JP2948929B2 - 射出成形品取出機 - Google Patents
射出成形品取出機Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機によって成
形された種類の異なる成形品を、取出す際に用いる射出
成形品取出機に関する。
形された種類の異なる成形品を、取出す際に用いる射出
成形品取出機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の射出成形品取出機は、射出成形機
の固定ダイプレート上にボルトでセットし、型開き限で
上に待機していた取出機のチャック板が下降し、このチ
ャック板に有する把持部、または吸着部が成形品側に接
近して成形品を把持したり、吸着させるものである。
の固定ダイプレート上にボルトでセットし、型開き限で
上に待機していた取出機のチャック板が下降し、このチ
ャック板に有する把持部、または吸着部が成形品側に接
近して成形品を把持したり、吸着させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、成形品によ
っては、チャック板や吸着部の取付け位置を変える必要
がある。これらの取付け位置を、短時間に変えるため、
チャック板に必要な機器を取り付けておき、チャック板
全体を交換することがおこなわれている。
っては、チャック板や吸着部の取付け位置を変える必要
がある。これらの取付け位置を、短時間に変えるため、
チャック板に必要な機器を取り付けておき、チャック板
全体を交換することがおこなわれている。
【０００４】チャック板の交換を行うための動作は、成
形品を成形機から取出す動作とは、異なった動作が必要
であり、成形品の取出し開始の待機位置から各動作を、
例えば押しボタンスイッチにより、チャック板を交換位
置まで動かし、チャック板を手動で交換し、これに伴い
吸着部を駆動するための空気供給用の配管だけでなく、
成形品を支持するクランプの動作状態を確認するための
リミットスイッチ等の電気的接続も手動で行っていた。
本発明は、チャック板の交換を自動的に行うことが可能
な射出成形品取出機を提供することを目的とする。
形品を成形機から取出す動作とは、異なった動作が必要
であり、成形品の取出し開始の待機位置から各動作を、
例えば押しボタンスイッチにより、チャック板を交換位
置まで動かし、チャック板を手動で交換し、これに伴い
吸着部を駆動するための空気供給用の配管だけでなく、
成形品を支持するクランプの動作状態を確認するための
リミットスイッチ等の電気的接続も手動で行っていた。
本発明は、チャック板の交換を自動的に行うことが可能
な射出成形品取出機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、本発明は、Ｘ，Ｙ，Ｚ方向に移動可能な取
出機アームに固定され、径大部と径小部が一体のガイド
ピンが少なくとも２個配設されたチャック本体と、この
チャック本体のガイドピンに挿拔可能であって、かつ所
定距離だけ移動可能な鍵穴形状のガイド長穴が形成さ
れ、かつ射出成形機で成形された成形品を取出す際に使
用する吸着部または把持部および、または成形品を支え
るクランプを備え、また位置決め部を備えたチャック板
と、このチャック板の下方に固定され、チャック板を前
記チャック本体から取り外す際にチャック板が下方に移
動するのを阻止するとともに、チャック板が前後方向に
移動するのを阻止するチャック外し受台と、前記チャッ
ク板を交換する際に、次に使用するチャック板の位置決
め部を支持し、このチャック板が上方に移動するのを阻
止すると共に、チャック板が前方方向に移動するのを阻
止し、かつチャック板を後方方向に移動可能な次チャッ
ク板支持台と、前記チャック本体に取付けられ、前記吸
着部または把持部および、またはクランプを作動させる
流体源と電源に接続されるオスコネクタと、前記チャッ
ク板に取付けられ、前記オスコネクタに着脱可能なメス
コネクタとを具備したものである。
成するため、本発明は、Ｘ，Ｙ，Ｚ方向に移動可能な取
出機アームに固定され、径大部と径小部が一体のガイド
ピンが少なくとも２個配設されたチャック本体と、この
チャック本体のガイドピンに挿拔可能であって、かつ所
定距離だけ移動可能な鍵穴形状のガイド長穴が形成さ
