JP2717305B2 - 金型交換装置 - Google Patents
金型交換装置Info
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- JP2717305B2 JP2717305B2 JP11086289A JP11086289A JP2717305B2 JP 2717305 B2 JP2717305 B2 JP 2717305B2 JP 11086289 A JP11086289 A JP 11086289A JP 11086289 A JP11086289 A JP 11086289A JP 2717305 B2 JP2717305 B2 JP 2717305B2
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- Japan
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- mold
- fixed
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金型交換装置に関し、特に金型と金型に電
気系接続ケーブルを介して連結された可動側配線ユニッ
トとを成形ステーションに対して同時に交換するものに
関する。
気系接続ケーブルを介して連結された可動側配線ユニッ
トとを成形ステーションに対して同時に交換するものに
関する。
自動車工場等において金属鋳造品やシェル鋳型を成形
する成形装置においては、成形ステーションの回転テー
ブル上に例えば4組の金型を配設し、回転テーブルを回
転させ乍ら例えば4工程で成形を行なうようになってい
る。そして、各種サイズの成形品を所定数のロット単位
で混流生産し得るように、上位成形ステーションに対し
て金型を略自動的に交換する金型交換装置が設けられて
いる。
する成形装置においては、成形ステーションの回転テー
ブル上に例えば4組の金型を配設し、回転テーブルを回
転させ乍ら例えば4工程で成形を行なうようになってい
る。そして、各種サイズの成形品を所定数のロット単位
で混流生産し得るように、上位成形ステーションに対し
て金型を略自動的に交換する金型交換装置が設けられて
いる。
ところで、例えばシェル鋳型成形用の金型などでは、
金型内に電気ヒータや温度センサが組込まれているの
で、成形ステーションの金型固定部に対して金型交換装
置によって金型を交換したときには金型側電気ケーブル
を金型固定部の電極に着脱自在に接続することが必要で
ある。
金型内に電気ヒータや温度センサが組込まれているの
で、成形ステーションの金型固定部に対して金型交換装
置によって金型を交換したときには金型側電気ケーブル
を金型固定部の電極に着脱自在に接続することが必要で
ある。
従来の金型交換装置では、金型交換後に金型側電気ケ
ーブルのプラグを成形ステーションの金型固定部のコン
セントに手作業で接続する技術が一般に採用されていた
が、その接続作業を自動化することは難しく手作業で行
なっているのが実情である。
ーブルのプラグを成形ステーションの金型固定部のコン
セントに手作業で接続する技術が一般に採用されていた
が、その接続作業を自動化することは難しく手作業で行
なっているのが実情である。
ところで、実開昭63−127734号公報には、上記金型の
電気ケーブルの接続を自動化するために、成形ステーシ
ョンの金型固定部の固定盤と可動盤に夫々シリンダで移
動可能にした機台側コンセントを設けるとともに、1対
の金型の側部に夫々機台側コンセントに対応する金型側
コンセントを設け、1対の金型を固定盤と可動盤とに固
定した状態で上記各シリンダにより各機台側コンセント
を対応する金型側コンセントに挿入装着するように構成
してなる成形型用配線装置が記載されている。
電気ケーブルの接続を自動化するために、成形ステーシ
ョンの金型固定部の固定盤と可動盤に夫々シリンダで移
動可能にした機台側コンセントを設けるとともに、1対
の金型の側部に夫々機台側コンセントに対応する金型側
コンセントを設け、1対の金型を固定盤と可動盤とに固
定した状態で上記各シリンダにより各機台側コンセント
を対応する金型側コンセントに挿入装着するように構成
してなる成形型用配線装置が記載されている。
シェル鋳型用成形装置では、金型内にシェル砂を充填
する工程において1対の金型を上方移動させてシェル砂
を充填する方式が採用されていることが多いが、上記公
報に記載の配線装置の場合両コンセントを接続したまま
1対の金型を昇降させることは出来ないという問題があ
る。
する工程において1対の金型を上方移動させてシェル砂
を充填する方式が採用されていることが多いが、上記公
報に記載の配線装置の場合両コンセントを接続したまま
1対の金型を昇降させることは出来ないという問題があ
る。
更に、1対の金型には1対の金型側コンセントを設け
るので、金型側コンセントは金型の数だけ多数必要にな
るという問題がある。
るので、金型側コンセントは金型の数だけ多数必要にな
るという問題がある。
更に、機台側コンセントが定位置に固定されているの
で、金型側コンセントの金型に対する取付位置の制約が
大きく、金型のサイズ又は形状の変化に適合しにくいこ
と、成形ステーションの各固定盤と各可動盤に夫々シリ
ンダが必要なので、配線装置の構造が全体として複雑化
すること、配線装置の電極をシールするシール機構が設
けられていないので防塵・防湿の面で十分でないこと、
などの問題がある。
で、金型側コンセントの金型に対する取付位置の制約が
大きく、金型のサイズ又は形状の変化に適合しにくいこ
と、成形ステーションの各固定盤と各可動盤に夫々シリ
ンダが必要なので、配線装置の構造が全体として複雑化
すること、配線装置の電極をシールするシール機構が設
けられていないので防塵・防湿の面で十分でないこと、
などの問題がある。
本発明の目的は,電気系接続ケーブルの接続を自動化
でき、成形作業並びに金型サイズや形状の変化などに対
する汎用性・適合性に優れた金型交換装置を提供するこ
とである。
でき、成形作業並びに金型サイズや形状の変化などに対
する汎用性・適合性に優れた金型交換装置を提供するこ
とである。
請求項1の発明に係る金型交換装置は、金型と金型に
電気系接続ケーブルを介して連結された可動側配線ユニ
ットとを成形ステーションに対して同時に交換するとと
もに、可動側配線ユニットを成形ステーションに付設さ
れた固定側配線ユニットに着脱する金型交換装置であっ
て、上記可動側配線ユニットに、固定側配線ユニットの
係合部に係合して可動側配線ユニットを固定側配線ユニ
ットに着脱自在に固定するためのロック手段を設け、上
記金型と可動側配線ユニットとを成形ステーションに移
送する移送用台車に、昇降駆動手段により昇降駆動され
る昇降部材を設け、上記昇降部材に、金型をクランプす
る金型クランプ手段と、固定側配線ユニットの方へ水平
移動自在に支持された横移動部材とを設け、上記横移動
部材に、可動側配線ユニットをクランプするユニットク
ランプ手段と、ロック手段を操作するロック操作手段と
を設け、上記昇降部材に、横移動部材を横方向へ移動さ
せて可動側配線ユニットを固定側配線ユニットにシール
部材を介して圧着させる押圧手段を設けたものである。
電気系接続ケーブルを介して連結された可動側配線ユニ
ットとを成形ステーションに対して同時に交換するとと
もに、可動側配線ユニットを成形ステーションに付設さ
れた固定側配線ユニットに着脱する金型交換装置であっ
て、上記可動側配線ユニットに、固定側配線ユニットの
係合部に係合して可動側配線ユニットを固定側配線ユニ
ットに着脱自在に固定するためのロック手段を設け、上
記金型と可動側配線ユニットとを成形ステーションに移
送する移送用台車に、昇降駆動手段により昇降駆動され
る昇降部材を設け、上記昇降部材に、金型をクランプす
る金型クランプ手段と、固定側配線ユニットの方へ水平
移動自在に支持された横移動部材とを設け、上記横移動
部材に、可動側配線ユニットをクランプするユニットク
ランプ手段と、ロック手段を操作するロック操作手段と
を設け、上記昇降部材に、横移動部材を横方向へ移動さ
せて可動側配線ユニットを固定側配線ユニットにシール
部材を介して圧着させる押圧手段を設けたものである。
請求項2の発明に係る金型交換装置は、請求項1の発
明において、上記可動側配線ユニットと固定側配線ユニ
ットの何れか一方に可動側配線ユニットと固定側配線ユ
ニットとの接続隙間をツールするツール部材を設けたも
のである。
明において、上記可動側配線ユニットと固定側配線ユニ
ットの何れか一方に可動側配線ユニットと固定側配線ユ
ニットとの接続隙間をツールするツール部材を設けたも
のである。
