JPH10107927A - 通信端末 - Google Patents

通信端末

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Publication number
JPH10107927A
JPH10107927A JP8255669A JP25566996A JPH10107927A JP H10107927 A JPH10107927 A JP H10107927A JP 8255669 A JP8255669 A JP 8255669A JP 25566996 A JP25566996 A JP 25566996A JP H10107927 A JPH10107927 A JP H10107927A
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JP
Japan
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unit
phs
terminal
data transmission
pager
Prior art date
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Pending
Application number
JP8255669A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
浩 松本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8255669A priority Critical patent/JPH10107927A/ja
Publication of JPH10107927A publication Critical patent/JPH10107927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を少なくできるので、バッテリの寿
命を長くすることができ、また、回路構成を簡素化でき
る通信端末を提供する。 【解決手段】 制御部18は、電源部23の複数のバッ
テリ3を直列接続とし、PHS系の回路(PHS送受信
部10、PHS通信制御部11)の回路へ電源を供給す
る。そして、当該端末がPHSのサービスエリアの圏外
にいる場合には、所定時間毎に、PHS系の回路(PH
S送受信部10、PHS通信制御部11)の回路へ電源
供給を停止した後、バッテリを並列接続とし、ページャ
系の回路(ページャ受信部15、ページャ通信制御部1
6)へ電源を供給する。したがって、当該端末がPHS
のサービスエリアの圏外にある場合には、PHS系の回
路(PHS送受信部10、PHS通信制御部11)への
電源供給が最小限に抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページャ等のメッ
セージ通信システムとPHS等のデータ通信システムと
に対応した通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信回線を介して遠隔地の相
手を呼び出したり、相手に任意のメッセージを送信する
ことにより、相手と連絡をとるメッセージ通信システム
がある。メッセージ通信システムとしては、一方向通信
システムとしてページャシステム等があり、また、双方
向通信システムとして双方向ページャシステム、携帯電
話システム、PHS(Personal Handy Phone System)
等が知られている。さらに、これらの一方向通信システ
ムおよび双方向通信システムを複合する複合端末等があ
る。
【0003】例えば、一方向通信システムとして、ペー
ジャシステム、双方向通信システムとしてPHSを用い
る複合端末では、1つのバッテリからの電源供給によっ
て、異なる電源電圧を必要とする、PHS側回路および
ページャ側回路を駆動していた。そのため、複合端末
は、ページャ側回路を低電圧(単4電池1つ:1.5
v)で駆動させる一方、バッテリの出力電圧を昇圧させ
ることにより、PHS側回路を高電圧(3V)で駆動さ
せていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の複合端末では、該端末がいつそれぞれの圏内・圏外
になるか分からないため、常時、PHS側回路およびペ
ージャ側回路の双方に電源を供給している。特に、端末
がPHSの圏外で、かつページャの圏内にある場合、P
HSによる着信および発信ができないにもかかわらず、
いつPHSの圏内に入るか分からないため、常時、PH
S側回路に電源を供給し、駆動させているので、消費電
力が大となり、バッテリの消費が早いという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、消費電力を少なくできる
ので、バッテリの寿命を長くすることができ、また、回
路構成を簡素化できる通信端末を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による通信端末は、メッセージ情報を