れ、かつ射出成形機で成形された成形品を取出す際に使
用する吸着部または把持部および、または成形品を支え
るクランプを備え、また位置決め部を備えたチャック板
と、このチャック板の下方に固定され、チャック板を前
記チャック本体から取り外す際にチャック板が下方に移
動するのを阻止するとともに、チャック板が前後方向に
移動するのを阻止するチャック外し受台と、前記チャッ
ク板を交換する際に、次に使用するチャック板の位置決
め部を支持し、このチャック板が上方に移動するのを阻
止すると共に、チャック板が前方方向に移動するのを阻
止し、かつチャック板を後方方向に移動可能な次チャッ
ク板支持台と、前記チャック本体に取付けられ、前記吸
着部または把持部および、またはクランプを作動させる
流体源と電源に接続されるオスコネクタと、前記チャッ
ク板に取付けられ、前記オスコネクタに着脱可能なメス
コネクタとを具備したものである。
【０００６】
【作用】本発明は、チャック板を取り外すには、取出機
アームを下動させてチャック板がチャック外し受台に当
接する位置まで下動させ、さらに取出機アームを下動さ
せると、チャック本体がガイド長穴の範囲だけ（下降限
だけ）下動し、メスコネクタからオスコネクタは外れ
る。次に、取出機アームをチャック板と反対方向（水平
方向）に移動させることにより、チャック板はチャック
本体から外れる。
アームを下動させてチャック板がチャック外し受台に当
接する位置まで下動させ、さらに取出機アームを下動さ
せると、チャック本体がガイド長穴の範囲だけ（下降限
だけ）下動し、メスコネクタからオスコネクタは外れ
る。次に、取出機アームをチャック板と反対方向（水平
方向）に移動させることにより、チャック板はチャック
本体から外れる。
【０００７】また、チャック板を新チャック板に交換す
るには、予め定位置に配設固定しておいた次チャック板
支持台にチャック板の位置決め部にチャック板を固定し
ておき、取出機アームを所定の位置まで下動させて、取
出機アームを前進限において取出機アームを上昇させ、
メスコネクタからオスコネクタは外れる。次に取出機ア
ームを後退させることにより、新チャック板がチャック
本体に取り付けられる。
るには、予め定位置に配設固定しておいた次チャック板
支持台にチャック板の位置決め部にチャック板を固定し
ておき、取出機アームを所定の位置まで下動させて、取
出機アームを前進限において取出機アームを上昇させ、
メスコネクタからオスコネクタは外れる。次に取出機ア
ームを後退させることにより、新チャック板がチャック
本体に取り付けられる。
【０００８】このように本発明によれば、取出機アーム
を上下方向および前後方向に移動させるだけで、特別な
交換装置を用いずにチャック板の交換を自動的に行うこ
とが可能となる。
を上下方向および前後方向に移動させるだけで、特別な
交換装置を用いずにチャック板の交換を自動的に行うこ
とが可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１は本発明による取出機１０と、射出成形機１の一部を
示すもので、射出成形機１は固定ダイプレート２と、タ
イバ４に沿ってスライドする可動ダイプレート３と、射
出成形機１のノズル６と、射出成形機１を制御すると共
に、生産完了信号またはチャック交換信号を取出機１０
の取出機制御盤１９に出力する成形機制御盤５とからな
っている。
１は本発明による取出機１０と、射出成形機１の一部を
示すもので、射出成形機１は固定ダイプレート２と、タ
イバ４に沿ってスライドする可動ダイプレート３と、射
出成形機１のノズル６と、射出成形機１を制御すると共
に、生産完了信号またはチャック交換信号を取出機１０
の取出機制御盤１９に出力する成形機制御盤５とからな
っている。
【００１０】取出機１０は固定ダイプレート２にスペー
サ１１、カムフロア１２を介して前後（第１図に対し
て）に移動可能に支持された水平架台１３と、この水平
架台１３を左右に移動させるシリンダ１４と、水平架台
１３に対して２連シリンダ１５とガイドシャフト１６に
より上下動可能に支持された取出機アーム１８と、この
取出機アーム１８の下端部に取外し可能に支持され、成
形品の種類に対応した吸着部または把持部を有するチャ
ック２０と、水平架台１３を前後方向に移動させる図示
