JP3043262B2 - ディジタルコードレス電話装置 - Google Patents

ディジタルコードレス電話装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子機間直接通話(トラ
ンシーバ)機能を有するディジタルコードレス電話装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話の子機を屋外に持ち出し
て、携帯電話のように公衆サービスを利用できるように
したシステムは、簡易型携帯電話システム或いは、PH
S(パーソナルハンディホンシステム)と呼ばれ、その
実用化が図られている。また、ディジタル化されたシス
テムであることから、ディジタルコードレス電話装置と
も呼ばれており、秘話機能が強化され、通話品質の向上
が図られている。
【0003】具体的には、従来のアナログコードレス電
話と同様に、電話回線に接続された家庭内親機を通して
子機は相手先と通話できるし、屋外や駅の構内等、人が
密集する所に設置される公衆基地局を介して相手先との
通話ができるようになっている。即ち、子機をどこへ持
ち出してもいずれかの公衆基地局の通信エリアに入るこ
とを前提として、小さな電力(10mW以下)の子機を
携帯電話機として使用できるようになっている。
【0004】また、使用周波数帯域としては1.9GH
z帯が割り当てられており、接続方式は4波多重のTD
MA方式が、伝送方式はTDD方式が、変調方式はπ/
4シフトQPSK方式が、音声符号化方式としては32
KbpsのADPCM方式が、夫々採用されており、そ
の他詳細については、(財)電波システム開発センター
発行のSTD−28に規定されている。
【0005】一方、PHSでは、その補助的通信機能と
して、同一親機に登録された複数の子機間において直接
通話(即ち、親機を介さない通話である)が行える子機
間直接通話モード、所謂、トランシーバモードが使用で
きるようになっている(なお、その場合の通信可能距離
としては、100〜150m程度である)。具体的に
は、対象となる2つの子機は、夫々の呼出コード番号
(子機番号)を指定することにより相手側子機を呼び出
し、通話を行うようになっている。
【0006】この場合、発呼側子機では、送信開始前
に、自営用として設定された10チャネル程度の通話チ
ャネルをスキャンして空きチャネルを選択してから(こ
れをキャリアセンスと言う)送信を開始するようになっ
ている。これに対し、被呼側子機では、使用可能な全通
話チャネルをスキャンして発呼されている通話チャネル
を検出し、その通話チャネルを通じて発呼側子機との通
話を行うようになっている(なお、このような接続方式
を循環不定方式と言う)。
【0007】ところが、先述したSTD−28では、子
機をトランシーバモードで使用する場合、1つの通話チ
ャネルを長く占有させないようにするために、通話可能
時間を連続3分以内に制限しており、更に、通話を終了
した後は2秒間の休止期間を置くものと規定している。
そのため、子機では、かかる規定時間について計測が行
われるようになっている。そして、発呼してから(或い
は着呼してから)3分を経過した場合には、通話チャネ
ルを切断しなければならない。
【0008】従って、規定の3分を越えて通話を行う必
要があるような場合には、使用者は、通話が切断された
後に再度、発呼操作を行わなければならない。このこと
は、使用上、極めて煩わしい操作となる。そして、使用
者は、必ず、相手側の子機番号を記憶しておかなけれ
ば、続けて再発呼することはできない。
【0009】また、通話を終了した直後に用件を思い出
し、すぐにもかけ直しを行うといったことはよく経験す
るところであるが、このような場合に、上記2秒間の休
止期間内にかけ直しを行っても、相手に対しては通話要
求することができず、かかるかけ直し操作は全く無駄に
なってしまう。
【0010】本出願人はこのような問題を解決したディ
ジタルコードレス電話装置に関する発明を既に出願して
いる(特願平6−237961号)。すなわちこの既出
願では、通話相手先子機の呼出番号を記憶する呼出番号
記憶手段を設けると共に、規制通話時間を経過して通話
が切断されたとき、記憶された呼出番号を使用して同一
通話相手先子機に対して再発呼するように構成したもの
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トランシー
バ機能を含め、子機は自局に対する呼出の有無を確認す