受信するメッセージ受信手段とデータを送受信するデー
タ送受信手段とを有し、通信回線網に接続された基地局
を介して他の端末と無線で通信する通信端末において、
当該端末が前記データ送受信手段によって送受信可能な
エリアの圏外にあるか否かを判断する判断手段と、複数
の単位電源からなり、前記メッセージ受信手段および前
記データ送受信手段を作動させるための電源を供給する
電源手段と、前記判断手段による判断結果に基づいて前
記複数の単位電源を並列接続または直列接続のいずれか
一方に切り換える電圧制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0007】また、好ましい態様として、前記電圧制御
手段は、例えば請求項2記載のように、前記判断手段に
よって、当該端末が前記データ送受信手段によって送受
信可能なエリアの圏外にあると判断された場合、前記デ
ータ送受信手段への電源供給を停止するとともに、前記
複数の単位電源を並列接続に切り換えるようにしてもよ
い。
【0008】また、好ましい態様として、前記電圧制御
手段は、例えば請求項3記載のように、前記判断手段に
よって、当該端末が前記データ送受信手段によって送受
信可能なエリアの圏外にあると判断された場合、前記デ
ータ送受信手段への電源供給を、所定時間間隔でオン・
オフ制御するようにしてもよい。
【0009】また、好ましい態様として、前記電圧制御
手段は、例えば請求項4記載のように、前記判断手段に
よって、当該端末が前記データ送受信手段によって送受
信可能なエリアの圏外にあると判断された場合、前記複
数の単位電源を並列接続に切り換える一方、当該端末が
前記データ送受信手段によって送受信可能なエリアの圏
内にあると判断された場合、前記複数の単位電源を直列
接続に切り換えるようにしてもよい。
【0010】また、上記目的達成のため、請求項5記載
の発明による通信端末は、前記電圧制御手段が前記複数
の単位電源を並列接続したとき、該単位電源の出力電圧
が前記メッセージ受信手段を作動させるのに十分でない
場合、該単位電源の出力電圧を昇圧する昇圧手段を具備
するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ペ
ージャとPHS端末の機能を有する複合端末に適用した
一実施例として、図面を参照して説明する。 A.実施例の構成 A−1.無線通信システムの構成 図1は本発明の実施例によるページャやPHS端末等の
無線通信システムの構成を示すブロック図である。図に
おいて、電話回線網1は、全国に張り巡らされた通常の
アナログ電話回線網(PSTN網)、あるいはデジタル
回線網(例えば、ISDN網)である。該電話回線網1
には、電話機(アナログ端末およびデジタル端末)2、
所定間隔で設置されたPHS基地局3、PHSセンタ
4、およびページングセンタ5が接続されている。電話
機2は、一般家庭に設置されている電話機や公衆電話機
あるいは図示しないPBX(交換機)を介して電話回線
網1に接続される電話機であり、ページャ7や複合端末
8にメッセージを送る場合に使用される。利用者は、メ
ッセージを送る場合、上記電話機2あるいは後述する複
合端末8のPHS部から相手のページャ7または複合端
末8に電話をかけ、メッセージに対応する数字を入力す
ることにより送信するか、トーンダイヤラ機能を利用し
て、予め入力しておいた電話番号およびメッセージを選
択して送信する。上記メッセージは、電話回線網1に接
続されているページングセンタ5に供給される。
【0012】PHS基地局3は、図示の例では1つであ
るが、実際には複数であり、それぞれのサービスエリア
に存在するPHS端末との間で無線によりデータ授受す
ることにより、端末同士の回線を確立したり、後述する
PHSセンタ4によるサービスを複合端末8に提供す
る。また、PHSセンタ4は、図示しないデータベース
に複合端末8の位置登録情報や認証情報、課金情報を格
納し、電話回線網1を制御して端末間での通信を管理す
るとともに、データベースにボイスメール等の各種デー
タを蓄積し、後述する複合端末8からの要求に応じて、
上記ボイスメールやデータを利用者に与える各種のサー
ビスを提供する。次に、ページングセンタ5には、所定
間隔で設置されたページャ基地局6,6が接続されてお
り、該ページャ基地局6,6を介して、複合端末8また
は電話機2から送信されたページャメッセージをページ
ャ7または複合端末8に対して送信する。
【0013】ページャ7は、ページャ基地局6から自身
宛に送信されるページャメッセージを受信し、報知音を
発したり端末を振動させるとともに、受信したページャ
メッセージを表示部に表示することにより、利用者に知
らせるようになっている。上述した複合端末8は、ペー
ジャ機能およびPHS端末機能を有し、利用者に携帯さ
れ、上記PHS基地局3に対して、無線によって回線接
続要求を出して他のPHS端末や複合端末、家庭内の電
話機と通信したり、PHSセンタ4によるサービスを受