しない駆動手段と、取出機１０の動作を制御する取出機
制御盤１９とからなっている。
サ１１、カムフロア１２を介して前後（第１図に対し
て）に移動可能に支持された水平架台１３と、この水平
架台１３を左右に移動させるシリンダ１４と、水平架台
１３に対して２連シリンダ１５とガイドシャフト１６に
より上下動可能に支持された取出機アーム１８と、この
取出機アーム１８の下端部に取外し可能に支持され、成
形品の種類に対応した吸着部または把持部を有するチャ
ック２０と、水平架台１３を前後方向に移動させる図示
しない駆動手段と、取出機１０の動作を制御する取出機
制御盤１９とからなっている。
【００１１】この取出機制御盤１９には、取出機アーム
１８の停止位置や動作速度の設定値を複数個記憶できる
とともに、チャック交換動作データを記憶可能な記憶装
置（図示せず）を備え、この記憶装置の内容を成形機制
御盤５から生産完了信号、またはチャック交換信号が入
力されると読出し可能な制御部を備えている。
１８の停止位置や動作速度の設定値を複数個記憶できる
とともに、チャック交換動作データを記憶可能な記憶装
置（図示せず）を備え、この記憶装置の内容を成形機制
御盤５から生産完了信号、またはチャック交換信号が入
力されると読出し可能な制御部を備えている。
【００１２】前記チャック２０の構成としては、例えば
図２に示すように、取出機アーム１８の下端に固着され
たチャック本体３１と、このチャック本体３１に着脱可
能に支持されたチャック板２１と、このチャック板２１
には吸着板２２または図示しない把持部が固定され、か
つ成形品を支えるクランプ２４がシリンダ２６により回
動可能に支持され、前記吸着板２２は空気配管２３で吸
引される吸引空気と、シリンダ２６の配管２５に導かれ
る圧縮空気を制御することにより成形機１により成形さ
れた成形品を吸着および締め付けができるようになって
いる。なお、２７はクランプ２４の動作を確認するため
の確認用リミットスイッチ、２８はオスコネクタ、２９
はメスコネクタである。
図２に示すように、取出機アーム１８の下端に固着され
たチャック本体３１と、このチャック本体３１に着脱可
能に支持されたチャック板２１と、このチャック板２１
には吸着板２２または図示しない把持部が固定され、か
つ成形品を支えるクランプ２４がシリンダ２６により回
動可能に支持され、前記吸着板２２は空気配管２３で吸
引される吸引空気と、シリンダ２６の配管２５に導かれ
る圧縮空気を制御することにより成形機１により成形さ
れた成形品を吸着および締め付けができるようになって
いる。なお、２７はクランプ２４の動作を確認するため
の確認用リミットスイッチ、２８はオスコネクタ、２９
はメスコネクタである。
【００１３】ここで、前記チャック２０のチャック板２
１と、チャック本体３１の関係について、図４〜図１１
を参照して説明する。すなわち、チャック本体３１は、
Ｘ，Ｙ，Ｚ方向に移動可能な取出機アーム１８に固定さ
れ、径大部３３ａと径小部３３ｂが一体のガイドピン３
３が２個が配設されている。
１と、チャック本体３１の関係について、図４〜図１１
を参照して説明する。すなわち、チャック本体３１は、
Ｘ，Ｙ，Ｚ方向に移動可能な取出機アーム１８に固定さ
れ、径大部３３ａと径小部３３ｂが一体のガイドピン３
３が２個が配設されている。
【００１４】チャック板２１には、チャック本体３１の
ガイドピン３３が挿拔可能に、ピン挿入穴３４ａと所定
長さの長穴３４ｂが一体の鍵穴形状のガイド長穴３４が
形成され、また、チャック板２１には、ガイド長穴３４
に近接して位置決め穴３５が形成されている。このよう
な構成のチャック板２１は、予め成形品の種類に対応し
て複数個準備されている。
ガイドピン３３が挿拔可能に、ピン挿入穴３４ａと所定
長さの長穴３４ｂが一体の鍵穴形状のガイド長穴３４が
形成され、また、チャック板２１には、ガイド長穴３４
に近接して位置決め穴３５が形成されている。このよう
な構成のチャック板２１は、予め成形品の種類に対応し
て複数個準備されている。
【００１５】このチャック板２１の下方には、凹形状の
溝３６ａを有するチャック外し受台３６が２個間隔を存
して台３７上に配設され、これによりチャック板２１を
チャック本体３１から取り外す際にチャック板２１が下
方に移動するのを阻止するとともに、チャック板２１が
