上方に向かって傾斜した
段差部23aおよび23bを設けることも可能である。
そして、それぞれの段差部23aおよび23bに取付面
24aおよび24bを形成することにより、車道の双方
向から照射されるライトを反射しやすい角度で反射板を
取り付けることが可能となる。このような境界用ブロッ
ク10は、カーブの外側の境界など、左右いずれの車道
を走行する車両にも路肩を示した方が良い場所に取り付
けるのに適している。従って、取付面24aおよび24
bを縁12aの方向に傾斜する角度も直線用の境界用ブ
ロック10と異なり、カーブや反対方向を通る車両に見
やすい角度に調整することも可能である。このような形
状の境界用ブロック10も型枠で容易に形成でき、脱型
も上記のブロックと同様に容易である。
【0029】図15に、凸部21を用いて仕切り部11
の上面12の上部に段差部23を設け、その段差部23
を用いて取付面24を形成した境界用ブロック10を示
してある。本例の境界用ブロック10も型枠40の底面
45に凸部21に対応する凹部を設けるだけで簡単に成
形することが可能であり、また、脱型も容易である。さ
らに、上面12の上に反射板1を取りつけることが可能
であるので、車両のライトの反射効率も非常に高く視認
性が最も良いタイプの境界用ブロックである。本例の境
界用ブロック10は、凸部21によって段差部23を構
成しているので、凸部21同士が重なり合わないように
設計し、あるいは配列することによりブロック同士を積
み重ねて保管することが可能である。また、スペーサな
どを挿入して積み重ねることも可能である。特に、本例
の境界用ブロック10においては、凸部21を形成して
取付面24を設けてあるので、反射率を高くでき、安全
性を重視する道路の部分に設置する境界用ブロック10
として有用である。
【0030】また、上面12の上に反射板を装着できる
境界用ブロック10としては、図16に示すように、凸
部21を仕切り部11の上面12の幅方向にわたって全
体に形成することも可能であり、面積の大きな取付面2
4を確保することができる。さらに、図16(d)に示
すように、上面12の中央に凸部21を設けることも可
能であり、これらの境界用ブロック10は上記の境界用
ブロック10と同様に簡単に脱型可能な型枠を用いて成
形することができる。このように、本発明に係る境界用
ブロック10においては、凸部21を境界用ブロック1
0の一部として一体に成形することができるので、強度
が高く、反射板を取りつける部分がブロックから剥離し
たり、経年劣化によって外れたりするトラブルを完全に
防止できる。さらに、上述した各ブロックと同様に、境
界用ブロック10を製造する際に反射板1を取付面24
に埋設することも可能であり、これにより反射板も境界
用ブロック10と一体に成形された非常に耐久性の高い
反射型の境界用ブロックを提供することができる。もち
ろん、反射板1は、取付面24にエポキシなどの接着剤
を用いて貼ることも可能であり、また、コンクリート釘
などによって取りつけることも可能である。
【0031】図17(a)に、歩道に車が乗り上げる入
口5を構成できる長手方向に傾斜した上面12を備えた
境界用ブロック15を示してある。本例の境界用ブロッ
ク15は、図17(b)に示すように、背の低い直方体
状のブロック4’と組み合わせることにより、路肩に背
の低い部分を形成できるブロックであり、上面12の一
部12dが傾斜している。本例のブロック15において
は、この傾斜した上面12dに凹部22を用いて段差部
23が形成されており、車道に向いた取付面24が構成
されている。従って、この取付面24に反射板1を装着
することにより、上記と同様に反射型の境界用ブロック
を構成することができる。また、本例の境界用ブロック
15においては、傾斜した面12dに反射板1が取付で
きるので、車のライトが遮蔽されずに反射板1に当た
る。従って、反射効率が高く、夜間などでも入口5の位
置を明確に示すことができるので、境界用ブロックの背
の高い部分に車両が乗り上げるような事態を未然に防止
することができる。
【0032】また、図18に示すように、傾斜した上面
12dの中央付近に段差部23を設けて取付面24を構
成することも可能である。傾斜した上面は遠方から視認
できるので、その中央付近に取付面24を設けることに
より車のライトは遮蔽されずに取付面24の反射板に当
たるので境界用ブロック10の位置を明確に示すことが
できる。また、このような位置に段差部23を設けた境
界用ブロック10は、上記のブロックと同様に簡単に脱
型できる型枠を用いて製造することが可能である。
【0033】さらに、図19に示すように、凹部のみで
はなく、凸部21あるいは凸部21と凹部22を組み合
わせて、双方向から視認できるような境界用ブロック1