ける。また、複合端末8は、予め設定した電話番号の相
手からのページャメッセージを受信した場合には、その
相手に自動発呼し、その電話番号に登録しておいた返答
メッセージ(固定または任意)を送信するようになって
いる。
【0014】A−2.複合端末の構成 図2は本発明の実施例による複合端末8の構成を示すブ
ロック図である。図において、10はPHS用の送受信
部であり、受信部および送信部からなる周波数変換部
と、受信部および送信部からなるモデムとから構成され
ている。周波数変換部の受信部は、送信/受信を振り分
けるアンテナスイッチを介して入力される、アンテナA
NT1で受信した信号を、PLLシンセサイザから出力
される所定周波数の局部発振信号と混合することによ
り、1.9GHz帯から1MHz帯付近のIF(中間周
波)信号に周波数変換する。また、周波数変換部の送信
部は、後述するモデムから供給されるπ/4シフトQP
SKの変調波をPLLシンセサイザから出力される所定
周波数の局部発振信号と混合することにより、1.9G
Hz帯に周波数変換し、アンテナスイッチを介してアン
テナANT1から輻射する。次に、上述したモデムの受
信部は、周波数変換部からのIF信号を復調し、IQデ
ータに分離してデータ列とし、PHS通信制御部11へ
送出する。また、モデムの送信部では、通信制御部11
から供給されるデータからIQデータを作成して、π/
4シフトQPSKの変調をして、PHS送受信部10の
周波数変換部へ送出する。
【0015】次に、PHS通信制御部11は、送信側お
よび受信側とで構成されており、フレーム同期およびス
ロットのデータフォーマット処理を行う。上記受信側
は、PHS送受信部10のモデムから供給される受信デ
ータから所定のタイミングで1スロット分のデータを取
り出し、このデータの中からユニークワード(同期信
号)を抽出してフレーム同期信号を生成し、かつ、制御
データ部および音声データ部のスクランブル等を解除し
た後、制御データを制御部18へ送出し、音声データを
音声処理部12へ送出する。また、上記送信側は、音声
処理部12から供給される音声データに制御データ等を
付加するとともに、スクランブル等を付与した後にユニ
ークワード等を付加して、1スロット分の送信データを
作成し、所定タイミングでフレーム内の所定スロットに
挿入してPHS送受信部10のモデムに送出する。
【0016】次に、上述した音声処理部12は、スピー
チコーディックおよびPCMコーディックで構成されて
いる。上記スピーチコーディックは、デジタルデータの
圧縮/伸張処理を行うものであり、受信側および送信側
とで構成されている。受信側は、PHS通信制御部11
から供給されるADPCM音声信号(4ビット×8KH
z=32Kbps)をPCM音声信号(8ビット×8K
Hz=64Kbps)に復号化することにより伸張して
PCMコーディックに出力する。送信側は、PCMコー
ディックから供給されるPCM音声信号をADPCM音
声信号に符号化することにより圧縮してPHS通信制御
部11へ送出する。上述したPCMコーディックは、ア
ナログ/デジタル変換処理を行うものであり、受信側
は、スピーチコーディックから供給されるPCM音声信
号をD/A変換によりアナログ音声信号へ変換し、スピ
ーカ13から発音させ、送信側はマイク14から入力さ
れたアナログ音声信号をA/D変換によりPCM信号に
変換し、スピーチコーディックに送出する。
【0017】ページャ受信部15は、ページャ用のアン
テナANT2で受信した信号を復調し、ページャ通信制
御部16に供給する。ページャ通信制御部16は、上記
復調された信号から送信者の識別情報(例えば、電話番
号等)、受信したメッセージを取り出し、制御部18に
供給する。次に、キー入力部17は、相手先の電話番号
を入力する数値キーや、オンフック/オフフックを行う
スイッチ、音声出力を変えるボリュームスイッチ等から
構成される。これらキーやスイッチの状態は制御部18
に供給される。
【0018】次に、制御部18は、所定のプログラムに
従って装置全体を制御する。特に、本実施例では、PH
Sのサービスエリアの圏外にあるか否かを判断し、圏外
にある場合には、PHS系(PHS送受信部10、PH
S通信制御部11)の回路への電源供給を停止し、ペー
ジャ系(ページャ受信部15、ページャ通信制御部1
6)にのみ電源を供給するようになっている。このと
き、当該端末がPHSのサービスエリアの圏内に入る可
能性があるので、言い換えると、いつPHSの圏内に入
るか分からないので、所定時間(数十秒〜数分程度)毎
に、PHS系(PHS送受信部10、PHS通信制御部
11)の回路へ電源を供給し、圏内であるか圏外である
かをチェックし、圏内に入れば、そのままPHS系への
電源供給を継続し、圏外であれば、再び、PHS系への
電源供給を停止するようになっている。
【0019】また、制御部18は、当該端末がPHSの
圏外にある場合には、ページャ系の回路のみを駆動させ
ればよいので、制御信号S1(S1a,S1b)を送出
し、後述する電源部23における複数のバッテリを直列