前後方向に移動するのを阻止することができるようにな
っている。
溝３６ａを有するチャック外し受台３６が２個間隔を存
して台３７上に配設され、これによりチャック板２１を
チャック本体３１から取り外す際にチャック板２１が下
方に移動するのを阻止するとともに、チャック板２１が
前後方向に移動するのを阻止することができるようにな
っている。
【００１６】さらに、チャック板２１の下方には、次チ
ャック板支持台３８が図示しない台上に２個間隔を存し
て配設されている。この次チャック板支持台３８の一壁
面３８ａに貫通固定されたピン３８ｂが設けられてい
る。この次チャック板支持台３８はチャック板２１を交
換する際に、次に使用するチャック板２１の位置決め穴
３５を支持し、チャック板２１が上方に移動するのを阻
止すると共に、チャック板２１が前方方向に移動するの
を阻止し、かつチャック板２１が後方方向に移動可能に
なっている。
ャック板支持台３８が図示しない台上に２個間隔を存し
て配設されている。この次チャック板支持台３８の一壁
面３８ａに貫通固定されたピン３８ｂが設けられてい
る。この次チャック板支持台３８はチャック板２１を交
換する際に、次に使用するチャック板２１の位置決め穴
３５を支持し、チャック板２１が上方に移動するのを阻
止すると共に、チャック板２１が前方方向に移動するの
を阻止し、かつチャック板２１が後方方向に移動可能に
なっている。
【００１７】前記チャック本体３１には、オスコネクタ
４０が固定され、これには空気配管用継手４１および電
気コネクタ４２が埋設されている。また、前記チャック
板２１の上端部には、メスコネクタ４３が固定され、こ
れにはオスコネクタ４０に有する空気配管用継手４１お
よび電気コネクタ４２と接離可能に空気配管用継手（図
示しない）および電気コネクタ（図示しない）が埋設さ
れている。
４０が固定され、これには空気配管用継手４１および電
気コネクタ４２が埋設されている。また、前記チャック
板２１の上端部には、メスコネクタ４３が固定され、こ
れにはオスコネクタ４０に有する空気配管用継手４１お
よび電気コネクタ４２と接離可能に空気配管用継手（図
示しない）および電気コネクタ（図示しない）が埋設さ
れている。
【００１８】以下、このように構成された射出成形装置
の動作について、図３〜図１１を参照して説明する。初
めに、図３により取出機１０において、チャック板２１
が交換される場合について説明する。いま、射出成形機
１において成形が進み、所定のロットの生産がすむと、
成形機制御盤５（または図示しないホストコンピュー
タ）から生産完了信号と、次成形品番号が、取出機制御
盤１９に与えられると、取出機制御盤１９の内部でチャ
ック交換の必要性があるかどうかが判断され（Ｓ１）、
チャック交換の必要性があると判断された場合には、取
出機制御盤１９の記憶部で記憶されたチャック交換用動
作データを呼び出す（Ｓ２）。すると、この呼び出され
たチャック交換用動作データに従って取出機１０が、以
下のように動作する。
の動作について、図３〜図１１を参照して説明する。初
めに、図３により取出機１０において、チャック板２１
が交換される場合について説明する。いま、射出成形機
１において成形が進み、所定のロットの生産がすむと、
成形機制御盤５（または図示しないホストコンピュー
タ）から生産完了信号と、次成形品番号が、取出機制御
盤１９に与えられると、取出機制御盤１９の内部でチャ
ック交換の必要性があるかどうかが判断され（Ｓ１）、
チャック交換の必要性があると判断された場合には、取
出機制御盤１９の記憶部で記憶されたチャック交換用動
作データを呼び出す（Ｓ２）。すると、この呼び出され
たチャック交換用動作データに従って取出機１０が、以
下のように動作する。
【００１９】初めに、図４に示すように取出機アーム１
８を、チャック外し受台３６が２個間隔を存して配設さ
れた台３７の上部定位置に停止させる。この後、図５に
示すように取出機アーム１８を下降させてチャック外し
受台３６の凹形状の溝３６ａに当接させる。この状態か
らさらに取出機アーム１８を下降させると、チャック本
体３１に有するガイドピン３３が図６のようにガイド長
穴３４に沿って下降すると共に、オスコネクタ４０とメ
スコネクタ４３が分離される。図６の状態は、取出機ア