6を構成することももちろん可能である。このブロック
16においては、2つの凹部22と、これらに挟まれた
凸部21によって段差部23を2つ設けてあり、それぞ
れの段差部23に反射板1を取付できる取付面24を形
成してある。従って、図14に示した境界用ブロックと
同僚に、車道の左右いずれの方向から照射されたライト
をそれぞれの取付面24に取り付けられた反射板1で適
当な角度で反射することが可能である。このため、ドラ
イバーは近い方の路肩のみならず、反対側の路肩も明確
に把握することが可能である。このような境界用ブロッ
ク16は、道幅の狭い道路や、カーブなどにおいて有効
である。もちろん、上面12のほぼ中央に凸部21だけ
を設け、凹部を用いないで2つの段差部を形成して上記
と同様に左右双方から視認できるような境界用ブロック
16を形成することも可能である。このような境界用ブ
ロック16も、型枠40の底面45に凸部および凹部を
設けるだけで成形することが可能であり、また、従来の
直方体の境界用ブロックと同程度の手順で脱型すること
が可能である。従って、容易に大量生産が可能であり、
品質の良い製品を安価に提供することができる。
【0034】また、図20に示すような、長い境界用ブ
ロック17を形成することも可能である。本例の境界用
ブロック17は、上述した境界用ブロックの長さが60
cm〜1m程度であるのに対し、2m程度あるいはさら
に長く成形されている。近年、境界用ブロックの施工工
事においても、重機を導入して省力化が図られており、
このような長く重い境界用ブロック17であっても容易
に取り扱えるようになっている。本例の境界用ブロック
17は、さらに、仕切り部11の底部にコンクリート製
の基礎18が予め一体に成形されており、境界用ブロッ
ク17の断面がほぼ逆T字型になっている。従って、本
例の境界用ブロック17は、歩道52と車道51との境
界を掘削して境界用ブロック17を設置し、埋め戻すだ
けで路肩に境界用ブロックを設置する作業を完了するこ
とができ、基礎コンクリートを打設する手間を省くこと
ができる。従って、非常に短期間で効率良く施工作業を
行うことができ、さらに、境界用ブロック17が長いの
で、直線状に境界用ブロックを設置するもの容易であ
る。
【0035】また、本例の境界用ブロック17には、仕
切り部11の一方の縁12aに沿って2か所の凹部22
を設け、その段差部23の取付面24に反射板1を取付
できるようにしてある。本例の境界用ブロック17は長
いので、長い凹部22を容易すことが可能であり、反射
板1の遠方からの視認性を向上することができる。
【0036】このように、境界用ブロックの上面に凸部
あるいは凹部、あるいはその両者により段差部を設け、
その段差部に反射板を取りつけられる取付面を形成する
ことにより、上記に例示したような様々な機能を備えた
反射型の境界用ブロックを提供することができる。そし
て、この凸部あるいは凹部を備えた境界用ブロックは、
従来の直方体状の境界用ブロックとほぼ同様の工数で製
造することができるので、品質の良い製品を安価に大量
に供給することが可能である。従って、本発明に係る境
界用ブロックを用いて境界や路肩などを施工することに
より、夜間や悪天候下においても路肩や境界を容易に視
認することが可能となり、安全で快適なドライブを楽し
める道路等を施工することが可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、コンクリート製の境界用ブロックの上面に凸部ある
いは凹部、またはその両方で段差部を設け、この段差部
に反射板を装着できる取付面を構成し、あるいは段差部
に反射板を埋設するようにしている。このような境界用
ブロックは、型枠の底部を境界用ブロックの上面に構成
する凸部と凹部に対応する形状に加工しておくことによ
り簡単に成形することができる。また、脱型工程におい
ても障害にならず、従来の直方体型の境界用ブロックと
同一の工程で製造することができる。さらに、凸部ある
いは凹部によって段差部を設け、そこに反射板を取りつ
けるようにしてあるので、遠方からでも車両のライトが
反射板に当たりやすい構成になっており、視認性の高い
境界用ブロックを提供できる。また、本発明において
は、段差部が境界用ブロックと一体となってコンクリー
トにより構成されるので、段差部が外れたりすることは
なく非常に強度を高くできる。従って、この段差部に取
付られた反射板も外れ難く、耐久性の高い境界用ブロッ
クを提供できる。また、境界用ブロックを製造する際に
反射板を取付部に埋設することにより反射板が境界用ブ
ロックと一体となったさらに耐久性の高い境界用ブロッ
クを提供することができることは上記にて説明した通り
である。このように、本発明の反射板を装着できる境界