るため常時受信を行っているが、バッテリの消費電力を
削減するためこの確認は所定時間毎に間欠的に受信モー
ドに設定し行われる。従って、上述の先願のように、発
呼側で自動的に再発呼を行っても、着呼側では間欠的な
受信が行われるため、再接続されるまでに時間がかかる
という問題点があった。
【0012】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、トランシーバ機能を利用して時間規
制のある通話を行う場合に、通話の再開をスムースにな
し得るディジタルコードレス電話装置を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1にかかる発明は、無線通信により、親機
や移動先の公衆基地局を介して相手先との通話が可能で
ある子機を有し、しかも、同一親機に登録された複数の
子機間において規制された時間内で直接通話を行うこと
が可能なディジタルコードレス電話装置であって、前記
子機が、通話時間を計時するタイマと、所定時間間隔で
間欠的に受信を行う間欠受信手段と、前記間欠受信手段
の受信間隔を設定する受信間隔設定手段と、規制通話時
間を経過して通話が切断されたとき、間欠受信の受信間
隔を通常の動作モードにおける第一の時間よりも短い第
二の時間に設定するよう受信間隔設定手段を制御する制
御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】さらに、本請求項2にかかる発明は、無線
通信により、親機や移動先の公衆基地局を介して相手先
との通話が可能である子機を有し、しかも、同一親機に
登録された複数の子機間において規制された時間内で直
接通話を行うことが可能なディジタルコードレス電話装
置であって、前記子機が、通話時間を計時するタイマ
と、入力された相手先子機の呼出番号にて相手先子機を
呼び出し通話を開始する通話手段と、該入力された相手
先子機の呼出番号を記憶する呼出番号記憶手段と、前記
タイマーによって通話時間が規制通話時間を越えたこと
が検出されると強制的に通話を切断し、所定時間経過後
に前記呼出番号記憶手段に記憶された呼出番号にて再発
呼を行う再発呼手段と、所定時間間隔で間欠的に受信を
行う間欠受信手段と、前記間欠受信手段の受信間隔を設
定する受信間隔設定手段と、着信後、規制通話時間を経
過して通話が切断されたとき、間欠受信の受信間隔を通
常の動作モードにおける第一の時間よりも短い第二の時
間に設定するよう受信間隔設定手段を制御する制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記請求項1記載の発明の構成によれば、本デ
ィジタルコードレス電話装置は、無線通信により、親機
や移動先の公衆基地局を介して相手先との通話が可能で
ある子機を有しており、しかも、同一親機に登録された
複数の子機間においては規制時間内で直接通話を行うこ
とが可能となっている。
【0016】子機は間欠的に受信を行うよう構成されて
おり、自局への呼出に応答して通話を開始する。タイマ
によって、通話開始からの経過時間が計時されるように
なっており、規制時間を越えたら自動的に通話が切断さ
れる。このようにして通話が切断された場合、制御回路
の制御により通常の間欠受信間隔よりも短い間隔で受信
が行われ、自局への呼出の有無が確認される。
【0017】そして、規定の通話時間が経過して通話切
断された場合には、記憶された呼出番号を使用して、同
一通話相手先子機に対して再発呼がなされる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面に従い具体
的に説明する。図1は、本発明にかかるディジタルコー
ドレス電話装置の子機の回路構成を示すブロック図であ
る。以下、このコードレス電話の構成を、その作用と共
に説明する。まず、受信側においては、アンテナから入
力された高周波信号(以下、RF信号と言う)の中か
ら、RFフィルタ及びRFアンプ(AMP)回路1にて
入力受信RF信号だけが取り出されて増幅されるように
なっている。また、同調用のVCO−RX(ボルテージ
コントロールドオシレータ)7は、TCXO(テンペラ
チャーコンペンセーティドクリスタルオシレータ、即
ち、温度補償付き水晶発振器のこと)で構成されてお
り、CPU23からの制御信号によって駆動されるPL
L周波数シンセサイザ(可変分周器のこと)9の信号を
受けて基準クロックを作り出す。そして、この基準クロ
ックとRFフィルタ及びRFアンプ回路1からのRF信
