JPH10109340A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

Info

Publication number
JPH10109340A
JPH10109340A JP26636296A JP26636296A JPH10109340A JP H10109340 A JPH10109340 A JP H10109340A JP 26636296 A JP26636296 A JP 26636296A JP 26636296 A JP26636296 A JP 26636296A JP H10109340 A JPH10109340 A JP H10109340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control box
frame
processing
hinge
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26636296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Higuchi
勝 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP26636296A priority Critical patent/JPH10109340A/ja
Publication of JPH10109340A publication Critical patent/JPH10109340A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工装置の加工部に配されている金型や加工
品の交換作業や搬送をする際に、フレームの前面から突
出する部分を排除することにより、作業者に負担を強い
ることなく容易に作業を可能とすることを目的とする。 【解決手段】 フレーム6内に加工部8が設けられた加
工装置本体3に、前記フレーム6の前面16側に位置さ
せて前記加工部8の動作を制御する制御ボックス4が設
けられた加工装置1において、前記制御ボックス4は、
前記フレーム6の前面16にヒンジ22により水平方向
の軸線を中心として、該制御ボックス4が前記フレーム
6から前方へ突出する定位置と該定位置から退避する格
納位置との間で回動自在に支持され、該制御ボックス4
には、この制御ボックス4が前記定位置におかれたとき
に該制御ボックス4をその位置にロックする第一のロッ
ク機構50が設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成型機、プレ
ス加工機等の加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、射出成型機、プレス加工
機等の加工装置には、加工装置本体の前面側に作業者に
より加工部を外部から制御する操作部が設けられたもの
が多用されている。この種の加工装置としては、図4に
示す構成が知られている。
【0003】図において、符号1は加工装置であり、2
は台車である。加工装置1は、装置本体3と制御ボック
ス4で構成されており、作業床5の上面に設置されてい
る。装置本体3は、フレーム6内に加工部8を設けた構
成となっている。フレーム6は、作業床5の上面に固定
される基台11と、この基台11の上部に水平面が形成
されるように固定される支持盤12と、この支持盤12
の上部に加工部8を囲うように配設された上部枠13と
で構成されている。加工部8には、支持盤12の上方に
射出成型やプレス加工等に用いる金型15が配されてい
る。制御ボックス4は、加工部8がよく見え操作性が良
いという理由から、前面16の下部に該前面16から突
出して固定されている。台車2は、上部に金型15が載
せられており、金型15を運搬し、加工部8内に配され
た金型15の交換作業をする場合に用いられる。
【0004】上記構成により、加工作業は、作業者がフ
レーム6の前面16側に立ち、制御ボックス4を操作す
ることにより加工部8内を制御し、金型15内に成型品
を成形させることにより行う。金型15の交換作業は、
前面16側から行い、交換する金型15を載せた台車2
を前面16に接近させることにより行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の加工
装置1では、以下のような問題があった。この加工装置
1では、金型15の交換作業の際、前面16側から行う
ことになるが、制御ボックス4が前面16から突出して
いるため、金型15を載せた台車2が制御ボックス4の
突出している先端までしか接近することができず、その
分だけ遠くから加工部8に接近することとなり作業が困
難となる。また、無人の工場内などに加工装置1が設置
されている場合は、ロボットにより金型15の交換作業
をすることになるが、制御ボックス4が突出しているた
めに、ロボットと加工部9を連結するための治具が別途
必要になり、不経済である。
【0006】そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてな
されたもので、加工部に配されている金型や加工品等の
交換作業や搬送をする際に、装置の前面から突出する部
分を排除することにより、作業者に負担を強いることな
く容易に作業を可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の加工装置では、
上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。請求
項1記載の加工装置は、フレーム内に加工部が設けられ
た加工装置本体に、前記フレームの前面側に位置させて
前記加工部の動作を制御する制御ボックスが設けられた
加工装置において、前記制御ボックスは、前記フレーム
の前面にヒンジにより水平方向の軸線を中心として、該
制御ボックスが前記フレームから前方へ突出する定位置
と該定位置から退避する格納位置との間で回動自在に支
持され、該制御ボックスには、この制御ボックスが前記
定位置におかれたときに該制御ボックスをその位置にロ
ックする第一のロック機構が設けられていることを特徴