ーム１８が下降限にあり、この時チャック本体３１の下
動は停止する。そして、取出機アーム１８とチャック本
体３１が後退、すなわち、チャック板２１と反対方向に
移動させると、チャック本体３１に有するガイドピン３
３がガイド長穴３４のピン挿入穴３４ａから抜け、図７
のようになる。
８を、チャック外し受台３６が２個間隔を存して配設さ
れた台３７の上部定位置に停止させる。この後、図５に
示すように取出機アーム１８を下降させてチャック外し
受台３６の凹形状の溝３６ａに当接させる。この状態か
らさらに取出機アーム１８を下降させると、チャック本
体３１に有するガイドピン３３が図６のようにガイド長
穴３４に沿って下降すると共に、オスコネクタ４０とメ
スコネクタ４３が分離される。図６の状態は、取出機ア
ーム１８が下降限にあり、この時チャック本体３１の下
動は停止する。そして、取出機アーム１８とチャック本
体３１が後退、すなわち、チャック板２１と反対方向に
移動させると、チャック本体３１に有するガイドピン３
３がガイド長穴３４のピン挿入穴３４ａから抜け、図７
のようになる。
【００２０】次に、図７の状態で新チャック板２１を取
り付ける場合（図３のＳ３）、の動作を説明する。図８
に示すように、予め、定位置に配置固定された次チャッ
ク板支持台３８のピン３８ｂにチャック板２１の位置決
め穴３５に挿入して、チャック板２１が上方に移動する
のを阻止すると共に、チャック板２１が前方方向に移動
するのを阻止し、かつチャック板２１を後方方向に移動
可能しておく。
り付ける場合（図３のＳ３）、の動作を説明する。図８
に示すように、予め、定位置に配置固定された次チャッ
ク板支持台３８のピン３８ｂにチャック板２１の位置決
め穴３５に挿入して、チャック板２１が上方に移動する
のを阻止すると共に、チャック板２１が前方方向に移動
するのを阻止し、かつチャック板２１を後方方向に移動
可能しておく。
【００２１】そして、取出機アーム１８を下降させてチ
ャック本体３１を図９に示す下降限まで下げる。図９の
状態となったとき、取出機アーム１８の下降を止めて、
取出機アーム１８を前方方向に前進させるとともに、チ
ャック本体３１に有するガイドピン３３を、チャック板
２１のガイド長穴３４のピン挿入穴３４ａに挿入させ
る。
ャック本体３１を図９に示す下降限まで下げる。図９の
状態となったとき、取出機アーム１８の下降を止めて、
取出機アーム１８を前方方向に前進させるとともに、チ
ャック本体３１に有するガイドピン３３を、チャック板
２１のガイド長穴３４のピン挿入穴３４ａに挿入させ
る。
【００２２】その後、取出機アーム１８を上方に移動さ
せていくと、図１０に示すように途中オスコネクタ４０
とメスコネクタ４３が接続されると共に、空気配管用継
手（図示しない）および電気コネクタがそれぞれ接続さ
れ、取出機アーム１８の上昇に伴い、ガイドピン３３が
ガイド長穴３４に沿って最上部に位置する。この状態、
つまりチャック板２１とチャック本体３１が結合された
状態で、取出機アーム１８を後退、すなわち、次チャッ
ク板支持台３８から遠ざかる方向に移動させることによ
り、次チャック板支持台３８からチャック板２１とチャ
ック本体３１が外れ、図１１の状態となる。
せていくと、図１０に示すように途中オスコネクタ４０
とメスコネクタ４３が接続されると共に、空気配管用継
手（図示しない）および電気コネクタがそれぞれ接続さ
れ、取出機アーム１８の上昇に伴い、ガイドピン３３が
ガイド長穴３４に沿って最上部に位置する。この状態、
つまりチャック板２１とチャック本体３１が結合された
状態で、取出機アーム１８を後退、すなわち、次チャッ
ク板支持台３８から遠ざかる方向に移動させることによ
り、次チャック板支持台３８からチャック板２１とチャ
ック本体３１が外れ、図１１の状態となる。
【００２３】以上のようにして、チャック板２１の交換
動作が完了する。すると（図３のＳ４）、次成形品用の
動作データを呼び出し（Ｓ５）、交換完了信号が発生し
（Ｓ６）、その後射出成形機１において、成形動作が開
始される（Ｓ７）。
動作が完了する。すると（図３のＳ４）、次成形品用の
動作データを呼び出し（Ｓ５）、交換完了信号が発生し
（Ｓ６）、その後射出成形機１において、成形動作が開
始される（Ｓ７）。
【００２４】以上述べた実施例によれば、取出機アーム
