JP2002219529A - プレス金型 - Google Patents

プレス金型

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JP2002219529A
JP2002219529A JP2001014712A JP2001014712A JP2002219529A JP 2002219529 A JP2002219529 A JP 2002219529A JP 2001014712 A JP2001014712 A JP 2001014712A JP 2001014712 A JP2001014712 A JP 2001014712A JP 2002219529 A JP2002219529 A JP 2002219529A
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guide post
die
guide
guide hole
molding surface
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English (en)
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Tokuhiro Matsunaga
徳廣 松永
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/02Stamping using rigid devices or tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/10Die sets; Pillar guides
    • B21D37/12Particular guiding equipment, e.g. pliers; Special arrangements for interconnection or cooperation of dies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、手作業による各部品間の相対位
置の調整を不要とするプレス金型を提供することを課題
とする。 【解決手段】 下型本体35にその成形面37側からガ
イドポスト38が上方に向かって突設し、ガイドポスト
38の中間部39がシワ押さえリング36に形成された
ガイド孔40を貫通し、ガイドポスト38の先端部44
が上型本体33の成形面34側から加工形成されたガイ
ド孔45内に挿入される。上型本体33と下型本体35
とシワ押さえリング36は共通のガイドポスト38を介
して相互に芯だしされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス金型に係
り、特にガイドポストを介して上型及び下型の双方の型
本体の位置合わせがなされるプレス金型に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の自動車用プレス金型の構成
を示す。このプレス金型は、抜き・曲げ成形用で上型1
と下型2とを備え、上型1は上型本体3と上型本体3に
取り付けられたパッド4及び上型切刃・曲刃5を有して
いる。パッド4はスプリング6により下方に押し下げら
れた状態で上型本体3にスライド自在に支持されてお
り、ストッパーピン7で必要ストロークを保ちつつ、上
型本体3からの落下を防止している。一方、下型2は下
型本体8と下型本体8に固定された下型切刃・曲刃9を
有している。プレス品10を下型本体8の成形面11上
にセットして、型締めしていくと、まずプレス品10は
パッド4の成形面12と下型本体8の成形面11との間
で押さえ込まれ、さらに上型1と下型2との間隔が狭め
られると、スプリング6がその付勢力に抗して圧縮さ
れ、上型切刃・曲刃5と下型切刃・曲刃9とによってプ
レス品10の周縁部が抜き・曲げ成形される。
【0003】このようなプレス金型でプレス品10を加
工するためには、パッド4の成形面12と下型本体8の
成形面11との位置合わせが正確になされる必要があ
る。上型本体3と下型本体8との位置合わせは、下型本
体8に突設されたガイドポスト13が上型本体3に形成
されたガイド孔14内に挿入されることにより行われ
る。さらに、図7に示されるように、パッド4の側面と
上型本体3との間にスライドプレート15を挟むことに
よりパッド4と上型本体3との相対位置関係を調整して
いた。
【0004】また、図8に従来の他の自動車用プレス金
型の構成を示す。このプレス金型は、絞り成形用で上型
16と下型17とを備え、上型16は上型本体18に成
形面19が形成されたものである。一方、下型17は下
型本体20と下型本体20にクッションピン21により
スライド自在に支持されたシワ押さえリング22を有し
ており、下型本体20及びシワ押さえリング22にそれ
ぞれ成形面23及び24が形成されている。クッション
ピン21によりシワ押さえリング22を押し上げてその
上に素材25を載せ、上型本体18を下降させてシワ押
さえリング22との間に素材25を挟む。この状態で上
型本体18とシワ押さえリング22を共に下降させるこ
とにより素材25は下型本体20の成形面23に押さえ
つけられ、必要な形状に成形される。
【0005】このプレス金型においても、素材25を加
工するために、上型本体18の成形面19、下型本体2
0の成形面23及びシワ押さえリング22の成形面24
との間の位置合わせが正確になされる必要がある。上型
本体18と下型本体20との位置合わせは、下型本体2
0に突設されたガイドポスト26が上型本体18に形成
されたガイド孔27内に挿入されることにより行われ
る。さらに、図9に示されるように、シワ押さえリング
22の側面と下型本体20との間にスライドプレート2
8を挟むことによりシワ押さえリング22と下型本体2
