JPH10109118A - 板材打抜き加工方法及び同方法に使用するパンチ金型 - Google Patents

板材打抜き加工方法及び同方法に使用するパンチ金型

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JPH10109118A
JPH10109118A JP26193996A JP26193996A JPH10109118A JP H10109118 A JPH10109118 A JP H10109118A JP 26193996 A JP26193996 A JP 26193996A JP 26193996 A JP26193996 A JP 26193996A JP H10109118 A JPH10109118 A JP H10109118A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材の打抜き加工を行った加工孔の表裏両側
にダレを生じせしめてバリの発生を防止する打抜き加工
方法を提供することである。 【解決手段】 パンチ41とダイ45によって板材の打
抜き加工を行うに当って、板材Wの打抜き加工を行う打
抜き加工孔PHの裏面に予めダレDLを生ぜしめ、上記
ダレDLを周縁とすべく前記板材Wの表面側から打抜き
を行って打抜き加工孔PHの周縁の表裏両面にダレDL
を生ぜしめる板材の打抜き加工方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材の打抜き加工
方法および同方法に使用するパンチ金型に係り、さらに
詳細には、板材の打抜き加工を行った打抜き孔の表裏両
面にダレを生ぜしめて、打抜き加工時のバリの発生を防
止した打抜き加工方法及び同方法に使用するパンチ金型
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチとダイとによって板材の打
抜き加工を行うと、ダイ側の下面(裏面)にバリが発生
する。上記バリは、作業者や製品を傷付けることがある
ので、バリ取り装置によってバリの除去を行うことがあ
る。
【0003】また、前記バリの発生を抑制するために、
ダイにおけるダイ孔の周縁部に上方向へ僅かに突出した
突出部を形成した構成もある。この構成は、板材の打抜
き加工時に環状の上記突出部を板材の下面に喰い込ませ
て、打抜き孔の下縁部のバリの発生を抑制するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】板材の打抜き加工を行
った後に、バリ取り装置を用いてバリの除去を行う構成
においてはバリ取り装置の設備が余分に必要であり、ス
ペース的および費用的な問題がある。
【0005】また、ダイにおけるダイ孔の周縁部に僅か
な突出部を形成する構成においては、上記突出部の摩耗
が激しく、ダイの寿命に問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のごとき従
来の問題点に鑑みてなされたもので、請求項1に記載の
発明は、パンチとダイによって板材の打抜き加工を行う
に当って、板材の打抜き加工を行う打抜き加工孔の裏面
に予めダレを生ぜしめ、上記ダレを周縁とすべく前記板
材の表面側から打抜きを行って打抜き加工孔の周縁の表
裏両面にダレを生ぜしめる板材の打抜き加工方法であ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、パンチヘッドと
一体的に設けたパンチガイドにパンチボディを上下動可
能に設け、このパンチボディの下端中央部に、板材にガ
イド孔を加工するためのガイド孔加工部を突出して設
け、前記パンチガイドの上部側の適宜位置と前記パンチ
ボディとの間に弾性部材を介在してなるパンチ金型であ
る。
【0008】請求項3に記載の発明は、パンチガイドの
下部側に上下動可能に支持された下部パンチボディに備
えたパンチチップの下端部に、板材の打抜き加工を行う
ための切刃部を備えると共にワークに予め形成されたガ
イド孔に係合可能の突出部を設け、前記パンチガイドの
上部側に上下動可能に支持された上部パンチボディと前
記下部パンチボディとを遊動連結してなるパンチ金型で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、パンチとダイとによっ
て板材(ワーク)に打抜き加工を行うに当って、打抜き
加工を行う打抜き加工孔の裏面(下面)に予めダレを発
生せしめ(第1工程)、その後に、上記ダレが打抜き孔
の周縁になるようにワークの表面側(上面側)から打抜
き加工を行って(第2工程)、打抜き加工孔の周縁の表
裏両面にダレを発生せしめる打抜き加工方法である。
【0010】上述のように、打抜き加工孔の周縁の表裏
両面にダレを発生せしめることによって、打抜き加工時
におけるバリの発生を防止することができるものであ
る。
【0011】既に理解されるように、本発明の打抜き加