１８を上下方向および前後方向に移動させるだけで、特
別な交換装置を用いずにチャック板２１の交換を自動的
に行うことが可能となる。前述の実施例では、吸着板と
クランプを駆動するための駆動源として、空気源を使用
した例をあげたが、これに限らず油等の他の流体であっ
てもよい。
１８を上下方向および前後方向に移動させるだけで、特
別な交換装置を用いずにチャック板２１の交換を自動的
に行うことが可能となる。前述の実施例では、吸着板と
クランプを駆動するための駆動源として、空気源を使用
した例をあげたが、これに限らず油等の他の流体であっ
てもよい。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、チャック板の交換を自
動的に行うことが可能な射出成形品取出機を提供するこ
とができる。
動的に行うことが可能な射出成形品取出機を提供するこ
とができる。
【図１】本発明による射出成形品取出機の一実施例の概
略構成を示す図。
略構成を示す図。
【図２】図１の要部の詳細を示す構成図。
【図３】同実施例の動作を説明するフローチャート。
【図４】同実施例の取出機のチャック板の取り外し時の
動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
【図５】同実施例の取出機のチャック板の取り外し時の
動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
【図６】同実施例の取出機のチャック板の取り外し時の
動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
【図７】同実施例の取出機のチャック板の取り外し時の
動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
【図８】同実施例の取出機の新チャック板の取り付け時
の動作を説明するための図。
の動作を説明するための図。
【図９】同実施例の取出機の新チャック板の取り付け時
の動作を説明するための図。
の動作を説明するための図。
【図１０】同実施例の取出機の新チャック板の取り付け
時の動作を説明するための図。
時の動作を説明するための図。
【図１１】同実施例の取出機の新チャック板の取り付け
時の動作を説明するための図。
時の動作を説明するための図。
１…射出成形機、２…固定ダイプレート、３…可動ダイ
プレート、４…タイバ、５…成形機制御盤、６…ノズ
ル、１０…取出機、１１…スペーサ、１２…カムフロ
ア、１３…水平架台、１４…シリンダ、１５…２連シリ
ンダ、１６…ガイドシャフト、１８…取出機アーム、１
９…取出機制御盤、２０…チャック、２１…チャック
板、３１…チャック本体、３３…ガイドピン、３４…ガ
イド長穴、３５…位置決め穴、３６…チャック外し受
台、３８…次チャック板支持台、４０…オスコネクタ、
４３…メスコネクタ。
プレート、４…タイバ、５…成形機制御盤、６…ノズ
ル、１０…取出機、１１…スペーサ、１２…カムフロ
ア、１３…水平架台、１４…シリンダ、１５…２連シリ
ンダ、１６…ガイドシャフト、１８…取出機アーム、１
９…取出機制御盤、２０…チャック、２１…チャック
板、３１…チャック本体、３３…ガイドピン、３４…ガ
イド長穴、３５…位置決め穴、３６…チャック外し受
台、３８…次チャック板支持台、４０…オスコネクタ、
４３…メスコネクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 45/42 B25J 15/04 B29C 33/44
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｘ，Ｙ，Ｚ方向に移動可能な取出機アー
ムに固定され、径大部と径小部が一体のガイドピンが少
なくとも２個配設されたチャック本体と、このチャック
本体のガイドピンに挿拔可能であって、かつ所定距離だ
け移動可能な鍵穴形状のガイド長穴が形成され、かつ射
出成形機で成形された成形品を取出す際に使用する吸着
部または把持部および、または成形品を支えるクランプ
を備え、また位置決め部を備えたチャック板と、このチ
ャック板の下方に固定され、チャック板を前記チャック
本体から取り外す際にチャック板が下方に移動するのを
阻止するとともに、チャック板が前後方向に移動するの
