JP3914376B2 - 道路鋲 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として道路のセンターラインや交差点、横断歩道などの道路面に設置して、車のライトの再帰反射や自発光によってドライバーや歩行者に注意を促す道路鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例えば太陽電池によって発光ダイオード等の発光体を発光させる自発光式道路鋲としては、地面より突出して設けられた四角錐台形状の道路鋲本体の傾斜側面に発光窓が穿設されると共に、該発光窓内に発光体が外方に向けて取り付けられ、当該発光体の光が直接車両運転手などに視認されるようになされているものがある。
【0003】
また、道路鋲本体の上部に透光体が配設されると共に、道路鋲本体内に太陽電池、蓄電装置、発光体、制御基盤などが収容されて、太陽電池の起電力によって発光体を発光させ、その発光体の光が前記透光体を屈折透過して外部に放出されるようになされた自発光道路鋲がある。係る自発光道路鋲は、予め路面を穿孔して鋲本体を直接埋設し、早強セメントなどを流し込んで完全に舗装体と一体化されていた。また、鋲本体は路面上をトラックや乗用車などが頻繁に走行するに十分なように鋲本体の枠体が強度設計され、また使用中飛び出さないように鋲本体の埋設部にひっかかり構造がなされたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記自発光道路鋲は少なくとも太陽電池と、その太陽電池の起電力を充電する蓄電装置と、蓄電装置からの電力により点灯する発光体と、その発光体を点灯させる制御基盤とが収容され、それぞれが電気的に繋がれて自動的に点灯または点滅される精密な装置が内蔵されているので、強い振動や衝撃を受けたり、また土砂や雨水が進入する可能性があって、ともすれば故障を起こして寿命半ばにして自発光機能を低下消失させたり、また耐用年数による交換を余儀なくされる場合がある。
【0005】
自発光道路鋲は概ね複数個が一定間隔を置いて並んで設置されているので、数カ所で上記の故障が発生すると、ドライバーに不安を与えて事故を起こさないとも限らない。そのために応急的にでも補修工事が必要となっているが、前記道路鋲本体は路面上にセメントで強く固定され舗装体と一体化されているために、道路鋲本体を壊さずに取り外すことができない。そこで上部からネジを外して枠体の内部に収められた装置や部品を取り出して修理または部品交換するなどの手段がなされたり、また鋲本体が取り外せない構造にあっては鋲本体を破砕して掘り起こし、新品を再度埋め戻すなどといった手段が採られている。ところが前者は迅速に現場で部品を差し替え水密構造にして復元しなければならず、また後者は鋲本体を取り出すためにコアーで鋲本体よりも一回り大きい外周を切削するので、再設置すると道路鋲の周囲に大きく隙間が空きセメント充填部分が目立つ上に、充分な締め固めが出来ないといった問題がある。更にこれら工事に要する基材の準備や作業に相当多額の費用を要していた。
【0006】
また、撤去された前記鋲本体は再利用できずに廃棄せざるを得ず、補修費用がその分高くついたり、資源の無駄遣いともなっていた。ときには、路線変更などで設置位置をずらす工事にあっては、何ら機能低下を来していない鋲本体であっても全て撤去廃棄せざるを得なかった。
【0007】
そこで本発明は、上記の如き問題を解決し、自発光道路鋲の本体を路面に強固に取り付けると共に、必要に応じて前記自発光道路鋲本体を容易に且つ短時間に路面を痛めることなく取り外して修復することが出来、また水密構造が保てるので耐久性が増し、更に撤去した部材のリサイクルが可能な道路鋲とその設置方法を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。即ち本発明に係る道路鋲は、少なくとも反射または自発光機能を有する道路鋲本体と、当該道路鋲本体が着脱可能に収容される埋設ケースとを具備してなり、前記埋設ケースは、前記道路鋲本体の外径に対応する内面形状をなし、前記道路鋲本体に形成された下方に向かって縮径する傾斜外壁に対向して、前記道路鋲本体にも下方に向かって縮径する傾斜内壁が形成され、道路鋲本体の外面底部と当該道路鋲本体の外面底部と相対向する埋設ケースの内面底部とにそれぞれ同形状の凹凸溝が補完して形成され、この凹凸溝が互いに凹凸嵌合することによって道路鋲本体が埋設ケース上面よりも低く収容されると共に、前記道路鋲本体が180度水平回転(半回転)することによって凸部が互いに重なり合い、埋設ケース上面に略面一に収容されるようになされたことを特徴とするものである。
【0009】