工方法は2工程に亘る加工方法である。そこで、第1工
程、第2工程に使用される金型の構成について説明す
る。
【0012】図1は、第1工程に使用されるパンチ金型
1とダイ3とを示す。図1において、パンチ金型1は、
パンチプレスにおけるパンチホルダ5に上下動可能に支
持されており、ダイ3はダイホルダ7に支持されてい
る。上記パンチホルダ5、ダイホルダ7は、例えばタレ
ットパンチプレスにおける上下のタレットが相当する。
【0013】前記パンチ金型1は、複数のリフタスプリ
ング9を介してパンチホルダ5に上下動可能に支持され
た筒状のパンチガイド11を備えており、このパンチガ
イド11内には、下端面の中央部にガイド孔加工部13
を突出して備えたパンチチップ15を下部に備えたパン
チボディ16が上下動可能に内装されている。
【0014】上記ガイド孔加工部13は、板材(ワーク
W)の裏面(下面)にダレを予め生ぜしめるときにワー
クWの上面にガイド孔を加工するためのものであって、
その形状は、図1に示すように、円錐形状であることが
望ましい。しかし、例えば角錐形状、円柱形状など種々
の形状とすることが可能である。
【0015】前記パンチガイド11の上部側にはパンチ
ヘッドホルダ17が例えばボルト等のごとき適宜の固定
具(図示省略)を介して一体的に固定されている。そし
て、このパンチヘッドホルダ17の上端部にはパンチヘ
ッド19が上下に位置調節可能に螺着してある。
【0016】そして、前記パンチガイド11の上部側の
適宜位置、本実施例においては一体的に設けた上記パン
チヘッドホルダ17の下端部と前記パンチボディ16の
上端部との間には、例えばコイルスプリング、皿ばねや
ウレタンゴム等のごとき適宜の弾性部材27が介在して
ある。
【0017】前記ダイ3は、前記パンチチップ15に対
向して上方向へ突出した突出部31Pを備えたダイ本体
31を備えており、このダイ本体31上には、前記突出
部31Pを囲繞したリング状のエジェクタ33が上下動
可能に設けられている。このエジェクタ33とダイ本体
31との間の複数箇所には、エジェクタ33を常に上方
向へ付勢するためのスプリングのごとき弾性部材35が
弾装してあり、かつエジェクタ33の複数箇所には、ダ
イ本体31を貫通したストッパボルト37が螺着してあ
る。
【0018】ところで、図1においては、パンチチップ
15の下端部の直径(加工穴が円形の場合)又は幅(加
工穴が非円形の場合)の寸法Aとダイ本体31の突出部
31Pの直径又は幅の寸法Bとの関係は、寸法A<寸法
Bとしてある。なお、寸法Aと寸法Bとを等しくしても
良いものである。
【0019】図2は第2工程に使用されるパンチ金型4
1である。なお、第2工程に使用されるダイは、ワーク
Wの打抜き加工に使用される一般的なダイと同一の構成
であるから、ダイについての説明は省略する。さらに、
図2に示すパンチ金型41において、前記パンチ金型1
と同一機能を奏する構成部分には同一符号を付して重複
した説明は省略する。
【0020】前記パンチ金型1と上記パンチ金型41と
の相違は、パンチガイド11に上下動可能に嵌合された
上部パンチボディ21Uと当該上部パンチボディ21U
の上部に螺着したパンチヘッド23との間にストリッパ
スプリング25を弾装し、かつ上部パンチボディ21U
の下端部と下部パンチボディ21Lの上端部とを遊動連
結し、さらにパンチガイド11に対して下部パンチボデ
ィ21Lが僅かに傾斜可能なように、パンチガイド11
の内周面との間に僅かの間隙を形成した構成である。
【0021】より詳細には、上記下部パンチボディ21
Lの下部に一体に備えたパンチチップ15の直径又は幅
の寸法Cは、前記パンチ金型1におけるパンチチップ1
5の直径又は幅の寸法Aよりは大きく、前記ダイ本体3
1における突出部31Pの寸法Bより僅かに小さく設け
てある。このパンチチップ15の下端面の中央部には、
前記パンチ金型1のパンチチップ15の突出部13によ
ってワークWに形成されたガイド孔に係合可能の突出部
13Aが設けてあると共に、下端面の周縁には切刃部1
5Cが形成してある。 前記下部パンチボディ21Lの
上端部には、前記上部パンチボディ21Uとの連結部2
1Tが突設してあり、この連結部21Tの上端にはフラ
ンジ21Fが形成してある。そして、上記下部パンチボ
ディ21Lの大径部とパンチガイド11の内周面との間
には僅かな間隙CLが形成してある。
【0022】上記間隙CLの範囲において、下部パンチ
ボディ21Lが径方向に移動可能、傾斜可能であるよう
に、前記上部パンチボディ21Uの下端部に形成した連
結凹部21C内に前記フランジ21Fを係合してある。
なお、連結部21Tと連結凹部21Cは相対的なもので
あって、上下のパンチボディのどちらに設けても良いも
のである。
【0023】上記構成により、下部パンチボディ21L
は上部パンチボディ21Uに対して径方向に僅かに移動
可能、傾斜可能に連結してある。すなわち、下部パンチ