0との相対位置関係を調整していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スライドプレート15
が当接されるパッド4の側面やスライドプレート28が
当接されるシワ押さえリング22の側面は、これらパッ
ド4及びシワ押さえリング22の成形面の成形とは全く
別工程でエンドミル等の工具を用いて形成されるため、
この側面と成形面との芯だしを高精度で行うことが困難
であった。そこで、パッド4と上型本体3との相対位置
並びにシワ押さえリング22と下型本体20との相対位
置の調整は、従来、各部品を仮組み立てし、手作業でス
ライドプレート15、28を差し替えることにより行わ
れていた。しかしながら、自動車用プレス金型は各成形
面が大きいため、パッド4やシワ押さえリング22のサ
イズも重量も大きくなり、スライドプレート15、28
の差し替えによる相対位置の調整が多大の手間と時間を
要するという問題点があった。この発明はこのような問
題点を解消するためになされたもので、手作業による各
部品間の相対位置の調整を不要とするプレス金型を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプレス金
型は、製品押さえ部材にガイド孔を形成し、この製品押
さえ部材のガイド孔に上型及び下型の双方の型本体の位
置合わせを行うためのガイドポストの中間部を貫通させ
ることにより、上型及び下型の双方の型本体と製品押さ
え部材とを共通のガイドポストを介して相互に芯だしし
たものである。上型及び下型の双方の型本体を位置合わ
せするためのガイドポストを用いて製品押さえ部材をス
ライドさせる方式とすることにより、双方の型本体と製
品押さえ部材との芯だし誤差が極めて小さくなり、各部
品間の相対位置の調整が不要となる。なお、製品押さえ
部材のガイド孔内で且つ成形面側にガイドポストをスラ
イド自在に受ける軸受部材を嵌入することができる。こ
のようにすれば、製品押さえ部材のスライド動作が円滑
なものとなる。また、ガイドポストを、型本体のガイド
孔に挿入される先端部の径が製品押さえ部材のガイド孔
を貫通する中間部の径より小さくなるように形成するこ
とができる。このようなガイドポストを用いれば、ガイ
ドポストに対する製品押さえ部材の脱着が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1にこの発明の実施の形態1に係る絞
り成形用のプレス金型の構成を示す。プレス金型は、上
型31と下型32とからなり、上型31は上型本体33
に成形面34が形成されたものである。一方、下型32
は下型本体35とスライド自在の製品押さえ部材である
シワ押さえリング36とを有している。下型本体35の
周縁部にはその成形面37側からガイドポスト38が上
方に向かって突設されており、シワ押さえリング36に
はガイドポスト38の中間部39が挿入されるガイド孔
40が形成されている。このガイド孔40はシワ押さえ
リング36の成形面41側から加工形成され、ガイド孔
40内の成形面41側に軸受部材であるガイドブッシュ
42が嵌入されている。このガイドブッシュ42にガイ
ドポスト38が挿入されると共にクッションピン43に
よりシワ押さえリング36はスライド自在に下型本体3
5に支持されている。
【0009】また、上型本体33にはガイドポスト38
の先端部44が挿入されるガイド孔45が上型本体33
の成形面34側から加工形成され、ガイド孔45内にガ
イドブッシュ46が嵌入されている。このガイド孔45
にガイドポスト38の先端部44を挿入することによ
り、上型本体33と下型本体35との位置合わせが行わ
れるようになっている。
【0010】なお、図2に示されるように、シワ押さえ
リング36は下型本体35の成形面37を囲むように環
状に形成されている。図3に示されるように、ガイドポ
スト38は、上型本体33のガイド孔45に挿入される
先端部44の径D1がシワ押さえリング36のガイド孔
40を貫通する中間部39の径D2より小さく形成され
ている。このため、ガイドポスト38に対してシワ押さ
えリング36を容易に脱着することが可能となる。
【0011】次に、このプレス金型により絞り成形を行
う際の動作について説明する。まず、クッションピン4
3によりシワ押さえリング36をガイドポスト38に沿
って押し上げる。押し上げられたシワ押さえリング36
の成形面41上に素材47を載せ、上型本体33を下降
させてシワ押さえリング36との間に素材47を挟み込
む。この状態で上型本体33とシワ押さえリング36を
共に下降させることにより素材47は下型本体35の成
形面37に押さえつけられ、必要な形状に成形される。
【0012】下型本体35のガイドポスト38は下型本
体35の成形面37側から加工取り付けされるため、ガ
イドポスト38と成形面37は互いに共通の基準点に基
づいて精度良く加工される。また、シワ押さえリング3
6のガイド孔40は成形面41側から加工形成されるた
め、このガイド孔40と成形面41が互いに共通の基準
点に基づいて精度良く加工される。そして、シワ押さえ
リング36と下型本体35がガイドポスト38を介して
芯だしされるので、シワ押さえリング36の成形面41
と下型本体35の成形面37との相対位置関係が高精度
に芯だしされることとなる。その結果、従来のようにス
ライドプレートを用いて相対位置を調整する必要がなく
なった。さらに、上型本体33のガイド孔45が上型本
体33の成形面34側から加工形成され、このガイド孔
45にガイドポスト38の先端部が挿入されるため、上
型本体33と下型本体35とシワ押さえリング36は共
通のガイドポスト38を介して相互に芯だしされる。そ
の結果、芯だし誤差が極めて小さくなる。
【0013】実施の形態2.実施の形態2に係る絞り成
形用のプレス金型の構成を図4に示す。このプレス金型
は、上型本体51と下型本体52の位置合わせ用のガイ