号とを第1(1ST)MIX回路2でミキシングし、ト
ランジスタの非直線部分を使って発生する周波数スペク
トラムの差分のみをIFフィルタ及びIFアンプ回路3
を通して取り出すようになっている。このようにして取
り出される信号が第1中間周波数信号である。
【0019】次に、TCXOを利用して、或いは他の発
振回路によって、VCO−IF8にて一定のクロック信
号を発生し、このクロック信号と前記第1中間周波数信
号とを、第2(2ND)MIX回路4で、上述した第1
中間周波数信号取り出しの手法と同様な手法で以てミキ
シングを行い、IFフィルタ及びIFアンプ回路5を通
して第2中間周波数信号を取り出す。そして、この第2
中間周波数信号を復調回路6でπ/4シフト4相QPS
K復調する。またこの時、IFフィルタ及びIFアンプ
回路5並びに復調回路6にて入力レベルの検出も同時に
行う。
【0020】その後、TDMA処理回路19にてTDM
A処理を行い、更に、音声信号部分については、D/A
変換回路17にてADPCM/PCMのD/A変換を行
う。更に、音声信号は音声処理回路18で増幅と、BP
F制御(周波数帯域制限)の処理がなされ、ひき続い
て、音声制御回路15でスピーカやイヤホーンなどに供
給できる信号とするための増幅処理やインピーダンス変
換処理が行われ、スピーカ出力される。また、音声制御
回路15では、着呼を知らせるためのリンガー出力や電
話回線との接続などの制御が行われる。
【0021】また、メッセージなどのデータについて
は、復調回路6で復調された後、TDMA処理回路19
を経て、CPU23からの制御信号によって、ゲートア
レイやDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)などで
構成されるデータ復調回路20で、復号や誤り訂正など
の処理が行われる。そして、これらのデータについて
は、CPU23内におけるメモリ(RAM)230に格
納され、この格納されたデータ(メッセージなど)に基
づいた処理がCPU23で行われる。
【0022】一方、送信側においては、ユーザより発せ
られたマイクからの音声信号が、音声制御回路15で電
気信号に変換され、更に、A/D変換回路14でADP
CM/PCMのディジタル処理がなされる。また、メッ
セージなどのデータについては、CPU23のコントロ
ールにより、メモリ230内の各種テーブルを用いて、
データ変調回路21にてコード変換や誤り訂正などが行
われる。また、音声やデータのディジタルデータについ
ては、TDMA処理回路19でTDMA処理がなされた
後、変調及びMIX回路12でπ/4シフト4相QPS
Kの変調がかけられ、更に、設定チャンネルに応じたV
CO−TX11からのクロック信号とミキシングされ
る。そして、必要な周波数成分だけがRFフィルタ及び
RFアンプ回路13で取り出され、更に、パワーアンプ
で電力増幅されて出力分だけが効率良くアンテナを通し
て送出される。
【0023】また、図中、表示及びキー(KEY)処理
回路24では、LEDやLCDなどの表示素子のコント
ロールや入力キーの制御が行われる。本子機では、キー
処理によって、電話モードとトランシーバモードの切り
替えが可能となっている。そして、例えば、同一親機に
登録された子機1と子機2の間において、子機1がトラ
ンシーバモードで発呼して、子機2に着呼することによ
り通話状態に入った場合には、CPU23では、付属の
タイマ231を使用して発呼或いは着呼から3分間(通
話時間制限として規定される時間である)を計時し、3
分を経過した場合には直ちに通話チャネルを切断するよ
うになっている。
【0024】また、DTMF発生回路22では、DTM
Fやメロディなどの発生がCPU23の指示によって行
われる。
【0025】図2は本発明にかかるディジタルコードレ
ス電話装置の子機の外観を示す正面図である。子機は本
体25と、この本体25に回動自在に設けられるととも
に図示しない送話マイクが設けられた開閉蓋26から構
成される。
【0026】本体25にはテンキー27、通話を開始す
るための通話キー28、通話を切断するための切断キー
29、リダイヤルを行うためのリダイヤルキー30、キ
ャッチホンサービスを受ける場合に使用するキャッチキ
ー31、各種機能を選択するための機能キー32、予め
登録された短縮ダイヤルを呼び出す短縮キー33、内線
通話を行うための内線キー34などの操作ボタンが設け
られると共に、バッテリ残量や受信状態を表示する液晶