請求項1の発明に係る金型交換装置においては、成形
ステーションの使用済み金型と金型に電気系接続ケーブ
ルを介して連結された可動側配線ユニットとを搬出する
際には、移送用台車が成形ステーション上へ移動し、金
型クランプ手段及びユニットクランプ手段をクランプ解
除状態に保持して昇降駆動手段により昇降部材が下降
し、金型クランプ手段で金型をクランプするとともにユ
ニットクランプ手段で可動側配線ユニットをクランプ
し、同時にロック操作手段で可動側配線ユニットのロッ
ク手段を解除する。
ステーションの使用済み金型と金型に電気系接続ケーブ
ルを介して連結された可動側配線ユニットとを搬出する
際には、移送用台車が成形ステーション上へ移動し、金
型クランプ手段及びユニットクランプ手段をクランプ解
除状態に保持して昇降駆動手段により昇降部材が下降
し、金型クランプ手段で金型をクランプするとともにユ
ニットクランプ手段で可動側配線ユニットをクランプ
し、同時にロック操作手段で可動側配線ユニットのロッ
ク手段を解除する。
この状態で昇降部材が上昇して移送用台車が移動し、
これにより金型と可動側配線ユニットが搬出される。
これにより金型と可動側配線ユニットが搬出される。
これに対して、外部より成形ステーションへ金型と可
動側配線ユニットとを搬入する際には、金型クランプ手
段で金型をクランプしまたユニットクランプ手段で可動
側配線ユニットをクランプし且つロック操作手段でロッ
ク手段を解除した状態で、移送用台車が成形ステーショ
ン上へ移動し、昇降駆動手段により昇降部材が下降され
ると金型が所定部位へ載置されまた可動側配線ユニット
が固定側配線ユニットに対面状に配置される。このと
き、ロック手段は固定側配線ユニットの係合部に係合状
態となり、押圧手段により横移動部材を移動させて可動
側配線ユニットを固定側ユニットに押圧し、ロック操作
手段によりロック手段に対する解除を解くと、可動側配
線ユニットはそのロック手段により固定側配線ユニット
に固定される。次に、ユニットクランプ手段及び金型ク
ランプ手段を解除してから昇降部材が上方へ移動し、金
型の交換が終了する。
動側配線ユニットとを搬入する際には、金型クランプ手
段で金型をクランプしまたユニットクランプ手段で可動
側配線ユニットをクランプし且つロック操作手段でロッ
ク手段を解除した状態で、移送用台車が成形ステーショ
ン上へ移動し、昇降駆動手段により昇降部材が下降され
ると金型が所定部位へ載置されまた可動側配線ユニット
が固定側配線ユニットに対面状に配置される。このと
き、ロック手段は固定側配線ユニットの係合部に係合状
態となり、押圧手段により横移動部材を移動させて可動
側配線ユニットを固定側ユニットに押圧し、ロック操作
手段によりロック手段に対する解除を解くと、可動側配
線ユニットはそのロック手段により固定側配線ユニット
に固定される。次に、ユニットクランプ手段及び金型ク
ランプ手段を解除してから昇降部材が上方へ移動し、金
型の交換が終了する。
上記金型交換装置においては、可動側配線ユニットは
電気系接続ケーブルにより金型に連結されているのみで
金型に固定されていないので、成形ステーションでの成
形作業に制約を課することがなく、可動側配線ユニット
の金型に対する取付位置の制約もない。
電気系接続ケーブルにより金型に連結されているのみで
金型に固定されていないので、成形ステーションでの成
形作業に制約を課することがなく、可動側配線ユニット
の金型に対する取付位置の制約もない。
ロック手段は、ロック操作手段で操作される構成なの
で何らアクチュエータを必要とせず構造が簡単化するう
え、ロック操作手段や押圧手段は多送用台車に夫々1組
設けるだけでよいので両配線ユニットを接続する為の手
段が全体として簡単化する。
で何らアクチュエータを必要とせず構造が簡単化するう
え、ロック操作手段や押圧手段は多送用台車に夫々1組
設けるだけでよいので両配線ユニットを接続する為の手
段が全体として簡単化する。
請求項2の発明においては、基本的に請求項1と同様
の作用を奏するが、上記可動側配線ユニットと固定側配
線ユニットの何れか一方に可動側配線ユニットと固定側
配線ユニットとの接続隙間をシールするシール部材を設
けたため、 両配線ユニット間の接続隙間はシール部材でシールさ
れるので、防塵・防湿が確保される。
の作用を奏するが、上記可動側配線ユニットと固定側配
線ユニットの何れか一方に可動側配線ユニットと固定側
配線ユニットとの接続隙間をシールするシール部材を設
けたため、 両配線ユニット間の接続隙間はシール部材でシールさ
れるので、防塵・防湿が確保される。
請求項1の発明に係る金型交換装置によれば、上記
〔作用〕の項で詳述したように、金型と可動側配線ユニ
ットとを同時に自動的に交換して両配線ユニットを接続
できること、可動側配線ユニットを金型に電気系接続ケ
ーブルで連結したことにより成形作業に対する制約や可
動側配線ユニットの金型への取付位置の制約が全く生じ
ないこと、両配線ユニットを接続する為の構成が全体と
して簡単化すること、などの効果が得られる。
〔作用〕の項で詳述したように、金型と可動側配線ユニ
ットとを同時に自動的に交換して両配線ユニットを接続
できること、可動側配線ユニットを金型に電気系接続ケ
ーブルで連結したことにより成形作業に対する制約や可
動側配線ユニットの金型への取付位置の制約が全く生じ
ないこと、両配線ユニットを接続する為の構成が全体と
して簡単化すること、などの効果が得られる。
請求項2の発明によれば、両配線ユニット間の接続隙
間をシールするシール部材を設けたので、両配線ユニッ
ト間の接続隙間を確実にシールして、防塵・防湿を図る
ことができる。
間をシールするシール部材を設けたので、両配線ユニッ
ト間の接続隙間を確実にシールして、防塵・防湿を図る
ことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本実施例は、シェル鋳型を成形する成形装置の金型交
換装置に本発明を適用した場合のものである。
換装置に本発明を適用した場合のものである。
第1図・第2図に示すように、成形装置(図示略)が
設けられた成形ステーション1は、ブローステーション
2とキュアステーション3とエジェクトステーション4
と清掃ステーション5とからなり、成形ステーション1
の略中央部には4つの金型6を載置可能な回転テーブル
7が設置され、各金型6は回転テーブル7を反時計方向
回りに間欠的に回転駆動して各ステーション2・3・4
・5へ順々に移送され、回転テーブル7が1回転する間
に各ステーション2〜5を一巡してその成形キャビティ
内にシャル鋳型が成形され、成形されたシェル鋳型はエ
ジェクトステーション4から搬出される。
設けられた成形ステーション1は、ブローステーション
2とキュアステーション3とエジェクトステーション4
と清掃ステーション5とからなり、成形ステーション1
の略中央部には4つの金型6を載置可能な回転テーブル
7が設置され、各金型6は回転テーブル7を反時計方向
回りに間欠的に回転駆動して各ステーション2・3・4
・5へ順々に移送され、回転テーブル7が1回転する間
に各ステーション2〜5を一巡してその成形キャビティ
内にシャル鋳型が成形され、成形されたシェル鋳型はエ
ジェクトステーション4から搬出される。
上記各金型6には可動側配線ユニット8が配電ケーブ
ル9を介して接続され、金型6と可動側配線ユニット8
とで金型ユニット10が構成され、回転テーブル7には各
可動側配線ユニット8が着脱可能に接続される4つの固
定側配設ユニット11が設けられ、各金型6の上型及び下
型に組み込まれまれたヒータは両配線ユニット8・11を
介して外部給電装置(図示略)に接続されている。
ル9を介して接続され、金型6と可動側配線ユニット8
とで金型ユニット10が構成され、回転テーブル7には各
可動側配線ユニット8が着脱可能に接続される4つの固
定側配設ユニット11が設けられ、各金型6の上型及び下
型に組み込まれまれたヒータは両配線ユニット8・11を
介して外部給電装置(図示略)に接続されている。
上記成形ステーション1の右側には金型交換装置12が
設置され、未使用金型6B及びその可動側配線ユニット8
(以下、未使用金型ユニット10Bという)はパレット13
の本体部13a及び本体部13aから上方へ延びるアーム部13
bに夫々セットされた状態でこの金型交換装置12に搬入
され、回転テーブル7によりキュアステーション3へ移
送された使用済金型6A及びその可動側配線ユニット8
(以下、使用済金型ユニット10Aという)と順々に交換
されて回転テーブル7に移載され、交換された可動側配
線ユニット8が固定側配線ユニット11に接続される。