接続から並列接続に切り換え、電源電圧を下げることに
より、低消費電力化を図るようにしている。また、当該
端末がPHSの圏内に入った場合には、バッテリを並列
接続から直列接続に切り換え、電源電圧を上げることに
より、PHS系の回路を駆動するに十分な電圧を確保す
るようにしている。また、制御部18は、当該端末がP
HSの圏外にある場合、ページャ系の回路のみを駆動さ
せるとき、バッテリを並列接続に切り換えることによ
り、ページャ系の回路を駆動させるのに十分な電源電圧
を得られない場合には、制御信号S2を送出し、必要に
応じて、後述する電源部23の昇圧部25を作動させ、
電源電圧を昇圧するようになっている。
【0020】ROM19には上記制御部18で実行され
るプログラムや、種々のパラメータ等が格納されてい
る。また、RAM20は、上記制御部18の制御に伴っ
て生成されるデータが格納されたり、ワーキングエリア
として用いられるとともに、電話をかける相手先の住所
や、電話番号等のデータからなる住所録等の電話帳(デ
ータベース)が格納されている。
【0021】次に、表示部21は、動作モードや、圏内
・圏外、電話番号、通話時間等の各種データ等を表示す
る液晶表示器や、スイッチ等のオン/オフ等を示すLE
Dから構成されており、上記制御部18の制御の下、各
種データを表示する。また、該表示部19は、タッチパ
ネルとなっており、表示したアイコン、データ等を図示
しないタッチペンによりタッチすることで、データを入
力できるようになっている。また、バイブ22は、ペー
ジャあるいはPHSによる着信があったことを振動によ
り使用者に知らせる。
【0022】次に、電源部23は、複数のバッテリ(本
実施例では、3つ)、制御部18から供給される制御信
号S1(S1a,S1b)に従って、上記複数のバッテ
リを直列接続←→並列接続に切り換えるためのスイッチ
からなる電圧制御部24と、制御部18から供給される
制御信号S2に従って、上記電圧制御部24から出力さ
れる電源電圧を昇圧して出力する昇圧部25とを備えて
いる。
【0023】ここで、上記電圧制御部24の詳細な構成
について図3を参照して説明する。図において、電圧制
御部24は、バッテリB1,B2,B3と、これらバッ
テリB1〜B3を直列接続←→並列接続に切り換えるた
めのスイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW
5,SW6とから構成されている。当該端末がPHSの
圏内にある場合、あるいは所定時間毎に、圏内にあるか
圏外にあるかをチェックする場合には、制御部18から
供給される制御信号S1(S1a)に従って、スイッチ
SW2,SW4をオンとするとともに、制御信号S1
(S1b)に従って、スイッチSW1,SW3,SW
5,SW6をオフとし、バッテリB1,B2,B3を直
列接続とする。一方、当該端末がPHSの圏外にある場
合には、ページャ系の回路のみを駆動させればよいの
で、制御部18から供給される制御信号S1(S1b)
に従って、スイッチSW1,SW3,SW5,SW6を
オンとするとともに、制御信号S1(S1a)に従っ
て、スイッチSW2,SW4をオフとし、バッテリB
1,B2,B3を直列接続から並列接続に切り換える。
【0024】B.実施例の動作 次に、上述した実施例による複合端末8の動作について
説明する。なお、以下の説明では、通話に伴う各部の動
作については通常のPHS端末の動作と同様であるので
説明を省略する。
【0025】図4は、本実施例による複合端末8におい
て、電源電圧を切り換えるための動作を説明するための
フローチャートである。図において、制御部18は、ま
ず、初期設定として、ステップS10で、電源部23に
制御信号S1を送出することにより、スイッチSW2,
SW4をオンとするとともに、スイッチSW1,SW
3,SW5,SW6をオフとし、バッテリB1,B2,
B3を直列接続とし、ステップS12で、PHS系の回
路(PHS送受信部10、PHS通信制御部11)の回
路へ電源を供給する。
【0026】次に、ステップS14で、当該端末がPH
Sのサービスエリアの圏外であるか否かを判断し、圏外
であれば、ステップS16へ進み、所定時間(数十秒〜
数分程度)、連続して圏外にいるか否かを判断する。そ
して、所定時間、連続して圏外にいる場合には、ステッ
プS24に進み、タイマをスタートさせる。該タイマ
は、所定時間(数十秒〜数分程度)を計測するためのも
のである。次に、ステップS26で、PHS系の回路
(PHS送受信部10、PHS通信制御部11)の回路
へ電源供給を停止する。
【0027】次に、ステップS28で、電源部23に制
御信号S1を送出することにより、スイッチSW2,S
W4をオフとするとともに、スイッチSW1,SW3,
SW5,SW6をオンとし、バッテリB1,B2,B3
を並列接続とする。そして、ステップS30で、バッテ
リB1,B2,B3を並列接続に切り換えたことによ
り、ページャ系の回路を駆動させるのに十分な電源電圧
を得られない場合には、ステップS32で、制御信号S