ボディ21Lと上部パンチボディ21Uとは遊動連結し
てある。
【0024】なお、下部パンチボディ21Lと上部パン
チボディ21Uとを遊動連結する構成としては、ワーク
Wの打抜き加工を行うための打抜き力が上部パンチボデ
ィ21Uから下部パンチボディ21Lへ伝達される構成
であって、かつ上部パンチボディ21Uに対して下部パ
ンチボディ21Lが移動可能,傾斜可能の構成であれば
良く、図2に例示した構成に限るものではない。
【0025】以上のごとき構成において、前記ダイ本体
31におけるエジェクタ33上にワークWを配置した
後、パンチプレスにおけるストライカ(図示省略)によ
ってパンチ金型1におけるパンチヘッド19を押圧する
と、先ず、リフタスプリング9に抗してパンチ金型1全
体が下降され、パンチガイド11の下面がワークWの上
面に当接する。
【0026】その後、前記ストライカをさらに下降せし
めると、ダイ3における弾性部材35に抗してエジェク
タ33が下降されるので、ダイ本体31の突出部31P
が相対的に上方向へ突出する態様になり、パンチガイド
11がさらに強力に押圧されると、図3に示すように、
ダイ本体31における突出部31Pがワークの下面に対
して喰い込む態様となり、上記突出部31Pの周囲にお
いてワークWの下面にダレDLが発生する。また、ワー
クWの上面には、パンチチップ15の下端面の中央部に
備えたガイド孔加工部13によってガイド孔GHが加工
される。
【0027】この際、ダイ本体31の突出部31Pがワ
ークWの下面に喰い込むことによってワークWの上面に
押し出し部WPが上方向へ突出しても突出しなくても良
いものである。要は、第1工程においては、ワークWの
下面にダレDLが形成され、上面にガイド孔GHが加工
されれば良いものである。
【0028】上述のごとく、ワークの下面にダレDLを
形成し上面にガイド孔GHを加工した後、ワークWの上
記加工部を第2のパンチ金型41に対応して相対的に位
置決めする(タレットパンチプレスにおいては、ワーク
Wに対してタレットを旋回してパンチ金型41の割出し
位置決めを行う)。
【0029】その後、前記ストライカによってパンチ金
型41のパンチヘッド23を押圧すると、パンチ金型4
1全体が下降され、パンチガイド11がダイ45との間
にワークWを押圧固定し、上記ダイ45とパンチチップ
15との協働によってワークWに打抜き加工が行われ
る。この際、打抜き加工孔PHの下端周縁には前記第1
工程において加工されたダレDLが形成されており、打
抜き加工孔PHの上端周縁には打抜き加工によって新た
な小さなダレDLが形成される。
【0030】すなわち、ワークWの打抜き加工孔PHの
上下両面(表裏両面)にはダレDLが発生した状態にあ
って、打抜き加工時のバリの発生が防止される。
【0031】ところで、第2工程の加工時に、第1工程
において加工されたガイド孔GHの軸心とパンチ金型4
1におけるパンチチップ15の軸心とに僅かな心ずれが
ある場合には、第2工程の打抜き加工時に、前記ガイド
孔GHにパンチチップ15の突出部13Aが係合してガ
イド孔GHに倣うことにより前記僅かな心ずれが訂正さ
れる態様となり、ガイド孔GHを中心とする打抜き加工
が行われる。
【0032】ところで、第1工程の加工時に、ブランク
を上方向へ突出するようにハフーブブランキング加工を
行い、その後に、第2工程においてブランクを下方向へ
押し出すように加工することもできる。この場合、ハー
フフブランキング加工時にワークの上面にバリを生じる
可能性があるので、第2工程におけるパンチ金型41に
おけるパンチチップ15の下端部の寸法Cは、第1工程
のパンチ金型1におけるパンチチップ15の下端部の寸
法Aより僅かに大きくすることが望ましい。このよう
に、第1工程に使用するパンチ金型1のパンチチップ1
5の下端部の寸法Aよりも第2工程に使用する寸法Cを
大きくすることにより、第1工程においてワーク上面に
バリが発生した場合であっても、上記バリもを同時に打
抜き加工することとなり、上面へのバリの発生を無くす
ることができるものである。
【0033】また、第2工程の金型として、図4に示す
ように、シェービング刃部43Bを周囲に備えたシェー
ビング金型43を用いることも可能である。この場合
は、打抜き加工を行うと共に打抜き加工穴のシェービン
グ加工をも行うことになり、抜きカスWPおよびシェー
ビング抜きカスWSを生じるが、打抜き加工穴の加工精
度の向上を図ることができるものである。
【0034】ところで、本発明は前述のごとき実施形態
に限ることなく、その他の態様でも実施可能である。す
なわち、第1工程に使用するパンチ金型1において、パ
ンチボディ16を上下動不能に固定する構成とすること
も可能である。また、パンチボディ16を省略し、パン
チガイド11の下面を穴のない平面となし、その中央部
にガイド孔加工部13を設ける構成とすることも可能で
ある。
【0035】さらに、パンチガイド11をパンチヘッド