設置され、未使用金型6B及びその可動側配線ユニット8
(以下、未使用金型ユニット10Bという)はパレット13
の本体部13a及び本体部13aから上方へ延びるアーム部13
bに夫々セットされた状態でこの金型交換装置12に搬入
され、回転テーブル7によりキュアステーション3へ移
送された使用済金型6A及びその可動側配線ユニット8
(以下、使用済金型ユニット10Aという)と順々に交換
されて回転テーブル7に移載され、交換された可動側配
線ユニット8が固定側配線ユニット11に接続される。
上記金型搬出入装置12は、キュアステーション3とそ
の右側の移載ステーション14間で使用済金型ユニット10
Aと未使用金型ユニット10Bとを交換する金型交換機構15
と、未使用金型ユニット10Bがセットされたパレット13
を移載ステーション14へ搬入する第1搬送機構16と、未
使用金型ユニット10Bがセットされたパレット13を順々
に第1搬送機構16の第1搬送用台車17へ移載する第2搬
送機構18と、使用済金型ユニット10Aがセットされたパ
レット13を移載ステーション14から搬出する第3搬送機
構19とを備えている。
の右側の移載ステーション14間で使用済金型ユニット10
Aと未使用金型ユニット10Bとを交換する金型交換機構15
と、未使用金型ユニット10Bがセットされたパレット13
を移載ステーション14へ搬入する第1搬送機構16と、未
使用金型ユニット10Bがセットされたパレット13を順々
に第1搬送機構16の第1搬送用台車17へ移載する第2搬
送機構18と、使用済金型ユニット10Aがセットされたパ
レット13を移載ステーション14から搬出する第3搬送機
構19とを備えている。
上記第2搬送機構18はリフトアンドキャリー方式の搬
送装置で構成され、第1図・第2図に示すように、金型
搬出入装置12の下部フレーム20の右部には前後方向向き
の1対の第2レール21が付設され、第2レール21上には
2つのパレット13を載置可能な第2搬送用台車22が前後
移動自在に載置され、第2レール21間には第2搬送用台
車22を前後方向に移動駆動するための搬送用シリンダ23
が設けられている。
送装置で構成され、第1図・第2図に示すように、金型
搬出入装置12の下部フレーム20の右部には前後方向向き
の1対の第2レール21が付設され、第2レール21上には
2つのパレット13を載置可能な第2搬送用台車22が前後
移動自在に載置され、第2レール21間には第2搬送用台
車22を前後方向に移動駆動するための搬送用シリンダ23
が設けられている。
上記各パレット13の4隅の下端部には第2レール21外
へ突出する支持ブラケット24が設けられ、第2レール21
の後半部の外側には各支持ブラケット24を介して第2搬
送用台車22に載置された2個のパレット13を夫々昇降駆
動する8つの昇降用シリンダ25が立設され、パレット13
を第2搬送用台車22に載置した状態で第2搬送用台車22
を後方へ移動させ、その後パレット13を上昇駆動した状
態で第2搬送用台車22のみを前方へ移動させることによ
り、第2搬送用台車22の前部に載置されたパレット13が
その後部に移載され、第2搬送台車22の後部に載置され
たパレット13が第1搬送機構16の第1搬送用台車17に移
載される。
へ突出する支持ブラケット24が設けられ、第2レール21
の後半部の外側には各支持ブラケット24を介して第2搬
送用台車22に載置された2個のパレット13を夫々昇降駆
動する8つの昇降用シリンダ25が立設され、パレット13
を第2搬送用台車22に載置した状態で第2搬送用台車22
を後方へ移動させ、その後パレット13を上昇駆動した状
態で第2搬送用台車22のみを前方へ移動させることによ
り、第2搬送用台車22の前部に載置されたパレット13が
その後部に移載され、第2搬送台車22の後部に載置され
たパレット13が第1搬送機構16の第1搬送用台車17に移
載される。
上記第1搬送機構16は、リフトアンドキャリー方式の
搬送装置で、第2レール21の後部と直交して移載ステー
ション14へ延びる左右方向向きの1対の第1レール26
と、第1レール26に沿って移動自在に支持され且つ1つ
のパレット13を載置可能な第1搬送用台車17と、第1搬
送用台車17を左右に搬送駆動する搬送用シリンダ27とを
備え、後部4つの昇降用シリンダ25に支持されたパレッ
ト13をその下降駆動時に第1搬送用台車17で受け取っ
て、第1搬送台車17とともに移載ステーション14へ搬送
する。
搬送装置で、第2レール21の後部と直交して移載ステー
ション14へ延びる左右方向向きの1対の第1レール26
と、第1レール26に沿って移動自在に支持され且つ1つ
のパレット13を載置可能な第1搬送用台車17と、第1搬
送用台車17を左右に搬送駆動する搬送用シリンダ27とを
備え、後部4つの昇降用シリンダ25に支持されたパレッ
ト13をその下降駆動時に第1搬送用台車17で受け取っ
て、第1搬送台車17とともに移載ステーション14へ搬送
する。
上記第3搬送機構19は、第2搬送機構18の左方に並設
され且つ第2搬送機構18と同一構成のリフトアンドキャ
リー方式の搬送装置で、第1レール26の左部と直交する
前後方向向きの1対の第3レール28と、第3レール28に
移動自在に支持され且つ2つのパレット13を載置可能な
第3搬送用台車29と、第3搬送用台車29を第3レール28
に沿って移動駆動する搬送用シリンダ30と、第3搬送用
台車29に載置されたパレット13を昇降駆動する8つの昇
降用シリンダ31とを備え、第1搬送用台車17で移載ステ
ーション14へ搬送され後部4つの昇降用シリンダ31に支
持されたパレット13を、その下降駆動時に第3搬送用台
車29の後部で受取って第3搬送用台車29とともに前方へ
移動させ、パレット13を上昇駆動した状態で第3搬送用
台車29のみを後方へ移動させることにより、第3搬送用
台車29の後部に載置されたパレット13をその前部に移載
し、これを繰返して移載ステーション14のパレット13を
順々に前方へ搬送する。
され且つ第2搬送機構18と同一構成のリフトアンドキャ
リー方式の搬送装置で、第1レール26の左部と直交する
前後方向向きの1対の第3レール28と、第3レール28に
移動自在に支持され且つ2つのパレット13を載置可能な
第3搬送用台車29と、第3搬送用台車29を第3レール28
に沿って移動駆動する搬送用シリンダ30と、第3搬送用
台車29に載置されたパレット13を昇降駆動する8つの昇
降用シリンダ31とを備え、第1搬送用台車17で移載ステ
ーション14へ搬送され後部4つの昇降用シリンダ31に支
持されたパレット13を、その下降駆動時に第3搬送用台
車29の後部で受取って第3搬送用台車29とともに前方へ
移動させ、パレット13を上昇駆動した状態で第3搬送用
台車29のみを後方へ移動させることにより、第3搬送用
台車29の後部に載置されたパレット13をその前部に移載
し、これを繰返して移載ステーション14のパレット13を
順々に前方へ搬送する。
尚、上記パレット13は、第3図に示すように、その各
支持ブラケット24に設けられた位置決め部材32と、各昇
降用シリンダ25・31のピストンロッド25a・31aの上端部
に夫々設けられた受部材33との係合により、上昇位置に
おいて各昇降シリンダ25・31上に位置決め載置されると
ともに、パレット13の下板の4隅に設けられた4つの位
置決め部材34と、各搬送用台車17・22・29の4つの支持
ブラケット35に夫々設けられた受部材36との係合により
各搬送用台車17・22・29の所定位置に位置決め載置され
る。
支持ブラケット24に設けられた位置決め部材32と、各昇
降用シリンダ25・31のピストンロッド25a・31aの上端部
に夫々設けられた受部材33との係合により、上昇位置に
おいて各昇降シリンダ25・31上に位置決め載置されると
ともに、パレット13の下板の4隅に設けられた4つの位
置決め部材34と、各搬送用台車17・22・29の4つの支持
ブラケット35に夫々設けられた受部材36との係合により
各搬送用台車17・22・29の所定位置に位置決め載置され
る。
上記金型交換機構15は、キュアステーション3の回転
テーブル7上に装着された使用済金型ユニット10Aと移
載ステーション14に搬入された未使用金型ユニット10B
とを交換するためのもので、第1図・第2図・第4図に
示すように、上部フレーム20Aの上部には前後1対の左
右方向向きのガイドレール40が付設され、ガイドレール
40上には移送用台車41がキュアステーション3の上部と
移載ステーション14の上部とに亙って移動自在に支持さ
れ、ガイドレール40間には移送用台車41を移動駆動する
ため移送用シリンダ42が設けられている。