即ち、道路鋲本体が埋設ケースの中に着脱可能に収納され、埋設ケースが上面を残して道路面に埋設され、セメントで強固に固められても、道路鋲本体が二重構造となって着脱可能となされるために、容易に取り外すことができる。
【0010】
また本発明の道路鋲は、道路鋲本体の傾斜外壁と埋設ケースの傾斜内壁との隙間に緩衝材が挟設されれば、衝撃や振動をその緩衝材によって吸収することができるので尚良い。すなわち、自発光道路鋲などが路面に設置されるような場合には、頻繁に通行する車に直接踏まれたり振動が加わると、精密な電気系統に損傷を与えて自発光機能を損なうようなことがあるので、極力道路鋲本体に強い振動や衝撃が加わらない工夫がなされる。
【0011】
また前記埋設ケースは、埋設ケースの外面下部に抜け止め構造が形成されて、道路面に埋設されてセメントで固められた後で、埋設ケースが容易に外れない引っかかり構造がなされるとよい。
【0012】
また本発明に係る道路鋲は、前記道路鋲本体の一部外周と、該道路鋲本体の一部外周に対向する前記埋設ケースの一部内周に互いに補完するネジが切られ、着脱自在に螺設一体化するようになされて、前記道路鋲本体の周縁と前記埋設ケースの上面とが略面一に固定されてなることを特徴としている。
【0013】
更に少なくとも道路鋲本体の上部外周縁を押圧する押さえ金具と、当該押さえ金具を埋設ケースの上縁に着脱可能に固定する固定部材とからなる締結金具を備えるとよい。前記道路鋲本体、特に自発光道路鋲本体は上面に太陽光を受けて発電する太陽電池と、その電力を蓄える蓄電装置とが設けられると共に、その蓄電装置を介して発光する発光体の光が路面に近接して放出されるようになされるために、前記締結金具はその中央部が開口して太陽光の受光や発光体の光の放出を妨げない板形状になされて、道路鋲本体をしっかり押さえながら埋設ケースに固定される。
【0014】
また本発明の道路鋲は、道路鋲本体の外面底部と、当該道路鋲本体の外面底部と相対向する埋設ケースの内面底部とに、それぞれ同形状の凹凸溝が補完して形成され、この凹凸溝が互いに凹凸嵌合することによって道路鋲本体が埋設ケース上面よりも低く収容されると共に、前記道路鋲本体が180度水平回転(半回転)されて収納することによって凸部が互いに重なり合って、埋設ケース上面に略面一に収容されるようになされたことを特徴とするものである。すなわち冬季道路上での除雪作業で例えばグレーダーが路面を擦って走行するような際に、この道路鋲本体が引っかかって壊れたりしないように、積雪期には特に道路鋲本体を低い位置に収容させて前記破壊を防止すると共に、雪の無いときでも自発光機能を維持させるものである。
【0015】
かかる道路鋲本体は埋設ケースに二重構造となって収納され、道路鋲本体が着脱可能に一体化されると、埋設ケースが道路面に埋設されて強く固められても、道路鋲本体が故障や寿命によって部品交換したいときには締結金具または締結手段を外せば容易に且つ損傷無く取り替え出来るようになる。尚、本発明の道路鋲は埋設ケースに道路鋲本体を予め締結して道路面に埋設されたり、または埋設ケースを道路面に埋設してから後に道路鋲本体を締結しても構わないが、好適には道路鋲本体を埋設ケースに予め締結させた方が、作業性や位置決めが定まってよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以上、本発明の実施の一形態について図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明の実施の一形態を示す自発光道路鋲の設置断面図であり、図2は図1の平面図である。また図3は本発明に使用される締結手段の第1の実施形態を示す設置断面図であり、図4は本発明に使用される締結手段の第2の実施形態を示す設置断面図である。更に、図5は本発明の道路鋲の他の実施形態を示す設置断面図であって、道路鋲本体が高さを変えて収容される構造において、(イ)は道路鋲本体が底部で凸部が重なり合って埋設ケースの上面と略面一に収容される状態を示し、(ロ)は低部で凹凸嵌合して埋設ケースよりも低く収容される状態を示すものであり、図6は図5の凹凸部拡大説明図である。
【0017】
図1及び図2において、道路鋲本体1を埋設ケース2の中に収容すると道路鋲本体1の外周縁と埋設ケース2の上面が略面一となり、その道路鋲本体1の外周縁部を押えて埋設ケース2の上方に固定するように押さえ金具3が固定部材4によって着脱可能に取り付けられている。
【0018】
その取付構造について更に詳述すると、前記埋設ケース2の内面は前記道路鋲本体1の外形に対応する型形状に成形されているので、道路鋲本体1が埋設ケース2に収容されたときにはガタツキの少ない安定した状態で納まるようにすると共に、車の荷重が掛かっても力が分散して壊れにくくするようにしている。
【0019】