用ブロック、あるいは反射板を埋設した境界用ブロック
は簡単に製造することができ、品質の高く、安価に供給
できる境界用ブロックである。このため、本発明に係る
境界用ブロックを用いて車道との境界や路肩を安価に施
工することが可能であり、路肩などを夜間や悪天候下で
も境界を明確に識別させることができる。このように、
本発明の境界用ブロックは、安全で快適なドライブを楽
しむことができる道路を施工するのに好適な境界用ブロ
ックである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る境界用ブロックの概要を示す斜視
図である。
【図2】図1に示す境界用ブロックを4方から見た様子
を示す図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は平
面図、図2(c)は左側面図、図2(d)は右側面図で
ある。
【図3】図1に示す境界用ブロックの取付面に反射板を
取りつける様子を示す図である。
【図4】図1に示す境界用ブロックを施工した状態を模
式的に示す図である。
【図5】段差のある部分に施工する境界用ブロックを施
工した状態を模式的に示す図である。
【図6】図1に示す境界用ブロックを路肩に施工した様
子を示す図である。
【図7】図1に示す境界用ブロックを型枠で製造する様
子を示す図である。
【図8】反射板が埋設された境界用ブロックを型枠で製
造する様子を模式的に示す図であり、図8(a)は、型
枠に反射板を取り付ける様子を示し、図8(b)は反射
板と共に境界用ブロックが脱型される様子を示す図であ
る。
【図9】段差部に反射板が埋設された状態を示す図であ
る。
【図10】図1に示す境界用ブロックを積み重ねる様子
を示す図である。
【図11】本発明の異なる境界用ブロックの例を示す図
であり、図11(a)は平面図、図11(b)は正面
図、図11(c)は左側面図である。
【図12】本発明のさらに異なる境界用ブロックの例を
示す図であり、図12(a)は平面図、図12(b)は
正面図、図12(c)は左側面図である。
【図13】本発明のさらに異なる境界用ブロックの例を
示す図であり、図13(a)は平面図、図13(b)は
正面図、図13(c)は左側面図である。
【図14】本発明のさらに異なる境界用ブロックの例を
示す図であり、図14(a)は平面図、図14(b)は
正面図、図14(c)は左側面図である。
【図15】本発明のさらに異なる凸部の構成された境界
用ブロックの例を示す図であり、図15(a)は平面
図、図15(b)は正面図、図15(c)は左側面図で
ある。
【図16】本発明のさらに異なる凸部の構成された境界
用ブロックの例を示す図であり、図16(a)は平面
図、図16(b)は正面図、図16(c)は左側面図で
あり、図16(d)は、凸部が上面の中央に設けられた
境界用ブロックを示す左側面図である。
【図17】本発明に係る入口を構成する境界用ブロック
の例を示す図であり、図17(a)はその概要を示す斜
視図であり、図17(b)は入口を組み立てた様子を示
す図である。
【図18】本発明に係る入口を構成する境界用ブロック
の異なる例を示す斜視図である。
【図19】本発明に係るさらに異なる境界用ブロックの
例を示す斜視図である。
【図20】本発明のさらに異なる境界用ブロックの例を
示す図であり、図20(a)は平面図、図20(b)は
正面図、図20(c)は左側面図である。
【図21】従来の反射板を設置できる境界用ブロックを
示す斜視図である。
【図22】図21に示す境界用ブロックを路肩に設置し
た様子を示す図である。
【図23】図21に示す境界用ブロックを製造する過程
を示す図である。
【符号の説明】
1・・反射板 4・・従来の直方体型の境界用ブロック 10、15、16、17・・境界用ブロック 11・・仕切り部 12・・仕切り部の上面 12a、12b・・仕切り部の縁 13・・端面 21・・凸部 22・・凹部 22a・・凹部の底面 23・・段差部 24・・取付面

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直方体状の仕切り部を有し、境界に
    沿って設置されるコンクリート製の境界用ブロックにお
    いて、 前記仕切り部の上面に、凸部または凹部の少なくともい
    ずれか一方により構成され、前記仕切り部の長手方向に
    対し角度を持って延びた段差部を有し、 この段差部が、光を反射する反射板を設置可能なように
    ほぼ水平方向を向いた取付面を備えていることを特徴と
    する境界用ブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記仕切り部の上面
    に、その長手方向の一方の縁に沿って延びた前記凹部が