テーブル7上に装着された使用済金型ユニット10Aと移
載ステーション14に搬入された未使用金型ユニット10B
とを交換するためのもので、第1図・第2図・第4図に
示すように、上部フレーム20Aの上部には前後1対の左
右方向向きのガイドレール40が付設され、ガイドレール
40上には移送用台車41がキュアステーション3の上部と
移載ステーション14の上部とに亙って移動自在に支持さ
れ、ガイドレール40間には移送用台車41を移動駆動する
ため移送用シリンダ42が設けられている。
上記移送用台車41には上方へ延びるピストンロッド43
aを有する昇降用シリンダ43が立設され、昇降用シリン
ダ43の左右両側には移送用台車41の下方へ延びる2対の
ガイドロッド45が上下方向に移動自在に設けられ、各ガ
イドロッド45の上端部は連結部材を介して昇降用シリン
ダ43のピストンロッド43aの上端部に連結され、移送用
台車41の下方には昇降部材44が配設され、各ガイドロッ
ド45の下端部は昇降部材44に連結され、昇降部材44は各
ガイドロッド45に案内されつつ昇降用シリンダ43により
昇降駆動される。
aを有する昇降用シリンダ43が立設され、昇降用シリン
ダ43の左右両側には移送用台車41の下方へ延びる2対の
ガイドロッド45が上下方向に移動自在に設けられ、各ガ
イドロッド45の上端部は連結部材を介して昇降用シリン
ダ43のピストンロッド43aの上端部に連結され、移送用
台車41の下方には昇降部材44が配設され、各ガイドロッ
ド45の下端部は昇降部材44に連結され、昇降部材44は各
ガイドロッド45に案内されつつ昇降用シリンダ43により
昇降駆動される。
上記昇降部材44には金型6をクランプするための金型
クランプ装置46と、昇降部材44に左右方向に移動自在に
支持された横移動部材47と、横移動部材47を可動側配線
ユニット8とともに固定側配線ユニット11の方へ移動駆
動させ可動側配線ユニット8を固定側配線ユニット11に
シール部材48を介して圧着させる押圧機構49とが設けら
れ、横移動部材47には可動配線ユニット8をクランプす
るユニットクランプ装置50と、可動側配線ユニット8に
設けられた4つのロック機構51を同時に操作するロック
操作機構52が設けられている。
クランプ装置46と、昇降部材44に左右方向に移動自在に
支持された横移動部材47と、横移動部材47を可動側配線
ユニット8とともに固定側配線ユニット11の方へ移動駆
動させ可動側配線ユニット8を固定側配線ユニット11に
シール部材48を介して圧着させる押圧機構49とが設けら
れ、横移動部材47には可動配線ユニット8をクランプす
るユニットクランプ装置50と、可動側配線ユニット8に
設けられた4つのロック機構51を同時に操作するロック
操作機構52が設けられている。
上記金型クランプ装置46について説明すると、第4図
に示すように、昇降部材44の下端面の4隅には前後1対
のブラケット53が夫々固着され、両ブラケット53間には
前後方向向きの軸部材54を介して下方へ延びるアーム部
材55が揺動自在に夫々支持され、各アーム部材55の下端
部には金型6の係合鍔部6aに下方から係合可能なフック
部55aが形成され、左右のアーム部材55の途中部はクラ
ンプ用シリンダ56で連結され、各アーム部材55はクラン
プ用シリンダ56で第4図に実線で図示のクランプ位置と
仮想線で図示のアンクランプ位置とに揺動駆動され、ク
ランプ位置において昇降部材44が上昇駆動されると各フ
ック部55aが係合鍔部6aに係合して金型6が持ち上げら
れる。尚、符号57は各アーム部材55の上端部に当接し
て、各アーム部材55をクランプ位置に位置規制するため
の規制部材である。
に示すように、昇降部材44の下端面の4隅には前後1対
のブラケット53が夫々固着され、両ブラケット53間には
前後方向向きの軸部材54を介して下方へ延びるアーム部
材55が揺動自在に夫々支持され、各アーム部材55の下端
部には金型6の係合鍔部6aに下方から係合可能なフック
部55aが形成され、左右のアーム部材55の途中部はクラ
ンプ用シリンダ56で連結され、各アーム部材55はクラン
プ用シリンダ56で第4図に実線で図示のクランプ位置と
仮想線で図示のアンクランプ位置とに揺動駆動され、ク
ランプ位置において昇降部材44が上昇駆動されると各フ
ック部55aが係合鍔部6aに係合して金型6が持ち上げら
れる。尚、符号57は各アーム部材55の上端部に当接し
て、各アーム部材55をクランプ位置に位置規制するため
の規制部材である。
上記押圧機構49は横移動部材47を左右方向に移動駆動
するためのもので、第5図・第6図に示すように、昇降
部材44の下端面略中央部には支持プレート58が固着さ
れ、支持プレート58の下端面には前後1対のガイド部材
59が固着され、各ガイド部材59には左右方向向きのガイ
ドロッド60が左右方向移動自在に夫々挿通支持され、各
ガイドロッド60の左端部は横移動部材47の右壁部に夫々
固着され、両ガイドロッド60の右端部は連結部材61を介
して連結され、支持プレート58の下端面右部には押圧用
シリンダ62に固着され、そのピストンロッド62aは連結
部材61の略中央部に連結され、横移動部材47は押圧用シ
リンダ62により両ガイドロッド60に案内されかつ左右方
向に移動駆動される。
するためのもので、第5図・第6図に示すように、昇降
部材44の下端面略中央部には支持プレート58が固着さ
れ、支持プレート58の下端面には前後1対のガイド部材
59が固着され、各ガイド部材59には左右方向向きのガイ
ドロッド60が左右方向移動自在に夫々挿通支持され、各
ガイドロッド60の左端部は横移動部材47の右壁部に夫々
固着され、両ガイドロッド60の右端部は連結部材61を介
して連結され、支持プレート58の下端面右部には押圧用
シリンダ62に固着され、そのピストンロッド62aは連結
部材61の略中央部に連結され、横移動部材47は押圧用シ
リンダ62により両ガイドロッド60に案内されかつ左右方
向に移動駆動される。
上記ユニットクランプ装置50は、可動側配線ユニット
8の右端部に設けられた保持部材63をクランプするため
のもので、第5図・第6図に示すように、横移動部材47
の左部内の上下両壁部間には保持部材63の右端面に当接
可能な略十字状の保持ブロック64が固着され、保持ブロ
ック64の前部及び後部には上下方向向きの軸部材65が夫
々挿通され、各軸部材65の保持ブロック64外へ突出する
部分にはベアリング66を介してクランプアーム67が回動
自在に夫々装着され、クランプアーム67の左端部には保
持部材63の前端部及び後端部へ突出した保持部63aをク
ランプ可能な作用点部67aが屈曲状に形成されている。
8の右端部に設けられた保持部材63をクランプするため
のもので、第5図・第6図に示すように、横移動部材47
の左部内の上下両壁部間には保持部材63の右端面に当接
可能な略十字状の保持ブロック64が固着され、保持ブロ
ック64の前部及び後部には上下方向向きの軸部材65が夫
々挿通され、各軸部材65の保持ブロック64外へ突出する
部分にはベアリング66を介してクランプアーム67が回動
自在に夫々装着され、クランプアーム67の左端部には保
持部材63の前端部及び後端部へ突出した保持部63aをク
ランプ可能な作用点部67aが屈曲状に形成されている。
各クランプアーム67の右端部には力点部67bが形成さ
れ、上下のクランプアーム67の力点部間67bには横移動
部材47から前方へ延びるクランプ用シリンダ68が配設さ
れ、クランプ用シリンダ68の本体部68aの後部には上下
両側へ突出する軸部69が形成され、各軸部69は前側の上
下1対のクランプアーム67の力点部67bに回動自在に夫
々挿通され、クランプ用シリンダ68のピストンロッド68
bの後端部には上下方向向きの軸部材70が回転自在に挿
通され、軸部材70の両端部は後側の上下1対のクランプ
アーム67の力点部67bに夫々連結され、クランプアーム6
7はクランプ用シリンダ68により第5図に実線で図示の
クランプ位置と仮想線で図示のアンクランプ位置とに亙
って軸部材65を中心に回動駆動され、クランプ位置にお
いて保持ブロック64と各クランプアーム67の作用点部67
a間に保持部材63がクランプされる。
れ、上下のクランプアーム67の力点部間67bには横移動
部材47から前方へ延びるクランプ用シリンダ68が配設さ
れ、クランプ用シリンダ68の本体部68aの後部には上下
両側へ突出する軸部69が形成され、各軸部69は前側の上
下1対のクランプアーム67の力点部67bに回動自在に夫
々挿通され、クランプ用シリンダ68のピストンロッド68
bの後端部には上下方向向きの軸部材70が回転自在に挿