また道路鋲本体1と埋設ケース2との間に緩衝材5が挟設されて、ガタツキや衝撃音などが出ないようにしている。すなわち車の荷重が直接かかる上下重ね代部と、振動を伝え易い側面部とに緩衝材5が狭設されるとより効果的である。係る緩衝材5はゴム状の比較的硬質なシート材であったり、或いは布状のマット形態が使われてよく、道路鋲本体1と埋設ケース2が互いに触れて衝撃が加わらない材質が選ばれれば、狭設位置またはその構造は特に限定しない。
【0020】
更に埋設ケース2の外側下方には抜け止め部21が設けられていて、埋設ケース2が道路面に埋設されたときに道路面から飛び出さないようにしている。この抜け止め部21は例えば埋設ケース2の下方側面に上下方向にフランジが形成され、そのフランジを水平に貫通するピンによって形成されたものである。前記埋設ケース2は成型時に型から外れやすいように上下方向に抜きテーパーが採られているために、上下方向には引っかかり構造が無く、従って後行程としてピンが打ち込まれて引っかかり構造を作っている。このようにして抜け止め部21が設けられるが、埋設ケース2の別製法によって引っかかり部が同時成形できるのであれば、それに越したことはない。
【0021】
また本発明の自発光道路鋲の道路鋲本体ケース内には、少なくとも太陽電池11と、太陽電池11で受電した電力を蓄える蓄電装置12と、その電力で夜間発光させる発光体13と、発光体13の点灯又は点滅を調節する制御基盤14とが内蔵されて電気的に結合されている。そして前記道路鋲本体1の上方に透光体15が覆い被さって締め付けネジ16によって蓋がされると共に、前記道路鋲本体1と透光体15との隙間にシール材17が詰められて完全水密構造となっている。更に道路鋲本体1の外側下方にはピン18が取り付けられ、前記埋設ケース2を使わずに直接道路鋲本体1を路面に埋設する場合であっても抜け落ちないようにしている。
【0022】
このようにして本発明の自発光道路鋲が道路面に取り付けられるが、前記道路鋲本体1と埋設ケース2とが予め締結金具、即ち前記押さえ金具3と固定部材4によって一体化されていているので、自発光道路鋲を路面に素早く設置できるし、道路鋲本体1に内蔵された電気系統などが壊れて取り替えが必要となったときには、前記固定部材3を取りはずることによって容易に道路鋲本体1を取り出すことができるので、新たな道路鋲本体と交換して設置できる。
【0023】
尚、前記取り替え作業時に埋設ケース2から道路鋲本体1を引き抜く手段としては、例えば道路鋲本体の上面にねじ切りされた穴が設けられていると、そのネジ穴にボルトを立てて引き上げることにより容易に取り出すことが出来るし、または吸盤を使って道路鋲本体の上面を吸着して持ち上げるといったこともできる。一方、道路鋲本体は工場で一括生産され水密構造にして出荷されるので、湿度によって電気系統に不具合を生じたり、または透光体の内面が結露して発光体の光透過を阻害するといった怖れがなく、また道路鋲本体は埋設ケースから取り外してもその内部を分解しないので水密性能を保持できる。
【0024】
次に本発明の道路鋲本体が埋設ケースに締結される第1の実施の一形態について説明する。図3では道路鋲本体1の外周側面とその道路鋲本体1の外周側面に相対向する埋設ケース2の内周側面に締結ネジ部19が形成されて、埋設ケース2に道路鋲本体1をネジ込むことによって一体化するようになされるものである。この道路鋲本体1の高さや方向性が正しい位置で埋設ケース2に固定されるように、道路鋲本体の上面の対角位置に捨て穴が2箇所設けられ、その捨て穴に回転金具を押し当ててねじ込むようにし、ネジ込み終点位置に回転止めが設けられて必要以上にねじ込まれないようにしている。そして、係る固定状態で道路面に正しく方向を決めて埋設されるものである。
【0025】
さらにまた図4では、本発明の第2の実施形態を示すものであって、道路鋲本体に設けられたピン18が引っかかり形態をなしているので、その引っかかり形態を利用して埋設ケースと道路鋲本体の間に押さえ金具3を収め、押さえ金具3の下部で前記ピンを引っかけて係止させると共に、前記押さえ金具3の上部を埋設ケースの上端縁に固定部材4で螺着して締結させてもよい。係る道路鋲本体が埋設ケースに締結される手段は、必ずしも前記ピンの片側にのみ係止されるものでなくてもよく、必要に応じて両側に同じ形態の締結部材が取り付けられてもよい。
【0026】
また図5及び図6は本発明の道路鋲本体1が高さを変えて収容される他の実施形態を示すものであって、道路鋲本体の外面底部とこの道路鋲本体の外面底部と相対向する埋設ケースの内面底部とにそれぞれ同形状の凹凸溝22が補完して形成されている。即ち図6に示す道路鋲本体の外面底部1と埋設ケースの内面底部2の面に凸部22aと凹部22bが交互に形成されると、埋設ケースの収納軸芯に沿って道路鋲本体を半回転させると凹凸嵌合したり、凸部同士が重なり合うようになる。それ故に(イ)では凸部が互いに重なり合う状態で道路鋲本体が埋設ケースの上面と略面一に収容され、(ロ)では凹凸溝が嵌合する状態で道路鋲本体が埋設ケースよりも低く収容されるようになる。そして、押さえ金具3を上方から押圧して固定部材4にスペーサーを挟んで締結することで道路鋲本体を埋設ケースに固定される。