    形成されていることを特徴とする境界用ブロック。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記凹部の底面は、
    前記一方の縁に向かって低くなるように傾斜しているこ
    とを特徴とする境界用ブロック。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記仕切り部の上面
    に、一方の端が前記取付面となり、他方の端から前記一
    方の端に向かって徐々に深くなった前記凹みが形成され
    ていることを特徴とする境界用ブロック。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記仕切り部の上面
    に、両方の端が前記取付面となった前記凸部および前記
    凹部の少なくともいずれか一方が形成されていることを
    特徴とする境界用ブロック。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記段差部は、前記
    凸部および前記凹部の組み合わせによって形成されてい
    ることを特徴とする境界用ブロック。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記段差部は、前記
    長手方向に対し垂直な方向から若干傾いていることを特
    徴とする境界用ブロック。
  8. 【請求項8】 請求項2において、前記段差部は、前記
    長手方向に対し垂直な方向から前記一方の縁に向かって
    傾いていることを特徴とする境界用ブロック。
  9. 【請求項9】 請求項1、7または8のいずれかにおい
    て、前記取付面は、前記水平方向から若干上向きに傾い
    ていることを特徴とする境界用ブロック。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記上面が長手方
    向に傾斜していることを特徴とする境界用ブロック。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記仕切り部の下
    部から水平方向に延びた板状の基礎部を有することを特
    徴とする境界用ブロック。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記取付面に前記
    反射板が取りつけられていることを特徴とする境界用ブ
    ロック。
  13. 【請求項13】 ほぼ直方体状の仕切り部を有し、境界
    に沿って設置されるコンクリート製の境界用ブロックに
    おいて、前記仕切り部の上面に、凸部または凹部の少な
    くともいずれか一方により構成され、前記仕切り部の長
    手方向に対し角度を持って延びた段差部を有し、 この段差部に、光を反射する反射板がほぼ水平方向を向
    いて埋設されていることを特徴とする境界用ブロック。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記仕切り部の
    上面に、その長手方向の一方の縁に沿って延びた前記凹
    部が形成されており、前記凹部の底面は、前記一方の縁
    に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とす
    る境界用ブロック。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記段差部は、
    前記長手方向に対し垂直な方向から前記一方の縁に向か
    って傾いており、前記反射板が、前記水平方向から若干
    上向きに傾いていることを特徴とする境界用ブロック。
  16. 【請求項16】 請求項13において、前記凸部または
    凹部の少なくとも一方によって形成された前記長手方向
    の両方向を向いた前記段差部のそれぞれに前記反射板が
    埋設されていることを特徴とする境界用ブロック。
JP9216883A 1996-08-14 1997-08-12 境界用ブロック Pending JPH10110403A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145153A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Systec:Kk 道路端色識別ブロック
KR102175515B1 (ko) * 2020-05-11 2020-11-06 이상묵 보차도용 재귀반사 블록

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