とする。この加工装置によれば、加工部を制御する場合
には、制御ボックスを第一のロック機構により定位置に
固定して操作し、加工部を制御する必要のない場合は、
第一のロック機構を解除し、ヒンジにより水平方向の軸
線を中心として回動させることにより制御ボックスを格
納位置に退避させることが可能となる。
【0008】請求項2記載の加工装置は、請求項1記載
の加工装置において、前記フレームは、前記ヒンジの下
方から後方へ向けて欠落する格納空間を有する構成とさ
れ、前記格納位置は、前記制御ボックスが回動されてそ
の下面が前記格納空間の上方の前記フレーム下面に対向
する位置とされ、前記制御ボックスには、前記下面が前
記フレーム下面に対向するときに、該制御ボックスをそ
の位置にロックする第二のロック機構が設けられている
ことを特徴とする。この加工装置によれば、第二のロッ
ク機構を用いることにより制御ボックスを格納位置に確
実に固定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1から図3を参照して説明する。なお、これらの図にお
いて従来の技術で示した図4と共通する部分について
は、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0010】本実施の形態は、図4で示した従来の技術
の加工装置1と制御ボックス4の固定方法の点が異なる
ので以下にその説明をする。図1において、フレーム6
は、前面16の下部から後方へ欠落する格納空間19、
つまりフレーム下面17と基台11の側面18で囲まれ
る空間を有するように構成されている。制御ボックス4
は、フレーム6の前面16側の下部の図に示す定位置す
なわちフレーム6から前方へ突出する位置に配置されて
いる。図2に示すように、この制御ボックス4は、ベー
スブラケット21にヒンジ22を介して回動自在に支持
されている。制御ボックス4は、制御ボックス本体24
にベースプレート25を固定した構成となっている。制
御ボックス本体24には、加工部8内を操作するための
スイッチ26、キーボード27等が設けられている。ベ
ースプレート25は、制御ボックス本体24が固定され
ている底部28と、この底部28に直交して立ち上がる
背部29とからなる側面視L字型の部材である。また、
背部29には、ボルト35が取り付けられている。ベー
スブラケット21は、フレーム6の前面16の下部から
これに直交するフレーム下面17にかけて配され固定さ
れている。ベースブラケット21の前面16と平行に位
置する立上り部37の上部には、ボルト35と螺合する
ナット36が一体に設けられている。このナット36と
前記ボルト35により第一のロック機構50を構成す
る。ベースブラケット21のフレーム下面17と平行に
位置するベースブラケット下部38には、第二のロック
機構52を構成するマグネット40が配されている。ヒ
ンジ22は、ベースブラケット下部38とベースプレー
ト25の底部28に固定されている。
【0011】制御ボックス4は、加工装置1の使用の
際、フレーム6の前面16から前方へ突出する定位置に
配置されている。このとき、第一のロック機構50によ
り、ベースプレート25に取り付けたボルト35をベー
スブラケット21に設けたナット36に螺合させること
により、制御ボックス4を確実に固定させる。制御ボッ
クス4を使用する必要のない場合は、ボルト35をナッ
ト36から外し、ヒンジ22により図2中矢印の方向つ
まり下方向に回動させることにより、制御ボックス4を
フレーム6の下面17の下部で前面16から欠落する空
間である格納空間19に退避させておく。この場合に、
ベースプレート25の底部28を第二のロック機構52
であるマグネット40により固着させることにより、制
御ボックス4を格納位置に確実に固定し収納する。金型
15の交換作業は、格納位置に制御ボックス4を収納さ
せたときに行い、図3に示すように、金型15を載せた
台車2を前面16まで接近させることにより行う。
【0012】以上のように、制御ボックス4を使用する
場合は定位置に固定し、使用しない場合は格納位置に収
納させることができるので、前面16側の空間が有効に
使えるようになる。ゆえに、金型15の交換作業の際、
作業者に負担を強いることなく作業を容易に行うことが
可能となる。第二のロック機構52により、制御ボック
ス4を格納位置に確実に固定することにより、前面16
から突出しないように収納できるようになったので、よ
り前面16側の空間を有効に使用することが可能とな
る。
【0013】なお、本実施の形態においては、第一のロ
ック機構50および第二のロック機構52として、ボル
ト35とナット38の組み合わせまたはマグネット40
を採用したが、他のロック機構を採用してもよく、例え
ばフックとそれに係合する突起の組み合わせであっても
良い。制御ボックス4をヒンジ22を介して支持する部
材として、ベースブラケット21を用いたが、このベー
スブラケット21を用いずに、直接フレーム6と制御ボ
ックス4とをヒンジ22を介して支持しても作用・効果
は同じである。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の加工装置
を用いれば、下記の効果を得ることができる。請求項1
記載の加工装置によれば、ヒンジにより制御ボックスを
フレームに固定させることにより、制御ボックスが回動
自在となるような構成としたので、フレームの前面の空
間を確保することができ、金型の交換作業や加工品の搬
入・搬出作業の際に加工部に接近し易くなったので、容
易に作業をすることが可能になる。請求項2記載の加工
装置によれば、格納位置で第二のロック機構により制御
ボックスを固定する構成としたので、確実に制御ボック
スを格納位置固定することができ、より容易に作業をす
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 図1における制御ボックス付近の側面図であ
る。
【図3】 台車を用いた金型交換作業を示す側面図であ
る。