ホルダ17と一体的なロッド状となし、パンチボディ1
6を、上記ロッド状のパンチガイド11を嵌入した底付
きの筒状に形成する。すなわち、図1に示す構成におい
てはパンチガイド11内にパンチボディ16が位置する
が、この内外の位置関係を逆にすることも可能である。
そして、筒状に形成したパンチボディの下面中央にガイ
ド孔加工部13を設けた構成とすることも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、請求項1に記載の発明は、パンチとダイによって板
材の打抜き加工を行うに当って、板材の打抜き加工を行
う打抜き加工孔の裏面に予めダレを生ぜしめ、上記ダレ
を周縁とすべく前記板材の表面側から打抜きを行って打
抜き加工孔の周縁の表裏両面にダレを生ぜしめる打抜き
加工方法であるから、板材の両面にバリを生じることな
く打抜き加工を行うことができる。したがって、バリ取
り加工が不要となり、生産性が向上するものである。
【0037】請求項2に記載の発明は、パンチヘッドと
一体的に設けたパンチガイドにパンチボディを上下動可
能に設け、このパンチボディの下端中央部に、板材にガ
イド孔を加工するためのガイド孔加工部を突出して設
け、前記パンチガイドの上部側の適宜位置と前記パンチ
ボディとの間に弾性部材を介在してなるものであるか
ら、ワークの下面にダレを形成するとき、ワークの上面
にガイド孔を加工することができ、次工程において打抜
き加工を行うときのパンチチップの心出しに供すること
ができる。この際ワークの板厚が種々変る場合であって
も弾性部材が圧縮されることによって容易に対応するこ
とができる。
【0038】請求項3に記載の発明は、パンチガイドの
下部側に上下動可能に支持された下部パンチボディに備
えたパンチチップの下端部に、板材の打抜き加工を行う
ための切刃部を備えると共にワークに予め形成されたガ
イド孔に係合可能の突出部を設け、前記パンチガイドの
上部側に上下動可能に支持された上部パンチボディと前
記下部パンチボディとを遊動連結してなるものであるか
ら、突出部が予め形成されたガイド孔に係合することと
なり、僅かに心ずれがある場合であってもガイド孔に倣
って心ずれの修正が行われる態様となって打抜き加工が
行われるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1工程の加工を行うパンチ金型及びダイの断
面説明図である。
【図2】第2工程の加工を行うパンチ金型の断面説明図
である。
【図3】板材の打抜き加工状態を示す説明図である。
【図4】板材の打抜き加工状態を示す説明図である。
【符号の説明】 1,41 パンチ金型 3 ダイ 11 パンチガイド 13 ガイド孔加工部 15,15A パンチチップ 17,17A パンチボディ 27 弾性部材 31 ダイ本体 31P 突出部 31A 突出部 33 エジェクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチとダイによって板材の打抜き加工
    を行うに当って、板材の打抜き加工を行う打抜き加工孔
    の裏面に予めダレを生ぜしめ、上記ダレを周縁とすべく
    前記板材の表面側から打抜きを行って打抜き加工孔の周
    縁の表裏両面にダレを生ぜしめることを特徴とする板材
    の打抜き加工方法。
  2. 【請求項2】 パンチヘッドと一体的に設けたパンチガ
    イドにパンチボディを上下動可能に設け、このパンチボ
    ディの下端中央部に、板材にガイド孔を加工するための
    ガイド孔加工部を突出して設け、前記パンチガイドの上
    部側の適宜位置と前記パンチボディとの間に弾性部材を
    介在してなることを特徴とするパンチ金型。
  3. 【請求項3】 パンチガイドの下部側に上下動可能に支
    持された下部パンチボディに備えたパンチチップの下端
    部に、板材の打抜き加工を行うための切刃部を備えると
    共にワークに予め形成されたガイド孔に係合可能の突出
    部を設け、前記パンチガイドの上部側に上下動可能に支
    持された上部パンチボディと前記下部パンチボディとを
    遊動連結してなることを特徴とするパンチ金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103447371A (zh) * 2012-05-30 2013-12-18 刘静亚 跳秒式石英钟机芯导磁片的制备方法
CN103521595A (zh) * 2013-10-28 2014-01-22 抚州市银圣王洁具有限公司 一种铜合金模具加工装置及加工工艺
CN105081054A (zh) * 2015-08-07 2015-11-25 大连益联金属成型有限公司 一种封口盖落料模

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