通され、軸部材70の両端部は後側の上下1対のクランプ
アーム67の力点部67bに夫々連結され、クランプアーム6
7はクランプ用シリンダ68により第5図に実線で図示の
クランプ位置と仮想線で図示のアンクランプ位置とに亙
って軸部材65を中心に回動駆動され、クランプ位置にお
いて保持ブロック64と各クランプアーム67の作用点部67
a間に保持部材63がクランプされる。
上記ロック操作機構52は横移動部材47の上壁部と下壁
部とに夫々設けられ、両ロック操作機構52で可動側配線
ユニットの4つのロック機構51の各ロックロッド71を左
右方向に操作して可動側配線ユニット8と固定側配線ユ
ニット11とのロックを係脱するためのもので、両者は同
一の構成なので上壁部に設けられたものについて説明す
る。
部とに夫々設けられ、両ロック操作機構52で可動側配線
ユニットの4つのロック機構51の各ロックロッド71を左
右方向に操作して可動側配線ユニット8と固定側配線ユ
ニット11とのロックを係脱するためのもので、両者は同
一の構成なので上壁部に設けられたものについて説明す
る。
第5図・第6図に示すように、上壁部の後部略中央部
には前後1対のブラケット72が固着され、両ブラケット
72間には前後方向向きの枢支軸73が回転自在に装着さ
れ、枢支軸73の途中部には左右方向向きの操作用シリン
ダ74が設けられ、操作用シリンダ74の左方へ延びるピス
トンロッド74aの左端部には連結部材75を介して前後方
向へ延びる操作部材76が連結され、操作用シリンダ74の
前後両側の上壁部には1対のガイド部材77が固着され、
各ガイド部材77には操作部材76を左右方向に案内するガ
イドロッド78が装着され、操作部材76の前後両端部には
各ロックロッド71を押圧可能な押圧部材79が左方へ向け
て夫々突設され、操作部材76は操作用シリンダ74により
第10図に実線で図示の解除位置と仮想線で図示のロック
位置とに亙って移動駆動される。
には前後1対のブラケット72が固着され、両ブラケット
72間には前後方向向きの枢支軸73が回転自在に装着さ
れ、枢支軸73の途中部には左右方向向きの操作用シリン
ダ74が設けられ、操作用シリンダ74の左方へ延びるピス
トンロッド74aの左端部には連結部材75を介して前後方
向へ延びる操作部材76が連結され、操作用シリンダ74の
前後両側の上壁部には1対のガイド部材77が固着され、
各ガイド部材77には操作部材76を左右方向に案内するガ
イドロッド78が装着され、操作部材76の前後両端部には
各ロックロッド71を押圧可能な押圧部材79が左方へ向け
て夫々突設され、操作部材76は操作用シリンダ74により
第10図に実線で図示の解除位置と仮想線で図示のロック
位置とに亙って移動駆動される。
次に、回転テーブル7に設けられた固定側配線ユニッ
ト11と、固定側配線ユニット11に着脱可能に接続される
可動側配線ユニット8と、可動側配線ユニット8を着脱
可能に支持するパレット13のアーム部13bについて説明
する。
ト11と、固定側配線ユニット11に着脱可能に接続される
可動側配線ユニット8と、可動側配線ユニット8を着脱
可能に支持するパレット13のアーム部13bについて説明
する。
上記パレット13のアーム部13bについて説明すると、
第7図〜第9図に示すように、アーム部13bの上端部の
右端部には支持プレート80が固着され、支持プレート80
の前後両端部には上下方向に細長い保持部80aが形成さ
れ、各保持部80aには各ロック機構51の係合部材81が係
合可能な上下1対の係合部82が夫々凹設され、可動側配
線ユニット8は各ロック機構51が解除操作された状態で
上方から装着され、各ロック機構51を介してアーム部13
bに固定保持される。
第7図〜第9図に示すように、アーム部13bの上端部の
右端部には支持プレート80が固着され、支持プレート80
の前後両端部には上下方向に細長い保持部80aが形成さ
れ、各保持部80aには各ロック機構51の係合部材81が係
合可能な上下1対の係合部82が夫々凹設され、可動側配
線ユニット8は各ロック機構51が解除操作された状態で
上方から装着され、各ロック機構51を介してアーム部13
bに固定保持される。
上記各固定側配線ユニット11は次のように構成されて
いる。尚、各固定側配線ユニット11は同一構成のものな
ので、キュアステーション3の金型6に接続されたもの
にいて説明する。
いる。尚、各固定側配線ユニット11は同一構成のものな
ので、キュアステーション3の金型6に接続されたもの
にいて説明する。
第10図・第11図に示すように、回転テーブル7の略中
央部には支持柱83が立設され、支持柱83の上端近傍部に
は4つの固定用ブラケット84が固着され、各固定用ブラ
ケット84には鉛直方向向きの支持プレート85が固着さ
れ、各固定側配線ユニット11のケーシング86は各支持プ
レート85に固定されている。
央部には支持柱83が立設され、支持柱83の上端近傍部に
は4つの固定用ブラケット84が固着され、各固定用ブラ
ケット84には鉛直方向向きの支持プレート85が固着さ
れ、各固定側配線ユニット11のケーシング86は各支持プ
レート85に固定されている。
上記ケーシング86の右端面には絶縁体からなる平板状
の絶縁ボード87が固着され、絶縁ボード87には3相交流
を金型6の上型及び下型の各ヒータへ給電するため銅製
の6本の電極ロッド88が所定間隔おきに配設され、絶縁
ボード87の右側へ突出した各電極ロッド88の右端部には
略円板状の接続部88aが形成され、各接続部88aの略中央
部には可動側配線ユニット8の可動電極ロッド89に夫々
接続される略凸字状の銀製の接点部材90が設けられ、各
電極ロッド88はその略中央部に締結されたナットを介し
て絶縁ボード87に固着され、各電極ロッド88の左端部に
は1対の接続用ナット91が設けられ、接続用ナット91間
には外部給電装置に接続された配線ケーブル(図示略)
の端部がワッシャ等を介して挟持され、各電極ロッド88
と配線ケーブルとが電気的に接続されている。
の絶縁ボード87が固着され、絶縁ボード87には3相交流
を金型6の上型及び下型の各ヒータへ給電するため銅製
の6本の電極ロッド88が所定間隔おきに配設され、絶縁
ボード87の右側へ突出した各電極ロッド88の右端部には
略円板状の接続部88aが形成され、各接続部88aの略中央
部には可動側配線ユニット8の可動電極ロッド89に夫々
接続される略凸字状の銀製の接点部材90が設けられ、各
電極ロッド88はその略中央部に締結されたナットを介し
て絶縁ボード87に固着され、各電極ロッド88の左端部に
は1対の接続用ナット91が設けられ、接続用ナット91間
には外部給電装置に接続された配線ケーブル(図示略)
の端部がワッシャ等を介して挟持され、各電極ロッド88
と配線ケーブルとが電気的に接続されている。
上記ケーシング86の前後両面の右端部には、第10図に
示すように、右方へ延びる上下1対の保持部材92が夫々
固着され、各保持部材92の右端部には外方へ突出する保
持部92aが形成され、各保持部92aの略中段部には第8図
に示すものと同様に各ロック機構51の係合部材81と係合
可能な係合部93が凹設され、可動側配線ユニット8は各
ロック機構51が解除操作された状態で上方から装着さ
れ、各ロック機構51を介して固定側配線ユニット11に固
定保持される。
示すように、右方へ延びる上下1対の保持部材92が夫々
固着され、各保持部材92の右端部には外方へ突出する保
持部92aが形成され、各保持部92aの略中段部には第8図
に示すものと同様に各ロック機構51の係合部材81と係合
可能な係合部93が凹設され、可動側配線ユニット8は各
ロック機構51が解除操作された状態で上方から装着さ
れ、各ロック機構51を介して固定側配線ユニット11に固
定保持される。
上記可動側配線ユニット8は、略直方体状のケーシン
グ94と、ケーシング94の右端面に固着された保持部材63
と、ケーシング94の前後両面に固着された4つのロック
機構51と、ケーシング94内に設けられた電極ユニット95
とから次のように構成されている。
グ94と、ケーシング94の右端面に固着された保持部材63
と、ケーシング94の前後両面に固着された4つのロック
機構51と、ケーシング94内に設けられた電極ユニット95
とから次のように構成されている。
上記各ロック機構51は、可動側配線ユニット8をアー
ム部13b及び固定側配線ユニット11に着脱自在に固定保
持するためのもので、第8図〜第10図に示すように、ケ
ーシング94の前後両面には略円筒状のガイド部材96が夫
々上下1対固着され、各ガイド部材96の右端部には案内
部材97が固着され、各ガイド部材96の左部及び各案内部