ディスプレイ35、受話スピーカ36、アンテナ37、
着信ランプ38およびリンガスピーカ39が設けられ
る。
【0027】そして、テンキー27で相手先の電話番号
を入力した後、通話キー28を操作することにより、公
衆回線を通じて通話を行うことができる。また、機能キ
ー32とテンキーの操作により、同一の親機に登録され
た複数の子機間で、公衆回線を介することなく通話を行
うトランシーバモードに設置することが可能である。こ
のトランシーバモードに設定されると、液晶ディスプレ
イ35にトランシーバモードであることを示すピクト表
示35aが表示される。
【0028】トランシーバモードでは、同一の親機に登
録された他の子機の呼出番号をテンキー27にて入力し
た後、内線キー34を操作することにより、その呼出番
号の子機に対して発呼が行われ、3分間の規制時間内で
通話を行うことができる。トランシーバモードで他の子
機との通話は、切断キー29を操作するか、もしくは3
分が経過すると終了する。
【0029】図3は、図1に示すCPU23で行われる
トランシーバモードの発呼動作における制御を示すフロ
ーチャートである。
【0030】トランシーバモードにおいて使用者により
相手先呼出番号の入力と内線キー34の操作が行われる
と、子機間通話であることが判断され(S1)、相手先
の呼出番号がメモリ230に記憶される(S2)。その
後、子機間通話用に割り当てられたチャンネルの内、あ
いているチャンネルを検索し(S3)、検索された空き
チャンネルにて発呼動作が行われ(S4)、さらにタイ
マー231がリセットされ通話時間を計測し(S5)、
通話が開始される(S6)。
【0031】CPU23はタイマー230により通話時
間が3分を経過したかどうか判断する(S7)ととも
に、切断キー31が操作されたかどうかを判断する(S
8)。切断キー31の操作により通話が切断された場合
は、切断処理を行い(S9)処理を終了する。
【0032】一方、S6にて通話中に3分が経過したと
判断された場合は、切断処理を行う(S10)ととも
に、タイマー231をリセットし(S11)、2秒間の
経過を判断する(S12)。このように使用者による切
断キー31の操作による切断ではなく、規制時間の3分
が経過したことによる切断の場合は、会話の途中で切断
された場合が多い。従って本発明では、待機時間の2秒
が経過すると自動的に再度空きチャンネルを検索し(S
3)、メモリ230に記憶された呼出番号に対して発呼
を行う(S4)ことにより、再接続のための煩雑な操作
を必要としない。
【0033】次に図4は本発明にかかるディジタルコー
ドレス電話装置の子機のトランシーバモードにおける動
作を示すフローチャートである。
【0034】トランシーバモードを含め、電源がONさ
れているときは通常子機は、自局への呼出の有無を確認
するために、間欠的な受信を行う。トランシーバモード
では、割り当てられた10の周波数を、たとえば5秒の
時間(第一の時間)に1回の頻度で受信し、自局への呼
出の有無を確認している(S13)。そして、この間欠
受信中に自局への呼出を検出する(S14)と、タイマ
ー231をリセットする(S15)とともに着信動作を
行い、時間を計測しながら通話を行う(S16)。通話
中、CPU23はタイマー230により通話時間が3分
を経過したかどうか判断する(S17)とともに、切断
キー31が操作されたかどうかを判断する(S18)。
切断キー31の操作により通話が切断された場合は、切
断処理を行い(S19)処理を終了する。
【0035】一方、S17にて通話中に3分が経過した
と判断された場合は、切断処理を行う(S20)ととも
に、タイマー231をリセットし(S21)、2秒間の
経過を判断する(S22)。待機時間の2秒が経過した
ら、再度タイマー230をリセットし(S23)すると
ともに、通常の間欠受信間隔である5秒よりも短い、例
えば1秒の時間間隔(第二の時間)で間欠受信を行う
(S24)。そして自局に対する呼出が判断された(S
25)場合は、S15からの処理を行い、通話を再開す
る。そして、たとえば10秒程度の所定期間、呼出がな
いと判断された(S26)場合は、S13に戻り、第一
の時間間隔で間欠受信を行う。
【0036】このように使用者による切断キー31の操
作による切断ではなく、規制時間の3分が経過したこと
による切断の場合は、会話の途中で切断された場合が多
く、再度呼出が行われることが考えられる。従って本発
明では、着呼側では待機時間の2秒が経過すると、通常