【図4】 従来の技術の加工装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 加工装置 4 制御ボックス 6 フレーム 8 加工部 16 前面 17 フレーム下面 19 格納空間 22 ヒンジ 50 第一のロック機構 52 第二のロック機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に加工部が設けられた加工装
    置本体に、 前記フレームの前面側に位置させて前記加工部の動作を
    制御する制御ボックスが設けられた加工装置において、 前記制御ボックスは、前記フレームの前面にヒンジによ
    り水平方向の軸線を中心として、該制御ボックスが前記
    フレームから前方へ突出する定位置と該定位置から退避
    する格納位置との間で回動自在に支持され、該制御ボッ
    クスには、この制御ボックスが前記定位置におかれたと
    きに該制御ボックスをその位置にロックする第一のロッ
    ク機構が設けられていることを特徴とする加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加工装置において、 前記フレームは、前記ヒンジの下方から後方へ向けて欠
    落する格納空間を有する構成とされ、 前記格納位置は、前記制御ボックスが回動されてその下
    面が前記格納空間の上方の前記フレーム下面に対向する
    位置とされ、 前記制御ボックスには、前記下面が前記フレーム下面に
    対向するときに、該制御ボックスをその位置にロックす
    る第二のロック機構が設けられていることを特徴とする
    加工装置。
JP26636296A 1996-10-07 1996-10-07 加工装置 Withdrawn JPH10109340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26636296A JPH10109340A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26636296A JPH10109340A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10109340A true JPH10109340A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17429898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26636296A Withdrawn JPH10109340A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10109340A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118892A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Fuji Mach Mfg Co Ltd 工作機械
JP2018167454A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 住友重機械工業株式会社 竪型射出成形機
JP2021000708A (ja) * 2019-06-24 2021-01-07 シチズン時計株式会社 工作機械の操作盤支持構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118892A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Fuji Mach Mfg Co Ltd 工作機械
JP4522684B2 (ja) * 2003-10-14 2010-08-11 富士機械製造株式会社 工作機械
JP2018167454A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 住友重機械工業株式会社 竪型射出成形機
JP2021000708A (ja) * 2019-06-24 2021-01-07 シチズン時計株式会社 工作機械の操作盤支持構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10109340A (ja) 加工装置
EP0502203B1 (en) Injection molding machine with movable display device
JPH07228353A (ja) 移載装置
JP2013055220A (ja) 電子部品実装装置
JP2001345367A (ja) ウェハ移載ロボット着脱用台車
US20040079617A1 (en) Work carrier changeover device for machine tools
JPS5964239A (ja) 自動組立装置
JP4540877B2 (ja) 電子部品供給装置
JP3799887B2 (ja) バッテリストッパ装置及び該バッテリストッパ装置を備えた産業用車両
JPH0538903Y2 (ja)
JP3754027B2 (ja) 射出成形装置
JP6685629B1 (ja) 竪型射出成形機の金型段取装置と設置台の組合わせ
JPH11291962A (ja) 車両用シート把持ハンドおよび同シート把持方法ならびに車室内部品の搭載装置
CN117858778A (zh) 激光加工机
JPS60106680A (ja) 電子ビ−ム溶接装置
JP3366111B2 (ja) 射出成形機用金型自動交換装置
JP2003136565A (ja) 成型品取出機
JP5910243B2 (ja) 工作機械用制御装置
KR102148164B1 (ko) 동작 장치
JP6954599B2 (ja) 工作機械のローダ装置及びそのカバー構造
KR20220113083A (ko) 소재 로딩 및 언로딩 장치
JP4083606B2 (ja) 射出成形装置
JP2717305B2 (ja) 金型交換装置
JP2004276052A (ja) 溶接治具
JP3756290B2 (ja) 電気抵抗溶接装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106