材97にはガイド部96a・97aが夫々形成され、ガイド部材
96及び案内部材97にはスリーブを介して両ガイド部96a
・97aを貫通するロックロッド71が左右方向に移動自在
に装着され、ロックロッド71の途中部にはロックロッド
71外へ突出する規制ナット98が装着され、規制ナット98
とガイド部96a間のロックロッド71には圧縮コイルバネ
からなるバネ部材99が外装され、ロックロッド71はバネ
部材99により常に右方へ付勢され、規制ナット98とガイ
ド部97aとの当接により第10図に仮想線で示すロック作
動位置に保持される。尚、符号100はガイド部97aとロッ
クロッド71間への塵の侵入を防止するカバー部材であ
る。
ム部13b及び固定側配線ユニット11に着脱自在に固定保
持するためのもので、第8図〜第10図に示すように、ケ
ーシング94の前後両面には略円筒状のガイド部材96が夫
々上下1対固着され、各ガイド部材96の右端部には案内
部材97が固着され、各ガイド部材96の左部及び各案内部
材97にはガイド部96a・97aが夫々形成され、ガイド部材
96及び案内部材97にはスリーブを介して両ガイド部96a
・97aを貫通するロックロッド71が左右方向に移動自在
に装着され、ロックロッド71の途中部にはロックロッド
71外へ突出する規制ナット98が装着され、規制ナット98
とガイド部96a間のロックロッド71には圧縮コイルバネ
からなるバネ部材99が外装され、ロックロッド71はバネ
部材99により常に右方へ付勢され、規制ナット98とガイ
ド部97aとの当接により第10図に仮想線で示すロック作
動位置に保持される。尚、符号100はガイド部97aとロッ
クロッド71間への塵の侵入を防止するカバー部材であ
る。
各ロックロッド71の左端部には固定側配線ユニット11
及びアーム部13bの各保持部92a・80aをカバー部材100と
の間で挟持可能な略円板状の係合部材81が固着され、係
合部材81の右部には右方へ向けて縮小するコーン状のテ
ーパ面81aが形成され、テーパ面81aの内半部は各保持部
92a・80aの係合部82・93に係脱可能に係合され、ロック
ロッド71の右端部にはロック操作機構52の押圧部材79に
当接可能な受圧部71aが形成され、各ロックロッド71は
ロック操作機構52により第10図に実線で図示のロック解
除位置と仮想線で図示のロック位置とに操作される。
及びアーム部13bの各保持部92a・80aをカバー部材100と
の間で挟持可能な略円板状の係合部材81が固着され、係
合部材81の右部には右方へ向けて縮小するコーン状のテ
ーパ面81aが形成され、テーパ面81aの内半部は各保持部
92a・80aの係合部82・93に係脱可能に係合され、ロック
ロッド71の右端部にはロック操作機構52の押圧部材79に
当接可能な受圧部71aが形成され、各ロックロッド71は
ロック操作機構52により第10図に実線で図示のロック解
除位置と仮想線で図示のロック位置とに操作される。
そして、ロック解除位置においてテーパ面81aとカバ
ー部材100との間に各保持部92a・80aが相対的に上下移
動可能な所定の隙間が形成され、可動側配線ユニット8
の上下方向への移動により可動側配線ユニット8がアー
ム部13b或いは固定側配線ユニット11に着脱され、ロッ
ク位置において、保持部92a或いは保持部80aがテーパ面
81aとカバー部材100間に挟持され、可動側配線ユニット
8が固定側配線ユニット11に或いはアーム部13aに固定
保持される。尚、符号101は、ロック位置においてテー
パ面81aの略外半部を受け止める各保持部92a・80aより
もやや薄肉の受部材である。
ー部材100との間に各保持部92a・80aが相対的に上下移
動可能な所定の隙間が形成され、可動側配線ユニット8
の上下方向への移動により可動側配線ユニット8がアー
ム部13b或いは固定側配線ユニット11に着脱され、ロッ
ク位置において、保持部92a或いは保持部80aがテーパ面
81aとカバー部材100間に挟持され、可動側配線ユニット
8が固定側配線ユニット11に或いはアーム部13aに固定
保持される。尚、符号101は、ロック位置においてテー
パ面81aの略外半部を受け止める各保持部92a・80aより
もやや薄肉の受部材である。
上記電極ユニット95について説明すると、第10図・第
11図に示すように、ケーシング94の左部内には収容ケー
ス102が設けられ、収容ケース102の左端部は外方へ屈曲
形成されてケーシング94の左端面に固着され、収容ケー
ス102の左端面には絶縁体からなる平板状の絶縁ボード1
03が固着され、収容ケース102の右壁部にも絶縁体から
なる平板状の絶縁ボード104が固着され、絶縁ボード103
の外周部には固定側配線ユニット11の絶縁ボード87に圧
着可能なシリコンゴム製の枠状のシール部材48が固着さ
れ、押圧機構49により横移動部材47とともに可動側配線
ユニット8が固定側配線ユニット11の方へ横移動される
と、シール部材48が絶縁ボード87に圧着され、両絶縁ボ
ード87・103間の隙間112が防塵される。
11図に示すように、ケーシング94の左部内には収容ケー
ス102が設けられ、収容ケース102の左端部は外方へ屈曲
形成されてケーシング94の左端面に固着され、収容ケー
ス102の左端面には絶縁体からなる平板状の絶縁ボード1
03が固着され、収容ケース102の右壁部にも絶縁体から
なる平板状の絶縁ボード104が固着され、絶縁ボード103
の外周部には固定側配線ユニット11の絶縁ボード87に圧
着可能なシリコンゴム製の枠状のシール部材48が固着さ
れ、押圧機構49により横移動部材47とともに可動側配線
ユニット8が固定側配線ユニット11の方へ横移動される
と、シール部材48が絶縁ボード87に圧着され、両絶縁ボ
ード87・103間の隙間112が防塵される。
上記絶縁ボード103の中央部の各電極ロッド88に対応
する位置には隙間112内へ突出可能な銅製の6本の可動
電極ロッド89が左右方向に移動自在に装着され、各可動
電極ロッド89の左端部には接点部材90に接続可能な凹部
89aが形成され、各可動電極ロッド89の略中央部には可
動電極ロッド89の左方への移動を規制する略環状の規制
部89bが形成され、規制部89bの右側には略円板状のバネ
受部材105が設けられ、絶縁ボード104の各可動電極ロッ
ド89に対応する位置には銅製の固定電極ロッド106が挿
通固着され、各固定電極ロッド106の左部には略円板状
のバネ受部材107が設けられ、両バネ受部材105・107間
には可動電極ロッド89を常に左方へ付勢するバネ部材10
8が設けられ、可動電極ロッド89と固定電極ロッド106と
は網目電線からなる可撓性の接続部材109で電気的に接
続され、各固定電極ロッド106の右端部には1対の接続
用ナット110が設けられ、接続用ナット110間には金型6
の配電ケーブル9の端部がワッシャ等を介して接続さ
れ、固定電極ロッド106と配電ケーブル9とが電気的に
接続されている。尚、符号111は上下の固定電極ロッド1
06及び可動電極ロッド89を仕切るための絶縁体からなる
仕切板である。
する位置には隙間112内へ突出可能な銅製の6本の可動
電極ロッド89が左右方向に移動自在に装着され、各可動
電極ロッド89の左端部には接点部材90に接続可能な凹部
89aが形成され、各可動電極ロッド89の略中央部には可
動電極ロッド89の左方への移動を規制する略環状の規制
部89bが形成され、規制部89bの右側には略円板状のバネ
受部材105が設けられ、絶縁ボード104の各可動電極ロッ
ド89に対応する位置には銅製の固定電極ロッド106が挿
通固着され、各固定電極ロッド106の左部には略円板状
のバネ受部材107が設けられ、両バネ受部材105・107間
には可動電極ロッド89を常に左方へ付勢するバネ部材10
8が設けられ、可動電極ロッド89と固定電極ロッド106と
は網目電線からなる可撓性の接続部材109で電気的に接
続され、各固定電極ロッド106の右端部には1対の接続
用ナット110が設けられ、接続用ナット110間には金型6
の配電ケーブル9の端部がワッシャ等を介して接続さ
れ、固定電極ロッド106と配電ケーブル9とが電気的に
接続されている。尚、符号111は上下の固定電極ロッド1
06及び可動電極ロッド89を仕切るための絶縁体からなる
仕切板である。
次に、上記金型交換装置12の作用について説明する。
シェル鋳型の成形作業時、各搬送用台車17・22・29は
第1図に示すように配置され、第1搬送用台車17及び第
2搬送用台車22には次に使用する未使用金型ユニット10
Bがセットされたパレット13が載置され、第3搬送用台
車29の前部は空の状態に準備され、後部には空のパレッ