の間欠受信間隔よりも短い間隔で間欠受信を行うことに
より、すばやい通話の再開を行うことができるものであ
る。
【0037】なお、上述のように本発明によれば着信側
は再発呼にそなえて短い間隔で間欠受信を行っている。
通常の発呼動作は例えば10秒間連続的に行われるが、
上述のように規制時間の3分間が経過したことにより切
断された場合の再発呼の時間を5秒程度の通常より短い
時間に設定しても接続を行うことができる。このように
再発呼の時間を短縮することにより、接続できなかった
場合でも速やかに待ち受け状態に復帰することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上の本発明によれば、ディジタルコー
ドレス電話装置を使用して、通話時間や通話切断後の休
止期間の時間規制のあるトランシーバ機能を利用する場
合においても、すばやい通話の再開を行うことが可能で
あり、また何ら不便さを感じさせることなく通話を再開
させることが可能となり、大変使い勝手を良くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディジタルコードレス電話装置
の子機の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるディジタルコードレス電話装置
の子機の外観を示す正面図である。
【図3】図1に示すCPU23で行われるトランシーバ
モードにおける発信時の制御を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1に示すCPU23で行われるトランシーバ
モードにおける着信時の制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
23 CPU 230 メモリ 231 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/72 - 1/737 H04M 15/00 - 15/38 H04Q 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信により、親機や移動先の公衆基地
    局を介して相手先との通話が可能である子機を有し、し
    かも、同一親機に登録された複数の子機間において規制
    された時間内で直接通話を行うことが可能なディジタル
    コードレス電話装置であって、前記子機が通話時間を計
    時するタイマと、 所定時間間隔で間欠的に受信を行う間欠受信手段と、 前記間欠受信手段の受信間隔を設定する受信間隔設定手
    段と、 規制通話時間を経過して通話が切断されたとき、間欠受
    信の受信間隔を通常の動作モードにおける第一の時間よ
    りも短い第二の時間に設定するよう受信間隔設定手段を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とするディジタ
    ルコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】無線通信により親機や移動先の公衆基地局
    を介して相手先との通話が可能である子機を有し、しか
    も、同一親機に登録された複数の子機間において規制さ
    れた時間内で直接通話を行うことが可能なディジタルコ
    ードレス電話装置であって、 前記子機が、 通話時間を計時するタイマと、 入力された相手先子機の呼出番号にて相手先子機を呼び
    出し通話を開始する通話手段と、 該入力された相手先子機の呼出番号を記憶する呼出番号
    記憶手段と、 前記タイマーによって通話時間が規制通話時間を超えた
    ことが検出されると強制的に通話を切断し、所定時間経
    過後に前記呼出番号記憶手段に記憶された呼出番号にて
    再発呼を行う再発呼手段と、 所定時間間隔で間欠的に受信を行う間欠受信手段と、 前記間欠受信手段の受信間隔を設定する受信間隔設定手
    段と、 着信後、規制通話時間を経過して通話が切断されたと
    き、間欠受信間隔を通常の動作モードにおける第一の時
    間よりも短い第二の時間に設定するよう受信間隔設定手
    段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするディジ
    タルコードレス電話装置。
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