2を送出し、必要に応じて、昇圧部25を作動させ、電
源電圧を昇圧して出力する。この結果、ページャ系の回
路(ページャ受信部15、ページャ通信制御部16)に
のみ電源が供給される。
【0028】次に、ステップS34で、ステップS24
でスタートしたタイマがタイムアップしたか否か、すな
わち、所定時間(数十秒〜数分程度)経過したか否かを
判断し、所定時間経過していなければ、ページャ系の回
路(ページャ受信部15、ページャ通信制御部16)へ
の電源供給を継続させる。一方、所定時間経過した場合
には、ステップS36で、タイマをクリアし、ステップ
S10に戻る。
【0029】ステップS10では、前述したように、再
び、電源部23に制御信号S1を送出することにより、
スイッチSW2,SW4をオンとするとともに、スイッ
チSW1,SW3,SW5,SW6をオフとし、バッテ
リB1,B2,B3を直列接続とする。次いで、ステッ
プS12で、PHS系の回路(PHS送受信部10、P
HS通信制御部11)へ電源を供給する。この結果、P
HS系の回路が作動する。そして、ステップS14,S
16で、当該端末が連続してPHSのサービスエリアの
圏外にいるかを判断する。
【0030】そして、当該端末が圏内に入った場合に
は、ステップS18に進み、タイマをスタートする。該
タイマは、所定時間(数十秒〜数分程度)を計測するた
めのものである。次に、ステップS20で、ステップS
18でスタートしたタイマがタイムアップしたか否か、
すなわち、所定時間(数十秒〜数分程度)経過したか否
かを判断し、所定時間経過した場合には、ステップS2
2で、タイマをクリアし、ステップS24に進む。以
下、前述したステップS24〜S36を実行し、再び、
バッテリB1,B2,B3を並列接続とし、ページャ系
の回路(ページャ受信部15、ページャ通信制御部1
6)のみに電源を供給する。したがって、圏内にいれ
ば、上記PHS系の回路への電源供給とページャ系の回
路への電源供給とを所定時間間隔で繰り返す。
【0031】一方、当該端末が連続して圏外にいる場合
には、すぐに、上述したステップS24〜S36を実行
することにより、バッテリB1,B2,B3を並列接続
とし、ページャ系の回路(ページャ受信部15、ページ
ャ通信制御部16)のみに電源を供給する。すなわち、
PHS系の回路への電源供給は、圏内/圏外の判断時の
みであり、すぐに停止させられる。したがって、当該端
末がPHSのサービスエリアの圏外にある場合には、P
HS系の回路(PHS送受信部10、PHS通信制御部
11)への電源供給が最小限に抑えられ、消費電力を小
さくすることができる。
【0032】また、上記実施例では、ページャシステム
とPHSとの複合端末としたが、これに限らず、ページ
ャシステムと携帯電話との複合端末であってもよい。ま
た、ページャシステムにおけるメッセージは、文字情報
に限らず、音声メッセージ情報としてもよい。また、ペ
ージャの方式としては、POCSAG、FLEX、FM
文字多重放送を用いたもの等、各種適用できることは言
うまでもない。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、判断手段
によって、当該端末が前記データ送受信手段によって送
受信可能なエリアの圏外にあるか否かを判断し、電圧制
御手段によって、判断手段による判断結果に基づいて、
電源手段の複数の単位電源を並列接続または直列接続の
いずれか一方に切り換え、前記メッセージ受信手段およ
び前記データ送受信手段を作動させるようにしたので、
昇圧回路等の回路が不要となり、回路構成を容易にでき
るという利点が得られる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、前記
電圧制御手段は、前記判断手段によって、当該端末が前
記データ送受信手段によって送受信可能なエリアの圏外
にあると判断された場合、前記データ送受信手段への電
源供給を停止するとともに、前記複数の単位電源を並列
接続に切り換えるようにしたので、消費電力を少なくで
き、バッテリの寿命を長くすることができるという利点
が得られる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、前記
電圧制御手段は、前記判断手段によって、当該端末が前
記データ送受信手段によって送受信可能なエリアの圏外
にあると判断された場合、前記データ送受信手段への電
源供給を、所定時間間隔でオン・オフ制御するようにし
たので、消費電力を少なくでき、バッテリの寿命を長く
することができるという利点が得られる。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、前記
電圧制御手段は、前記判断手段によって、当該端末が前
記データ送受信手段によって送受信可能なエリアの圏外
にあると判断された場合、前記複数の単位電源を並列接
続に切り換える一方、当該端末が前記データ送受信手段
によって送受信可能なエリアの圏内にあると判断された
場合、前記複数の単位電源を直列接続に切り換えるよう