ト13が載置される。
第1図に示すように配置され、第1搬送用台車17及び第
2搬送用台車22には次に使用する未使用金型ユニット10
Bがセットされたパレット13が載置され、第3搬送用台
車29の前部は空の状態に準備され、後部には空のパレッ
ト13が載置される。
金型交換時には、先ずキュアステーション3の回転テ
ーブル7にセットされている使用済金型ユニット10A
が、金型交換機構15により移載ステーション14のパレッ
ト13上に移載されて第3搬送機構19により搬出され、次
に第1搬送機構16により移載ステーション14へ搬送され
た未使用金型ユニット10Bが金型交換機構15によりキュ
アステーション3の回転テーブル7上にセットされ、次
に回転テーブル7が回転駆動されてブローステーション
2にセットされていた使用済金型ユニット10Aがキュア
ステーション3へ移送され、次に第2搬送機構18により
第1搬送機構16の第1搬送用台車17に未使用金型ユニッ
ト10Bがパレット13とともに移載され、この上記操作が
繰り返されて回転テーブル7上の使用済金型ユニット10
Aと未使用金型ユニット10Bとが交換される。
ーブル7にセットされている使用済金型ユニット10A
が、金型交換機構15により移載ステーション14のパレッ
ト13上に移載されて第3搬送機構19により搬出され、次
に第1搬送機構16により移載ステーション14へ搬送され
た未使用金型ユニット10Bが金型交換機構15によりキュ
アステーション3の回転テーブル7上にセットされ、次
に回転テーブル7が回転駆動されてブローステーション
2にセットされていた使用済金型ユニット10Aがキュア
ステーション3へ移送され、次に第2搬送機構18により
第1搬送機構16の第1搬送用台車17に未使用金型ユニッ
ト10Bがパレット13とともに移載され、この上記操作が
繰り返されて回転テーブル7上の使用済金型ユニット10
Aと未使用金型ユニット10Bとが交換される。
金型交換機構15により未使用金型ユニット10Bを回転
テーブル7へ移載する時には、先ず移送用台車41が移載
ステーション14の上方へ移送され、金型クランプ装置46
のアーム部材55及びユニットクランプ装置50のクランプ
アーム67が夫々アンクランプ位置に保持されるととも
に、ロック操作機構52が解除位置に保持された状態で昇
降用部材44が下降駆動される。これにより、各アーム部
材55のフック部55aは未使用金型6Bの鍔部6aの外側に夫
々移動され、ロック操作機構52の各押圧部材79はロック
ロッド71の右側へ夫々移動され、各クランプアーム67の
作用点部67aは可動側配線ユニット8の保持部材63の外
側へ夫々移動される。
テーブル7へ移載する時には、先ず移送用台車41が移載
ステーション14の上方へ移送され、金型クランプ装置46
のアーム部材55及びユニットクランプ装置50のクランプ
アーム67が夫々アンクランプ位置に保持されるととも
に、ロック操作機構52が解除位置に保持された状態で昇
降用部材44が下降駆動される。これにより、各アーム部
材55のフック部55aは未使用金型6Bの鍔部6aの外側に夫
々移動され、ロック操作機構52の各押圧部材79はロック
ロッド71の右側へ夫々移動され、各クランプアーム67の
作用点部67aは可動側配線ユニット8の保持部材63の外
側へ夫々移動される。
次に、金型クランプ装置46が駆動されて各フック部55
aが鍔部6aの下方へ移動されるとともに、ユニットクラ
ンプ装置50が駆動されて各作用点部67aで保持部63aがク
ランプされ、ロック操作機構52が駆動されて各ロックロ
ッド71がロック解除位置に操作され、可動側配線ユニッ
ト8がパレット13から金型交換機構15へ受け渡される。
この状態で、昇降用シリンダ43が駆動されて未使用金型
6B及びその可動側配線ユニット8が昇降部材44とともに
上昇駆動され、移送用シリンダ42により未使用金型ユニ
ット10Bが移送用台車41とともにキュアステーション3
へ移送される。
aが鍔部6aの下方へ移動されるとともに、ユニットクラ
ンプ装置50が駆動されて各作用点部67aで保持部63aがク
ランプされ、ロック操作機構52が駆動されて各ロックロ
ッド71がロック解除位置に操作され、可動側配線ユニッ
ト8がパレット13から金型交換機構15へ受け渡される。
この状態で、昇降用シリンダ43が駆動されて未使用金型
6B及びその可動側配線ユニット8が昇降部材44とともに
上昇駆動され、移送用シリンダ42により未使用金型ユニ
ット10Bが移送用台車41とともにキュアステーション3
へ移送される。
次に、昇降部材44が下降駆動されて未使用金型6Bが回
転テーブル7に移載されるとともに、可動側配線ユニッ
ト8の下降によりロック機構51の係合部材81が第10図に
実線で図示のように固定側配線ユニット11の保持部材92
aの前後方向外側へ移動される。そして、押圧機構49が
駆動されて可動側配線ユニット8が横移動部材47ととも
に固定側配線ユニット11の方へ移動され、可動側配線ユ
ニット8のシール部材48が絶縁プレート87に圧着される
とともに、各可動電極ロッド89の凹部89aがバネ部材108
を介して各電極ロッド88の接点部材90に夫々圧接され、
隙間112内の両電極ロッド88・89の接続部分がシール部
材48で塵防されるとともに、両電極ロッド88・89が確実
に接続される。この状態でロック操作機構52の操作部材
76がロック位置へ駆動されて各ロックロッド71がバネ部
材99によりロック作動位置に復帰され、各係合部材81の
テーパ面81aが保持部92aの係合部82に係合され、両電極
ロッド88・89の接続関係が維持されつつ可動側配線ユニ
ット8が固定側配線ユニット11に固定保持される。
転テーブル7に移載されるとともに、可動側配線ユニッ
ト8の下降によりロック機構51の係合部材81が第10図に
実線で図示のように固定側配線ユニット11の保持部材92
aの前後方向外側へ移動される。そして、押圧機構49が
駆動されて可動側配線ユニット8が横移動部材47ととも
に固定側配線ユニット11の方へ移動され、可動側配線ユ
ニット8のシール部材48が絶縁プレート87に圧着される
とともに、各可動電極ロッド89の凹部89aがバネ部材108
を介して各電極ロッド88の接点部材90に夫々圧接され、
隙間112内の両電極ロッド88・89の接続部分がシール部
材48で塵防されるとともに、両電極ロッド88・89が確実
に接続される。この状態でロック操作機構52の操作部材
76がロック位置へ駆動されて各ロックロッド71がバネ部
材99によりロック作動位置に復帰され、各係合部材81の
テーパ面81aが保持部92aの係合部82に係合され、両電極
ロッド88・89の接続関係が維持されつつ可動側配線ユニ
ット8が固定側配線ユニット11に固定保持される。
使用済金型ユニット10Aをパレット13に移載する時に
は、上記とは反対にアーム部材55及びクランプアーム67
で使用済金型6A及び可動側配線ユニット8を保持してパ
レット13に移載することになる。尚、金型6と可動側配
線ユニット8とを接続する配線ケーブル9の途中部には
ジョイント(図示略)が設けられ、可動側配線ユニット
8は合計7個設けられ、使用済金型6Aに接続されていた
可動側配線ユニット8の1つはこのジョイント部分で使
用済金型6Aから取り外され、次回使用する未使用金型6B
の最後の1つに接続され、残りの3個は次々回に使用さ
れる未使用金型6Bに用いられる。従って、可動側配線ユ
ニット8の所要数は金型6の合計数よりも少なくてもよ
く、その所要数を少なくすることが出来る。
は、上記とは反対にアーム部材55及びクランプアーム67
で使用済金型6A及び可動側配線ユニット8を保持してパ
レット13に移載することになる。尚、金型6と可動側配
線ユニット8とを接続する配線ケーブル9の途中部には
ジョイント(図示略)が設けられ、可動側配線ユニット
8は合計7個設けられ、使用済金型6Aに接続されていた
可動側配線ユニット8の1つはこのジョイント部分で使
用済金型6Aから取り外され、次回使用する未使用金型6B
の最後の1つに接続され、残りの3個は次々回に使用さ
れる未使用金型6Bに用いられる。従って、可動側配線ユ
ニット8の所要数は金型6の合計数よりも少なくてもよ
く、その所要数を少なくすることが出来る。
以上のように、金型6と可動側配線ユニット8とが配
線ケーブル9を介して接続されているので、金型6を異
なるサイズのものと交換してもキュアステーション3の
固定側配線ユニット11と移載ステーション14の可動側配
線ユニット8との位置関係を変更する必要がなく、可動
側配線ユニット8を金型6に着した場合のように金型6