【0027】
即ち、積雪地方での除雪作業において、グレーダーが路面をひっかく際に道路鋲本体の上面に取り付けられた透光体15が、路面から僅かでも突出していると破損したり擦り傷をつくるので、前記低い位置に収めると上面の透光体が道路面より少なくとも突出しなくなるので損傷を受けにくくなる。また係る前記道路鋲本体が低い位置であっても、雪の無いときには自発光機能が生かされて夜間の視認性が得られる。一方道路鋲本体が埋設ケースの上面と略面一に収まる位置、即ち正常高さに収まると、前記透光部が僅かに道路面よりも突出するので発光体の光がより効率よく走行車両に届くようになる。
【0028】
尚、前記道路鋲本体1が上下に位置を変える手段は、前記凹凸面の噛み合わせ構造でなくても、例えば埋設ケースの底部に所定厚みの板体を取り外し自在にして高さ調整することもできる。また道路鋲本体及び埋設ケースは車の荷重に耐えられるように成形性に優れた材質が選ばれてよく、好ましくはアルミダイカストが一般的に使用される。
【0029】
【発明の効果】
自発光機能の詰まった道路鋲本体が埋設ケースと分離し、埋設ケースが道路面にしっかり固定される一方で前記道路鋲本体が着脱可能に締結出来る形態になされているので、道路鋲本体の各部材が寿命や故障によって更新を必要とされた場合でも、壊すことなく容易に且つ短時間で取り替えることが出来、また取替品も修理して再利用できる。一方、道路鋲本体を必要なときに所定位置よりも沈めて固定することが容易にできるので、除雪作業によって毎冬多量の損害を受けることから回避できる。また道路鋲本体が工場生産によって水密性が保たれた状態で施設でき、また水密性を保った状態で着脱できるので、湿度によって電気系統に不具合が生じたり、また透光体の内面に結露して発光体の光透過を阻害するような怖れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す設置断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に使用される締結手段の第1の実施形態を示す設置断面図である。
【図4】本発明に使用される締結手段の第2の実施形態を示す設置断面図である。
【図5】本発明の道路鋲の他の実施形態を示す設置断面図であって、道路鋲本体が高さを変えて収容される構造において、(イ)は埋設ケースと略面一上面に、(ロ)は低い位置に収容される状態を示す。
【図6】図5の底部拡大説明図である。
【符号の説明】
1 道路鋲本体
11 透光部
12 太陽電池
13 発光体
14 制御基盤
15 蓄電装置
16 シール材
17 ピン
18 締め付けネジ
19 締結ネジ部
2 埋設ケース
21 抜け止め部
22 凹凸溝
3 押さえ金具
4 固定部材
5 緩衝材
6 セメント
Claims (4)
- 少なくとも反射または自発光機能を有する道路鋲本体と、当該道路鋲本体が着脱可能に収容される埋設ケースとを具備してなり、前記埋設ケースは、前記道路鋲本体の外形に対応する内面形状をなし、前記道路鋲本体に形成された下方に向かって縮径する傾斜外壁に対向して、前記埋設ケースにも下方に向かって縮径する傾斜内壁が形成され、道路鋲本体の外面底部と当該道路鋲本体の外面底部と相対向する埋設ケースの内面底部とにそれぞれ同形状の凹凸溝が補完して形成され、この凹凸溝が互いに凹凸嵌合することによって道路鋲本体が埋設ケース上面よりも低く収容されると共に、前記道路鋲本体が180度水平回転(半回転)することによって凸部が互いに重なり合い、埋設ケース上面に略面一に収容されるようになされたことを特徴とする道路鋲。
- 道路鋲本体の傾斜外壁と埋設ケースの傾斜内壁との隙間に緩衝材が挟設されることを特徴とする請求項1に記載の道路鋲。
- 前記埋設ケースは、埋設ケースの外面下部に抜け止め構造が形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の道路鋲。
- 少なくとも道路鋲本体の上部外周縁を押圧する押さえ金具と、当該押さえ金具を埋設ケースの上縁に着脱可能に固定する固定部材とからなる締結金具を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の道路鋲。
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