にしたので、消費電力を少なくできるので、バッテリの
寿命を長くすることができ、また、昇圧回路等の回路が
不要となり、回路構成が容易になるという利点が得られ
る。
【0037】また、請求項5記載の発明によれば、前記
電圧制御手段が前記複数の単位電源を並列接続したと
き、該単位電源の出力電圧が前記メッセージ受信手段を
作動させるのに十分でない場合、該単位電源の出力電圧
を昇圧手段によって昇圧するようにしたので、バッテリ
が消費し、出力電圧が低下した場合であっても、可能な
限り当該端末を使用することができるという利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による無線通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】複合端末の構成を示すブロック図である。
【図3】電源部の電圧制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本実施例による電源電圧切り換え動作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電話回線網(通信回線網) 2 電話機 3 PHS基地局 4 PHSセンタ 5 ページングセンタ 6 ページャ基地局 7 ページャ 8 複合端末 ANT1,ANT2 アンテナ 10 送受信部(データ送受信手段) 11 通信制御部(データ送受信手段) 12 音声処理部 13 スピーカ 14 マイク 15 ページャ受信部(メッセージ受信手段) 16 ページャ通信制御部(メッセージ受信手段) 17 キー入力部 18 制御部(判断手段) 19 ROM 20 RAM(記憶手段) 21 表示部 22 バイブ 23 電源部(電源手段) 24 電圧制御部(電圧制御手段) 25 昇圧部(昇圧手段) B1〜B3 バッテリ(複数の単位電源) SW1〜SW6 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージ情報を受信するメッセージ受
    信手段とデータを送受信するデータ送受信手段とを有
    し、通信回線網に接続された基地局を介して他の端末と
    無線で通信する通信端末において、 当該端末が前記データ送受信手段によって送受信可能な
    エリアの圏外にあるか否かを判断する判断手段と、 複数の単位電源からなり、前記メッセージ受信手段およ
    び前記データ送受信手段を作動させるための電源を供給
    する電源手段と、 前記判断手段による判断結果に基づいて、前記複数の単
    位電源を並列接続または直列接続のいずれか一方に切り
    換える電圧制御手段とを具備することを特徴とする通信
    端末。
  2. 【請求項2】 前記電圧制御手段は、前記判断手段によ
    って、当該端末が前記データ送受信手段によって送受信
    可能なエリアの圏外にあると判断された場合、前記デー
    タ送受信手段への電源供給を停止するとともに、前記複
    数の単位電源を並列接続に切り換えることを特徴とする
    請求項1記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御手段は、前記判断手段によ
    って、当該端末が前記データ送受信手段によって送受信
    可能なエリアの圏外にあると判断された場合、前記デー
    タ送受信手段への電源供給を、所定時間間隔でオン・オ
    フ制御することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記電圧制御手段は、前記判断手段によ
    って、当該端末が前記データ送受信手段によって送受信
    可能なエリアの圏外にあると判断された場合、前記複数
    の単位電源を並列接続に切り換える一方、当該端末が前
    記データ送受信手段によって送受信可能なエリアの圏内
    にあると判断された場合、前記複数の単位電源を直列接
    続に切り換えることを特徴とする請求項1記載の通信端
    末。
  5. 【請求項5】 前記電圧制御手段が前記複数の単位電源
    を並列接続したとき、該単位電源の出力電圧が前記メッ
    セージ受信手段を作動させるのに十分でない場合、該電
    池の出力電圧を昇圧する昇圧手段を具備することを特徴
    とする請求項1記載の通信端末。
JP8255669A 1996-09-27 1996-09-27 通信端末 Pending JPH10107927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109873503A (zh) * 2017-12-05 2019-06-11 三星电子株式会社 包括配置为使用升压电压而操作的电路的电子设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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