ドポスト53の中間部54を下型シワ押さえリング55
のガイド孔56に貫通させるだけでなく、上型本体51
にもスプリング57あるいはシリンダーによりガイドポ
スト58に沿ってスライド自在に上型シワ押さえリング
59を取り付けたものである。ガイドポスト53の先端
部60は、上型本体51にその成形面61側から加工形
成されたガイド孔62内に挿入される。ガイドポスト5
8は上型本体51にその成形面61側から取り付けられ
ており、このガイドポスト58が挿入されるガイド孔6
3が上型シワ押さえリング59にその成形面64側から
加工形成されている。このようにすれば、下型本体52
及び上型本体51の成形面と下型シワ押さえリング55
及び上型シワ押さえリング59の成形面は、スライドプ
レート等を用いた相対位置の調整を行うことなく、高精
度に位置合わせされることとなる。
【0014】実施の形態3.実施の形態3に係る絞り成
形用のプレス金型の構成を図5に示す。このプレス金型
は、図4に示した実施の形態2のプレス金型において、
上型本体71にさらにガイドポスト72に沿ってスライ
ド自在に上型ポンチ73を取り付けものである。ガイド
ポスト72は上型ポンチ73にその成形面側から取り付
けられており、このガイドポスト72が挿入されるガイ
ド孔74が上型本体71にその成形面側から加工形成さ
れている。なお、下型本体52に突設されたガイドポス
ト53の先端部60は、上型本体71にその成形面側か
ら加工形成されたガイド孔75内に挿入される。このよ
うにすれば、下型本体52及び上型本体71の成形面と
下型シワ押さえリング55及び上型シワ押さえリング5
9の成形面と上型ポンチ73の成形面は、スライドプレ
ート等を用いた相対位置の調整を行うことなく、高精度
に位置合わせされることとなる。
【0015】上記の実施の形態1〜3においては、絞り
成形用のプレス金型について説明したが、これに限るも
のではなく、図6に示したような抜き・曲げ成形用のプ
レス金型にこの発明を適用することもできる。また、実
施の形態1〜3において上型と下型とを互いに上下逆の
関係に配置してもよい。すなわち、上型本体に下方に向
けてガイドポストを突設し、このガイドポストの中間部
にシワ押さえリングやパッド等の製品押さえ部材をスラ
イド自在に取り付けると共にガイドポストの先端部を下
型本体のガイド孔に挿入するように構成することもでき
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製品押さえ部材のガイド孔に上型及び下型の双方の
型本体の位置合わせを行うためのガイドポストの中間部
を貫通させることにより、上型及び下型の双方の型本体
と製品押さえ部材とを共通のガイドポストを介して相互
に芯だししたので、双方の型本体と製品押さえ部材との
芯だし誤差が極めて小さくなり、各部品間の相対位置の
調整が不要となる。すなわち、金型の仮組み立てが不要
になり、少ない工数で短期間に金型を製作することがで
きる。また、この発明のプレス金型で精算されるプレス
品の品質が向上する。なお、製品押さえ部材のガイド孔
内の成形面側に軸受部材を嵌入すれば、ガイドポストに
対する製品押さえ部材のスライド動作を円滑にすること
ができる。さらに、ガイドポストを、型本体のガイド孔
に挿入される先端部の径が製品押さえ部材のガイド孔を
貫通する中間部の径より小さくなるように形成すれば、
ガイドポストに対する製品押さえ部材の脱着が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るプレス金型を
示す断面図である。
【図2】 実施の形態1のプレス金型の下型を示す平面
図である。
【図3】 実施の形態1のプレス金型で用いられたガイ
ドポストを示す断面図である。
【図4】 実施の形態2に係るプレス金型を示す断面図
である。
【図5】 実施の形態3に係るプレス金型を示す断面図
である。
【図6】 従来のプレス金型を示す断面図である。
【図7】 図6のプレス金型の上型を示す下面図であ
る。
【図8】 従来の他のプレス金型を示す断面図である。
【図9】 図8のプレス金型の下型を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
31 上型、32 下型、33,51,71 上型本
体、34,37,41,61,64 成形面、35,5
2 下型本体、36 シワ押さえリング、38,53,
58,72 ガイドポスト、39,54 中間部、4
0,45,56,62,63,74,75 ガイド孔、
42,46 ガイドブッシュ、43 クッションピン、
44,60 先端部、47 素材、55 下型シワ押さ
えリング、57 スプリング、59 上型シワ押さえリ
ング、73 上型ポンチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型及び下型のうち一方の型本体に突設
    されたガイドポストの先端部が他方の型本体に形成され
    たガイド孔に挿入されるプレス金型において、 前記ガイドポストの中間部により貫通されるガイド孔が
    形成されると共に前記一方の型本体にスライド自在に設
    けられた製品押さえ部材を備え、上型及び下型の双方の
    型本体と製品押さえ部材とが共通のガイドポストを介し
    て相互に芯だしされていることを特徴とするプレス金
    型。
  2. 【請求項2】 製品押さえ部材のガイド孔内で且つ成形
    面側にガイドポストをスライド自在に受ける軸受部材が
    嵌入されている請求項1に記載のプレス金型。
  3. 【請求項3】 ガイドポストは、型本体のガイド孔に挿
    入される先端部の径が製品押さえ部材のガイド孔を貫通
    する中間部の径より小さく形成されている請求項1また
    は2に記載のプレス金型。
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