を阻止するチャック外し受台と、前記チャック板を交換
する際に、次に使用するチャック板の位置決め部を支持
し、このチャック板が上方に移動するのを阻止すると共
に、チャック板が前方方向に移動するのを阻止し、かつ
チャック板を後方方向に移動可能な次チャック板支持台
と、前記チャック本体に取付けられ、前記吸着部または
把持部および、またはクランプを作動させる流体源と電
源に接続されるオスコネクタと、前記チャック板に取付
けられ、前記オスコネクタに着脱可能なメスコネクタ
と、を具備した射出成形品取出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3755391A JP2948929B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 射出成形品取出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3755391A JP2948929B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 射出成形品取出機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04276416A JPH04276416A (ja) | 1992-10-01 |
| JP2948929B2 true JP2948929B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12500712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3755391A Expired - Fee Related JP2948929B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 射出成形品取出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948929B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101044811B1 (ko) | 2009-02-27 | 2011-06-29 | (유)남미전기 | 사출품 취출장치 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6502878B2 (ja) * | 2016-03-01 | 2019-04-17 | 株式会社スギノマシン | ハンドストッカおよびハンド |
| CN106182586A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 安费诺商用电子产品(成都)有限公司 | 全自动镶嵌注塑系统 |
| CN109130084A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-01-04 | 太仓市天丝利塑化有限公司 | 一种用于注塑件加工的高强度伸缩式机械手臂梁及其工作方法 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3755391A patent/JP2948929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101044811B1 (ko) | 2009-02-27 | 2011-06-29 | (유)남미전기 | 사출품 취출장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04276416A (ja) | 1992-10-01 |
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Legal Events
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Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
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