のサイズに応じて可動側配線ユニット8の取付け位置を
変更する必要がない。また、ブローステーション2にお
いて、1対の金型6を上方移動させてシェル砂を金型6
内に充填する場合にも配線ケーブル9を介して通電した
まま上方移動させることが出来る。
線ケーブル9を介して接続されているので、金型6を異
なるサイズのものと交換してもキュアステーション3の
固定側配線ユニット11と移載ステーション14の可動側配
線ユニット8との位置関係を変更する必要がなく、可動
側配線ユニット8を金型6に着した場合のように金型6
のサイズに応じて可動側配線ユニット8の取付け位置を
変更する必要がない。また、ブローステーション2にお
いて、1対の金型6を上方移動させてシェル砂を金型6
内に充填する場合にも配線ケーブル9を介して通電した
まま上方移動させることが出来る。
金型6のヒータに接続された6本の配線ケーブル9
を、ユニット化した可動側配線ユニット8と固定側配線
ユニット11との接続により同時に外部給電装置の配線ケ
ーブルに接続出来るので、これらの配線ケーブル9の接
続作業を大幅に簡単化出来る。
を、ユニット化した可動側配線ユニット8と固定側配線
ユニット11との接続により同時に外部給電装置の配線ケ
ーブルに接続出来るので、これらの配線ケーブル9の接
続作業を大幅に簡単化出来る。
可動側配線ユニット8に設けられたバネ部材99及びロ
ックロッド71等からなる簡単な構成のロック機構51を、
金型交換機構15に設けられたロック操作機構52で操作し
て可動側配線ユニット8が固定側配線ユニット11に固定
保持するので、可動側配線ユニット8を固定側配線ユニ
ット11に固定するための複数のシリンダ等を成形ステー
ション1側に設ける必要がなく、成形装置の構成を簡単
化出来る。
ックロッド71等からなる簡単な構成のロック機構51を、
金型交換機構15に設けられたロック操作機構52で操作し
て可動側配線ユニット8が固定側配線ユニット11に固定
保持するので、可動側配線ユニット8を固定側配線ユニ
ット11に固定するための複数のシリンダ等を成形ステー
ション1側に設ける必要がなく、成形装置の構成を簡単
化出来る。
可動側配線ユニット8を押圧機構49で固定側配線ユニ
ット11の方へ押圧しつつ、ロック機構51を作動させて可
動側配線ユニット8を固定側配線ユニット11に固定保持
させるので、各可動電極ロッド89がバネ部材108を介し
て各電極ロッド88に圧接されるとともに、シール部材48
が絶縁ボード87に圧着されて両電極ロッド88・89を収容
する隙間112が防塵され、両電極ロッド88・89を確実に
接続することが出来る。
ット11の方へ押圧しつつ、ロック機構51を作動させて可
動側配線ユニット8を固定側配線ユニット11に固定保持
させるので、各可動電極ロッド89がバネ部材108を介し
て各電極ロッド88に圧接されるとともに、シール部材48
が絶縁ボード87に圧着されて両電極ロッド88・89を収容
する隙間112が防塵され、両電極ロッド88・89を確実に
接続することが出来る。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は回転テー
ブルと金型搬出入装置の平面図、第2図は第1図II−II
線断面図、第3図は昇降用シリンダ近傍部の要部縦断面
図、第4図は金型交換機構の正面図、第5図は横移動部
材とユニットクランプ装置とロック操作機構の平面図、
第6図は第5図VI−VI線断面図、第7図はパレットのア
ーム部及び可動側配線ユニットの正面図、第8図は第7
図VIII−VIII線断面図、第9図は第7図IX−IX断面図、
第10図は固定側配線ユニット及び可動側配線ユニットの
横断面図、第11図は固定側配線ユニット及び可動側配線
ユニットの要部縦断面図である。 1……成形ステーション、6……金型、8……可動側配
線ユニット、11……固定側配線ユニット、12……金型搬
出入装置、15……金型交換機構、41……移送用台車、42
……移送用シリンダ、43……昇降用シリンダ、44……昇
降部材、46……金型クランプ装置、47……横移動部材、
48……シール部材、49……押圧機構、50……ユニットク
ランプ装置、51……ロック機構、52……ロック操作機
構、93……係合部。
ブルと金型搬出入装置の平面図、第2図は第1図II−II
線断面図、第3図は昇降用シリンダ近傍部の要部縦断面
図、第4図は金型交換機構の正面図、第5図は横移動部
材とユニットクランプ装置とロック操作機構の平面図、
第6図は第5図VI−VI線断面図、第7図はパレットのア
ーム部及び可動側配線ユニットの正面図、第8図は第7
図VIII−VIII線断面図、第9図は第7図IX−IX断面図、
第10図は固定側配線ユニット及び可動側配線ユニットの
横断面図、第11図は固定側配線ユニット及び可動側配線
ユニットの要部縦断面図である。 1……成形ステーション、6……金型、8……可動側配
線ユニット、11……固定側配線ユニット、12……金型搬
出入装置、15……金型交換機構、41……移送用台車、42
……移送用シリンダ、43……昇降用シリンダ、44……昇
降部材、46……金型クランプ装置、47……横移動部材、
48……シール部材、49……押圧機構、50……ユニットク
ランプ装置、51……ロック機構、52……ロック操作機
構、93……係合部。
Claims (2)
- 【請求項1】金型と金型に電気系接続ケーブルを介して
連結された可動側配線ユニットとを成形ステーションに
対して同時に交換するとともに、可動側配線ユニットを
成形ステーションに付設された固定側配線ユニットに着
脱する金型交換装置であって、上記可動側配線ユニット
に、固定側配線ユニットの係合部に係合して可動側配線
ユニットを固定側配線ユニットに着脱自在に固定するた
めのロック手段を設け、 上記金型と可動側配線ユニットとを成形ステーションに
移送する移送用台車に、昇降駆動手段により昇降駆動さ
れる昇降部材を設け、 上記昇降部材に、金型をクランプする金型クランプ手段
と、固定側配線ユニットの方へ水平移動自在に支持され
た横移動部材とを設け、 上記横移動部材に、可動側配線ユニットをクランプする
ユニットクランプ手段と、ロック手段を操作するロック
操作手段とを設け、 上記昇降部材に、横移動部材を横方向へ移動させて可動
側配線ユニットを固定側配線ユニットにシール部材を介
して圧着させる押圧手段を設けたことを特徴とする金型
交換装置。 - 【請求項2】上記可動側配線ユニットと固定側配線ユニ
ットの何れか一方に可動側配線ユニットと固定側配線ユ
ニットとの接続隙間をシールするシール部材を設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の金型交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11086289A JP2717305B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 金型交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11086289A JP2717305B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 金型交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02290634A JPH02290634A (ja) | 1990-11-30 |
JP2717305B2 true JP2717305B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=14546560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11086289A Expired - Fee Related JP2717305B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 金型交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2717305B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP11086289A patent/JP2717305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02290634A (ja) | 1990-11-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |